20111107 of Central Sun Ascension Report

2011/11/7 月曜交流会

古い執着的なエネルギーを手放すこと

①自然界と人間界

私は光のマスターとしてお話をいたします。私はこの次元世界を管理しているマスターです。この次元世界というのは皆さん方が俗に物質世界、現象の世界と呼んでいる世界と思って構いません。いわゆる皆さん方がごく普通に生活している世界の話と思って良いでしょう。

この皆さん方の世界が今急激に姿を変えつつあります。姿を変えるという意味が分からないかもしれません。でも私たちの目から見ればまさしく姿が変わっていくのです。皆さん方から見た時、毎日のように地球上での変化が見られていると思われます。

自然がおかしくなり、サイクルが変化してきてこれまでの自然界とは姿を変えてきている、まさしくこれが姿を変えている証になります。日本においても水による災害が目立ってきているでしょう。地球的に見て水に関わる災害が多く現れております。

そして地震などの大地の揺れも多くなってきております。大地と水が動き出してきて人間の生活空間を脅かすようになってきている、これは人間世界から見れば恐怖であり、災害であり、何とか自然をなだめて沈静化することを願う、こういう意識になってくるでしょう。

文字通り古代の人々はこのような現象があった時は、神官などが神にお願いをして魂を鎮めるということを行なっておりました。大地の神や水の神の魂を鎮めて、そしておとなしくしてもらう、こういったことを儀式として行なっておりました。

現代においてはそのような儀式がほとんど行なわれなくなっております。もちろん魂を鎮めるという発想がなくなってきており、それを信じている人がほとんどいないこともあるでしょう。しかしこの点に関していうと古代の人々が魂を鎮めるというお祈りやお祭りをしたことは、ある意味では意味のあることであり、それによって大地が収まることは何度もありました。

人間はどのように文明が発達しても大地や水の神を恐れておりました。やはり地が騒ぎ、水が暴れれば魂を鎮めようとしていたのです。現代人に至ってはどうでしょう。大地が騒ぎ、水が暴れても単なる自然現象として解決してしまい、またテクノロジーでそれを避けようとする、人間がいろいろ頭を使って災害が起きたとしても最小限の被害に食い止めていく、こういう発想でしのいでいこうとしております。

もしこのようなやり方で災害を防いでいくと、いずれはどれだけ人間が頭を使い、知恵を使ったとしてもそれではまったく効果のない災害が起こるようになります。元々は人間が大地の神や水の神をおろそかにして声を聞かなくなり、挙句の果てには大地の神や水の神を亡き者にしてしまい、その心を踏みにじったことから災害が起こり始めているのです。

ある意味では今こそ土地の神や水の神に対して人々がお詫びをし、反省をし、そして大地や水と共に生きるということをなさねばなりません。大地の神、水の神はなぜ人間に対して災害を起こすようになったのでしょう。単なる地震や洪水だけなら人間の住んでいないところで起きても問題はないはずです。

まったく人間に被害を与えないで現象が起こることは可能なのです。ところが今は人間に被害を与える現象として地が騒ぎ、水が暴れているのです。人間はそろそろ自分たちの心を反省しなければなりません。どれだけ大地の神を無視し、水の神をぞんざいに扱ってきたか。土に生かされ、水に生かされていることを忘れ、人間がすべての支配者であるかのように操っている、これは自然の理には合わない意識なのです。

中にはもちろん自然のことをよく理解し、自然と共に歩み、自然を愛する人もたくさんおります。本当に自然と一体となって生きている人もおります。皆さん方にはそういう人々を見ながら、こういう自然を愛している人でも犠牲になってしまう人がいる、自然と共に生きながら大地に飲み込まれた人もいる、これは理不尽ではないか、人間の目から見たら確かに自然と共に歩み、自然と共に生きてきた人でも災害に遭って命を失う人がおります。

自然を愛するから自然に助けられる、自然と共に歩んでいるから自然が守ってくれる、こう聞けば確かに皆さん方はそれが筋であり納得できると思うかもしれません。皆さん方は本当に宇宙の原理、神の思いを理解する必要があります。自然を愛するから自然が守ってくれる、これは必ずしも有り得ないのです。

あの人が愛してくれるから私も愛してあげなければいけない、こういうことがあるでしょうか、自然は人間と駆け引きをしているわけではないのです。人間が愛してくれたから人間に愛し返す、そういうことはないのです。今人間は本当のことを学ばなければなりません。自然を愛し、たとえ自然が愛を返してくれなかったとしてもさらにその自然を愛し続けることができるかどうか、またそれができた人が本当の愛がある人です。

自然が同じように愛してくれたら私も自然を愛していく、こういう駆け引きの愛は本当の愛ではなく、条件付の愛であり感情的な愛といえるでしょう。自然界にはそのような条件的な愛は存在していないのです。今人間は本当にこれを理解する必要があります。

本当に地球のために尽くし地球を愛していれば地球が守ってくれる、これは人間が勝手に考えた論理であり、あるいは執着でもあり、あるいは間違った愛の解釈といえるでしょう。確かに自然は自然を愛してくれた人にそれなりの愛を返すことはあります。

しかしそれはその人間の魂のレベルに戻すだけであり、肉体的なものは人間のつくられた仕組みによってしか影響を受けていきません。皆さん方の人生は自分たちでつくり上げた人生でドラマが進んでいくだけであり、本来の自然のものたちとの駆け引きで動いているわけではないのです。

人間が自然界に対してどのように接していくか、今まさしくその最後の学びの段階にきており、ある意味では本当の愛を身に付けているかどうか、それが試されている最中といえるでしょう。どのような状況であっても本当に自然を愛し続けることができるかどうか、本当に自然を大事にしようと思っているかどうか、本当に自然を大事だと思っている人は自然とお話をしていきます。

木々に話しかけ、草花に話しかけ、昆虫に話しかけ、そして毎日の状況を感じながら自分ができることをなしていく、これが人間と自然界との接点といえるでしょう。それによって自然は喜びを感じます。自然だけではできないことを人間が行なってくれる、人間に対し喜びを感じ人間を偉大な生命と思うことでしょう。

しかしある時急に同じ人間が何十年も草花を愛していたのにまったく生活が良くならない、経済的に何も良いことがない、草木を愛したところで何も見返りがないではないか、急に怒り出してきて急に踏みにじっていきます。こういう人間の行動に自然のものたちはもう飽き飽きしてきたのです。人間と一緒に生活していても最後はいつも人間に裏切られてしまう、最後はいつも人間がキレてしまう、ほとんどが人間側が見返りがない、何も得にならない、これだけ面倒を見ているのに生活は貧しくなる一方だ、このような理由で急に自然界に対して反旗を翻すのです。

自然界のものたちはもう人間に対して言うなりになることを止めるようになってきております。このような人間といつまでも共に暮らしていても自然界にとって良くはない、自然界が破壊されるだけである、そう認識した自然界の生命あるものたちが人間に頼らず、人間に依存せず、人間とかかわり無く自然界だけで一つのシステムをつくり上げよう、このような意識になってきているのです。

人間がどのような叫びを出そうが、どのような救いを求めようが、もう自然界のものたちに届くことはないでしょう。これからどのような天変地異があって人間がどれだけ叫び声を上げようとも自然界のものたちはそういう人間を救うことはないでしょう。

すべて人間によって踏みにじられてしまった自然界のものたちの意志表示といえます。その一方で自然界のものたちはすでに進化している高度な人間の意識にも触れてきております。すでに進化している人間の意識に自然界のものたちが触れると、自然界のものたちはこれ以上もないような幸福感を味わい、喜びを感じ、大きな意識を感じていきます。

進化したものたちの意識レベルはとても高く自然界にとってはこれ以上もない至福感を与えてくれるのです。今の地球の人間たちの出している波動とはまったく異なり、喜びがあり、慈しみがあり、また信頼があり、本当に繋がっているという意識が存在しているのです。

今自然界のものたちは肉体を持ったこの世界の人間よりも高度な次元世界における人間の意識レベルに焦点を当ててきております。そして高い次元の人間の意識レベルに合わせ、その人間と共に生活をしようと意識を変えてきております。自然界のものたちはこの物質的な世界ではなく、さらに上位の世界の人間の意識レベルに向っており、ある意味ではすでにアセンションを進めているのです。

そのアセンションを進めるためには今の人間世界との繋がりを切る必要があり、人間世界の執着的な感情から解き放たれ、新たなる次元世界の人間に繋ごうとしているのです。そしてこれが人間界から見た時、自然界の氾濫、天変地異、地球が狂っているという風に感じられてくるのです。

今の人間の意識が変わらなければこの現象はますます大きくなっていくでしょう。自然界のものたちはさらに人間の意識から離れていき、彼らはより高度な人間の意識レベルに向っていきます。彼らは高度な人間の意識レベルに向かい繋がることにより喜びを感じ、また新しい地球の姿で新しい自然として生まれ変わっていくでしょう。

今この地球上における人間たちの意識レベル、この意識レベルが植物と同じように高まっていき、新たなる世界での高度な人間の意識レベルに合っていくと、人間自身もアセンションして新たなる意識レベルへと向うことができるでしょう。しかしそのためには人間自身も今のこの世界における古い執着的なエネルギー、感情的なエネルギーを手放さなくてはなりません。

これまでの古いエネルギーに執着していると高い世界に向うことができず、結局は天変地異の中に巻き込まれてしまいます。これから人間と自然がさらに混沌を増していき、まさしくカオスと呼ばれる状態になっていくでしょう。人間から見れば自然界が狂った、もう人間の力では何もできない、ただ自然が破壊されていくのを人間は見ているだけ、このように目に映るでしょう。

確かに見方によっては自然界は人間に対し攻撃している、氾濫している、このように映ることでしよう。しかし実態は自然界の意識レベルが次の意識レベルに向っており、高い人間の意識レベルに繋がろうとしている証なのです。人間がそれに気付き、人間自身が高い意識レベルに向うことができるかどうか、自然界を守り通し、見返りを求めず、自然界のために接することができるかどうか、まさしく今そういう時期になっているのです。

このような状況において皆さん方は自然界とどのように接していくのか、自然の中で自然を愛し自然を感じ自然に感謝をする、その思いは自然に伝わっていきます。自然界はそれによる喜びを感ずることができます。ただだからといってその人個人を救うことがあるかどうか、それはまったく分かりません。

おそらくほとんどないかもしれません。ただ中には自然界の中でも極めて進化した存在があります。皆さんの言葉でいう精霊たち、自然の守り神、こういった存在たちがそのような自然の意識を感じ取り、本当に感謝している人間や本当に救いたいと思っている人間がいる時に、精霊たちがやってきてその人間を救うことはあります。精霊たちはそのようにして自然と共に生きながら、時折人間に対していろいろな関係をつくることがあります。自然界のルールの中で精霊たちがどのようにして人間と接していくのか。

②人間がつくり変えた自然界

私は森の精霊。森の精霊としてこの地球という美しい自然の中で楽しんでおります。森の精霊として現れてきましたが、人間界とお話をするのはわずかしかありませんでした。今日は神々からの特別な依頼によりこの場に呼ばれてきました。人間は自然に対し、ほとんど無礼な行動を取り続けております。

海にも山にも森にも命があり、守り神がいて、そしてこの自然界の中で共に生きております。人間が森に入ったり、川に入る、山に登る、そういう時は必ずそれらの精霊たちに許可を求め、許可のあるものだけが入ることを許されておりました。今は許可を得るという考えもなく、いたずらに入ってきていたずらに破壊し、そしてすぐに出て行く、こういう状況が続いております。

自然を守る精霊たちも人間を阻止することができなくなり、自然がどんどん人間の手によって破壊されております。中には本当に自然を愛し、喜びを持って愛を持って接してくる人もおります。多くの人間は素晴らしい、美しい、幽玄だ、自然界の美しさを特に強調しております。

また昔の人々は命を感じ、強い生命力がある、生き生きしている、若い命だ、柔らかな気が漂っている、このような表現をとる人もたくさんおりました。今人間は人間のつくった価値観の中に進み続け、人間にしか分からない価値観の中で自然を論じ、地球を分析しております。

地球や宇宙の状況は人間の価値観によってつくられた状況であり、本来の地球でも太陽でも宇宙でもありません。人間にとって都合の良い概念によってつくり上げられたままです。自然界の存在も同じ状況であり、人間の都合によって解釈され分析され、またつくり変えられております。

今ここにいる皆さん方は少しでも自然との繋がりを良くし、また新たなる世界に向け美しい世界をつくり上げようと願っているようです。私は森の精霊としてやってきましたが、皆さん方の置かれている状況を見た時、皆さん方が自然界との間においてのルール、約束事、繋がり、それにおいてもっともっと身に付けなければならないものがあります。

自然界を目にしたり、触れる時、まず命を感じてください。自然の命、人間にも一人ひとり命があります。同じように自然界にも命があります。若々しい命があればどっしりとしている命、もう大分歳を取ってしまった命、いろんな命があります。その命を感じてください。

自然界の命を感じ、そしてその命に明らかに自分が感ずるもの、その命が本当に自分の中で動き出すような感じ、その命に触れ合う時、自分の中のある命が動き始めます。皆さん方の中の自然に通ずる命が目覚めるのです。皆さん方の中の自然との命が動き始めた時、この命は皆さん方の中で成長し始め、自然界の中でこの命がどんどん話しかけていくのです。

そうすると皆さん方の中の自然の命が自然界に働き掛け、皆さん方を守ってくれるのです。皆さん方が自然界の破壊の中で生き残るためには自分の中の自然の命を目覚めさせ、動き出した時、この自然の命が自然界に話しかけ、皆さん方の身を守ってくれるのです。

これから皆さん方の命の中からこの自然の命を活性化させ、目覚めさせ、自然界に働き掛けることができるようにワークをしていきます。楽な姿勢でしっかりとエネルギーを感ずるようにしておいてください。自然界の存在たちから皆さん方にエネルギーが流されていきます。

エネルギーを何か感じたらそこにずっと意識を向け、命の躍動を感じてください。そして何か命を感じたらその命の躍動に自分自身を重ね合わせ自分の命が動き出すのを感じてください。

皆さんでアファーメーションを唱えていただきます。私の自然の命が活性化しました。私

は自然と共に生きます。私は自然を愛します。自然と共に生きます。自然の神々よありがとう、宇宙の神々ありがとう。

皆さん方の自然の命が動き出しました。皆さん方が自然を愛し自然と共に生きる時、皆さん方の自然の命は自然界に語りかけていきます。それにより皆さん方を自然界の仲間として認識され、皆さん方を守ってくれるでしょう。私をここに呼んでくださった宇宙の神々に感謝とお礼を申し上げます。

③自然界とのつながり

私たちはハイアラーキーの仲間としてお話をいたします。自然との繋がりがつくられたことを喜びとして感じております。ぜひ自然界のメンバーとして一員として共に生きることを決意しておいてください。皆さん方へのアドバイスをしていきます。

Aさん、あなたの自然界との繋がりを見た時、これまでは意識レベルにおいては自然というものを認識し、また自然の中の生命を感ずることもできました。しかし現実の中でどこまで自然と繋がり、自然のために何かできるかという観点で見た時、自分でもどうして良いのか分からないという状態にありました。今自然界との繋がりが出来上がり、おそらく心で何かを感ずることが多くなっていくでしょう。何か自然に呼ばれている感じ、自然が自分を求めている感じ、これが伝わってきます。もしそう感じた時自分の直観を信じ、すぐに行動を取ってみる、すぐ自然界と触れ合ってみる、ぜひそれを行なってください、こういうことを何度も行なっていくと自然との繋がりが強くなり、そして自然界の災害に遭うことはなくなっていくでしょう。

Bさんの自然界との繋がりを見た時、自然界との繋がりがとても良く行なわれております。これまでの自然界との繋がりは人間と自然界との関係のところでどう生かしていくか、どう育てていくかという観点での繋がりが強くありました。今回の新たなる自然界との繋がりによりこの段階が一段階高くなっていきます。自然界の波動そのものを上げるにはどうするか、人間の都合によって人間のために変えるのではなく、自然界の身になって考えた時、彼らの次の波動の段階がどういう波動なのか、それは必ずしも人間の観点から見て人間のためになることではない場合もあります。そういったことを見抜きながらそれぞれの自然はどこへ向うのが良いのか、それを感じ取る能力が目覚めていくでしょう。これからはそういう観点で自然を見つめ、自然にとってどこが進化の方向性なのかを見極めていく、そういう接し方をするようにしてみてください。

Cさんの自然界との繋がりを見た時、あなたの意識の中では自然界という一つの枠組みや考えが出来上がり、その範囲内の中では自分の中ではとても良い波動として定着しております。この頭の中での自然という一つの世界と、実際の地球上にある自然との魂の繋がりを見た時、自然との魂での繋がりがそれ程強くはありませんでした。今日のワークにより自然の魂との繋がりが行なわれ、本当に自然の魂レベルでのふれあい、生きているという観点での自然との接し方、こういったところに意識が向くようになっております。これからそういう意味において概念での自然ではなく、本当に生きている実態を持った自然、そことの命ある繋がりをつくり上げ進化させていく、そういう観点で進むようにし
てみてください。

Dさんの自然界との繋がりを見た時、自然界の木や草花はDさんの波動ととても合っており、それなりの繋がりが出来上がっておりました。これらの自然のものたちは人間という枠ではなく、それこそ感覚的な世界でDさんとの繋がりが行なわれておりました。先ほどのワークによりこの繋がりが変化していき、植物や木々はDさんの世界をつくり上げる大きな要素として生まれ変わっていきます。これまではまだ地球の自然と自分という関係でしたが、これからはあなたの世界におけるあなたの世界での自然、あなたの世界での木や植物という風に意識が変化していきます。自分と接する植物は自分の世界の植物であり、自分と話が出来る植物は自分の世界での植物になっていくのです。こうやって地球上に存在する無数の木々や植物からあなたが接しふれあい、友とすることにより、あなたの世界の植物や木々へと変化していくのです。こうやって自分の世界を木々や植物で溢れさせ、楽しい自分の世界をつくるようにしてみてください。

今日は自然界と皆さん方との間でとても素晴らしい繋がりのワークができたことを喜びとしております。これから行なわれる地球上でのいろんな変化を必ずしも否定的に考えずに、すべて進化の現象として捉え、良い観点で眺めるようにしてみてください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。

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