/他になしたことを自分が受け取る/すべてを受け入れればカルマは減っていく/現代人の日常生活ではカルマが減るのは難しい/人のせいにするとカルマは増える/成長している人は大きなエネルギーを体験する/現実を受け入れること/
2015/3/9 宇宙交流会 |
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カルマを管理する者たち |
①一瞬一瞬の言動に気を付ける
私たちは光のハイアラーキとしてお話をいたします。カルマに関して皆さん方がお話をしておりました。今の皆さん方の人間という世界の流れの中で、カルマというエネルギーがとても大きく影響を与えているでしょう。毎日の人生がうまくいかない、思った通りに進まない、周りの人間が言うとおりにしない、こういった思いをつくり上げて生活を続けております。自分の思ったことや口に出したこと、行動することがすべてカルマのエネルギーとなってつくられていきます。
自分のつくり出したエネルギーは自分がそれを体験することにあります。それは自分がいいとか悪いとか、そういう価値観で決まるものではなく、単純に他になしたことを自分が受け取ることになります。仮に自分が正しいと思って他人を批判し他人の悪口を言ったとしても、必ずそれは自分に戻ってきます。正しいことを言っても、あの人のために言った、本人が分からないから教えてあげた、どのような思いであれ必ず他に成したものは自分に戻ってきます。
他になしたことを自分が受け取る、そのときに自分が不快感を感じた、嫌な気持ちになった、そう感じたときに相手を責めたり相手のせいにすると、またそれはカルマつくり、また自分がそれを受け取ることになります。自分に戻ってきた時、自分がなしたことが戻ってきたということをその時に理解し、またすべてを受け入れていく。相手を責めることなく、相手を悪く思うことなく、すべてを受け入れていく。そうすれば新しいカルマをつくることはなく、自分のすべてを受け入れたというエネルギーによってカルマはなくなっていきます。
どのようなものであれ自分がすべてを受け入れ、あるがままを受け入れていくと、自分が魂レベルでもってきたカルマの流れだけで生きることになります。多くの人は実際には初めからあるカルマだけではなく、人のせいにしたりすべてを悪いものであるかのように受け入れたり、いろんな日常の言動によって日々カルマを大きく増やしております。
皆さんの日常生活においては魂本来がもっている流れをつくるカルマ、いわゆる運命とか宿命(さだめ)とかいわれているカルマのエネルギーと、日常のさまざまな言動においてつくり出されるカルマの2種類があります。初めからつくられている人生の流れをつくるカルマはそれは変えることができません。ただ流れに応じて経験を続けていき、受け入れていき、自分がそれを人生をただ運ぶエネルギーと理解するまで自分を嫌なエネルギーとして受け取ることになるでしょう。
日常、つくり出されてくるカルマは一般に減っていくカルマよりは増えていくカルマの方が大きく、そのために多くの人は人間関係が苦手になってきて、社会に生きるのがつらくなってきてすべてを人のせい、社会のせいにしてしまいます。すべてを人のせい、社会のせいにしている人は小さいころからつくれてきたカルマのエネルギーがかなり大きくなってしまい、自分がいくら努力しても努力しても何も改善されないように感じられているのです。
ではこのようにだんだん大きくなってしまった日常からつくられるカルマをどのようにして処理していくのか。自分でそれを理解し、ではこれからちゃんと受け入れていこう、他人を許し、他人のせいにせず、すべては自分がつくり出したものと理解してすべてを好意的に受け入れていく。確かにこうすればカルマは徐々に徐々に減っていくことになるでしょう。
しかし現実的に見ると、カルマを減らすということはとても難しく、普通の皆さん方の生き方を続けていくと、カルマが減ることはありません。日常生活において他になしたことと自分が受け入れていることを見ていくと、圧倒的に他になしたことの方が大きなエネルギーとしてつくられており、自分が受け入れている、許しているというエネルギーはホンのわずかしかありません。自分のカルマを減らしていこうとするのであれば、自分が他の人に関して嫌な思いを思ったり、出したりすること以上に、他から入ってくるものを受け入れていく、ほかの人や社会から自分に入ってくるものを受け入れていく。そうすることによってカルマのエネルギーが減り始めることになります。
しかしこういうカルマのエネルギーが減り始めるという意識レベルはかなり高い方の意識レベルになっていき、今の普通の人間の意識レベルではカルマは増え続ける方向にあります。そのためにこの地球のアセンションのことを考えたとき、地球自身の集合意識レベルでのカルマを少しでも抑え、地球がよいエネルギーでアセンションに向かうことができるようにするために、いわゆるイニシエーションを受けた人や宇宙に目覚めた人、魂が高いレベルの人は自分のもっているエネルギー以上のカルマを受け入れていき、少しでも人類のために、地球のために自分がカルマを受け入れるという人生をつくり上げていきます。
素直で性格が良くて、真面目な人ほど人に利用され、つらい思いをしている。真面目にやってる人がいつも苦しい生活をしている。なぜ真面目に正しく生きている人が貧しく、苦しい生活なのか。こういう人々も実際には魂レベルで多くのカルマを受け入れていき、自分の魂を見たときに、大きな愛をもっているために苦しみや悲しみを受け入れているのです。
皆さん方はライトワーカーとしてあるいはサービスソウルとしてスピリチュアルな学びを重ね、人類の奉仕のために学びを続けております。一人ひとりが地球に奉仕したい、宇宙に貢献したい、人類のために、人々のために何かしたい、そういう思いをもっており、そういう思いに従ってさまざまなカルマのエネルギーを手伝ってもらっているのです。
皆さん方が学んでも学んでも、意識レベルを上げようとしても、うまく現実が進まず、自分が成長できず、自分の愛もなかなか大きくならない、そう思っているかもしれません。しかし実際に皆さん方は十分に宇宙から愛され、マスターたちから愛され、本当に人のために必要なエネルギーを経験しているのです。
うまくいかないと言う人ほど多くのエネルギーを経験しており、それは自分の成長のためではなく、人類のために人生を送っているのです。家族や身近な人で常に問題を起こす人がいる、常に対立が起こりうまくいかない、新しいことをしようとしても妨害してくる、進化成長しようとしても常に足を引っ張る、こういう風に受け入れている人は考え方を変える必要があります。
その人が自分に何か悪いことをしているという意味ではなく、あくまでも自分の魂、自分のハイヤーセルフがそれを許可し、その通りにただ現実を体験していること。嫌なこととして認識した途端にカルマが大きくなります。どのような嫌なことでも、どのようなつらいことでも、単純にこれが今、必要な体験なんだ、今、地球がこの体験を必要としている、そう認識して前向きに喜びをもって体験していると、カルマをつくることはなく、また嫌な体験をすることもなくなっていきます。
毎日の生活でも、嫌だ嫌だ、また嫌な目にあった、こういう思いを出している人はこういう思いを何度も受け取るカルマをつくり上げていきます。自分の出した通りのエネルギーを自分が受け取るために、嫌な思いを続けている人は嫌な思いが続けてやってくるのです。人類がそれを今、求めており、いろんな不愉快なエネルギーをできるだけ多く処理したいと望んでいるのです。
しかし多くの地球レベルの人間は、一般にすぐに相手のせいにする、人のせいにする、社会のせいにする、そういう意識であるために、なかなかこのエネルギーが消えることがありません。しかし皆さん方は十分にその原理を知っており、その学びを終了させることができるのです。
自分にうまくいかない、不愉快だと思ってやってくるエネルギーを前向きに、魂やハイヤーセルフが許可したエネルギーとして積極的に受け入れていく。そうすればその種のカルマが消えていき、だんだん不愉快な思いをもつエネルギーもなくなっていき、自分が積極的に、むしろ地球や人類がよくなくなることが感じられていき、喜びをもって否定的なエネルギーを体験できるようになっていきます。
カルマを学びとして受け取るのか、試練として受け取るのか、不幸として受け取るのか、それは人それぞれの考え方の違いであり、不幸として受け取っている人は不幸なカルマが続くことになります。試練として受け入れている人は試練としてカルマが続いていきます。喜びとして受け入れている人は喜びとしてカルマが続いていきます。基本的に自分の出したエネルギーが自分に戻ってくる。この単純な法則によって自分が成長のために生かすのか、人のせいにして自分はまた下に堕ちていくのか、それぞれの解釈の仕方や思いの仕方によってカルマから与えられるエネルギーが変わっていきます。
皆さん方は普通の人よりも学びを重ね、カルマを理解し、ある程度宇宙の法則を学んでいるために、普通の人よりもカルマのエネルギーが深いレベルのエネルギーで戻ってきます。多くの人はただ単純に他になしたことが自分に戻ってくる、このカルマのエネルギーで動いておりますが、皆さん方の場合はただ単純に戻ってくるのではなく、そこからカルマの原理を理解していく。本質を理解し同じような間違いを起こさないようにする。今後、似たようなエネルギーがやってきても前向きに受け入れていき、決して不快感を出さず、そのまま正直に受け入れていく。社会のせいにしたり人のせいにしたりすることなく、すべて自分が出したものを自分が受け入れているだけ。そこに意識が向いていき、自分でさらなる成長を行なうことができるのです。
カルマをただ受け入れながら、その本質を理解し、カルマ的なエネルギーの戻り方を本質の面から理解していくと、だんだんその深いレベルのカルマのエネルギーが浄化されていき、自分に戻ってくるエネルギーもかなり変化を起こしていきます。今の皆さん方はある意味ではとても辛い状態になっています。自分がスピリチュアルな学びをしているために、まだ学んでいない人のレベルを自分も受け入れていき、奉仕の魂として体験を続けているからです。
今の意識レベルを続けていくと、辛い思いだけが続くことになります。本当は皆さん方の今の意識レベルは、なるべく短い時間で過ごし、上に上がっていく、あまりここにとどまらず、早くカルマの原理を理解し、本質を理解し、今のレベルを通過していって高いレベルに達する。本当はこれを望んでいるのです。
今のレベルで留まっているとつらい体験ばかりが感じられていき、そのうちに魂にとってもつらい傷をつけることになります。したがってなるべく自分の人生に関しては決して人のせいにしたり、社会のせいにしたり、何か別のせいにしたりするのではなく、基本的に与えられた現実をすべて受け入れていき、前向きに受け入れ、そして速いレベルでここを通過していく。ぜひそれを目指すようにしていってください。
②客観的にものごとを受け入れる練習をする
太陽系の星についての話がありました。土星や木星やかなり遠い星が何を意味しているのか。今までカリキュラムとして皆さん方に教えられてきたことは、こういう遠くを回っている星は皆さん方の潜在意識に影響を与え、潜在意識のレベルで人間のために何らかの働きかけをしている。そのように教わってきました。
土星は確かにカルマに関係しており、カルマをいろいろ調べたり、カルマを調整したりしているグループがあります。しかし土星の本当の働きは今の人類の行く末を見定めており、特にこの人類のさまざまな分岐点において一人ひとりがどの方向を選ぶのか、あるいは一人ひとりに適した道はどっちのを道なのか、そういったこと一つひとつを見定めているのです。
今の時期において皆さん方はこれまでの地球の流れを繰り返すのか、それとも新しい地球の流れに入って新しい成長を続けていくのか、どちらかを選ぶ重要な時期に入っております。このどちらの道を選択するのか、そこに強く関与しているのが土星の者たちになります。一人ひとりのカルマの状態や一人ひとりの意識レベル、一人ひとりの愛の器を調べていき、その人がどの道に行くのが好ましいのか、あるいは新しい地球に向かうためにあと何が必要なのか、そういったことを考えながら一人ひとり流れを見ていくのです。
一般に皆さん方は新しい地球を目指しており、新しい地球に入るためのエネルギーを望んでおります。そのために新しい地球の意識レベルにきている人はそのレベルの現実を体験していき、新しい地球に入れるエネルギーづくりを進めていくでしょう。しかしまだ新しい地球のレベルに不十分な人、まだそこまで達していない人は新しい地球に入るためのいわゆる試練が体験すべきことをつくり上げ、それを処理していくことによって新しい地球に入れるようにつくられていきます。
したがって皆さん方のレベルからしたとき、与えられた現実をただ受け入れていく、大きな愛や許しで受け入れていく、これができれば楽しい地球の流れに進むように土星の者たちがつくり上げているのです。皆さん方が新しい地球を目指し、そこに進むべくワークを続けているためにそういう流れがつくられていきます。普通の人は必ずしもそうではなく、いくら自分が新しい地球へ行きたいと思っても、そういう準備ができていなければ必ずしもそれを叶えることはできません。
しかし皆さん方の場合は確実に現実を受け入れていき、強く愛をもって進んでいくと、必ず新しい地球の流れに入れるようにつくられているのです。そのために受け入れていく、許す、人のせいや社会のせいにしない、すべてここに戻っていき、自分の人生をしっかりと受け入れていく、これを行なっていけば新しい地球の流れを進むことができるのです。
実際土星にはさまざまな星から人間が入ってきており、お互いに協力し合って地球の流れを調整しております。土星の者たちは必ずしも感情というものをもっているわけではなく、今の地球の人間に対して感情的な思いをもつことはほとんどありません。したがってアセンションできない人をかわいそうとか、アセンションできた人におめでとうとか、そういう心をもつことはいっさいありません。
そういう感情をすでに終えており、高いレベルで一人ひとりの流れをただ見ているだけなのです。皆さん方が少しでも土星とつながり、正しく自分の流れを感じ、すべての現実を受け入れ、愛と許しでアセンションへと進むことができるよう、土星から高いレベルの愛と許しのエネルギーを流してもらいます。土星からのエネルギーを身体全体で受け入れ、肉体の細胞一つひとつに入れていき、すべてのレベルで許し、愛、自立のエネルギーを完成させていってください。
土星のメンバーからお話をします。
Aさん、あなたの日常の言動の中で、他を許し、他のために活動しようという意識と、つい自分を忘れてしまい、自分の流れの中にはまってしまう部分があります。自分が奉仕や愛の流れを受け入れ、その心で満たされているときは正しい流れに入っており、その延長線を正しく生きていくとアセンションの流れに入っていきます。しかしつい自分の思いの中にとらわれ、自分の都合の良い論理や話が進んでいくと、いつの間にかそこから離れてしまい、気がついたら普通の世俗の方向に向かっている場合があります。したがってこれからは常に意識を向けておき、普通の世俗の方向に意識が向いたとき、すぐに自分で改め、愛と許しの方向へとすぐに切り替えていく、こういう意識を持ち続けていけば、光の流れに進んでいくことになるでしょう。
Bさんの日常の言動において、何か人のために光のあることをしたい、多くの人に光をもたらしたい、こういう意識をしっかりともち、それを基本に動いているときは、光の仲間たちがいろいろ手伝ってくれることが良くあります。しかしこの流れにありながら、つい自分が欲を出してしまい、光の流れにあるようにみえて、ついわがまま的なことを考えが出たり、光の方向のように見え実際には光ではないエネルギーに妨害されてしまうケースがあります。自分が光をしっかりと感じ、光の方向に進んでるときはうまく進んでいきますが、つい欲が出たり、いろんな思いをもってしまうと妨害するエネルギーが強くなっていき、何をやってもうまくいかなくなってしまいます。したがってうまくいかない、先に進めないと思っているときは、自分が純粋な光の心に従っているかどうか、欲のない心や自分のことだけを考えている心になっていないかどうか、そこをよく調べていき、本来の光の者たちと一緒に進むように意識に持ち続けていってください。
Cさん、あなたの日常の思いの中で、自分が何らかのスピリチュアルな働きや活動したい、ただ今の自分では何をどうしてよいのか分からない、とりあえず日常をあるがまま、ただ正しく生きよう、こういう思いの日常生活を続けております。光のために特別に何かするという意識をもつ必要はありません。自分が何かしてあげるとか、自分が特別なことをしようと思うと、必ず妨害が入ってきて、自分のエゴをくすぐる状況が現れてきます。したがって日常をただあるがままに生きる、日常をただ生きるということ自体はとても良いことであり、そこに否定的な思いをもつ必要はありません。あなたが学びを進めていき、少しずつ光を強くしてきて、宇宙にもつながってきていると、普通に生きようとしてもだんだん普通に生きることが難しい状況がつくられていきます。宇宙のエネルギーを使う状況が現れてきた、人のために何かせざるを得なくなってきたり、地域や国ために何かせざるを得ない状況がつくられたりしていきます。自分が意識を高めていき、光を大きくしていくと、自然にそういう状況が現れてきて、自分が扱える光に応じた奉仕つくられていくのです。したがって今、自分は強くするトレーニング、そのためには常に光を保持し、常に周りの人に良い思いを出す、周りの人に良い光を出していく、そういう思いを持ち続けることによって光が強くなっていき、それに見合った働きが与えられるようになっていくでしょう。
Dさんの毎日の動きにおいて、あなたの意識の中に本当に人を成長させ、悩みを解消させ、自分自身もより大きな働きができるようにしていきたい、こういう心をもっており、意識の方向性が常に光を大きくする方向へと向いております。この流れの中で自分はできるだ人のために役に立ちたい、人のために奉仕したい、こう思っていても自分でなかなか実感が得られない、あまりそういう感覚がないという意識があります。あなたが日常を行なっている行動において、実際には目に見える人間に対しての奉仕よりも、目に見えない人間に対しての奉仕の方が圧倒的に多い状態になっております。誰かにアドバイスをしたりカウンセリングをしたりしているときに、見えている人間とは別に見えていない人間がたくさんいると思ってください。そういう人たちのために口から言葉がでてきたり、自然に見えない者のために言葉を出している場合があるのです。したがってときには目の前の人には関係ない話をしている場合もあり、背後の者たちのために言葉を出していると思ってください。そういうことによって常に大きな働きをしており、自分自身をそのためにいろんな奉仕を行なっているのです。したがってまず現実をすべて受け入れていき、必要な言葉を口から出していく。口から出てくる言葉をそのまま自然に出していく。それで多くの働きをし、多くの人々のためになっていること。それを理解してさらなる活動を続けていってください。
Eさんの日常の言動においてあなたは一人でも多くの人に幸せになってもらいたい、多くの人が平和で暮らし、幸せな生活をしてほしい、こういう思いをもっており、ほかの人の幸せのために自分を良い方向に使いたいという思いがあります。あなたの毎日の言動の中に自分が奉仕のために活動しようと思っても、つい嫌な思いをしてしまったり、嫌なネガティブな発言を繰り返してしまったり、なかなか思うようにいけないに自分も存在しております。毎日の生活がさまざまな葛藤の中で動いており、それで自分自身が嫌になったり、自分が成長していない感覚を手にしたりします。しかしあなたは本来はいろんな場所においていちばん最適な言動をとっており、少しでも周りが明るく元気になるような働きを常に行なっているのです。あなたには目に見えない空間の中で常に空間そのものを癒し、修正し、空間を変えようとする働きが行なわれているのです。あなたの意識は一人ひとりの心を意識してそこに平和や幸福をもたらそうとしておりますが、実際にはその空間や場におけるさまざまなエネルギーを感じていき、それらのエネルギーを高いレベルに、愛と幸福に満ちた高いレベルに変容させようとしてさまざまな思いや言葉を出しているのです。したがってあなたの言動によって変化している部分、場のエネルギーを感じていき、必ずしも一人ひとりの心を期待しないでください。一人ひとりの心はその人の自由意志、一人ひとりの自分の選択の結果であり、そこに介入することはできません。一人ひとりがどのような行動をとっても、どのような選択をとっても許していく。それがあなたにとっての選択であり、あなたがそれらを許すことによって場が高い波動になっていくのです。許せないという心が起こると場がすぐに低くなってしまいます。いろんな人を許していく。その心そのものを許していく。そうやって場をを高めていく学びを進めていってください。
Fさんの日常の言動において、あなたの意識レベルがある程度、これまでよりも上の方向へと向かっております。しかしそれだけで現実がよくなるという状況ではなく、現実を自分の思う良い方向へと導くためには現実の中にあるすべてのものを許し、すべてのものを愛し、すべてを受け入れていく必要があるのです。自分が目にするもの、耳から聞こえるものすべてが自分自身の反映であり、すべてをそのまま受け入れていく。そうすることによって初めて現実が変わっていくのです。自分が目にしたり耳にする現実の中に、少しでも違和感あるいは自分とは違うという意識をもつと、もうその現実は自分の向かう現実ではない現実になっていきます。すべての現実をそのまま受け入れていく、ただそのまま受け入れていく。これによってこれからのあるべき地球の方向へと進んでいくのです。
Gさんの日常の言動において、光を常に意識し、光を考えていても、つい光でない思いにとらわれたり、そういう状況を目にすることがあります。自分は光として光の道を歩んでいく。そういう意識が起こると必ずそれを破壊させる現象が起こっていき、光ではない現実、光ではない言動を目にすることになるのです。自分が正しく光の道を歩まむ、まずこういう意識をなくすことがいちばんのテーマになってきて、そういう意識がなくても自分は常に光の道を歩み、すべてを許しすべてを愛しすべてを受け入れていく、こういう意識によってアセンションの流れへと進むことになるのです。自分が何らかの感情的なものや思いを感じた時、そこに意識を向けるのではなく、ただそれを客観的に見ていく。それに反応する自分の心を見ていき、そしてそれをまた客観的にただ感じていく。それを客観的に感じながら愛のある言葉、許しや愛のある言葉を感じていくと、その段階で本来の良いアセンションの流れへと切り替わっていきます。自分が現実を感じながらどういう思いをもっていくか、それによって自分の方向がつくられていき、自分が正しい心をもち続けていけば、常にアセンションの流れへと進んでいける。それを理解して一瞬一瞬正しい思いを続けるようにしていってください。
今日はカルマと土星に関するお話をしていきました。皆さん方はスピリチュアルな学びを進めているために、普通の人とは異なるにカルマを体験しております。しかしそれをまた変なエゴで受け取ったり、いかにもほかの人よりも上であるという意識をもたないようにしておいてください。もしそういう意識をもつと、その途端にカルマをつくり出し、自分がバカにされる、下に見られるという現象をつくることになります。常に何か自分がほかの人から下に見られたり、正しく思われていないときは、自分がほかの人を下に見たり、ほかの人を正しく見ていない現実があるためです。それらを受け入れ、すべての人間をただ愛することができるように意識をもっていってください。それではここまでにいたします。ありがとうござました。