2014/6/19 韓国交流会 |
このメッセージのいいねポイントは |
弱い心に打ち克つ強さを身につける |
①一人ひとりの心の弱さ
私は韓国の人々のために、光のハイアラーキからやってきたマスターです。今日は韓国の人々の目覚めのためにお話できることを喜びとしております。この国の人々が宗教的なグルについていき、完全に自分を預けてしまうぐらいに教祖やグルに従ってしまう。こういう話について、説明をしていきます。
元々この国の人々はある意味ではとても宗教深い人たちが昔、存在していました。儒教という場が定着しており、宗教的な思いに対しては強いものがありました。しかしだんだん時代の影響を受け、本来の教えがどんどん変化していき、そのうち本来の儒教の教えすらも変化していき、教祖たちが自分に都合の良い内容の話をするようになっていきました。
現実の社会を見ると、本来の教えを教えたとしてもうまく社会に働いていかない。本来の教えを説いても、その教え通りに社会が動かないのです。そのために社会に適合する教えに変化させていき、儒教のあり方も少しずつ変化を起こしていきました。家庭の絆を強くする、家族皆で一体感を感じて生活していく。そこに意識をもたせていき、ほかの人を救う、見知らぬ人を救うということが弱くなっていきました。
時代が進むにつれ、宗教の在り方がどんどん変化していき、家族や家庭に都合の良いように教えがどんどん変わっていきました。歴史の大きな変化のあと、いわゆる近代化が始まるころ、それまで忘れられていた宗教の思いが少しずつ表に出てくるようになりました。社会において少しでも影響を与えるように、近代化の波に乗って金銭で宗教を動かしていく、そういう意識が動いていき、近代化によって家族がだんだんおかしくなるころ、その家族をおかしくさせないようにするための宗教がつくられていき、しかも金銭的なエネルギーをかなり動かしながら家族が少しでもまとまる、家族で助け合う、そういう思いを持たせるような宗教が次々と現れていきました。
一度そういうことで金銭の魅力を感じたものは人間の弱さに付け込み、宗教を持っていないと何か不安になるように、宗教から離れると不幸が訪れるように、人間たちを操っていき、大きな宗教の波に入ることが幸せであるかのように思わせていきました。いつの間にかこの宗教の力が強くなり、権力を手にした者たちは自分たちの信者を自由に扱い始め、宗教とは違う分野で自分の好きなことをし始めるようにしていきました。
信者たちを自由に操りながら、政治や経済を動かしていく。社会を動かしていく。そういう魅力に取り付かれ、宗教の教祖がどれだけ大きな力を持っているか。どれだけこの社会を動かせるか。そういう競争をし始めていきました。したがって大きな宗教をつくり上げた者は、できるだけ信者の力を使いながら、社会や経済を自由に操っていく。そういう喜びを手にしていきました。
普通の人々はなかなかそれに気づくことなく、有名であれば何か素晴らしい教えであるかのように、誰でもが信者になっていればそこには偉大な教祖がいるかのように思ってしまう。ただその教えに従うという流れに入っていきました。
光の流れとして、この国を大きく変えるためには、この政治や経済、社会を操っている宗教的なエネルギーを何とかする必要がありました。そのために今回の事件を起こしながらも、いかに宗教と経済、社会が結びついているか。以下に政治と宗教が結びついているか。それを人々に知らせ、人々自身の目覚めによって政治経済の仕組みを変えていく。根本的な構造を変えていく。そういう流れへと変わろうとしているのです。
大きな事故にあった犠牲者は、はじめは別の事故の予定でつくられておりました。しかし途中で予定が変更され、政治経済の腐敗をなくすために、宗教的な組織と政治のつながりをなくすために予定が変更され、今回の事故に発展してきました。それぞれの魂は途中でこの計画に合意し、失われた人の多くの魂はこの計画にうまく賛成をして生命をささげてきました。
一人ひとりの個々の事情やカルマ的なものも残っておりますが、本質的には残された韓国の人の目覚めのために魂を捧げたといえるでしょう。まだ多くの人間の意識は現場に残されているものが多く、自分が死んだことに気づいていないものも半分近くおります。今日、この場を使いながら、皆さんで光を降ろし、現場に意識を向け、まだ残されている魂を天の世界に引き上げていきたいと思います。
一人ひとりが犠牲になった魂に感謝を感じながら、宇宙の光を感じ、天の光を感じ、現場にさまよっている魂に光を与えてください。
尊い魂の犠牲のおかげで国の腐敗が暴露され、社会や経済が変わろうとしています。彼らに感謝を与え、天に引き上げていってください。
皆さんのおかげで魂は救われていきました。皆さん方がこれから一人ひとりしっかりと光に向かい、けっして宗教的なエネルギーに負けず、自分で光をしっかりと見つけ、自分の道を正しく歩くこと、それを目指していってください。
皆さん方が正しく目覚めるように、彼らの魂が犠牲になってくれました。この死を無駄にしないように皆さん方が新しい世界へ向かっていってください。
Aさん、あなたは確実に自分の光を使って進化、成長をなしております。あなたにとっての心の弱さはつい自分の世界にはまってしまい、自分の良いところだけに目がいってしまい、ほかの周りの人とのつながりを切ってしまうところがあります。自分が進化、成長するためには大事なところですが、ほかの人をいかに引き上げていくかも大きなテーマになります。ほかの人とのかかわりにあまり苦労や面倒くさくなる思いを捨てていき、少しでも引き上げていこうと手伝ったり、自分もほかの人のために何かできることをやってみる。そういう気持ちを強くして、自分が上がりながらもほかの人も上げていく。そういうエネルギーをつくり上げてください。
Bさん、あなたの心にある弱さとして自分が自分のペースで学べるときはうまくいきますが、他人のペースが入ってくると急に乱れてしまい、自分のペースと他人のペースの両立が難しくなってしまいます。他人から教わること、他人が持っている真理、それと自分でつくり上げた真理がうまく合わないときに自分の心が動いてしまい、隙ができ、心がうまく動かなくなるときがあります。どのようなことがあっても、心に隙をつくらず、堂々とうまく進んでいける。そういう心をつくり上げるようにしてください。
Cさん、あなたの心の弱さは、多くの人たちと一緒に居るときと、自分一人のときで、心の使い方がかなり変ってきます。多くの人がいるときは、自分の心をうまく使い、あるときは楽しく、あるときは真剣に取り組んでいきます。自分一人のときは余裕があるときは自分のために良いことを行ない、進化成長できますが、余裕がないときは隙だらけの心になってしまい、うまく成長することが難しくなります。一人のときの心の使い方がその時々でまったく異なっており、非常に良いときと隙だらけの場合があり、これをうまく良い方向に統一することが必要となります。一人の場合でも油断しないこと、常に自分に対して厳しく接すること、この心を身につけ、自分が成長できるようにもっていってください。
Dさん、あなたの心の弱さは自分自身の心に何度も問いかけ、自分で自分の心を見ることができました。自分の心の中にいろんな心がありました。真剣に接しようとする心、常に人のために何かしようとする心、良いことをとにかく続けようとする心、こういう心があることを知り、時々これでよいのだろうか、自分は正しいのだろうか、つい自分を疑ってしまう心があります。この自分を疑う心にはまってしまうと、時々すべてが信じられなくなったり、すべてが間違っているような感覚を感じたりします。一度ここにはまってしまうと、すべてが疑問だらけになってしまい、何も動けなくなってしまいます。自分の心を見ているとき、自分の弱いところにどんどんはまっていってしまう。これが弱さそのものになっています。自分の心を見ても、常に良いところ、常に前を向き、高めようとする心、常に人のために何かする、そこだけに意識を向けてください。自分自身の迷っている心、疑問のところには意識を向けず、ただできること、やりたいこと、そこだけに意識を向け、良いエネルギーをどんどん広げていってください。
Eさん、あなたの心の弱さとして、多くの人に接するときと自分の身近な人に接するときで、かなり接し方が異なる場合があります。多くの人で接するときは、あまり自分のことを表に出さず、表面的に接することができ、それなりにうまく過ごすことができます。親しい人と接するとき、かなり心がいろいろ変化していき、本当に自分のことを分かってくれる人、自分のことを分かってくれない人、そういう心が動いていき、分かってくれる人と分かってくれない人の壁をつくっていきます。いつの間にか、分かってくれる人にはその人同士の会話が出来上がり、分かってくれない人にはそういう付き合い方になってしまいます。親しい人の間柄でも、あまり心の壁をつくらないようにしてください。親しくなくても同じように接していく。皆と同じように愛をもって接し、相手のためになることを話していきます。そうすると人間関係が変化していき、もっと楽な人間関係になります。
Fさん、あなたの今の心の弱さとして、十分に自分に対して強く接することができるようになってきました。今現在の心の弱さは、自分のことよりも家族や周りの人に意識が向いてしまい、そこで心の隙が現れてしまいます。家族や身内の人に何かがあると、心がいろいろ動いてしまい、自分の生活のリズムがかなりおかしくなってしまいます。人のことをよく考えるということは良いですが、心の隙をつくらないようにすることが必要となります。人のために何かをしたり、人のために奉仕をする場合でも、自分が率先して喜びを持つ感覚で行なうと、あまり隙はつくらなくなります。自分から喜んで行なう、やりたいから行なう、そういう風にすると、すべてが良いエネルギーになります。自分のやりたいことがあるのに、それができなくなった。やるべきことがまた延びてしまった。そう思うと心が次々と侵されてしまい、心の隙がたくさんつくられてしまいます。どうせやる場合は積極的に明るく元気に行なう、そういう意識を身につけてください。
Gさん、あなたの心の弱さは、あなたには大きな魂が常に現れており、心がしっかりと維持できるように守られております。時々心が揺れ動き、うまく動かなくなりそうになっても、魂から光が届けられ、自分で気づき、戻れるようにされております。ただ心ではそのように分かっても現実が思った通りうまくいかない、現実が望んだ現実にいかない、そう感ずるとき、心でいらいらや不平不満が表れたりします。それが自分のエネルギーをおかしくさせていき、心が汚れてしまいます。現実をすべて受け容れること、とりあえず現実は意味があって表されており、その現実を理解することです。望んでいない現実の場合、そこの現実の意味が何なのかを考えていき、現実の意味を理解する、その本質的なものが解決されれば、その現実は起こる必要がなくなっていきます。現実を変えようとするより、現実の意味を理解していき、本来のエネルギーを変えることによって現実を変えていく。そのやり方を身につけるようにしていってください。
Hさん、あなたの心の弱さは、あなたが自分の世界に入り、自分の意識を高めようとするとき、なかなか思ったとおりの結果が得られない、望んだことがうまくできない、そこでついいらいらしたり、あきらめたりする場合があります。今の修行はとても大事なときであり、焦ることなく、時間をかけてもかまいませんので、ゆっくりゆっくりと成長していく、自分の魂レベルで成長するために時間はかかってもかまいませんが、とにかくそこで頑張ってみる、この忍耐力、強さを身につけてください。何かを得るというよりは、ただ忍耐力を身につける、それが今のテーマになっています。とにかく忍耐力をつけ、修練できる心、それを身につけるようにしていってください。
Iさん、あなたの心の弱さはどこかで自分自身一人ではうまくできないという思いがあります。誰かが何かしてくれないとうまくいかない、自分だけだったら現界がある、そういう思いがあり、自分ですべて成し遂げることがうまく動かなくなっています。自分ですべてできること、最後まで成し遂げられること、それを本当に信じてください。実際、頑張れば本当にすべて自分ですることができます。ただこれまでのエネルギーで一見、途中であきらめそうになったり、途中でできないと思わせるエネルギーが戻ってきます。それに負けることなく、それを乗り越え、最後まで走っていってください。そうすれば必ず自分ひとりで行なうことができます。できることから始めていき、完成させるというエネルギーをつくり上げてください。
Jさん、あなたの心の弱さは、いろんな人とのかかわりの中で、自分ひとりの力がいかに未熟なものか、一人でやろうとしても限界があり、どうしても人の力を借りる必要がある、こういうエネルギーがつくられております。これはあなたのエネルギーではなく、周りからそのようにつくられ、あなたのところに運ばれてきたエネルギーになります。周りのいろんな者たちがあなたにそのように思わせていき、自分たちがいないとあなたは何もできない、自分たちが必要だ、そのように思わせ、あなたの心の中に入ってきたのです。自分の心の中にそれが出来上がってしまい、いつの間にか何か必要、そういう感覚をつくり上げられてしまいました。一つひとつを思い出していき、あなたを操ろうとしたもの、あなたの心を奪おうとしたもの、それらを思い出しながら、心から解放していってください。そういう心を追い出し、そういう心を追い出し、もう自分は必要ない、もうそんなものに負けない、そういう心に支配されない、自分は大丈夫、十分で自分で自分のことを守ることができる、そういう思いにもっていってください。
Kさん、あなたの心の弱さは多くの人とのかかわりの中で自分をどのように見せるか、自分の位置関係をどのように保つか、ここでいつも気になっているところがあります。一人ひとりの人間関係の中で、自分の位置関係を見ていき、ちょうど良い自分の居場所を見つけていきます。これはうまくいくときがあれば、相手の力が強いときは相手の力に負け、相手にとって都合の良いところに自分が位置する場合があります。お互いの関係の中で良いところをうまく見つけていく、それ自体は良いのですが、強いエネルギーの人に負けないようにする、強いエネルギーに利用されないようにする、それを理解し、相手の都合に負けないようにしていってください。
Lさん、あなたの心の弱さは、多くの人とのかかわりの中で自分がいろんな人の世話をしたり、いろんな人のことを考えて行動していく。それに対する見返りがあまりにも少ない。いろんなことをしてあげても、あまり自分のことを評価してくれていない。そういう思いがあります。これが心の隙をつくり、何か常に不満があるようなエネルギーをつくり出していきます。自分が人のために、世話が好きだから世話をしてあげる、この人が大事だからしてあげる、常にそういう心を持ち、自分が喜んで世話をしてあげる、そういう風な思いにすると、否定的なエネルギーをつくることがなく、すべてがよいエネルギーとなって流れていきます。ぜひ心をコントロールできるようにもっていってください。
Mさん、あなたの心の弱さは、いろんな学びの中で、自分がどこまで成長し、どこまで自分は到達したのか。常にそこに意識が向き、ついほかの人に負けないようにする。ほかの人より上に行こうとする。こういう心が常に動いております。自分を成長させる力はとても必要ですが、何か負けたくない、下に見られたくないという力が動いており、成長する力が少し変化しております。ほかの人と比較することなく、単純に自分が成長していく。単純に自分が進化していく。そこだけに意識を向けてください。ほかの人を気にすると、そのとたんに自分の足腰が乱れてしまいます。堂々と自分が進んでいく。その力を確立させてください。
Nさん、あなたの心の弱さは、自分自身の成長をしっかりと望み、希望し、天に向かっております。でもどこかで何か常にひっかるものがあり、これで私は光の方に進んでいるのだろうか、正しい方向に向かっているのだろうか、いつも気になる心があります。この心そのものがあなたにとっての弱さであり、自分に自信がない、自分の力が信じられない、そういうところから起こされてきます。完全に自分を信ずること、自分が間違っていないこと、それを心から信じ、自分の中の良心に従って堂々と前に進んでいく。この強さを身につけていってください。
今日は皆さん方の心の弱さをアドバイスしていきました。確かに今の時期は皆さんにとって難しい時期になります。心の弱さがあると、どんどんそこに巻き込まれていき、先に進めなくさせるぐらいの力が動いていきます。たとえ弱さがあっても、それ以上の力があれば、前に進むことができます。自分の心の中の正しい光を信じ、ハイヤーセルフを信じ、正しい神の光を信じ、常に弱さに打ち克つ強さを身につけていってください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。