/宇宙の感情/肉体脳で感じる感情と本質的な感情/ハートで人類がつながっている/第四密度の感情は愛と慈悲/辛さや痛みを分かち合う慈悲/
2019/4/15 月例セミナー |
このメッセージのいいねポイントは |
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物質的な感情から宇宙的な愛へ |
①第四密度の感情を学ぶ段階へ
宇宙のハイアラーキとしてお話をします。皆さん方が少しずつ宇宙の中に入ってきているのを感じております。この宇宙の意識レベルにおける進化の段階において、第三密度の人間の意識がこの宇宙の世界に入ってきているのが実感として感じられております。この実感というのは、いわゆる第三密度の人間の意識が強く現れてきているという感覚になります。
私たちの宇宙の意識から見たとき、第三密度の意識の人がどんどん強く影響を与えてきている、このときの第三密度というのはいわゆるまだ低い感情、低い意識に動かされている、あるいは騙されている感覚になります。人間としての明確な意識ではなく、別のものに動かされている。あるいは本来の自分ではない別の意識によって操作されている。そういう感覚の意識になります。
皆さん方は普通に自分で考え、自分で判断し、自分であるという意識をもっていますが、この自分が考えた、自分で判断したという意識そのものが自分の意識ではなく、ほとんどが騙されている、あるいは本来の自分ではない意識を自分と勘違いしている状態になります。
特に感情というテーマを扱うときは、本当の感情を認識することはほとんどなく、つくられた感情、いかにも実感としてリアルに感じられるようなつくられた感情を自分の感情と感じています。
皆さん方が肉体を通して感じるこの感情は、いかにもリアルな感覚を与えますが、このリアルな感覚そのものが偽物の感情になります。いかにも感情であるかのようにわざとつくられたもの、わざと感じられるようにしたもの、それを皆さんは感情として思い込んでいます。宇宙にきたときの本当の感情を感じたとき、今までの感情がいかに作りもので、自分が騙されていたか、それが分かるようになっていきます。
先ほどの誘導瞑想においても感じてもらいましたが、なかなか感じられなかった人もいるかもしれません。改めて宇宙におけるいかにも愛と呼ばれる良い感覚、自分個人のものではなく、人類共通につながっている愛の感覚、この波動のエネルギー、あるいは宇宙の感情を感じてもらいます。
ハートチャクラをもう少し開けてください。ハートを開けて、人類の人々のハートにそのまま自分のハートがつながっている。自分個人と意識ではなく、人類すべてがつながっている。そういう感覚にもっていきます。
皆が同じハートで繋がっている。人それぞれ個性があり、考え方も異なりますが、ハートでつながっている。表現が変わっていたとしても、皆、ハートでつながっている。この「皆がハートでつながっている」という感覚、これが皆さん方の最初の人類愛のベースになります。皆がハートでつながっている。個性があったり、表現が違っていても、ハートでつながっている。これが本当に実感できて、いつでもつながっているという感覚があれば、人それぞれの個性を認め、人それぞれの判断を認めても、ハートでつながっているという感覚はずっと残っていきます。
相手を尊重し、相手に敬意を表しながらも、個性を認めている。それぞれの人間のしたいこと、やりたいことは認めていく。それでもハートでつながり、一体感があります。これが宇宙における一つの愛の感覚になります。
宇宙における感情はこのハートチャクラで感ずる愛の感覚から生まれていきます。したがってしっかりハートで宇宙の愛につながっていると、この愛からさまざまな感情が現れていきます。人類が皆、つながっている愛をベースして、この人にはもっと優しくしてあげよう、あるいはこの人の個性を生かすためにこうしてあげよう。この人はまだそれを学んでいなくて分かっていないから、これを教えてあげよう。
このようにして一人ひとりの個性に応じて、自分が何か感じたことをしてあげる。これが宇宙における感情の働きになります。したがって宇宙の感情を手にするためには、まずハートチャクラで皆が繋がり、同じ愛を共有している、人類愛を共有して皆が繋がっている。そこから感情が動き出していきます。
これまでの皆さん方の感情は脳で作られる感情であり、これは単に感情というものを生み出す仕組み、感情というものを感じてもらうためだけに脳で作られた感情になります。これを皆さん方はハートから起こる感情へとシフトさせていく必要があります。
第四密度の宇宙の人間は脳で感ずる感情ではなく、このハートで生み出される感情、ハートから動き出す感情がそのまま宇宙の感情になり、お互いに生かす愛と共同作業で感情が広がっていきます。
したがって愛は底辺のレベルでハートでしっかりと感じ、一人ひとりに何かしてあげる時に具体的な感情として現れてきて、優しく接したりあるいは理性を使って説明したり、その人の個性に応じて一番最適なことを考えてやっていく。その過程において、宇宙の感情が働き出していきます。
今の第三密度の肉体的な感情においては、悔しさとか虚しさとか、寂しさとかのさまざまな感情も脳で作り出されていきますが、宇宙におけるそれらの感情はすべて慈悲として感じられていきます。いわゆる第三密度での悔しさ、寂しさ、辛さ、こういったものは宇宙においてはすべて慈悲になっていき、ほかの人の慈悲を感じてあげる、ほかの人の辛さや悲しみ、痛みを分かってあげる、それが宇宙の慈悲へと発展していきます。
したがって、宇宙においては、その人に何か喜びを感じたり、共感したりして、良いこと、楽しいことを感ずるポジティブな感情と、慈悲として感ずる感情、二つのタイプに分かれていきます。もちろんこのポジティブな方の感情と慈悲の方も、両方とも底辺はハートからの愛がベースになります。
ハートにおける人類愛、お互いにつながり、一緒に共存している、同じ仲間である、一緒に人類として体験している、ここから現れてくる愛、これをベースにしながら人と接する時に、喜びや楽しさを感じて、もっと楽しくいこうとする側面と、痛みや苦しみや辛さを感じてあげようとする慈悲、これがうまく絡み合って、お互いに宇宙レベルでの意識を成長させるように働きかけていきます。
皆さん方はもうこのレベルに入る許可が出され、第四密度の感情、宇宙レベルでの感情が動き出すように仕組まれております。したがってこれからの人間関係において、第三密度の激しい感情に惑わされたり、その流れに巻き込まれずに、いかに良い生かす愛へと発展していくか、愛をベースにしながら相手のための良い感情、慈悲としての感情、そこへいかに働きかけていくか、それが皆さん方のテーマに発展していきます。
だんだん自分たちがそれに気がついてくると、意識的にコントロールできるようになっていきます。激しい感情がわき起こったとしても、自分の理性で留めたり、あるいはハートからの愛が現れてきて、やっぱり相手を許していく、あるいは自分を責めない、いろんな想いが沸き起こっていきます。
この感覚的なもの、相手を許すとか自分を許す、さまざまな思いを正しく受け取り、素直にその通りにしていく。この素直さ、謙虚さを身につけてください。何か直観的に感じて、いや、許していく、自分を抑えてコントロールする、こういう感覚をぜひ大事にしてください。
このときの直観に従った謙虚さや素直さ、これを見失ってしまうと、第三密度の感情に逆戻りして、巻き込まれてしまいます。第三密度の感情に巻き込まれずに第四密度へと発展するために、感覚的にやってくる直観、そこからくる素直さや理性、それを素直に受け入れて、自分が本来の自分に意識を戻し、そして愛や慈悲、相手のためを思う心をうまく使って、高い高いレベルへと感情を引き上げていく。そういうやり方で感情をうまくコントロールできるようにしていってください。
自分が気がついたときには第三密度の感情にもうハマってしまっている場合もあるでしょう。しかし皆さん方の多くは、第三密度の感情に落ちていきながらも、今、自分は感情に入ってしまった、また罠にハマってしまった。そうやって自分で分かる時が必ず現れてきます。必ずどこかの段階で、自分はまたやってしまった、またやられてしまった、そう分かったとき、その時すぐに自分で戻れるようにする。そのまま巻き込まれたままにせずに、自分で意識を切り替え、すぐに謝ったり素直になって自分を取り戻す。この練習を続けてください。
この時に意地を張って先に進めていくと、余計に大きな別のエネルギーが入ってしまい、取り戻すことがかなり困難になります。そして同じような体験をあと二度、三度、繰り返すことになります。
したがって、自分が分かったり、その状態を見抜くことができたときに、すぐに意識を取り戻し、自分で第四密度の感情の方へとうまくシフトできるようにしていく。相手を許し、自分を責めることもなく、ただ第四密度の感情に入っていく。そうやって自分でうまくトレーニングを進めていけるようにしていってください。
それでは個人のアドバイスにきます
※個人アドバイスは省略します。