/日本人の意識/身近な範囲だけで考えるとビジネスはうまくいかない/いろんなことを配慮する必要がある/うまく協力者が現れてくる/そのまま海外展開しても通用しない/他の民族に適合させる対応力がカギ/ビジネスは数年ごとに戦略を変える必要がある/アイデアの具現化が得意ではない/弥生系・渡来系は新しい目覚めを起こさせる/
2019/11/25 宇宙交流会 |
このメッセージのいいねポイントは |
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日本独特の感性を世界へと広げていく |
①協力者や対応力をうまく活用すること
光のハイアラーキとして話をします。日本の人々の意識、特に他人と接するときの意識や友人、一般の人との接し方において、日本人の態度や言動、意識がどう変わっていくか。これからの第四密度の世界に向けての日本人の意識の変化を学んでいきます。
今の日本の人々は人間関係において不得手な人、苦手な人、うまくできていないという人がとても多いと感じられているでしょう。戦前の頃までは地域や家族、仲間内で、皆で楽しい、親しい関係を作り上げ、この親しい人間関係が持続することを前提にして社会が発展しておりました。
したがって身内を大事にする、家族や親戚、地域を大事にすることによって、常に幸せな楽しい毎日が継続していく。この意識が根底にあるために、地域や家族のつながりを大事にしておりました。
しかし戦後、西洋的な風習が一気に日本に入ってきて、特に指導者の意識のレベルが西洋人的に変えられてしまい、地域や家族、身内に限らず、もっと広いレベルで、あるいは地域に限らずほかの地域の人々や文化や宗教が異なる人、そういう人との交流をするように意識を変えられていきました。
それによって少しずつ地域を大事にしたり、家族を大事にしたり、親族を大事にする意識が弱くなっていき、むしろ社会的なレベル、世界の意識レベル、そこに興味をもっている人はどんどん外へ出ていく。その特定の地域にとどまるよりも、より大きな世界へ、よりほかの国々へと意識を向けることが多く現れてきました。
特にビジネスを中心に行なっている人は、日本だけのビジネスだとだんだん限界が訪れることが分かってきて、常に安定したビジネスを作り上げるためには、ある程度国際的な拠点を作っていないと、ビジネスとして安定しないことが分かってきました。
日本の中だけでビジネスを進めようとするとどうしても限界が現れてきます。また日本全体がビジネス的にうまくいかないときに、ビジネスそのものがかなり悪い状態になってしまいます。
したがって海外の拠点を作ることによって日本がうまくいかなくてもある程度、全体に見てうまくいっているように仕組みを作り上げる。そういう意識が目覚めてきて、世界へ世界へと意識を向けることが多くなってきました。
今ではほとんどすべての大企業が国際的に取引を行なっております。国内だけでビジネスを成功させようとすると、どうしても限界が現れてきて、ある一定以上の発展が難しくなっていきます。
こうやって日本という国だけを対象にしていても、実際にはビジネス的にはうまくいかない、またそれぞれの家庭においても家庭自身が経済的に豊かで、ある程度満足が得られる家庭を維持するためには、一つのことにずっとこだわっていたり、一つのことだけで完成させようとしても、どうしても限界が訪れてきます。
日本にいて、日本の一つの会社だけで何十年間もそこにいて、安定した収入が得られるということはかなり難しくなってきています。どんな企業でも安定して何十年も成長し続けるということは困難になっております。
企業そのものが体質を変えたりいろんな仕組みを変えて、ビジネスのやり方、取引先を変えていかない限り、長年、うまくビジネスを継続させることが困難になってきています。
特に今の時代はこの変化が顕著に現れてきて、これまでの発想やこれまでの意識だと、数年しか続かないことが多く、数年たつともう数年前のやり方が通用しない、新しい発想で新しいものに変えないとうまく社会に対応できない。そうやって常に数年ごとに根本的な変更をしないと、うまく続けることが困難になってきます。
ビジネスを前提に考えると、そういう社会になっているために、多くの人がビジネス、経済という観点で日本や社会を見ていくと、数年ごとに意識を変えなければならない、大きな決断・選択が迫られてきます。
しかしこれらはビジネスや経済という観点で見て、体質を変えたり、生き方を変える必要がありますが、必ずしも経済やビジネスを前提にしているのではなく、自分自身の満足した生き方、必ずしも金銭として大きいものを手に入れるということを前提にしているのではなく、自分が満足できること、やりたいこと、したいことに挑戦して、それで自分が満足を手にしていく。そういう生き方を楽しんでいる人はどのような時代であろうとも、それなりに楽しむことができます。
ビジネスだけで人生を考えている人は数年ごとに根本的な作り替えが必要ですが、ビジネスとは関係なく、ただ自分のやりたいこと、興味のあること、挑戦してみたいことが頭に浮かんできて、どうしてもそれを実現したかった、それを行動したくなるという衝動に駆られ、それに取り組んでいく人は自分が求めるだけで挑戦して、何か新しいものを作り上げ、新しい社会の一歩を踏み出していく。そうやって新しい扉を一つひとつ開けていき、新しい流れをつくり出し、そしてこれまでとはまったく違う社会へと導いていく。こういう人が必ず現れ、社会を動かしていきます。
この「何か自分が思うところ」、「感ずるところ」に意識が向き、それを実現させたい、ぜひともそれを形にしたい、あるいはほかの国々、ほかのところへ広げていきたい、という強い衝動に駆られて行動している人はある程度、社会を変える役割として生まれてきていることが多くあります。
そういう力をもっている人は初めから協力してくれる人、手伝ってくれる人を用意していることが多く、いわゆる魂のレベルでお互いに了解しており、お互いに目覚めた時点で協力し合う、一緒に頑張っていく、そういう計画に従って現実で行動している人たちがおります。
良い仕事のパートナーに恵まれた、お互いにうまくやりとりをしてお互いに良い仕事をして分担している。こういう人たちは初めから魂のレベルで用意し、準備して、うまくいっている形態ということができます。
日本の人々の場合もこれからはこういう人々が多く現れてきて、これまでの日本人のやり方とは異なり、自分のアイデア、自分のアイデアをさらに具現化してくれたり、広げてくれたりしてくれる良い人が現れてきて、その人がうまい、良い仕事をしてくれる。こうやって協力者がうまく現れてきて、そして全体として良い流れを作り上げていく。
こういう人たちがこれから多くなってきて、日本の中だけで新しい動きを見せる人が現れてくるでしょう。最初は日本の中だけでそういう動きが現れてきて、まず日本全体で受け入れられるように、日本全体でうまくいくようなものを作り上げていきますが、だんだんほかの国々も、日本で始まって日本人がうまく作り上げたシステムは、ほかの国でも通用する、日本でうまく広がったものはほかの国でも利用できるということが分かってきて、日本で新しく動き出したものはそのまますぐにほかの国でも広げようとする動きが現れてきます。
そういう意味において今、現在ではまだ日本人はビジネスの観点では後からついていく、先駆者に付いていくという意識が根強く残っていますが、しばらくすると、日本人の中から独自性をもった人が現れてきて、またうまい協力者が現れてきて、日本から新しいものを作り出していく、新しいものを広げていく、そういったものが少しずつ多く見られるようになります。
皆さん方がそれに気づいてきたとき、日本で良いものが現れてきたときに、それをほかの国々でうまく使えないかどうか、自分たちが知っているほかの国々でうまく広げたり、利用できたりするために何か手伝えることはないか。そういった観点で見ていくと、いろんなところでまだまだ役に立つところが残っております。
日本人が最初にアイデアを出し、何かよいものを作り上げたときに、それをほかの国々やほかの文化、ほかの宗教や意識の人に合わせるために、やはりうまくそういう人々の意識に合わせていく必要があります。
日本人の作り出したものでそのまま何も変えずにほかの国に広げようとしても、基本的にはまったく使い物になりません。日本人の独特の感性が邪魔してしまい、日本人にしか通用しないものがたくさん隠れております。
それをうまく見抜いていき、それぞれの国ごとに必要な物だけをうまく切り取っていく。それぞれの国の文化や風習に合うように、うまく修正していく。そういう人々がかなり大事になってきます。
良いアイデアが出たとしても、この、ほかの国々に合わせる対応力がないものはまったく、広がったり受け入れられることがなく、良いものであっても日本だけで終わってしまい、何年かするといつの間にか消えてしまったりするものがあります。
せっかく日本で作られ、良いものとして出てきたものに関しては、それをどうやったらほかの国や文化、宗教の世界でもうまく広げることができるかどうか。そこで皆さん方がいろいろ工夫したり修正したりして、アイデアを出し合うと、すぐにほかの国や民族でも使うことができるようになります。
そういう観点において、これからの日本の人々においても、まだまだ発展する可能性は多く残っており、また、世界的にも貢献できるものがたくさん、あります。
日本人として特別に日本人が目立つことや日本人として認められるようなものをつくり上げる必要はいっさい、ありません。日本で作られたとしてもほかの国に使えるように修正していき、もう日本発ではないような状態になったとしても、それが受け入れられ、広がっていくのであれば、それでよいという割り切る必要があるでしょう。
そうやってアイデアをうまく日本から生み出し、ほかの国々に合うようにうまく修正し、変えていき、自然に溶け込んでいく。そういうツール、そういう何らかの仕組み、そういったものを次々と日本から生み出していくと、いずれ世界が、日本人的な発想が普通になってきて、日本人がもっている感性や文化的なものも世界中で受け入れられていく可能性があります。
日本人的な文化や意識、やり方というものは、ある意味では平和になる可能性をもっており、対立的なものや排他的なもの、他を排除するという意識がないことがとても多く、どんな異質のものでもうまく溶け込み、合わせていく、異なるものを一つにしていく、そういう力を日本人は暗黙のうちに身につけております。
したがって日本で誕生し、うまくほかの国々や民族に合うように修正していき、広がっていくものは、基本的には平和志向の意識、一つになる意識として広がっていきます。
これは日本人がもつ一つの特徴でもあるために、このツールを広げるということ自体が世界において、大きな貢献をすることができるようになるでしょう。
ただ今の段階においては、まだアイデアをうまく具現化するということがうまくできていないために、その基本的なところから日本人が学び、身につける段階にあります。
まず、基本的なところで良いアイデア、良いものを作り出し、生み出し、具現化したときに、日本の中だけで終わらせようとか、日本人だけ通用させるという意識ではなく、初めから世界規模で考えていく、どの人種でもどの国でも使えることを前提として考えていく。そういう意識で進めていくと、すぐに世界中に広がり、世界が日本的なアイデアで繋がっていく可能性が多く現れてきます。
皆さん方もそういう日本人の意識の特殊性をうまく生かしながら、それによって世界が一つに進んでいく。そういう選択肢の時空も考えることを行なってみてください。
②弥生系などは独特の意識を日本人の中で覚醒させる
日本の民族の話がありました。日本は隠された秘密がたくさん存在しており、まだ表に出せないものもたくさんあります。ただ弥生系、渡来系として大量に日本に入ってきたものたちは、それぞれ使命をもって日本に入ってきました。
初めは日本について何も知らずに日本に呼ばれてきましたが、日本に定住しているうちに、だんだん本来の目的を思い出し、日本という土地の中でそれぞれの民族がもっていたものをうまく溶け込ませていく、それぞれがもっていた独特の風習や意識、独特の知性のものを日本の民族の中に溶け込ませていく。そういう役割として日本に集められてきております。
したがっていずれ日本においては、この地球におけるさまざまな民族の知識や智慧、身につけてきた良いもの、そういったものが日本の人々の中に受け継がれていき、そしてそれをそれぞれ時代に応じて、ちょうど良い時に表に出てくる。それも日本人的な意識でうまく時代に合うように修正されて、表に出てくる。そういう仕組みで作られております。
したがってさまざまな渡来系、弥生系として入ってきた民族の素晴らしいもの、受け継がれてきたものはいくつかの段階で、日本人の意識の中から表に出されていき、ちょうど良い時代の時によい発想で日本人から生み出され、そして新しい地球自身のエネルギーの中に広がっていきます。
日本人はそういう一つの生み出すポイント、新しい意識の目覚めのポイントとして動かされております。いずれそれが地球規模のレベルで明らかに意識できるように変わっていくでしょう。
皆さん方もそれを受け入れていき、今までの閉塞的な日本人の意識ではなく、むしろ新しいものを生み出していく、新しいアイデアを具現化していく民族としての日本人に目覚めるようにしていってください。
それではアドバイスしていきます。
※個人アドバイスは省略