2014年7月のレポートから
2014年も半分がすぎ、時の流れの速さを感じさせます。今年は意識レベルを上げるトレーニングや肉体そのものの波動上昇のための浄化などに力を入れています。アセンションの時期において、実際にアセンションした人などを見ていると、心の浄化や身体の浄化がいかに大事かが分かってきます。精神的な自立と、心身の浄化、意識レベルの向上、これが今年の大きなテーマですね。
7月はアセンションの特別ワーク(19日~21日)があります。天界のパワーで浄化(19日)、アセンションゲートのワーク(20日)、セントラルサンのパワーで活性化(21日)という豪華なワークが続きます。また富士山ごみ拾いも企画しています。ただ今年からマイカー規制が厳しくなり、予定していた26日(土)もマイカー規制対象の日です。予定者の方々と相談しながら進めます。希望者は相談を。
七夕伝説
七夕というと鷲(わし)座のアルタイルと呼ばれる牽牛(けんぎゅう)星(=ひこぼし)と、琴座のベガと呼ばれる織女(しゅくじょ)星(=おりひめ)が、旧暦7月7日に天の川をはさんで最も光り輝いているように見えることと、中国での七夕伝説、7人の天女が地上に降りてきて水浴びしているときに、若者が羽衣を盗んでしまい、帰れなくなった天女を天帝が連れ戻し、年に1回だけ会わせてもよいという話が一緒になったとされています。実はさらに、古き日本では選ばれた娘が着物を織って棚に備え、秋の豊作を祈ったり、人々の穢れを祓うという行事を行なっていました。この機械が棚機(たなばた)で、機(はた)を織る女性が棚機女(たなばたつめ)でした。やがて仏教が伝来しお盆を迎える準備として7月7日の夜にこの行事を行なうようになりました。
こう考えると、さまざまな伝説がひとつに統合され、実に面白い行事をつくり上げたといえます。なお、お椀型の月が天の川の片端からもう片方まで、あたかも船で渡るかのように見えるのは旧暦の7月7日なので、今年の新暦では8月2日になります。
アインシュタインの予言
相対性理論を発表したアインシュタインの有名な言葉に日本に関するものがあります。
「近代日本の発達ほど世界を驚かしたものはない。その驚異的発展には他の国と違ったなにものかがなくてはならない。果たせるかなこの国の歴史がそれである。この長い歴史を通じて一系の天皇を戴いて来たという国体を持っていることが、それこそ今日の日本をあらしめたのである。
私はいつもこの広い世界のどこかに、一ヶ所ぐらいはこのように尊い国がなくてはならないと考えてきた。なぜならば、世界は進むだけ進んでその間幾度も戦争を繰り返してきたが、最後には闘争に疲れる時が来るだろう。このとき人類は必ず真の平和を求めて世界の盟主を挙げなければならない時が来るに違いない。
その世界の盟主こそは武力や金の力ではなく、あらゆる国の歴史を超越した、世界で最も古くかつ尊い家柄でなくてはならない。世界の文化はアジアに始まってアジアに帰る。それはアジアの高峰日本に立ち戻らねばならない。我々は神に感謝する。神が我々人類に日本という国を作って置いてくれたことである。」
アインシュタイン
誰もが感動し、さすがアインシュタイン博士は並みの博士とは違う、と感じさせられますね。でもどうやらこれはウソらしいです。19世紀のドイツの有名な国法学者シュタイン博士が海江田信義に語ったとされる言葉を紹介した、国体思想家・田中智学の著書「日本とは如何なる国ぞ」(1928年)が出所のようです。
「そんな立派な歴史があればこそ東洋の君子国として、世界に比類のない、皇統連綿万世一系の一大事績が保たれているのである。世界の中にどこか一ヶ所ぐらい、そういう国がなくてはならぬ、というわけは、今に世界の将来は、段々開けるだけ開け、揉むだけ揉んだ最後が、必ず争いに疲れて、きっと世界平和を要求する時が来るに相違ない。そういう場合に、仮りに世界各国が聚ってその方法を講ずるとして、それには一つの世界的盟主をあげようとなったとする、さていかなる国を推して「世界の盟主」とするかとなると、武力や金力では、足元から争いが伴う、そういうときに一番無難にすべてが心服するのは、この世の中で一番古い貴い家ということになる、あらゆる国々の歴史に超越した古さと貴さを有ったものが、だれも争い得ない世界的長者ということになる、そういうもんがこの世の中に一つなければ世界の紛乱は永久に治めるよすががない。果たして今日本の史実を聞いて、天は人類のためにこういう国を造って置いたものだということを確かめ得た。
田中智学「日本とは如何なる国ぞ」より
実際はこの書物以前の著書「天壌無窮」(1915年)に、神武天皇の建国神話と日蓮の予言を結びつけた田中智学自身の思想が書かれており、それを国法学者シュタイン博士の名を利用して「日本とは如何なる国ぞ」に記述したようです。
このドイツの国法学者シュタイン博士の筆記録がどこかでアインシュタイン博士に替わって広がってしまった、というのが真相のようです。考えれば、アインシュタイン博士がこのような日本の発言をするはずはないなぁ、と思いますね。インターネットでいろいろ調べているうちに見つけた記事です。