2013年12月のレポートから
2013年も残り1カ月。暑かった夏から一気に冬になってしまい、気がついたら年末になっていた、という感じですね。最近、セントラルサンに来る方も新しい方が見えるようになり、セントラルサンのエネルギーが変わってきたという実感があります。これまで長く学んでいた方々も少しずつ成長し、ニューエイジ的なエネルギーに負けない、強いスピリチュアリティを身につけてきているのを見ていると、何か安心できるような感じです。昨年までは「アセンション」という言葉で夢のような話をしていた人たちも現実に目を向け始めた感じです。セントラルサンではもともと一気に変わるわけではなく、数十年、数百年かけて次元上昇します、といってきましたが、いくら言っても瞬間に変わることを夢見ていた人がいたんですね。地道に心を修練し、波動を上げるようにしましょう。
年末の大浄化
12月というと1年の総決算、浄化、祓い清めなどを連想するのは、日本人だけなんでしょうか。今年中に清めておくべきものを洗い出して、徹底的に浄化しましょう。特に、昨年の12月に新しい流れがやってきて、今年は太陽からの新しい旋風、地球からの新しい旋風がどんどんやってきて、人間世界が大混乱という状態です。でもこれらの旋風は古いエネルギーを吹き飛ばし、新しいエネルギーを定着させるための仕組みです。恐れることなく、心を見つめながら、心と魂の浄化を進めていきましょう。
浄化のワークとして、家系の大掃除が好評です。12月14日(土)に設定しましたが、すぐに定員に近づいたので、12日(木)にも追加しました。平日が都合のよい人は12日があります。いずれも魂レベルで染み付いているしつこいエネルギー、特に先祖から受け継がれている災難や病的なもの、理解できない言動などのエネルギーを浄化していきます。初回目は身近なエネルギーだったのが、複数回受けることにより深いレベルのエネルギーが浄化されることが確認されています。
正しい生き方
最近のセッションではやたらと「正しい生き方をするように」ということがいわれます。特に、「要領のよい生き方ではなく、正しい生き方を」と伝えています。私たちは幼いころから要領のよい生き方を学んできました。親のごきげんをとったり、親類縁者のコネを利用して、できるだけ少ない労力で最大の成果を手に入れようとします。
現実的に成功している人はそういう人たちでしょう。人を使うのがうまい、人を利用するのがうまい、という人がうまくやっています。これが度を過ぎると、人をだましたり、うそを言ったりする人間関係になりますが、結果的にうまくいくとだましたという感覚が鈍くなり、それでいいと自分を納得させるようになります。つまり自分で自分をだますようになってしまいます。
今、詐欺犯罪が目立っており、その手口も巧妙になっています。インターネットを使った犯罪も多く、知らない人をだましてでも金銭を手に入れていきます。相手の顔が見えていないので、罪の意識が弱くなり、自然と機械がお金を運んでくれるという意識なのでしょう。巧妙になるほど、自責の念が薄くなり、むしろその巧妙さに自慢したり、優越感が増して、さらなる罪を重ねていきます。
要領よく生きようとすると、人をだまし、自分をだますような生き方になってしまいます。気がつくことも難しいです。特に、現代人が求めているものは地位、名誉、金銭であるために、これらを手に入れようとして、人を利用し始めます。人を利用する知恵が身につき、できるだけ少ない金銭、労力で人を利用し、多くのものを手に入れていきます。
要領よく生きる生き方は平和にはつながらず、もちろん宇宙にも天界にもありません。以前は「重き荷を背負って遠き道を行くがごとし、急ぐべからず」「苦労は買ってでも行なえ」などという言葉が使われていましたが、昨今はさっぱり聞かれなくなりました。逆に、成功する秘訣、ノウハウものがたくさん出ており、誰でも早くうまくいくものが求められています。
このままではさらに加速化していき、コネを使ったり、お金を積んで欲しいものを手に入れるという意識が普通になっていくのでしょう。でもこういった人々に待っている「あの世」は耐えられない世界で、いくらお金を積んでも天国には引き上げてくれません。性根を根本から変えるまで、修行が続きます。今のうちに正しい生き方を身につけ、正直に、真面目に生きるようにしましょう。真面目に生きている人をおかしく見る人たちがいますが、真面目な人がいいのです。俗世間のおかしな風潮に負けず、真面目に、正直に、正しく人生を歩みましょう。