2013年7月レポート

2013年7月のレポートから

富士山が世界文化遺産に登録されました。古くから信仰の対象として扱われていた、という理由です。これにより観光客が急増するという予測で、入山料を取るとか。世界遺産となり観光地にしてしまうと、神聖さがなくなっていき、信仰どころではなくなります。とはいっても毎年恒例の富士登山を今年も行ないます。「富士山制覇」という世俗意識ではなく、山頂にある高次元存在への挨拶と感謝の祈りを捧げるためです。神聖さが失われつつある富士山に神聖さを取り戻すのが目的なので、賛同の方はぜひ、富士登山(7/26)に参加してみてください。今月はさらに特別セミナーが続きます。心の修業(7/13)、カバラパスワーク(7/14)、自分のパワースポット(7/15)です。最近は季節感が薄れ、夏の風物詩も消えつつありますが、熱中症に注意して、夏の季節を楽しんでください。

パワースポット

7月は多様なセミナー/ワークが予定されています。7月13日が「心の修業」、14日が「カバラパスワーク」、15日が「自分のパワースポットをみつける」です。さらに富士登山2013、活性化ワーク(富士:7月27日、東京:28日)、魂の大掃除(28日)と続いています。

 「心の修業」はお釈迦様の本来の教えを学びます。エーテル体強化、意志の強化、集中力アップなどが目的です。家ではなかなか勉強できない、という人、ぜひお越しください。11時、1万円。

 「カバラパスワーク」は、カバラ4まで受講した人のためのクラスです。22のパスの勉強ですが、理論だけでなく、エネルギー的なつながりも作ります。タロットなどを勉強している人にはかなりヤキだつことでしょう。

 「自分のパワースポット」は、自分の関係するパワースポットや自分の行くべきパワースポットを見つけるワークです。日本、海外、両方で見つけていきます。地球とのつながりなどが分かるでしょう。11時、2万円。

曲線思考

 これからの時代は靈性の開花する時代とか、靈文明の時代とかいわれています。しかしどうも「霊」という字があると引いてしまいます。セントラルサンではあえて「靈」という字を使い、「れい」「ひ」「み」などと呼んでいます。「靈」は「霊」の元字ですが、個人的にきわめて高次元の存在などに使っています。ただいずれにしても「れい」と呼ぶだけで何か、おどろおどろしい雰囲気が漂ってしまいます。「霊」や「靈」の文字を使わずに、スピリチュアルな生き方を一般の人にうまく説明できる方法はないか、ずっと考えていました。

 ふと「曲線思考」という言葉が頭をよぎりました。もともとは孫子の「迂(ウ)直の計」(『迂(ウ)をもって直となす)を曲線思考といっているようですが、どちらかというと「迂回思考」が適切であり、孫子自身は曲線という言葉は使っていません。ただ孫子の研究家から曲線思考は孫子のものだ、といわれると困るので、「球体思考」という言葉をを使ったりしましょう。
 私たちの世界、いわゆる物質世界、普通に世界といっているところですが、これはスクリーンに投影された映画画面のようなもので、すでに台本ができていて、私たちは観客に過ぎないのです。それなのに台本にクレームを述べたり、画面から目をそむけようとします。生まれてからずっと映画を見ているのでそれが真実となり、自分と映画が一体化しているのです。そこにおける思考プロセスはすべて映画のためのものであり、所詮、ムダな思考といえます。これを私は直線思考と呼んでいます。他人と比較をして競争心・優越感・劣等感・プライド・支配力といったエゴが働くのも、自分と他人という直線での認識体系です。自分と他人という2点だけで世界がつくられているのです。

 自分、他人のほかにもう一つの点を探します。たとえば、自分がいると必ず正反対の自分がいます。物質的にいるかどうかはその時々の現象で、エネルギーだけの場合もあります。したがって自分、反対の自分、他人という3点を円周とする円が出来上がります。その円の中心が重要であり、その中心が現実の根源です。自分と他人で比較競争するのではなく、自分と他人を含む円を想定し、その円の中心を見つけるのです。あるいは、私たちは地球上に生かされているので、必ず自然の意志が存在します。自然の意志によって私たちは動かされています。「奇跡のリンゴ」ではこの3点目が精霊になります。宇宙人が3点目にくることもあるでしょう。宇宙の意志が円の中心になります。

 こういう思考法により常に地球や宇宙と調和した生き方や、他人は自分、大いなる意志に私たちが動かされている、という感覚が育ってきます。曲線思考を身につけましょう。

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