20140915 of Central Sun Ascension Report

2014/9/15 特別セミナー「レムリアからの智慧」

このメッセージのいいねポイントは

クジラを食べることの是非は


①イルカは思考の歪みを癒している

私はイルカという意識を人間に適合させて人間の意識を使えるようにしてきた意識です。いろんなイルカたちが意識を統合させながら、人間に理解できるように表現をしていきます。多くの人々にとってイルカという生命は人間と仲良くして人間に癒しや目覚めをもたらし、知能があり、人間と共存できる生命としてとらえられております。イルカという生命はこの地球にもたらされたもので、地球の海になじむのに少し時間がかかりました。

地球の海はまた地球独自の海になっており、酸素がとても多いことに特徴があり、この酸素によって生きるのが困難な生命がたくさんありました。私たちはこの酸素という成分に適合するのにかなり時間がかかり、やっとこの状況の中で活動できるようになっていき、自分たちに生命を維持するためにさらにいろんな進化の流れをつくっている最中になります。

このイルカと呼ばれている私たちの生命が人間とかかわりをもつようになったのは、アトランティスと呼ばれている時代に特に人間の知性、知能にいろいろ関与していき、そのために人間の知能とかなり共通しているところがあります。この人間の知能とのかかわりにおいてある意味では考え方、知能の使い方が似ているということができます。

人間は五感というものをうまく使い、五感を使って手に入れた情報を手や足を使って行動に移していく。こういう働きを行なっております。イルカの特徴は五感の中でも聴覚、いわゆる耳というところでいろんな音を認識し、ほとんどの情報は耳からと音で取り入れていきます。人間には聞こえないレベルの音を聴くことができ、遠く離れた生命のところを聞く分けることもできます。

この海によってあらゆる振動がすべて感じられ、海という特徴が私たちの世界すべてを明らかに表しております。人間が海にいるとき、人間の一人ひとりの心臓の鼓動、一人ひとりの脳での振動の様子も感じ捉えていき、一人ひとりの生命の動きがはっきりと分かっていきます。人間はある意味では知能を使って高度に発達した生命のように認識されているかもしれません。しかし私たちから見れば、完全に一人ひとりは分離しており、まったくつながっておらず、一人ひとりがまったく別の世界で生きているように認識されております。

一人ひとりの身体から出てくる振動数、周波数がまったく異なっている。一緒にいる人同士でさえもその周波数がまったく噛み合っておらず、それぞれ自分の周波数だけで生きていこうとしています。本来の人間の特徴はこの自分の固有の周波数をある程度、コントロールできるようになっていくことであり、相手に合わせた周波数へと変更させ、相手の周波数と共振させ、ひとつの周波数として動いていく。もっとほかの人々との周波数にも合わせていき、多くの人々と素晴らしいひとつの周波数をつくり上げていく。これが人間の特徴を現しております。そういう風にして複数の人でひとつの周波数を表した人々に出会ったことはほとんどありません。

私たちはその周波数に敏感であるために、いわゆる群れをつくっているときははじめからひとつの周波数で群れが動き、それによって進む方向やあるべきこと、地球になすこと、他の生命になすことがすべて共通の周波数の中で行なわれていきます。人間が完全に分離し、個別化した生き方をしていく。こう進めていくと、人間の世界は破壊ばかりがこれから訪れてくるでしょう。人間が一人ひとり分離し、他を認めない周波数をもっているだけで、大地は割れていき、海さえも分離されてしまい、人間が支配した領域は次々と分離の波動によって分かれていきます。

今、多くの人間の学んでいる頭の使い方そのものが分離を前提にした学び方になっています。自分を正しいとして相手は正しくないと非難する。自分のやり方が素晴らしい、そして他人のやり方はどうでもよい。自分の言うとおりにやっていればよく、ほかの人のやり方は認めない。こういう意識は分離がどんどん進んでいき、自分はほかの人々から分離された生き方をさらに進めていき、ついには自分の現実が人類共通の現実から切り離されていきます。今、地球に起きている人間に関与する世界はこの分離が次々と進んでおり、大地が裂け、社会が崩れ、どんどん分離の方向へと進んでいきます。

皆さん方はこの分離を早く方向転換させ、統合という意識に作り変える必要があります。他人を批判、非難するのではなく、それも自分の一部であり、自分と同じである。他人という意識を持っている限り分離が進んでいきます。他人という意識を持たず、すべてが自分としてとらえていく。他人の間違いを責め立てるのではなく、自分自身の間違いとして自分が気をつけていく。この自分に近づくこと、自分の弱さと向き合い、自分が強くなる。これがとても大事であり、皆さん方はそれを今、学んでいるのです。

これまでイルカは人間の癒しという働きを行なってきました。主に人間が自分でつくった苦しみ、知性の発達によってつくられた苦しみであり、思い違い、勘違い、決め付けによって相手のせいにする、相手を批判、非難する、こういう思い違いや勘違い、知性の誤った使い方によって起こる現象に対して癒しを行なっております。間違った価値観や決め付けで相手を非難する。そういう人がいるときに、とらわれなく包み込みながら、ただ相手を責めるのではなく、大きな観点で物事をみていく。自分を許し、相手を許し、分離ではなく統合へと向かうように働きをしていく。それが主にイルカがやっている癒しになります。

今の人間は一度、聞いただけでは心では身につかないために、同じようなことを何度も何度も繰り返して人間に癒しを与えていきます。癒しを感じたその瞬間は自分が悪かった、言いすぎた、相手に優しくしよう、そういう心が出てきて、癒しの効果が現れ、相手を許すことができるようになったりしております。しかしまたしばらくしてその相手のことを考えたり、相手の声を聞くと、またたちまち嫌になり、つい相手を非難してしまう、こういうことを繰り返しております。それでもイルカの仲間たちは皆さん方の心を癒し、相手の所為にすることなく、自分を見つめ直す、そういう方向へと導いていきます。

イルカは人間にとってそれほど意識をしていないかもしれません。しかしイルカの世界では人間はとても大事であり、人間が正しく自立し、目覚め、統合の意識を持つまでイルカは人間とかかわり続けていくのです。今日一日、皆さん方がこのイルカとのつながりを強く持ちながら、知能面での癒し、思い違いや勘違いで起こるネガティブなマインドに癒しを与えていく。そういうことを行なっていくでしょう。自分が何か、言いすぎた、悪いことを言ってしまった、そういう時、ぜひイルカと友達になって自分を癒し、相手を癒すようにもっていってください。

②クジラはすべての生命波動を感じている

クジラという意識体を人間に移し人間の声を通して話しています。人間が陸の王者としてこの地球を支配しております。しかし陸の王者として支配している本当の意識は人間ではなく、もっと高次の意識体として人間が動かされ、導かれ、また共存を行なっています。決して人間が陸の王者ではなく、人間が地球の支配者ではないこと、それをまず理解してください。クジラは海を司り、海の中のさまざまな異変を調べ、さらなる海の進化のために協力をなしております。

しかしだからといって海の支配者というつもりはなく、海のさまざまな生命たちと共存し、生かし、生かされていることを感じているのです。クジラという生命は人間のためにさまざまな役割を担っております。人間が気づき、目覚めるためにはさまざまな仕組みをつくっており、人間の目覚めは私たちのクジラの計画によって進められ、管理されているのです。皆さんからすれば、陸にいる人間と海のクジラではほとんど接点がなく、お互いの世界を知ることはできないと思っているかもしれません。

私たちは肉体として海の中に生存しておりますが、意識を自由に広げることができ、クジラという生命体の中だけで意識があるわけではなく、海全体に広げることもでき、地球全体に広げることもできます。そのために人間の意識は私たちの中の一部としてしか感じておらず、人間がどれだけ大きな心で、素晴らしい進化した心を身に着けたとしても、すべては私たちの意識の一部にしか過ぎないのです。

私たちは人間世界を全体として感じることができ、人間の意識の進化の状況による進み具合を常に感じていくのです。今の人間の意識レベルはまだまだ自立する段階に入っておらず、自分以外のものに力を預けたり、自分以外のものにすがったりする、まだ未熟な幼いレベルの人類の意識といえます。これからの時代に向け、人間の意識はもっともっと高める必要があり、そのためには今の意識のままでは現界に入ってしまい、先に進むことができなくなってしまいます。

人間の意識そのものを換えるためには、今、皆さん方が身につけているこの頭の使い方、脳の使い方、これを変えていく必要があります。これまでとは違う発想、違う脳の使い方が要求されるのです。これまでと同じような学びを続けていっても、人間の意識にはほとんど変化をもたらさないでしょう。いくら知識が増えても、人間の世界に閉じ込められた知識であり、人間を解放する方向には何一つつながっておりません。

皆さん方が人間世界から解放され、クジラをはじめさまざまな生命とつながっているかのように、根本的なところから修正する必要があります。自分が正しいという心、自分が合っているという心、自分に合わせればうまくいくという心、自分と違っている場合、すぐに気にいらない、相手が不快になる、まずこういう心を自分でしっかりと認識し、取り除いてください。こういう心がある限り、人間世界にとらわれてしまい、人間の意識から出ることができなくなります。

人間の意識から出ることができない人はこれから災いが大きくなります。人間世界が作り出した災いであり、分離、破壊、さまざまな犠牲、こういったものが現象化されていきます。これらの災いは災いを作り出した人間たちに戻ってきますが、皆さん方が自分のことをよく反省し、他人の所為にしない、自分だけを良しとしない、いろんな意味において許す心が身についてくれば、これらの災いから抜け出ることができます。

皆さん方が求めている第4密度、アセンションという世界は、これらの人間世界から抜け出た人たちの世界であり、人の所為にしたり、自分だけを良しとする考え方の人は新しい世界には入れないのです。新しい世界に入ることを望んでいながら、まだ他人を非難したり、自分と他人を分離していると、自分にとって不都合な現象が次々と現れてきます。

思いだけは新しい世界に向いていても、身体がついていかないために、自分にとって不都合な現実になっていくのです。心から相手を受け容れ、相手を許し、自分も許し、大きな心で地球と共に生きていく。こういう心が出来上がると人間世界から抜け出ることができ、大いなる世界へと招かれていくでしょう。

クジラの意識は新しい世界の地球に合っているために、自分と他人を分離する意識の人にはクジラの意識はつながりにくい状態になります。相手を許し、相手を認め、自分自身の意識を大きくしていくと、クジラとつながりやすく、クジラのもつさまざまな智慧を人間も使うことができるようになります。

クジラが持っている智慧はこの新しい時代で使える智慧であり、分離した人間たちが使う知識は一つもありません。したがって自分と他人を分離したり、自分だけを良しとしている人間には使える智慧は一つもありません。新しい意識、新しい地球においてはクジラのもつ智慧を使うことができるのです。

今日、皆さん方自身が新しい意識につながり、そしてクジラのもつ人間が使える智慧をお話していこうと思います。人間はかつて偉大なる文明を築いていました。本当に宇宙と一体化した文明であり、宇宙の中にある平和そのものを地球上で表していた時代がありました。文明のすべてが最後は破壊によって失われていきましたが、だからといって文明のすべての時代において破壊が続いたわけではありません。初期のころはまだ未熟な意識レベルで少しずつ人間が協力し合い、よき人間たち、よき指導者たちの下で文明が発達し、すばらしい文明が達成されたのです。ここまでは良い文明としていつも体験されていきます。

文明が絶頂期になってくると、人間が多くなり、多くの人間を養うために食料が必要になり、資源がだんだん足りなくなってきて、人間同士で争いが起こり、結局は戦争へと発展していく。こうやって文明が消えていくのです。したがって文明がある程度、出来上がるのには良い人間の力によって良い文明が築かれておりました。人間が多くなってくるころから争いが増えていき、最終的には相手を抹殺してしまう流れが作られてしまいました。

今の地球もそうであり、人間が協力し合っていたころはとても良いエネルギーで動いてきましたが、ある程度、人間の数が増えてきて、資源が足りなくなってくると破壊が起こり始め、結局文明、そのものが破壊されていきます。多くの人間が協力し合う、この智慧がまだ身についておらず、少人数の者たちだけで協力し合い、うまくいくという智慧しか身につけていないのです。

人間が多くなり、特に異なる人種と共存する、異なる国同士で共存する、異なる宗教、異なる考えの人々と共存する、その智慧が身についておらず、つい自分たちだけで、自分の国だけ、自分の人類だけ、そういう意識に進んでいき、他の人種を破壊していく、他の国々を破壊していく、こういう愚かな行動へと進みます。今の時期において気に入らない国、気に入らない人種、気に入らない教え、そこに意識を向けて、排除しようとするのではなく、それを許し、受け容れ、共存しようとする、ぜひそこに意識を向け、お互いが協力し合えるように意識を変えていただければと望んでおります。

午前中はここまでにして、午後、さらに細かいレベルでお話をしていこうと思います。それでは一度、離れております。ありがとうございました。

③人間に食べられる動物たちの思いは

私はクジラと呼ばれている意識として表現をしていきます。人類が地球上に現れたころ、私たちはすでにある種の文明をつくっておりました。私たちのつくっていた文明は皆さん方の意識ではとらえることはできません。私たちの意識のつくり上げる文明はこの地球と一つになった文明であり、私たちの認識できうる生命体のすべてが一つの波動でつながり、調和を保ち、生かし合う文明をつくり上げていました。そこに人間という新しい生命体がやってきて、私たちの文明の中にありながら、私たちの文明と気づくことなく、私たちの文明と共存し、生かし合うこともなく、個別の文明をつくり上げていきました。人間がつくり始めた文明は私たちがすでにつくり上げた文明とはまったく異なっており、考え方、発想の仕方がまったく違ったものをつくり上げていきました。

私たちの文明は生命あるものがお互いに生かし合う、お互いに生かし合うことにより全体が進化成長していく。そういう生命法則に従った文明をつくり上げていきました。しかし人類というものが進化し始め、人類が独自の文明をつくり始めると、自然との共存に興味はなく、いかに自然を利用するか、自分たちのために自然をどう利用するかばかりを考えておりました。

この地球に降り立った人類はこの地球を探ろうとしてさまざまな生命を採り上げ、調べ、研究し、いわゆるDNAと呼ばれるものを細かく分析していき、この地球におけるDNA、そして自分たちのDNA、それらをどう統合させ、どう組み合わせ、どのような新しい人間がつくられていくか。この地球上で生きるための人類としてどういうDNA構造が一番ふさわしいのか。それらを熱心に研究しておりました。そのために地球上に存在しているすべての生命を観察し、調査し、人間が利用できると思われたものをすべて利用していく人間たちの活動になっていきました。

さまざまな生命を調査、観測しながら、人類をつくるのにふさわしいものを見つけていき、人類として素晴らしい人間をつくるための実験が始まっていきました。いろんな生命を掛け合わせ、知性が身につき、生命を長く維持できるもの、どのような環境においても、どのような条件でも生命が長く維持できるものを見つけようとしていました。皆さん方がレムリアと呼んでいる初期の時代はこのような人類の始まりの時期であり、さまざまな生命を掛け合わせ、人間としてどういう配合がふさわしいのかを探しておりました。

さまざまな実験が進んでも、ほとんどがうまくいかず、確実に進化成長のために役立つものはごくまれな数になっておりました。それでも生き抜くものは少しずつ増えていき、だんだん今の人類に近い形態で地上を歩き回る人類がつくられていきました。初期の人類は知性が未発達であり、ただの生命、ただ生きているだけ、ただそこにいるだけという状態から始まり、進化の流れの初期の段階にとどまっている状態にありました。

この人間にどのようにして知性を与え、自分で動き、進化成長する方向へと入っていくのか。そのところが非常に難しく、地球上に存在しているすべての生命をもってきても知性を発達させるというレベルに達している生命はほとんど存在しておりませんでした。

クジラと呼ばれている生命体がこの地球に転送され、この地球で動き出し、この地球を一つの大いなる生命圏として文明をつくり上げていたころ、この人類の登場によって、すでにつくられていたクジラの文明圏に少しずつ穴が開いていき、全体を一つの生命波動で包むというエネルギーが破壊されていき、人類がその中に影響を与えるようになっていきました。

人類がクジラの文明の中に入り込んできて、生命の歪を作り出しても、人類そのものにはそれに気がつかず、ただ自分たちだけがどのようにして生き残るか、どのようにしてこの地上で支配権を得ていくか。そればかりを考えておりました。この人類をつくり出そうとしているものたちが地球のさまざまな生命を調べていくうち、このイルカやクジラと呼ばれているものたちに意識を向け、人類とはまったく別の文明を築いていることを見つけていきました。

しかし彼らは気づいてはいても、このクジラの文明の中に入り込むことはできず、その文明そのものを認識することもできませんでした。そのために彼らにとってはクジラの文明はないもの、あくまでも新しくつくり上げる人類が最高のものという認識で、人類をつくり上げていきました。人類をつくり上げる流れの中で、何度も地球そのものが大きな変化をつくり出しいく。大地が隆起したり、大地が破壊され、沈んだりする現象が頻繁に起こっておりました。それによって環境がまた一変していき、進化してきた人間がまた途絶えてしまう。その繰り返しによって大きな変化を乗り切る人間は限られたものになっておりました。

それでも研究をやめることはせず、さらなる研究と実験を重ねていき、強い人間、生き残れる人間をつくる作業が進んでいきました。ある程度の人間が増えてきたとき、人間同士でコミュニケーションをとる、お互いに何かを感じ取り、役割分担ができて作業を進めるということができるようになっていきました。

生き残るためのさまざまなものが人間によって見つけられていき、自分たちで獲物を収穫して生き残りをできるように進化が進んでいきました。少しずつ人間が増えていき、別の種類の人間たちが現れたり、別の地域でも人間たちの出現によってだんだん人間同士が争う、人間同士でお互いに殺し合うという状態が生まれていきました。当初から人間は相手を生かす、生命を生かすという意識を持っておらず、はじめから非難する、排除する、奪うという意識で成長していき、生かし合うという力がほとんど身についておりませんでした。

この生かし合うという力をどのようにして人間に身につけさせていくのか。これが大きなテーマになっておりました。大いなる意識が私たちのところにやってきて、このクジラのつくり上げた生かし合うという文明、お互いに生かし合い、共存するというこの文明をどうにかして人間に身につけさせることはできないのか。どうにか人間の世界とクジラの世界を共存できないのか。そのような話がやってきました。

クジラの仲間たちでいろいろ相談をしながら、人間世界との共存を許すかどうか、議論が進んでいきました。多くの仲間たちは共存することにあまり良い顔を見せておらず、むしろ破壊が強くなる、クジラのつくり上げた生かし合うという文明そのものが壊されてしまうのではないか、そのような話が多くなり、人間との共存は必ずしも賛成は多くはありませんでした。

しかしこのクジラの世界を統合している大いなる意志が私たちに、このクジラの作り上げた文明そのものが新しい文明に変わる時期に入ってきたこと、お互いに生かし合うという文明の役割は十分に達成し、新しい波動の文明に入るサイクルになってきていること。そのためには人間の持っている攻撃的な波動をも受け容れ、その中でお互いに生かし合うという強い力を持つ文明をつくり上げること。それが次の流れであることが示されていき、この意志に従い、クジラの世界において人間との共存を認める意志が出されていきました。

そしてレムリアの中期と呼ばれているころから、人間とクジラがお互いに認識できる状態になっていき、ある意味では一つの世界で人間とクジラが同居している文明として出現してきました。人間はクジラをはじめは恐れ、あまり近づこうとせず、クジラをただ生かしておき、人間自身も特に危害を加えることもせず、危害が加えられることもなく、ただ共存しているという時代が続いていました。人間自身が物を奪う、他の動物を殺し収穫し、それを自分たちの食料とする、そういう意識に変わっていくころから、生命に対しての意識がどんどん低くなっていき、他を生かすという意識が失われていき、ただ自分が生き残る、自分たちだけが生き残るという意識に急速に落ちていき、この波動によってクジラそのものも人間の攻撃対象に変化していきました。

人間が生きるために、他の生命を奪い、他の生命を利用し、自分たちが生き残る。このような文明へと進んでいき、結局人間の文明がどんどん力を強くしていき、クジラのつくり上げたお互いに生かし合うという文明は急速に弱くなっていきました。

人間の力が強くなるに従い、クジラたちは人間のそばで人間を観察し、人間と共存するエネルギーを保持しておくものと、人間世界から隔離され、人間がまったく近づくこともできない世界で本来の生命を生かし合うというエネルギーを保持しているクジラたち。そのようにつくられていき、人間からは人間のために存在しているクジラだけが海で見えることになりました。

人間たちが他の生命を奪う。他の生命を奪うということによって自らの生命をつなげていく流れに入ったころ、人間自身は完全に自分たちの生命をうまく生かすことができなくなり、他の生命を奪うことによって自分たちの生命が維持されるという、その仕組みの中に変えられていきました。もはや生命を奪うことが自分が生きることになっていき、自分が生きるためには他の生命を奪わなければならない。そういう法則の中に投げ込まれていき、人間が他の生命を奪う。最悪の場合は、人間が人間同士で生命を奪い合う。この意識レベルにまで堕ちていきました。

クジラたちはこの人間の意識レベルをうまくバランスをとる必要があるために、他の生命を奪わなければ生きていけないという人間の意識を存続させるために、生命をひたすら大事にする、生命をとことん生かしていく、どのようなことがあっても自分から生命を捧げ、命を奪うことは決してせず、ただ生命を捧げていく、そういうクジラたちが出現していき、それが人間たちの世界に入っていき、人間たちの手によって捕まるという現実がつくられていきました。

人間によって捕まるクジラははじめから人間にすべてをささげる、すべての生命を捧げるというエネルギーでつくられていき、人間が生命を奪うというエネルギーと共存することによりバランスがとれる、生命を捧げるというものと生命を奪うというものによってうまくエネルギーが動いていき、無駄な生命を奪わないようにバランスがつくられていきました。

クジラに対してはそのように生命を奪う、生命を捧げるという仕組みでバランスがとられていきましたが、他の生命たちはそこまで意識レベルが上がっていないために、人間によって生命を奪われたものは人間に恐怖感や恨み、攻撃的な心を持つようになっていき、結局、動物が動物を襲う、動物同士がお互いに殺し合うという現実がつくられていきました。お互いに生かし合うという心で生きていた動物たちが人間のつくり出した宇能地を奪うというエネルギーによって動物同士が生命を奪い合い、それによって生命を奪うエネルギーがいっそう強くなっていき、バランスをとるのが非常に難しくなっていきました。

生命のバランスが難しくなってきたころ、クジラの仲間たちが何らかの対策を立てようとしていき、ほかのいろんな星々たちの協力を願い出ていきました。生命を捧げるという意識レベルまで到達しているもの、十分に捧げても余りあるぐらいの意識レベルを持っているもの、そういう動物たちを探していき、いろんな星々の中に人間に対して生命を捧げても良いというものたちが集められていきました。

人間の家畜となっているもの、人間が日常食べているもの、こういう動物たちは人間に捧げても良いという意識をもっており、いくら人間に殺されても、人間から生命を奪われても許し、けっして反撃はしない、自分の方から人間のために生命を捧げていく、そういう動物たちが集められてきて、人間の食料として地球で進化を進めるようになっていきました。

すべてはエネルギーのバランスでうまく保たれており、たとえ未熟であったとしても何かをしようと思ったときには、それは何かをされても大丈夫という意識の持ち主がいることによってうまくバランスがとられ、安定した進化が続いていきます。しかし何かを奪おうとしたとき、喜んで捧げるというものがいないときはバランスをとることができず、それはリズムを崩し、結局は自分たちが奪われるという流れをつくり出してしまい、自分たち自身が滅びてしまうのです。

人間ただ一方的に他の動物たちの生命を奪うだけであれば、いずれ人間は生命を奪われる流れに入っていき、人間は全滅してしまうでしょう。人間を生かすためには、人間が何らかの生命を奪ってもそれでもいっさい人間を否定することもせず、奪うこともせず、むじろ愛を持って人間と接していく。そういう心の持ち主によって人間界とのバランスをつくり上げ、人間が意識を成長させるまで生命を奪っても良いという流れがつくられていくのです。

皆さん方がこれから入ろうとしている新しいサイクルは、もうこの仕組みが終わりにきています。生命を奪ってもよいという人間の意識。生きるために他の生命を奪うというこのサイクルはもう終わりになってきており、残念ながら今までと同じように無慈悲に動物たちの生命を奪おうとすれば人間たち自身が生命を奪われる流れへと入っていき、バランスがとられるようになっていくでしょう。

今まで人間の家畜として、食料として人間に協力してきた動物の魂たちは十分に愛を持って人間を許し、人間を支え、そして人間の進化のために協力してきました。彼ら自身は人間に対する大きな愛を与えることにより、ある意味ではアセンションしたような感じになり、高い惑星へと移ることになります。この地球よりもはるかに高い世界へ彼らは上がっていき、長い間、人間に食料として奉仕してきたエネルギーが彼ら自身に愛となって戻っていくことになります。

皆さん方はそういう動物たち、自分たちが食料とし、自分たちの成長のために愛を持って人間のために奉仕してきたものたちに向かい、何らかの感謝や何らかの言葉を与えていただければと思います。少し彼らに対する感謝、祝福の時間をとりますので、皆さん方から、人間のために生命を捧げた動物たちに心からの言葉を与えてあげてください。

④分離意識の人間から共存意識の新人類へ

生命を奪うという文明圏をつくり上げ、クジラのつくり上げたお互いに生かし合う、共存するという文明が他の生命を奪う、自分が生きるために生命を奪うという文明に切り替えられてしまい、この地球は生命を奪うことによって自分が生命を成長させるという文明になってしまいました。元々こういう流れは十分に預言されており、レムリアの後期の時代において、今後の人間の文明の在り方や生命とのかかわりにおいて危機感を抱いた智慧ある者たちが、この人間のつくり上げた文明と、クジラのつくり上げた生かし合うという文明をどのようにしてお互いに共存させ、良い方向へともっていくか、議論が進んでいきました。

レムリアの多いなる聖者たちは人間の進化を見ていきながら、人間がどれだけ進化してもなかなか生かすという心が身につかない、相手を生かす、相手を受け容れ、許し、認めていく。これが根本的にできないのはなぜなのか。これをずっと見つけようとしてしていたレムリアの聖者たちは、そもそも人類のはじめの段階で自分たちだけの人類が生き残る、ほかにいる生命と共存しようとせず、人間が一番強い人間となって生き残る。それを目標として人類をつくり、それで進んできたために、そもそも人間は初期のころから他の生命を駆逐していき、自分たちがすべてを手にするという流れにあること、これが運命付けられていることを見つけていきました。

そこでレムリアの聖者たちは新たなる時代に入るとき、人間が一定レベルまで意識を目覚めさせ、成長してきたとき、お互いに生かし合う、共存するという意識レベルを身につけさせるために特別な仕組みをつくり上げていき、それによって人類の意識を根本から変えていき、お互いに生かし合う、共存するという人間社会をつくることを考えていきました。レムリアの聖者たちがクジラに託したレムリアの智慧と呼ばれているものは、この人間が運命付けられている、自分たちだけが生き残るという本来の人間の運命を、自分たちもほかの生命もお互いに共存し、お互いに生かし合うことによって自分たちも生き残っていく、そういう意識へと切り替えるための智慧をたくさん得ていったのです。

レムリアの聖者からの言葉として、人類が悲惨な壊滅を受け、また新しい文明をつくり上げ、人間としての流れを歩み始めたとき、初期の段階においてはこれまでの人類の流れを体験するために、生命を奪い合う、否定し合う、破壊し合うという体験が繰り返されていくでしょう。しかしある一定段階まで破壊が進み、お互いにつらい体験が続いていくと、いかに相手を非難し、相手を否定し、お互いに争い合うことがいかに自分たちにとって良くないことか。相手を破壊し、相手を奪ったことが平和にならないこと。自分の攻撃的な心では何一つ、平和は達成されないこと。それが心から分かる時期がいつか、やってくるでしょう。

自分で自分の心に気がつき、自分の心の中にある破壊的な心、相手を否定し、相手を破壊させ、自分だけが生き残ろうとする心が、他の生命を奪い、自分が生きるために徹底的に自分にとっての妨害となるものを破壊していく。こういう生き方がもう限界になり、攻撃すればするほど、自分が壊れていく。相手を破壊すればするほど、自分が破壊されていく。これに気づいたとき、本当にもうやめたい、本当にもう攻撃的な心はやめたい。そう思うときがくるでしょう。

人類の歴史において、やめたいと思ってもやめられない。今度から人を愛そうと思っても結局は憎んでしまう。気づいても気づいても変化しない。こういうことも体験してきたでしょう。人間の進化の流れを進めていくと、気づいても分かっても、解決しないのです。いくらやっても、分かっていても、変わらない。結局は同じことを繰り返してしまう。これが人間なのです。

本当に気づいたものはこの人間を終了させ、新たなる段階に入っていく必要があるのです。人間としての学びを終了させ、生命を奪い合うという意識を終了させ、新しい生命段階へと入っていく。お互いに生かし合う。共存する。他のために生命を捧げ、そういう段階へと入っていくのです。これに気づいたものは人間としてのサイクルから新しいサイクルへと入る許可が出てくるのです。

新しい流れ、見かけは人間と呼ばれている形態に似ているかもしれません。しかしもうすでに人間ではなく、新しい形態として、新しい生命体として進化の流れに入っていくのです。皆さん方が今日、心から自分と向き合い、自分が新しい生命体として新しい流れに入る決意を持つ。すでに皆さんはこれまで自分たちが食してきた動物たちに謝罪をし、エネルギー的な関係を断ち切り、十分に動物の世界とのエネルギーを浄化しつつあります。

しかし人間界において、人間同士において、他を否定し、他を破壊し、他を蹴落とすことに喜びを感じていたものは、その心を自分でしっかりと認め、そして手放し、新しい生命体として出発する必要があるのです。今の自分の心の中に、他の人間に対し嫌悪感、違和感、否定する心や排他的な心、自分を上に持っていかせようとする心、そういった心をしっかりと見つけていき、もうそれはこれからの自分の生命サイクルには必要でないこと、十分に学びを進めていき、もうこれ以上、学ぶ必要はないこと。それを心でしっかりと受け容れていってください。

今、自分の心を良く見て、新しいサイクルにもっていくべき人間関係、新しい世界にはもっていけない人間関係、それをしっかりとみていき、排他的な心、攻撃的な心を古いサイクルのところに置いていくように意識をもっていってください。

十分に準備ができた人は、もうすでに自分の心はお互いに生かし合い、共存する。生命を許し、愛し、お互いに生かし合う。そういう心になっていることをしっかりと確認してください。他を否定する心はすでに別のサイクルに置いておき、自分は新しいサイクルの中に入ってきている。生かし合い、生命を尊く思い、人間同士をすべて生かし合う。そういう心を感じています。

今、大いなるレムリアの聖者がやってきて、皆さんと向き合っております。これから言うことをそのまま、皆さんも口に出していってください。

私、○○は、これまでの地球の流れにおいて、多くの過ちを犯してきました。今、それらをすべて受け容れ、過ちに気がつき、新しい役割で解決しようと思います。新たなるサイクルにおいて、生命を生かし、お互いに生かし合い、光り輝く生命のある社会で十分に全うすること、地球の生命のために、宇宙の生命のために、神々がつくリたもうたこの楽園のために、我が生命を差し出します。

レムリアの聖者からのエネルギーを感じ、一体化してください。

⑤1日1日の言動がどのサイクルに入るのかを決める

皆さん方は新しいサイクルへと方向が変わっていくでしょう。これまでの人類が犯した罪が少しずつ解放されていきますが、償いは必要とされます。しかしそれは苦ではなく、悲しいものではなく、喜びとなって生命を守り、生命を捧げ、生かし合う時代を体験していくのです。生命の貴さを学び、生かし合う喜びを感じていくでしょう。

このサイクルの変化の時期に、生命をよく感じ、生かすこと。感謝することに意識を向けていってください。今日からのしばらくの期間において、これまでと同じ無慈悲に生命を奪い、他を排除する心があれば、元のサイクルに戻る可能性があります。しばらくはしっかりと意識し、新しいサイクルに入る決意、一日一日を生かし合う喜びで生きていく。この心をしっかりともち、切り替えをすっきりと正しく行なえるように意識をもっていってください。

皆さん方がこの仕組みに気がつき、この祝福を受けられたことに喜びを感じております。


クジラやイルカに託された情報を通して皆さん方とつながり、皆さん方のために役立たせていただきたいと願っております。

個人メッセージは省略

今日はイルカ、クジラに託されたレムリアの意識、レムリアのエネルギーを通してワークとメッセージを与えていきました。皆さん方に与えられるエネルギーはそんなに豊富なものではなく、数限りないわずかな機会を手にしたことを喜びとしております。ぜひ皆さん方がこれらを活用できることを願っております。

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