20200816 of Central Sun Ascension Report

/人間から聖者へ/聖者の心/自分の身につけた力は何か/聖者は自分の力量を知っている/

2020/8/16 月例セミナー:修身と徳

このメッセージのいいねポイントは

人間意識を超越した魂の世界での資質


①志の同じものたちが集まってくる

私は光の聖者。自分で聖者と名乗ることはほとんどありませんが、皆さん方の意識からしたとき、そのように位置づけられているでしょう。この聖者という世界は人間的な意識を終えた、人間としての学びを終えたという意味であり、人間的な形態や人間的な流れ、そういう流れにあったとしてもいわゆる皆さん方が認識している人間という意識はなくなっている。それを聖者の世界と思ってください。

皆さん方が今日学んだ徳、この徳はある意味では人間意識を聖者の意識へ引き上げていく。人間的な心から聖者の心へ引き上げていく。そのための学びと理解すれば良いと思われます。

人間の心から聖者の心へと高めていく。そのためには聖者とは何なのか。聖者の世界を知る必要があるでしょう。人間の心に聖者の生き方を教えるためには、やはり聖者を正しく教えないと理解できないものと思われます。

この聖者の世界は人間であった人が進化してきて聖者のレベルに上がってきました。もともとは人間でありながら人間の学びを終了させ、そしてさらに魂の進化の方向性として聖者の道を選んだ者、これが聖者になります。

つまり人間の進化の流れを終えた者がすべて聖者という意味ではなく、人間の道を終えても聖者ではない別の道を進む人もおります。皆さん方から見れば、天使や宇宙を創造する流れ、あるいは動物王国やほかの世界を作ろうとする者、いろんな流れの世界があります。

聖者の世界というのは人間の流れを体験してきながらも、さらなる正しい生き方、真理、あるいは自分を高める、そこに意識を向けているのが聖者の世界になります。つまり聖者になってもまだ自分は誰なのか、自分はどこに向かうのか、それを追求しているのです。

聖者になったからすべてを分かった、すべてを理解したという意味ではなく、聖者のレベルでも自分を追求すればするほど、またさらなる高い自分が現れてきます。

皆さん方の人間の意識を超越したとき、魂レベルで見て、自分が大きな大きな魂の存在であった、それに気付いたとしても、またその魂の上の世界があり、魂を創り出したり、魂の流れを決めている存在たちがおります。

そこまで引き上がっていく。そこまで引き上がっていったとき、一人ひとりの人間ではなく人類そのものを一つとして見ていく。人類という単位で人間を見ていく。そういう世界の聖者が現れてきます。

さらにそれを超越していくと、星や太陽、さまざまなものが人間と強いつながりをもち、それらの全体的な世界が聖者の世界となって見えてくる。こうやって聖者のレベルをどんどん高めていくという流れもあります。

皆さん方が学んだ徳は自分の力を知るためにはとても良い学びになります。自分がどういう力をもっているのか。人と接する時、どの力で人と接するのか。

愛をもっているものは愛の力で接するでしょう。慈悲をもってるものは慈悲の力で接するでしょう。勇気あるものは勇気で人と接するでしょう。自分がどの力で人と接していくか。それによっていろんな傾向に分かれていきます。

聖者の世界は自分の力量を全部、知っていると同時に、目の前の人の力量や意識を調べ、一番よい接し方が何であるのか。よい接し方というのは必ず目の前の人が何か気づき、成長がある。自分の魂や自分自身について、まだ理解していないところがある時、理解していないところに目を向けさせるようなことをあえて行なっていく。

あるいはその人にとって何年も苦しんでいて、その原因が自分自身であることにまだ気がついていない。そういう人には自分自身がすべての原因であることを知らせるような現実を作り上げていく。

こうやって目の前の人に完全に意識を向け、その人が進化できるように体験を作っていく。これが聖者の世界になっていきます。

そのためには自分の力量を正しく見抜き、相手も正しく見抜いていく。それによって一番よい接し方、一番成長が良いやり方、それをうまく見抜き、現実を作り上げていくのです。

今の皆さん方の意識レベルでもそれは可能になります。自分が分かっていることをただすべて教えたり、口に出すことが目的ではなく、相手は今、何にてこずっているのか。相手が何年もずっと前に進むことができない壁にぶつかっている。その壁の原因は何なのか。そういったことを見抜き、それを乗り越えるような現実をあえて作っていく。これが皆さん方のテーマになっていきます。

これまで人のため、目の前の人に奉仕をするという言い方をして、自分が他の人のためになることをする。これを教わってきました。第三密度の世界においては、目の前の人が困っていたら助けてあげる。おなかが空いていたら食べ物をあげたり、病に入っていれば薬よう準備してあげたり、一人ひとりの悩みや問題が解決できるように手伝っていく。これは第三密度のころの徳として現れておりました。

第四密度においてはもっと魂のレベルに入っていき、魂が成長する、魂が進化しながら肉体の頭でも新しいことに気づく、自分について理解していく。その方向へ意識を向けさせるのが皆さん方の役割になります。

そういう意味において自分をまず正しく見ると同時に、自分自身がもっている欠点や気づいていないところ、まだ自分でも分かっていない自分のこと、それを気づかせるために目の前に人が現れてきます。

その人を見て自分が気が付くところ、気になるところ、不愉快になるところ、すべて自分の心を現していきます。今、自分がどういうところなのか。それを見せてくれる良い人たちが目の前に現れてきます。

自分自身がそういう人の心を感ずることによって自分の心も分かっていく。こうやって常に目の前の人には感謝をしながらも、自分がほかの人のために何かもっと良い活動ができるかどうか。それ見抜きながら行動に移していくのです。

一人ひとりに対する心遣い、気づかい、いろんな奉仕的な活動ができるようになっていくと、社会全体を見て貢献できること、社会がより発展し、社会が良い状態になるために自分ができることを見つけようとします。

そうやって自分が社会全体に貢献できるもの、社会に役立たせることができるもの、それを自分で見つけ、そしてそれを行動に移していくのです。

これからの第四密度の生き方において、志の同じものが集まってくるでしょう。自分が願っていること、志していることがある時に、同じような志の人が集まってきて、同じようなことをする。そういう同じような志の人同士が協力し合うと、とても大きなものができるようになります。

お互いに尊重し合いながら大きなことを行なうようにする。志だけではなく、行動に移して、現実化させる。これはとても強い力が必要になります。

皆さんはそうやって強い力を身につけていく。そのためにも普段から小さなことを行動に移していく。普段から小さなことでよいですから、実際に行動していく。これを積み重ねてことにより、大きなことができるようになります。

初めから一気に難しいことをしようとするのではなく、まずできること、このできることを実際に行動に移していきながら、少しずつ大きなレベルへと引き上げていく。このやり方を理解し、光の世界を素晴らしい光の世界へと創り変えれるようにしていってください。





※個人アドバイスは省略

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