/弥勒菩薩/仲が良ければよいという間違った考え/現状維持を好むいい加減な意識/変化を拒む意識に変化が押し寄せる/宇宙は変化の連続/変化することは進化すること/仲間でないものを排除してしまう/企業の不正が表に出てくる/友人間でも隠しておいたことが表に出てくる/著名人でも不正が暴露される/不正があったとしても責め立ててはいけない/同じ間違いを起こさないこと/国同士の問題も複雑化する/大企業で第四密度に進んでいるのは30%/九州での破壊は「見て見ぬふり」「現状維持」という意識/北海道での破壊は「新しいアイデアを具現化しない」意識/東京での破壊は「騙す」「ずるい」という意識/美徳も時代によって変化/黙っているのは美徳ではなくなった/
2016/9/12 宇宙交流会 |
このメッセージのいいねポイントは |
|
日本人の腐った意識が破壊されている |
①国際的な視野で行動する時代
弥勒菩薩と呼ばれております。日本の方々にお話ができることを喜びとしております。今、日本においてはさまざまな変化の流れが吹き寄せており、一人ひとりが変化の渦の中で毎日を生きることに必死になっております。今、日本に吹き荒れている変化の嵐は一人ひとりの心のレベルから日本という国のレベルに至るまでさまざまな変化の嵐が吹き寄せております。
日本という国そのものを揺るがす大きな嵐は、日本の人々の集合意識のレベルにおいて腐った考え、こびりついた執着、現状維持のままでとりあえず過ごそうとするいい加減な意識、こういったところに変化の嵐が吹き寄せております。日本の人々はほかの人と仲良く過ごすことを前提にしており、仲が良ければそれで良い、お互いが楽しければそれで良いという意識を身につけてしまい、変化を拒んでおります。
まるで変化することが悪であるかのように意識をつくり上げてしまい、このままずっと変化しないでこのままずっと続くということを望んでおります。変化しないでこのまま続いてほしいという意識によって日本の人々は変化を拒む意識をつくり上げ、それによって変化の嵐が止められてしまい、止められていた変化の嵐が積もり積もって一気に押し寄せてきます。
宇宙の仕組みは常に変化を与え、一瞬一瞬が変化の連続であること、このままで良いとかずっとこのままでという意識は変化を止めてしまい、進化を止め、自分自身の成長する基盤を止めてしまうことになります。変化することが意識の成長を促し、変化に対応できることが意識の成長であること、それを理解するために常に自分は変化に対応できるようにしておく、どのような変化であってもそれを受け入れ、変化の波に乗って次のサイクルに入っていく、このような意識が必要となるのです。
日本の人々は変化を拒んでいる世界において、平和であり、豊かであり、互いに仲良く過ごすことができますが、変化を起こす人がいると変化を起こす人を皆で責める、悪い人のようにその人の悪口を言う、このような意識によってあたかも悪いことであるかのように意識をつくり上げております。まずこの変化を拒む意識、現状維持を求める意識を変えていき、常に変化が必要であること、変化することが成長であり、変化に対応できることが意識的な成長を導くこと、変化することが成長であり、成長するためには変化が必要であること、これを心からしっかりと受け入れていき、日本という国のレベルで変化に対応できるような意識改革、組織改革が求められております。
日本という国が仲間とだけで生活の流れをつくり上げ、自分たちと違う考え、仲間でない人との考えを否定し、無視し、仲の良い仲間だけで良い気持ちで過ごそうという意識があります。同じ仲間のものだけが信用できる、仲間でない人は信用できない、信用できる人と仕事をして信用できない人は仕事ができない、こういう意識をつくり上げ常に身内のものたち、気の合うものたちだけで作業をする、こういう意識が出来上がっております。
この意識はアセンションにはとても難しい意識になります。信用できる人だけ、身内だけ、仲間だけという意識は第四密度ではまったく通用することができず、第三密度の世界に落とされてしまいます。何か作業をしたり仕事をする場合、気が合うもの、身内だけという意識を完全に取り除き、どのような人でも一緒に仕事をしていく、一緒に作業をしていく、このような意識が必要となります。
身内でないと信用できない、知らない人と一緒にしても信用できないという心が出来上がっております。人を信用できないという心は自分が人を信用していないからであり、自分が人を信用する心ができない限りは自分も人から信用されることはありません。自分が人を信用する、これについて自分は人を信用しているけれども裏切られたことがある、人を信用していて騙されたことがある、そういう風に言ってくる人がいるでしょう。まず騙されるというのは人を信用するということとは別問題になります。
人を信用しようが、信用しまいが、カルマとして騙される者は騙されてしまいます。人を騙したというカルマをもっている限り自分は騙されてしまいます。たとえ信用していたとしても人を騙したというカルマがなければ騙されることはありません。人を信用するということと騙されるということはまったく別の波動であり、別の現象であるにもかかわらず、これを一緒にしてしまう、信用していたのに騙された、このようにしてまったく別のものを一緒にしてしまい、それによって現実を難しくさせているのです。
自分が本当に心から人を信用していれば自分も人から信用されます。自分が人を騙していれば自分も人から騙されます。あくまでも基本的な構図をしっかりと理解し、無理やり複雑にしないようにしておくことが必要です。これからの日本の流れにおいて、企業における問題がいろいろと表に出てくるでしょう。それも優良な企業、信頼のある企業が不正を暴かれる、意外な企業がいろんな悪い噂をされて表に出されてしまう、こういうことが多くなっていき、不正とは何なのか、正しいこととは何なのか、いろんなことが問題となって表に出てきます。
今はまず大きなレベルでの問題、不正が表に出てくる時期になっているために、まずは大きなところ、力のあるところで不正が暴露されていき、多くの人々によって改革がなされていくでしょう。大きなところが次々と新しい波動に変化していく過程において一人ひとりの不正や一人ひとりの問題が表になって出てきます。
一人ひとりの問題になってくると友人間でのトラブル、家族内のトラブル、親戚同士のトラブルという問題が表に出てきて、それによってそれまで隠していたこと、黙っていたこと、嘘をついていたことが表に出されていきます。友人間や家族間、親戚の間においてとても嫌な状況が表に出てくるでしょう。それぞれ表に出したくないもの、隠しておきたいもの、プライベートなものがそれぞれの心の中にあるでしょう。
一人ひとりプライベートそのものは必ずしも問題ではありません。ただこれがほかの人に影響のある不正や嘘、騙し、こういったものが表に出てくるために、いわゆる悪いことをしていなければ何も問題になることはありません。しかし意図的に騙していた、意図的に不正を行なっていた、見て見ぬふりをしていた、ほかの人を使って不正をやらせた、こういうものが表に出されていき、親しい人の間でこういった問題が表に出されていきます。
この日本におけるさまざまな変化の嵐の中で、いわゆる著名な人や有力者、力のある人たちが次々と表に出されていき、隠されていた不正や悪巧みが表に出されていくでしょう。多くの人々はそれに対して怒りや処罰の意識を向けるかもしれません。しかしそういう状況が出たとしても、決して責めたり、非難することはしないでおいてください。
いわゆるそういった有力者に対する非難やさまざまな攻撃はすべて自分に戻ってきて、自分の不正が暴かれるように現象化されていきます。大きな有力者のところで不正が暴露されたとしても、それを非難することなく、かといってそれを許すわけでもありませんが、あくまでも何が事実として行なわれ、どういう状況においてどういうことが行なわれていたのか、ただそれだけを理解し同じ間違いを犯さないようにする、自分はそういった不正に関与することなく、不正のエネルギーにまかれることなく、ただ正しい行動をし続ける、そういう心の戒めとして受け取る必要があるのです。さまざまな問題や悪事を責めるために使うのではなく、自分への戒め、自分自身の心を改めて引き締めていく、そういう意識でそういった情報を耳にするようにしておいてください。
また日本はほかの国々との対立においても、複雑な流れに巻き込まれていくでしょう。ほかの国々とのぶつかり合いにおいて、これまでとは違う流れが見えております。単純に法律的に良いとか悪いとかというレベルではなく、どうしようも解決できないというような状態、どう解決して良いか分からないという状態に巻き込まれたり、人間の知恵ではまったくどうしようもできないというような難しい問題にぶつかることがあるでしょう。そういった複雑な問題を単純に国の決定に任せる、単純に国に任せるというやり方で良いのかどうか、いろんな問題点が表に出されていきます。
このほかの国々との間における複雑な問題というのは、日本という国自身がこれまでのさまざまな国々との関係において、必ずしも明確な基準でさまざまな国々と接してきたわけではなく、不本意ながらほかの国々と接したり、あるいは日本の考えではなくほかの国の意図によって動かされていたり、さまざまな複雑な意識によっていろんな国々との関係が動かされていました。
そういうこれまでのさまざまな国の間における複雑な関係が現象化して戻ってきて、単純ではない複雑な現象をつくり出していきます。ほかの国々との関係が単純な問題ではなくさまざまな問題が後ろに隠されている、これらがすべてほかの国々との間で行なわれたいろんな問題をすべて含んで現象化されてしまうのです。そういう問題に対してどのようにして切り抜けていくか、常に正しい方向とは何なのか、国と国の関係における正しい方向、これはとても難しい問題になります。
国によって考え方や倫理観、基準が異なるために、お互いが納得する良い回答というものがまったく出されなくなってしまうのです。どういう考え方をしてもある国が良いと思えばほかの国がダメだと感じていくでしょう。お互いの国が納得するという解決策がほとんど見つからず、何をやってもうまくいかないという解決策しか見えてこなくなるのです。
これまでの国同士の交渉によって一見良いようにまとめられた考えが実際には少しでも自分の国に有利になろうとしてお互いが提携し、条約を結び、国の関係をつくり上げてきました。この複雑な状況が戻ってきて、複雑な現象を見せていくのです。日本という国は自分の国の立場、自分の国の本来の姿勢をしっかりとつくり上げ、本来のあるべき道に従って進んでいく、ほかの国に惑わされたり、ほかの国に揺り動かされて進むのではなく、自分たちの国自身の価値観をしっかりとつくり上げ、その価値観で決定し進んでいく、そういう日本をつくり上げる必要があります。
その場その場で相手に合わせたやり方をとっていくと、結局は一つの明確な方針というものがなかなかできず、常に変化する方針になってしまいます。国の流れの中で大きな企業や一人ひとりの個人、いろんなサイクルが同時進行し、それぞれがすべて第三密度から第四密度へ切り替わろうとしているのです。
今、日本におけるいわゆる大企業と呼ばれている会社において、第四密度という方向へ進んでいる会社は30パーセントくらいになるでしょう。いわゆるまだ七割近くの大企業は第三密度の意識レベルになっており、やはり儲けること、儲けるためには多少に不正は仕方ない、少々の嘘は仕方ないという意識が身についており、どうしても競争に勝ち抜くために不正を黙認するという状態になっております。
しばらくは表に出てこないでしょうが、あと数年すると不正を行なっている企業が少しずつ暴露されたり、自分で崩壊する流れによって大企業と呼ばれていた企業も変化を迎えることになります。大きな企業が変化を起こすことによりその影響力はとても大きく、関連子会社や一般の人々にも好ましくない影響を与えていくでしょう。したがってこの大企業における変化は早め早めに先取りしてエネルギーの変化を進めていく、不正を隠したり、なるべく外部にもれないように隠すのではなく、早め早めに不正を正し、内部の人たちの意識も高めるようにしていく、こうやって影響力をなるべく小さなものにして一人ひとりの意識改革を進めていく、こういったことが要求されていきます。
また地域やそれぞれの住んでいる状態そのものにおいても、大きな変化が現れてくるでしょう。今年は九州と北海道という場所が変化の極端な側面を見せております。九州が見せた変化の側面はいわゆる人間がほとんど気にしていないところ、人間が見て見ぬふりしていたり、分からなくされていたところでたまっていたエネルギーを表に出していく、こういう変化が九州の方に強く現れております。
九州で現実化されたエネルギーが不正なものなのか、どういう意味があって現象化されたのか、そういう疑問をもつ人も多いでしょう。九州という地域の特性として、いわゆる身内だけで固まり、意識改革がなかなか進まない、新しい考え、新しいやり方に対応することが難しく、古い考えのままで執着してしまう、新しい波がやってきても新しい波に乗らずに古い波のままで現状を過ごそうとする、こういう意識がとても強いために、そういう意識を変えさせるために現象化されたものと思っておいてください。
したがってそこに住んでいる多くの人々がこれによって新しい意識、これまでの考え方ではなく新しい考えでないといけない、古くからの染み付いた生活パターンではなく新しい生活パターン、古くからの習慣を維持しようとするのではなく、新しい時代に見合った生き方を目指していく、こういう意識改革が要求されるのです。
そういう意味において九州全般において昔からの古い考えに執着しているところ、そこを見つけていき、気がついたらそれを修正し新しい波に乗れるようにする、新しい考え、新しい人々の考えを受け入れていく、こういったことが十分に行なわれていけば、今年のような災害は起こらなくなるでしょう。
北海道において集中的に破壊の波が押し寄せてきたのは、北海道の人は斬新な考えをもっていたり、新しいアイデアをもっていても、それを具現化できない、頭では新しいものを受け取っても具現化できないという意識があり、頭の中だけで終えてしまう、アイデアだけで終えてしまい実行しないでそのままにしておく、こういう意識の人がとても多く存在しています。
北海道の人の考え方は必ずしも古い考えではありません。北海道としての文化や歴史がそれほど古くはないために、考え方としては新しい考えに沿うことができますが、どうしても行動が弱くなっており、新しい考えが降りてきても行動に移せない、行動しない、そういう意識が身についてしまい、考えだけで終わってしまうのです。
そういう意識に働きかけ、新しいアイデアが沸いてきたらそれをすぐに実行させる、新しい考えが浮かんだらすぐに話し合い行動に移していく、こういう実行力が要求されてくるのです。そういう意味において新しいアイデアをすぐに具現化させる、実行に移す、そういう変化の嵐がやってきて、今、北海道を集中に変化させようとしているのです。
したがって北海道に住む人一人ひとりは、なかなか腰が重いこの波動をもっと敏感に反応して早く対応できるようにする、新しい考えが沸いてきたらすぐに行動に移す、こういう意識に変えることによって今年の災害を弱くすることが十分にできるでしょう。
東京における変化は、東京はいろんな人々の集まりであり、いわゆる地域として身につけてしまった意識というものが必ずしも一つのパターンで表現できるものではありません。全国のさまざまなところから東京に集まってきた意識であり、東京という意識はそもそもいろんな人々を受け入れていく、いろんな人々を受け入れながらも斬新で新しいアイデアを先取りして先へ先へと進んでいく、こういうエネルギーの流れになっております。
この東京という都市で見た場合の変化の嵐は一人ひとりの意識改革が要求されますが、実際にはこの東京という土地柄において、ずるいこと、騙す、弱いところを利用して自分が得をする、こういうずるがしこい波動が至るところに待ち伏せしていて、心の弱い人に入ってしまう状況があります。いわゆる全国からやってきたいろんな人々の心の隙に入り込んで、そして弱い人を騙し利用する、分かっていない人を利用する、こうやって分かっていない人、見抜けない人、騙されやすい人に魔が入っていき、そういう人々を利用して悪知恵のある者、ずるい者たちがどんどん大きくなっていく、こういう波動が東京を支配しております。
ここに変化の嵐を向けるためには、騙しやずるい、そういったものを表に出す必要があり、まずは大きな組織のレベル、企業のレベルにおいて、ずるい、騙す、こういったものをどんどん表に出していき、一人ひとりが十分に注意をして騙されないようにする、人を騙さないようにする、こうやって最終的には一人ひとりの意識改革が要求されていきます。
この東京においては騙されたり、ほかの人に利用されたとしても、それを口に出したり表に出す人がほとんどいないために、単に表面化していないだけであり、実際にはそういう被害に遭っている人や企業があまりにも多く存在しております。これが表に出ていないだけであり実際の被害の数は相当な数になるでしょう。そういう人の弱いところに入り込んで利用する、騙す、こういうずるさを何とかして浄化していき、正しい心で見抜き、不正と戦い、常に正義の流れの中に入っていく、これが今、東京に求められている一つの変化の嵐になります。
日本がそれぞれのレベルにおいて、意識改革を行ないながら正しい流れの中に入っていく、そういう状況にある中で、日本国民がある意味では一つになりながらも一人ひとりが自分の役割を正しく行ない、世界に目を向け、世界に素晴らしい光を流し、世界を正しい光の元でまとめていく、正しい光で充満させていく、その方向に向うことを日本人が率先して行なえるように皆さん方が意識をもっていってください。
日本はいろんな面において控えめであることが美徳、図々しく言わないことが美徳とされており、それは確かに古代においては美徳でしたが、今の国際社会で見た時、その日本の美徳はほかの国々から見れば美徳とは思わず、弱い人間、信用できない人間、何を考えているか分からない人間という風に思われています。したがって表立って自分の良いことを言うのはあまり好ましくはありませんが、正しいことを、真実だけを正しく表現していく、必要以上に過大に評価したり、大きな声で言う必要はありません。
ただ正しいこと、真実だけをしっかりと表現していく、これはこれからの国際社会においてとても重要な鍵を握っています。日本はほかの国々と接する時どうしても顔色を見ながら、いろいろ表現を変えたり正しく表現しない場合が多く見受けられております。それが逆に信用をなくしてしまったり、信頼できない国という風に判断されてしまいます。
正しいことを正しく表現する、これをしっかりと行動できるようにして相手がどの国であろうとも一貫した正しさを保っていく、これが正しく行動できれば日本に素晴らしい光が降りてきて、この素晴らしい光が日本からほかの国々に広がっていくでしょう。優柔不断な日本の態度やその場その場において表現が違う言葉使いを改めていき、常に正しい言葉を出していく、そうやって日本の流れを国際社会でも十分に通ずるようにもっていってください。
Aさん、あなたの今の状況は、今のあなたの体験しているサイクルは人とのかかわりの中で本当の人間性とは何なのか、ほかの人とのかかわりで自分が取り入れるべき人間性、自分が与えるべき人間性は何なのか、これを学ぶサイクルの中に入っております。この人間性を学ぶ、ほかの人の人間性の良いところ、自分の人間性の良いところ、そういったものを学んでいきながら、ほかの人々に良い人間関係をつくり上げていく、このサイクルが今体験しているサイクルになります。このサイクルをうまく完了させるためには一人ひとりと接する時、その人の人間性は何なのだろう、その人のもっている人間的な価値観、人間として素晴らしいところ、一人ひとりの人間としての良い資質、これを見抜く力を身につけることです。どんな人であっても接する度にこの人の人間的な資質は何なのか、どれを自分は受け入れ、学びとして自分は自分のどういう人間性を相手に与えていくか、そういったことを常に考えて人間性というテーマを終了させ、次のサイクルに入るようにもっていってください。
Bさん、あなたの今のサイクルは自分自身の生活基盤というサイクルがテーマになっております。生活基盤というのは自分自身の生活とほかの人の生活、地元の人の生活と自分の生活、さまざまなレベルにおける生活基盤がある中で、今、自分は自分の生活基盤として何が大事なのか、何を優先させ、どう取り組み、何を自分の生活基盤として確立させるか、これが大きなテーマになっております。自分の生活基盤を確立する時、基本的には他人の生活基盤とは別であること、自分は自分で自分の生活基盤を完成させること、まずこれが要求されてきます。家庭として見た時、個人の生活基盤という家庭という集団における生活基盤、これにどう取り組んでいくか、ここに新たな問題が入ってきて、自分は我慢できても家族は我慢できない、いろんな価値観の違いが現れてきます。自分にとっての生活基盤を考える時一人ひとりの価値観の違いを生活基盤にどう反映させていくか、もちろんこれは今あなたが学んでいるテーマであるために、これが答えだとか、こうしなさいということは許されておりません。ただの考え方としてなぜ生活基盤が大事なのか、それは生きるためとか、生活という意味ではなく、いかに地球につながり続けることができるか、いかに日本につながり続けることができるか、地球につながり日本につながるためには、地球を信用しているか日本を信用しているか、そういう意味の生活基盤に入っていきます。現実に翻弄されつい本当の生活基盤の土台を忘れてしまう、そうすると生活基盤が破壊されていき、生活基盤とは何かを考えさせるようにもっていかせるのです。あなたを生かしているもの、つまり生活基盤として支えているものは何なのか、そこをよく考え、そことしっかりつながるように意識をもっていってください。
Cさん、あなたの今の学びのサイクルにおいて、今あなたの学んでいるサイクルは、自分自身の心の確立であり、これまで成長させてきた自分の心がある意味では社会的に通用する心へと育てていく、個人で楽しみ、個人で満足していた自分の心を社会のレベルに適応させるために心をどう調整し、どのように修正していくか、今この心の修正がサイクルのテーマになっております。自分自身の心の在り方を社会的なレベルの心にもっていくために、どんな人でも出会いがあった段階で心が変化し動き、自分個人の心ではうまくいかない状況に入っていきます。社会的な心というのはどのような人がやってきても、惑わされず、お互いの良いところで心がつながっていく、これが社会における心の在り方になります。しかし未熟な時は自分がつくり上げた心の世界を社会のレベルでもその自分の心の世界を保持しようとする、社会の中に入っても自分の心の世界を自分でつくり上げ、そこだけで過ごそうとする、こういうことによって社会の心が動かなくなり、ほかの人とのかかわりの中で自分の心がうまく動かなくなってしまうのです。これまで身につけてきた心は自分だけの心であり、社会の心ではないこと、社会で通用する心を養うために今トレーニングが行なわれていき、社会的なレベルでいろんな人との価値観の違う心とのかかわりの中で、自分の心がうまく対応できるように修正させていく、こういう学びのテーマになっているのです。そのためには自分の心だけではなく、相手の心を感じとり、相手に合わせようとする意識、相手の心を優先させるという意識、こういった意識を成長させていき、自分だけの心から社会の心へと発展できるように意識をもっていってください。
Dさん、あなたの今のサイクルのテーマは、自分自身の意識の成長の流れにおいて、今まで自分が人生において体験してきたこと、身につけてきたこと、学んできたことを総合的に整理し直し、新しいサイクルに向け必要なものを選んでもっていく、これまで身につけてきたこと、体験してきたこと、学んできたことを整理させ、必要なものだけを選び出し、新しいサイクルにもっていく、この段階のサイクルが今体験されております。そのために今まで学んできたことを総合的に思い直したり、思い出したり、勉強し直したりして、良いもの、役に立つもの、これからも十分使えるものを見つけていく、判断して取り出し、必要でないものはどんどん捨てていき、必要なものを新しいサイクルの中にもっていく、こういう作業が行なわれているのです。したがってこのサイクルにおいては自分の体験してきたことをすべてが正しく、すべてをもっていこうとしないでください。自分の体験したさまざまな流れの中でも、もう必要ではないもの、これからのサイクルでは必要でないもの、もう十分に体験し完了してしまったもの、いろんなものがあるからです。したがってそういうさまざまな学びの成果の中で本当にこれからも必要となるもの、これからも学び続けるべきもの、そういったものを選び出していき、それだけを自分の心にしっかりと定着させる、そうやって今のサイクルをうまく過ごしていけば、必要なものをしっかりもって新しいサイクルの中に入ることができるでしょう。
今日は皆さん方のサイクルを調べていきながらアドバイスをしていきました。サイクルの長さは人によって個人差があるために一概に言うことはできませんが、おおむね今年中に終わるサイクルということができます。したがって今話したテーマに関しては、できれば今年中に作業を完成させる、そういう意識で挑戦するようにしてみてください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。