20171113 of Central Sun Ascension Report

/意識レベル/正しさとは/宇宙的な正しさ/宇宙の法に従う/法の現れは人によって異なる/古い価値観ではなく新しい価値観で/

2017/11/13 月例セミナー

このメッセージのいいねポイントは

正しいことは宇宙の法に従うこと


①関係性に依る日本人の正しさの基準

アルファケンタウリから話をいたします。地球の皆さん方の意識レベルが上がってきて、だんだん宇宙の領域に近づいております。まだ完全な宇宙の意識にはつながっておりませんが、いわゆる、今、皆さん方が学ぼうとしている宇宙的な正しさ、宇宙的な善悪、こういったとを学び、身につけていくと、宇宙意識の中に入ってきて、さまざまな宇宙人類の仲間入りをすることになります。

今の地球人類と宇宙の人類のちょうど中間のところに皆さん方は入ってきていて、宇宙における正しさ、宇宙における善悪を理解することによって、宇宙意識の中に入っていくことになります。

宇宙における正しさとは何なのか。今の地球人類の正しさは特定の価値基準によって植え付けられた価値観になります。いわゆる誰か、何者かが正しい・正しくないという価値観を作り、それをほかの人々に教えていく。わった人がその価値基準を大事にして、またほかの人にその価値基準を伝えていく。こうやって、最初の人間は世の中を良くするため、人々を幸せにするために一つの価値基準を作り、それを正しい・正しくないと判定してほかの人々に伝えていきました。

この価値基準による正しさは最初にこの価値基準を作り上げた人間の価値観に依存することになります。これが宗教の場合は、最初の教祖のような人間、最初に教義を作り上げたもの、その者たちの価値観によって正しい・正しくないの基準がつくられ、それを信者たちに伝えてきました。

日本における正しさは、ある意味では西洋的な正しさよりも宇宙的な正しさに近いということもできます。いわゆる日本の人々の正しさは単なる論理だけではなく、心の状態や場の状態、お互いの関係、そういう相互関係から作られてくる正しさで、一つの方向から見た正しさ、一人の人間から見た正しさを問うのではなく、お互いの関係において正しいかどうか、この関係性における正しさを尊重する傾向が強くあります。

分かっている者と分かっていない者がいるとき、西洋的な正しさは分かっている者が正しく、分かってる者に合わせる、これが西洋的な正しさになります。しかし日本的な正しさというのは、分かっている、分かっていない人がいるときに、一方的に分かっている人が分かっていない人をコントロールするのではなく、分かっていない人の身になって相手が傷つかないように、相手が理解できるようなやり方で、できれば自分で分かるようなやり方で説いていく。これが日本的な正しさになります。お互いの人間関係を壊さない、相手を尊重する、こういう関係性を大事にするのです。

これが日本的な正しさであり、それ故に家庭においては家庭の環境を維持する、会社においては会社の関係を維持する、地域においては地域の関係性を維持する、こういう関係性を第一に考えてるところが日本人の正しさになります。

西洋的な正しさは一人ひとりの価値観、さまざまな価値観がある中で、より詳しく知っている者、より細かいところまで知っている者、そういう者たちが絶対の力をもっており、そういうよく知ってる人や分かっている人にほかの者たちが合わせる、従うという状態になっていきます。宇宙における正しさは基本的に宇宙の法則が大前提にあります。宇宙の法則に合わせること、宇宙の法則に従うことが正しい行動になります。

ただ皆さん方の今の状態においては、宇宙の法則を理解し宇宙の法則に従うという意識がまだそれほど身についておりません。宇宙的な正しさを学び、身につけるためには、どうしても宇宙の法則を理解し、宇宙の法則に合わせた行動をとるということが優先されていきます。ただこの宇宙の法則というのは言葉として伝えることがとても難しく、いわゆる宇宙の法則も意識によって異なり、意識レベルによって現れが異なってくるために、皆さん方に教えようとしても一人ひとり、宇宙の法則が異なってしまいます。

ここが宇宙の法則の難しいところであり、意識レベルによって宇宙の法則が異なっている。学びの度合いによって宇宙の法則が異なってくる。したがって皆さん方が理解したいと思ってもいろんなレベルの人に一つの言葉で説明することがとても難しくなっております。

たとえば宇宙の法則の一つに、他人を生かす、人を生かすという法則があります。相手を生かす、この生かすという簡単な法則でも、実際には一人ひとりの現れ方はまったく異なってきます。本当に相手が困っていて、相手の生命が危ないという状態のときには、生命を生かそうとする、これがまず最低限の行動になるでしょう。

しかし相手が、その時が寿命であったとき、相手はそこまでの生命であるというのが明確に分かっている時、無理して相手を生かそうとすることが本当に良いのかどうか。宇宙の法則から見れば、これは相手の魂を生かすというレベルに変わっていくために、肉体を生かすのではなく魂を生かす芳香へと意識をもっていく。つまり魂が肉体から離れるときに魂が苦痛を感じないように、魂がそのまま良い形で魂の世界に移行できるように手伝っていく。これが相手を生かすことになります。自分がどこまで理解し、どこまで相手のことを考えているか。その度合いによって相手を生かすという意味も行動も結果も異なってくるのです。

相手を生かす、たったこれだけのことでも、相手の心を生かす、相手の肉体を生かす、相手の魂を生かす、こういういろんな現れが異なってくるために、では寿命を迎えている老人に対して、さらに心臓移植やほかのいろんなことを使って長生きさせることは正しいのか、正しくないのか。もう本当は寿命がきているのに無理して臓器移植で生かすことは正しいのか。いろんな問題が現れてくるでしょう。宇宙的に見た場合にはそれが寿命である場合は、無理して生かすことは好ましいことではありません。ただ人間の価値観で長生きすればよい、生きていてくれればよい、これは執着にすぎなく、執着していること自体が正しくない心の持ち方になります。

こういう意味において、一人ひとりの理解度、認識度、考え方、意識レベルによって法の現れ方が異なってくるために、これからの皆さん方の宇宙的な正しさを理解するためには、一人ひとりの正しさが異なること、自分は自分の正しさを理解し、ほかの人にはほかの人の正しさがある。こうやって正しさの基準が一人ひとり異なってくること。これをまず受け入れる必要があります。

自分と他人が異なる行動をとっている。同じ一つの状況において、自分とほかの人が異なる行動をとっている。宇宙においてはこれでも間違っていない場合がたくさんあります。複数の人間がいて、それぞれが違う行動をとっている。これも一人ひとりの魂の進化度から見たとき、十分に許される判断が存在しております。自分と異なる価値観で自分と異なる行動をとる人がいたとき、そこでほかの人を責めたり、同じ行動をとるように命令したり、従わせること自体が間違った行為になります。

あくまでも一人ひとりの判断、一人ひとりの行動を尊重すること、これが正しい考えになります。しかしこれは宇宙レベルの意識に達している者、宇宙の仲間入りをしている人に対して当てはまることであり、今の地球人類の意識を見ていくとまだそのレベルには達していません。

したがってまだ宇宙の意識につながっていない人間に関していえば、本来の正しい行動をとるということはとても難しく、一人ひとり価値観の異なる今の社会において一人ひとりの価値観を尊重し、一人が違う行動をとることを許したとしても、おそらく社会としては機能しなくなるでしょう。今の地球人類はまだ第三密度としての意識が強いため、ある程度を皆で協力し合う、皆で協力して一つのことを達成する、この学びが行なわれております。

今の段階で一人ひとりが単独行動をとるのではなく、意識的に自立し、意識的に自分らしく自立したとしても、皆で協力し合う、皆で一つのことを達成する、この方向性はまだ強い力をもっております。したがって今の皆さん方の時代においてはいろいろ価値観が異なり、一人ひとりの立場が異なっても皆で同じことを一つで協力し合う。この言動は必要な場合があります。皆さん方の日常の中で皆で協力し合って一つのことを達成するか、あるいは一人ひとりがバラバラに好きなことをやって、それぞれが自分の満足する生き方をしていくか。これを認めていくか。いろんな意味のちょうど難しい状態に入っております。

ただこの時期をうまく乗り越えていくと、だんだん皆さん方も要領が分かるようになってきて、宇宙的な正しさを具現化していく、宇宙的な正しさを使わない限り解決できない、こういったことが分かるようになっていきます。これまでのように皆で一つのことを行なう、一つのルールに皆が従う、この時代はもう終わっているために、今は一人ひとりが異なる価値観をもち、一人ひとりが違う現実を創り上げていく。この流れに入っていくために、皆で同じ結果を出すとか、同じ状況などということがだんだん減っていくことになります。一人ひとりの価値観を尊重し、一人ひとりが自分に満足する生き方を進めていく。この流れに入り、一人ひとりの価値観が重要視される流れに入っていきます。

一人ひとりの価値観が尊重され、重要視されるようになっていったとき、皆で協力し合うという意識の方向性が少しずつ薄らいでいくことになります。皆で一つのことを行なう、皆で大きなことを行なう、この意識が弱まっていき、一人ひとりが個別に自分のしたいことを行なう、一人ひとりが自分が満足することを行なっていく。こういう流れを創り上げていきます。

ただそのような変化があったとしても、まだ日本の人々は自分の価値観、自分の正しい価値観を絶対的に見ることができず、どうしても確認をとる、ほかの人から確認してもらう、ほかの人の身になって考えていく、こういう意識がしばらくは続いていきます。

それによっていろんな人とのかかわりの中で、自分自身はどううまく行動をとっていくか。ほかのいろんな人の考え方を感じ取りながら、いかに自分は良い行動をとっていくか。このような意識の流れが動いていきます。

今の皆さん方の意識レベルの状態において、これからの新しい宇宙的な考え、全体的に一人ひとりの個性を尊重しながら、全体を把握してうまく行動をとっていく。これがこれからの皆さん方の考える方向性ですが、全体を見る時に自分から見た見方、自分から見た全体という意識が強すぎるため、本当の全体を見抜くことが難しくなっています。

全体を見ようとするとき、自分の見方からして全体を見るのではなく、できればほかの人の見方、自分と違う考えの人の見方、まったく違う見方を見つけ、その見方から考えていく。自分に対してもほかの人から見た自分を感じる、自分を成長させていく、こういう意識が要求されていきます。

これまでは自分たちはいろんな話題において、私はこう思う、私ならこうしたい、私はこうやろうと思う、こういういろんな心が動いておりました。自分はこうしたい、こういういろんな価値観をもって自分のやりたいことが育ってきても、本当の皆の流れを創り上げていく方向性、正しい方向性ということを見たとき、どうしても正しいのか正しくないのか、こういう問題がつきまとってきます。

正しい方向性とは何なのか。皆がそうするから。多くの人がそうするから。こういう考えはこれまでの古い日本の人の考えになるでしょう。ではどこに向かうのが良いのか。ある程度自分でその問題やテーマ、題材をしっかりと調べていき、自分はどうしたら喜びを感じるのか、自分が喜びを感じること、しかも他を生かすという意識を常にもっており、生かすためにはどうしたら良い。他を生かすためにはどんな努力が必要なのか、そういったことを考えていく必要があります。

皆さん方の頭、マインドの中に、何かを考えようとすると、どうしても第三密度的な善悪、価値観あるいは意識の広がり小ささ、そういったことが常に妨害してしまい、本当の真実を見抜くことが難しくなっております。正しい方向に進み続けるためには、この真実の方向を感じ取る、真実の方向性が分かる、この意識が必要であります。これをしっかりとを身につけていただく必要があります。


簡単なワーク行なっていきます。

楽な姿勢をしながら自分のマインドに意識を向けて行なってください。

自分のマインド、いわゆる考えているところ、頭の中の考えの部分、そこに意識を向け、自分は何だったんだろう、自分は何のためにここにきているんだろう。自分について真正面から考えてみる。自分を否定せず、ただ自分を認識し、さらに自分が望んでいること。この国を幸せにするためには何が必要なのか。いろんなことを心で感じとっていきます。


宇宙から細かな精妙な波動が少しずつ降りてきて、皆さん方の頭の中に入っていきます。

細かな波動が頭の上から少しずつ入ってきて、自分の頭の中が何か整理される感じ、新しくなる感じ、新しい感覚が感じられるようになっていきます。

頭の中に宇宙的な一つの波動が入ってきて、考え方のところに刺激を与えていきます。いわゆるこれまでは自分の観点から見たら正しさ、あるいは家族や友人、いろんなレベルにおける正しさが自分の行動を支配しておりました。今、宇宙から降りてくる精妙な光線によって自分のマインド、正しさの思考の部分が変化を受けていきます。

頭の中に新しい光が入ってきて、自分の頭のところに新しいエネルギーで充満させていきます。

新しい宇宙の細かな波動が頭の中に入ってきて、これまでの古い価値観、古い善悪の価値基準が少しずつ溶けていき、特に執着的な判断のところに強く入ってきて、より柔軟性のある価値観、いろんな人からの価値観、そういったものが感じられるようになっていきます。自分中心の考え方や判断、いろんな人々の考え方、判断を感じ取れるようになっていき、多方面の価値観を自分が感じ、受け止め、理解できるようになっていきます。

宇宙から降りてきたこの細かな波動は頭全体をやさしく振動させていき、古い価値観で行動するのではなく、新しい価値観、宇宙の法則に従い、一人ひとりの価値観を尊重し、一人ひとりの意識レベルに応じて正しい言動をとっとぃく、そういう波動が頭の中を刺激させ、振動させていきます。


宇宙的な正しさはただ一つの何かを学んだり修得するだけですべてがうまくいくわけではありません。やはり初めのうちはうまく行動できず、すべての人に対して、すべての立場の人に対して全員がうまくいくという行動はとても無理なことがありました。これを解決してどんな立場の人にも、どのような人にも正しいと認識してもらえる、そういう新しい宇宙的な言動をとるためには、常にいろんな方向から自分を眺め、自分の考え方、行動の仕方を客観的に見れるようにしていく。この意識が必要になります。

また相手を見る場合でも一つの基準や一つの見方だけで相手を決め付けるのではなく、相手の身になっていろんな観点から、いろんな状況から相手を感じていく。そうすると自分との関係の中で、大事なものに気が付き、理解できるようになることがあります。いわゆる何らかの縁、カルマで出会っている。お互いにやることがきて、いろんなものが思い出されてきて、自分と他人との関係がこれまでの関係とは異なる関係に変わっていきます。

相手の細かいことが分かってくると、単純に良い悪いで相手を判断することはできず、状況に応じて相手の必要なところ、相手がやるべきこと、いろんなものが分かるようになっていきます。こうやって人に対して正しく認識することができ、一人ひとりを正しく生かすようにもっていく。こういったことができるようになっていけば、少しずつ宇宙の考え方、宇宙の行動の仕方がとれるようになっていったということができます。

自分自身の言動を自分で客観的に見ながら、相手に対してもいろんな方面から相手を見抜いていく。こうやって自分と相手との関係を良い関係へと引き上げていく。これが皆さん方にとっての宇宙的な正しさ、宇宙的な行動の在り方ということができます。自分を客観的に見ながら、相手も多方面から相手を観察し見抜いていく、この力を身につけ、行動がとれるようにしてください。

※個人アドバイスは省略します。





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