/過去・未来という時間の認識が間違っている/魂が脳を通して今を体験している/現実は人によってまったく異なる/思いの裏側・核にあるものが現実を引き寄せる/個人のカルマの学びを克服すると集合意識レベルでのカルマがやってくる/現実を否定すると現実が続く/感謝する/正しいことを教えようとするとカルマとなる/相手を下に見ると自分が成長できなくなる/意識レベルの低い人に引きずられる/何人かが集まると統括するスピリットの存在に気づくこと/
2016/11/3 特別セミナー |
このメッセージのいいねポイントは |
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現実を否定すると現実は敵となる |
①集団での意識が重要になる
光のマスターとして話をいたします。皆さん方の今の物質世界における現実の現象において説明をしていきます。皆さん方は時間軸の流れに応じて現在を体験している、いわゆる過去から未来に向け、今という瞬間を現実として体験している、こういう認識を普通にもっており、それによって現実をもっと良い現実にしたい、もっと喜びに満ちた現実を体験したいという意識をもっております。
皆さん方の意識が高まっていき、また新しい知識、新しい科学の発達によってこの世界の仕組みがより本来の正しいものに切り替わっていくでしょう。まず過去から未来に向け時間が一定速度で進み、今という現実を体験しているという考え方が間違っていることがもうじき理解されていくでしょう。
本来は皆さん方の世界そのものも過去もなければ未来もなく、すべてが今という瞬間だけであり、今、皆さん方の体験している今という瞬間をどのようにして皆さんの意識とつながり、自分の意識の投影としての現実として体験していくか、そういった本来の仕組みが解明されてくるようになるでしょう。
皆さん方の物質的な脳の仕組みはとても巧妙にできており、脳と魂はとても強いつながりで関連づけられております。肉体が死ぬということは魂とのつながりが切れることであり、脳が正常な働きが行なうことができなくなります。生きているということは魂と脳がしっかりつながり、魂が脳を通して体験している、魂が脳を使って現在を認識している、こういう状態になっているのです。
ただ魂が脳を通して現実を体験しているといっても、皆さん方自身はその脳の部分しか感じておりません。魂を感ずることがとても難しく、単純に物質世界だけを感じており、物質世界を感ずるために脳が働き続けております。五感の感覚器官を通して脳から取り入れられた情報によって皆さん方は現実を認識していきます。
しかしこの現実として皆さん方が理解している状況は、一人ひとり自分の脳によって認識され、脳によって判断されつくられたものであり、皆さん方が同じ一つの現実を同時に体験しているわけではありません。一人ひとりの脳の働きも異なり、脳から出される波動も異なるために、実際には皆さん方の体験している現実は同じ現実ではないのです。
いわゆる皆さん方が一緒にいたとしても自分は自分の現実しか体験しておらず、他の人は自分とは別の現実を体験しているのです。物質的には肉体が近くにあるように見えておりますが、本来肉体も幻想であり、近くにいるわけではありません。すべては脳によって幻想としてつくられた世界であるために、人が近くにいるわけでもなく、また遠くにいるわけでもありません。
そのように映し出されている現象にしか過ぎないのです。現実をもっと良い体験にしたい、多くの人がそういう思いをもっております。現実をもっと良くしたいという思いの裏側には現実が良くない、楽しくない、つまらない、苦しい、あるいは不安や恐れがいっぱいたまったものがその奥に隠されております。
この思い通りにいかない、楽しくない、つまらないという核心のところが現実を引き寄せる力になっており、その核心の部分に応じたカルマが引き寄せられてきます。不安や恐れをもっている人はそれを現象化させるカルマが引き寄せられてきて、自分の現実が不安になるように、心配になるように現実がつくられてきます。
しかしカルマとして不安を抱かせるカルマをいっさいもっていない場合、いわゆる前世において不安のカルマをすべて解消し、今回の人生においても誰にも不安や恐れを与えたことがない、誰一人不安にさせたり怖がらせたり、心配事を話したりしていない、そういう人は不安のエネルギーを引き寄せることがとても難しくなり、結局はそういう波動がない現実を体験することになります。
ただそれでも相手を不安にさせる言葉を口に出したり、相手に何らかの違和感を抱かせるような言動をとると、それはカルマとしていつか戻ってくることになります。自分の奥底にある本質的なもの、その本質的な波動がカルマを引き寄せ、カルマは現象化するタイミングに応じて一つひとつ現実をつくり出していきます。
基本的に皆さん方の今の意識レベルにおいては、否定的な意識がとても多く、それによって否定的なカルマを現実化させやすい傾向があります。そのためにネガティブな言葉を出したり、ネガティブな言動をとると、それはすぐに現象化されたり、すぐに自分が不安で嫌な現象を体験するようにつくられていきます。
こういう嫌な現実を早く終わらせたい、もう苦痛は体験したくない、そういう思いをもっていたとしても、嫌な思い、苦痛という意識がある限りは必ずそれは現象化されることになります。嫌な思いや苦痛を体験しないようにするためには、そういう意識をもたず、心から追い出す必要があります。どのようなことを言われてもいっさい不平不満や怒り、ネガティブな感情を出さない、そもそも心に沸いてこない、心の中で何も反応しない、そういう状態になれば不安や恐れを抱かせる現実は体験しないようになるでしょう。
しかし不安や恐れを体験したくないと思えば思うほど、不安や恐れという意識が強くなり逆に現象化するようにつくられていきます。現象したくないことはそもそも意識に上がってこない、考えてもいない、思ってもいない、そういうレベルになれば現象化する力は弱くなっていきます。
ただ皆さん方の意識の進化の流れにおいてすべてが思い通りうまく進むわけではなく、これが法則だ、このようにすればよいという概念や自分なりの悟りを達成すると、もうそれが低いレベルであり高いレベルの悟り、高いレベルの法則や原理へ向うように現象が現れてきます。
したがって不安や恐れをいっさい頭の中に入れない、そうすれば良いという意識をもっていっさい不安や恐れがつくられないようにしていくと、次は国レベルでの不安や恐怖、人種レベルでの不安や恐怖、そのような大きな集合的なレベルでの不安や恐怖を体験することになります。
個人のカルマ的なものをうまくコントロールできるようになったとしても、集合意識レベルでのカルマが動き出してきて、より大きな意識レベルでのカルマの取り組みが要求されてくるのです。現実はこのようにしてカルマとの関連がとても強く、カルマを無視して現実を語ることはできません。
したがっていくら良い現実を願っていたり、良い現実を体験しようと思ったとしても、否定的なカルマを多く身につけている場合はどうしても否定的なカルマをベースにした現実が現れるようになっていきます。否定的なカルマをベースにした現実が現れてきたとしても、それをいちいち否定的な現実とか、否定的なカルマと解釈せずに、すべてが神から与えられた最高の素晴らしい現実であること、自分の意識の成長のために自分の心の進化のためにこの現実が最高の現実であること、それをはっきりと受け入れていけば現実はどんどん良い高いレベルへと移行することになります。
つまり現実を否定する心があれば、常に今の現実が続いていきますが、現実をすべて喜びをもって感謝をもって神からの素晴らしいプレゼントと思って現実を体験していくと、本当に現実が喜びと感謝や神が溢れている現実を目にすることができるようになります。しかし心の深いところで神を信ずることなく、ただ言葉だけで神への感謝、ただ言葉だけで感謝の念を出したとしても、これは現実をつくることにはなりません。
むしろ本音と建前が違うという人間が現れてきて、思っていることと行動が違う、それによって自分が惑わされたり騙されたり、間違った道に進んでしまうような現象が起こされていきます。したがって自分のどのような現象においてもすべて自分のつくり出したエネルギーで現れていること、すべては自分のエネルギーで現象化されていること、これをはっきりと受け入れる必要があります。
あの人は何でもうまくいくのに私はまったくうまくいかない、こういう風な言葉を使う人もたくさんおります。他の人の人生を良く見えたとしても自分の人生はネガティブなとこだけが目についてしまう、まずこの意識そのものを変える必要があります。他の人の人生を見る場合でも、自分の人生を見る場合でも成長できたこと、うまくいっていること、神の祝福があること、そういうとこだけをしっかりと見ていけば現実は必ず自分の味方になります。
しかし現実を否定し他の人の現実を良いものとして認識していくと、自分の現実は常に自分の敵のようになって現象化されてきます。つまり皆さん方が今一番取り組むべきことは現実を自分の味方にすることであり、現実を自分の味方にすることによって現実をうまく使いこなし、現実と共に喜びを分かち合って自分の人生を楽しんでいく、これが皆さん方の目標になります。
現実を味方にするためにはどのような意識が必要なのか、もちろん現実を味方とする意識そのものが必要ですが、自分の現実は神からの授かりものであり、そして自分自身のカルマとのかかわりで現象化されています。カルマの一つひとつは皆さん方を成長させるために皆さん方がいずれ神になるための一つの材料としてカルマがつくられております。
このカルマを体験するということは自分が成長することであり、自分が神に近づくこと、まずこの意識をしっかりもってください。カルマを体験することを否定的に思わずむしろ喜びをもって体験していく、人の悪口や嫌なことをいっぱい言ってきて自分が人から悪口を言われる、相手から批判される、こういう現象があったとしても、それをいかに感謝をもって受け入れることができるか、でも実際にそれが本当に必要であり、自分の目の前にいる人一人ひとりが神であり、目の前の人の言葉は神の言葉であり、目の前の人の言動は神の言動であること、それを本当に受け入れる必要があるのです。
他人の言動を批判する、他人の言動を見て良くないと批判し、正しいやり方を教えようとする、これは一見良いように思えますが、この他人を見て批判し、あるいは改善させようとする心の裏には自分が正しい、自分のやり方が正しい、自分の方が相手よりも上である、自分の方がより知っている、こういう意識が現象化されたものであり、相手のために何かしてあげたという現象そのものにはネガティブなカルマをつくり出す意味しかありません。
自分が相手のためにしてあげたと思っても実際には相手を下に見て相手の波動を低くさせたというカルマをつくり出しただけであり、それがいずれ自分に戻ってきて自分が成長できない、自分が進化できないという現実をつくり出すことになります。相手の方が分かっていない、だから教えてやる、もちろんこれも傲慢な考えであり、自分の方が上であるという意識をそのまま放出しております。
相手を正しい方向に導くには相手を不快にさせないやり方、相手が本当に自分で気づき自分で理解でき、相手が本当に成長できるやり方が必要となるのです。もちろん分かっていても知らんふりしてそのままにしておく、これもカルマをつくります。自分自身も成長できる機会があったとしても成長できない現実がつくられていきます。
明らかに相手が間違っていて分かっていても知らんふりする、放っておく、これによって自分が成長できなくなっているのです。しかしそこでえらそうに相手を下に見た言動をとるとそのまま戻ってきて、また自分が成長できない現実をつくり出していきます。自分の心の本心、奥底では何が隠れているか、常にそれを見つけるようにしてください。
自分の本当の心は何をもっているのか、相手に何かを話そうとした時、相手に何らかの行動をとろうとした時、自分の本心は何を思っているか、ほんのわずかでも私の方が知っている、また私の言うことを聞いていない、また一人で好きなことをやっている、これはすべて自分に戻ってきて、相手のためにもならず、自分のためにもなっていません。本当に愛のある言葉で相手を生かすこと、それだけを考えることであり、自分の傲慢さやプライド、優越感を完全になくす必要があるのです。わずかでも傲慢さや優越感が潜んでいると、必ずそれが戻ってきて現実をつくることになります。
皆さん方の今の意識レベルは3.6から3.7、3.8くらいの意識のレベルにあります。いわゆる第三密度から第四密度へ切り替わろうとしているとても重要なところであり、この第三密度の意識レベルから抜け出すための最後のトレーニングをしている最中といえるでしょう。第三密度の意識の最後のトレーニング、いわゆるどこまでが人のためでどこまでが自分のためなのか、どこまでが本当の光でどこまでは偽物の傲慢な光なのか、どこまでが本当に愛でどこまでがおせっかいなのか、この違いをしっかりと学んでいるところであり、この微妙なところをはっきりと理解できることによって第四密度の意識レベルに入っていきます。
第三密度の意識レベルはまだ執着的な意識、あるいは他人に影響する意識を身につけており、自分の単独な言動のように見えても多くの人にまとわりつくエネルギーを放出させていきます。皆の意識レベルが低いと思っていると本当に皆の意識レベルを下げる力を与えていきます。皆、分かっていないという意識をもっていると本当に皆が分からないという意識で囲まれてしまいます。
これが第三密度の意識レベルであり、自分だけがうまくいこうとして結果的に自分一人がうまくいかない状況をつくり出しているのです。第四密度に向かうに際して、この第三密度の執着的なもの、多くの人に影響を与える意識を純粋なものへと変えていき、むしろ多くの人を生かす、多くの人のために良い働きがてきることを心から信じている、執着のない純粋な意識が第四密度の意識レベルになっていき、それは意識レベルで見ると3.9くらいからやって見えるようになっていきます。
意識レベルがまだ3.7や3.8くらいでもどうしても第三密度の意識が働きかけてきて、つい惑わされ感情が動いたり、概念が動いたり、また油断すると優越感やプライド、傲慢さが動き出していきます。その途端にせっかく3.8ぐらいにきてもすぐに3.5ぐらいに落ちてしまったり、どうしても第三密度の意識に左右されてしまうのです。
皆さん方がこれから第四密度の世界に向かうに際して、今のこのレベルの意識をしっかりと理解し、第三密度の執着的な意識、他の人々に対するネガティブな意識、それをしっかりと取り除き、そして純粋な気持ちで自分の現実を楽しんでいくこと、一人ひとり現実は異なっているためにたとえ一緒に共同で生活していたとしても、現実は一人ひとりまったく異なっております。
一緒に生活していても自分はネガティブな現実だけを体験しているように見えても、別の人はポジティブな現実だけを体験しているかのように現実を過ごしている場合があります。自分自身の心でつくられた執着的なもの、概念や思い込み、そういったものが現実をうまくつくり出していき、それらによって自分の心が自分だけの現実をつくり出していくのです。
ただ複数の人々が一緒に同じ場所で生活していると、どうしても低い方のエネルギーに引っ張られてしまう傾向があります。いわゆるいろんな意識レベルの人々が共同で生活していた時、意識レベルの低い人がネガティブな意識やプライドや優越感、さまざまな感情的なものを出してくると、他の上の人々もそれにひきずられてしまい、どうしても低い方の現実を共同で体験しているような感じになっていきます。
したがってそういう肯定的でない話題や言動を目の前で体験している時、自分の意識は落ちないようにしておく、自分の意識を高いレベルに設定しておき、低い意識レベルに合わせないようにしておくこと、これがとても大事であり、今の日本人は相手と同じ意識レベルに合わせようとしてわざわざ自分の意識レベルを下げている人がたくさんおります。
相手と同じ意識レベルに下げることによって、良い友達、仲の良い友達、一緒に同じ話題で楽しんでいる感じ、そういう感じになろうとしてわざと意識レベルを下げてしまい、それによって自分自身の現実が低い現実を体験することになります。しかし自分が高い意識レベルを保持したとしても、他の人々に対して他の人は意識レベルが低いとか他の人はまだ理解できていない、波動が低い、ネガティブな話題ばかりしている、こういう意識をもった時は実際には同じ意識レベルになっています。
何らかの判断や感情的なもの、何らかの比較の意識が生まれた時はすでに同じ意識レベルになっております。したがって自分の方が上であるかのように認識していたとしても、実際は同じ意識レベルになっているのです。皆さん方がこれから目指す第四密度の世界は、一人ひとりが自分の中の最高の意識レベルを常に保持している、自分がもっているさまざまな意識レベルの中で一番高いレベルを常に保持している、これが一人ひとりの目標になるのです。
十人いたとして十人ともそれぞれが自分の中で一番高い意識レベルを保持できるように、自分なりでしっかりとコントロールしていく。それぞれが高い意識レベルになろうとしてももちろん個人差はあります。しかし意識レベルを高くしようという意識があると必ず自分よりも意識の高い人が分かるようになり、自分よりも意識の高い人に少しでも近づこうとする、あるいは自分もそういう意識レベルを身につけて、その考え方、理解の仕方を学びとろうとする、こうやってより意識レベルの高い人を目標とし、そこに向かおうとする力、これが皆さん方を進化させていき、それによって常に自分が進化する方向へと進んでいく、これが第四密度における意識の在り方になります。
したがって第四密度の世界では一人ひとりが自分の意識レベルをしっかりと理解し、他の人の意識レベルを感じたとしても一番高い人を常に感じていき、低い意識レベルの人にいちいちネガティブな意識をもったり、自分よりも下という意識をもつこともなく、ただ現実としてそれを認識していく、ただ現実として受け入れていく、こういう体験の仕方になっていくのです。
皆さん方がよりスピリチュアルな能力を目覚めさせ、活性化させていくと、何人かの人が集まったりグループが出来上がると、必ずそのグループや何人かという単位で全体を統括するスピリチュアルな存在がいることに気がついていきます。何人かの集まりができると必ず集まりをつくったスピリットが分かるようになっていき、そのスピリットに意識を合わせることにより意識レベルが上がっていき、他の人と比較するのではなくその集まりのところにいるスピリットに意識を合わせ、それによって自分の意識レベルを上げていく、これがごく普通の第四密度の意識レベルになっていき、こうやってその一つ上のスピリチュアルな意識レベルと完全に一体化できるようになった時、次の第五密度の世界へと入ることになります。
したがって第四密度の世界においては、集まりがあると必ずそのスピリチュアルな存在を感じていき、そこにつながっていくこと、常に高い意識レベルを目指し、高い意識レベルだけを見ていく、そうすることによって第四密度へと進み、自分自身も高い意識レベルへと進化することができるのです。
ただ皆さん方がこのような現実を認識し、理解したとしても、実際に毎日の家庭や仕事の流れにおいて、その意識を保持するのはとても難しいでしょう。一緒に作業したり一緒に仕事をする仲間において、多くの人は第三密度のやり方で第三密度の概念や感情の現実を体験しようとします。
当然、比較、あるいは傲慢さや優越感、いろんなエネルギーが人間間を動き回っています。したがってそういう人間的な意識に負けることなく、意識を向けることなく、しっかりと自分自身が自分の意識にとどまり、自分の意識の上昇を願っている、自分の意識の上昇を考え常に高い意識レベルを目指し、相手を比較したり、下に見ることもなく、謙虚に現実を受け止めながらも自分のカルマと向き合い、カルマを良い方向へと改善させ、無条件に人のために行動をとっていく、そうすることによって自分自身がより高い意識レベルへと移ることになります。
したがって皆さん方の今の一番のテーマはこのような現実の体験の仕方を理解したとしても、普通の一般の人々との間においてどのように接していくか、どのようにして多くの人々との人間関係をつくり上げていくか、これが大きなテーマとして降りかかってくるでしょう。まずいろんな人々がいる中で、自分が一緒に現実を体験する時、否定的な思いや不安、恐れ、また相手を見下したりするような意識はいっさいもたないようにしてください。
そのような心をもったまま一緒の現実を体験すると、第三密度の現実のつくり方がどんどん自分の心の中で蘇ってきて、結局は第三密度の現実が自分の現実をつくり出すことになってしまいます。したがってそういう人々と一緒にいたとしても自分の心は第四密度に向けての心を決して失うことなく、常に客観的に現実を認識し、どのような言葉でもただそれを受け入れ、感謝をもって神の言葉と思って受け入れ、そして自分自身は正しい言葉だけを表現していく、これを徹底的に行なう必要があります。
もちろん初めは、なかなかうまくいかず、すぐに第三密度の現実化に染まってしまうでしょう。しかしそこで罪悪感をもつ必要はありません。気がついたらすぐに修正する、気がついた段階ですぐに修正し意識を取り直し、新しい意識レベルで現実を体験する、常にこういう意識を身につけてください。決して自分を罪悪感をもったり自分の価値観のなさにはまるのではなく、気がついたらすぐに修正する、常に前向きに常に修正して意識を変えていく、これを決して忘れないようにしてください。
気がついたらすぐに修正する、この修正するという意識がない限り意識を高めることはできません。今の意識のままでただ漫然と現実を過ごし、良いことだけを願っていたとしても、それは第三密度の生き方になってしまい結局はカルマをただ体験するだけになってしまいます。自分自身の意識のもち方を自分で認識していき、自分のいつもの意識はどういう意識なのか、自分の現実をつくっている意識レベルはどの意識レベルなのか、まずそれをしっかりと理解することです。
否定的な言葉を与えられた時、自分はどう反応するか、自分に対して不平不満を言ってきた時、自分はどう反応するか、自分よりもできる人、素晴らしい人が目の前に来た時、自分はどう反応するか、一つひとつを認識していき、その時の反応する自分を認識していき、その自分を変えていってください。いつも通りの反応をするのではなく、第四密度の意識レベルに近づけるような行動をとっていく、第四密度にふさわしい意識の在り方で行動をとる、常にここに戻って自分の意識を変えていくのです。
自分の意識が変わり、現実に対する見方が変わってくると、本当に現実が変化していきます。すべてを喜びをもって心から喜びをもって受け入れていくと、本当にそういう現実が多く見られるようになっていきます。ただ意識レベルが低い時はなかなか感ずるのは難しいですが、意識レベルが高まっていくと一人ひとりの言葉にいろんな愛が感じられるようになります。
これまで自分の悪口しか言っていなかったように見えた人がなぜか自分のためを思って言ってくれることに気がついてきます。いつも自分に否定的な言葉を言っているように感じていた人が実際には自分を成長させようとして心から言葉を出していたことに理解できるようになります。そうやって自分自身が現実を肯定的に良い感覚で受け入れることができるようになっていき、それによって本当に心も良い心へとまた高まっていき、それによってまたさらに良い現実がつくられていきます。
今の皆さん方のレベルではつくり出したカルマの影響がとても強く働きかけていますが、カルマだからといってすべてが否定的で苦しいものとは限りません。カルマの中にはネガティブな体験だけのカルマというわけではなく、ただ単に体験すればすぐに消えるもの、深い意味はなくただ客観的にとらえるだけで消えてしまうカルマもたくさんあるのです。
ただそのカルマを体験する時、ネガティブな思いを出しながらカルマを体験する、そうするとまたそれがカルマとなって動き出してしまうのです。ですからどのような現実でもカルマとして現れた現象でも、そのままただ感謝と喜びをもって心からの喜びをもって体験していくと、カルマはもう現れなくなる場合があるのです。
ただ中にはとてもしつこいカルマのようなものがあるでしょう。先祖からずっと受け継がれてきて両親も親戚も皆同じカルマを身につけている、家族の皆がカルマのぶつかり合いで常に家庭がネガティブなエネルギーで充満している、そういう場合もあるでしょう。ところがこういうネガティブなエネルギーの充満している場においても、今まで学んできたことをしっかりと理解し、それを受け入れ、肯定的な思いでそれを受け入れ、そして自分自身は決して他を呪うことなく、他を否定的に見ることもなく、他のものを下に見たり、優越感をもつこともなく、ただそれを感謝をもって体験していくと、次第に次第にそのカルマのエネルギーは自分に対しては弱くなっていきます。
家族の皆がそのエネルギーをもっていたとしても、だんだん自分に対するカルマのエネルギーが弱くなっていき、自分に対してはあまり否定的な言動がやってこなくなる、そのような意識になっていくのです。もちろんそれを期待してただ冷静に対処していても効果はありません。あくまでも他の人のカルマが良くなることも考えながら自分から良い波動を出し、他の人のために良い行動をとることによって自分のカルマが少しずつ弱まっていくのです。
この思いを強くすれば家族の皆のカルマが軽くなるか、やはりそれは難しく他の人のカルマは他の人同士のカルマが動き出しているために、それぞれが相手を許し、現実を受け入れ、カルマを理解する必要があります。したがって他の人がそのようなエネルギーの原理を理解できなければ、カルマのぶつかり合いは続いていくでしょう。
ただ少なくとも自分がそれを否定的に思わずそれを受け入れ、多少辛いことがあったとしても決して呪うことなく、愛をもって受け入れていけば自分の心からカルマのエネルギーは次第に次第に弱くなっていきます。皆さん方の現実をつくる流れにおいて、また注意すべき一つのポイントとして、いろんな人々が同時に存在する時、低い方のエネルギーに常に振り回されてしまうこと、一番低い人の波動で現実が固定化されてしまう、こういう仕組みが動いていきます。
したがって集団で集まっている時、いくらやっても現実がうまくいかない、その時は誰が一番低いエネルギーを出しているか、一番低いエネルギーを出して全体をコントロールしている人が誰なのか、それを見抜く必要があります。もちろんそれが自分自身であったらしっかりと自分で意識を変え、自分が他の人に対し常に良い思いを持ち、他の人を高めるような言動を率先してとっていく、そうすることによってグループとしてのエネルギーは高まっていきます。
しかし明らかに他の人が低いエネルギーをふんだんに出していて、全体が成長することを止めている、明らかに全体の成長を留めているという状態がある時は、もちろん自分自身はそれでもそこに意識せず、そのような概念をつくることもなく、高い意識レベルで接していく必要はあります。ただその時は自分自身の心の在り方として一番低い波動で全体をコントロールしている人のエネルギーをそのグループからうまく取り除いていき、それ以外の人でうまくいっている状況をしっかりと良いエネルギーでつくり出していく、いわゆる意識の低い人をわざわざ同じグループに入れることなく、全体の足を引っ張っている人の意識のエネルギーをそこの集まりから感じないようにしておき、影響を与えないようにしておき、良い人の意識のエネルギーだけでうまくいくように意識をつくり上げていく、こういうやり方が一つ残されております。
ただこれはとても高度なテクニックであり、いわゆる波動の低い人をわざと避けるとか、分離するとか、除外するという意識があると、それで波動が低くなってしまい、結局自分自身が分離されることになります。つまり第三密度の意識で相手を除外しようとすると自分が除外される現実をつくり出すために、除外するという意識ではなくあくまでも良い意識のエネルギーだけでうまくつくり上げていく、分離や相手を下に見たり、相手をネガティブに思うのではなく、純粋に良いエネルギーだけで場をうまくつくり上げていく、こういうテクニックが存在しているのです。
これはかなり高度なテクニックであるために、いわゆる意識レベルが3.8以上でやっと少し使えるものと思ってください。まだそこまで達していない人はほとんどが自分自身が分離されてしまい、自分が一人で苦しむ状態を体験することになります。したがって使い方はとても難しく、いわゆるマジック的な意識をしっかりと確立する必要がありますので、むやみにそれを使ったり、あるいは他の人に教えたりしないようにしてください。
皆さん方が第四密度に向け現実を正しく受け入れ、喜びをもって体験できるように第四密度における現実をつくる意識を降ろしてきます。第四密度の人々がどういう意識で現実を体験しているかをエネルギーレベルで感じてみてください。
この意識レベルを保持しておき、第三密度の意識に落ちないように注意して、これから現実を良いものとして受け入れ、認識し、観察できるようにもっていってください。
それでは少し休憩をとります、ありがとうございました。
Aさんの現実の創造において、あなたが毎日体験している現実は、多くはカルマのエネルギーによって現象化され、それに向き合う心の状態によってまた新しいカルマがつくり出されていきます。本質的なカルマのエネルギーを、なぜ自分と他の人の距離が縮まらないのか、なぜ分かってくれないか、理解されないのか、そういう思いがカルマのエネルギーをつくり上げ、現実にそういう現象が起こるように戻ってきます。自分が他の人と心で何らかのつながりがなく、うまく理解し合えないという意識をもっている限り、この現実は続くことになります。人それぞれ自分の体験すべきことを体験しており、自分は自分の体験すべきことを現象化している、ただそれだけを理解し、他の人の心とのつながりに意識を向ける必要はありません。確かに人のことを思う、人のことを考えるという意識は必要ですが、ただ単純に考えだけであり、その後つながっていないとか、分かってくれないとか、分からないとか、そういう判断を下すとその判断がカルマをつくり出していくのです。自分のことを分かってくれなくても、あるいは相手のことが分からなかったとしても、そこに意識を向けずにただ現実をそのまま受け入れていく、そのようにすれば分離の意識はなくなっていき、逆に心のつながりが感じられる場合があります。つながっていないという意識や分かってくれない、信じてくれない、理解してくれない、このエネルギーが強くあるために、どうしても分離の意識が動いていきます。この分離の意識を取り除き、ただ一緒の体験をしていく、自分は他の人の心を感じとろうとする、その意識だけで新しい現実をつくり出せるようにしていってください。
Bさん、あなたの現実においてなぜか自分が一人ぼっちとか、寂しい、孤独感や分かってくれないという潜在的な意識が強く残っており、これがそのまま現実をつくり出していきます。自分がその罠にはまればはまるほど孤独感を感ずる現実が現れてきて、自分がそれに巻き込まれてしまいます。自分は孤独ではなく十分に多くの人から理解され愛されている、いちいち言葉で言ってくれなくても、いちいち何らかの証がなかったとしても、実際には多くの人が自分のことを理解してくれて分かってくれて愛してくれている、これを受け入れることができると心で積み重なった孤独感や寂しさが少しずつ溶けることになります。自分自身で自分の心を暖かめるのは難しいかもしれませんが、多くの人が自分の心を暖めてくれている、これを本当に心から理解し信じ、それを受け入れていくと自分の心が暖まっていき、心が柔軟に動くようになっていき、心の意識レベルを高いレベルへと引き上げることが可能になります。そのためにも多くの人の心を感じとり、良いものをしっかりと受け入れていく、他の人のすべての心の良いところを感じとり受け入れ、喜びを共感していく、そうやって自分自身の心を暖めるようにもっていってください。
Cさん、あなたの現実の現れ方において、特定の人とのかかわりにおいて自分自身の意識が上がったり下がったり、かなり急激な変化を起こしやすくなっています。いわゆる自分よりも意識の高い人がうまく現実の中で現れてきた時、少しでもそれを参考にして自分が上にいく、自分を成長させるという意識が働き、物事を客観的に見て受け入れる心が動き出していきます。しかし自分よりも意識の低い人がやってきて、低い話題をしていくと自分もそれに引きずられてしまい、つい下の意識レベルに合わせて自分自身が願っていない好ましくない体験を現象化させることになります。これが常に交互に現象化されるために自分は成長しているのか、成長していないのか、うまくいっているのか、うまくいっていないのか分からない状態になっているのです。意識レベルが自分よりも低いという感覚をもった時、相手を下に見る必要はありませんが、しかし相手に合わせるとか、相手の心と共感するという意識ではなく、自分自身は高い意識レベルを保持しておき、むしろ相手の意識レベルが少しでも上になるような話題を選んでいく、言葉使いに注意し相手が同情を求めようとしていたり、共感を求めていたとしても、必ずしもそれに巻き込まれずに高い意識レベルでの話題や解決策を見出し相手が成長できるような話題を取り上げていく、こうやって自分が下に落ちないように注意をしておく必要があります。このやり方がだんだん身についてくるといちいち意識しなくても自然にそういう意識が動き出していき、いちいち何とかしようと思わずに自然に相手の意識を高める言動がとれるようになっていきます。初めは意識してコントロールしながら次第にそれを身につけて意識しなくてもできるようになっていく、そういう意識のコントロールを身につけていってください。
Dさん、あなたの現実のつくり方においていろんな人々とのかかわりの中で一人ひとりの思惑があり、一人ひとりの言葉の裏があり、探り合いがある中でのコミュニケーションを進めております。自分は正直に素直なことだけを表現しようとしてもかかわり合う人々が何らかの裏をもっていたり、本音を隠していたり、正しく表現しなかったりしているために、その本音の探り合いによってどうしてもいろんな駆け引きが行なわれていきます。この相手の作戦に取り込まれてしまうといつの間にか第三密度の意識レベルが動き出していき、単なる駆け引きで人間を動かす、駆け引きで人間をコントロールするという現実の中に引き込まれてしまいます。したがって自分がそういう影響を受けないようにするために、まず自分は心の中の正しさをしっかりと理解した上で相手の言動を一つひとつ整理し、確認し、自分を利用しようとしていないかどうか、わざと騙されていないかどうか、いろんなことを感じとりながら常に冷静に判断を下していく、その場合決して相手を否定的に思ったり、下に見たり、あるいは嫌ったりすることなしに単純に言葉だけを事実関係として理解し、正しく論理的な現象だけを判断していく、そうやって相手のネガティブなエネルギーに巻き込まれないようにしたり、相手の思惑に乗らないようにするやり方が要求されてきます。初めのうちは難しいかもしれませんが、何回か意識して行なっていくと次第にその要領が分かってきて、常に正しい肯定的な言葉で相手の心を害することなく、うまく論理的な決断を出していく、そういったことができるようになっていきます。そういった判断力が身につき、相手に不快感を与えることなく自分の正しい道を進めることができるようになると、現実を正しく認識し体験し、そして良いものをクリエーションできる意識が身についていくでしょう。
Eさん、あなたの現実の創造において、あなたの心の深いレベルで自分なりに信じている信念、自分なりの心の中の強い思いがあります。このあなたの心の中の強い信念のようなものが現実をつくり出す大きな力になっております。あなたの現実を動かすこの大きな力は基本的には人間を正しく理解し、正しい関係によって良い世界をつくろうとする思いがあり、そのために現実はそれに引きずられてあなたに適切な人間だけが現れてきます。ただこのあなたにとっての適切な人間は、ある意味ではあなたを成長させる人間関係であるために、心の感情から見て良いか悪いかを言うことはできません。多くの場合一人ひとりが何らかの学びをあなたに与えていきます。いわゆるあなたに理解してもらいたいこと、修正してもらいたいこと、それに気づかせあなたがそれを克服できるような人が呼ばれてくるのです。場合によっては言葉の表現や言葉遣いを正しくするような意識をもたせるように近づいてくる人や、常に自分の道が曲がらないようにまっすぐ進めるように意識させる人が近づいてきたり、あるいは見失っていた目標を思い出させるように近づいてくる人がいたり、いろんな意味においてあなたに何らかの意識を思い出させたり目覚めさせたり、活性化するために近づいてくる人が呼ばれてきます。現実をつくる意識の流れにおいて、自分が何らかの不快感や違和感、ネガティブな意識をもつと必ずそれは大きなエネルギーとなってあなたに強く戻ってきます。これは心の深いレベルでどうしても何か許せないこと、我慢していたこと、わざと表面で出さないようにしていたもの、そういったものがいくつかたまっており、それが時々人間関係の中で大きく現象化されてきます。普段はそこを意識でコントロールしていきながらも、ちょっとした油断があるとそこを通して現象化されてきて、自分にとって嫌な思い、不愉快な体験を感ずることになります。したがって何らかの嫌な思いや不愉快な体験はたまっていた心の奥底のネガティブなものが現象化されたもの、ただそれを理解しそれを肯定的に受け入れていく、人を呪わず現実を呪わず、ただそれを受け入れていく、それができるようになっていくと、自分自身の現実はもっと良い現実へと変わっていき、現実を受け入れる楽しさが大きくなっていくでしょう。
Fさん、あなたの現実のつくり方において、あなたの現実の流れはいろんな人々とのエネルギーの交錯が行なわれており、より複雑に絡み合っており、自分の現実であるにもかかわらず何か人に操作されている感じ、人の影響を受けているような感じの現象が現れております。まずあなたの現実そのものはあなた個人の現実であり、自分の心の波動から現象化されております。ところがあなたの周りの人々はあなたとの強いエネルギー的な関係をつくろうとしており、それは時々あなた自身の心が受け入れてしまうために、他の人との関連によってつくられた現実を体験することになってしまいます。主に他の人との一緒になった現実の場合は、いわゆる利用されてしまう、相手の言うなりになってしまう、相手に合わせるはめになってしまう、こういう現象として現れてきます。これを本来のあなた自身の現実として認識し進めていくためには、自分は自分のエネルギーだけで体験していること、自分の現実は自分のエネルギーだけで現象化していることをしっかりと理解し、他の人のエネルギーで現実が動いているわけではないこと、これを心の深いレベルで納得してください。わずかでも他の人のエネルギーで動かされている、他の人のせいで現実がこうなったという意識をもつと、その途端に他の人のエネルギーで自分の現実が動かされていきます。他の人の影響はいっさい受けていないこと、自分のエネルギーだけで体験していること、これを心から受け入れ本当に信じていると他の人の影響を受けることなく、自分のエネルギーだけで現実を体験することができます。ただ自分のエネルギーと思っても基本的に他の人に利用されたり、動かされているような感覚になった場合は、本来は利用されたり相手に合わせているのではなく、自分が一緒にする体験の必要があること、自分が一緒に体験することによって自分の成長に意味があること、そのために自分が他人を引き寄せていること、そのように意識を変えていってください。他の人に動かされているのではなく自分が他の人を連れてきている、したがって自分がその体験のエネルギーがなくなればもうそのつながりはなくなっていき、それ以上の体験はなくなること、それを心から受け入れ理解し、それに基づいて行動するようにしていってください。
Gさん、あなたの現実のつくり方において、自分の心の深いレベルでなぜか自分と他の人が違っていて絡み合っていない、自分のやりたいことや行動したいことと、他の人の行動や現実と絡み合ってこない、こういう意識があり何か自分だけが少しずれている感覚、合っていないという感覚を体験しております。あなたの現実の流れにおいて、本来あなたが宇宙のさまざまな真理を理解し、手に入れ体験していくと自分は自分の本来の波動にしっかりと意識を向け、そことつながり自分だけの生き方ができる、自分らしい生活が進んでいく、そのようになることを深いレベルで理解をしております。ただ現実がうまく進まないのはそう信じていたとしても人のエネルギーに負けてしまう弱い心があるために、どうしても人のエネルギーで動かされてしまいコントロールされてしまったり、言葉に惑わされてしまったり人の影響を受けやすい体質であるために、自分の本来の進み方ができなくなっているのです。したがって自分の現実を自分の力でしっかり確立させるためには、他の人とのつながりを理解していき、まず不用意に他の人とのつながりをつくらないこと、いわゆる同情したり何かを合わせようとしたり、無理やり同じことをしようとしたり、そういう低い波動で合わせようとすると自分自身が低い波動でつながってしまい、高く上がれなくなってしまうのです。自分は自分のペースで自分のやり方で体験していきながらも、他の人は他の人の体験を許し認め、他の人をそのまま見守っていく、そうやって自分と他人のつながりを分離していき、自分は自分の体験をしっかりと行なっていく、しかし他の人に対する暖かいまなざしや進化の流れをしっかりと見ていき、決して他の人を下に見たり下げたりしないようにしていく、この意識を身につけると他の人とのつながりが分離されていき、自分は自分のペースで自分の人生を進み、自分の現実を体験できるようになります。あなたが自分の現実を体験できるようになると、本来の深いレベルであなたを現実化させようとするものたちが動き出してきて、あなたを高い意識レベルへと導くように現実をつくり出していくでしょう。
Hさん、あなたの現実のつくり方において、あなたの現実の流れが少しずつ変化してきており、今はこの変化の重要な段階に入っております。第三密度の支配的な意識レベルから第四密度の開放的な意識レベルに移り変わる重要な場所に入っておりますが、どうしても所々の考えの中に所々の思考の流れの中に執着的な意識が残ってしまい、それによって第三密度に引きずられてしまうケースがあります。特に概念や思い込み、昔から自分が自信をもって考えていたこと、そういったことに引きずられてしまい、それによって第三密度の意識が動き出し、執着的で支配的なエネルギーが現実をつくり出してしまうのです。あなたにとっての第三密度の現実はいわゆる周りの多くの人に合わせた自分の現実であり、何かやろうとしても完全にはうまくできず、常に何らかの邪魔が入ったり、うまくいかない状況が現れてくる、これがあなたの第三密度の現実の体験になります。しかしこれをうまくクリアしていき、第四密度の意識の中にうまく進むことができると、自分は自分のペースで自分の現実を体験しながらも、他の人に影響を与えたり迷惑をかけることなく、他の人は他の人で自分の現実を体験できるようになる、こういったことができるようにすることができます。それを達成するためには自分の中の高い意識レベル、第四密度につながる高い意識レベルをしっかりと確立させ、常に暖かい良い観点から人々を見ていく、人々を冷たく見るのではなく、暖かい心で人々を見ていく、こういう心をしっかりと身につけることにより第四密度の意識につながっていき、現実もより良い現実を体験できるようになっていくでしょう。
Iさん、あなたの現実のつくり方において、あなたの現実の現象化の法則が少し変化してきており、以前はいろんな人々とのかかわりの中でいわゆる自分の都合の悪いことや嫌なこと、体験したくないことが定期的に現象化させてきて、忘れた頃に嫌なことが起こる、もう意識していなかった時に思い出させるように現象化させてくる、こういうパターンが現象化をつくるエネルギーとして残っておりました。しかし最近の意識の変化によって自分の意識の変容が少し現実化を変えていき、いわゆる自分にとって苦手な人や嫌な人、自分にとって好ましくない人が集中的に現れるというよりは、定期的にあるいは何らかのルールに従って現れてきて、予測できるようになってきているのです。以前は忘れた頃や不意に現れてきた現象がだんだん予測できるような時期にそういう状況が現れてくるために、前もってそれに対処できる心が動いていきます。ただその時に対処できる心がいつも通り、いわゆるこういう時はこうしておけば良い、この人にはこうしておけば良いという意識ができると、これは第三密度の意識に落ちてしまい、結局はパタン化された体験しかできない状態になってしまうのです。自分の心の中からそういうパタンをいかに取り除いていき、もっと自由でもっとつながりが弱い現実のつくり方、それを目指す必要があります。自分の意識が何かに縛り付けられ、定着すればするほど、いわゆる概念が強くなったり思い込みが強くなればなるほど現実がだんだん固定化されていき、自由度がきかなくなっていきます。なるべく概念や思い込み、自分なりの信念をあまり硬くすることなく、もう少し弱く弱くもっていき、いろんな変化を柔軟に楽しめるようにしておく、変化そのものを楽しんでいく、そういう柔軟な心を身につけていくと、いろんな現実が現れやすくなり、そうするとパタンではなく予想していない良いことが現実化できるようになります。今の固定化された意識ではパタン化された現象や予想の範囲内の現象が起こってくると、見方によっては現実をコントロールしているという風に勘違いをすることになります。パタン化された現実は現実をコントロールしているのではなく、むしろ第三密度の意識にはまっていることであり、もっと柔軟な意識によってパタン化されていない現実を柔軟に楽しんでいく、そういう意識へと切り替えるように意識の根本を調整していってください。
Jさん、あなたの現実のつくり方において、毎日の現実の一つひとつにとても細かい意味がたくさん隠されております。この毎日の多くの意味の中からあなたはいくつかを感じとり、それを自分へのメッセージとして理解したり、あるいはやるべきこととして理解したりして現実で生かしております。これからの現実の進め方において、あなたに対する多くの思いがさらに高いレベルへとシフトしていき、もっといろんなレベルでいろんな思いを感じとれるようになっていくでしょう。いわゆるあなたの現実を通して人々に働きかけていく、あなたの現実を通して場に働きかけていく、そう考えているものたちがあなたに力を与えようとしており、それによってあなたは自然に必要なところに動かされたり、必要な時に必要なことを行なうような状態へと動いていくのです。そのためには自分の感じたことをそのまま受け取り、受け入れながらも、それを良い方法で正しい方法で行なうためにどう行なうか、常にそれをうまく現実化できるようにしてください。多くの場合すでに手にした範囲内のツールや情報で対処できるようになっています。どうしても難しい時は自分の深いレベルで意識を向け、何か情報を得ることをやってみても良いでしょう。そうすることによってあなたの現実の中に普通の日常生活の現実と、行なうべき自分の役割の両方がうまく共存しており、それを同時に体験している、そういう現実がより理解できるようになっていきます。
Kさん、あなたの現実の創造において、これからは多くの人々に関係する現実のつくり方がとても重要な役割になっていきます。一人ひとりの特徴を理解したり、認識していきながらも、特徴のある人々が集まった時、どのような現実が可能なのか、あるいは必要としている現実を進めるためにどのような人々が必要なのか、そういう意識が少しずつ動いてきて、新しい現実をつくるために必要な人や心、必要な場が感じられるようになっていくのです。したがってそういう何らかの思い、場所や人々、時間、いろんなものが感じられてきた時、どういう人々がどういうつながりでどういうことを行なって現実をうまくつくり上げ、上の存在たちの意志をうまく現実の中に反映させていけるか、そういったことが感じられ現象化される流れへと入ることになります。そういう全体を、まとまりを考えながらも自分は自分の役割をしっかりとなすような意識をもっていく、自分は何をなし、自分はどういう波動をもってきて、どういう波動で動かしていくか、そういったことを自分が感じとれるようにしていく、そうやって常に自分の役割を理解しながら現実を高いレベルへと引き上げるようにもっていってください。
それではここまでにいたします、ありがとうございました。