20151123 of Central Sun Ascension Report

/天之御中主神/純粋性を維持する/混血型の人種を創造する/混血型のカギを握る日本人種/日本式にした西洋文化だけが残る/心が入っていない文化は消える/サナトクマラカウンセル/サナトクマラとレイキは関係ない/海外の文化を日本的にする/日本人の良い心が文化を残す/時空の分かれ目には正しいことをする/観音菩薩/正しい判断能力/正しい判断でよい現実へ/正しいと思いたい気持ちが間違った現実を引き寄せる/うそをつくと間違った現実へ/

2015/11/23 特別セミナー「神の祝福」

このメッセージのいいねポイントは

我を抑え正直に正しく生きること


①残したいものの心を残すこと[天之御中主神]

天之御中主と呼ばれております。今日、この日本という波動の領域に意識を向け、話ができるということ喜びとしております。天之御中主という名前はもうほとんど忘れ去られているかもしれません。一部の神道という世界で知られておりましたが、一般の人々には名前を伏せるように伝えておりました。神の名前は本来、口に出してはならず、会話をするのも良くなく、ただ信じている、ただ感じているというやり方で伝えてきました。

古代の日本においては、魔物の姿があちこちにあり、神も魔物も同じような類として認識されることが多く、神を必ずしも神聖な波動としてとらえる人があまりいませんでした。そのために、神も魔物も同じように扱う人にとっては、神の名前を口に出さないように、頻繁に神に意識を向けないように伝えておりました。今の皆さん方の意識を感じていくと、この日本の人々の神という意識で天之御中主をとらえております。

日本の古代の言い伝えでは、北極星が天之御中主神のいる場所とされておりました。必ずしも間違いではありませんが、今は北極星という意味が異なる働き、違う意味になっているために、今の皆さん方の世界から見た時、あまり北極星を天之御中主神と対応づける必要はありません。日本の人々が本来の使命を思い出す、これはとても重要なことです。

日本の人々は他の民族と少し異なっており、純粋性を維持する、本質的なものを大事にする、本来あるべきものをしっかりと残していく、こういう意識を強く残しております。日本人そのものがとても大事な人種であり、純粋な日本人をいかにこの地球上に残していくか、これを使命として感じております。

地球はさまざまな星々の力によって混血型の人種をつくり上げてきました。混血型の人種はそれぞれ自分の人種が素晴らしい、自分の人種こそが一番である、皆こういう意識をもってこの地球に呼ばれてきました。太古の時代においてはそれぞれが一番という意識で、お互いに戦い、他を滅ぼそうとして自分の人種の素晴らしさだけを残そうとしておりました。こうやって世界中の人種が戦い、自分の人種だけを優秀なものとして残そうとしてきました。

しかし本当に優秀な人種というのは、これらの人種をすべて統合させ新しい一つの人種をつくり上げたもの、これが素晴らしい人種になります。これまでの人種は自分たちだけが素晴らしいという意識で常に他の人種の上に立とうと競争を続けてきました。しかし他からきたこの人種たちは、この地球においては一番優秀な人種にはなれないのです。

地球という場のエネルギーがそれを許すことなく、一番であろうとすればするほど、優秀さが働かなくなってしまうように地球が動いていきます。混血型の素晴らしい人種をつくる時、この日本人の血が必要となります。日本人の血はさまざまな他の人種を統合させ新たなる人種をつくり上げていく、素晴らしい新しい人種をつくり上げる血をもっており、日本人の血を使うことによって本来の素晴らしさが表に出ながら統合された新しい人種をつくり上げていく、こういう働きが行なわれていくのです。

日本人はこれから少しずつ他の人種と交わったり、混血型の人種の中に入り込んでいくでしょう。しかし今一気にそれを行なってしまうと本来の日本人の血がなくなってしまいます。したがって常に本来の純粋な日本人の血は残しておく必要があり、その時々の状態をうまく見ながら、混血型の人種創造に向かう日本人と、日本人の血を純粋に残すべき人、それぞれの役割が行なわれていくでしょう。

日本人のこの血は、一番最初の段階でこの地球をつくろうとした偉大なる人間たちの血を使って今に至るまで受け継がれています。したがって他の星から来た人間たちの血よりはこの地球上に一番なじんでいる血であるために、この地球環境にとても合っており、いわゆる地球の自然霊とのつながりもとても良く行なわれ、大地や空気、天界の状態などいろんなところにもつながりやすい血のエネルギーを身につけております。

ただ日本人が文化という意識において、西洋文明を取り入れた状況により、意識が西洋的な意識へと変わっていき、血は日本古来の血をもっていながらも頭は西洋的な頭になってしまうという矛盾が起こってしまい、これが日本の文化そのものを破壊させる状態を起こしてきました。日本の今の文化は日本の古来からの本来の文化と、西洋の他の文化を合わせたような文化になっており、かなりエネルギー的な接点が不都合な状態になっております。

西洋的なものを日本に取り入れる場合、西洋のそのままを取り入れるのではなく、日本的な感性にもってきて日本的に少し工夫して変えていく、日本的な感覚、日本的な風土、日本の状況に合わせた文化へ変えていき、そのままの文化を取り入れないようにしてください。日本の文化でうまくつくり変え、丸め込み新しくしていく、これが日本人の役割であり、どのような素晴らしい西洋の文化でも日本的な文化へ変えていく、この心を忘れないでください。

日本的な文化に変えない限り西洋の文化そのものはいずれ地球から出ていき、なくなり破壊されてしまいます。日本的な波動でつくり変えるとこの地球にずっと残ることになります。皆さん方の行なっていること、考えていること、一つひとつが大事であり、常に日本的なものをそこに取り入れていく、日本的なものを取り入れることによってこの地球にずっと残っていく、今日本の大事なものが失われている状態でもあります。

本来日本人に受け継がれ、日本の文化として残されていたものがどんどん日本からなくなっております。日本の地で育てられ、日本で維持されてきたものが日本から消えていく、これはまた一つの働きから行なわれております。日本の文化として残っていても心が入っていないものがあり、形式的なもの、見かけだけのもの、本来の意味を見失ってしまったもの、こういうものは本来残すべきものであったとしても、日本人の心が入っていないために姿が消えていきます。

本当に残しておきたいと思うもの、大事だと思うものがあればその心を感じ、しっかりと心のレベルで残すようにしてください。ただ表面的な真似事、形式的なことだけを行なっていると、心がなくなり、その文化が消えていきます。皆さん方が古来から受け継がれた日本的なもので本当に大事だと思うもの、ずっと残しておきたいと思うものがあれば、その心を理解し心を通して残すようにしていってください。

今日は祝福を与えるというテーマでやってきました。皆さんの今の波動を見ていき、私が与えることができる祝福を調べていくと、まず日本人としての心の在り方、今失われている日本人の心を失うことなく、生命ある限り日本人の心をしっかりと残すことができるような祝福を与えようと思います。まずは今皆さんの座っているそのままで、私の仲間や皆さんの言葉でいう天使や妖精たちが一人ひとりのところにいって祝福のエネルギーを与えていきます。

ハートを開き心を開き、自分の中にある日本的なもの、日本人の文化で気に入っているもの、好きなもの、今後も日本として誇りにもちたいもの、いろんなものを心に思い浮かべてください。特に大切な思いやりやいたわり、徳、つつましさ、おしとやか、謙虚さ、尊厳、誇り、こういった日本人の心の素晴らしさを感じておいてください。

あめのうずめのみこと、踊り踊り、踊って、ここにいる心の中に大和の心を蘇らせたまえ。
踊り踊って心の中に喜びの波を動かしたまえ。

おおとのちの神よ、穢れをとれ、一人ひとりの心の穢れをとれ、みにくい穢れをとれ、欲に負けた穢れをとれ、

天之御中主神

今与えた祝福は、日本の本来の波動を思い出し、本来の心を思い出し、さらにこの土地において日本の心が広がっていくように祝福を与えました。一人ひとり心の中の日本の心、つつましさや優しさや他をいたわる心、うまく和をとりながらも常に良いもの、素晴らしいものを見つけていく、日々心の研鑽をして常に高い極みを求めていく、この日本の心をぜひまだまだこの星に残し、星に広がっていくように活動をしていってください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。

②我を抑えて和を大切にする[サナトクマラ]

サナトクマラカウンセルからお話をします。皆さん方のワークのためにサナトクマラカウンセルから六人のメンバーがやってきました。元々日本においては約三十人くらいのカウンセルのメンバーが活動しております。三十人のメンバーはそれぞれの波動に分かれて様子を見ており、日本人の意識レベルや光、進化の状況を眺めながら日本の流れを決めております。

今日やってきた六人のメンバーは、サナトクマラの指示によって今日でなければできないことや、今日伝えるべきことを教わり、それに沿って進めていきます。多くの人がサナトクマラという存在についてまだ間違った認識をもっている人がおります。というのも、いわゆる靈氣という世界でサナトクマラの名前が知れわたり、鞍馬山にいるサナトクマラによって臼井甕男さんが目覚め、靈氣を手にしたという話が広がっております。

まずそれはまったくの人間のつくり事であることをお話しておきます。確かにサナトクマラがこの地球にきたのはあくまでも鞍馬山の一つの聖なる岩のところに降り立ち、そこから日本全体を眺め、日本という土地の中のエネルギーの流れを確認しておりました。なぜ鞍馬山に降りたかというと、まだ日本という島が形成する前にすでにその場所に特殊のエネルギー場がつくられ、いわゆる金星から見ても、太陽から見ても非常に確認しやすいエネルギーの場としてそこが指定されておりました。

その場所においては、いわゆる人間の進化のための一つの光が備わっており、そこを拠点にして活動することにより、人間の意識の目覚めにかなり役に立つ光線をその時々に出すことが確認されておりました。そのために人類の進化を担当していたサナトクマラはそこを拠点にして人類の進化を進め、意識の目覚めを行なわせていきました。

臼井甕男さんと呼ばれていた人間の魂は、元々はサナトクマラカウンセルの一人のメンバーから行なわれております。サナトクマラと出会ったり何らかのコミュニケーションをとる時に鞍馬山の波動を使うと非常につながりやすいことを本能的に感じており、彼はそういう意味において鞍馬山にきてサナトクマラの情報を受け取ろうとしました。

彼が受け取った情報は靈氣とはまったく関係ありません。あくまでも自分自身の心の修行、自分自身の役割、いろんなものを教わっただけであり、ヒーリングの手法を教わったわけではありません。元々彼はヒーリングの知識を身につけており、鞍馬山に来る前からある程度の能力を身につけておりました。ただ自分自身がそれをどう自分のために生かし、他の人のために生かすことができるか、実際のやり方についてうまく進まないところがあり、それをうまく人々への活用の仕方としてのヒントを与えたのがサナトクマラになります。

したがって彼そのものはあくまでもテクニックではなく役割ややるべきこと、一つひとつのカリキュラムのつくり方などを学んでいきましたが、本来のヒーリングのテクニックそのものはそれ以前に身につけておりました。あまり靈氣の世界とサナトクマラを結び付けることは必ずしも好ましいことではありません。というのも、サナトクマラはヒーリングのマスターではなく、またヒーリングそのものの世界を重要視しているわけでもなく、人類そのものの進化を担当しているからです。

人類そのものの進化のために、日本人に知ってもらいたいことをたくさん伝えております。まずサナトクマラが皆さん方にどうしても伝えたい話として、日本人は本来、人との関係を大事にし、争うことよりは自分を殺してでも仲良くする、自分の我を出さずに余計なことを言わないようにしてでも他人と仲良くする、こういう心を身につけております。

自分が自分のことを前面に出せば出すほど人間関係は悪くなり、自分が黙っていることによって人間関係が良くなっていく、こういう心をもったのが日本人の心になります。本当は言わなければならないけれども黙っていることによって皆がうまくまとまる、こういうことを何度も体験しているでしょう。ところがだんだん日本の意識も変化していき、必要なことは言わなければならない、自分が悪者になってでも良いからとがめ、注意しなければならない、自分一人でも良いから必要なことはやっていく、こういう意識が動き出しております。

世界的に見るとこういう意識は当然普通であり、やるべきことはどんなに妨害されてでも成し遂げなければならない、喧嘩しようとも自分の言いたいことは言わなければならない、こういう意識はとても多くなっております。日本人がそれを目の前にしても言いたいことは言わずに黙っている、それによって日本人が利用され騙され、どんどん日本の心がおかしくなっていく、こういう現実も確かに起きております。

しかしそれでもサナトクマラはやはり謙虚に、おとなしく、余計なことは言わずに全体と仲良くすることを考える、これを主張しております。なぜでしょう。言いたいことを言わずに黙っていると余計におかしくなり、利用される、進化できないではないか、そう思うかもしれません。これは一人の人間で考えるとそうかもしれませんが、日本人という全体で考える必要があるのです。

日本人という全体で考えた時、まず日本人の全体の集合意識によって常に和をつくり出す、常に相手を認める、常に謙虚な態度によって相手を生かすようにしていく、この相手を生かすという心が広がっていくとおのずとお互いに生かし合い、お互いに謙虚になることによってさらなる強い信頼関係ができ上がり、強い一つのエネルギーがつくられていきます。しかし日本以外の民族に関しては、自己主張してよし、言いたいことを言ってよし、一人で好きなことをしてもよし、これは日本人以外の民族に与えられたものであり、それぞれの民族は自由に好きなことを言って構わないのです。

ただ日本の人々はそれはしてはならず、謙虚に相手を認め、相手を優先し、なるべく自分の我をおさえておく、これが日本の心として必要と言われているのです。本当に日本の心が謙虚で他を優先する心をしっかりと残しておけば、どのような我の心がやってきても、日本人自身は攻撃されたり、日本人自身が破壊されたりすることは絶対に起こらないのです。

もし日本人が他を優先するという心で逆にどんどん利用されたり、日本人自身が壊されるような現象になったとするのであれば、日本人の心の中に我の心、破壊の心、他を支配しようとする心があるからそういう現象が起こってしまうのです。日本人の心の中に何一つ他を滅ぼそうとか、我を押し通そうとする心がなければどのような我の心が日本にやってきても、日本人の心には何も反応することはなく、利用されることもなく破壊されることもないのです。

この本質を見失ってしまった今の日本人はさらに自分たちが勝ち残ろうとして他を攻撃する、守ろうとして他を攻撃するという意識がつくられております。これは間違った防衛反応であり、本当に自分たちを守りたければ謙虚に我を出さず、他を優先する、ここに戻る必要があるのです。これを実践することにより、他からどのような攻撃があろうとも日本人の心に破壊の心がなければ、絶対に日本人は破壊されることはありません。どのようなことが起ころうとも日本人の心は残り続けるのです。

また次に日本の人々に理解してもらいたいのは、国際社会にこれからなっていき、他の国々、他の人種との交流も多くなっていくでしょう。いろんな言語やいろんな習慣が日本の中で広がっていき、国際化が良いこと、いろんな文化交流が良いこととして認識されていくでしょう。しかしここには同時に大きな罠がしかけられているのをしっかりと理解してください。日本人から見たら文化交流、他の人種との友好関係と見るかもしれませんが、実際にはほとんどの人種のエネルギーは、日本を支配しようとしてやってきます。

日本という土地、日本という市場、日本という文化を自分たちのやり方で変えてあげよう、自分たちの思う通りに日本を変えよう、こういう意識で日本にやってきます。そのために、単なる友好関係と思って他の国々の言う通りに次から次と合わせていくと、いつの間にか日本的な心がなくなっていき、日本的なものが姿を消していき、すべてが日本以外の文化で染まることになります。

実際今皆さん方が歩んでいるこの時空が、またいろんなポイントで分かれていきますが、その中の最悪の時空には日本人の文化がまったくなくなってしまい、外国人だらけの日本の状況になってしまい、結局は日本人自身がいろんな外国の人々から奴隷扱いにされている時空があります。日本の本来の働きは消えうせてしまい、地球自身が光をなくし、今よりもさらに悪化した地球の状態になっているのです。

今の皆さん方の時空でもそこにつながる可能性が残っているために、そういう時空には絶対に入らないように注意する必要があります。他の国々の人や他の人種の人を歓迎すること自身はとても良いことですが、心を奪われてはいけません。心や文化はしっかりと残しておく、自分たち自身が長年受け継いできた日本人の心、日本の文化伝統は決して明け渡してはいけないのです。

逆に多くの国々からきた人々や、多くの人種の人に日本の心を教えていく必要があります。日本の心、日本の伝統を教えておき、他を思う心、自分の我よりも相手を優先する心、常にこれを教えていき、自分たち自身が実践していくのです。この心が失われると日本そのものも破壊されていくでしょう。日本を守るために地球を守るために、日本人の心をずっと残し続けることです。

どれだけ他の国々からの人々が増えたとしても日本の心を失わせないようにする、これをしっかりと認識しておいてください。また、サナトクマラ様からの話として、今皆さん方はスピリチュアルな世界でスピリチュアルな学びをしながら、この地球を少しでも良くしよう、地球の人々の意識レベルを上げようとして学びを進めております。スピリチュアルな世界でスピリチュアルな観点で意識レベルを上げるということは、とても良い発想といえます。

しかし、大事なのはスピリチュアルな観点だけで意識を上げようと思わないでください。スピリチュアルな見方がすべてを含んでいるわけではなく、あくまでも一つの見方に過ぎず、スピリチュアルな見方でない観点もやはり必要となります。日常の社会において人々の社会を良くするためにはスピリチュアルな意識だけではなく、やはり社会そのものをしっかりと見て社会を発展させる見方も要求されてきます。

社会の仕組みや構造、経済的な仕組み、教育制度や医療、いろんな観点において本来の正しいやり方や見方、意識のもち方、それぞれが必要となってきます。スピリチュアルな学びはある意味では理論や理想論として成り立ちますが、現実の社会において、そこにはスピリチュアルな理想論では解決できないものがたくさん残っております。

このスピリチュアルな観点で解決できない社会的な現象というものは、ある意味ではこの地球自身が抱えているカルマであったり、あるいは人間の心がもっている弱さであったり、場合によっては指導者のエゴであったり、いろんなものが絡み合って今の社会をつくり上げております。皆さん方はそれらを一つひとつしっかり見抜いていき、やはり指導者のエゴや指導者の支配欲で世の中を収めていこうとする状況を見た時は、そのエネルギーをどうやって弱くしていくのか、その支配者をこの地球の支配層から落とすためにはどうしたら良いか、新しい支配者としてどういう人が好ましいのか、そういう意識は常にもっておいてください。

どのような社会構造においても、権力や支配権をもっているものが一番の鍵を握っています。やはり支配欲の強い人が権力をもつと、必ずといっていいほど悪い時空の方向へと進んでいきます。良き心の人が権力をもったとしても、必ずその近くにいる欲の強い人がそういう権力をもっている人を操ろうとしたり、利用しようとしたりしてせっかく良い人が権力をもったとしても、常にそれを利用する欲の強い人が現れてしまいます。

皆さん方はそういう状況をよく理解していき、正しい心をもった人が権力をもち、その権力をもった人の周りの人にもなるべく正しい心の人を集めるように手伝っていく、よく周りをチェックしていき、欲の強い人、支配欲の強い人が権力を握らないようにする、こういう意識を常にもつようにしておいてください。

そういうところに無関心であると、無関心であればあるほど、支配欲の強い人が権力を握り、その社会すべてを牛耳ろうとします。そして地球は好ましくない方の時空へと進んでいき、地球の進化の状況が悪い方向へ悪い方向へと進むことになります。無関心であることは地球を破壊させることにつながります。なるべく関心をもち、世の中の仕組み、社会の仕組みにも目を向け、何が間違っているか、何が正しいか、常にそれを見分けられるようにしておいてください。

サナトクマラからの最後の話に、皆さんがこれから新しい時代に向け、新しい流れを自分たちでつくり上げ、新しい地球の流れに入ろうとしております。皆さん方がこれまでもいろんなワークで努力してきたり、いろんなことを降ろすことによって地球の流れを変えたりすることができました。しかしそれでもまだまだこの地球は安心することはできず、皆さん方が少しずつ少しずつ新しい地球の流れに向かっていっても、大多数の、いわゆる関心をもっていない人、世俗的な人が皆さん方の力以上に下の方向へと引きずり下ろしています。

皆さん方がせっかく協力し合って、新しい時空の方へ、高い時空の方へ、地球の進化を変えようと頑張っていても、それ以上の強い力が皆さん方の努力を踏みにじるかのように下の方向へと落としていくのです。では皆さん方のやったことは意味がないのか、そういうわけではなく、皆さん方が行なった時空はそれはそれで正しい方向へ向かう時空としてしっかりと残っております。

皆さん方は自分たちでつくり上げ、自分たちで進むことができるでしょう。しかし大多数の他の人々は皆さん方がつくった時空に入ることができず、多くの人は自分たちが信じている世俗的な時空を進むことになります。もちろんこれは人間で見分けることはできません。一緒に生活し一緒に行動しているために、ほとんど時空が別だということは認識できないでしょう。

たとえ家族であっても、時空が分かれている場合があります。家族の中でほとんど交流がない人、あるいはだんなさんが正論を言っていても、奥さんの方がすべて否定して世俗の方の話ばかりをしてくる、こういう場合は別々の時空を進んでいることになります。したがって物質的には同じように暮らしていても、実際には別の時空を進んでいる場合があります。

もちろん見た目も実際もはっきりと時空が分かれている場合もあります。いろんな時空の現れ方がありますが、皆さん方が自分たちでエネルギーワークをしたり、リチュアルをすることによって、正しい時空の方をどんどんつくり上げていけば、それに入ることができない人々がまた現れてしまい、皆さん方の時空とは別に世俗の時空をさらに進むことになります。

したがってこれから皆さん方がいろんなワークやリチュアルを行なう時、自分だけではなく、なるべく他の多くの人も一緒に進めるような時空の流れ、新しい光の流れやトンネルや仕組み、ゲート、いろんなことを行なっていただく必要があるのです。特にある程度リチュアルやワークに慣れてきた人はお互いに協力し合って、より大きなゲートをつくっていく、より大きな時空の流れをつくり出し、ここにいない人たちも志が同じ人をすべて時空に誘いこめるような仕組みをつくったりして、多くの人を時空の流れの中に導けるようにしていってください。

特に来年はまた時空の別れとして重要なポイントがいくつかあります。少なくともこの大きな時空の分かれ目の時には事前にワークをしていただき、そしてできれば多くの人が新しい時空に入れるように仕組みをつくって、できるだけこれからの地球の流れが良い方向へ進んでいけるように皆で協力し合ってみてください。

では今日はサナトクマラからのエネルギーが一人ひとりに降ろされていき、皆さん方の脳幹のところに本来の日本のDNAや遺伝子、あるいはこれからの地球の流れにおいて、一番良い時空の流れとつながりができるようにエネルギーの調整を行なっていきます。まずそのまま楽な姿勢で背筋を伸ばし、頭からサナトクマラのエネルギーが入ってきて、脳幹、背骨へとエネルギーが降りていく、それを感じていてください。

脳幹から尾てい骨まで光がしっかりと流れ、背骨が活性化していくのを感じてください。ハートチャクラに右手を当ててください。右手の手のひらとハートのところにサナトクマラの光が入ってきます。ハートでサナトクマラを感じてください。自分がサナトクマラのメンバーであるという意識をもってください。

左手を高く上に上げてください。これから私の言う通りに口に出してください。

私、~~は、サナトクマラの光を受け取り、(左手を右手の上に重ねてください) サナトクマラと一体となってこの地球を新しい地球につくり変えます。私はサナトクマラそのものです。

では一人ずつ前に来てもらいます。


これで皆さん方はサナトクマラの一つの大きな仲間として認識されることになりました。直観を大事にし、自分の感じたことを行なっていってください。特に謙虚で我をなくし、自分よりも他を優先する、この心を決して忘れないようにしていってください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。



③天につながった正しい判断力を身につけること[観音菩薩]

私は観音菩薩として呼ばれております。今日、皆さん方とお話ができることを喜びとしております。観音菩薩という形で出てきましたが、皆さん方から見ればいろんな観音がいて、それぞれ違う波動として感ずるという人もいるでしょう。人間の意識には限界があり、また人それぞれがもっている概念や思い込み、期待、いろんなものによって感じられるエネルギーが変わっていきます。

仮に私が一つのあるエネルギーで現れてきたとしても、皆さん方の認識の違いによって一人ひとり異なって感ずることになります。皆さん方からすれば一人ひとり別の観音を感じたということになるでしょう。しかし実際には私の波動そのものは仮に一つの波動であったとしても、皆さん方自身の意識の違いによってすべて異なる観音が感じられていくのです。

また私たちの世界においては一つの決まった体というものをもってはおりません。皆さん方は肉体という体を身につけており、肉体の形をもってその人の姿と認識しております。私たちの世界には肉体というものは存在しておらず、常に変化する体を身につけております。変化する体というのは、厳しさが必要な場所においては厳しい体になり、優しさが必要な場所においては優しい体になり、またそれも一瞬一瞬変わっていき、その時その時に必要な体をつくり上げていくのです。

そういう意味において決まった体というものをもってはおりません。しかし人間の意識が一つの姿であろうという期待感や思い込みによって一つの姿をつくり上げ、それを観音の姿として認識しているのです。今日は皆さん方の考え方、思いについて話をしていきます。皆さん方が肉体の脳を使っていろいろ考えていき、推論し、判断し、決断を下します。

いろんな状況において正しい判断が必要であり、正しい決断が必要とされます。しかし今の人類の脳の働きの中で正しい判断を下している人はそれほど多くはありません。まだまだ人間は判断の仕方が未完成であり、自分が期待していること、望んでいること、求めていることに合うように判断がなされていきます。

正しいと思いたいこと、正しいと信じたいことを正しいと判断する、そういう自分の希望や願望、思いが判断を導いていきます。この人間の判断方法をこれから変えていく必要があります。たとえ自分に良くないこと、自分に好ましくない結論であったとしても、それが正しい判断の時は正しくそれを判断として導き、それに従っていく、こういう判断力が求められてきます。

今の多くの人類の判断能力は、自分に都合の良いように、自分が正しい判断をしていると思い込みたいような意識で物事を判断していきます。自分が正しいということを信じたい、正しくありたい、そういう意識によって自分の出した思いや自分の結論を正しいものとして認識したいのです。この人類の間違った判断により、世の中自身が間違った社会をつくり上げていきます。

一人ひとりが自分に都合の良い判断をし、自分に都合の良い決断を下して、それに従おう、あるいは従わせようとします。自分勝手な判断で自分に都合の良い決断を下し、それを他人に押し付けると、その人はいわゆるカルマ的なエネルギーをまとってしまい、不幸を呼び寄せることになります。間違った判断を人に強制することによって自分自身の人生がまた一つ不幸になっていきます。

幸せになりたい、幸福になりたいと思っていながらも、実際には間違った判断で人を間違った方向へと導いてしまう、結果的に自分が不幸の現実を体験することになります。仮に自分に都合が悪い、自分にとって良くないという判断でも自分でそれをしっかりと口に出し、それを自分で改めるようにもっていくこと、これが本来の人間の行動になります。今の人間の社会は自分に都合の良いように結論を出し、自分の都合の良いように相手を従わせ、相手がそれに従うことによって自分が正しいと思い込みたい、こういう風にしたつくられた現実があちこちにあります。

人をコントロールしてつくり上げた現実は本来の現実とは異なり、ずれた現実をつくり出していきます。この本来のあるべき現実からずれた現実、間違った現実、これがだんだん力を強くしていき、間違った現実がさらに続く現実を間違った現実へと導いてしまう、こうやって現実の流れが次々と間違ってしまい、間違った現実がさらなる深いレベルの間違った現実をつくり上げていきます。

皆さん方の現実というこの流れは、本来つくられている正しい現実と、人間がつくり上げた間違った現実が複合的に絡み合って現実がつくられていきます。本来の正しい現実、うそいつわりなく正直で素直な現実が目の前にあり、常にそれを正しく採用していくと、その人の人生の流れは必ず良い方向へと進んでいきます。

自分が正しい判断をし、正しい判断の通りに行動していき、何一つ間違いをしなければその人は正しい現実を進んでいくのです。正しい現実というのは自分がうそいつわりのない言動をとると同時に自分のところに集まってくる人もうついつわりのない人が集まってくる、こうやって正しいことだけを行動し、正しいことだけでできた時空の流れがあるのです。

しかし自分の言動に自分でいつわりをつくり、思い込みや期待やいろんなものを入れてしまって、間違った現実を進んでいくと、その人に近づいてくる現実はうそいつわりを口にするものたちばかり、相手を騙し、相手を利用しようとするものたちばかりが自分の現実に近づいてきます。それによってその人の現実は人に騙される、人に利用される、人に嫌な目に遭わされる、こういう自分にとって良くない現実が現れてきます。

これらの現実は自分自身が自分のために正しい判断をしていなかった、判断できなかった、そういったことによりつくられた現実になります。皆さん方が自分の言動にしっかり意識を向け、自分に対してでさえもうそをつくことなく正しい判断をして、仮に自分が間違っていたとしても正しく自分の間違いを自分で理解し、行動を改めていく、こういう気持ちがあれば、その人の現実は正しい現実として進むことになるでしょう。

間違った現実にしがみつき、常に自分が正しいと主張していく、常に自分が正しいと人から言ってもらう、こういう生き方をしている人は、見せかけの現実をただ進んでいき、本来のあるべき時空からどんどん離れていきます。本来のあるべき時空から離れた時空は、必ずしも良い時空とは限らず、お互いに騙し合い、お互いにうそをつき、本当のことが口に出せていない現実の流れになります。

もし自分の現実の流れを見ていて、常に自分を騙す人、うそをつく人、自分にとって良くないことをする人が常に現れているのであれば、まず自分自身が自分に対してうそをついていないかどうか、自分自身が正しい行動をとっているか、これを自分で見抜く必要があります。自分の現実を自分で見つめていき、自分のうそいつわりを見抜き、もう自分はうそをつかない、もう自分は騙されず正しい判断をしていく、このように誓い、自分で心を改め、正しく行動をできた人は本来の自分の流れに入っていくでしょう。

本来の自分の流れ、正しい流れは自分の良いところだけでできている自分の世界になります。自分の良いところだけでできた自分の世界、これはとても良い素晴らしい世界であり、本当に自分の良いところだけがそこの世界に現れてくるのです。しかし自分にとって良くない世界、ネガティブな世界、これは自分にとって好ましくないもの、自分にとって良くないことだけを現した現実であり、一般に不快感や違和感、面白くない、こういう波動ばかりでできた現実の流れになります。

自分の日常生活を振り返りながら自分は心から正しい現実を歩んでいるかどうか、あるいは自分にとって良くないこと、嫌なことが何度も起きてきて自分自身の思いとまったく違う嫌なことがいつも起こる、こういう現実を体験している人は、自分の思いをしっかりと見直していき、正しい判断、正しい心で生きることが要求されてきます。自分自身が正しい判断力で正しい行動をとっていたかどうか、自分のことをよく考え、見つめ、思い直していってください。

今日は皆さん方に祝福を与える目的があります。これまで皆さん方は日本人としての目覚め、日本人としての意識のあり方などを学び、祝福を受けてこられました。今皆さん方に話をしたのは、正しい言葉のあり方、正しい行動のあり方を説明していきました。自分自身が良い人生を進むために正しい言葉、正しい行動が必要であること、これを説明していきました。

これからの日本の流れを見ていくと、この正しい言葉、正しい言動がとても重要になります。日本以外の国からの人々が増えてくると、日本の人々は誤解されてもそのままにしていたり、間違って認識されてもそのままにしておく傾向があります。そのために間違って日本を解釈したり、間違って自分の考えを解釈する人がだんだん多くなっていき、これが逆に日本を混乱に導いてしまいます。

間違った日本の思いを身につけたままそれぞれの国に帰り、さらに日本のことを表現していくと間違った日本の世界がどんどん広がり発展していくのです。それは当然好ましくはなく、やはり正しい認識、正しい日本を認識してもらう必要があるのです。そのためにまず皆さん方自身が今正しい行動、正しい言動をとっていく、これがとても要求されており、そして正しい考え、正しい判断、正しい決断が要求されるのです。

皆さん方が天の意志を感じとり、天の意志に従って良い判断ができるようになる、良い判断力が身についてくる、そのための祝福を与えていきます。まず今宇宙から降り注ぐ光の雨を感じとってください。宇宙から降り注ぐこの光の雨は、うそをつく自分、騙す自分、知らん振りする自分、さまざまな間違った思考のところに流れていき、間違った考え、間違った概念、間違った思い込みをこの雨でとかしていき、はがれさせていきます。

光の雨が降り注ぎ自分の間違った考えや認識を変えていく、とかしていく、それをしばらく感じとってください。間違った認識のところに光の雫がやってきて、間違いをとかしていく、正しい認識ができるようにしていく、この働きが行なわれております。自分の考え方が何か変わってくる、自分に正直になり、自分に不利な状況があったとしても正しい判断をする、自分を守るためではなく自分が正しくあるために正しい言葉を口に出していく、この部分が目覚め、うそをついていた自分の思考がだんだんとけていきます。自分に不利な状況であろうとも正しい判断をする、正しい考えをしていく、それをしっかりと感じとってください。

正しい判断を身につけると同時に正しく行動していく、頭では分かっていても行動する時に行動できない人がたくさんおります。分かっていてもできないというのはただの言い訳に過ぎず、基本的にやはり分かっていないことになります。正しく判断し、正しい決断をする、そのためには間違ったことは絶対に行動しない、こういう強い意志が必要となります。

皆さん方が正しく考え、正しく判断し、正しい行動をとる、そこに向けての祝福のエネルギーを入れていきます。


私は常に天という世界から皆さん方を眺めております。皆さん方が正しい決断、正しい行動をした時に光が出るように仕組まれていきました。皆さん方の毎日の行動が正しく判断し、正しく行動していくと光がどんどん輝いて見えてきます。もし皆さん方が正しい判断、正しい行動ができなければ今日与えた祝福は何の働きもせず、光が出ない状態になります。

ぜひ天界から眺めていた時、あちこちに皆さん方の光が輝いてくる、これを楽しみにしております。日常の言動をよく理解しながら、正しい決断、正しい行動で過ごしていってください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。

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