20200928 of Central Sun Ascension Report

/慈悲/阿弥陀如来/相手の痛みが分かる/宇宙意識の慈悲/集まりや人種での苦しみや悲しみが分かる/相手の心につながる/共感能力/

2020/9/28 宇宙交流会[Zoom版]

このメッセージのいいねポイントは

宇宙レベルの痛み・悲しみを感じる能力が必要


①慈悲の心も宇宙レベルへと進化させる

阿弥陀でございます。

慈悲について、特にこれからの新しい宇宙意識のレベルでの慈悲、この慈悲の質的な変換について話をしていきます。

これまでの人間の意識の学びにおいて、慈悲は相手の心を感じ、痛み、苦しみ、悲しみを分かってあげ、その苦しみや悲しみを取り除いてあげる。苦しみや悲しみの原因、本質的なところを取り除くために、なぜその苦しみや悲しみを体験することになったのか。苦しみや悲しみを他人のせいにしたり何かのせいにするのではなく、自分自身が作り出したもの。自分自身が作り出したものであっても、その痛みや苦しみ、悲しみは十分に理解してあげる。この共感を主体にした慈悲がこれまでの人間世界における慈悲になっておりました。

相手を思う心、相手のつらさや痛みを分かってあげる、感じてあげる、苦しみを取り除いてあげる、こういう意識が慈悲になっておりました。この相手の心の苦しみ、心の傷、これを分かってあげるためには、相手がどういう心の使い方、どういう意識のレベル、そういう相手の状態を見抜く必要があり、相手の意識や心を見抜くことができない人は慈悲は起こってきません。

つまり相手の心の傷み、意識の苦しみを分かるためには、少しでも相手の心や意識につながる必要があります。相手が体験しているつらいこと、苦しいことを以前、自分も体験していた、自分も同じことを体験していた、同じことを体験していて自分はその苦しみを取り除くことができた。今はその同じ苦しみを体験しても、以前ほど苦しくはなく辛くはなく、自分で乗り越えることができる。このレベルに達した人がほかの人に対して慈悲をかけることができます。

まったく自分がその苦しみを体験していない、自分は相手の意識レベルに達していない、この場合はいくら励ましや相手のための言葉を投げかけたとしても、相手の心に通ずることはなく、慈悲には入っていきません。相手の痛みや苦しみを分かち合う、ある程度、お互いで分かち合う心が必要になります。

一方的にただ慈悲を感じたり、あるいは相手の辛さを何も感ぜずにただ言葉を投げかけたとしても、これは慈悲にはなっていきません。ある程度、相手の痛みや苦しみを感じ、感じたところでそこから楽になる言葉、心でつながり相手を慰める、苦しみを取り除いてあげる、勇気が湧いてきて自分の力で乗り切ることができる、自分で解決策を見出し自分で前向きに進むことができる、そういう意識になったとき、慈悲として受け取られることができます。

したがって相手の心につながる心が必要であり、ただ知識で、こういう時はこうしなさい、これをこうすれば大丈夫、このような知識だけを相手に伝えても慈悲にはなりません。

相手の痛みがある程度分かる、感じ取る、その上で良い解決策を与えていく。これによって慈悲が作られていきます。これまでの第三密度の人間の慈悲がこのような慈悲のタイプとして、人間によって現実化されておりました。

第四密度の進化のレベルに入り、宇宙意識につながってきたとき、苦しみや悲しみ、人が落ち込んでいる時、どのような慈悲が可能なのか。そもそも第四密度という世界において苦しむ、悲しむという人が存在するのかしないのか。そこから大きな疑問が出てくる人もいるでしょう。

第四密度の意識レベルに達したとき、自分自身の心も宇宙意識の心になり、自分個別の人間的な意識ではなく、もっと集合意識的な感覚の意識に入っていきます。自分だけの苦しみというよりは多くの人の苦しみ、グループや地域、何らかの集団的な意識、それを感じ取り、その世界における痛みや苦しみを感ずることになります。

したがってそういう第四密度の世界に入っていったとき、群集や民衆、国民、そういう人々の集まりとしての痛みや苦しみ、悲しみを感ずることになります。国民全員がもっている悲しみ、人種全員がもっている悲しみ、そういう感覚で痛みや苦しみを感じ取るために、個別の人の問題ではなく、人種、民衆、集合意識、そのレベルでの痛みや苦しみを感じ取っていきます。

そうなるとその苦しみや悲しみの原因が人種同士の差別であったり、国同士の争いであったり、集合意識レベルでの何らかのやりとりによって、苦しみや悲しみが作られ、それがカルマになって残っている。こういう感覚が分かってくるのが第四密度になっていきます。

したがって第四密度の世界においては一人ひとりの痛みや苦しみというよりも、もう少し大きなレベルでの痛みや苦しみに意識が向き、大きな集団の中で一人ひとりがまたどの役割を演じているか、そういう感覚になっていきます。

たとえば人種差別としての否定的な意識を引きずっている、その人種そのものが人種差別の意識を引きずっており、一人ひとりはその人種差別の中で、どの部分の辛さ、痛みを身につけてきたか。そういう見方になっていくために、全体の痛みや苦しみを感じながらも、その中で何を今、苦しみとして感じているか、悲しみとして体験しているか、そういう感覚の意識に変わっていきます。

その場合、ただ慰めるとか共感するというレベルの問題ではなく、そもそもの人種差別、そもそもの敗北者精神、ネガティブな意識、国民性や人種そのものが抱えている卑屈な心や裏切られた心、こういう集合意識的な世界の意識に入っていきます。

これを感じたとき、自分自身はどういう波動をもっているのか。被害者意識としての意識を身につけており、そこで共感して相手の痛みや苦しみを感じているのか。あるいは加害者的な意識で相手につながり、自分が加害者で相手が被害者という感覚で被害者の意識を感じているのか。そういう自分と相手との関係性の中で感じられる痛みや苦しみが変わってきます。

それぞれの感じ方、自分と相手との関係性においてのカルマとしてのエネルギーが動いてくるために、それに応じて相手の心を浄化していく。痛みや苦しみを分かち合い、良い方向へともっていくと同時に、カルマそのものがない状態へともっていくことを考えていく。そういう意識が動いていきます。

したがって相手の心の痛みや苦しみは国民や人種レベルでの感じ方になり、一人ひとりはただそれを表現している人間、それぞれが具現化させている人間ですが、エネルギーそのものは集合意識として感じている。自分の解決すべきエネルギーは集合意識の方であり、個別の人間を通してそこにつながっている集合意識をどう修復していくか、集合意識レベル浄化していくか、そういう発想へと変わっていきます。

したがってカルマの浄化としては集合意識、団体、人種、そういうレベルでの浄化が必要となってきて、多くの人で同時に浄化していく、多くの人で共感し、慈悲を感じ、相手の痛みや苦しみを感じ取り、心を和らげていく。そういう活動に変わっていきます。

この第四密度のレベルでの苦しみや悲しみは、感じている方も相手が苦しいと表現している方も、どちらもエネルギー的な痛みや苦しみを感じ、浄化し、修復する必要があります。

痛みを感じている本人そのものと、そこに意識を向け共感している人々、お互いが痛みや苦しみを感じ、この痛みや苦しみを浄化していく。こうやって少しずつ少しずつ苦しみや悲しみ、あるいはその原因となっているエネルギーを浄化し、綺麗な状態へともっていく。これが第四密度のやり方として現れてきます。

もちろんエネルギーの種類によってかなり変わってくるために、現実的にはそれぞれエネルギーごとに対処するやり方が変わってきます。皆さんもそういう体験を通して、一つひとつ、どういうときはどういうやり方で、また新しい別のタイプではまたどういうやり方で処理するか、そうやって一つひとつを学びとっていく必要性があります。

一つひとつを個別に感じ、個別に共感しながらも、多くのエネルギーワークを行ない、全体的に浄化供養を進めていく。こうやって二極化のレベルで中途半端だった状態を、第三密度のエネルギーから第四密度へと切り替えるために、新しい発想で新しい意識で浄化していく。このやり方を学んでいきます。

それぞれが自分がもっているレベルのエネルギーと、相手の痛みやつらさを感じ取る共感能力、これをうまく組み合わせて、多くの慈悲、多くの慈しみの心が動くように学びを進めていってください。

それでは個人のアドバイスにいきます。




※個人アドバイスは省略します。

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