/第三密度の心/心を一つにする/反対の心を引き寄せる/エゴの心は第三密度の心/第四密度の心は集合意識的/心を進化させる/
2019/3/25 宇宙交流会 |
このメッセージのいいねポイントは |
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自分が安心するというのはエゴの心 |
①第四密度の心は集合意識的な心
光のハイアラーキとしてお話をいたします。心を一つにするという方針でワークが行なわれておりました。心を一つにするということが実際はどういうことなのか。心は一つにできるかどうか。いろんな議論がなされておりました。
皆さん方の心は、本来は自分の本質的な住処(すみか)、自分が一番安定できるもの、安心できるもの、この自分が安心できる内面の世界を心と呼んでおります。自分が一番安心できる、心の世界、ただこの自分の安心できる心の世界には魔物がたくさん住み着いています。
安心できるといっても良いことばかりで安心できるわけではなく、いわゆる安心できないという意識があります。つまり安心できる意識と、安心できない意識があり、安心できる世界において、自分は心が豊か、心が良い、そういう感覚を身につけていきます。しかし、この安心できる心の世界は、常に安心できない波動を引き寄せるようになります。自分一人が喜びを感ずるような心をもっていると、一人で喜ばすことができないような心が引き寄せられてきます。
自分が何かに安全という気持ちをもつと、その安全がそうではないような心が引き寄せられてきます。つまり良い心を自分が考え、ずっと心地よい心、安心・安全である心を求めていくと、必ずそれを破壊させる心が引き寄せられてくるのです。したがって、自分が自分だけで、自分の心だけでも安心したい、安全になりたいという心があるうちは、どうしても自分の心とは違う心が引き寄せられてくるのです。
心を一つにする、皆の心を合わせるというのは、自分だけが喜ぶ、自分だけが安心するというこの心そのものを変える必要があるのです。一人ひとり心が違っている、一人ひとり安心できる心が違っている、まずそれを理解し、この人はどの心で安心しているのか、それを探っていき、相手の心に安心できるようにもっていくと、その人は同じ安心できる心同士で繋がり、一つになります。相手が安心できる心を自分が作って相手と一緒になると、お互いに良い心になった感じで、良い住処であるかのように心を動かしていきます。
しかし、 二人で良い心を作り、安心できると、必ず、それとは別の心が引き寄せられてきます。二人が安心できる心とまったく反対の心が引き寄せられてきて、そこで不愉快な心が動いていきます。しかしこうやってやってきた不愉快の心の人も、安心できるという心で一つになると、近づいてきた者、皆がまた安心できる心で一つになっていく。こうやって安心できる心の世界をどんどん大きくしていき、広くしていくと、皆が心が一つになったかのように感じられていきます。
心が一つになって安心すると、必ずそうではない心が引き寄せられてきます。こうやって心はどんどん大きくなると同時に、引き寄せられてくる別の心もどんどん大きくなってきて、安定した平和な心を破壊させる方向へと導かれていきます。
ここで皆さん方が学ぶのは、安全である、安定するという心で安心感をもつ、これが自分の良い心、気持ち良い心ですが、こういう心がある限り、必ず反対の心を引き寄せるということです。安心する、安定である、こういう心があると、必ず反対の波動を引き寄せてしまう。この心そのものが第三密度の心ということができるのです。
今、皆はこの第三密度の心に慣れているために、自分一人で安心をする、あるいはずっと同じ心の人同士で安心・安定を感ずる、これが第三密度の心の世界ですが、第四密度の心の世界に入ったとき、心がどう変わっていくか。第四密度の世界に入ると、自分一人の心の世界で安心する、安定するという感覚が薄れていきます。
自分一人という意識そのものが薄れていき、もっと大きな意識になり、いろんな人との共通する意識を感ずるようになっていきます。したがって、その時の自分の心は自分一人で安定するとか、自分ひとりで安心するという心がだいぶ軽くなってきます。そうすると反対のエネルギーを引き寄せることが少なくなっていき、自分の心が誰かによって破壊されたり、妨害されることがなくなっていくのです。
ではそのように反対のものを引き寄せることがない心、自分は良い気持ちで皆との一体感を感じながら、反対の心を引き寄せない。そういう心はどういう心か。自分だけとか、私という意識が強くなると、第三密度の心に落ちてしまいます。
第四密度では、私、自分という意識が個人としての自分から集合体としての自分に広がっていくことを意味します。いわゆる集合意識のメンバー、集合意識における自分、集合体の中で生かされている、集合体、皆で生きている。そういう感覚の自分という意識になります。
エゴというのは第三密度では、人間一人ひとりがもつ意識がエゴですが、第四密度になってくるとエゴといっても集合意識のレベルでのエゴになっていき、本当に自分一人の個人的な自我というものはほとんど弱くなっていきます。
こうやって集合意識レベルへと意識が進化し、心も集合意識レベルになっていく。しかも良い波動、ポジティブで高い波動ばかりが多くなってくるために、低い波動で一緒になって喜びを感ずるということがほとんどなくなっていきます。こういう第四密度の心の在り方、第四密度の世界における心の在り方を学び、身につけ、そして自分たち自身もそれを実践できるようにしていく、それが今の皆さん方にとっての一つの方向性になります。
これまでは自我を表現する、自分の思いを表現する。それが正しいことと教わってきました。しかし第四密度に入ると、本当の個人の自分という意識ではなく、集合体のメンバーとしての自分、魂の兄弟であったり、何らかのエネルギーの集まりであるかもしれませんが、集合体の中の一人のメンバーとしての自分、そういう自分の意識に変わっていき、エゴの本質的なものもかなり変わっていきます。
この新しいエゴ、新しい集合体、集合意識の世界、そこにおける新しい心の在り方を学び、身につけていき、またそういう世界における人間関係、そういう世界における調和やマナー、ルール、そういったことを一つひとつ学び、身につけ、心そのものを進化成長できるようしていってください。
※個人アドバイスは省略します。