/イエス・ブッダ・マリア・ミカエルから選ぶ/運命について/欠点を克服したりして自分で進む/
2019/3/14 韓国セミナー |
このメッセージのいいねポイントは |
|
体験することではなく自分で人生を切り開くように |
①テーマを選定する
私はイエスです。2000年前、イエスとして現れていました。今の皆さん方の世界で、皆さん方の進化をながめております。今、この国において大きな変化が起ころうとしております。一人ひとり自分の正しい道を知っているかどうか。正しい道を知っている者は正しく自分を導くことができるでしょう。正しい道を知ろうとしないものは、人かられ利用され、騙され、思い通りにいかないという不満を言いながら、ただうまくいかない人生を進んでいくでしょう。正しい道とは何なのか、それについて説明できれば、話したいと思います。
私は聖母マリアと呼ばれたものです。キリスト教徒は母マリアと同じ扱いをしておりますが、母マリアとは別と思っておいてください。宇宙におけるキリスト意識の反対のエネルギー、キリスト意識とは反対でありながらも、キリスト意識と一体となり、人類を導いていく波動のエネルギーです。今この世界においては男性性の力がとても強く、女性性、女性そのものが否定された生き方を行なっております。特にこの国はそれが強い傾向にあるように思われます。女性性の生き方、女性性の表現の仕方、それらについて話すことができれば、話そうと思います。
ロードブッダ。お釈迦様と呼ばれた人間的な側面ではなく、さらにその核となっている仏陀意識をおろしてきました。人間的な釈迦の性質ではなく、宇宙的な観点での釈迦のエネルギーと思ってください。悟りとか目覚めという言い方がされておりますが、宇宙的な観点から見たとき、正しき信念をもって迷うことなく前に進む、その性質がロード仏陀と思ってください。今日、もし話ができるとするのであれば、今、多くの人々が自分は何のために生まれてきて、なんでこういう人生なのか、なぜ思い通りにいかないのか、なぜこういう家族で、こういう会社で、こういう友人たちなのか、それらの仕組みについて話していこうと思います。
ミカエル。大天使として現れてくるときは、主に神の御使い、神の役割として派遣されてやってきます。先に神からの意志があり、神の意識によって動くのが大天使ミカエルになります。もし皆さん方に話ができるとするのであれば、神が御心を表現したいときにミカエルを使って話をすることになります。おそらく、今日、話ができるとするのであれば、そもそも運命とは何なのか、一瞬一瞬の出来事は運命なのか、そういった運命のカラクリについて話をしたいと思っているようです。
②体験すべきことと運命は別
私はミカエル。皆さん方に奉仕できることを喜びとしております。運命とは何なのか。すべて仕組みが決まっているのか。多くの人は自分の人生が呪われている、希望のない人生だ、そのように思っている人が存在しております。大天使の立場からして、皆さん方に明確に言っておきますが、すべてが決まっているという人生は存在しておりません。
しかし、体験すべきことはすべて決まっております。この体験すべきことと運命の違い、それを多くの人が勘違いを起こしております。皆さん方が体験すべきことは、皆さん方自身が体験したいと思ったこと、皆さん方自身が必要と思ったことを体験しているだけであり、それは人間的な価値観では理解できない世界になります。
たとえば病気で苦しむ。多くの人は、健康であることが良いこと、病気は悪いこと、そのような意識をもっていると思われます。しかし魂の世界から見たとき、体験しなければ身につかないものがたくさんあります。
健康というものを手に入れるためには、わざと病気のような体験をして、それを克服して、健康という状態を手にする。これが魂の世界のルールになります。何一つ病気を経験することなく、健康な身体を手にすることは存在しないのです。魂が進化するためには、完全な肉体を目指す必要があります。病気にならない強い身体、どんな環境でも生きられる強い身体。その身体を手に入れるためには、それぐらいの強い身体を手にする必要があります。
自分で強くならなければなりません。いちばんよいのが病気という仕組み、それによって肉体は一時的に苦しむでしょうが、病気に打ち克つ力を身につけていきます。身体の生命力の強さや、抗体と呼ばれるもの、免疫作用、いろんな身体の仕組みが正常に動き、身体を健康な方向へと導いていく。こういう仕組みによって強い身体が出来上がっていくのです。
皆さん方の精神のところも同じことがいえます。はじめは極めて弱い精神的な力ですが、それを強い精神力を身につけるように導く必要があります。強い精神力を身につけるために、いやなことを率先して行なうようにする。やりたくないことを何度も何度もやっていく。そのような体験を通して、強い精神力を身につけることになります。
したがって皆さん方の人生において、イヤなこと、やりたくないこと、めんどくさいこと、こういったことはわざと体験しようとした流れになります。すぐにできること、誰でもできること、それはもう十分に魂ができる範囲になっている状況にあります。
魂が進化して楽にできるものもあるでしょう。あるいはすでに前世のレベルまでに体験をしておいて、できるようになったものもあるでしょう。皆さん方がスムーズにできるものは、これまでの魂の歴史において身につけた能力といえます。しかし、まだまだ完全な人間となるために、さらに目覚めさせなければならないところがたくさんあります。
今回の人生でそれを目覚めさせたいと思うもの、新しく能力を活性化させたいと思うところ、それを体験するために、今回の人生が作られているのです。
多くの人が今回の人生ですべての人間を完成することはできないために、まだまだ何回かの人生を体験することになるでしょう。今回の人生ですべてを活性化させるのは困難であり、できる範囲内で体験を進めることになります。
しかし皆さん方がこのような人生の仕組み、運命と呼ばれるもの、そういった仕組みを理解していくと、もっと要領よく人生を生きることができるようになります。すでに得意なことや、もう十分にできることを体験するよりは、うまくできないこと、時間がかかること、めんどくさいこと、そういったことに挑戦して、それが少しでもうまくできるようになる。これは人生においてとても良いことをしたことになります。
苦手なことや不得手なことを自分で克服し、自分でできるようになった。それによってかなり魂は進化したことになります。好きなことだけをやって、大嫌いなことはいっさいしない。これは楽しいかもしれませんが、魂の進化においては何も進化しておりません。
魂の進化のために、苦手なことや辛いことばかりをすることもあります。その人の人生としては辛いかもしれませんが、魂としては大きな成長を進めることができます。ただ辛いことばかりを続けていってもを人生の喜びはほとんどないでしょう。やはりある程度、喜びがあった方が楽しむことができるでしょう。
そのためには辛いことばかりに目を向けるのではなく、楽しいことや喜びも自分から見つけるようにしていく。人生を楽しめるようにしていく。そうすると、努力することと喜びが同時に得られることになります。皆さん方がどういう生き方をして、どこに喜びをみつけて、どこに新しい魂の進化を見つけることができるか。それが分かるようになっていくと、人間として体験したいこと、喜びようを得たいところ、それが魂のレベルでも分かるようになっていき、魂は良いことを体験させようとしたり、少々辛くてももっと良いことが訪れるように体験したり、し始めていきます。
したがって毎日が辛くて大変だという人は、魂自身がその体験を望んでいることですが、そういう中でも何らかの楽しいこと、面白いことを見つけようとする。そういう意識はもっておいてください。
喜びを見つけようとする意識があると、魂は必ず何らかの面白いことや楽しいことを体験させようとします。いっけん辛い人生のように見えても、どこかに面白いこと、楽しいこと、そういったことが体験できるように作っていきます。
皆さん方が自分の魂を信じ、魂が中心であり、この肉体は魂のしたいことを実行するために肉体がある。この肉体の主人公は魂であり、自分の頭にある脳ではないということ。魂がやりたいと思うことをそれを脳が感じ、脳が魂の方向に合わせて行動していく。そうすれば肉体と魂がバランスをとった動きができるようになります。
肉体と脳の世界だけで現実を考えるのではなく、魂の世界を考えて、魂のレベルで現実を見ていくと、現実はすべて魂に合わせて作られたもの、魂が体験したいことを現実として現している。そういう仕組みが分かるようになっていきます。
現実を否定するということは、魂の計画を否定することにもなり、余計に現実を生きることが難しくなってしまいます。現実がどのような現実であろうとも、魂が計画している現実であること。この現実を魂からのメッセージと思って体験していく。魂のメッセージとして感謝をもって体験していくと、魂とのつながりがよりうまくなっていき、体験すべきことがもっと早く、うまく体験できるようになります。
現実を否定したり、不満をもっている人は、もう少し魂のレベルで考えてみてください。魂は自分に何を求めているのか。何らかの体験をさせようとしているのです。一般に自分の欠点を克服し、欠点と思わないようにする。克服してより長所のレベルまで進化させていく。そうやって魂が成長することを望んでいるのです。
皆さんも肉体レベルで満足するのではなく、魂のレベルで満足できるようにしていく。その考え方を常にもつようにしておいてください。
※個人アドバイスは省略します。