20200302 of Central Sun Ascension Report

/不安・恐怖と安心・安定/不安と共存するか打ち克つか/新型ウイルス/見えないウイルスを人間化させてしまう/

2020/3/2 宇宙交流会

このメッセージのいいねポイントは

安心・安定を求めると不安・恐怖が引き寄せられる


①不安は人間の永遠のテーマ

光のハイアラーキとしてお話をいたします。

今、地球の人々の意識において、ウイルス、不安や恐怖、恐れというもので国や社会が混乱の中に入っております。どの国も恐怖を感じており、それによって人間の意識も恐怖から逃げよう、恐怖から遠ざかろうとする意識が働きかけております。

この不安と恐怖、人間はこの不安と恐怖を常に心に維持しながら、それに打ち克つことによって人生を楽しむ、不安や恐怖がなくなることによって人生が安心できる、安定した人生になる、こういう意識でこれまでの人類の流れを進めてきました。

最初に感ずる不安や恐怖は生存そのものに対する恐怖・不安であり、生存することに対しての不安や恐怖をなくしていく。そのためには食料、住まい、こういったものを安全なものに作り替えていき、安全、安定を得ることによって不安や恐怖をなくすという意識が身についてきました。

この不安や恐怖をなくすためには、安心・安定が確保できること。この安心と安定を確保するという意識が最初に身についてきました。この安心・安定を確保するという意識そのものが不安を作り出していきます。

安心、安定を維持すれば大丈夫という意識が常に安心できないもの、安定できないものを見つけ、作り出し、現実化させていきます。安心、安定が一番大事という意識が作られることによって、常に安心できないもの、安定できないものを作り出していき、現実化させていきます。

したがって一番最初の段階で、不安や恐怖を感じ、安心・安定を作り出そうとしたときに、すでに人類の未来は定められており、常に新たなる不安、新たなる恐怖が現れるようだなっております。

したがって一番最初の段階で、不安や恐怖を感ずることなく、ただ流れのままに生きていく。ただ現実を楽しんでいく。そういう意識のままで過ごしたとすれば、不安や恐怖を感じない人生を歩むことができたでしょう。

ただその場合でも、わけの分からない病気、突然、環境が変わることによって死が訪れる。もちろんそういう現実は常に押し寄せてきます。しかしそういう現実がきたとしても、そこに不安や恐怖をもつことなく、これが自然であること。これがただの運命、人の人生であること。初めからそういう意識をもっておけば不安や恐怖を作ることもなく、また安心・安定を求めようとする意識もつくられてきません。

これの何がよくて何が間違っているか。これは今の皆さん方にはとても難しい問題になると思われます。人生の流れにおいてまったく不安や恐怖を作ることなく、ただ自然とともに一緒に生活し、一緒に人生を楽しんでいく。こういう人生と、不安や恐怖に打ち克ち、安定・安心を求める。これは常に新たなる不安や恐怖が押し寄せてきて、それに打ち克つことにより知性が発達し、理性も発達し、人間が協力し合う、お互いに助け合う。そういったことも身についていくでしょう。

この人間にとって必要な知性や理性、助け合う、協力し合うという心を身につけると同時に、不安や恐怖もより高いレベルへと引き上げていく。こういうゲームが好きな人と、そういうゲームをまったく考えたこともない、まったく理解できないという人間が、ただ自然と一緒になって共存していく。

どちらが進化していくのか。どちらが優れた人間なのか。これは一概にいうことはできません。自然と共に常に共存している人は、意識レベルは急激には上がることはないかもしれませんが、常に自然界と共通の意識を身につけ、自然と離れることはなく、自然界を大事にしながら自然界の一部として進化していくでしょう。

不安や恐怖を題材にして進化していく人間は、知性においても理性においても愛においても常に進化し続けていくでしょう。進化することによってさらなる大きな不安や恐怖を引き寄せてきます。このゲームを続けている地球の人々は、破壊もとても強く、破壊そのものをむしろ当たり前、普通のように思っている人がたくさんおります。

いろんな破壊現象があったとしても、もういつものことであり、普通になってしまっている。そういう不安や恐怖のエネルギーに対しての接し方がかなり変わってきて、現在の安心・安定を脅かす不安や恐怖にだけ反応し、日常的な破壊現象にはほとんど意識していないという状態が染みついております。

自然と共に常に共存している人間の方は、ちょっとした破壊や異常があったとしても、すぐにそれに反応し、自然界全体がうまくいくように何らかの工夫を行なうことになります。

したがって常に自然界と共に生きているものはいっさい破壊的な現象が起こらないように、常に意識を向けており、共存していく、自然界の進化と共に人間の意識もゆっくりゆっくりと進化していく。そういう進化の仕方になります。

しかし地球のようなかなり速い速度で知性や意識レベルが進化していく人類においては、次から次と新しいテーマ、新しい恐怖や不安が与えられて、そこにだけ意識を向け、新しいもの、強いものにうまく対処していく、乗り切ろうとする、小さな不安や恐怖にはだんだん反応しなくなってきて、問題と思わなくなってしまう。そういう意識の構造が出来上がっていきます。

この地球のアセンションという今の段階において、いわゆる第三密度の意識、第四密度というこの観点で見たとき、どちらが第三密度でどちらが第四密度か。これを一概に明確に分けることはとても難しいテーマということができます。

第三密度の人間にしても第四密度の人間にしても両方の意識のパターンが共存することになります。第三密度の人類の人々でも意識レベルが高い人、つまり知性が高く判断力も的確、いろんな不安や恐怖に対して正しく乗り切ろうとする。問題があればすぐに解決してより住みやすい地球を作ろうとする。そういう意識の人でも第三密度の人は存在することになります。

いわゆる自分のことしか考えていない、自分が大儲けできればよい。自分の家族、周りの者たちだけが幸せであればよい。そういう意識になっていると、いくら知性や理性が高く、家族愛が強かったとしても、やはり第三密度の地球を選択したことになります。

第四密度の地球を選択した人でも、やはり不安や恐怖を乗り越える、不安や恐怖を感じながらそれを乗り越えて人類が進化するという流れをつくる人もいるでしょう。実際には必ずしもそれほど多くはありませんが、ある一定の少ない割合で、第四密度の中でもこういう意識の人は存在することになります。

多くの者は自然というよりは宇宙と意識を合わせており、宇宙意識にかなりつながっている。宇宙意識の気持ちで、宇宙全体、星全体をとらえることができ、その中における進化の在り方、不安や恐怖よりもむしろ進化する喜び、新しいものを見つけ、新しいことを理解する喜びの方が優先することになります。

不安や恐怖で進化を進めるのではなく、喜びをもって進化を進めていく。したがってこの宇宙意識に繋がっていくと、このテーマがある程度、先行きを示しており、このテーマがなぜ与えられてきたのか、テーマを克服することによってどの宇宙に入っていくのか。そういったことに興味をもつようになっていきます。

したがって自然界の方に意識を向けているのが第三密度で、宇宙の方に意識を向けているのは第四密度。これはおおざっぱにいうことができるでしょう。

もちろん第四密度の人でも自然界に対して正しく接する。第三密度の人も宇宙に意識を向けながらも、宇宙を自分たちの利益に合うように利用しようとする。そういう人たちも現れてくるでしょう。

基本的にこのように自然に対してどのような意識を向けていくか。宇宙に対してどのような意識を向けていくのか。これが今のアセンションにおける第三密度と第四密度の分類の方になっていきます。

今、現象化しているこのウイルスは、第三密度と第四密度のアセンションには直接、関係はしていないのか。その観点で見ていくと、実はかなり大きな意味をもたらしております。

このウイルスそのものの働きはやはり人間の心の中にもっている恐れ、この恐れを表に引き出し、自分は誰に対する恐れをもっているのか。恐れそのものをどういう対象相手、どういう人に恐れを感じやすいのか。この恐れの現象化を見せております。

ウイルスそのものを人間は直接見ることができない。人間は直接、見ることはできないものをなんとか理解しようとして、それをわざと人間のところに移し替えていきます。

見えないウイルスを誰かであるかのように、人間そのものをウイルスであるかのように認識し、自分にとって分かりやすい現実に作り変えようとします。したがってウイルスをもっているという人間がいると、その人をウイルスであるかのように認識し扱ってしまう。ウイルスがないという人がいると、その人はウイルスではないという言動をとっていく。こうやって見えないウイルスを見える人間に変更させていき、それによって自分の現実を作っていきます。

自分はウイルスとどう接し、どう立ち向かっていくのか。それを今、一人ひとりが演じていることになります。

このウイルスを人間化させる、ウイルスを具体的な人間として認識し、自分が 接しようとしていく。この現実化の状況において、第三密度の人はやはり現実化させたウイルスの人間を敵であるかのように、敵対心をもって接していくのが第三密度の人の意識になるでしょう。

助けてあげる、なんとかその人をウイルスから守ってあげる、防いであげる、良い健康の状態に戻してあげる。こういう心があればその人は第四密度の意識の人ということができるでしょう。

したがって、今、ウイルスの話題において、いろんな人々がいろんな価値観で議論を進めていきますが、宇宙から見れば単純に第三密度の意識なのか、第四密度の意識なのか、それを見分ける一つの基準にもなります。

ただ明確にこれだけで振り分けしているわけではないために、単純にいうことはできませんが、ただその人の奥底にある心、特に恐怖やさまざまな心を現実レベルに現している。普段、自分でも理解していない自分の心を現実に表そうとしている。それが今のウイルスの働きと思っておいてください。

それではアドバイスをしていきます。



※個人アドバイスは省略します。

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