20200120 of Central Sun Ascension Report

/体験すべき試練の扉/古い価値観を手放すこと/利用されやすい共感タイプの日本人/一人ひとり別の世界を体験している/

2020/1/20 月例セミナー:新年メッセージ

このメッセージのいいねポイントは

古い価値観にしがみつかないこと


①一人ひとりの宇宙を尊重していく

光のハイアラーキとしてお話をします。

今の皆さん方の選択した時空の流れにおいて、これからの地球の流れ、一人ひとりの流れについて読み取っていきます。今、皆さん方が存在しているこの地球の時空、今の瞬間のタイムスパンの流れを見ていくと、もともと第四密度の地球に入るに際して、いくつかの関門、いくつかの通過しなければならない試練の扉のようなものが設定されておりました。

このいくつかの試練の扉は通過してきておりますが、皆さん方が完全に第四密度という世界に入るためには、あと二つほどの試練の扉が用意されております。地球全体で見て二つの大きな扉ですが、日本という国に関して見た場合はせいぜい一つぐらいしか見えないかもしれません。

ただこの日本の人々が通過するこの試練の扉は、日本人にとっては耐え難い扉になるでしょう。日本人としてしがみついているプライドや日本人の良さ、日本人としてもっている意識、これにかなり降りかかることになります。

いわゆる日本人という意識にしがみついている人の中で、実際には第四密度の方向性には合っていないもの、日本人というただの執着、意識、自分たちで作り上げた妄想、そういった間違った日本人としての意識があり、これを手放さない限り、第四密度の扉を通過することが困難になります。

元々、今の段階にくるまでにこの日本人の意識に関する扉はいくつか通過してきました。古来から日本人がもっている執着的なもの、いわゆる皆に合わせる、皆と一緒になる、上のものに従う、常識やマナー、伝統を大事にする、こういった日本人としての古い価値観、この価値観においてはこれまでのいくつかの試練によって乗り越えてきました。

この古い価値観にこだわっている人はこの扉を通過することができず、今の第四密度に向けての流れには入っておりません。この日本人が作り出した古い価値観、これをうまく手放して順調に進んできておりますが、まだどうしても本質的なところで勘違いしている意識、間違って身につけてしまった意識があります。

特に友人とのかかわりにおいて、仲良く接する、良い友達、良い人間、そういった人々と仲良く接するという価値観において、ただ自分のことを理解してくれれば良い人、自分の思っていることを分かってくれるだけで良い人と勘違いしてしまう日本人がたくさんおります。

共感してくれる、理解してくれる、それで良い人、自分と同じ価値観、このように勘違いしてしまう日本人がたくさんいるために、それによって騙されやすい、わざと同じ価値観のように合わせてきてだまされてしまう。こういう弱い日本人の側面がかなり問題になっております。

問題になっているというのは、好意的に利用されている、利用されているのにもかかわらず利用されていることを受け入れず、相手をずっと信じている。騙されているという現実をみたくない、認めたくない。こういう日本人の意識がかなり多くの人にはびこっていることになります。

だまされているということを受け入れたくない、信じたくない、なかったことにしたい。これに本当に気が付き、今まで自分がどれだけ多くの人にだまされてきたか。本当に親友と思っている人、本当に仲の良い人と思っている人に、実際にはどれだけ利用されてきたか。これをはっきりと見抜く必要があります。

ただこのはっきりと見抜いたとしても、それによってどう変わっていくか。相手と縁を切るとか厳しく接するとか、そういうことを言っているのではなく、自分自身の心の弱さ、自分自身がそういう現実を作っていること。これをまず認め、理解する必要があります。

自分がもっている孤独感、寂しさ、これを埋めようとして誰か同じような価値観の人がいると、自分のことを理解してくれている、信じていると思いたくなってしまう。自分自身がもっている孤独感を勝手にほかの人が分かってくれているという風に、勘違いする方向で現実をつくり出しているのです。

したがってすべての本質的な問題は、自分が勝手に作り出した孤独感、独りぼっち、誰も分かってくれない、本当の自分を理解してくれる人がいない、こういう孤独感が勝手な幻想を作り出し、たまたま理解してくれる人がいると、この人は信用できる、そう思ってすべてをを明け渡してしまいます。こういう間違った孤独感による意識、これが複雑な問題を作り出してしまいます。

したがって本質的なところは孤独感そのものが間違っていること、自分は孤独ではないこと、これに気がつく必要があります。孤独でないということはどういうことか。皆さん方は単独の人間としてつくられ、一人ひとりが単独に自分の世界を楽しめるように仕組まれております。

本来、一人ひとりは自分だけの宇宙を創っており、自分だけの世界を楽しんでおります。この自分だけの世界をどこまで満足して、自分に充実した世界観を与えていくか。皆さん方に自分の世界を十分に楽しんでもらいたいのです。

皆さんの創り出す自分の世界は、ほかの誰もそこに影響を与えることはできません。皆さん方が自分の世界の創造主となり、自分で自分の世界を楽しんでいくのです。自分の世界を創造しながら、自分で体験する。人間はこの力を与えられているのです。

自分で自分の宇宙を創りながら自分で体験し、自分で楽しんでいく。自分で創り出した宇宙は自分だけの宇宙であり、ほかの人はいっさい関与することはできません。本来、皆さん方の宇宙は自分だけの宇宙であり、ほかの人はいっさい介入することができず、手を加えることもできず、まったく入ることができません。

皆さん方が見ている一人ひとりはあくまでも自分の世界の中で活動しているかのように見せているただの幻であり、本当は自分自身がもっているエネルギーを他人の顔のようにして映し出しているにすぎません。

すべては自分がもっているエネルギーで一人ひとりが作られ、演じられております。したがって他人と思っても他人ではなく、自分の別の側面となります。自分が作り出したさまざまな役、自分が作り出したさまざまなキャラクターを自分で見ているにすぎないのです。

目の前の人一人ひとりは自分の世界があり、自分の宇宙を創造しております。その人が創っている宇宙からすれば、自分の今の世界は別の世界のように感じられております。つまりお互いは一緒の宇宙を体験しているのではなく、それぞれが別々の宇宙を体験しているのです。そのために同じ体験をしていながらも、そこから得るもの、感ずるもの、学ぶべきテーマはすべて異なっております。

ここにいる人全員に同じ話をしたとしても、一人ひとり受け取るところが違っており、反応するところも違っており、学ぶべきものも意味のないところも一人ひとり異なっております。

それぞれが自分の宇宙において必要なものだけが処理されるようになっており、その人の宇宙に意味のないものはその人の中には入っていきません。自分の宇宙はどういう宇宙なのか。自分はどういう宇宙を創って楽しんでいくか。一人ひとり自分の宇宙を楽しんでいただきたいのです。

第四密度の流れに向けてこのことがだんだん具体的に分かるようになっていきます。本当に一人ひとり現実が違うんだ、一人ひとり学んでいるテーマが違う。一人ひとり自分の世界があり、自分の常識とほかの人の常識がまったく異なっている。いろんなことが明らかに分かるようになっていき、自分は自分の世界で自分の宇宙を楽しむ。

ほかの人の宇宙に介入することはできず、ほかの人を変えることもできず、自分は自分の宇宙で自分の宇宙を楽しむようにしていく。これで十分だということが分かっていきます。

ただここでもう一つ重要なことは、だからといってほかの人を無視する、ほかの人をぞんざいに扱うということはあってはなりません。これまで学んできたように、慈悲や愛というもの。ほかの人は自分とは別の宇宙の人間であるのに、なぜ愛が必要なのか。なぜ徳や慈悲が必要なのか。

ほかの人に愛や慈悲を向けたとしても、確かにその人の心を癒し、その人のためになるかもしれませんが、でも最終的には自分の宇宙の中においてほかの人のために行なった自分の思い、愛や慈悲は自分の宇宙を輝かせることになります。

自分がその人のことを思って、自分が本当にその人のために尽くした思いは自分の宇宙を輝かせ、自分の宇宙を愛のある宇宙へと変えることになるでしょう。自分が愛のある行動をとっても相手は受け取らなかった。相手は愛と感じなかった。その場合は単純に相手の宇宙が何一つ輝くことがないだけであり、自分の宇宙は輝いていきます。

そういう意味において愛のある言動といっても、自分の世界だけで愛の光が灯っているのか、あるいは自分の世界ではなく相手の宇宙だけが愛で輝いているのか、あるいは自分の宇宙と相手の宇宙の両方が素晴らしい愛で輝いているのか。このような愛の反応が行なわれていきます。

これまで多くの人は感情的な愛でいろんなものを感じていきました。だんだんこの第四密度の世界が強くなるに従い、自分の宇宙における愛の輝きと相手の宇宙における愛の輝き、両者が一体化した素晴らしい愛の輝き、さまざまな愛の輝きを具体的に感ずることができるようになっていくでしょう。

そうすれば皆さん方はだんだん相手と心からつながり、相手と一体化するという本来の意味も分かるようになっていき、高いレベルでの愛、自分の世界だけではなくほかの人、場合によっては多くの人々と同時に愛の波動でつながる、多くの人々が同じ愛のエネルギーで一つになっていく。そういったことも具体的に分かるようになっていくでしょう。

そういう方向に向けてまだまだ学ぶべきこと。意識を変えるべきこと、愛として学ぶものはたくさん残っております。

今の段階において皆さん方はこのような意識における学び、自分の世界だけの意識とほかの人の世界、それぞれの世界で創られる全体的な世界、こういう宇宙の意識へ皆さん方が拡大し、発展させていく。こういったことがこれからのテーマとして与えられていくでしょう。

したがって皆さん方にこれからは入ってくるさまざまな体験、あるいはそこから起こる問題は、自分の世界だけで考えてもすぐには答えが出てこなく、また答えがまったく分からない状態になっていきますが、ほかの人の世界あるいは集合意識で見た日本人や地球人類、そういう観点で物事を考えていったとき、そこで初めていろんな問題が分かり、問題が解決でき、方向性も見えることになります。

今年はそういう新しい意識に向け、自分自身の意識の拡大の方向に向け、さまざまな現実が現れてくるでしょう。それらの現実を正しく体験し、正しい理解をすることによって何が今、問題でどこに向かうのか。何をどのように解決していくのか。そういったことが具体的に分かるようなっていきます。

これからの新しい流れに向け、自分自身のテーマと同時に、組織や国、地球という単位での学びも体験することになるでしょう。自分という意識だけではどうしてもうまくいかない、本来、方向性としては自分の意識や自分のやっていること、すべてよいことであるのにもかかわらず現実化しない。あるいは現実ではうまくいかない。こういう場合も何度か体験している人がいるでしょう。

この本来、正しいことをやっているのにうまくいかないというのは、自分だけの世界ではなく、やはりもう少し大きな集合意識、場合によっては地域や都市、何らかの集まり、サークル的なもの、そこにおける集合意識、あるいは人間の集まり、集合といったレベルでの意識の学びが入っております。

自分を含む集合意識の世界において、やはり集合意識そのものがアセンションしていく。第四密度に向かうというテーマが設定されているために、自分が何らかの集まり、何らかの集合意識的なもののメンバーであるときは、その全体の集合意識が大きなテーマとなって問題を表していきます。

家族というのもそういう意味において一つの集合意識のテーマであります。現実的に見て今の日本人がもっている家族のテーマ、一番テーマとして難しいのは、やはり古くからもってきている家族の意識、やはり年配者が多いところであり、今でも年配者が主導権をとっている家系においてはどうしても以前の価値観、これまで染み付いてきた家庭における古い価値観がいろんな問題を作り出している場合があります。

年配者はもう頭を変えることが難しいために、自分がこれまで行なってきたこと、自分が信じてきた正しさを続けようと教えていきます。しかし実際にはアセンションの流れから見たとき、これまでのやり方がすべて正しいとは限らないために、そのつど修正をする必要があります。

しかし以前の日本の人々は、特に年配者になると頑固な人が多く、絶対に変えたくない、変える気がない、こういう意識の人もたくさんおります。本来、こういう場合は頑固な人だけの問題ですが、それをそのまま信じて受け入れてしまうことによってほかの者たちも同じ波動になってしまいます。

そうすると大体、頑固な人が一人いると、周りの人も同じような意識になってしまい、同じような学びが押し寄せることになります。そういう意味において、古い価値観にしがみついている人、古い価値観をずっと信じている人の場合は意識の変化がとても難しく、かなり時間がかかることになります。

もし皆さん方がそういう現実を体験しているときは、ある意味では自分は素直に順調にアセンションの流れに入っていく、自分は自己責任で自分のために自分でアセンションの流れに入っていく。そのように決意しても許される場合があります。

ただその場合でもできるだけ問題が起こらないように、できるだけ最小限の問題で起こるようにしながらも、うまく流れを進めていく。そういうやり方を身につけていく必要があるでしょう。

今、さまざまな組織においても問題が現れております。教育関係やほかの団体において、組織レベルで、団体のレベルで古い価値観にしがみつき、新しい価値観に変えようとしてもトップが言うことを聞かない、なかなかトップの意識が変わらない。こういうことも何度か起こっているでしょう。

一般に変わるべき時期が来てもほとんどを変化がない場合は、強制的に変わるような現実が起こされていきます。場合によっては災害に遭って変えざるをえなくなったり、突如の人間的なドラマ、人間的な状況によって変わらざるを得なくなる。環境的な問題や金銭的な問題によって変わらざるを得なくなる。そういったことによって変わっていく場合があります。

したがって何か問題が起きて継続するのが難しい、このまま続けるのが難しいと感じた場合は、宇宙から見たときにはそれはそれで問題はなく、正しい変化の仕方として具現化されていると考えておいてください。

こうやって自分自身の行動に対する責任、意識、それと共に集合意識や団体、いろんなレベルにおける学び、テーマ、方向性、いろんなものが複雑に絡み合いながら、第四密度に向けて進化を進めております。

今年、来年、これらの時期において、自分という意識、概念や執着にしがみついていること、自分の心の正しさを主張し続けているもの、そういう者たちも自分で自分の心をしっかりとみていき、少しでも執着を手放し、もっと楽で自由な生き方、しばりつける生き方ではなく本来の自分を表現できる自由な生き方を選んでいく。

そういったところに意識を向け、自分自身の流れをうまく進めることができるようにしていってください。

それでは休憩をとります。ありがとうございました。




個人のアドバイスにいきます。
Aさん、あなたの今年の流れにおいて、自分自身の心の中の穴を見つける作業に入っていきます。心の中に穴が出来上がっており、この穴を埋めてもらう、穴を埋めることによって満足する、こういう意識が作られております。この心の中にあいた穴をどうやって見つけ、どのようにして埋めていくか。この作業において、なぜ穴ができたのか、なぜ穴に自分では気づかず、穴を埋めようとする意識だけが動いていくのか。この部分を正しく認識する必要があります。まず、あなたの作り上げた穴は、先ほどの孤独とは無関係になります。孤独感とは別に作られた穴であり、この穴は自分の存在そのものに対する穴になります。自分の存在そのものがどういう存在であるのか。自分で自分の存在感を確認する、存在感を見つけ、理解し、存在感を得ることによって自分らしさを発揮していく。この意識が穴を作り出していきます。自分の存在感が見つかるまでは穴を埋めることができない。存在感が見つからない。こういう意識によって穴ができているために、この自分の存在感を確認するまで穴が残ることになります。しかしこの存在感というものはいつか埋まるというわけではなく、埋まったように見えるとまた次の穴が作られていきます。今の自分の存在感が確認されると、いっけん満足しながらもまた別の自分の存在感を見つけようとする。また新しい自分の存在感が必要となる。こうやって存在感を確認する作業が永遠に続いていきます。したがって存在感を確認する、存在感を探す、この意識そのものが穴を作り出していくこと。これがすべて悪いということはしません。自分の存在感を確認するために自分を学び、自分を高めていこうとする意識そのものは問題はありません。穴を作るのではなく、単純に自分で自分を認めながら、さらなる高い自分へ進化していく。そういう気持ちになれば、穴を作らずに自分を高めることができます。何か自分が欠けているようなもの、まだ分かっていない、手にしていない、こういう意識によって穴が作られてしまいます。穴を作らない自分の存在感の在り方、自分の意識の高め方を身につけるようにしていってください。




※以下、個人アドバイスは省略します。

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