20130225 of Central Sun Ascension Report

2013/2/25 宇宙交流会

現実をつくるのは心

①現実を見るのではなく心を見る

私たちは光の存在としてお話をいたします。皆さん方の話の中で意識レベルを上げるということについての話がなされておりました。皆さん方の意識レベルを上げるという方法について、まず皆さん方の今の意識レベルという状態がいわゆる人間としての普通の意識レベルとしておきましょう。

肉体で五感を使い、体験している世界を本当の世界と信じ込んでいる、周りの世界や周りの人々も見えるようにそのまま存在していると理解している、これが普通の人間の意識レベルといえます。そして五感で感じたり、心で感ずることすべてを自分にとっての真実として受け入れていき、いかにこの世界を楽しく面白く生きるか、できれば少しでも優越感を味わったり、人よりも良い思いをして楽しい人生を送っていく、こういう意識レベルが普通の人間の意識レベルと言えるでしょう。

もちろんこれは必ずしも皆さん方の進むべき道ではありません。この意識レベルにある人は次の意識レベルへと上げていく必要があります。次の意識レベルというのは今の意識レベルで日常生活を続けていても、いくらやっても心が安定しない、心が楽しくならない、常に不愉快な現象が起こる、どうしても解決できない現象が起こる、いろんな問題にぶつかり、解決しようとしても本質的に解決できないことがたくさん現れてきます。

現れてくる現象を解決しようとしたり、これをもっと良いように自分のやり方で変えようとする意識レベルが普通の人間の意識レベルとなるのです。その次の進むべき意識レベルはこういった現実や現象をそのまま受け入れていき、それを変えようとしないこと、周りの人から嫌なことをされたり、嫌な現実を体験することになったり、不愉快なことがやってきたとしてもそれをそのまま受け入れていく、それを変えよとせずそのまま受け入れること、これが次の意識レベルになるのです。

もしそこで何かを変えようとしたり、それを否定しようとすると、必ずそこに力が入っていき、それが自分の世界を変えるように戻ってきます。まずは現実そのもの、現象そのものをすべて受け入れていく、当然そうすると受け入れたくない現実や認めたくない現象があるでしょう。その認めたくない、受け入れたくないという心がどこからやって来るのか、なぜその現象を受け入れたくないのか、その自分の心を素直に見ることが必要となります。

現象を見るのではなく自分の心を見ていく、現象はただ次から次といろんな現象がやってきます。不愉快な現象や嫌な現象もやってくるでしょう。その一つひとつに反応する自分の心を見ていき、なぜ自分はその現象を否定するのだろう、なぜその現象を自分は避けようとするのだろう、その心を見ていきながら自分の心の動きを観察していくのです。

心が否定している根本的な理由がどこから来るのか、自分が嫌な思いをするから、自分が否定された感じになるから、自分のことを認めてくれていないから、いろんな理由によってその現実を避けようとします。これらの認めてくれない、分かってくれない、自分を否定している、こういうような気持ちそのものがこの現実を引き寄せているということ、自分にそういう心があるからそういう現象が起こるということ、まずそれを見抜く必要があるのです。

自分の心をしっかりと見ていき、自分の心が現実を引き寄せているということ、これが分かってくる、これが皆さん方の次の意識レベルになります。そして自分の現象のすべてが自分の心からつくり出されている、たとえ他の人から嫌な思いをされたり、嫌なことを言われたり、物質的に危害を加えられた、そういう現実であったとしても、自分の心をよく見ていくとそういう現実をつくり出す心が自分の心にあるのです。

こうやって自分の心の動きをすべて見ていき、すべての原因が自分の心から来ている、自分の心が現実をつくり出している、これをはっきりと理解すると現実をただ受け入れるということに大きな意味があり、現実や現象を受け入れることそのものが自分の心をしっかりと見て、そして真実を見る力が養われてくる、一人ひとりがそうやって自分の心と向き合い、自分の現実をしっかりと理解する必要があるのです。

すべての現実が自分の心で生み出されている、自分の現実はすべて自分だけの責任であり、他の人のせいではなく他の人が自分に悪いことをしているわけでもない、すべてが自分の心で生み出されている、これがはっきりと理解され自分の心をコントロールすることが大事であること、自分の心をいかに良い方向へと持っていくか、それだけが重要なことだと理解されていきます。

こうやって心をしっかりと見ていくと、自分の心をどのように動かすとどのような現実がつくられてくるのか、自分の心の動きと現実の関係が分かってきて、その後に、では現実をどうつくるためには心をどう動かしていくかの、心をどのようにすると現実がどう変わるのか、この関係が分かってきます。この心によって現実をつくり出すという働きは徹底的に自分の心を見るということによって養われていきます。

すべての現実を受け入れ、すべての現象を受け入れるというやり方によって心を見るということをしない限り、心を使って現実をつくるということは絶対にできません。徹底的に自分の心を見つめ、心の動きを理解した上で初めて心から現実をつくることができるようになるのです。

心から現実をつくれるようになり意識レベルが上がっても、自分の心でつくり出せる現実の領域や限界がはっきりと分かってきます。自分の現実は自分の心が生み出すものであり、他の人の現実はその人個人の心から生み出されていきます。自分は他の人の現実にはどこまで意識を向けても介入することはできません。

どのような現実であっても他人の現実にはまったく関与できないのです。自分は自分の現実でのみ自分の心でつくり出すことができます。そしてそれはすべて自分の責任であり、他人はまったく関与してきません。自分の現実、自分の世界はすべて自分だけのもの、これがはっきりと理解され、自分で自分の世界をつくることに意識が集中されていきます。

これがはっきりと分かってくると自分の世界を自分の心でつくり出す喜びが理解されていきます。他の人は他の人の現実を自分でつくっている、たとえそれがネガティブな人生であろうと、辛い人生であろうともすべて本人が心でつくり出していること、それがはっきりと理解されていきます。

そして自分の現実はすべて自分の心からつくり出され自分の心だけの問題であり、他の人はまったく関与していないこと、はっきりとそれが理解され自分の世界を自分の心で思う存分つくるように意識が変わっていきます。自分の世界をどんどん新しく生み出す能力が身に付いてくるでしょう。しかし当然自分は心が豊かになり、自分の人生を喜びを持って生きることができるようになっても当然他の人は苦しい人生、悩みの人生、混乱する人生を歩んでいるでしょう。

しかし自分自身ははっきりとそれを理解しており、まだ意識レベルが上がっていない人は少しでも自分の心を見るようにそういう現実がやってきている、一人ひとり自分の心を見るように設定されている、ただそれが理解されております。そして自分の心をしっかりと理解した人だけが自分の人生を有意義につくり出していくのです。

皆さん方の進むべき次の意識レベルはこういうレベルですが、もちろんこれはまだまだ下のレベルであり、先へ先へと進化していく必要があります。すべてが自分の心で生み出されている、それが分かってくるとさらに心と現実をつくる仕組みが深く入っていき、自分の世界をさらに大きく心でつくり出せるようになっていきます。そしてある一定レベルまで自分の心が進化成長していくと自分の心とうまく共振する魂の持ち主、自分の心と関連している魂の持ち主が感じられてきて、同じ使命を持つ魂同士や同じ波動を持つ魂同士が何らかの感覚で理解し合い、お互いに協力し合う思いが心の奥底から生み出されていきます。

そして関連する魂の持ち主がお互いに近付き、協力し合い、そして大きな現実をつくろうという意識へと変化していきます。このようにして心が大きくなると大きな心のレベルでお互いに通じ合う人が理解されていき、大きな世界をつくるようになっていきます。そしてそういう人々が少しずつ増えていき気が付くとかなり多くの魂で自分が一体感を感じ、大きな宇宙をつくり上げていることが理解されていきます。

そしてこの大きな宇宙をつくり出している最中にいろんな働きが自分に感じられてきて自分の役割、宇宙の中において自分が成すべきこと、自分が心から望んでいることが感じられてくるのです。この心の奥底から感じられてくる自分の思い、これが自分をいろんな宇宙へと動かしていきます。次はどの宇宙へ行きたいのか、次はどの星でどういう役割を行ないたいのか、そういうのが心の奥底から現れてくるのです。

よく皆さん方、いわゆる地球の人間は自分の使命を教えて欲しい、自分の役割を教えて欲しいとハイアラーキーや銀河連盟に聞く人が降ります。本来役割や自分の使命は他から与えられたり、あるいは神から言われたりするものではなく、すべて自分の心の奥底から湧き出てくるものです。自分の心からこれをこうしないといけないとか、こうしたい、このように持っていきたい、そういう風に沸き起こってくる思いがあり、それを何とかして実行しないと居ても立ってもいられなくなる、何とかしてこれを実行しないと気が済まない、そういう思いが自分を特定の星に導き、そして生命を持って生まれようという思いをつくり上げていくのです。

すべて自分の魂の奥底から沸き起こる使命であり、自分でつくり出すのです。皆さん方もそうやって自分の内面から来る思いでこの地球にやってきました。しかしもちろん自分の内面からの思いといってもそこには宇宙の思いも入っており、また地球の思いも入っており、当然神の思いも入っているのです。いろんな思いが自分の内面から沸き起こってきて、そして心を駆り立て自分を動かしていくのです。

皆さん方はこうやって少しずつ心を進化させ、魂を成長させ、そして大きな宇宙へと進化していくのです。これが意識レベルの向かう方向性であり、今の肉体の人間から次第に宇宙の存在へと進化していくのです。自分がどのようにしたら意識レベルが上がるのか、そう思っている人はまず自分の体験している現実をそのまま受け入れるということ、すべてが自分の現実であり、自分の心から生み出されていること、それをはっきりと実感するところから始まっていきます。ぜひ自分の心を見ていく、心をしっかりと把握すること、それを始めるようにしていってください。

②寒波は冷たい心の表れ

私は寒波という波動です。寒波という波動が人間によって名前を付けられ、識別されております。しかし自然界の現象において寒波という特別な存在がいるわけではなく、人間の意識によって特徴付けられた波動と言えるでしょう。この自然現象、自然科学的な寒波という現象ですが、基本的には人間がいようがいまいが関係なしに自然界の中でエネルギーが動いていきます。

特にこの地球は四季という季節の変化がとても特徴的であり、寒いという意識から暑いという意識までの間にいろんなレベルの認識の状態があります。この地球はいろんな実験的な意味が入っており、ほとんど人間の住むことのできない極寒の世界から、かなり人間にとって暑すぎて生命も脅かされそうな灼熱の世界までいろんな世界が設定されております。

この地球上における極寒から灼熱までの状態は皆さん方が心でつくり出した世界、そのものを現しております。人間の心には極寒のように冷たい心から灼熱のように熱い、燃えたぎるような波動の状態までいろんな心の状態が存在しております。それがこの地球上に再現されており、自分の心そのものをどのようにして感じていくか、それによって地球の表面の状態が変化していきます。

皆さん方の意識からすれば地球の季節が少しずつ変化してきて、冬がほとんど以前とはまったく違う寒い冬に変化してきて、また夏は夏で以前とはかなり違う気温の高い夏へと変化してきている、極寒にしても灼熱にしてもそれぞれの極まりを高くしていき、差が大きくなってきている、これは人間の心自身がそのように変化していることを現しております。人間の心が以前よりもさらに冷たい人間が多くなり、またすぐ熱くなって周りを破壊させるくらいの強い波動を出している人間まで、とても多くの人間たちが心をより強く現しているのです。

人間の心が地球の自然現象をコントロールしています。口では愛を愛をと言いながらまったく人の心を考えていない人、まったく社会のことを考えていない人、こういう人が増えてくるとさらに冬は冷たく寒い冬へとなっていくでしょう。また自分の思い通りにいかないとすぐに熱くなり相手をコントロールしようとする、相手を破壊させようとする、こういう人が増えてくると夏が余計に暑くなり周りを破壊させるくらいの強いエネルギーを放出させていくでしょう。

人間が常にほどほどに周りの人を全体のことをよく考えたり、常に社会のことを考えていると程良く周りが暖かくなり、また自分をしっかりとコントロールして自己中心にならないようにしておくことにより、灼熱の状態が減っていくことになります。あくまでも人類の集合意識における心の状態であり、一人ひとりで見た時に必ずしも自分が出した波動で自分の世界が一変するわけではありません。

確かに自分の出したエネルギーは自分のエネルギーであり、自分の現実に戻ってくることになります。しかしだからといって自分の出したエネルギーが自然や環境に影響を与えるのには必ずしもすぐに直結するわけではなく、いろんな仕組みがそこに入っております。自分の住んでいる地域で見た場合でも自分が地域のことをどこまで意識し、感謝の心を持って住んでいるか、自分が常に自然界に意識を向け自然界に感謝や喜びの念を持っていると、自分が住んでいる地域は一人ひとりをそれとなく助けてくれることになります。

たとえ寒い状態になったとしてもたまたま自分はそういう状態には巻き込まれず、暖かい感覚だけを感ずることができた、たまたまその寒い時には自分はそこにいなかった、そういうような状況によって常に自分がうまく守られたりすることがあります。土地のことを普段からよく意識し考えて自分の心をコントロールしていく、そうすることにより自分は自然界から辛い思いを受けることはなくなっていきます。

しかしだからといって自然界からの仕打ちが嫌だから自然に感謝をする、自然界から被害を受けないために自然を愛している、もしそういう気持ちを持ってしまうと逆に自然界からのいろんな仕打ちを引き寄せることになってしまいます。無条件に自然界を愛し自然界と一体感を感ずること、これが条件であり、何らかの期待をしたり、見返りを求めるとまったく反対の現実が自分にやってくるのです。

たとえ自然界の現象であってもそれをすべて受け入れていき、そして自分の心を見つめていく、なぜ自然界は自分にこういうことをするのだろう、なぜ自然は自分にこういうことを現すのだろう、そうやって常に自分の心を見ていくと自分が自然界にどういう思いを持っていたか、自然界とどう接していたかそれが分かってきます。

そうやって自然界に対してできるだけ自然のために何らかの良いことを行なっていく、自然界が発展することを自分なりに考えて工夫してみる、こういうことにより自然界との繋がりが良い状態へとなっていくのです。今年いろんな意味において自然界が人間にメッセージを与えていくでしょう。今は寒波といういわゆる寒さで人間にいろんな思いを与えております。

なぜあちこちで大雪が降って日本が混乱に入っていくのか、日本人の心にとても冷たい人が多くなってきたからです。自分のことばかりを考えている、人の迷惑を何とも思っていない、こういうことが結局人間自身を迷惑にさせる現象を引き起こしていくのです。お互いに協力し合い、お互いに良いことを行なっていく、こういう意識で本当に人間が協力し合えばこのような大雪は現れなくなります。

人間が自然現象をつくり出していること、それをよく理解しておいてください。今年はまだまだいろんな側面を人間に見せていくでしょう。単なる自然の現象だけではなく、人間がつくり出した薬品的なものや人間の都合によってつくり出されたものが人間に戻されていきます。人間がそういったものを自分たち自身で受け取り、そして苦しむことにもなるでしょう。

自分たちに戻ってきたものをそれを否定的に捉えたり、それを不平不満を持ちながら感じていくと、また大きなエネルギーとして人間に戻されていきます。なぜこういう経験をするのか、なぜこういう現象が起きたのか、それをよく調べ、自分の心を見つめていく必要があります。

結局は自分たちの都合のためにただ都合の良いことをして自然に迷惑を掛けた、自然界をおかしくさせてしまった、それが人間に戻って来るのです。今年一年いろんな現象が起きたとしても一つひとつ自分の心を見ていってください。そうすればすべてが自分たちの心からつくり出され、自然界の破壊的な現象でさえも人間がつくり出していること、それがはっきりと理解されてくるのです。

自然界は皆さん方の敵ではありません。本来は人間と自然は共存して生きておりました。お互いに生かし合ったのです。人間が自然を生かし、自然が人間を生かしていました。自然は人間のお陰でさらに自然の生命が生き生きとして進化できるような状態がつくり出されていきました。豊かな自然、恵まれた自然がたくさん存在し、豊かな地域がたくさん現れてきたのです。

その豊かな場所に人間が住みつき、人間は自然の恵みを持って豊かな心で過ごしておりました。しかし次第にそれらを独占しようとしたり、自分たちの都合の良いように自然を変えようとするものが現れていき、自然が少しずつ崩壊していったのです。自然が崩壊すると人間も社会も崩壊していきます。

人間が自然を崩壊させた分、自分たち自身の社会が崩壊されていくのです。こうやって人間は次々と自然を崩壊させながら自分たちの社会自身を崩壊させてきました。今となっては社会がほとんどうまく機能しておらず一人ひとりバラバラな意識のままでただ同じ場所に生存しているという状態になっています。

一つの場所に多くの人が住んでいながら心の繋がりがまったくない、人間関係がほとんどない、こういう場所がたくさん存在しています。自然を崩壊したままでただ自分たちがそこに生存しようとする思いで入ってきた人間たちは、結局他の人間と心をかよわすことなくただ個別に生存しているのです。

自然を豊かなままで感謝を持って生きているとそこに住むものたちは心の繋がりが現れてきて、お互いに生かし合い、恵まれた社会を構築するでしょう。ぜひこれからは人間自身が自然と一つになりながらも、生かし合う、お互いに喜びのある社会を使って生かし合うということを実現できるように意識を持っていってください。

③光と闇の学び

私はミカエルとして現れてきました。ミカエルという波動は皆さん方が思っている波動とはかなり違っております。皆さん方の世界では大天使ミカエルとして紹介されております。この大天使ミカエルという波動は、人間の意識レベルでは到底感知することのできない波動となっております。この大天使ミカエルは人間世界とは一線を画した状態で活動をしております。

ただ地球の人間はこのミカエルとの繋がりをとても強く持っており、人間の意識のある部分を通してのみミカエルと繋がることが可能になっております。いずれこの地球の人間はすべての人間がこのミカエルと繋がることになります。この地球での学びをすべて完了し、この地球のあるテーマを克服した時、人間は本来の役割を完了し、そしてミカエルの元へと戻ってくるのです。

ミカエルはこの地球のためにある仕組みをつくっておりました。地球には大きな役割があり、その役割を成すためにどうしても特殊な人間が必要とされたのです。普通の人間では成すことのできない特別な役割を設定したのです。そしてその人間の特殊な役割を実行させるためにミカエル自身が中心となって働き、この人間をつくり上げていったのです。

このミカエルの計画に協力してくれた多くの魂があり、その魂がこの地球で中心となって動き、この計画を成功させようとして活動しているのです。ここにいる皆さん方も何らかの形でミカエルとの契約をつくり、ミカエルの許可の元でこの地球に集まり、そして人間型フォームの中に入ってきました。もちろん誰も覚えている人はおりません。なぜならば今の皆さん方の人間の意識で契約したわけではなく、魂のレベルで契約したために誰も意識で覚えている人はおりません。

ただこのミカエルのやるべき目的がこの地球に強く影響を与え、この地球はそれによっていろんな状況を体験する事態になってしまいました。今皆さん方が体験しているこの時空はミカエルのつくり出した時空の中でもかなりきつい時空となっております。いわゆる光と闇の対立がかなり強い時空と言えるでしょう。

皆さん方は自分の意識レベルや意志に応じていろんな時空を選択することができます。必ずしも今の光と闇の対立の時空に限らず、もっともっと別の時空を選ぶことも可能なのです。しかし今ここにいる人々は皆この時空をあえて選んで体験しているのです。間違ってここに来たとか、たまたまこの時空に入ったという人は一人もおらず、自分の意志でこの時空を選んでいるのです。

今の皆さん方が選んでいるこの時空は光と闇の学びを徹底的に行なっていくでしょう。何が光なのか、何が闇なのか、これを徹底的に克服することになります。したがってここにいる人は決して間違えてはいけません。何を学びとするか、幸福を求めようとするか、幸せを求めようとするか、いろんなものを求めても構いませんが、一番の目的は何が光で何が闇なのか、光と闇の違いがどこにあり、なぜ光と闇が存在するのか、それを徹底的に学ぶ必要があります。

そして最終的に光と闇を完全に分離する方法を身に付ける必要があります。光と闇を完全に分離する能力を身に付ける、これが皆さん方が身に付けるミカエルの特質です。この光と闇を完全に分離する能力を身に付けない限り、ミカエルの元には戻ってくることができません。

何が光で何が闇なのか、闇と思われている本質が何なのか、なぜ闇として現実が動いていくのか、自分の心は闇なのか光なのか、これらの問題意識を決して忘れないでください。これを忘れてしまうとミカエルであったことを忘れてしまい、ミカエルに戻ることもできなくなってしまいます。常に光と闇を考え、自分はその狭間で何をしているのか、自分にとっての光は何なのか、自分が直面している闇とは何なのか、なぜ毎日闇が自分のところにやってくるのか、これを常に考えてください。

考えて、考えて、そして正体を見抜き前に進んでいくのです。ミカエルの子供として一人ひとりは強く生きる必要があります。皆さん方を弱くさせているものはすべて闇と呼ばれているものたちです。光は強い、その強い光を怖がるが故に闇が光を弱くさせようとして皆さん方を落ち込ませ、自信を無くさせ、弱くさせていくのです。

皆さん方が常に弱くさせられているのは皆さん方が強い光である証でもあるのです。自分が強い光であること、それ故に皆さん方が狙われ、すぐに光がなくなるように周りから妨害がやってくるのです。それに負けない心、それに立ち向かう強さを身に付けてください。決して負けることなく光を維持し続けること、どのような状態であっても自分は光である、自分は前に進む、これを決して忘れないでください。

皆さん方が少しでもミカエルとして思い出すことができるように、皆さん方の魂をミカエルで包んでいきます。

Aさんのミカエルは、光を根源にしっかりと持っていながらまだまだ光を出す意識が育っておりません。光を出しても自分の周りだけで終わってしまい、遠くまでなかなか広がっていかないのです。光を遠くまで広げるためには真剣に人間の心を思い、そこに光が届くことを願うことです。他の人の心の中一つひとつを本当に輝かせようとする思い、それによって光が届き、光が遠くまで届いていくのです。あなたの中のミカエルをぜひもっともっと輝かせていってください。

Bさんのミカエル、あなたのミカエルは信念があるという面において強く、自分を信ずることもできるでしょう。しかしミカエルの一番の強さは判断力、見抜くことです。何が正しく何が間違っているか、この判断力がとても大事であり、決して油断したり騙されたりせずに常に正しいものを見極めていく、これがミカエルの特性になります。あなた自身が目覚めるためにはこの判断力、何が正しいかを見抜く心、これをしっかりと養うようにしていってください。

Cさんのミカエル、あなたのミカエルはまだまだ自分の意識がそこに向いていないために、ミカエルとしての波動はほとんど弱い状態と言えるでしょう。これから少しずつあなたは強くなり、そしてミカエルもあなたの周りで動き出していくでしょう。あなた自身がミカエルとして目覚め動き出すために自分が本当に光の存在であること、自分は光として生きていること、まずそれを本当に信ずることです。自分がまだあれができない、これができない、これが弱い、これはだめという意識を持っている限り光が奪われていき、ミカエルでなくなってしまうのです。もう今からできないとか分からないとかだめとかいう言葉は一切使わず、常にできること、分かったこと、理解できたこと、理解しようとする熱い思い、こういったものをどんどん強くしていき、すべてを光の人間として生きること、それによってミカエルがつくり出されていきます。

Dさんのミカエル、あなたのミカエルは心から動き出し心から何かをしようとする使命感を持ったミカエルになっております。心から何かをしよう、何かをしたいといところがミカエルの目覚めのところであり、それが結果的に奉仕へと繋がっていくでしょう。あなたのミカエルをさらに目覚めさせ本当に奉仕として動き出すためには、自分が内面に持っている本当の光にもっともっと目覚め使えることになる必要があります。今はまだ本当の光を使いこなすことができておらず、ただ良いこと、ただ人のために思うことによってのみ出てくる光になっております。本当の光に変えるためには自分自身の心の状態をよく見ていき、自分の心の中で一番強いもの、正しいもの、それを理解し自分は本当にやりたいこと、本当に願っていること、心から思っていることが何なのかを自分で分かることです。そして心から本当に願っていること、本当にしたいと思っているところが自分の本当の光になっていきます。もちろんそれはエゴではなく本当の光の世界から見てやりたいこと、したいことになります。その部分がはっきりと理解され、それによって行動していくと、それは本当の光となって使われていき、そこがミカエルとして生み出されていく場所になるでしょう。本当の熱い思いで人々に何かをしたいと思っているところ、その本当の光を使えるように持っていってください。

Eさんのミカエル、あなたのミカエルは本来ならば十分にミカエルの波動が出来上がり、それなりの使い方もこなせるようになっていた状況と言えるでしょう。これがうまく進まなかったのは、ミカエルと思っていた光の存在が実際にはそうではなく別のエネルギーとして設定されていき、本来の光ではない別の状態に自分のエネルギーが使われてしまったことにあります。自分が光として活動し、光と思って活動したことのほとんどのエネルギーが別のところに使われてしまい、本当の光の状態には使われておりませんでした。そのためにミカエルとして準備されていたエネルギーがまったく光が入ってこない状態になってしまい、自分のエネルギーすらも他のものたちに使われてしまう状態になっております。まず一度自分の体の中でエネルギー的につくり変えられてしまったところをすべて再整理する必要があります。自分に戻すことです。他に預けてしまったり、他のところに意識を向けてしまったところを一度すべて自分に戻し、自分の人生は自分の責任であるということ、そしてしっかりと自分の心で自分のすべてをつくり出し、自分の光で自分を広げていく、すべてを自分に取り戻すこと、これが必要です。他の人に預けてしまったり、他のエネルギーに預けてしまうと自分のエネルギーがどんどん他に使われてしまい、自分の人生で使えなくなってしまいます。今からでも良いですから自分の元へと戻ってきてください。自分の世界へ戻ってきてください。そして本当の自分の人生を歩んでいってください。

Fさんのミカエル、あなたのミカエルはあなたの周りで常にミカエルとして準備されているエネルギーがあり、そしていつでも活動できるように待っております。このミカエルにまだミカエルのエネルギーが完全に入っていないためにミカエルとして確実に活動できる状態にはなっておりません。ミカエルとして活動できるまでに持っていくためには、毎日少しずつでも良いですから自分が光の存在として常に光をイメージした後、自分の周りを見ているいろんな光の存在たち、天使に限らずマスターやハイヤーセルフ、いろんなガイドたち、皆をすべて自分本当の光で包み、自分と一体となり、自分の光と愛で一つになって活動している、この意識を常に持ち続けることです。常にいろんな光の存在と一緒にいるという感覚により自分の光が周りに入っていき、ミカエルに限らず他のいろんなガイドや仲間たちが皆光を強くしていきます。しかしほんのわずかでも不平不満や疑い、迷いを持ってしまうと、そのエネルギーがたちまちにして吸い取られてしまい、弱くなってしまうのです。常に自分の愛と光で全ての存在を包んでいる、常に自分は明るく元気な光で満たされている、これを続けることによりミカエルがしっかりと動き出し、そしてあなた自身がミカエルのような波動を体で感ずるようになっていくでしょう。

皆さん方自身のミカエルとしての特性を説明してきました。多くの人はこの光と闇の学びの中で、闇に騙され、闇に操られ、自分が分からなくなっております。しかしそれもこの時空での一つの流れであり、この時空を選んだものたちは皆その学びの中で成長していくのです。決して今の時空や現実を呪わないでください。決してこの現実を否定しないでください。この光と闇の学びはとても尊い学びであり、またそれによってのみミカエルがしっかりとミカエルの元へと戻ってこれるようになるのです。ぜひ自分のミカエルを目覚めさせ、そしてミカエルとして自分自身を完成させ、そして大きな大きな宇宙の中で羽ばたいていってください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。

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