2014年8月のレポートから
最近の天気は本当に予測できないですね。突然の大雨、暴風雨、しかも今世紀最大だの、何十年ぶりだのと、毎回、最大級の暴風雨がやってきます。しかもある特定地域だけに大災害をもたらし、過ぎ去っていきます。今後もこの現象は加速化していくでしょう。もっと局所化していき、もっと突発的な現象になっていきます。それでもすべてに意味があり、必要性があって現象化しています。地球にとって必要なこと、アセンションにとって必要なことが現象化しています。一人ひとりもそうであり、必要な現象が自分の身に現れています。すべてを神の表れと感じ、受け入れましょう。ただし全力で生きましょう。なるようになるさ、といって何もしないのは違います。あの手この手を尽くし必死に生きましょう。最大限の努力をしましょう。生きたいという意志を強くもちましょう。
子供は誰のもの
母親の不倫などで生まれた子供を正式に自分の子供と認定してほしい、という裁判が相次いでいます。それまで親子として家庭を築いてきたのに、実際はDNAが我が子とは違っていた。本当の父親は誰なのか。という議論で、裁判でももめているようです。
宇宙的に見れば、子供は母親のものではなく、宇宙の子、神の子であり、アセンションした星においては皆、それを理解しています。「私の子」という意識は子供を所有化する発想の意識で、低い意識レベルの現われとなります。プレアデスでも、子供はその地域の人たちが皆で育てるそうです。誰が生みの親か、という発想がなく、皆が母親です。当然、子供はたくさんの親に囲まれ、多くの智慧を受け継ぎ、豊かな心を持った子供として育っていくでしょう。
今の時代は、共有するということができず、自分専用、私だけのものという欲が強く、結局子供さえも自分の所有物と勘違いしてしまうのです。身近なところに直すべきところがたくさんありますね。
競争の時代の中で
現在、多くのスポーツが世界大会などを開催し、世界一を競っています。サッカー・ワールドカップでは日本が早々と敗退しましたが、それに伴う悲しみや悔しさなど、最悪の感情があふれていましたね。国と国が争うという意識は形を変えた戦争であり、早く地上からなくなることを願っています。
このブラジルのサッカーのときに、日本人サポーターに絶賛の声があがっていました。日本人のサポーターが観戦後、ゴミ拾いをして、日本人の座っていた席にはゴミがまったく落ちていなかったと。
ブラジルのリオデジャネイロ州政府は、観客席のゴミ拾いをした日本人サポーターに敬意を表し、駐リオデジャネイロ日本総領事に表彰状を手渡したのです。州政府は「日本人の行動は文化的遺産である」とたたえ、「2016年に開催を控えるリオ五輪の際にも見習うべき手本だ」と述べたということです。
このサッカーでは、選手ではなく、日本人の国際審判員もいました。日本人は選手で世界大会に参加するよりも、審判員などで参加する方がよっぽどよいのではないかと思います。審判員とはいっても、えこひいきしたり、正しく見ていない審判も多く、どう見ても公平さに欠けるような国際審判員がいます。オリンピックや国際大会という世界において、日本人の審判員が正しく、公平に判定しているという意識が広がっていくと、世界の争いを日本人が正しく判定していくという型が出来上がってくるのではないかと思われます。
「日本人の行動は文化的遺産である」という言葉は大事にしたいですね。ゴミ拾いというのは単なる一つの側面であり、電車や銀行ではちゃんと列をつくって並び、チップを渡されても遠慮して受け取らなかったり、時間とおりに要領よく作業を進めるという日本人の気質は世界的に見ても素晴らしいといえます。和食が世界遺産になり、世界中で中国人などが偽WASHOKUを展開しだしましたが、そんないい加減なことをしないのが日本人の心です。この日本人の真面目で思いやり・いたわりにあふれた心そのものを世界の遺産にしていただきたいものですね。日本人の心そのものが世界中に広がりますように。
また中東のある国では、日本の小学校で生徒が教室を掃除している習慣に感銘を受け、それを現地でも採用してみたところ、生徒の態度や姿勢が大きく向上したということで、他校にも広がっているそうです。日本に古くから保持されてきた何気ない伝統が、世界では素晴らしい精神性や文化であること。ぜひ大切なものが世界に広がってほしいですね。
なお、日本人のサポーターがゴミ拾いで表彰されると、すぐに韓国のネットユーザーから次のような声が上がりました。
「私たちもゴミ拾いをしました」
「試合後のゴミ拾いの元祖は韓国なのだから、韓国を表彰しないと!」
「韓国もこの文化をアピールしていたけれど、同じように表彰されたのかしら?」
「ゴミ拾い文化の元祖である韓国が表彰されるのはいつですか?」
表彰されることを願ってゴミ拾いするのは悪徳であって、まったく真意が伝わっていませんが、普通の国はこういう意識なんでしょうね。本当の徳を行動で教えましょう。