/光の天使/現実は自分に合っている/心の中に苦痛の種がある/天国は執着のない世界/見返りを求めずただ何かしてあげる天国/皆が自分という意識の天国/永遠なる創造の世界の天国/神意識から人間意識へ/
20170226 特別セミナー:天国の階段[韓国] |
このメッセージのいいねポイントは |
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永遠なる神の創造を手伝う |
①自分の意識が世界を創る
光の天使としてお話をします。今日は天国の階段というテーマで一日を過ごしていきます。皆さん方の世界から見た時、天国は明るく暖かく過ごしやすい世界と感じられているでしょう。皆さん方のこの世界が自分にとって過ごしやすいか過ごしやすくないか、そのように考え時、皆さん方にとって一番過ごしやすい世界になっております。
したがってこの現実世界そのものが一番自分に合った世界といえるのです。それでも嫌なことがたくさん現実化する、不愉快なこと、嫌なこと、このような現象が起きているのに過ごしやすいと感じていかない、皆さん方はそのように感じているでしょう。でも実際には皆さん方の心の中に過ごしにくさ、苦、こういう辛さを引き寄せる種が心の中にあるのです。
自分の中にこの苦痛の種がある以上は、それが現実化していき、皆さん方の世界をつくっていきます。この自分の中にある種、これを皆さん方が天国と思っているかどうか、もし何かに執着しているのであればそれを天国と思っているかもしれません。金銭に執着している、金銭がたくさんあるのが天国、そのように考えるかもしれません。
自分が何かに執着している時、その執着しているものが天国のように感じられていくでしょう。自分の中に執着がある限り、常にこの執着が現実化してきます。執着が現実化してきた時、それを快楽と感ずるか、苦痛と感ずるか、どちらにしても執着の世界であり、天国ではありません。
天国というのは執着のない世界であり、あらゆる執着が心からなくなる必要があります。執着というと物質的な執着をイメージしますが、物質的なものにこだわりません。人のいろんな言い方やマナーやルール、この世界の価値観、そういったものにもさまざまな執着が潜んでおります。
思うようにいかない、自分の言う通りにならない、こういったものはすべて自分の価値基準からずれていることを教えてくれているのです。本当はすべてが思ったとおりに現実化しています。その人の心の中にあるもの、その人の価値観にあるもの、それがすべて現実化しており、本来は思ったとおりの現実になっているのです。
したがって自分のこの世界は自分の心からした場合の天国になるのです。それでもなぜ不平不満をもつのか、同じような心の人が集まっているのです。自分と同じような心の人が集まっている時、自分の心から現象される現実よりも、他人の心で現象化されたように感じられていきます。
あなたがそうした、あなたがそういうことをした、あなたの言動がこういう風にさせた、こうやって人の現実が自分の現実に影響を与えたように感じられていきます。しかし実際は自分の心でつくったものであり、自分の心と同じ他の人の心が一緒に働き、この現実をつくっているのです。
他の人の現実を自分の現実と理解することができずに、他の人の心を否定していると自分自身にいろんな分離が起こってしまい、これが自分の世界をおかしくさせていきます。常に他人と自分という分離がつくられてしまい、ますます自分の世界と他の人の世界が違うように感じられていきます。
自分と他人を分離する意識があたかも世界が別の世界であるかのようにつくられていくのです。これによって自分は天国にいるのに前の人は地獄にいる、そのような意識になってしまいます。本来は同じ心の波動であり、同じ世界をつくっているのです。ただ同じ世界に住みながらも、この世界を認め、受け入れ、この世界の中で心の波動を高めようとする、この人の心は天国に向いているでしょう。
同じ世界に住みながら他人の好ましくないところばかりを見てしまい、自分と他人を分離させていくと、自分はどんどん下の方へと向かっていきます。同じ世界を共有しながら心の向き方、意識の在り方において、天国に向かっているか、天国から離れていくか、こういう動きが行なわれていきます。
皆さん方のこの心の動き、天国に近づいたり、天国から離れたり、これが頻繁に動いており、どこかに固定していることはありません。またすぐに良い心になったり、また天から遠ざかったり、これを何度も繰り返していきます。基本的に天国の方に意識を向けている傾向が強いと、その人は天国につながっているということができます。
常に天国から離れていく、そういう意識の時は天国ではない心の状態ということができます。自分の心を自分で客観的に見ていく、この意識が必要とされており、自分の心を自分の観点からだけ見ていくと、自分の心を正しく見ることができなくなってしまいます。
自分の心を客観的に正しく見ていく、これが皆さん方を天国へ導く一つの方法になります。自分の心を感じていきながら、自分はどういう心の状態が一番安心できるのか、自分にとって一番安心できる心の状態、一番幸せな心の状態、それを感じていきます。自分が安心できる心の状態の時、他の人々との関係がどうなっているか、自分に都合の良い状態になっていないかどうか、相手のためになっている状態になっているかどうか、自分が何らかの形で他の人に対して喜びを与えるような現実、そういう心の状態を感じてみてください。
他の人のために何かしていて、他の人が喜びを感ずる、その人から感謝をされることもなく、ほめられることもなく、ただ普通に自然に交流している、そういう状態でも何も苦痛がなく、ただその人のために何かしてあげている、人のために何かすることが喜びとなっている、感謝される喜びではなく、何かをしていること自体が喜び、この心が天国につながる心になります。
ほめられこともなく、感謝されることもない、それでも人に対して喜んで何かしてあげている、他の人が喜ぶことを自分が率先してやっている、これが天国に向かう最初の段階になります。もしわずかでも人に何かしてあげたことを確認したいと思う、相手から評価を求める、そういう気持ちが起こってきたら、それは天国の心ではありません。
一切の見返りを求めることなく、ただ何かしてあげる、ただ相手がうまくいっている、この最初の心の在り方、最初の天国の心、その心をしっかりと自分の中で感じてください。どの人にも必ずこの心があります。これまで隠れていて表に出ていなかった人がいるかもしれません。自分の心の中にただ何かしてあげる、その心にしっかりつながり、その心のパワーを強くしていきます。
ただ何かしてあげる、してあげたいという心、これを大きくしていき、自分の心全体に充満させていきます。心全体が何かしてあげる、何かしてあげたい、こういう心の状態になった時、天界からの光が降りてきて、自分の心の中に入ってきて、何かしてあげたい、してあげていることが喜び、この心に天界の光が入ってきて、自分の心の中に定着していきます。
天界からの光を感じ、そこにつながり、何かしてあげるという心をしっかりつなげていきます。自分が喜ぶことよりは周りの人が喜ぶことに関心をもっていく、周りの人が楽しくやっている、そこに意識を向けるようになり、自分という意識が少しずつ小さくなっていきます。自分がしてあげているという意識がなくなっていき、ただ周りの人が良い方向に向かっている、ただ周りの人が喜びを感じている、そこにだけ意識が向かっていきます。
心の中では自分よりも他人を優先するという心がつくられていっても、現実の中に入った時、自分の心がどう動いていくか。実際に現実をイメージした時、自分の目の前の人に完全に自分がその人のために行動することができるかどうか、心の中ではなく現実を感じていく時、自分の心がどう動いていくか、その時現実の見えているところに意識を向けず、自分の心をそのまま維持してください。
現実をイメージしたとしても心は先ほどの心の状態をずっと残しておきます。人のために何かしたい、人のためにしてあげたい、その心の状態を維持しておき、ただ現実に現れてくる人々をそのまま愛し許していく、ただそのまま何かをしてあげる、現実をイメージした時、そこに見えている人をこれまでの接した人と同じようには思わないでください。
ただ心が映し出した人であり、自分にとっての苦手な人を見せているだけに過ぎません。その見かけの幻想に惑わされず、ただその人のために何かしてあげる、先ほどの心をそのままうまく使って、見かけに惑わされずただ何かしてあげる、そういうやり方で現実の人に対してただ何かしてあげるという心をつくってください。
こうして現実の中で見えるものに惑わされず、心を天の心のままで接していく、これが天国の生き方になります。自分の心を天国とつなげ、天の心で行動していく、この天の生き方をまずつくり上げてください。それではそのままゆっくりと自分のペースで戻ってきて、楽な姿勢で待っていてください。
②神の世界から人間の世界へ
光の天使としてお話をします。天なる自分の心で現実の世界が天国になっていく、自分の心の中の深いレベルで自分の天国の心がしっかりと動いている、現実の移り変わりはさまざまな欲望や執着が見えているもの、それに惑わされず他の人の心を感じていきます。表面的な心ではなく、他の人の心の中に深いレベルで天国の心があります。
他の人と接する時にその人の天国の心を感じていきます。表面的な執着や欲望に惑わされず、そこに意識を向けず、相手の深い天国の心を感じていきます。こうやって目の前にいる人一人ひとり、周りにいる人一人ひとりに天国の心が感じられてきて、今自分は天国の世界にいる、天国の心とつながっている、それを心から実感してください。
すべての人が天国につながっており、自分の住む世界が天国である、これが感じられてきた時、目の前に天国の扉が現れてきます。その扉の前に進み、ノックを三回してください。扉がゆっくりと開き新しい光が入ってきます。天国と思っていたこの世界よりも、さらに明るい光がやってきて、自分の意識が変わった感じになります。
今まで感じていた天国とは異なる天国の世界です。扉を開けてずっと先に進んでいくと、一人ひとりの心がまったく別のように感じられていきます。これまで一人ひとりと感じていましたが、一人ひとりは一人ひとりではなく、自分そのものであり、自分も一人ひとりと同じであり、一人ひとりが自分、いろんな人がいるけれどもいろんな自分、自分が自分を見ている、自分が自分に奉仕している、多くの人がいてすべて自分という感覚になっていきます。
自分という個別意識に執着せず、大きな意識に吸い込まれそうな感じになります。これまで考えたこともなかった大きな意識が現れ、そこに自分が吸い込まれるような感じになります。より大きな意識に自分が吸い込まれていき、それでも一人ひとりの自分が活動しています。
すべてが自分であり、すべてが自分の世界であり、自分の心がこの世界をつくり出している、こういう感覚が現れてきます。この世界にしばらくいると、少しずつこの世界が良く見えるようになっていき、自分というものがもっと良く分かるようになっていきます。
自分は物質的な人間形態をいうのではなく、物質的な人間形態はただの一つの現れ、ただの一つの意識の反映にしか過ぎないこと、自分という意識はもっと大きなものであり、自分という存在のさらに上にいること、こういう意識が動き出していきます。自分として行動している一人ひとりは、自分であるけれども自分のすべてではない、ただの自分の一つの役割を行なっている、自分の世界をつくり出すために多くの自分が活動している、いくつもの自分が自分の世界をつくり出している、こういう感覚が分かってきます。
自分はどういう世界をつくろうとしているのか、多くの自分が何をクリエーションしているか、それを感じていってください。多くの自分がいっけん無関係に別々に行動しているように見えても、大きな意識から見れば一つの目標に向かってクリエーションしております。この地球における素晴らしい平和な社会をつくろうとしているもの病気というものをなくすために皆で協力して頑張っているもの、新しい政治形態をつくろうとして皆で工夫しているもの、これまでにはなかった新たなる芸術をつくり出そうとしているもの、指導者としての能力を高めようとして皆でトレーニングしているもの、いろんな世界があります。
自分はどういう世界をつくろうとしているか、どういう世界につながっているか、自分の世界を感じてください。自分の世界が感じられてきた時、自分の世界をつくり出そうとしている大きな意志、自分の世界に降りてきている神のような意志、そういう大きな意志が感じられてきて、その大きな意志が自分の世界をつくろうとしている、そういう大きな意志が感じられてきます。
多くの自分が自分の世界をつくろうとしていたけれども、本当は大きな意志の持ち主がこの世界をつくろうとしていた、そういう大きな意志の存在がはっきりと感じられてきます。大きな意志が新たなる世界をつくろうとしている、大きな意志が明らかに自分に関与してきている、この大きな意志が感じられ、大きな意識に方向性を向けた時、目の前に新たなる扉が現れてきます。
その扉の前にいき、大きな意志を感じ、大いなる意志に戻りたいという意識を強くします。扉に向かってノックを三回してください。扉がゆっくりと開いていき、新しい意識の光がやってきます。創造の光が入ってきて、自分は創造の世界へと引き込まれていきます。創造の意志が感じられます。さまざまな創造の意志があり、創造の意志がお互いにうまく絡み合い、芸術的な創造の世界をつくっております。
自分がつくろうとしている世界は、この創造の世界の一部であり、創造しようとしている素晴らしい世界のほんの一部だった、絶え間なく創造し続けるこの世界、創造しかないこの世界、多くの天なるもの、天使なるものが活動して創造を手伝っています。創造だけの素晴らしい世界、しばらくこの世界を眺めながら創造と一体化してください。
創造の天使がやってきて、自分に何か印をつけていきます。自分に与えられた創造の印です。自分も創造主の一員であるということをしっかりと自覚してください。この創造の世界をつくるのを手伝っております。絶え間なく働き続ける創造の光、終わることのない創造の流れ、この創造という行為には美しさがあり、知恵があり、命があり、まさしく神なるものが創造そのものであること、自分はこの創造の世界を生きており、神なるものの意志を感じて創造を手伝っている、他の多くの天使たちも同じように創造を手伝い、創造を手伝うために人間世界に降りているものがいる、いろんな創造の世界が感じられていきます。
動き続ける創造。この創造の世界で神なるものと一つになり、喜び、充実感、幸せな感覚が蘇ってきます。神の創造を手伝える喜び、神の創造と共にある喜び、いろんな喜びが内側から沸いてきます。人間の生命を与えていただいて本当に良かった、創造を手伝わせていただいて本当に良かった、さまざまな喜びが沸き起こってきます。
神なるものに対する大きな感謝、生命あることへの大きな喜び、さまざまな幸福を感じています。自分は神の一部であり、創造を手伝っており永遠なる生命を創造に費やしている、永遠の生命を創造に捧げる、創造のために与えられた生命、これがはっきりと感じられ、明らかに神を感ずる、神は存在する、自分は神と共にある、心から感じられた時、目の前に扉が現れてきます。
扉が現れてきたら、ノックを三回します。扉がゆっくりと開き大いなる存在が目の前に現れています。これまで出会ったことのない大いなる存在、大いなる意識をもち、大いなる慈悲でこちらを見ており、暖かい心で支えてくれている、私は神なるものへと戻ってきた、ここから降りていったのだ、自分を送り出してくれた大元がここだったのだ、大いなるものとの再会を喜び、神としての自分を思い出していきます。
自分はこの大いなる存在から出ていった、大いなる存在から出ていく時、すべてを忘れること、長い旅になること、時々神を呪い、神を否定する、そうやって旅を続けていく、そう伝えられたことを思い出していきます。それでも私はしっかり戻ってきます。そう約束したことを思い出してください。
特に人の形をつくり、人の意識の中に入った時、人の意識に負け、神の意識が追いやられてしまう。その時、神を呪い、悪魔に耳を貸すだろう。でもそれであなたは強くなり、いずれは悪に打ち克ち神を思い出すだろう。その時まで神は絶対にあなたを見放さない。あなたと離れることはない。しっかりと人間の意識を体験してくること。そう言われて人間の意識に降りていきました。
神の意識に触れ、神の意識を取り戻してください。人間意識の中に神の意識を取り戻してください。私は神であった。自分から人間世界に降りていった。神の永遠なるクリエーションのために、絶え間ない喜びを出すクリエーションのために、自分は人間世界に降りていったのだ。神とのかかわりが思い出されていきます。
神からの暖かい祝福、神意識を取り戻し、神の世界から人間世界に降りていった。それを思い出した時、目の前に扉が現れてきます。扉が現れてきたら扉に向かってノックを三回します。扉がゆっくりと開き扉をくぐっていくと、今の自分の脳の中に戻ってきます。自分のマインド、脳の中に戻ってきますが、自分のマインドは神のマインドのままです。
神意識にしっかりつながり、神の世界からやってきたこと、永遠なる神のクリエーションのために降りてきたこと、この現実世界を自分にしかできないクリエーションを担当していること、人間世界の中で神意識をもって生きていく、クリエーションの光をここに降ろしていく、少しずつ少しずつ思い出していきます。人間の意識と神の意識がうまく統合されてきたら、そのまま自分に戻ってきて楽な姿勢で休んでいてください。