2014年11月2日 特別セミナー |
このメッセージのいいねポイントは |
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他人の才能を認め伸ばす心を養うこと |
①親子のつながりよりも魂のつながりを重視する第4密度
ダライラマカウンセルとしてお話いたします。この地球の人々にお話ができることを喜びとしております。今、この地球が新しい地球に変わるために、考え方、認識の仕方、生活の仕方が根本的に変わろうとしております。今、世界中で起きている戦争や不幸な事件、悲しい事件の多くはこれまでの考え方によってできたこの地球の崩壊を表しております。地球が壊れていくのではなく、人間がつくり上げた地球をつくり変えようとしているのです。
したがって壊れていく地球をいかにも困ったかのように、大変だという風に認識しているものはこれまでの人間のつくり上げた古い地球を良いと思ってしがみついている心になります。地球が壊れていくのは人間の欲によってつくられた地球の表れであり、人間の都合によって一人ひとりの欲によって現象化されたものであり、それはこれからの地球にはあってはならない地球なのです。
壊れていく地球と同時に、私たちはすでにできている新しい地球を見ることもできます。この新しい地球の姿はすでに存在しており、皆さん方も注意深く観察すれば十分にそれを見ることができます。一人ひとりの心の中に世界中の人々が仲良く、幸せで協力し合って生きていく。国という区別がなく、人種の違いもなく、宗教の違いもなく、普通の友達のようにいろんな人々と接し、協力し合っていく。そういう人々の意識も増えてきています。
これまでは同じ人種、同じ宗教、同じ国でないといけないという価値観が強くありましたが、だんだんそういう価値観よりはどの民族であろうと、どの国の人であろうと、協力し合う、仲良くし合う、こういう人たちも実際に増えてきており、そういう人たちが自国に限らず、いろんな国々で活動し、いろんな社会に出て行動している人がいます。そういう人たちはまさしく新しい地球で生活できる人の意識になります。
同じ国でなければならない、同じ人種、同じ宗教、同じ肌の色でないとダメだと思っている人は、壊れいく地球と共に自らの身体が破壊されていくでしょう。しかしそういう区別や差別を持つことなく、すべての人類がひとつであり、すべての心もひとつである。そういう思いをもって世界中で活動している人は新しい地球と共に新しい社会をつくり上げていくでしょう。すでにそういう人々やそういう社会が少しずつこの地球に姿を見せてきております。なるべく皆さん方はそういうところに意識を向け、分離の波動ではなく、統合や調和に向けた波動を広げていくように意識をもっていってください。
宗教というものはこれから大きくこの地球に影響を与えていくでしょう。宗教が地球に与える影響というのは、破壊であり、そもそも神とは何なのか、宗教とは何なのか、その本質的なところが表に出てくるようになります。なぜ宗教で争いが起こるのか。本来宗教は人を生かすために存在し、人を幸せに導き、心を豊かに、愛のある人間関係をつくるために登場したのが宗教の始まりになります。
人々が社会で平和に豊かに暮らす。こうやってつくられたのが宗教であるにもかかわらず、宗教的な対立によって争いが常に起こってくる。これは宗教の問題ではなく、神の問題でもなく、その宗教を自分たちのものにしようとした人間の欲から起こされてきます。その宗教を人間のものとしてより信者を増やそうとする、あるいは宗教を導いている一部の者たちがただ宗教を信じている信者たちを利用して自分たちに都合の良いように、自分たちの欲を満たそうとして信者たちに本来の神の教えではないことを教え、強制してしまう。これによって宗教が神から離れ、人間のものとなり、人間のつくり上げた宗教が、お互いにぶつかり合い宗教的な争いを引き起こしていくのです。
したがって宗教という名のモトで争っているのは、神の教えではなく、人間の教えによって争っているものであり、それは争っている宗教そのものが両方とも人間的な意識を浄化しない限り、争いがなくなることはありません。力づくで相手の宗教を破壊させたとしても、結局は人間が人間の手によって宗教を汚した現象をつくるだけであり、いずれはまたほかの人間に手によって自らの宗教が破壊されていくでしょう。
これからこの地球はこの宗教の力、人間のつくった宗教の力によって多くの信者たちが犠牲になりながら、最終的にはその宗教を利用した一部の人間たちが大きな代償を払うことになるでしょう。これからの皆さん方は人間の作った宗教に惑わされたり、人間のつくった宗教の中に入る必要はありません。自分の心の中の神に従うことであり、一人ひとりが自分の神のモトで行動し、けっしてそれはほかの人に強要するものではなく、自分だけの生き方のために自分の神の教えが必要となります。自分の心の中の神と自分が自分の神の教えによってつながり、自分が神として生きる。
これが皆さん方の生き方になります。したがって自分の心の中に神を見出せない者は第4密度と呼ばれる新しい地球で生きるのは困難だと思ってください。ほかの人間のつくった神に惑わされたり、ほかの人間の宗教的な価値観によって自分の人生が狂わされていくでしょう。自分が満足して、充実した生き方をするためには、自分の心の中の神と向き合い、常に自分の心の中の神とひとつになって自分の人生を生きること。これが皆さん方の新しい時代の生き方になります。
一人ひとりの心の中にある神はそれぞれ自分だけの教えとして自分に話しかけてくるでしょう。自分だけの神であり、自分の中の神ですが、どの人間に関しても自分の心の中の神からくる言葉で共通しているものがいくつかあります。あくまでも自分が自分の神ともっともっとつながりを強くし、自分の心の中の神の役割を演じていく。自分の心の中の神が肉体を通してやろうとしていること、この肉体を使って成し遂げたいと思っている本質的なものがあります。
これを実現させるために肉体を提供し、肉体となって生きること。これが皆さん方に共通した神とのかかわりであり、実際に役割が異なったとしても神の役割を演ずるというレベルでは共通しております。また心の中の神は常に一人ひとりにささやきかけながら、いかに他人を幸せにもっていくか。いかに他人に愛を施し、社会に貢献していくか。この思いも常に神から与えられていきます。
どの人も自分の神に従い、自分だけの役割があり、自分は自分ひとりで成長しなければなりませんが、しかし人間は一人で生きることはできず、一人で役割を完成することもできません。必ずほかの人が必要となっており、ほかの人のために何かをする。ほかの人と共になって何かをする。ほかの人が必ず必要となるのです。
このほかの人が必要となるときに、ほかの人の自分の役割があり、成し遂げなければならないものを心にもっています。自分がほかの人を見ていて感じたこと、その人の成長のために何か自分が感じたことがあれば、それは素直に表現してみてください。何かこの人にはこれが必要だと感じた、この人は今、この部分で悩んでいるのが感じられたから手伝ってあげよう、その人の今後の人生でこれが必要だからこれを渡しておこう、いろんな感覚で感じられてくるものがあります。
そういうものを感じたときに、ごく自然に普通にその人に与えたり、渡したり、教えたりしていく、こういう行為が必要となりますが、これまでの地球人類の意識レベルでは何かをしてあげたとき、お礼を言ってもらう、あるいは何かしてあげたという恩を売った、何かしてあげたことにより自分の方が優位になった感覚を手にした、こう意識をもっているのがこれまでの人類の意識であり、またそれは壊れゆく古い地球のエネルギーともいえます。
したがって皆さん方は仮にほかの人に何かを感じたとしても、けっしてそれを恩として思ったり、お礼を求めようとしたり、自分が上であるかのような感覚をもつことは決してしないようにしておいてください。これが大きなカギを握っており、ほんのわずかでも何か自分があの人のために良いことをしてあげた、私のおかげであの人はここまでこれた、私が助けてあげた、こういう意識をもっていたらたちまちにして古い地球に巻き込まれてしまい、混乱の地球の中に堕ちていくことになるでしょう。
どのような人間関係においても、けっして自分が優位に立つとか、自分が上である、何かしてあげた、お礼を言ってほしい、こういう思いをいっさいもたないこと。これがまず皆さん方にはっきりと理解してもらいたい行動の在り方になります。自分が何も求めることなく、ただその人にしてあげた。その人のためになることをしてあげた。これが積み重なっていくと、自分がもし迷っていたり、自分ひとりでは何もできない状態にあったときにおのずと誰かが助けに現れたり、手伝ってくれたりします。
本当に自分は助けられた。ありがたかった。心から嬉しかった。こう思ったとき、簡単にお礼を述べたり、感謝の言葉を述べるのは問題ありません。しかし執拗にお礼を言い続けたり、必要以上に何かお返しをする。ずっと意識に残しておいてあの人は良い人だった、あの人は私にこういったことをしてくれた。こういう風に意識に明確に残る心の使い方は本来、第4密度には向いておりません。これも執着的な波動になってしまい、古い地球と共に堕ちていく心になります。感謝にしても、必要以上の感謝や度を過ぎた感謝は逆に魔の心になってしまい、純粋な感謝ではなくなってしまうのです。
あっさりとお礼を言う。ただにこっと笑って喜びを表現する。その程度で十分なのです。あまりにも見返りや感謝、お礼、そういったことに意識を向けすぎると、逆に執着的な思いになってしまい、そういう行動をとらない人がいるとむしろ礼儀がなっていないとか、感謝の心がないとかいう批判の心をつくり上げていきます。こういう人を見下すような批判の心はすべて古い地球の波動に巻き込まれてしまい、新しい地球に入るのが困難になっていきます。そのときだけに感謝をしてすぐに忘れてしまう。誰が何をしてくれたか、いちいち考えないようにする。こういう単純な喜びの表現がいちばん第4密度に合っている心といえるでしょう。
皆さん方がいろいろ自分のために協力してくれた人のことを覚えておいて、ずっと恩義を感じている。ずっとあの人は良い人だと思っている。こういう心を正しい心のように思っている人がいますが、実際にはこういう心の持ち主は逆に自分にとって良くないことをした人、自分にとって好ましくない人のこともずっと覚えており、結局自分にとって良い人と悪い人、敵と見方を作り出してしまい、古い地球の人間の生き方をそのまま自分の世界に引き込んでしまいます。自分と関連する人、一人ひとりにいちいち良い人や悪い人、敵か味方か、そういう意識を持つことなく、ただの人間関係としてとらえていく。何かしてくれたらただそれだけであり、自分が何かしてあげてもただそれだけであり、それ以外に執拗に執着的な思いをもったり、ずっと根強く記憶に残すことは正しい心の使い方ではありません。
たとえ良いことのように思えても執着的な心があれば、執着そのものがその人の心の波動を下げてしまい、なかなか上に上がらなくなってしまうのです。ただあるがままに心を動かし、ただ現象そのものを喜びとして感じていく。そういう心の付き合い方を身につけていくと、どんどん自分にとって高い波動の人、執着を持たないマスターや天使のようなものたちも心の中に現れやすくなっていきます。執着的な心の持ち主だと、マスターや天使が現れるのが難しくなってしまうのです。
あのマスターのおかげで私は助かった。あのマスターのおかげで私は助かった。あの天使がこういうことをしてくれたので私は救われた。いちいちそういう話を皆でしたり、自分の心の中に強くもってしまうことにより執着ができてしまい、マスターや天使はとても不快なエネルギーを自分にもたらすことになるのです。マスターや天使にとってそういう執着的な心をつくりそうな人がいる場合は、あまり近づかないようにいるのです。そのためにマスターや天使はほとんどそういう心をもっていない人、いわゆる幼い子供たちやあまり宗教観のない人、あまりそういったことに心を強くもっていかない人。むしろそういう人に多く現れていきます
逆にスピリチュアルな学びを一生懸命やっている人、特定の宗教や特定の学問にかなり深い知識を持っていて、いろんな思いを強くもっている人、こういう人は逆に執着的なエネルギーを強くしてしまうために、ほとんど姿を見せることはないのです。この心の執着ということを皆さん方はかなり真剣に取り組む必要があります。特に日本人の人は、私たちは特に執着を持っていない、お金に執着はないし、特に名誉にも執着はない、そう思っている人がいますが、実際には礼儀的なものやちゃんと見返りをしてくれない、プレゼントを贈ったのに何も見返りを渡してくれていない、私が一生懸命やってあげているのにいつも無視されてしまう、こういう心をもっている人がたくさんいます。こういう心は明らかに執着の心であり、こういう執着が心の成長をとどめてしまい、第3密度の地球にしっかりしがみついてしまうのです。
だからといって何か自分のためにしてくれても何も感じない、何も良いと思わない、これが良いのかどうかというと、またそれは愛のない行為となってしまいます。あくまでもそのときに感じたことをただ表現するだけであり、それに執着しないこと。見返りを求めたり、いつまでたっても同じことを言い続ける。以前してくれたこと、以前してくれなかったことを何度も何度も言い続ける。こういう執着が問題であるだけであり、そのときそのときしっかりと自分が恩を感じ、丁寧にお礼を述べたりするのであればいっさい問題はありません。
今のこの日本という国で見たとき、世代間によってかなり執着の度合いが違っており、それがこのスピリチュアルな学びをする状況において大きな問題をつくり出していきます。ある程度、年代を過ぎている人の場合はやはり社会的なものやあるべき人間の生き方、社会と個人とのかかわりにおけるやり取りにおいて、いろんな常識や行動の基準、そしてそれに伴う執着がつくられております。年代がどんどん若くなってくると、社会的な意識がどんどん減っていき、個人、特に自分中心という意識に進んできて、自分個人の幸せ、自分個人の喜びに意識が集中し、社会について何かを奉仕するとか、自分が社会のために貢献するという意識がかなり弱くなっております。
ただそうはいっても、個人として自由に表現し、個人の能力を発揮させ、魂レベルでの喜びを大きくしようとする心は世代の若い人がやりやすくなっています。そういう意味において、かなり世代が上の人は社会のために奉仕する心を持っていても個人の喜びがそれほど身についておらず、ただ社会がうまく行けば自分が満足する、社会が平和であれば自分も平和になるというこういう心の状態が身についております。世代の若い人は自分の幸せや自分の喜びが中心となっている。自分が喜びに満たされていると、その喜びが社会に反映されていき、社会を豊かな平和な社会として接することができるようになる。こういう社会への見方が出来上がっております。
両方とも必要な心の働きであり、社会のために自分が何か貢献することによって社会が良くなっていく。社会が良くなれば自分自身もそこで喜びを感じていく。この働きも必要でありながら、しかし自分の個性を生かして自分にしかできないことを社会で行なっていく。自分は自分の喜びを見出し、自分だけができる能力を生かしながら、自分が伸び伸びとした輝きをもち、社会を新しい光で満たしていく。こういう新しい人の光も必要となっているでしょう。これらの心がうまく融合し、けっしてほかの心を否定することなく、いろんな心がうまく絡み合って素晴らしい社会をつくり上げていく。これが理想的な社会になります。
したがってただ若い人たちだけの心で社会がつくられたとしても、おそらく社会はひとつにはならないでしょう。やはり社会を何らかの目的をもってひとつにしようとする心の持ち主、社会の方向性や社会の特質をうまく生かしながら、社会をうまく動かしていく。こういう全体を感ずる心の持ち主と、一部の波動でどんどんと特徴を出していこうとする心の持ち主、さらにいろんな特徴をもつ心の持ち主がお互いに認め合い、協力し合い、そして社会全体が素晴らしい心の融合となって姿を見せること。これが新しい地球の姿の形になります。
社会的な影響力を強く持っている魂が必ず地上に現れています。日本においても各地域においても、その社会に影響を与える魂が必ず現れているのです。ただこれまでの地球の歴史において、社会に影響を与えている魂や国に影響を与えている魂は、古い地球の人間の意識によって汚され、人間の手によって自分たちのものにしようとする影響力を強くさせてしまいました。これから新しい地球になったとしても、国に影響を与える魂や各地域に影響を与える魂は現れてきます。ただそういう魂の持ち主は自分の都合の良いように国を動かすとか、自分たちの家族のために良いようにしようとする意識をもつことなく、純粋に国のため、地域のために何かをしようとする心が動き出していきます。
それぞれ自分の魂の器を理解し、自分は社会にどの程度、影響を与えることができるか、自分の魂は国や社会とどのようなかかわりでつながっているか、それを感じ、理解しながら、ちょうど良いところで社会に貢献していく。ぜひそうやって新しい地球の社会に貢献できるようにしていってください。
今、家族において大きな変化、現象化されています。家族といっても一人ひとりの価値観が異なっているために、親と子供でも考え方が異なり、生き方が異なり、生活スタイルそのものも異なってきています、これはまさしく今の地球で必要な現象であり、家族という形態があったとしても個人は別であること、一人ひとりの魂や人格は別であること、それを理解してもらうために同じ家族でも一人ひとりの生き方がまったく異なるように設定されているのです。以前のように家族皆で協力し合って何らかの仕事を行なうとか、皆でひとつのことをするという意識はどんどん変化していき、今はまったく異なり一人ひとりが家族を構築していく。まったく異なる価値観の人間たちがお互いに協力し合って家族をつくり上げていく。そういう時代に入っていきます。
まさしく第4密度の地球という世界では、家族はかなり今とは異なっている家族になります。自分の子供とか、自分の親という意識が今ほど、強くはありません。血のつながりにそれほど執着をもっておらず、血がつながっていなくても面倒を見たり、育てたり、あるいはお互いの家族で話し合ってその子供に一番適している親のモトで教育してもらう。この子供に一番ふさわしい優れた能力の人のところで能力を磨いてもらう、そういうような意識が広がっていき、血のつながりではなく、むしろ魂の波動によって魂の訴えによって家族が現れていきます。
したがって生まれるときはあくまでも契約的な内容によってその母親から子供が生まれてきますが、ある程度、母親から育ったあとはだんだん自分の魂が目覚め、動き出し、魂が目覚めていくと子供の自分の判断に従って自分の選ぶ親のところへと進んでいったり、自分の魂を導いてくれる魂の持ち主のところへと移ったりしていきます。今のように血のつながりだけを前提として家族という形態を維持しようとすると、だんだん親子関係が難しくなっていき、家族という名のもとで個人個人がバラバラの生き方をするようになっていくでしょう。
第4密度においては、深いレベルで、魂のレベルで合う人同士が家族をつくり、そしていかにも安心できる、いかにも能力が発揮できるという生活が進んでいきます。だからといって生んでくれた母親を無視するということはほとんどありません。もちろんそれなりの感謝を感じる、生んでくれた親に対する思いは強く残りますが、今の人間がもっているほど執着的な思いはほとんどありません。単純に生命を生んでくれたという程度であり、またそれが真実であり、それ以上強い執着をもつことはありません。
したがって私の子供とか、私のお母さん、私のお父さんという意識はそれほど働いておらず、すべてが親であり、すべてが子供であり、基本的にはそういう現実をつくった大いなる存在たちや大いなる神々たちに常に感謝を感ずることになります。皆さん方の毎日の人生観がどんどん変化していくでしょう。
今、皆さん方の社会で起こるさまざまな問題やトラブルは、これまでの古い人間の意識によって現象化されるものであり、それは人間の意識が変わらない限り、何度も何度も問題が起こり続けていきます。人間が意識を変え、新しい発想になると、そういう問題がだんだんなくなっていき、現象化されなくなります。自分自身が新しい意識に変わっていき、心の執着をなくし、自分の中の神を信じ、神として生きることができるようになっていくと、これまで起きていた問題が自分自身には起こらなくなり、いずれ自分自身の周りにはそういう問題は現象化しなくなり、いつの間にか大きな問題となって現れていて現象がほとんど自分の身近なところでは現れなくなっていきます。
いろいろな問題が現れなくなった社会、それがどんどん第4密度の地球に近づいている証であり、大きな大きな問題を経験しながらもそれらの問題がなくなった新しいアセンションした地球へと向かっていくのです。したがって自分の身の周りでいろんな問題が常に起こる、常に社会の問題を抱えている。これを感じているのであれば、自分自身の意識レベルがまだ低いレベルであることを理解していき、意識レベルを高くしていく、どこかにまだ執着をもっていないかどうか、まだ自分なりの価値観にしがみついていないかどうか、自分なりの家族観や人生観にしがみついていないかどうか、そこに目を向け、気がついたらすぐ修正していき、一日も早く新しい地球の中に入っていけることを願って、そこに向かっていってください。
皆さん方の心の中に第4密度につながる新しい心の波動、自分の執着を見ていき、心の執着を自分でしっかりと見つけ、手放すことができる。自分の心を客観的に見ることができ、他人に対しての言動にいちいち執着的な意識をもたないようにする。そういう新しい心が目覚めてくるように心の中のエネルギーを調整していきます。
自分の心をしっかりと感じながら、自分の日ごろの人間関係で他人に求めているものは何なのか。自分にとって幸せな人間関係とはどういうことか。それを思い出してみてください。
自分が理想としている人間関係の中に、執着的な心がないかどうか。お礼を言ってくれないと気に入らない。見返りがないと気に入らない。無視されると気に入らない。そういった心がないかどうか。自分で自分の心を見ていきながら、「もし第3密度の地球の波動、破壊されるべき地球の波動につながっている心があれば、その心をしっかりと愛で包み、今まではこういう心で過ごしてきたけれどももうこれからは必要ないので自分の心から取り除いていきます」。そういう心で、執着的な心を愛の光で溶かしていき、愛で包み込み、もう心からなくなっていくようにしていってください。
見返りを求めることなく、ただ純粋に喜びを表現する。ただ素直に感謝を表現する。第4密度にふさわしいただの心の反応をつくり上げていき、執着的にいつまでたってもこだわっていたり、何度も何度も同じことを言うことがないように、素直な感じの心で変わっていきます。
十分に第4密度にふさわしい心になったと感じたら、その心をずっと維持しておき、元に戻らないようにしっかりと自分の心の中で保持し、コントロールしておきます。この心をずっと保持したままで、少しずつ意識を戻してきて、そのまま楽な姿勢で休んでいてください、
②他人の才能を潰して平均化を望む日本人
私はババジと呼ばれている意識体です。日本という国の人にお話をいたします。私たちは仲間をつくり、仲間で活動しています。皆さん方の概念でいうと、大師やブラザーフッド、光の守り手たち、そのような概念でとらえてかまいません。私はこの地球において、ほとんど単独で行動しているように思われています。しかし私は常に地球の光の集まりたち、ブラザーフッドや大師、聖者たちと意識的なつながりをつくり、常に一体となって活動しています。その中で特に私が関心をもっているのは、この地球人類の意識的な成長や進化の状況を感じており、進化をどのようにして高めていくか。人間の意識の成長をどのようにして上げていくかに関心を向けております。
私はヒマラヤの近くで活動しているように思われていますが、実際には世界をあちこち調べ歩いており、日本にも何度か歩いたことがあります。日本の意識レベルは平均的に見れば良い意識レベルのように感じられますが、ただ高い意識レベルに向かっている人がそれほど多くないために、全体を引き上げる力がとても弱く、多くの日本人が平均のままで長い時間を過ごしている感じになります。わずかでも目覚めている人が多く協力し合って高める活動をしていけば、そこからほかの人たちも上がる方向へと進みますが、日本という国においてきわめて高いという意識レベルの人がほとんど目覚めておらず、あるいは目覚めようとすると潰されてしまうという状態になり、かなり目立った意識レベルまで成長している人が現れていない状態になっています。
やはりインドにしてもヨーロッパにしても北アメリカにしても、特殊な才能を持つ人はそこに専念してどんどん才能を伸ばしていき、それによって優れたスピリチュアルな人がどんどん目覚めていくという環境がそろっております。そういう能力のある人が見つかると、周りの人もそれを手伝い、協力するという環境が出来上がっています。しかし日本という国はそういう優れた能力の人を否定する、足を引っ張る、無視するという環境がとても多く、友人間においても家族においても才能を伸ばす協力をほとんどしないという意識になっております。そのために日本の意識を引き上げようとして生まれてきた役割の人も、結局は家族や友人に潰されてしまい、才能が発揮できないまま人生を終えてしまうという人がとても多く、平均的な人間ばかりの国になっています。
これはとても残念なことであり、古来の日本の人々はむしろそういう才能を持つ人をどんどん伸ばしてあげたり、それこそ頑固な人や独特な人がいても才能を十分に身につける環境ができていました。しかし今は平均的な社会を好み、平均的な家庭、平均的な人生を求める人が多くなると、せっかくの才能をもった人を次々とつぶしてしまい、すべてを平均化させてしまうという力が強く、結果的に全体的な意識レベルが上がらないという国になっています。これは日本という国が根本的に変わらない限りこの意識を上げることはとても難しく、日本人の意識が上がらないと結果的にアジアの国々の人も意識の目覚めが遅くなり、また北アメリカやヨーロッパも一部の優れた意識レベルの高い人たちが指導していき、どんどん西洋的な生き方が中心になるという流れに入っていきます。
西洋のやり方でスピリチュアルな能力を目覚めさせていくと、いっけん特殊能力を身につけるように進化していきますが、実際の心の在り方にかなり問題があり、どうしてもわずかながらのエゴがそこで動いていき、結果的にアジアの人々を利用する、自分たちの都合の良いように利用するというエネルギーがどうしても動いていき、最終的に労働をアジアの人にさせる、豊かさはヨーロッパや北アメリカの者たちだけが手にするという状態になっていきます。こういうエネルギーの流れを変える力をもっているのは本来、日本の人々であり、日本人の人々の意識レベルが高くなり、本当のスピリチュアルな教えをすることができるようになると、日本の人々はけっして自分たちだけが大金持ちになるとか、アジアの人々から自分たちだけのために何かを奪うということは起こらず、全体的な底上げをする力を広げることができます。しかし今の日本の人々は優れた能力の持ち主を次々と否定していき、ただ平均的な人を好む、普通の人、普通の生き方を好み、ちょっと特徴のある人がいるとすぐに悪口を言う、いやな噂を立てる、そうやって足を引っ張ってしまう人種になっております。
この地球のいろんな国々でいろんな人々の考え方を学んできましたが、日本の人々は地球という意識をほとんどもっておらず、日本という国の中だけでうまく行けばよい、自分たちの家族だけがうまくいけばよい、こういう考えに取り付かれている人がとても多く、意識の広がりがそれほど進んでいません。家族にしても、本当の小さな家族だけを考えていき、親戚やより大きな家族を意識している人がどんどん減ってきています。ほかの先進国においても、もっと大きな家族の単位を考えており、頻繁に親戚の皆でパーティをしたり、皆で顔を合わせて話をしたりしています。しかし日本という国においての家族の形態はかなり特殊になっており、自分たちだけの家族だけで閉じこもってしまい、家族の広がりがなくなっています。この意識のままだと地球を平和にしようといくら口で唱えても心がまったくついていかず、日本人が口を出だしている地球の平和、世界の平和という言葉と、自分たちが日常暮らしている暮らしでの生活の仕方に大きなギャップが感じられてきます。本当に地球を平和にしたければ、自分たちの小さな家族に閉じこもっておらず、もっと大きな単位で家族や親戚と交わり、隣り近所と交わり、地域の皆と交わり合う心が必要になります。
日本人がスピリチュアルという側面で高いレベルにあると勘違いしている人がたくさんおります。これはこういう学びをする上で十分に注意をしておいてください。日本人は古神道からの教えにより日本が世界の中心であり、日本からすべて始まり、日本が地球を平和にもたらす民族のように思われています。しかしすべての民族がこういう話をもっており、すべての民族が自分たちの民族が一番優れており、自分たちの地球を平和にする、自分たちの民族が地球の中心である、これをすべての民族が伝説的にとらえております。
これは何を意味するかというと、すべてが真実であり、地球の人々一人ひとりが地球の中心なのです。この地球に存在するすべての民族が民族の中心であり、すべての民族が地球を光と平和に導き、すべての国が地球の中心になること、この真実に気がつかないと、日本人としての本当の役割は目覚めないことになります。この地球においてこれからどんどん新しい波動の地球に変化していきますが、この民族や国の違いの意識レベルを根本から変えない限り新しい波動の地球に入ることは難しくなります。
この日本という国はある意味ではとても大事に育てられ、日本という国の役割に従って保護されてきました。私たちもこの日本を守るために、過去に何度か手を出したことがあり、日本という国がそれ以上悪化しないように、ほかの国からの攻撃を止めたり、守ったりしたことがあります。それは日本人の特殊性とか国の特殊性で日本を守ったのではなく、日本としての役割を遂行させるために守ったに過ぎません。この日本という国は本当に日本人が目覚め、日本の人々が世界につながっていくと、日本に隠されている多くの秘密が世界へと広がっていき、この地球を本当に変える力を表に出すことができるのです。
これまでの西洋文明中心の流れは本来、目覚めるべきエネルギーをわざと封印させ、西洋的なパワーのゲームで地球の歴史をつくり上げてきました。西洋的なパワーによって押さえ込まれたもの、本当は地球で使われるべきエネルギーが封印され、使われなかったもの、そういう封印された力がすべて日本に隠されているのです。したがって日本人がこれから世界へとどんどん広がっていくと、これまで隠されていた地球の力が表に出て行き、それによってパワーで支配していた地球のエネルギーが変化を起こしていきます。今現在、すでに日本のいろんなものが世界で注目され始めており、日本人の手によってつくられた細かな芸術や技術的なもの、日本人の心遣いやきめ細かさ、器用な身体の使い方や心の使い方、いろんなものが日本から世界へと広がってきており、多くの国々で注目を集めてきます。
これからもっともっと日本という国が注目されていき、最終的には日本人としての生き方や心がけ、生活、そういったものすべてがいろんな国々から注目を集めるようになるでしょう。しかし今の日本という国を見たとき、残念ながら正しい本当に良いものを残してきた人がほんのわずかであり、その素晴らしい芸術性や独特の技能が正しく若い人たちに受け継がれていないことがあり、日本でこのまま伝統的なものが起こるかどうか、難しい状態になっています。今の日本の力を見ていくと、これまで日本に残され、隠されてきた多くの技能や技術、芸術や美術などはだんだんほかの国へと移行していき、ほかの国で目覚め、ほかの国で広がるようになるでしょう。そういう心を持った日本人もだんだん数が減っていき、本当の日本人の心、日本人らしさを見つけた人が少なくなっていき、逆に海外でそういう日本人の心を持つ人が現れるようになっていくでしょう。
この日本における素晴らしい財産を日本人自身がしっかりと意識して保持し、受け継ぎ、大事に大事にもっていくためにも、意識レベルの高い人が必要であり、意識レベルの高い人がそういった心をしっかりと残し、受け継ぎ、大事に大事に育てていく、こういうことが必要になります。しかし今の日本の多くの人がだんだん自分の興味がそういうことから放れていき、ただ面白いもの、有名になれるもの、お金が儲かる、注目される、ただ楽しい、そういうところに意識が向いており、日本人の重要なものがだんだん消えかかっております。
日本人の心を受け継ごうとする人や国が少しずつ現れてくるでしょう。日本の昔からの技能や技術や素晴らしいものを教え、それを伝えていこうとする人々が日本ではなく、海外で活動する可能性があります。ほかの国において日本のものがどんどん広がっていき、それはそれで日本の価値を認めながらも実際にはそれぞれの国に合うように変化していき、場合によっては西洋的に変化していき、もっともっとお金儲け的に変化していったり、いろんな姿を見せていくでしょう。ぜひそういうおかしな変化をさせるのではなく、純粋なものとしてこの日本に残しておく。本来のものを穢れなく、ビジネス的に変化するのでもなく、あるべきものをそのまま残しておく。そういう日本での在り方を望んでおります。
スピリチュアルな学びをしている人で、なぜ意識レベルが高くなっていかないのか。周りからすぐ潰されてしまう。才能を認め合うことをしないという文化も先ほど述べましたが、またそういう才能があっても、なかなか良い先生に出会わない、それを伸ばしてくれる先生のような人が登場しないというのが原因にもなっています。これも古来の日本においては必ず師と呼ばれるものが現れてきて、才能のある人はその師によって見つけられ、育てられていきました。今の日本において、そういう師として弟子を育てていこうとする存在そのものがなくなってきております。いろんな日本の伝統芸能や工芸品にしても、ほとんど息子が親を継ぐことがなくなり、結局その技術を受け継ぐ人がなくなっていき、せっかくの素晴らしい才能をもった師がいても、そこで留まってしまい、素晴らしい弟子を見つけることができなくなっております。
本来はそういう技能を受け継ぐ人間が生まれ、用意されているのですが、師と弟子が出会わないようになっています。これは日本人の精神の乱れから起こされている現象であり、昔の日本の人々はお蔭様という意識ですべてが天のお陰、人の出会いにもすべて意味があり、必要なときに必要な人が現れる。必要な師に出会う。自分の人生を変えるぐらいの素晴らしい師に出会えば、家族でもそれを認め、奉公に出す、そういったことをごく普通に行なっておりました。しかし今はそういう意識を持っている人がどんどん減っていき、ましてや自分の子供を奉公に出す、師に預けるという人がいなくなっています。自分の子供に対する執着がものすごく強く、手放したくない、私が育てたい、私の子供、こういう意識があまりにも強いために、本来、師として契約した関係があっても、その師との出会いを親が全部、潰している状態があります。そのためにせっかく師に出会える機会を与えられながらも、最終的に師と出会うことができず、師の学びをすることもできず、ただ親の言うなりになって人生を終えるという人が多くなってきております。
日本人のこういう根本的な考え方、根本的な意識を変えない限り、日本人としての役割を全うすることもできなくなり、いくら日本人が日本が世界の中心とか、日本人が世界を引っ張るという夢を抱いても、実現することは困難になってしまいます。ただそういう言葉に惑わされるのではなく、自分たちが何ができるのか、まず日本人自身の意識を変えるために自分たちはどうするか。自分で自分の意識を変えるために、自分は何ができるのか。そこにしっかりと意識を向け、自分から行動しないと日本人は何も変わることはないでしょう。今のまま、今の政治家や今の力のあるものたちに任せておくと、おそらく日本は役割を全うすることができなくなるでしょう。
日本が世界のために貢献できると信じている人よりは、日本を潰そうとしている人の方が圧倒的に多く、何もしないでだまっていると、日本人はどんどん潰されていきます。日本人から光が出ることもなく、日本が世界を変えることもできないでしょう。日本を潰そうとしている力に気づき、それに負けないでそれ以上の力を発揮すること。自分たちを眠らそうとする力に負けず、しっかりと目を覚まし、嘘を見抜くこと。だまされないようにしてしっかりと真実だけを追い求めること。けっしてほかの国の言うなりになったり、利用されたりせずに、自分たちの信念に従って本当に必要なものだけを行動に移していくこと。
日本の人々にいうべきことはまだまだありますが、まず今、述べたことを最優先にして日本人とはどうあるべきなのか、何が日本人なのか、日本人の役割をどのようにして実践し、地球のアセンションにもっていくか、ぜひそこのところを考えていただき、意識を向け、地球を大きな変化に導くようにしていただきたいと思っております。
皆さん方一人ひとりの目覚め、日本人というよりは地球の人間として、宇宙の人間として目覚めるために必要なエネルギーを送っていきます、
それでは少し、休憩をとります。ありがとうございました。
ババジの意識体として現れてきました。一人ひとりのアドバイスを行ないますが、あくまでも今の時点で、今の状態においてのアドバイスになります。このアドバイスでさえも執着をもつことなく、臨機応変にとらえていってください。人によっては何年たっても、何十年たってもアドバイスにしがみついている人がいます。すぐにアドバイスの内容が変わることもありえますので、十分に今の時点でのアドバイスと受け取ってください。
Aさん、あなたがここに来ていることに喜びを感じます。あなたは私たちの言葉を聞く必要があり、私たちと共に学ぶ必要があり、私たち以上に意識レベルを高めていく必要があります。学びを続ける中で、限界を感じ、これ以上自分はあまり成長しない、これ以上伸びないと思ったときがあるかもしれません。しかしあなたはまだまだ伸びる必要があり、今の段階でとどまってはいけません。まだまだ能力を伸ばし、意識レベルを高め、しっかりと人に奉仕する必要があります。自分の学びをどうするか。そこで行き詰っているかもしれません。あなた自身のこれからの学びにおいて、自分の魂にしっかりつながり、魂のパワーを表に出し、魂のもっている力を肉体で具現化できるようにすること。それによって今まで閉じていた自分が目覚めていき、自分のできることが増えていきます。まだまだ自分の能力が大きく大きく広がっていくこと、自分がまだまだ目覚めていくこと、それを信じて自分自身の成長を高めるようにしていってください。
Bさん、あなたの心の中にいつも自分の中に目を向け、自分のことだけを考えてしまう傾向の思いがあります。すぐ自分に戻ってきて、私はこう、私はこう、こういう意識によってどんどん自分が小さくなってしまいます。自分の心を大きくするために、外に広がっていく方向性、自分はこうしてあげたい、ほかの人にこうしてあげたい、自分だったらこうしてあげられる、自分がほかの人にできること、ほかの人が喜び、幸せになるために自分ができることは、外側へ外側へと働きかける心、これをしっかりと身につけてください。だまっているとすぐ自分の中に戻ってしまい、自分を責める心が動いていきます。それに惑わされず、それに打ち克ち、自分の方から何か良いことを広げていく。自分が考えている良いと思うことをどんどん実行し、実現し、人々に広げていく。こういう心をもって自分の心が大きくなる方向へと意識をもっていってください。
Cさん、一人ひとりとのつながりの中に自分に対してどう思われるか、自分をどうするか、いろんな迷いや葛藤が残っておりました。少しずつ解放され、堂々と行動できるようになってきていますが、まだどこかで自分自身を抑えたり、セーブしたり、すべての力を出し切ることができない心の使い方になっております。どこかで遠慮してしまう、どこかで止めてしまい、出し切らないで終わってしまう。完全に最後まで完了させず、途中で妥協してしまう。こういう心があるために、平均点程度の心の動きで進んでいても、完全に100%成し遂げた、すべてできたという満足感や実感が得られにくくなっております。そこそこできて安心するよりも、目標としたすべてを最後まで成し遂げてみる。頭に描いたものを100%、いや120%、200%発揮できるまでやってみる。完全にすべての力を出し切るまで、限界までやってみる。こういう力が必要となります。いちどそういうすべて出し切ったところまでやってみると、心の喜びの度合いを自分で理解することができ、それ以降、何をやるにしても高いレベルで力を出し切ることができるようになっていきます。平均点やそこそこで満足するのではなく、完全に最後まで力を出し切ってみる。ぜひそれを行なうことをやってみてください。
Dさん、あなたの心の中に本当の幸せって何なのか、私の幸せはほかの人の幸せと共存できるのか、自分のやりたいことをただやっていて良いのだろうか、いろんな思いが心の中で動いております。あなたが考えているあなたのやりたいこと、あなたにとって幸せなこと、それをただ考えるのではなく、本当にすぐ実行に移してみてください。どうなのかとかいう考えよりも、まず実行してみること。実行しないで考えていても何の成果もでません。自分が必要と思うこと、やってみたいこと、ただそれを実行することです。それが周りの人のどう伝わるか、周りの人からみるとどうなのか。それは考えても意味がありません。周りの人はどう考えようとも基本的にはあなたに介入することはできません。またどう思おうともあなたを変えることはできません。自分がやりたいこと、やってみたいこと、それをすぐに実行に移し、ただ悩むのではなく、とにかく実行するということを行なってみることです。自分のこれからの人生の中で、人からいろいろ言われたことで悩んだり、迷ったりすることが何度か出てくるでしょう。それは常に考えていたことが戻ってくるだけであり、自分が思ったことをすぐに実行に移す、特に考えることもせずにただ実行に移していくと他人から言われるということがなくなっていきます。自分がいろいろ不安に思っていること、自分が考えていることがほかの人から言われるという現実をつくり上げていきます。やりたいことをどんどん実行に移していってください。
Eさん、あなたの心に光がともり人生の流れが急速に変わってきています。これからもどんどんあなたに新しい光が訪れ、新しい流れが降りてくるでしょう。自分はいろんな情報をどのようにして受け取り、どのようにして進んでいくか、いろんな思いが出てくるかもしれません。しかし実際にはあなたがどう思おうともすべてがうまく進んでいきます。あなたが流れそのものに介入しなければ、基本的にうまく進んでいきます。時々大きな決断を要するようなことが出てくるかもしれませんが、仮にそれが人間的な問題の場合はほとんど無視してかまいません。ただ利用されないようにすること。自分たちのエネルギーをおかしくさせない方向であれば、どのような道を選んでも大きな変化はありません。大きな流れを変える時期はまだアトになりますが、流れを大きく変えさせるような状況になってきたとき、個人的な人間関係で考えるのではなく、自分の魂が喜ぶかどうか、家族の一人ひとりの魂が喜ぶかどうか、それぞれの魂が喜ぶかどうかで感じてみてください。ただ頭で考えたことを悩んでいても、そこは本質的なものではなく、常に魂が喜ぶ方向を求めていけばすべてがうまくいくように流れていきます。
Fさん、あなたの学びの中で、自分がこういう学びをしていてどこまで自分に役立つのか、自分はこういう学びにどこまで縁があり、自分に合っているのか、時々スピリチュアルな学びそのもので自分の心と対話することがあります。あなたは本来、高い意識レベルまで上がる力を持っており、あなたがこれまで身につけてきたいろんな能力をうまく使えば、高い意識レベルで人々の流れを感じ取り、人々の方向性に向けた的確なアドバイスを行なうことができます。今、それが自分に実感がないのはまだ自分がほかの一人ひとりの人間の心に興味を持っていないためであり、そのためにほかの人の心を感じてもあまり自分の実感として感じないところがあるのです。これからほかの人の心を感ずるための学びをしてみてください。一人ひとりの心の動き、一人ひとりの心の変化、それを感じ取っていき、それがその人の魂をどう表してその人のカルマ的なものとどうかかわっていくか、それを見ることができるようになっていくと、だんだんその人の魂や方向性が自然と感じられるようになり、一人ひとりのアドバイスができるようになっていきます。ほかの人の心に興味を持つこと、そこから始めて高い意識レベルにつながり、アドバイスできるように自分を導いていってください。
Gさん、あなたの心の中に自分自身がいろんな心の問題や精神的な学びをする流れにおいて、本当に役に立つかどうか、自分は成長しているかどうか、自分自身の心の進化や成長について考えることがあります。あなた自身の魂はすべてを理解しており、この人生をつくっております。あなたの魂の仲間たちはとても多彩な者たちが集まっており、それぞれ能力的に優れたものを身につけたものがお互いに協力し合っています。自分のできることをうまく活用し、自分自身がその技能を高めていく。自分の興味あるもの、やってみたいことをどんどん行なっていき、心の充実感を味わうこと。それは魂にとてっとても良い働きを起こしていきます。したがって自分が日常的に心が楽しむこと、心が喜びを感ずることはどんどん行なっていってください。その流れの中で、魂そのものが訴えているものがあります。それは魂の持っている能力をどのようにして肉体人間に受け継いでいくか。あなたの魂のエネルギーの中に、人の心を感じ取る、人の思っているエネルギーを感じ取るという能力があります。あなたは魂の能力を肉体レベルで使えるようになると、ほかの人の心を感じ取ることができるようになり、今、何が悩みなのか、何で困っているのか、何が今、迷いを引き起こしているのか、そういったことが感じ取れるようになるのです。魂とつながるためにはある程度、自分の心を見つめたり、精神的に落ち着く環境でリラックスしたり、あるいはほかの人の心に意識を向けたりして、いろいろ心のエネルギーを感じてみる練習が必要かもしれません。それらによって心を感じ取る能力が少しずつ肉体で目覚めていけば、自分の力でほかの人の心を感じ取り、そしてそれによって自分のやるべきこと、やってはいけないこと、それが分かるようになっていくのです。だんだんそれが身体で分かってくると、本能的にこういう人にはこういうアドバイスが必要、こういう人にはこれは言わない方がよい。いろんなことが自分の心で感じられていきます。そういう能力を目覚めさせることにより、少しずつ自分と魂とのつながりも強くなっていき、魂の持っている能力を肉体で使うことができるようになっていきます。ぜひ自分の魂とのつながりを強くして何らかの能力を肉体で発揮できるようにしてみてください。
Hさん、あなたの精神的な修行の流れの中に、自分の精神性や自分の能力をどのようにして引き上げ、自分の心のレベルも上に上げていくか。今、これが大きなテーマになっています。自分自身の精神的成長、それをどのようにして自分で計ることができるか。単にやっしいとか、人が良いというのは精神的なレベルが上であるということとはまったく関係しません。まずその辺の認識の仕方から変える必要があります。精神的なレベルが高いというのは正しいことを正しいと言い、間違っていることは間違っていると表現する。明らかに方向性が違えば、正しい方向へとすぐに切り替えていき、過ちを正す。こういう精神的な強さがまず必要であり、またそのときどきの流れ、道理を見抜き、常に本来のあるべき方向へと進む、正しい方向へと進む。その方向性を見極める力が必要となります。自分の向かっている方向性やそこに向けての心の在り方、今そこに意識を向け、それを確立するのが今の時期になっています。しかしつい良い人間、ただやさしい人間に心が向いてしまい、毅然とした態度、正義感のある行動ができなくなっています。もっと自分自身に強くなり、ただ優しいのではなく強い心で人と接する。こういう根源の力を養うことを意識して行なっていってください。
Iさん、あなたの周りには多くの光が現れており、常にあなたは光に守られている感覚になっています。この光によってあなたはある一定レベルよりは悪くならないように、常に働きかけが行なわれております。ただこの光の在り方に少し問題が出てきており、あまりにもあなた自身が無防備に無頓着な行動が多すぎても光によって守られているために、致命的な状況にならないという現実が現れております。あなたの守護靈団たちが少しずつ方針を変えようとしております。自分の力で自分を守る。自分の力で決断し、進む。自分で自分を守り、自分を動かしていく。こういう力を身につけさせるために、少しずつ周りの光を弱めていき、自分でその分を補う程度に自分の力を使い、自分で自分の身を守り、自分で方向性を決め、自分の足で歩けるようにもっていかせようとしています。元々あなた自身がある目覚めの段階まで達したときにこのように力を弱くさせる仕組みがつくられており、あなたもそれに同意して肉体をつくってきました。ちょうど今がその時期に入ってきており、これまではあなたをある程度、守るために守護靈団たちが光を使ってきましたが、少しずつ自分自身の力で自分の身を守り、自分で進み、自分で選択していく。自分で必要な方向を見極め、自分の足で歩いていく。そこへ少しずつ向かうようにエネルギーが変化していきます。したがってこれまでと同じやり方で進むのではなく、自分で決断し、自分で選択して自分で歩いていく。この力を少しずつ身につけ、それで現実を歩いていくようにしていってください。
Jさん、あなたの身体のことでいろいろ悩み、自分なりに工夫し、何とか新しい身体に変化できるように努力を進めております。肉体的な肉体的な身体の変化はいつかは必ずこういう現実がくることをあなたは了解し、またそれを理解したうえでこの現実を進んできました。ただこれまでの人生の流れの中で、つい後回しにしたもの、そのときにすべきものをつい後回しにしたものが残っており、今その後回しにしたものが一気に自分の身体に戻ってきている状態にあります。本来、これまでそれぞれの段階においてそのときに処理しておけば、ここまで強くは戻ってくることはなく、自然な変化を迎えることができました。つい後回しにしたことがたまった結果が今の状態になります。したがってこれからも同じように、もう後回しにしないで今できることを今、自分で行なう。自分がすべきものは自分で今、行なっていく。これを意識して行なっていくと、これからの流れが少し自分のものに取り戻すことができるでしょう。しかしつい自分でやるべきことを放っておいたり、後回しにすると、またこのエネルギーが戻ってきたりします。そうならないようにするために、そのときそのときに必要なことはそのときに完了させる。自分が面倒と思っても必要だと思ったことはそのときに完了させる。こうすることにより古いエネルギーはそこで完了し、新しい身体に持ち越すことがなくなっていきます。今、身体そのものは新しい身体へとどんどん変化していますが、新しい身体を動かすエネルギーがまだ古い身体から持ち越されたエネルギーの方が多いために、新しい身体がうまく機能できなくなっています。古いエネルギーをどんどんなくしていくためにも、その場その場でやるべきことをすぐに完了させる、後回しにせずに、今終わらせてしまう。それだけでも古いエネルギーはどんどんなくなっていき、新しい身体が新しいエネルギーを呼べるようになっていきます。古いエネルギーが新しい身体を支配していくと、いくら新しいエネルギーを引っ張っても、中に入ることができないのです。いったん古いエネルギーを掃きだしてしまい、古いエネルギーをすべて使ってしまい、もう必要ないようにしてしまう。そうやって新しい身体に当たらしエネルギーが入れるように身体をもっていってください。
今日、皆さん方と意識的なつながりをもてたことに喜びを感じます。ぜひ皆さん方に、社会のため、地球のために意識を広げ、大きな働きができることを望んでおります。それではここまでにいたします。ありがとうございました。