2014/5/4 特別ワーク 地上天国② |
このメッセージのいいねポイントは |
神としての生き方を身につける |
①根源とのつながりが強い日本
私は光の中の光、根源と呼ばれる世界より、情報を持ってきました。
皆さん方、日本と呼ばれる国において、自分に目覚め、役割に目覚め、動き始めたことに喜びを感じております。自分が神としての道を歩み、神として自覚し、動き始めるころ、根源の存在より、祝福と新たなるシルシが与えられ、次のステップへと進んでいきます。根源より皆さんへとさらなる高いレベルへ導いていくために、根源の光を感じていただき、さらなるシルシを設け、皆さんと「今ここ」を共有したいと望んでおります。
根源から始まり、根源の対極にある日本の人々は、常に根源を心の中に持ちながら、神として動く責任があります。この日本という国は根源を反映させており、根源を知らないものがこの日本に来るたびに根源を思い出し、根源を感ずることができるように仕組まれております。根源を思い出すさまざまな仕組みがこの土地に現われており、異国の人にとって見れば不思議な国、不思議な文化、不思議な人たちと思えるでしょう。それはまさしく宇宙で旅をしていたものたちが根源の世界に入ったとき感ずる心と同じものを感じているのです。
この根源とつながり、根源の対極であるこの国は、根源の意味を維持し続ける義務があります。根源とつながりを切ることなく、根源の波動をそのまま残し、さらに根源を物質レベルで具現化し、一人ひとりが根源の神として活動していくのです。
この国はまさしく根源を物質的に表現させることが目的であり、あらゆる国の人、あらゆる人種の人、あらゆる宗教、あらゆる文化の源でもあり、またどのような生命にもつながっております。すべての生命あるものがこの国で生きることができ、この国に来たときに根源の波動を思い出し、いかに自分たちが間違った考えをしていたか、いかに自分たちが自分勝手な行動をしていたか。多くの人間の過ちに気がつき、神に対しての新たな決意を抱いているのです。
この根源を思い出すために、まずこの国の人々そのものが根源とつながり、根源の光を出し、根源として生きることから始まっていきます。根源として生きるものはそのときからもう生き方を変えなければなりません。すべての宗教、すべての国、すべての民族のわだかまりをなくし、すべてを同じ友として、すべてを同じ根源につながる人として、すべてが根源の神に戻る神の道を歩み、また神そのものであることを自覚することです。
この言葉を聴き、この波動に触れたときから、根源と離れることはできず、根源とのつながりを一日一日強く感じていき、けっして根源から外れることなく、根源の道を歩み続けていきます。人間世界に意識を向け、人間として生きようとすると、さまざまな困難が物質化されます。人間的な価値観を前提にすると、その価値観を前提にしたあらゆる障害が自分を襲ってきます。
それらの障害を取り除こうとして、さらなる人間的な考えで立ち向かうと、さらなる障害が強くなり、よりいっそう強く自分を襲ってきます。人間的な考えでつくられた障害を乗り切るためには、ただ一つ、この根源につながり、根源の生き方を思い出し、根源として生きること。ただそれだけになります。
根源として生きるのはすべての人が根源につながり、根源からきており、またいつか神となって根源に戻ること。人間に優劣の差はなく、人の能力に優劣の差はなく、人の考えに優劣の差はなく、すべてが人間がつくったエネルギーをただ反映させていること。根源と気づかぬものには人間の作り出した波動をただ反映させ、お互いにそれを確認しあっていること。自分たちが作り出した人間の波動がもう嫌になり、もうこの世界から離れたい。もうこの人間的な波動から離れたい。そう心から願っていると、根源のささやきが聞こえてきて、根源に戻り、根源の心で根源として生きるようにささやきかけてきます。
根源として生きると、見えているすべてのものが幻であり、聞こえるすべてのものが幻であり、感ずるすべてのものが幻であること。幻でありながらも、自分に必要な幻が現われ、この幻は自分を成長させる大事な学びの材料であること。見えるもの、聞こえるもの、感ずるものすべてにおいて、心を奪われてはならず、惑わされてはならず、誤解してはならず、ただの幻でありながら、その幻を自分の中に隠れている根源の力を使い、幻に光を入れていく。この幻に愛を入れていく。この幻に智慧を入れていく。
根源につながる心を持って、この幻に愛や光、智慧を入れていくことにより、幻は真実へと少しずつ姿を変えていくのです。すべてが幻だからといって、無視しようとしたり、打ち消そうとしたり戦おうとする必要はありません。それらは逆に幻を認めたことになり、幻がより強い生命力を手に入れて、さらに自分に襲い掛かってくるのです。ただの幻としてとらえておき、幻は光を求め、愛を求め、智慧を求めており、幻を生命を入れることにより、幻は光あるものとして現象化されていきます。それが皆さんの神の持つ力であり、根源につながり、根源として生きるものは、それがすべて可能になります。
根源につながっていないものは、ただ光だ、愛だと思って入れたとしても、ただの幻であり、逆に幻がより強く自分に襲い掛かってきます。しかし根源につながり、自分が神なる存在であり、神の道を歩き始めていると気づいた者は、根源の祝福が与えられ、この祝福によって幻に愛や光、智慧を入れることができ、この幻を素晴らしい現実へとつくり変えていくのです。
今日、一人ひとりに与えられる根源の力は、すぐに現実が変わるというわけではありません。まずつながり、少しずつ意識が変わっていき、本当に心から現実を幻と感じ、分かり、信じるようになってくると、この幻に光を入れたい、愛を入れたい、智慧を入れたいという気持ちが強くなっていき、本当にその瞬間が訪れてくるのです。人によってはそのときがはっきりと分かるでしょう。見えている幻に光を入れたい、本当に光を入れたい、何とかして光を自分で入れよう。心からそう思ったとき、内なる根源につながる心で光が現われ、本当に幻の中に光が入っていくのを感ずるでしょう。
一度それを感ずると、その要領が分かり、あと自分の意志によって必要なときの幻に光、愛、叡智を入れていけるようになるでしょう。皆さん方はそのやり方をしっかりと心で見つけ、理解し、使えるようにしていってください。
この根源の祝福はのちほどしばらくしてから一人ひとりに行なっていきます。まずはそこにいたるまでに、これまでの自分の人生を一度振り返り、自分が一番神から離れてしまったとき、一番神を冒涜し、神につばを吐いたときを思い出してください。
神を否定し、神を無視し、神を冒涜したときに、心に穴が開き、神と反対のものが次々と心に入ってきました。心の中に神に近づけないように、神から離れるようにする働きがつくられてしまい、それによって神の力が使えなくされております。これがある限り、どれだけ神の祝福を得ようとも、神の力を発揮することはできません。自分の心をしっかりと感じ、神を冒涜したとき、神を無視し、神をないものとして生きていたときを思い出しながら、いかに自分が神からきたことを忘れ、神を冒涜したかをしっかりと心で感じ、神の前にすべてを告白し、悔い改め、新たなる本当の神として生きる決意を述べてみてください。
心から悔い改めたものをその真実の度合いに応じて心が温かくなってきているでしょう。心にまだ何も変化が起こらないものは、まだ真実を口に出しておらず、まだ自分が神に何を行なったかを思い出していないのでしょう。心が温かくなるまで自分が神に行なったことを思い出し、悔い改めていってください。
②幻に神の光を入れる
我は天御中主大神。人として生まれ、神として戻るものよ、自らを神として感じながら、正しく生きること、正しく生かすことを忘れてはならない。人を生かすこと、これが神の役割であり、自分は神として生き他を生かし、他を神に目覚めさせ、神として生きるように育てていく。これが一人ひとりの神としての役割であり、今日この瞬間から一人ひとりが神として生きる流れに導かれていく。
神として生きるものは、常に自らの心の神を神聖な状態で保持し、そこからけっして逸れないこと。どのような現実が訪れようとも、すべてが幻であり、幻の中で生きていることを感じている必要がある。この幻を素晴らしい世界に変えることが神の役割であり、幻と見える混沌の世の中に、光や愛、智慧を入れていき、素晴らしい神の住める国につくり変えていくこと。一人ひとりが行ない、一人ひとりが生きることである。
この神としての生き方は、けっして戻すことはできず、ひたすら先に進めだけであり、神なる道を歩くものは過去に執着せず、未来を期待せず、ただ与えられた幻を光に変えていく。光や愛を入れ、神の世界をつくり変えていく。ただそれだけが作業となっている、けっして心の中にわだかまりや違和感、ましてや苦しみや執着をつくってはならない。
心の中に神以外のものをつくり出すと、たちまちにして心が神ではないものに付きまとわれ、見るもののすべてが本当の幻になってしまう。本当の幻は神の光を入れようとしても、神の光がなかなか入らない。心から完全に邪なる波動を追い出し、本当に神として一体化しているとき、神とひとつになっているとき、見える幻は神の光によって神の世界へと変わっていく。
これをけっして忘れてはならず、またこの生き方は学べば学ぶほど、奥深い幻に変化し、いずれはすべての宇宙が幻から自分の宇宙へと変わっていく。すでに神としての道を歩み始めたこと、神として生きることを心でしっかり決意し、歩くことを分かってほしい。
③祝福
根源の祝福が今、終わりました。皆さんは神として心を改め、神としてこの国で生きることになります。この国においてすでに神として生きているものが数十人、おります。すべて根源の祝福を受け、自覚して生きているものたちです。いずれ出会うかもしれませんが、基本的には無理して探す必要はなく、あえて一緒になる理由もありません。
多くの人々は皆さんの光を求めており、幻の中で悩み、苦しみ、幻を変えようとしております。幻を変えるのではなく、ただの幻として認識し、幻を神の世界に変えていくこと。しかしそのためには心の中に神と異なる思いがあると、幻に神の光を入れることはできないために、まず心の中をしっかりと浄化していただき、本当に神の心で充満させること。
皆さん方はそれを行なっていき、人々の悩みや苦しみに対し、心から心の闇を取り除くことを教えていくのです。心の闇が光に変わるとき、準備ができ、その人の神として歩き始めるようになるでしょう。まず自分から幻と思われるこの世界に光を入れていく、愛を入れていく、智慧を入れていく。それを行なうことにより、自分が本当に現実を作っているか。自分が世界をつくっているのか。それがわかっていくのです。
まず自分の周りを神の世界につくり変えていく。またお互いに協力し合って、まずはこの国を神の世界につくり変えていく。それを行なうのです。この国を神の世界につくり変える。そのためにこの国のあらゆるものに光を入れ、愛を、智慧を入れていく。この国が神の光であふれ、神の光と一つになるとき、多くの神々がこの国にやってくるでしょう。多くの神々がこの国に降りてきて、さらなる神の力をこの国の人々に授けていくでしょう。皆さん方一人ひとりも今後の活動において、さらなる神の力が与えられ、神として生きる自覚を強くしていくでしょう。
一人ひとりのつくり上げる神の世界は、はじめは一人ひとり違う神の世界として感じられるでしょう。はじめの段階においてはまだ十分に自分の力を発揮できないため、一部の神の力で幻を神の世界に変えていきます。しかしいろんな神々の世界が現われ、いろんな神々が降りてくるに従い、自分のつくる神の世界が変化していき、そのうちにお互いに協力し合う別の世界をお互いにつくり上げ、協力し合って新たなるものをつくり上げていく。そういう感覚が次第に分かっていきます。
そうすると、一つの幻に対し、多くのものたちが自然に集まり、お互いが協力し、お互いの神の力によってより素晴らしい光や、愛、叡智が注ぎ込まれ、素晴らしい神の世界が創られるようになっていきます。このようにしてこの国は次々と人々が一つになり、新しい神の国として動き出していくのです。
皆さん方はけっして自分のやるべきことを忘れることなく、これからの進むべき道を忘れることなく、しっかりと神の道を歩いていく。それを進むようにしていってください。
④神の目覚めは神として生きる準備段階
私たちは光のマスターとしてお話をいたします。今日は日本という国のエネルギーを神の力でつくり変え、一人ひとりが新たなる道に向かうための準備が行なわれております。皆さん方がこの国において神がこれから行なうことをすべて準備していく必要があります。この国はすべての計画の準備の段階でもあり、皆さん方はこれから訪れるすべての現象の準備を行なっていくのです。
特に皆さん方は一人ひとりの目覚め、神としての目覚めや神としての行動に対しての準備を行なっていきます。まず自分自身が目覚め、神として行動できるようになること。神として生きるとはどういうことか。なぜ神として生きるのか。あらゆるものに対して、すべての人に説明できるのを正しく話ができるように整理しておき、実際に具現化できるようになること。それが皆さん方一人ひとりの準備となります。これからの作業において、常に根源とつながり、根源として生きる。根源としての国ができることをしっかりと心に刻み、生きるようにしていってください。
それでは少し休憩をとります。ありがとうございました。
⑤神になると鏡の性質も変化する
光の中の光、根源より、祝福を与えられた者、新たなる神の道に入ったことを喜びとしております。これから皆さん方は新たなる使命を受け、人々を神として目覚めさせ、自分が神として蘇り、新たなる神の世界を創造すべく、活動をしていただきます。
Aさん、あなたは根源とつながり、根源の役割を演じていくとき、人々はあなたにいろんな問いかけをしていきます。あなたにとっては分からない質問であっても、答えはすべて決まっております。どの人もすべて神であること。あなた方自身が神であること。神として目覚めること。まず神であることを思い出し、神として目覚めることが始まりであり、神として目覚めるためにすべてが現象化し、すべての幻は神として目覚めるために現れていること。すべての苦しみ、悩みは、神として目覚めるために必要なものであり、幻であるということに気がつくまでその学びは続くことになります。これがあなたのいつもの答えになります。人々は幻を真実として認識し、真実を変えていこう、真実から逃れようとして自分を神から遠ざけていきます。人々の苦しみを理解すればするほど、自分で作り出した幻に自分で苦しんでいる。自分がしがみついている幻に自分で躓いている。それが良く分かってきます。自分がしがみついている幻に気がつき、そこから離れること。幻に意識を向け、自分の心の中をしっかりと見て、幻に執着している自分の心をしっかりと見る。幻に執着しないようにすること。まずそれを教えていくのです。
Bさん、あなたが光の中で動き出し、神として働きかけるころ、周りの環境が少しずつ変化していき、自分の世界が変わってきていることに気がついていくでしょう。自分がまだ自覚していなかったころは、周りの人々は自分とは別の人間であり、自分とは直接は関係ないものとする認識がありました。しかし神の道を歩き始めることから、人々が変化していき、自分が何かをしないと人々が生きられないこと、ただ黙ってみていたり放っておくと、人々は光から離れ、自分を見失い、遠ざかってしまうこと。それが感じられるようになっていきます。一人ひとりがわざと神から離れていく。意図的に光から離れていく。それが良く感じられるようになっていきます。あなたはそれを感じたときから、神から離れる、光から離れるということをただ見ることはできず、彼らを神のもとへ、光のもとへ戻そうとする強い気持ちが現われてきます。これがあなたの働きになっていきます。心で一人ひとりに神から離れていく、光から離れていくと感じた人にささやきかけ、神の声を、光の声を届けていくのです。神から離れるものはだまされ、惑わされ、自分が別のところへ行くことを正しいことと思って、神から離れていきます。そういう人々をしっかりと心で感じたとき、真実を語り合ってください。あなたはどこへ向かおうとしているのか。何を望みとしているのか。何を楽しみとし、何を喜びとし、何を手にしようとしているのか。それを聞きながら、あるべき神の方向を少しずつ教えていくのです。いかに求めているものが欲の心であり、魔の心であり、それは自分自身を真実の平和にはさせないこと。いかに欲を満たそうとしているか、心は落ち着くことなく、常に心が不安定を感じながら、さらなる欲を満たそうとする方向へと動いていきます。それらの心をしっかりと見抜き、欲そのものを手放すこと。あるべき方向性をしっかりと教えていき、一人ひとりが光から離れていく、神から離れていることに気がつくように教えていくのです。単純にその人が何を求めているか、何を喜びとしているか、ただそれを聞き、話させるだけで相手は自然と分かっていきます。無理して真実を教えようとは思わないでください。ただその人の求めているものが何なのか、その人が何を手にしようとしているのか、ただそれを聞くだけで十分であり、自分ですべてが分かってくるのです。ぜひそうやって神から、光から離れるものを救っていってください。
Cさん、あなたの世界に少しずつ変化が起こり、自分の意識とは別に新たなる意識が目覚め、自分の現実を変えようとする動きが現われてきます。自分の現実を大事にし、自分の現実で生きてきましたが、新たなる神の波動により、この現実にひびが入り、このひびから神の光が入り始め、新たな現実に神が働きかけていきます。それによって一時的に自分の現実がうまくいかなくなり、これまでの計画が変更されたり、前に進めなくなるかもしれません。しかしそれらを心から受け入れ、神の光による変化として理解していく。新たなる自分の世界の神の創り出す世界へと変わっていき、神の力によって、神の手によって、動かされていることに気がついていきます。新たなる現実の中において、自分の波動に合う人々が変化していき、これまでとは違う人々との触れ合いが増えてくるでしょう。それにより新たなる意識が動き出し、新たなる人々に奉仕すべきこと、新たなる人々と話し合うことの意味が分かり始めていき、お互いがお互いを必要としている、お互いが意味あるものに誘われ、出会っている。そういうことに気がつき、一人ひとりとのつながりを感ずるようになっていきます。この流れを進める中で、心から感ずる言葉が増えていき、一人ひとり心からのメッセージが与えられるようになり、心から感ずることをそのまま伝えていき、その人に必要と思うことが心からやってきて、伝えていく。こういうことができるようになっていきます。一人ひとりの心を通して神の言葉が行き交うようになり、つながりをつくり、神の言葉で人々の心がつながっていきます。あなたの心の言葉を通し、人々がつながり、増えていく。心のつながり度合いにより、さらに多様化するつながりが作られていき、広い人間のつながりがつくられていきます。この流れの中で、人間との出会いをある程度、心の言葉で作る秘密が分かっていき、神の言葉を心で使うことにより、その言葉に人々が集まってくること。言葉が人を集め、言葉で人をつなげることが分かってきて、自分で心の言葉を自由に使えるようになっていきます。これがあなたがこの国で行なう役割であり、神の言葉を心を通してつくり上げていき、人々を集め、人々とつながる。新たなる人との関係を作り出していく。神の言葉を心で自由に操れるように、学びを深めていってください。
Dさん、あなたが神として自覚し、神として動き出すとき、あなたの神の意識レベルによってあなたに変化が訪れてきます。自分の神を否定しているときは、何も変化が起こりません。自分が神と理解し、神の言葉で、神の心で接しようと誓いを立て、行動に移すときは変化が起こり、人々はあなたを通して自分を見ることになります。あなたが神として自覚すればするほど、人々はあなたを通して自分を見ることになります。これまでのあなたを通して自分があなたの身体の中に自分を見つけてきました。しかし神とつながり、神とひとつになると、自分は本当の鏡だけになり、相手は鏡を通して自分そのものを理解していきます。人間における鏡の役割は相手を鏡と思いながらも、その中に自分を見出すという方法で人間は鏡を演じますが、神になると、神は鏡そのものになり、自分で自分を見ることになるのです。それゆえ、人々はあなたを鏡としてみることを始めていき、あなたと話しながらも自分が愚かだということに気がつき、あなたと話しながら自分が感情的だということに気がつき、あなたと話しながら自分が無知だということに気がついていくのです。このようにして神はただの鏡を演ずることになり、あなたと接する人はあなたを通して自分が神ではないという感覚を身につけていきます。あなたはそれを通して、イヤそうではない、あなたも神であること、ただ見失っているだけ、ただ勘違いしているだけ、本当は皆神であること、神になること、それが可能であることを教えていくのです。自分が神である自覚を持っていれば、それをほんのわずかでも自慢げに、得意になって話そうとすると、とたんに鏡は人間の鏡になり、自分自身が他人を鏡で見せるような顔になっていきます。したがって常に自分は純粋な神そのものであり、感情に乱されず、概念に惑わされず、ただ神として役割を演じていく、ただ神として心のつながりを大事にしていく、この接し方を忘れないようにすること。これからの活動において、自分が神であることをけっして忘れないようにすること。これがあなたにとって唯一の修行であり、この修行は神になるまでずっと続いていきます。神であるという心を保持し続けると、どのようなことがあっても惑わし、まやかしに惑わされず、ひたすら神として心を維持すること。それを身につけていってください。
Dさん、あなたが神として目覚め、神として動き出すとき、心の変化だけではなく、現実にあなたの生活の変化が現われてきます。神は喜びを求め、神は楽しさを求め、神はただそのままを楽しんでいきます。心の中にわずかでも疚(やま)しい心や疑い、迷い、比較を持ち込んでくると、心はたちまちにして神ではないものに汚染され、その幻想の中に誘い込まれていきます。あなたが幻想に惑わされながら、幻想の中に飛び込んで夢中になり、いつの間にかその幻想が真実であるかのように思い込んでいきます。神なる道を歩み始めたとき、幻想の中で夢中になっているとき、神からの思いが届けられ、いつまで幻想の中に浸っているのか、まだ幻想に夢中になっているのか、そのように働きかける神の光が降りてきます。夢中になっているとき、惑わされているとき、神の光を感じたら直ちに心の闇を振りほどき、神の光で充満させてください。神の光に充満させ、自分の神から離れた心をしっかりと見つけ、心を正し、神のモトへと戻るのです。神の心へと戻り、自分でいつどのような方法で惑わされ、神から離れたのか、なぜ神から離れてしまったのか、それを見つけていき、もう二度と惑わしに会わないこと、二度とだまされないことを決意し、常に神の光のままでいることを維持していただきます。神の光を維持できるようになると、あなたの世界が変化していき、あなたを惑わすエネルギーは心から離れていきながらも、あなたの周りの人を惑わすように働きかけていきます。あなたの周りの人を常に惑わすように、別のものが働き始め、あなたの周りの人を混乱させ、神から離れさすように感情を使っていきます。そのときにそれらの現象をそのまま受け入れ、そのままで解決しようとすると、よけいにまやかしの中に巻き込まれていき、また元に戻ってしまいます。あなたの周りで幻想に惑わされているものがいるとき、ただ神の光を流すこと。あなたが神の光で目覚めたのと同じように、ほかの人にもただ神の光を与えることです。正しい言葉を発し、正しい行動をとる。ただそれだけに徹し、けっして感情でぶつかったり、感情で何かしようとせず、ただ正しい言葉を使い、神の言葉を使うことによってまやかしであることを分かるようにしていく。これらを何度も練習することにより、だんだんやり方が分かるようになっていき、本当に自分が神とつながり、自然に神の言葉が口から出るようになるころ、周りの者たちもまやかしから逃れ、神の言葉で元に戻ることができるようになっていきます。少しずつ要領が分かっていくと、ほかの人にも同じことができるようになっていき、惑わしにあっているもの、まやかしにあっているものに自然と感ずる神の言葉を口に出し、正しい行動をとっていくと、惑わされていたものが惑わしに気がつき、正しい行動をとるようになっていきます。このやり方をマスターしていき、自分の身の周りの人を一人ずつ、眠りから目覚めさせていく。惑わしの世界から神の世界へと導いていく。これを行なうようにしていってください。
Eさん、あなたが神として動き始め、言葉を使い始めるとき、神から離れた多くの人々があなたを見ながら神とは何なのか、なぜ神が必要なのか、神とつながることがどういうことなのか、盛んに聞きだそうとします。彼らの多くはただあなたを試しているだけであり、ただ興味半分に面白がり、あるいは意地悪をしようとして質問を続けていきます。あなたはそれらを感じ取り、ただいじわるで質問しているのか、本当に知りたくて質問しているのか、それらを感じ取ることができます。本当に必要で本当に知ろうとして質問している人には心から感ずるアドバイスをしていってください。ただの興味半分で、ただ試して質問している人はテキトーに応えるやり方を身につけてください。そういう者たちには真実を話しても、実際には真実として受け取らず、都合のよいところだけをもっていき、間違って他人に教えていきます。しょせん、正しい真理を受け取る能力はないために、いくら正しく伝えても彼らには伝わらないのです。そういう歪んだ心の者たちには歪んだ心にふさわしいことしか口に出せないのです。本来の神は正しいことを口に出し、正しさを常に表していくでしょう。しかし意図して悪を好み、試そうとするもの、彼らははじめから真実を手にする必要はなく、彼らを真実の言葉で変えようとしても無理なのです。そういうものたちには心で感じた彼らにふさわしい言葉をただ言うことだけで十分なのです。ましてやアトで、正しく言えなかった、正しく説明できなかった、説明が不十分だった、このように思うことはまったく意味がありません。すべてが正しく行なわれているのです。正しく発言するというのは必ずしも内容をいうのではなく、心が歪んでいるものには歪んでいる内容でも十分なのです。自分がすべて正しく行動していること。相手のレベルに応じて合わせていること。それを理解してください。それぞれに心のレベルがあり、心のレベルに応じて言葉が出ていきます。すべての人に同じように、同じレベルで接する必要はありません。それぞれのレベルに応じて内容を変えていく。一人ひとりのレベルに応じて、心のレベルに応じた内容しか口に出ていかないのです。それを理解して、どの人にもその人に見合った言葉が出ていくのを感じ、理解し、自信をもって言葉を出していってください。
これから皆さん方が神として目覚め、この国で活動していくでしょう。一人ひとり自分に必要な人間が近づいてきて、皆さんが神になるように、ほかの人も神として目覚めるように現象がつくられていきます。すべてが幻の現象でありながら、神の光を求めていること、それを理解し、幻の中に皆さん方の愛と光、智慧を入れることを行なっていってください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。