20181224 of Central Sun Ascension Report

/精霊カカロ/人類は破壊の方向に進んでいる/人間が団結してもどうにもならないことがある/自己犠牲/感情が入ると自己犠牲ではない/動物の進化の3段階/動物と人間が協力し合うには/

2018/12/24 宇宙交流会

このメッセージのいいねポイントは

人間は破壊に向かっている

①動物と人間がコミュニケーションをとる

カカロといいます。ここに来るのは3回目です。前回のとき、人間の今の状況が少し良くなったような話をしました。しかし、人間の本質はまったく変わっていませんでした。今の人間の集合意識を見ていくと、人間は今、破壊の方向に進んでいると言わざるをえません。

普通のいわゆる平均的な人間の世界を見ていると、あまり感じないかもしれません。しかし、力のある国、先進国、武力で権力を手にしてきた国々の指導者を見ていると、いかにも戦い、この地球を自分たちの支配下に置こうとする意識が強く現れております。

今の人間の流れをそのまま進めていくと、おそらくあと数年で大変な事態に入っていくと思われます。それは人間界だけではなく、動物界にとっても悲劇的なことであり、許せるものでもありません。これを食い止めようとしても、皆さん方のようなごく普通の人間たちでは何もすることはできないでしょう。

よく、皆で立ち上げればという話もありますが、皆で団結してどうにかなる問題と、いくら団結してもどうにもならない問題があります。いずれ訪れると思われるすさまじい衝突は、皆さん方の普通の人間の力ではどうしようもないのかもしれません。

自己犠牲について話してほしいという思いが届けられております。人間の概念や考え方、一人ひとりの意識によって、かなり意味が異なっている状態であるために、僕の方から説明するのも難しいと思います。いわゆるイエスと呼ばれていた人間の時代においては、本当に生命を捧げること、それも多くの人に生命を捧げるために、自らが犠牲になることを自己犠牲と呼んでおりました。

多くの人が助かるというのがまた条件であり、一人や二人のために自分の生命を投げ出すのは自己犠牲ではないでしょう。身内とか知っている人とか関係なしに、全然知らない人、10人ぐらいいて、その人のために生命を捧げる、これは自己犠牲といえるかもしれません。しかし家族や兄弟や友人、知っている人々を救うために生命を捧げるのは少し自己犠牲とは異なります。

やはり名前を知っていたり、身内や親族伝であると、感情的なものやいろんな使命感が動いていきます。自己犠牲はそういう感覚がまったくない状況や行動であり、自分にとって何のメリットもない、身内とかそういう関係もまったくない、そういう状態においてまったく知らないに複数の多くの人々に自分の生命を投げ出すことができるかどうか。

イエスと呼ばれていた人間は、自らの生命を捧げることによって何千人、何万人あるいは人類の多くの人々を救うことができた。そういう風に考えることができます。しかし、イエスは生命を張って神の言葉を与え続けましたが、それが本当に認められるようになるのにはかなりの時間がかかっております。

イエスが犠牲になった直後からしばらくは、あくまでもイエスが悪者であり、ローマ教皇が正しいという感覚で進んでいきました。弟子たちが布教を行ない、信者を広めていき、ある一定の人数になってから初めてイエスの教えとして認定されたことにより、それでイエスの犠牲が報われたということになります。それまではイエスは生命をかけても、必ずしも人々のために残っていたわけではありません。

結果という話がありましたが、確かに代わりに多くの人の生命が救われたのであれば、結果ということができるでしょう。犠牲になっても何も状況が変わらなければ、犠牲とはいわないかもしれません。

今は人間の意識の中でキリスト、クリスマス、そういう意識の波動がかなり強く振動しております。しかし、多くの人は単なるプレゼントの交換や、楽しい人同士での交流の場、親子での明るい家庭の雰囲気作り、そういう感覚でのクリスマスになっております。

クリスマスだからといってイエスの教えについて考えたり、イエスに対して感謝や良い思いを送り届ける人は、教会の信者たちにしか写っておりません。それが良いとも悪いともいうことはできません。

今日は別のテーマで話をしていこうと思います。しばらく皆さん方の学び、お互いのコミニケーションの状況などを眺めていて、皆さん方にお願いしたいことがいくつか現れてきました。

確かに最初来た時は、人間に対する不信感を強くもっていて、人間と交流するということはまったく考えてもいませんでした。しかし、こことつながって、新しい観点で人間を見ていくと、人間は人間なりに人間の世界で必死になって良い世界を作ろうとしている、人間なりに地球を良い地球にしようとしている、そう努力している人が多いことに気がついてきました。

ただ、人間の考える良い世界とか良い地球というのが、必ずしも本来の地球の方向性でなかったり、また、人間中心の観点で見た地球であることが多いために、本来の地球の平和には結びついておりません。しばらく皆さん方のさまざまな状況を見ていき、場合によっては人間と動物たちが協力し合って新しい地球をつくるために行動するということも可能になるかもしれない。そういう思いが少し出てきております。

もちろんすべての人間が動植物と協力するとは、まだ考えておりません。ただ、ここにきている皆さん方は、動物という存在に関しても、いわゆる魂が進化する過程での動物という意識や、植物も動物も進化・成長のための一つの形態であること、地球は地球で全体がハイアラーキの管理の中で進化を進めていること、こういったことを認識しているために、ある程度共通認識をもった中で、皆さん方と動物とで協力し合い、一つのユートピアのような世界が作れるのではないかと感じているところです。

しかし、ぼくたちが人間についてほとんど何も知らなかったように、皆さん方も動物の世界についてはほとんど何も分かっていないと言うことができます。それで今日はまず、動物世界の仕組みについて説明をしておこうと思います。

まず動物というふうに人間の言葉では簡単に表現されていますが、僕たちの認識では動物という単位ではなく、もう少し別の名前で進化の状態を区別させております。初期段階の動物という言い方で、いわゆる魚のようなものやあるいはまだ虫のようなもの、初期の魂の形態として昆虫的なものから小魚的なもの、そういう動物をまとめていうことが普通にあります。

この初期段階の動物はまだ魂が初期の段階であるために、皆さん方の言葉でいる群魂という魂、それも初期段階の群魂であり、まだ個別の意識はそれほど発達しておらず、全体で一つの意識という感覚が中心になっております。

いわゆる群で一つの意識、個別の意識よりも群の意識が優先している。この群れが優先している時は個の意識はそれほど重要ではありません。すなわち蟻の一匹一匹の状態や、虫の一つひとつ、一つひとつが何らかの犠牲になったりあるいは行方不明になったり、いろんな状況になったとしても、魂全体としてはほとんど意識することもなく、全体的な一つの意識があれば、進化を継続して進んでいけるようになっております。

この初期段階の魂として小魚的なものや虫たち、まだ進化の始まりの段階にすぎない小さな生命のものたちで群れをなしているもの、これが初期段階の動物になります。

進化していくと、次の段階の動物の形態に人っていき、少しずつ個の意識も進化してきて、個の意識と全体の意識が両方、それぞれ感じられてきて、その時々の状況によって、全体を優先するか、個を優先するか、それを考え始める段階の状態になっている進化の段階があります。

今でもライオンでも虎でも、全体で活動していながらも、個々の一つひとつも自分の役割をもって活動している。個は個で個別の役割を担って活動していながらも、全体が生き延びるように活動している。この個と全体を意識して、全体が生き延びるのを最優先にしながらも、個もできるだけ生き残ろうとする。これが第二段階の動物の進化過程になります。

第三段階の動物の進化過程は、個の意識がさらに進化していき、ときには全体の意識よりも個の意識が優先する、こういう場合が現れてきます。いわゆる個が群魂という全体から離れて、個別で活動し始める。全体の状況よりも個の意識を優先させ、個の判断によって、自分自身の行動の在り方を優先させていく。こういう意識のレベルが第三段階の動物の意識になります。

そしてこの第三段階の個の意識を進化させ、次の段階になるとき、人間という進化の流れに入っていきます。今のこの地球においてはまだこの初期の段階の、個よりも全体を優先するという意識が多い状況ですが、それでも動物は少しずつ進化を進めてきて、個と全体がほぼ同じぐらいに優先させる、そういう動物たちも今はかなり増えてきております。

また、さらに個を発展させていき、いずれ人間になっても大丈夫だろうという動物の者たちも現れてきております。こういう動物の進化過程の流れにおいて、だいぶ個としての意識が進化してきて、全体よりも個を優先させるレベルへ入ってきたときに、この辺で人間との何らかのかかわりが始まっていきます。

個を優先させる一番典型的なものがペットとか家畜という動物になります。このペットとか家畜とか呼ばれている動物は、かなり人間に近い意識に進化していき、そこで人間がもっているさまざまな特性をそのまま受け継いだりすることが可能になっていきます。この家畜やペットという意識レベルの動物においては、一部のものたちはいわゆる感情という仕組みを進化させているものもいたり、場合によっては言葉のような発声法でコミニケーションをとる動物も現れてきます。

ただの鳴き声だけではなく、鳴き声のように思える言葉の会話を行なっており、それによって自由にほかの動物とも会話を楽しんでいく。そういう段階まで進化することができるようになります。

このような動物の進化レベルに応じて、人間とのかかわりもそれぞれ個別に考えてみる必要が現れております。初期の段階の、まだ個の意識が弱く、群で行動する動物が圧倒的に多いという状況においては、人間と直接交流することはかなり難しいといわざるを得ません。全体を統括している魂は別の魂になってしまい、別の魂が全体を管理するという目的で、これらの動物と接しております。

しかし個別と全体の意識が同じぐらいに進化してきて、個別性を優先させたり全体性を優先させたりする状況が現れてきて、それを動物自身が判断し、どちらかを優先させていく。こういう段階が次の状況として設定されております。

この段階にあるものは今の人間たちと交流することも可能になってきて、いわゆるコミュニケーションを介して交流していく。コミュニケーションを介してお互いの考えや意見を聞いたりする。そういうレベルにまで進化することが可能になります。

今は人間だけがコミュニケーションをとって、人間の世界だけで完結しようとしております。しかしこの全体と個別を両立できる動物たちはかなり知性も高く、今の人間の中でも愚かなる人間よりは進化している場合があります。

そういう意味において動物と人間の進化の度合いがちょうど同じぐらいに進化している者たち、そこにおいては直接、人間とのやりとりを介してさらなる進化・成長のために経験を生かしていくということが可能になっていきます。さらに個の意識を進化・成長させていって、かなり個別の意識が主導権をとるようになるころ、実際にはいろんな仕組みが行なわれていて、そう単純ではありませんが、個を優先させるという一つの現象が現れてきたとき、人間との間で個と個としてコミュニケーションをとる、会話するということが可能になっていきます。

今の人間の意識レベルでは難しいかもしれませんが、ほとんどの動物たちは、いわゆるテレパシーというやり方でコミュニケーションをとることができます。人間に対しても同じようにできるはずですが、まだ私たちはその実験は行なっておりません。いずれ皆さん方との協力によってコミュニケーションをとっていこうと考えております。

こういう動物と人間とのかかわりの中で、これから良い関係を作るためにはどうしたら良いのか。なぜ動物の世界と人間の世界が常に衝突し、平和にならなかったのか。それを振り返っていくと、どのような条件を作っても、常に人間が先に約束を破ってしまう、せっかく決めたルールも人間が無視してしまう。そういう状態がかなり長い間、続いており、本来の姿に戻せないままになっております。

したがって人間の方が、どちらかというと、自分たちで自分たちの世界を正しく判断し、そして人間と動物の関係がちょうど良い関係になるように、物事を進めていく。そういったことができると、人間と動物の関係も大きく変化するものと感じております。

皆さん方の世界に動物がいきなりやってきて、いろんな話をしたとしても、おそらく誰も信ずることはないでしょう。したがって動物の方から人間に接するためには、ある程度、テレパシー的なやり方で人間につながり、人間との間でコミュニケーションをとる必要があるでしょう。

動物世界から皆さんにテレパシーで情報を送った時、皆さん方がそれを受け取ることができるかどうか。これはまだ私たちにも分かってはおりません。少し、テストをしてみようと思います。

今、動物の世界から人間に分かりやすい一つの言葉、単語一つの言葉をテレパシー的に皆さんの頭に送っていこうと思います。何かをキャッチしたり、感じたり、分かったという人がいたら、受け取ったものをすぐに口に出して教えてみてください。

愛というのも一つの答えに入っております。こいぬという言葉はテレパシーでは行なわれておりません。

皆さんのテレパシーという認識の仕方ですが、自分の脳の中から言葉を引き出そうとする働きが多いように思われます。脳の中から言葉を引き出すのではなく、むしろ空中あるいは神のレベルや高いレベルから何か、言葉がやってくる。そういう感覚でとらえてみてください。脳に意識を向けると、自分の概念ばかりがひっかかってしまいます。

今、皆さん方に送っていた言葉やイメージは、今、人間世界において破壊的な方向に向かっているこの人間の状況をどのようにして、動物と人間が協力し合い、修正することができるか。それに向けてのいくつかのアイデアが送られておりました。

まず一つ目のアイデアは、人間が素直にお互い、人間同士で戦うことを止め、自然に戻り、武器や金銭でコントロールするのではなく、愛をもって人間同士が生かし合うことを思い出し、現実化させていく。愛をもって人間が生かし合うようになれば、自然に動物もそこに引き込まれていき、人間も動物も同じ優しさ、思いやりでつながり、一つの大きな社会を作り出していく。こういう方向性が一つ、皆さん方に送られておりました。

また次の選択肢として、一部の権力者、一部の力のあるものが実際には強大な権力をもち、支配力をもち、ほんの一握りの人間が大多数の人間を支配している。この構図を改善するために、権力者の力をなくす、権力者の地位をなくすという方法において、何らかの人間同士の裏切りや人間同士の感情的な問題によって、権力者が力を失う、権力者が自分中心のシステムを破壊させてしまう。こうやって人間の世界が変わっていくというのが二番目のアイデアとして流されていました。

ただこの二番目のアイデアの場合はトップが失脚するだけであり、その後どのようにして良い社会になるか、そこにおけるストーリーは決まっておりません。したがって、また次の支配者が生まれてしまう場合には、結果的にはうまくいかなくなる状態になるでしょう。
三番目のストーリー、提案として送られていたのは、素直に人間が自分たちの愚かさに気づきい、わゆるスピリチュアルの人や目覚めた人たちが中心となって人類全体で平和的な運動が促進されていく。権力者に対し、力のあるものに対し、人間同士の争い、支配、そういったことを止めていき、地球そのものを生かし合うようにするシステムへと意識を変えていく。こういうやり方が三番目のテーマとして流されておりました。

やはり皆さん方はまだそこにいは慣れていないところがあるようで、テレパシーといっても自分のマインドや概念、自分の思考のエネルギーから認識されていきました。本来テレパシーは思考やマインドではなく、何もないところから何かを感じ取る、純粋なところから何かを感じ取るというのがテレパシーになります。したがって何かを思い出すような感じでやったり、引き出すような感じでやったとすると、かなり違う状態になってしまいます。

純粋にマインドを感じながらも、自分のマインドではなく、むしろ自分以外のマインド、自分のエネルギー以外のエネルギー、これを感じ取る能力が重要になります。何かを感じ取とう、情報を受け取ろうとして、頭に意識を集中させるとき、普段の自分のエネルギー、普段の自分の考えや思いの場合は、どのような状況であっても全部自分のアイデアになります。

テレパシーはそもそも自分の思いやマインドとは無関係に感ずるものであり、場合によっては自分の思いではないという感覚が強くなる場合があります。前に自分が考えているマインドとはまったく異なる別の言葉が頭の中で感じられる。そうすればそれはテレパシーから送られてきたものということができます。

皆さん方も自分たちでテレパシーの練習をしてみて、動物からのメッセージを直接受け取っていく。あるいは自分たちのメッセージを動物世界へ直接、送り届けていく。こういったことが自然にできることを行なってみてください。

今日は全体メッセージはここまでにして、アドバイスを行なっていきます。


※個人メッセージは省略します

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