20170722 of Central Sun Ascension Report

/まず心を治める/次に心を使いこなす/隠れている自分の心に目を向ける/自分のものと皆のもの/

2017/7/22 密教5

このメッセージのいいねポイントは

自分の心をコントロールする


①怒りをどう抑えるか

密教の僧侶としてお話をいたします。皆さん方が密教の学びを進めていき、自分の心のコントロールを学んでいきます。密教は最終的には自分の心をコントロールする、心の力をコントロールする、そこに行き着くことになります。心を学び心を治め、心を使いこなしていく、この心を使うということが大きなポイントになります。

人間の心はコントロールすることがとても難しく、その時々の状況や人間関係においてすぐに心が揺れ動いてしまいます。気に入らないことがある、不愉快なことがある、そういう状況によってすぐに心が揺れ動いてしまいます。何もしないと心はまるで自分とは別の人間であるかのように勝手に動き回り、自分でも扱いが難しくなってしまいます。

この自分の心をまず自分で治めていく、自分で心をコントロールし自分でしっかりと心を自分が使いこなしていく、そのための学びにあるのが仏教の基本にあります。ある程度自分の心を治め、自分で心をコントロールできるようになってきた時、改めて自分の中にある心の高い波動の部分、隠されている心の部分に意識を向け、自分の心の中の神秘的な部分を目覚めさせていく、心の中の神秘的な部分を自分が使いこなせるようにしておく、これが密教の段階になっていきます。

したがって密教を行なうためにはまず自分の心を治めることができること、心をコントロールすることができること、これが最初にあり、コントロールできてから自分の中の秘めたる力を使いこなしていく、この流れに入ることになります。自分の心をコントロールできない、怒り、不快感、あるいは恥ずかしさ、もろもろの感情によって自分の心か揺れ動いてしまう、これはまだ密教を学ぶ心の準備ができていないことになります。

まずはどのような状況にあろうとも、どういう人間関係に入ったとしても、心をしっかりと自分で治めることができる、これが第一条件になります。その上で自分の中の静かな心の中に眠っている素晴らしい能力、素晴らしい心の力、それを使いこなして天の世界につながり、天の世界のさまざまな力を自分が使えるようにしていく、こうやって密教の秘伝を身につけることになるのです。

皆さん方が密教を学び、自分で使いこなせるようにするために、やはりこの心をコントロールするということが一番難しいテーマとして与えられていきます。怒り、なぜ怒りをコントロールできないのか。気に入らない、不愉快、そういった状況が多いでしょう。なぜ気に入らないのか、自分の存在価値を認めてくれない、自分の意見、自分の言ったことや自分の存在、こういったものを認めてくれない、この自分を認めてくれないという我の心、この我の心が大きな障害になります。

自分、自分の言ったこと、自分のしたこと、自分の考えたこと、これは否定されると自分自身が否定されたかのような意識になってしまい、それに怒りを感じてしまう、自分の存在が認められないと気に入らない、不愉快になる、常に自分という存在がつきまとっており、自分が否定されることによって不快感を感ずる、これが怒りにつながっていきます。

自分の存在に執着する、自分に執着している、この自分の執着が大きな問題ですが、一般に今の皆さん方の社会では自分を表現することを教わっていきます。自分の考えを正しく表現しなさい、自分の思っていること、考えていることを正しく言いなさい、すべて自分自身の我が強くなるように社会が動いていきます。

自分の考えを正しくもちなさい、いっけんこれはとても良い表現のように思われますが、自分の考えに意識を向けすぎてしまうと、自分が完全にその中に執着してしまい、それは私の考え、私が考えたこと、常に私、私という意識が自分の中でつくられていきます。

私の考えを真似した、私の言ったことを真似した、こうやって自分の出した言葉、それが自分のものであるかのような意識がつくられてしまいます。自分の考えたこと、言ったこと、行動したこと、それに執着しないことが重要なポイントになります。私がしたこと、言ったこと、考えたこと、自分のものだと思ってしまう。

それは自分のものではありません。いわゆる宇宙から見た時、天から見た時はいろんなアイデアを全員に渡していきます。誰がそれをキャッチして、どのように言葉に出すか、どのように行動に移すか、それは誰が行動しても問題はありません。天は全員に思いを与えており、全員が同じようにキャッチできるように仕組んでいきます。

したがって誰かがそれをキャッチし考えとして表現したり、言葉を出したとしても、それはその人の特別なものではなく全員が聞くべきもの、全員が口にすべきものであり、その口に出した人だけのものではありません。常に皆で一緒に聞いて、皆で共有する、皆が一つとなって分かち合う、この意識が必要になります。

しかし皆という意識がいつの間にか私、自分という意識に強くなってしまい、私の考えを、私の言ったことを、私のしたこと、常にこうやって自分、自分という意識が動いていきます。そして自分という意識が強くなると同時に他の人、自分と他人を分離させてしまい、これがさらなる大きな問題をつくり出していきます。

本来自分も他人も一緒で、同じように学び合い、理解し合い、協力し合う、こういう人間の役割がいつの間にか一人ひとり、別々のものとして認識するようになってしまいました。密教の基本的な理解をするために、本来人間はバラバラではなく、皆つながっていること、皆が一つであること、これをはっきりと理解する必要があります。

自分が考えたように見えても皆で考えついたこと、自分が言ったことにしても皆が言うべきことをただ自分が最初に言ったに過ぎないこと、皆がそれを言うようになっていること、常に皆という意識が重要になります。自分という意識ではなく、皆という意識で常に考え進めていく、この基本的な心をしっかりと身につけるようにしていってください。


Aさん、あなたの学びにおいて、日常のいろんな現象においてだんだん自分を反省したり、少し客観的に見る能力が身についてきております。少しずつ自分の言動を客観的に見ることができる、そういう意識の持ち方においてはある意味では成長しているといえるでしょう。次の段階に進むために自分と他人、自分と他の人がいる時に自分を客観的に見ると同時に、相手の観点から見てみる、相手の観点から自分を見た時に自分の言動はどうだったのか、相手の観点から周りを見た時、周りはどういう観点に見えているのか、こういう相手の立場から考えてみる、こういったことをすると自分を客観的に見るだけではなく、もう一つの新しい価値観が分かるようになっていきます。いろんな人の身になって自分を見てみるといろんな価値観が見えてくる、一人ひとりの価値観が見えてくると、自分という存在が新しい存在のように感じられていきます。相手の立場から考えてみる、この練習を行なってみてください。

Bさん、あなたのこの密教の学びにおいて、自分の精神性を高めていく、自分の理解度や知性を高めていく、そのために重要なのが深く追求してみる、深く考えてみるという思考作用が要求されていきます。ある程度分かる、大体分かるというレベルではうまく考えることができますが、さらに深いレベルでもっともっと考えつかないような深いレベルまで考えてみる、この分かったというレベルから先にさらに深く考えてみる力が要求されてきます。いっけん分かったように見えてもさらに深く考えてみると全然別の状況が見えてきたり、まったく発想の違うことが感じられたりしてきます。この分かったというレベルをさらにもう一段階掘り下げ、深いレベルで考えてみる、この練習を行なうようにしてみてください。


Cさん、あなたの密教の学びにおいて、人間の心を理解しようとする時、ただ心を理解しよう、心を理解しようと思うだけではなかなか心が理解するのが難しくなってしまいます。心を理解するというよりは一つひとつの言動を注意してよく見てみる、相手の行動、相手の言ったこと、相手がしたこと、一つひとつを分析していき、行動や言葉、そういったものからその人の心を見るようにしていくと、ただ心を感じようとするよりは別の感覚が分かるようになっていきます。心を感じようとする時いきなり心だけを感じようするのではなく、いつ何をどのように行なったのか、どういう風にして行なったのか、そういう言動をしっかりと見ていくようにしてみてください。

Dさん、あなたのこれからの学びにおいて、自分の意識を高めていくためにまず自分がどこまで理解でき、どこまで悟りに近づいているか、いろんな自分の意識を見ていく流れにおいて、自分が理解できていないもの、分かっていないもの、そこに意識を向けるようにしてみてください。分かっていることをただ納得するよりも、まだ分かっていないこと、理解できていないこと、明確に理解できずに大まかな理解に留まっているもの、そこに意識を向け、まだ分かっていないことを明確に分かるようにしていく、この作業が必要になります。これまではある意味では大枠をつかんだら分かったような感じになったり、細かいところをあまり意識せずに全体的なところを理解するだけですべて分かったような感じになっていることが時々ありました。分かっているという意識よりも何がまだ分かっていないのか、何が理解できていないのか、そこにもう少し意識を向けていき、自分の分かっていないことを明確にしていく、こうやって自分の意識レベルを上げてみるようにしていってください。

Eさん、あなたのこれからの学びにおいて、自分自身の心の在り方に自分でどう向き合っていくか、自分の心を理解し自分で自分の心をうまくまとめていこうとしても、自分で自分の心をどう見て良いか分からない、どこからどこまでが自分の心なのか、時々自分の心をどう扱って良いか分からなくなる時があります。常に周囲や周りの人、いろんなことに心がすぐ動いてしまうために、自分の心なのか、相手から動かされた心なのか、それが分からなくなってしまい、どこからどこまでが自分の心で、どの部分が相手の心で動かされてしまったものなのか、これが自分でも混乱していることがあります。自分の心を正しく見るためには、人とのかかわりの中で自分が一つひとつどういう心を動かしながら相手と接しているか、相手の言われたことに自分の心がどう反応し、どう心が動き、自分の中でどのようにもがいているか、一つひとつの心の動きをもう少し細かく分析してみてください。大まかにただ心を感ずるのではなく、一つひとつたとえば口に出して表現してみる、今私は悲しくなってきた、今私は裏切られた感じがした、今私は一人ぼっちの感じがしている、自分の心を一つひとつ自分で分析していき、自分でそれを客観的に表現することによって自分の心の動きがより明確に感じられてきます。自分の心を明確に感じられるようになると、それに対してどう接したら良いのか、どのようにして心をコントロールしていくか、それが自分でも分かるようになっていきます。自分の心の動きを自分でしっかりと観察していき、表現し、具体的なものとして自分の心と向きえるようにしていってください。

Fさん、あなたのこの密教の学びにおいて、自分という存在をどのようにして自分で理解し高めていくか、この自分自身の存在に対して迷うことがあります。自分のやっていること、目指す方向、何なのか、そういったことでいろいろ悩んでしまい、自分に対して自分でもどう接して良いか分からなくなる時があります。自分の方向性や進むべき道、自分とのかかわりにおいて、単純に今の自分よりも良くなる自分、今の自分よりは正しい方向に理解が進み、自分を正しく引き上げていく、そういう方向性を持った自分を感じてみてください。今の自分よりも少しでも良い自分とは何なのか、今の自分よりも正しい自分とは何なのか、今の自分よりも目覚めた心とは何なのか、常に今の自分よりも良い方向へと高めていく、そういう意識をもって自分に取り組んでいくと、次になすべきこと、すぐに修復すべきこと、いろんなものが分かるようになっていきます。今の自分を高めていく、より質の良い方向へともっていく、そういう意識で次なる自分へと進んでいってください。

Gさん、あなたのこの学びにおいて、自分の存在に時々自分でも分からなくなる時があります。自分をどのようにして認識し理解し、自分を高めていくか、この自分の学びの流れにおいて、自分が本当にしたいこと、身につけたいこと。やるべきことは何なのか、それに迷ってしまう状況があるのです。自分の方向性をはっきりと理解し進んでいくために、今自分に与えられた環境や状況、自分のできる範囲の中で自分ができることは何なのか、それを自分なりに見ていくと、自分の中でまだまだ眠っている自分の能力、自分の中でやるべきこと、自分の中で高めることができるもの、そういったものが分かるようになっていきます。自分の中でまだまだこれから成長させるべきこと、進むべきこと、能力を開発すべきこと、それが見えている時、そこに向って正しく進んでいく、迷うことなくただ次の段階に向かってやるべきことを進めていく、こうやって自分の方向性をしっかりと維持できるようにしていってください。

Hさん、あなたのこの学びの流れにおいて、自分自身の日常の流れの中でどうしても余裕がなくなってしまったり、やろうと思っても心の集中が難しくなったりする場合があります。やるべきこと、やりたいことがなかなか現実で動かなくなってしまう、そういう時でも焦ることなく、まず現実を理解し、現実の中でできることを最大限行なっていく、いろんな流れにおいてできることだけを行なっていく、こういう余裕にある心を身につけていき、その中で最善を尽くすということがうまくできるようになれば、自分は自分の流れの中で良い道を常に進み続けることができます。自分を責めたり周りのせいでもなく、ただ自分は自分のために努力していく、この心をしっかりと養うようにしていってください。

Iさん、あなたの学びの流れにおいて、自分自身のやるべきこと、やりたいこと、いろんな意識が動いていきますが、どうしても余裕がない、うまくできないという意識が動き出してしまいます。その時々のいろんな状況においてできること、できないことがありますが、自分ができることがあればそれをしっかりと行なっていき、状況が悪くなったとしても、その中の常に一番良いこと、一番できることを行なっていく、その時その時の中でできることを常に行なっていく、こうやって一瞬一瞬を正しく生きる、一瞬一瞬自分の良い道を選んでいく、こういう一瞬一瞬の生き方を正しく身につけることにより心が安定する流れへと進むことができるでしょう。

Jさん、あなたの学びの流れにおいて、自分の心の弱さを自分で感ずることがあります。やろうと思ってもできなくなってしまう、やりたい気持ちがあっても持続できなかったり、あるいは時間の関係でうまくできなかったりする、そういう時に自分を責めてしまったり、自分で自分に後悔したりすることがあります。いろんな意味においてうまくできなかったとしても、一切自分を責めることなく誰のせいにすることもなく、それはそれで後悔することなくただ次の流れへと向かっていく、ただ次にできることを最大限に行なうようにしていく、この自分に対する意識を変えるようにしてみてください。自分に対してできないことを後悔したり、そこにずっと留まっているのではなく、常に意識を変えて新しい方向へと進んでいく、常にできる方向へと意識を向け新しい気持ちで取り組んでいく、こうやって常に自分の方向を良い方向へと目を向けるようにしていってください。

Kさん、あなたの毎日の流れにおいて、自分自身の進むべき方向性、やるべきこと、意識すべきこと、いろんな方向性があり、どれが自分にとっての一番の方向性か分からなくなる時があります。どのような方向性、どういう状況になったとしても、基本は自分の心をしっかりと自分でコントロールしながら成熟させていく、心をコントロールし心を使いこなし、高いレベルへと引き上げていく、これは常に一定のものになります。周りのいろんな現象が起こったとしても、心そのものとの接し方を変えないようにする、状況に惑わされず自分の心の扱い方、接し方は常に同じようにしていく、こうやって心の影響をそれほど受けることがないように、うまくトレーニングしていく必要があります。こうやって状況にかかわらず心との接し方は常に一つにしておく、これができるようになると現状に振り回されず、常に自分の心を大事にしながら自分の心を成長させるように学び、進むことができるようになるでしょう。

それではここまでにいたします、ありがとうございました。


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