20180430 of Central Sun Ascension Report

/天使/天界/天国/人間が想像した天使はかなり違っている/天使の世界はない/本当の天使は神の代役/羽根で空を飛んでいない/神に一番近い熾天使/

2018/4/30 特別セミナー:天界からの伝言

このメッセージのいいねポイントは

神の思いをそのまま具現化する天使


①本当の天使は空を飛ばない

天界からお話をいたします。天界というと天国、天使たちの世界、いろんな概念が頭の中で現れてくるでしょう。地球の人々が認識している天国という世界はいわゆる宗教的な世界において、今のこの肉体をもっている現実の世界、肉体のないあの世の世界において天国と地獄がある、天国はその良い方の世界、ただそのように認識されているものと思われます。ここでいう天界はこの宗教的な意味における天国とは別の話と思ってください。

いわゆる宗教的にとらえる天国、地獄ではない天国という世界は、地球の中にあるアストラル界、あるいはメンタル世界での話であり、天使たちの世界とはかなり異なってきます。つまり人間の作り上げた天国という世界はあくまでも人間たちの世界であり、人間の生活を終え、あの世に行ってさらなる高いレベルへ進化を進めている者たち、そういう者たちの住んでいる世界を天国と呼んでおります。

今日、皆さん方に話す天界は、この人間の作っている天国ではなく、いわゆる神、天使、そういった世界そのものがどういう仕組みになっているのか、どこにあるのか、それについて話をしていきます。

天国は今、話したように、地球の中にある一つの次元世界ですが、天界、神々や天使の住む世界、これは地球上の世界とはかなり異なってきます。表現によってはスピリチュアルな世界ということができます。物質世界ではなく、スピリチュアルな世界、いわゆる肉体の目では見えない世界、向こうの世界ですが、地球の中における向こうの世界ではなく、地球から離れている別の世界、それを天界と呼んでおります。

地球の物質世界にもさまざまな国や地域、さまざまな自然環境があり、また人間の作り上げた天国という世界もさまざまな種類の天国の世界があります。では天界はさまざまな世界が存在しているのか。

もともと天使という存在たちは人間とはかなり異なっており、固定した世界にずっと住んでいるということは行なっておりません。人間は物質世界の中で生活しているために、決まった場所、決まった土地、決まった時間、そういう限定された世界で生活をすることを基本にしております。

しかし天使の世界は、決まった場所、決まった空間というものが存在していないために、天界といっても地球上のような決まった土地、決まった世界があるわけではありません。そういう意味において多くの人が天界という世界をどうしても物質的に認識してしまい、何か固定された自然風景、固定された社会、そういったものを連想しがちになります。

しかし天使は一つの場所でずっと指示を待っているということはありえません。常に多くの生命ある者たち、多くの者たちから天使に向けて救いを求める声が出されているために、次から次と移動を行なっております。したがって天界という一つの世界を表現していたとしても、その世界を絵にしたり表現するということはとても困難になります。

どの天使も常に人間のための奉仕活動を行なっていたり、マスターや神やさまざまな生命ある者たちに対して奉仕をし、活動し続けております。したがって天使が活動している場所、空間、領域を物質社会的に特定することはとても難しいのです。

しかし、神の目線から見たとき、状況は一変してしまいます。神の目から見たとき、神が創り上げている自分の世界、神が創っている神の世界において、神は自分が思っていること、自分がしたいこと、それをすべて天使が受け取り、神のやりたいことをそのまま天使が実行しているように見えてきます。

人間が救いを求めている。それを天使が聞いて、天使が人間のところへ確認しにいく。これが人間からみた場合の流れですが、実際には人間が救いを求めていたり、天使を求めていたり、いろんな要求を出したときに、神が先にそれを感じていきます。そしてどの人間からどういう要求が出てきたか。それを神が先に感じ取り、その人間の要求にふさわしい天使を見つけ、その天使にその人間の声が聞こえるように神が仕組んでいきます。

それによって、その天使は人間からの声を聞く、人間の元に行かなければならないという意識が動きだし、人間世界への奉仕としている動いていきます。しかし実際は天使が聞いて天使が判断したというわけではなく、神が聞いて、神が判断し、そして天使がそれを実行しているという流れになります。

したがって皆さん方がさまざまな要求を天使に出したとしても、天使そのものがいろんな人間からの要求をすべて受けて、いろんな人間の要求でどこに行ってよいか悩んでいる、ということはありえないのです。神がそれを判断し、どの人間の要求にどの天使を派遣させるか、それを神が決めていき、神が決めた天使のところだけに声が聞こえるように仕組む、そうやってその天使が人間世界へと降り立っていくのです。

したがって基本はすべて神が動かしており、天使は神の指示に従って活動しておりますが、天使の世界から見たとき、あたかも自分に人間の声が聞こえてきて、自分が自分の意志で動いているかのように感じられていきます。

こうやって天使の世界といっても、基本的には奉仕すべき人間のところへ行き、そこが終わるとまた次の人間のところへと移動していく、これをただ次から次と繰り返している働きになります。

こうやって天使は自分に一番合う人のところに行き、慰めたり、パワーを与えたり、癒しを与えたり、さまざまな活動をしながら、次から次と人間の近くで活動を行なっていきます。

天使によっては人間の世界に降りていき、人間の近くで活動していると、天使のパワーが急速に弱くなってしまい、自分のパワーを発揮することができなくなる場合がかなり多く現れてきます。人間の近くで奉仕をすることによって、人間のもつ低い波動を受けてしまい、天使の波動が下がってしまう。それによって天使は自分の波動が下がり、光がうまく出てこない、考えがうまく進まない、自分の愛や癒しがうまく動かない。こういう状態になることもたくさんあります。

こうやって人間の近くで活動すると、多くの天使は傷ついたり、パワーを失わせたり、自分自身のもっている力がかなり弱くなったりする状態になってしまいます。そのためにかなりパワーが落ちてしまった天使の場合は、それを復活させる場所へと移動していき、そこで自分のパワーが本来のパワーに戻るように、自分で癒したり、活性化させたりして、休息をとっていきます。

したがって天使は基本的に人間やほかの奉仕すべく対象のところに行って奉仕し、パワーを失ったり、自分自身の活動がうまくいかないようになった場合に、自分でそれを復活させる場所へと移動していき、そして復活してきたらまた動き出す、このような流れになっていきます。

したがって天界という言葉を使ってはおりますが、天使そのものが集まっている場所として特定されるところはほとんど存在しておりません。人間が天界に行って、天界の姿を見てくる、そういうことを現実的にはかなり難しいかもしれません。

ただそれとは別に、天使たちが住んでいる世界に皆さん方が入る場合があります。本来天使は常に活動し、動き、奉仕しどうしであるために、なかなか天使と出会うことは難しい状態になります。それでも天使の中には自分たちの状態をしっかり見てもらうために、何らかの状態を人間に知らせたり、ほかの存在に知らせたりして、今どういう状態かを見てもらう場合も時々行なわれております。

こういう常に働いて移動している天使の世界で、何らかの意味があり、何らかの目的があって天使たちがわざと集まって存在している場所、そういう場所があります。特定の目的で特定のところに集まっている天使の場所。それは何らかの目的があってわざとさまざまな天使が集まり、目的に応じていわゆる話し合いをしたり、何かをつくり上げていたり、その時の目的によっていくつかの天使の者たちが共同で作業をする。そういう場所はつくられております。天使たちがそうやって特定の場所で集まり、特定の活動をして、皆で協力しあっていく。こういう場所もある意味では天界の一つということはできるでしょう。

天界の普通の状態を見ていくと、ただ天使が行ったり来たりを何度も繰り返している。いわゆる皆さん方の人間の意識からみたとき、空を飛んでただ行ったり来たりをしている、そのようにしか見えない場合があります。

そういう意味において、いわゆる空を見て雲が出ているとき、その雲が、天使が盛んに活動している世界、あるいは天使が空を飛んでさまざまに活動をしている、そのように認識される人も多くいるでしょう。

実際に天使そのものは飛ぶという意識はほとんどもっておりません。ある場所からある場所へ瞬時に移動することができるために、わざわざ飛ぶという行為で遅く移動する天使はおりません。瞬時にして次の場所に辿り着く、そういう天使の動き方であるために、実際にはほとんどの天使の者たちは速く移動を済ませていきます。

人間的な概念における「羽根」を使って移動する、「羽根」を使って飛んでいく、このやり方は本来の天使の動きではなく、かなり天使の中でも新しい天使や未熟な天使、それほど天使に慣れていない天使、そういう者たちがいかにも羽根で空を飛んでいるかのように見られていきます。

空を飛ぶ天使と、飛ばない天使、いわゆる羽根がある天使と羽根がない天使に別れていきますが、本来、どの天使も羽根を使って飛ぶという行為はほとんど行なっておらず、意識で瞬時にして次の場所に移動することが可能になっております。そのためにわざわざ空を飛ぶというやり方ではなく、どの天使も瞬時にして移動するというやり方をとっております。

ただ比較的新しい天使の場合、この移動するやり方、瞬時にして必要なところに移動するやり方がまだ身についていない場合は、自分に見合ったやり方で移動するというやり方になります。この天使が自分のやり方で移動するという現象を人間の意識から見たとき、空を飛んでいるかのように見えることがあります。

こうやって天使の世界は固定されて一つの場所にいるわけではなく、やるべき場所へ瞬時に向かうことができる、瞬時にして現れることができる。次から次へと瞬時にして移動していき、常に人間のために活動している。そのために物質的なこの地球の状態においては、1日のうちに天使が何度も現れてくる場合、実際にはかなりの時間をかけながら人間に合わせた意識の動きや身体を動かすという仕組みをつくり上げ、いかにも人間のための奉仕を行なっているように感じられていきます。

今の人間社会において、天使という存在がどれほど重要なのか。この重要性について考えたとき、まず日本人において天使という存在、これは多くの人があまり馴染みがないかもしれません。歴史的に見て日本はキリスト教の世界ではなく、どちらかというと仏教的な世界であり、また仏教においては天使という存在を明確に力強く説明しているものはそれほど多くはありません。

仏教の中で天使を表すとしても、かなり別の意味の天使に変えられてしまいます。人間-社会を発展させ、成長させるためには、必ず流れ、文化や技術の流れ、商売するための流れ、いろんな流れをうまく理解し、それに合わせて活動していく、それに合わせてさまざまな良いことが起こるように仕組んでいく。こうやって豊かさを人間社会で現実化させることができます。

天使が人間社会において、人間のために奉仕をしようとするとき、一部の者たちだけが何か得をする、一部の者たちだけが大きなメリットを受ける、そういう場合には天使は必ずしも協力しない場合があります。特定の人に大きな効果を与えるよりは、不特定多数の人に効果を感じてもらう、こういうやり方の方が天使界から見たときには自分にふさわしい天使であるかのように感じられていきます。

熾天使という天使の世界は、今の物質人間の世界から見たときにはあまり興味はないかもしれません。この熾天使という世界は、神が発する心、神が発する言葉を直接受け取り、直接感じ取って、それをすべての生命が理解できるように組み立て直していく。人間だけではなくほかの生命あるもの、ほかの生きているもの、そのような者たちが何らかの喜びを得られるような仕組みづくりが必要となります。この天使のための必要な準備、必要なこと、そういったことを行なうことによって天使の活動がさらにうまくいき、人間の作業もうまく進んでいく場合あったりします。

働きという観点で見た天界の世界において、特定の場所はないにもかかわらず、役割そのものは天使によってある程度決まっているために、ある程度どの天使がどういう人間の近くで、どういったことを行なっているか。それを説明することは十分に可能になります。

人間の近くで活動している天使は、だんだん自分のやるべきことがその人間のパワーで理解されていき、必要と思う天使はさらに必要な学びを重ねていきますが、もう十分と思う天使は必要なところだけを身につけたら、あとは別のものに任せる。そのようにして自分自身のやりたいことにあまり大きな影響がないように仕組んでいきます。

②神に一番近い熾天使

熾天使(してんし)という世界からメッセージを与えていきます。熾天使は神のもつ思い、心、意志、そういったものをすぐに感じ取り、それですぐ実行を行なっていく。神が考えたことをすぐ実行できるようにしていく。そういう役割をもっております。

この熾天使の世界において、神が行なうとしている神の計画、神の予定、これらは完全に秘密になっており、最終的には神そのものしか、自分でしか確認できないように仕組まれております。しかし皆さん方の地球において、一部の者たちは神にしか読めない文字の読み方を正しく読むような仕組みに作り変え、それをうまく表に出している者たちもおります。

熾天使の世界においてはさまざまな仕組みがつくられており、直接、人間関与することはまったくないものと、人間に深く関与するものとに別れております。人間にまったく関与しない熾天使というのは完全に神に意識を向け、神の御心をうまく具現化できるように常に活動を行なっております。

それに対し、人間の世界において、人間と神との繋がりをうまく高めようとする働き、人間の意識を神につなげる、人間がもっともっと神に近づいく、そこに向けての活動を行なう熾天使の存在もあります。

これは人間と神とのつながりを保つ働きであり、人間そのものに神の奇跡を見せたり、人間が神にもっともっと意識を近づけることができるような仕組みをつくったりしていきます。

こうやって熾天使の世界は、基本的に物質世界とはまったく異なっており、常に活動を行なっている者たちばかりであること。しかし神の近くで、常に神の意志で動いているものは神の御心に沿った活動をずっと続けていること。また神と人間との世界において、人間が少しでも神に近づいていけるように、神と人間との間をうまく連携させ、人間が神に近づけるようにする。そのような働きをしている熾天使。このように分類することができます。

また熾天使の中でもかなり特別な熾天使の存在もおります。本来熾天使は神のすぐそばで、神の意志を行動するために活動しておりますが、世界そのものが何らかの理由でうまくいかなくなっていく、神の創り上げた神の世界が何者かによって妨害されたり、何者かによって破壊されたりしている。そういう時にその原因を探り、うまく進めることができるように、その世界を変えていく。こうやって活動している天使たちもおります。

皆さん方の世界において、こういう天使の活動が表に出にくい、なかなか表に現れることができないために、天使に関していろんな交流を図ろうとしても、まったく図ることができない。このような問題を抱えている場合もあります。

人間世界とまったく異なる天使の世界において、ある意味でユニークな特徴といえるもの、いわゆる金銭というもの、本来天使は無償で活動しており、金銭的なものを要求することはほとんどありません。しかし天使も自分たちの世界において、自分たち自身をどのように位置づけ、認識し、自分たちの行動の意欲を高めていくか。そういったものとある程度つながりをうまく結びつけながら、自分なりの活動を行なっている天使もおります。

皆さん方がこの熾天使の世界、熾天使の、皆さん方に一番近い天使とつながり、自分の人生において何らかの役に立てるように、いわゆる神からの思いをすぐに感じ取ったり、自分が感じたものを神へつなげていく、そういう働きとして熾天使を使っている人も時々いるでしょう。

今日はその皆さん方と熾天使とのつながりをつくり、少しでも自分が神に近づけるようにする、神の思いを感じたり、神のやるべきことを感じて、自分が直接神に近づけるようにする。そのためのワークを行なっていきます。

今は楽にしながら、だんだん皆さん方に、遠くの方から何かが近づいてくる。遠くの方から速い速度で何かが近づいてくる。そこに意識を向けてください。自分に近づいてくる速いものを感じたとき、それは自分の天使であること。それを感じ取ってください。

何らかの天使的なものを感じ取ったら、そこに意識を向け、どんな天使なんか、どういう特徴なのか。色や形やシンボル、いろんなものを感じ取るようにしてください。そして自分と何かつながりがあるかどうか。親しい感覚があるかどうか。それを感じていきます。

皆さん方が感じ取ったこの天使がなるべく皆さん方にとって効率の良い使い方ができるように、必要な時にはすぐに現れる、それ以外のときは皆さん方が神に少しでも近づけるようようにいろんな仕組みを作っていく。こうやって常に皆さん方が進化成長する方向へと進み続けるように、場のエネルギーを動かしております。

これにおいて何かが見えてきたり、感じられてきたりする人もいるかもしれません。自分の感覚が鋭くなってきて、分かるようになってきた、そういう人もいるでしょう。

皆さん方の意識の中で、天使、神に近づく一つの流れ、すぐに神に近づけるようになる。そういった観点においての熾天使の活動がつくられていきました。皆さん方が神に近づくための役割として、熾天使が活動していく。それを感じ、熾天使が活動しやすいように、意識をつくり上げてください。

それでは少し休憩をとります。





個人アドバイスは省略

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