20121015 of Central Sun Ascension Report

2012/10/15 月例セミナー

神の器で言霊を使う

①言霊のパワーを使いこなす

私は日の本の神として現れてきました。言霊についての学びをしておられました。本来言霊は人が神となって言葉を発し、人間世界を、物質世界を神の国としてつくり上げるために仕組まれた働きです。神として言葉を発し、神の国をつくり上げていく、そのために口に出す言葉は神の代理人となって言葉を出し、世界をつくり変えていく、一人ひとりが神の役割を持ち、一人ひとりが自分だけの力を発揮して素晴らしい世界をつくっていくのです。

自分はどういう世界をつくり上げていくか、どういう神の世界を実現するか、それを多くの神々が見守り、素晴らしい神の世界が現れるのを待ち続けているのです。言葉を使って現実化させるためには自分が神の代理人、神と同じパワーであるという意識を持つ必要があります。

正しい言葉で神として言葉を出していく、そうすればそこに生命が入り、願っているものが生命を持って動き出し、神の思いの通りに現象がつくられていきます。本当に神と繋がり、神の意識で正しい言葉を出していけば、争いはなくなり、迷いもなくなり、すべてのものが神のように振舞っていけるでしょう。

今の段階で必要なのは、ただ言葉を発して良い世界をつくるというより、まず一人ひとりが神としてふさわしい意識を身に付けていく、神として最もふさわしい器を身に付ける、これがまず大事になります。自分が神としてふさわしい器になり、能力を身に付ける、そのためにも自分の体の中に神がやって来れる体にする、神が住むことのできる体にする、こういう意識が必要です。

肉体の中に自分だけが肉体の中に占めているのではなく、神が入って来れる空間を開けておき、神がいつでもその空間にやって来れるようにする、神が入って来れる空間はとても神聖であり、静けさな空間の中で神の力を発揮できる、そういう空間が必要なのです。

皆さん方は誰もが神が入って来れる空間を用意する必要があり、自分は謙虚にそのために空間を保っておく、神の住まうべく空間をしっかりと保持しておく、これが皆さん方の役割になります。神が住める空間を保持するために、常に身をきれいにし、心を洗い清め、神がどのような意識でも力を発揮できるように肉体を高めておく、これが一人ひとりの役割になります。

そうすれば神が宿り、神が体を使って言葉を発し、神が自分の神の世界をつくり上げていくでしょう。皆さん方も神と一つになり、そして一人ひとりが自分だけの能力をうまく発揮して神の世界をつくり上げていくのです。言葉を発する前に神が宿れる体をつくる、そして神と共に言葉を発し、神の世界をつくり上げていく、言霊をしっかりと学び、言霊のパワーを使いこなしていく、ぜひそれを行なえるようにしていってください。

②コトダマのパワー

「あ」の言霊の神、あという響き、言葉にはすべての始まり、すべての始まりであると同時にすべてを含み、すべてが内在されている。あの言霊には一人ひとりが神となる本質的な響きが入っております。神から分かれ自分が神となって動く、その始まりであり、自分が一人でも完全になすべきことがなせるように仕組まれた状態です。

このあの言霊、響きは一人ひとりの心で完全に目覚め、動き出していく状況にあります。古代の人々はまずこのあと共にあり、あと一つになり、あになって動いていきました。言霊を忘れた今の人々はあにも繋がらず、ただ肉体のままで動いております。あのパワーを一人ひとりに入れていきますので、一人ひとりあという言葉を発しながらあのエネルギーを取り込み、あと一つになっていってください。

「わ」の神、わ、一人ひとりが大いなるすべてから離れ、自らが神となって動き出す。一人ひとりが神でありながら他の人も自分と同じ神であることを認める。一人ひとりがすべて神であり、一人ひとりを認めることによって自分が神となる。自分がありながらすべての人が自分であり、自分とすべてが同じ。すべてが自分、このすべてと自分を関係付ける波動、それがわになる。

わは一人とすべての間の波動であり、一人だけでなければすべてだけというわけでもない。大いなるものと大いなるすべて、自分とすべて、そこを取り持つ波動がわである。わの波動を取り込んでください。

「ひふみ」、ひふみの言霊は高き波動なり。ひふみの言霊により生命が生まれ、ひふみの言霊により生命が栄え、ひふみの言霊で生命が生まれ変わる。ひふみは生命の大元であり、一人ひとりの生命の始まりでもある。ひふみを唱えることにより生命が動き、生命が目覚め、生命が先に進んでいく。

ひふみは一人ひとりの意識レベルを新たなる状態へと導く、ひふみを心の中に保ち、常に生きている喜びを、生きている実感を、生かされている感謝を持つこと。ひふみにより生命が動き出す。ひふみは一人ひとりの生命を進化させる。ひふみ、何度も唱えて波動を取り込むように。

一人ひとりの言霊を見てみよう。

A、という言葉に尊さとあるものに向かって確実に進んでいく強さが込められている。けんじの波動には自分が求めているもの、自分の進むべきものに向かい、生命がそこにずっと向かっていくという響きがある、それにより自分が目的としてつくったものは必ずいつかは達成される。何かを成したいという思いがある限り必ずいつかはそれが達成される。この言霊が時として乱れ、弱くなる場合がある。何かに向かって進んでいる時、自分の方向性を混乱させる波動がやってくる。この混乱させる波動がくると、まごつき、方向性が狂ってしまう。混乱させる波動を防ぐ、あるいはそれに影響されないようにするために、かの波動がそれを防いでいく、かの波動を常に意識することにより方向性は常に一つであり、求めるものが達成される。かを見失うと方向が乱れてしまい、心が揺らぎ、自分が何をやっているのか疑問が沸き起こってくる。常にかの波動で自らを律し、そして目標に向かって進むように。

Bという言葉に自分が長年掛けて育て、大切につくり上げてきたものがいつかの時点で大きく外に広がっていくという波動がある。自分が時間を掛けゆっくりと育ててきたもの、それを表に出す時、このタイミングが非常に難しい。それぞれ時期があり、時期が来た時に暖めていたものを表に出す。時期を間違うと表に出す時、うまくそれが現れなかったり、形にならないケースがある。時期を知ることがとても大事であり、時期を知るために間を覚えること、間をしっかりと覚え、良いタイミング、良い時期を常に見極め、良い時に暖め育ててきたものを出していく、ただがむしゃらに出したり、自分のことだけを考えて出すと魔が入り、形に現れなくなってしまう。間をよく理解し、間を友達として常良いタイミングつくれるように。

Cという言霊、これは勇ましさや強さを内に秘めていながら、極めて謙虚に大人しく行動していく、内なる強さと表から見た謙虚さ、これがいさおの波動であり、内なる強さをどのようにして他を生かす方向に持っていくか。自らを律し、自らをうまくコントロールするには良い波動であるが、他者に伝えるのが非常に難しい。内なる強さは自分のためだけに使われていき、他を生かし、他を成長させるための強さを使うことがとても難しい。謙虚で大人しいという表向きとは別に内面ではとても強いパワーがある。時々判断を狂わせると、この内面の強さが爆発的に外に出て破壊的にさせてしまう場合がある。強さをどうコントロールし、どのようにして他を生かす方向に使っていくか、そのためにあなた自身が自分自身をよく理解すると同時に、自分自身を表に出す時に良いパワーをうまく表現できるような仕方を覚えていく、表現方法、うまく形に現す方法、表から見て分かりやすい表現の仕方、それによって隠れている内面のパワーを外側から分かるように表現させていく、それが求められているものであろう。内面のパワーを外に現すために自分が不得意と思っているもの、できないと思っているもの、苦手と思っているものに挑戦し自分なりに新しいやり方を身に付けていくこと、何らかの形に現せるような方法を見つけていくこと、そうやって自分の内面のパワーを外側に表現できるようにしてみてください。

Dさん、この言葉には純粋性を求める波動と一なるものを求めながら悩み苦しみ、あちこち迷ってしまう波動があります。この言霊は一つのものに向かいながらも、わずかでもネガティブな思いや不安、心配を出すとすぐに方向が分からなくなり、見失ってしまう、そういう言霊です。したがって自分が一切迷いを持たず、不安や心配を持たず、ただ一なる本来のものを求める時は、自分の進む方向に従って良きものが与えられるでしょう。しかし不安や迷い、心配を持つとたちどころにして自分の道を防ぐ、妨害される、邪魔される道になってしまい、迷い始め、道が分からなくなります。どのような状況でも迷いや不安を持つことなく、一なる本来のものに向けて進み続け
、ただひたすら前に進んでいく、そういう意識が必要となります。本来の一なるものに向かい、そこから反れないように進むために本来の一なるものを常に頭の中に思い描き、それがすでに手にしているもの、すでに手にあるもの、すでにあるものとして認識をしていってください。

E、あなたの言葉には深いレベルにおいて別の波動が合わさっており、表に見える波動と深いレベルまで見て感ずる波動が存在しています。表の波動は素直で純粋な波動として存在し、自分自身のあるべき姿、自分自身の本来の姿が常に感じられるようにされております。しかし深いところで見た時、波動は一転してしまい、自らの波動を常に変えていく、自分でつくり上げたものをすぐ変えてしまう、この波動が奥底にあります。それによって自分が決めたことや判断したことがまた後で変化していき、別の思いになってしまう、別の感覚になってしまう、自分が信じてそれで良いと思ったことが後で考えると別の状態になってしまう、こういう波動が奥底にあります。したがって自分の心に純粋に素直に判断して行動したとしても、後で後悔してしまう、後で考え直してしまうという波動になります。自分の良き波動は残しておき、自分の改善すべきことを見つめていく、そのためには常に一定しているもの、決まったもの、固定的なものは何一つ存在せず、どのものも必ず変化していく、どの段階にきても常に変化していく、そういう認識を持ってください。それで良いとか、これで良い、こうすれば良いという解釈はその時の一瞬だけ良い波動になり、すぐにもうそれでは合わない、変化させなければならない、調整しなければならないという思いに変わっていきます。一つの段階に留めたり、押し込めたりせずに常に変化していく、常に変わっていく、そういう認識を持ち、変わり続ける現象、変わり続ける自分に意識を向けてください。変わり続けていく、それを受け入れていく、常に変わり、常に受け入れていく、そういう言葉が本来のあなたの言霊になります。素直に見ながらも常に変化をそのまま受け入れていく、ぜひそれを身に付けていってください。

Fという言葉にとても深い意味があります。この言葉には新しく物事をつくり上げ広げていくという言霊が入っており、常に新しいものを生み出していく、新しいものをつくり出していくという波動があります。新しいものをつくり出していく、しかしそのためには自分が新しい波動の中に入り、新しい波動をしっかりと感ずることが必要です。外側から見ていても新しい波動はなかなか見えず、扱うのがとても難しいのです。その新しいものに常に意識を向けながら本質を捉え、本質を広げていく、新しいものの本質を見抜き、その本質を広げていく、これが必要な波動になります。単なる感覚や見た目だけで思うのではなく、本質を理解してそれを動かしていく。あなた自身がいろんなものにおいて本質を見抜き、それを広げるようにできるようになると、いろんな波動があなたの周りで動き始め、自分の世界が大きなパワーで動かされていきます。あなたがまず本質を見抜き広げるということを行なってください。それによってあなたの世界そのものが動いていきます。

Gという波動には優しさと柔軟性で人々をまとめていく、そういうエネルギーが入っています。優しさと柔軟性で人々を一つにしていく、そのためには常に自分が深いレベルに理解を示し、人々の心を理解できるようになること、人々の心を理解できるようになり、人々の方向性を扱っていくと必ず何らかの波動が感じられ、その人を高いところへと持っていくことができるでしょう。自分がよくいろんなものに意識を向け、感じ、高い波動へと導くように意識をしてみる、そうすれば自分の感ずるものは常に光の中に導かれ、強い光になって奉仕を続けていきます。ぜひ自分のパワーをうまく使い広げられるようにしていってください。

Hという波動には始まりのシンボルとそこから発展していって新しい生命に繋がる、こういう響きがあります。本来の素晴らしい神々の流れから始まり、さらなる次の波動へと変化していく、この波動であり、このあいかという波動は自分自身を見つめると同時に他に強いエネルギーが動くような波動になっています。他にいかに適切な波動を出していくか、他の人にどのようにして心で繋がっていくか、そのヒントがこの中にあり、あいかという言葉で人々の心の深いところに自分のエネルギーが流れていきます。この波動を自分のものとして良いエネルギーで使い続けていけば、いろんな人々に自分の波動を繋げることができるでしょう。自分自身の名前を良い意味でうまく使いこなし、人々の心の中に繋げていく、ぜひ行なっていってください。

Iさん、あなたの名前の言霊には常に認められる、恵まれる、そのような響きが隠されています。本来的に恵まれている、認められている、立派であるという波動があります。これを名前として使う時、自信を持って行なうことにより強い現実化が行なわれていきます。自分は恵まれている、自分はできる、そう信ずることにより口に出す言葉が現実化しやすくなり、自分の本質的なところの願いが現実化されるように動いていきます。この言葉を使いながら常に人々に対し自分から認めていく、自分から他を裕福にさせていく、こういう思いを持つと本来のパワーがより強くなり、自分の世界をもっとうまく使えるようになっていきます。他を認め、他を裕福にさせていく、この波動も使っていってく
ださい。

Jという言葉に天が与えたものを確実に形を成して他のものへ伝えていく、こういう響きがあります。天があなたを通して伝えたもの、あなたを通して与えたもの、それをあなたは受け取りながら、形あるものへとつくり変え、人々に渡していく、それが物であったり、歌であったり、言葉であったり、いろんな形になるでしょう。自分の得意なものを見つけていき、一番最適な形へとつくり変え、そして広げていきます。天からの思いを受け取れるようになり、またそれをいろんな形に現せるようにする、これが必要な能力であり、それに向けていろんなトレーニングをすることも良いでしょう。天に繋がると同時にいろんな形に現す練習、自分がどういう特徴を持っているか、何が好きなのか、そうやっていろんな形をつくるやり方を見つけていってください。

皆さんの名前から来る言霊や言葉を説明してみました。自分の名前は意味があり、必ず言霊のパワーを持っています。自分の名前を何度か口に出しながら今聞いたアドバイスを参考にして新しいエネルギーにつくり変えてみてください。

③神にふさわしい言葉を

天之御中主大神として申す。神の言葉と一つになるものよ、言葉を神の言葉として口から出すように。すべてが神の思いである。言葉を出すということは神との繋がりを持ち、神の世界へ実現するという意志の現れとなる。言葉を出すということは神の世界へつくることであり、正しき言葉、神にふさわしい言葉でなければならない。

相手を傷付けたり、不快にさせる言葉は口に出すことなく、心の中で消却すること。心の中で消却するのは頭の中で閃いた否定的な言葉や口に出してはいけない言葉を一旦心の中に閉じ込め、神にふさわしくない言葉であることを自ら悟り、そして神にふさわしくない言葉は神の世界に現れることはできず、神でない世界に送り込むこと。

そう思いながら心の中の良くない言葉を自分の体の下の方に降ろしていき、神の世界から離れるように持っていく、本来の正しい言葉は神の世界で使われる。神から離れる言葉は神ではない世界へと送っていく、こうやって言葉をうまくコントロールしていき、神の言葉、正しい言葉だけを口に出して神の世界をつくり上げるように。一人ひとりが神となって世界をつくっていくように。

それではここまでにいたします、ありがとうございました。

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