2014/4/19 韓国セミナー |
このメッセージのいいねポイントは |
穏やかな愛ではなく強い愛を身につけること |
①苦手なものと向き合う力が必要
私たちは愛のカウンセルとしてお話をいたします。今日は韓国の地においてお話ができることを喜びとしております。この国の人々にとって愛を学ぶということはとても大きな意味があります。これまで愛というものがあまり正確に伝わっておりませんでした。どうしても男女間の恋愛的なことや、自分の好み、幸せなもの、愛してもらえる、そういう雰囲気が漂っておりました。
しかし愛を学ぶということはとても強い力が必要であり、けっして世俗的なエネルギーではありません。自分に強くなる必要があり、ほかの人のことを本当に考え、宇宙の気持ちを理解しなくてはならないのです。
ただほんわりとした、暖かいものをただ受け取る、ただやさしければよい、そういう類のものとはかなり違うのです。まず自分に対する強さ、これが要求されます。自分の都合の良いことばかりをしたり、自分が楽なことをしようと考えていると、愛が身につくことはありません。たえず自分との戦いであり、自分のできないことを率先して行なう。面倒くさいこと、やりたくないこと、そういう気持ちを起こして、それ以上に人のために、世のために必要と思うこと、それが愛の原動力になります。
したがって楽なときにしようとか、余裕ができたらしよう、人によってこの人は楽だからこうしよう、とかこういう行為は愛ではなく、自己中心的な行動になります。自分との戦いであり、自己中心的な行動によって人のため、世のためにを優先する、これが愛の原動力になります。
また愛は人間同士のつながりでもあり、相手のことをよく知らなくてはいけません。表面的な相手ではなく、相手の魂を見通すのです。その人の魂が何を求めているか、その人の魂の成長のために、どうあるべきか、これを見抜く力が必要となるのです。その人はエゴのレベルで自分の求めているものがあるかもしれません。しかしそのエゴとは別に、魂は正反対のものを要求している場合があります。
その場合は相手のエゴを満たすのではなく、相手の魂が望んでいることを満たすように行なうのです。当然、その人のエゴの心からすれば、嫌な人だと思われるでしょう。意地悪な人、私のことを分かってくれていない、そう思うかもしれません。それでも魂が望んでいることを行なうのです。
非難されるかもしれません。それでもその人を非難したり、その人を怒ってはいけません。その人のエゴの心をそのまま許す必要があります。その人が分かる時期がくるまで、その人を許すのです。愛はその人の魂の成長を考えていきます。しかしだからといって常に人間に厳しいことばかりを言うのではありません。人間としてよい人格になること、調和のとれた人間になること、そしてその人自身が愛を身につけること。それを理解して接することが必要なのです。
けっして他を下に見てはいけません。愛がないからといって、その人を非難することはできません。愛は大きな観点が必要となります。一人の人間をただ上から見るのではなく、その人の世界全体を感じ取ることが必要です。その人の生きている空間全体を感じ取るのです。そしてその人がどういう学びをしているのか、なぜ今、ここに来て自分と接しているか、それを感じ取るのです。
こういう練習をしていくと、だんだん一人ひとりを見る力が変化していき、一人ひとりの魂が感じられてきて、その人の人生が感じられてくるのです。その人の人生において正しいアドバイスができるようになっていきます。自分自身の愛を身につけるために、自分自身の苦手な人、自分にとって会いたくない人、自分にとって厄介な人、そういう人と向き合うことはとても大切なことです。
苦手意識を持っていると、そのエネルギーがずっと自分にまとわりついてくるのです。苦手という意識を取り除く必要があるのです。そのためにも苦手という意識を持っている人と積極的に向き合い、苦手という意識をなくしていくのです。いろいろ自分にとって嫌なことを言われるでしょう。馬鹿にされる、コントロールされる、いつも自分を勘違いして誤解している、いろんなことがあるでしょう。
でも逃げていても、このエネルギーはなくならないのです。それらと向き合って、本当の自分を見せていく。相手を分かろうとすると、本当の自分が理解されていきます。自分が誤解されているのは、自分が相手を誤解しているからです。自分が相手を正しく知ろうとしない限り、自分を正しく知ってくれることもありません。すべて自分を他人が見せてくれているのです。
つまり自分の苦手な人と向き合うことは、自分自身と向き合うことであり、他人を愛するということは自分の嫌なところを愛するのです。常にこれが分かってくると、他人を見るたびに、自分を見せてくれている、自分自身が他人を通して見える、どのような人でも愛をもって接することができるようになります。それは自分自身だからです。
この愛のエネルギーをこの国全体に広げていくために、皆さん方一人ひとりがそれを実行していくのです。他人を鏡として他人を愛し、結果的に自分が愛されていく。でも自分が愛されるために他人を愛するのではありません。それは欲になります。欲はカルマをつくります。自分が愛されるために他人を愛するのではなく、ただ相手を愛していく。この本質を理解しておいてください。
この愛をこの国全体に広げるために、一人ひとり自分の周りの人に愛を広げていくのです。家族や友人をはじめ、付き合いのある人、いろんな人とまず愛を交わしていくのです。愛するといっても意味が分からないかもしれません。特別なことをする必要はありません。ただいつも良い人間として接していくのです。正しい言葉遣いをし、相手を丁寧に扱い、相手の言いたいことをちゃんと聞き、正しい言葉で相手と接し、必要と思うことを行なっていくのです。難しく考えることはなく、ただ普通にその人にとって良いことをしていってください。
②パートナーとの関係は悟りを高める
私はイエスと呼ばれたものです。愛のカウンセルという学びにおいて、どうしても話をしたいと思ってやってきました。愛という言葉がかなり世俗的に使われ、陳腐化され、そのために誤解されているところがあります。あまり精神的な学びには関係なく、遊びのような感じ、世俗的な感じがする、そのように認識されるところが見受けられます。しかし本来の愛はとても強い力が必要であり、愛を学ばずして悟りにいたることはできません。真実の悟りは本当の愛を身につけたものにやってくるのです。
確かに私は家族を離れ、自分の修行に励んだことがあります。真理を求め、自分に目覚めるために、自分の修行を行なっていきました。しかし片時も家族を忘れたことはありません。修行を行ないながらも、家族に愛を送り、少しでも家族が平和であるように、家族に問題が起こらないように、いつも遠くから見守っておりました。
確かにエネルギーだけでは家族は満足しないでしょう。しかしどこかで必ず信じてくれるところがあるのです。家族に向け、愛を送っている限り、家族は私に対して不信感を持つことはないのです。家族を離れ、家族と意識的なつながりを切ってしまうと、愛のエネルギーを送ることがなく、家族が愛で満たされることがなくなっていき、家族は不安や心配の思いばかりを出していきます。それは正しいエネルギーをつくることができず、愛を身につけることもできないのです。
したがって家族を捨て、修行するにしても、やはり家族に対する愛は必要であり、もちろん多くの人々に対する愛が必要であり、この愛の強さによって悟りへと導かれていくのです。ただだからといって皆が家族を捨てて修行すれば、愛が強くなり、悟れるというわけではありません。心弱いものが修行に励もうとして家族から離れるものがいますが、ほとんどのものが悟りを手にすることができず、愛も身についていないのです。
今のこの世の中において、本当に愛を身につけるというのは難しいでしょう。一人ひとりが悟る手前にきているからです。悟る手前にくると、これまでの数多くの学びにおいて悟りにいけなかった問題がすべて戻ってくるのです。悟ることができなかった障害、悟りを妨害していたもの、そういうものがすべて戻ってきて、それらを一気に体験し、克服して悟りに至るのです。
したがって今の時代において、悟りを得るというのはとても難しいでしょう。家族の問題、自分との戦い、いろんな問題がやってきて、なかなか悟りが得られないのです。それでも皆さん方はそれを乗り越える必要があります。現実の中で、自分と戦い、家族と協力して、愛を身につけ、強い心を身につけ、そして悟りに至るのです。
女性の方々は特に女性性のエネルギーを学んでいる方は、平和を求め、幸福を求め、家族が調和のとれた家庭になることを望むことでしょう。もちろんそれは良いことであり、生命が平和的に進化していきます。だがつい自分の家庭を平和にしようと思うため、自分の家庭のことだけを考えてしまい、つい見方が小さくなってしまいます。世間の見方が狭くなり、大きな視点で見ることができなくなってしまいます。
女性が愛を広げていくために、大きな視点で物事を考えることです。自分のやり方や自分の家庭のやり方に留まらず、ほかの人の考え方、ほかの人のやり方を認め、それを許し、時々自分もそのやり方を参考にしてみる。このような融通性が必要となります。女性はいかにこの融通性を身につける、譲れるところは譲り、一人ひとりがしっかりと調和を感じながら、全体的に大きな調和を作り出していく。その意識を身につけるように進めていってください。
それではアドバイスをしていきます。
Aさん、あなたの魂はとても輝いています。人を大切にしようという思いがあります。何か人のために役に立ちたい、人のために素晴らしいことをしてあげたい、そういう波動が魂に宿っており、そういう機会があることを望んでいるのです。あなたの0魂がさらに成長するために、自分の愛を大きくすることはとても大きなテーマでしょう。困難な問題があると、つい避けてしまう傾向があるのです。やはり少しでも楽なことをしていく、面倒くさいことはしない、できるだけやりやすいところから行なう、こういう気持ちがあるために、大きな愛を身につけることが難しいのです。これからはあなたに大きな愛を身につける機会がやってくるでしょう。小さなことで満足していた自分が、大きな心を身につけるチャンスがやってくるのです。心を強くし、恐れることなく、大きな問題にも取り組んでいってください。必ず乗り越えることができ、強い愛を身につけていきます。
Bさん、あなたはとても優しい心を持っています。一人ひとりを心から愛することができます。本当に幸せを求めています。なぜ世の中、問題が起こるのか、何で喧嘩があるのだろう、どうして仲直りしないのだろう、そういうことに疑問を持ち、本当の平和を望んでおります。あなたのこれからの流れにおいて、男性を通してとてもいろんな問題を感じていくでしょう。考え方が分からない、どうしてそういうことをするのか分からない、そういう問題を一つひとつ克服しながら、あなたは本当のものを手にしていきます。理解できないとき、それを避けたり、逃げたりするのではなく、それが理解できないという自分を見ていってください。相手を見るのではなく、相手に問題を抱えている自分を見ていくのです。なぜ自分はそういう人が苦手なのか。なぜ自分はそういう人を避けるのか。自分を見ていったとき、常に何か恐れている。自分の中に恐れている自分が見つかります。この恐れている自分を自分で愛していくのです。恐れている自分を自分の愛で最大限に愛し、恐れている自分を安心させ、恐れからなくしていくのです。自分自身の恐れている自分を愛で治していく。そうすることにより、相手に対する不安や恐れも消えていきます。ただ自分で恐れていたこと、自分が避けていたことに気がつき、すべてを自分の愛で治せることが分かっていくのです。自分を愛することにより、他を愛することができる。ぜひこのエネルギーを学んでいってください。
Cさん、あなたの愛はかなり進化してきています。これまでの人生で身につけてきた愛のレベルがあり、家族や周りの人に対し、少しずつ大きな観点で見えるようになってきております。スピリチュアルなレベルで、進化のレベルで見ることができ、一人ひとりに必要なこと、一人ひとりがテーマとしていること、それが感じ取れるようになってきている。一人ひとりに適切な行動がとれるようになってきています。自分のこれからの方向性において、けっして自分を低く見ないでください。自分は成長してきていること。少しずつ愛を広くしてきていること。それを理解して、自分の方向性を確認し、いろんな人に適切な行動をとっていく。ぜひその愛を身につけていってください。
Dさん、あなたはとても強い力を身につけています。自分の成長のために大きな原動力になっていました。この力をこれから愛という方向で使っていく必要があります。愛という力に変えていくために、一人ひとりが本当に求めているものが何なのか、その人の抱えている問題の本質は何なのか。その人がなぜ自分のところにきたのか。それを感じ取っていく。あなたのところに来る多くの人が、エネルギーの使い方を間違えていてきたのです。能力があるのに使い方が間違っている。エネルギーは強いのに使い方が間違っている。知識があるのに使い方が間違っている。そういう使い方の間違っている人があなたのところに来ているのです。そういう人を見ながら、あなたがそれを感じ取って適切なアドバイスをしていく。そのアドバイスの一つひとつが自分に対してのアドバイスにもなります。自分の強い力をどこに使ったらよいのか。どのようにしたら愛になるのか。それを教えてくれるのです。周りに集まってくる人、一人ひとりを感じながら、正しい力の使い方を教えていく。それが自分だということに気がつき、自分自身が正しいエネルギーを使っていく。結果的に、愛が使えるようになり、強い愛をもって他人と接することができるようになります。
Eさん、あなたの意識レベルの中で自分を成長させようとする意識レベルと、周りの人と仲良くしようとする意識レベルがうまく噛み合うことができずに、存在しております。これをどのようにしてうまくもっていくか。自分の意識レベルをうまく高めながら、周りの人とうまくやっていく。そのためには本当の自分をどこまで皆に見せていくか。あるいは本当の自分を隠して、皆に合わせていくか。これがあなたのテーマになっております。自分自身を成長させるためにある程度自分の世界に入り、自分を高めることは必要でしょう。しかしそこにはまってしまうと、周りとのつながりがなくなり、身についた知識が役に立たなくなっていきます。周りに役に立たせるために、多くの人々の中で学んだことを使っていく、愛と慈悲を実践していく、人々に奉仕をしていく。こういうことも必要となります。しかしなかなか慣れていないと、エネルギーの使い方が不十分になる、せっかく愛と奉仕を行なったように見えても、エネルギー的には不十分なままで、実際に流れていかない場合があります。知識で身についた愛や奉仕ではなく、心から行なう愛と奉仕が必要なのです。心からその人のために何かしてあげたい、心から人々のために何かしてあげたい、こういう力が必要であり、これが本当の自分をつくり上げていきます。これからの愛の学びにおいて、心から人に接していく、心から人々と接していく、ぜひこの力を身につけていってください。
Fさん、あなたはいろんなレベルにおいて、さまざまな学びを体験しております。スピリチュアルな学びを進めながら、家族や周りの多くの人々、関係する人々ともうまくやっていこうとする。いろんなところに目を向けるために、自分ではすべてが中途半端な感じで、何をやっても不完全という意識があります。しかし本当はそうではなく、十分にいろんな力が身につき、光が強くなっていることを感じてください。あなたの光が年々強くなっており、人々に与える影響力も強くなっております。自分の心の中で、不安や恐れ、心配となって感じているものの多くのものが、実際にはそれほど大きな問題ではありません。単なる一つの問題であり、深刻な問題ではないのです。あなたにとっての深刻な問題は、スピリチュアルな学びをやめさせようとする力です。これが一番の問題であり、このエネルギーが頻繁にあなたを襲っております。そのたびにもう学びをやめようか、もう学ぶのはよそう、こういう感覚が入ってきます。これはあなたの不安ではなく、あなたの成長を妨害させようとするエネルギーなのです。自分のエネルギーではなく、光を阻止しようとするもののエネルギーです。けっしてそれに負けてはいけません。無視することです。深刻に考える必要はありません。そういったことに気をとられることなく、毎日を精一杯生きてください。家族を大事にし、周りの人一人ひとりを大切にし、平和で幸せな人間関係を作り上げていく。そういう人々と友達でいる自分を喜びとし、自分はなんと恵まれているんだろう。自分はなんと愛されているんだろう。ただそれを感じてください。それで十分にあなたの愛は強くなり、宇宙に愛され、あなたのスピリチュアリティも高くなっていくでしょう。
Gさん、あなたの心はとてもおだやかで、多くのマスターたちもあなたの心を大事にしています。あなたの心は安定を好み、平和を維持しようとしています。しかしいつまでもその中で眠っていてはいけません。時には目をしっかり開け、現実の中で目を覚まし、現実を変えようとする力が必要なのです。あなたにとって面倒なことであり、やりにくいことでもあるでしょう。現実の中に入ると、平和な心が乱され、たちまちにして不安がやってきて、いろいろできない自分が見られてきます。しかしそこに意識を向ける必要はありません。それを楽しんでいくのです。面倒くさい現実の中で、面倒くさいことをやっていく。それを楽しんでやっていくのです。なんとこの物質世界は、世俗的な世界は不便で、面倒で、無駄が多いのか。それを感じながらも、それを少しでも平和な方法で、少しでも秩序ある方向へと頭を使いながら、平和で幸福な現実へとつくり変えていくのです。物質世界から逃げるのではなく、わざとそこに意識を向け、飛び込んでいく。ぜひその強さも養うようにしてみてください。
Hさん、あなたは十分に光を学んでおります。光のマスターも常にあなたの身体を使い、周りの人々に影響を与えようとしております。いわゆる悟りというレベルで成長を続けており、確実に進んでいるでしょう。あなたにもいろんな選択肢があり、このまま悟りへと進んでいくのか、それとも本当の魂の目覚めに進んでいくか。本当の魂の目覚めというのは、自分の苦手なこと、面倒なこと、自分のやりたくないことに挑戦し、これまでの自分とは違う自分を目覚めさせ、新しいエネルギーをつくり出していく。あなたが苦手なことに挑戦し、やりたくないことに目を向けていくと、そのエネルギーを体験させる女性が現われてきます。あなたの悟りへに道を妨害させ、やりたくないことをするような状態になるでしょう。それでもその相手と精神性を高めながら、聖なるエネルギーをつくり上げていく。そして魂のレベルを大きく上げていく聖なるエネルギーをつくり上げ、悟りを超えた新たな魂のレベルへと進化していく。こういう道も残されております。決まっているわけではなく、あなたの自由意志によって現われてきます。自分の魂をよく感じながら、どれが自分にとって良い方法か、いろいろ感じながら、自分の方向性を作っていってください。
Iさん、あなたは多くのマスターに愛されています。平和的な心が多くのマスターに通じ、少しでも平和な心を広げようと活動をしております。この平和な心はある一定段階の平和になっており、これを大きくするための平和のレベルがあります。あなたが今の平和のレベルで満足するか、それとももっと大きな平和を作り上げていくか、これがあなたに選択を要求されております。今の平和ではなく、さらなる平和を作るためには、心の在り方をまた変えていく必要があります。人々の心をしっかりと把握していき、人々の心の中にある醜いもの、人々が攻撃しあう心、批判しあう心、それらをまたしっかりと見ていく必要があります。攻撃的な心や、排他的な心を持っている人、そういう人々を感じながらも、さらなる平和を作り上げていく。そういう人々をも心から認め、許し、自分がそういう人々の近くに行くと、そういう人々の心が穏やかになり、平和な心になっていく。そういう心の強さがあなたに要求されていきます。そして多くの争いの心をあなたの心が平和に変えていく。これが行なわれるようになると、今の平和のレベルを超えた新たなる平和が作られていきます。そのためにも平和を乱す心を見ていき、それを認め、感じ取りながらも、自分の心でその心を変えていく。そのやり方を身につけるようにトレーニングをしていってください。
Jさん、あなたの心の中に、平和を求める心、調和を求める心、そして自分を中心にしていきたい心、これらが共存しております。したがってあなたの周りは平和で満たされる場合と、調和で満たされる場合と、あなたを中心にして集まっている場合、こういう世界があります。調和で満たされている場合や、愛や平和で見た足されているときは、十分に喜びがあり、人々も平和な感じになるでしょう。しかしあなたを中心にしている場合は、少し周りの人が違和感を感じたり、誰かが圧迫感を感じたりするときがあります。今後の方向性として、この部分のエネルギーをいかに減らしていき、本当に一人ひとりが安心できる調和をつくり上げていく。多くの人が自由に、楽な心になっているのが、つくられた調和ではなく、一人ひとりのエネルギーが自然と作り上げる調和、全体を仕切る平和ではなく、一人ひとりの平和の心で作られる平和、そういう平和な心を作ることです。自分のエネルギーの遣い方を少しずつ変えていき、一人ひとりが作り出す平和、それによって作られる全体の平和、ぜひこれを体験できるようにもっていってください。
Lさん、あなたの心の中に、正しさを追求する心、人々を導く心があり、これを骨格にして人々と接しております。いかに人々を正しく導いていくか。人々のあるべき方向性がどこにあるか、それを感じ取って人々を導いております。これからの方向性として、これを愛というエネルギーとどう向き合っていくか。これまでの方向性で、正しく教えていくという方向を進めていくか、それとも愛というエネルギーを使い、調和のとれた人間関係を作り上げていくか。ちょうどこの分岐点にきております。正しく導くという道を追求していくと、確かに成長はどんどん進んでいき、真実を手にすることが多くなるでしょう。しかし正しく教えるという道を進むと、必ずといってよいほど、妨害が多くなり、批判するもの、噂を出すもの、足を引っ張るもの、いろんなものがやってきて、それらとの戦いの中で成長することになります。愛というエネルギーを学んでいくと、愛で人々を導くという力になっていき、真実を妨害するエネルギーではなく、ただ平和を乱そうとするものが近づいてきます。感情的なエネルギーで、ただ妨害をしてくる。しかし真実を追究する意識を身につけていくと、感情的な妨害をする人がいても、それらに惑わされることがなく、何が真実であるかをしっかりと感じ取ることができ、いちいち妨害に惑わされることはありません。したがって愛を身につけておくと、妨害に対してある程度、強く対処することができます。真実の道だけで教えようとすると、必ず妨害が強くやってきて、足を引っ張っていきます。どの道を選ぶか、それはあなた自身の選択になります。
今日は初めての愛のカウンセルのお話になりました。そのために個人的な男女間のエネルギーではなく、愛という観点での全体的なテーマをアドバイスとして行ないました。皆さん方との接点が多くなっていくと、少しずつ細かいアドバイスを行なうようになります。またいつか皆さん方と会えることを楽しみにしております。ありがとうございました。