2013/1/12 名古屋交流会
極みは常に前に進む大事な波動
①地とのつながりが弱い
私たちは宇宙の仲間としてお話をいたします。今年新しい流れに入り、皆さん方と共に新しい流れに向けて学びを続けられていけるのを楽しみにしております。今日はこの場において新しい流れについてあるいは一人ひとりの今後の流れについてのお話をしていきます。
また今日いろんなワークの中において自然界や地球とのエネルギーについてのお話がありました。皆さん方が地球との繋がり、大地との繋がりにおいてのいろんなコメントをしておりました。他のエレメントのエネルギーは十分に感ずることができたにも関わらず、大地の妖精たち、大地との繋がりがそれほど感じられなかったという話がありました。
確かに今のこの空間において大地のエネルギーを強く感ずるのは難しいかもしれません。やはり地上において土や植物とのすぐ近くにおいてワークをすれば十分に感じられたかもしれません。自然のものがそれほどないこの空間の中で大地のエネルギーを感ずるというのは確かに難しいでしょう。
しかしだからといって不可能ではないのです。まず皆さん方が今ここの場にいながらも実際には自分は大地の上に座っている、大地と共にここに存在し、地球の土の匂いがする、いろんな森や林の中において木や草植物がすぐ目の前に一杯感じられる、木や植物の匂いがしてくる、そういう思いを持ってみてください。
花や木や植物があればそこに妖精たちは現れやすくなります。木や植物をイメージするだけでも十分に彼らは入りやすくなります。まず皆さん方が大地の上の植物、木、花、こういったものを一杯イメージしてみてください。
私は土というエレメントを担当している精霊の一人です。土というエレメントは生命のすべての始まりであり、皆さん方に生きる喜びを与える始まりになっています。ただの生命だけでは生きるだけであり、生きているという実感を得ることができるでしょう。
しかし喜びを感ずるためには他の生命と交わり、他の生命との違いを感じ、そしてその違いを克服して喜びへと導いていきます。一人ひとりの違いを現すシンボルとして形や色がつくられ、生命の一つひとつに固有の形、固有の色が与えられていきます。
この地球においてはそれぞれの形や色を与える原初のシンボルが土であり、この土を自分の形態に合わせて肉体をつくり、肉体の色をつくっていきます。土はそうやって形や色をつくる始まりになり、そして一つひとつの生命の特質を分かるようにしていく、形や色を見ることによってそれぞれの生命が分かるようにつくられていきます。
そのため土というエネルギーと触れ合うことは相手の生命を受け入れる、喜びを持って受け入れる、分かち合う、一つになる喜びを感ずる、こういう特徴が出てくるのです。土のエネルギーといろいろ接している人はいろんな生命の喜びを感ずることができ、生命の大切さや明るさ、強さを感ずることができます。
土にそれほど触れ合っていない人は自分のことばかりに意識が向いてしまい、他の生命に関心が薄れていきます。個性を認めることがだんだんできなくなり、違いを克服して喜びに持っていくという意識も薄れていくのです。文明社会は基本的に土とのエネルギーが閉ざされていき、それによって一人ひとりが分離していき、人間同士の繋がりがなくなっていくのです。
したがって文明社会だから人間関係が疎遠になるというわけではなく、土とのエネルギーを遮断することによって人間関係が疎遠になっていくのです。仮に文明をどれだけ発達させても一人ひとりがしっかりと土と繋がり、多くの土を常に日常の中に保っておくのであれば、人間関係が疎遠になることはありません。
土との繋がりはとても大事であり、生命をどのようにして生かし、喜びを分かち合っていくか、これらに強く関与するのです。したがって皆さん方の家においても部屋においてもできるだけ多くの土を置いておき、日常触れ合えるようにすること、どうしても土がないという場合は植物でも構いませんが、自分で意識して土を感じられるようにする、イメージできるようにする、そういったことで土のエネルギーを引っ張ってくることはできます。土からできたもの、土をイメージしやすいもの、そういったことを家の中に置いておき、常に土が身近にあるようなシンボルを用意しておいてください。
②十三のサイクル
宇宙からお話をします。皆さんの話の中に十三のサイクルについての話がありました。これまでの人間の意識の流れが十二のサイクルでつくられてしまい、十二のサイクルは同じところをぐるぐる回ってしまい、次のサイクルへの進化ができなくなってしまう、こういう説明をしておりました。
十二のサイクルはバランスがとれており、調和を保ち、美しいきれいな形をつくり出すことができます。しかし人間が十二のサイクルに入ってしまうと、安定を好むばかりにそれ以上の努力をしなくなったり、危険を冒さないようになっていきます。気が付くと安定したサイクルをいつまでも続けようとする、そのままのやり方をずっと続けようとする意識に変わっていき、安定という状態がいつの間にか何も変化しない、いつも同じパタンの繰り返しというサイクルに変えられてしまいます。
この十二のサイクルを小さい頃から身に付けられ、育てられている日本人にとっては十二のサイクルから抜け出すということがとても難しい問題になっております。自分が教わってきたことや常識と思っていたことがほとんど十二のサイクルの流れであり、ただ同じことを繰り返していく、問題が起こらないようにしのいでいく、いつもと同じやり方を済ませる、こういった十二のサイクルの弊害が現れてくるのです。
この十二のサイクルから抜け出すためには十三のサイクル、あるいは全然別のサイクルをつくり出す必要があります。十三のサイクルは十二のサイクルに留まらずさらに次へ進化しようとする積極的な意志の現われであり、同じことを繰り返すのではなく、それ以上に進化を求めようとする、同じ場所に留まろうとせず新たな段階に上がろうとする、いつもと同じことをするのではなく毎回違うことをやってみる、こういう意識からもたらされるサイクルが十三のサイクルになります。
日本人は本来はこの十三のサイクルで動いておりました。この十三のサイクルの時点においては日本人全体が常に進化成長を求めることを考えておりました。今の皆さん方の奥深いレベルでこれが残っております。何か仕事をするにしても身に付けるものにおいても何かを始めるとそれを極めようとする、できるだけ効率の良いやり方を考える、さらに良いものを見つけようとする、こうやって常にもっと良いもの、もっと素晴らしいもの、もっと効率の良いものをという風に意識を高めようとします。
日本人が持っている特性の一つに極める、あるいは匠の技という波動があり、常に最高のものに向けて努力を惜しまない、途中で妥協せずにさらに良いもの、より高いものを求めようとする、これは十三のサイクルの一つになります。どこまで高みを身に付けたり、上のレベルに上ったとしてもそこで妥協したり、そこで安心することなくさらなるすごいものを見つけようとする、さらに努力してもっと良いものを見つけようとする、こういう匠の技や極み、こういったものが日本人の持つ十三の波動になります。
こういう職人芸的な意識が次第に薄れてきており、今となってはある一定レベルにいけばもうそれで安心してしまう、何かの賞状をもらったり、資格を手にしたらそこで安心してそこで留まってしまう、地位や一つのランクに辿り着くとそこで落ち着いてしまう、これは十二のサイクルになります。
どこかで安心する、そこで留まってしまう、こういったことが十二のサイクルであり、結局そのまま進化することなく自分が達したレベルでそこにしがみついてしまいます。この地球そのものは十二のサイクルのエネルギーがとても強く、いろんな国においてある一定レベルにまで達するとそこにしがみつき、そこから落ちないようにただしがみ付いている、努力をすることなく一度達したレベルで安心してしまう、こういう人々がたくさんいるのです。
本来の日本の人々はたとえ一定レベルに達してもそこで妥協することなく、さらに良いものを見つけようとする、さらに自分自身の修練、心の鍛錬をそこなうことなく努力を重ねる、これが十三のサイクルになります。したがって皆さん方が今後十三のサイクルに入るためにどうしたら良いのか、それを考える時、自分がどこかに安住して妥協していないかどうか、何かの資格を手にしたり、人に認められるようなものを手にして安心して留まっていないかどうか、これで良いと思うもの、十分という意識をどこかに持っていないかどうか、もしそういったものを自分で見つけていき、気が付けばそれを改めていき、さらに良いものを身に付けようとする、さらに努力をしてみる、特にもう年齢がここまで来たからとか、あるいは場所がこうだから、時間がないから、こういった理由はすべて十二のサイクルになります。
十三のサイクルではそういう制限を一切口に出すことはありません。どのような年齢であろうとも、どのような場所に住んでいようとも、どのような時間になろうとも、それらのせいにすることは一切することはなく、さらに自分自身を極めようとする、自分自身を極めるのに時間的な制限や空間的な制限は一切有り得ないのです。
どの場所にいてもどの時点においてもさらに極めようとする、これが十三の意識レベルになります。皆さん方が常に自分と向き合い、自分を高めるためにどうするか、ここまでやったからもうこれで良い、これが私のレベルだからここで止めておく、そう思った途端に十二のサイクルにはまってしまいます。自分の心をよく分析しながら、自分が妥協しているところ、自分が安住しているところはないかどうか、それをしっかりと見極めていってください。
③安住の十二から抜け出る
今年の名古屋の人々に流れてくるエネルギーとして、今年もいろんな皆さん方の予想の付かない状況が現れてくるかもしれません。しかしその一つひとつはまったく対応できないこととか、どうしようもできないというものではなく、すべてが人間の不注意によって起こされる現象といえます。
人間の不注意でありながらそれを隠していたり、誤魔化していたり、あるいは素知らぬふりをしていくことによりわざわいが起きたり、事件が起こったりします。人間が自分の心に素直になればそういう状況は先に防ぐことができ、大きな問題になることはありません。しかし自分では知らないふりをする、何もなかったことにする、そういうことによって後になって大きな問題をつくり出し、結局世の中で多くの人に迷惑を掛けるような状況になります。
これは一人ひとりの問題としても言うことができ、一人ひとりが知らんふりする、何もなかったことにする、これくらいだったら良いだろうという軽い気持ちで見過ごしてしまう、この一人ひとりの気持ちが合わさって全体として大きなエネルギーとして社会に戻ってきます。結果的に社会での事故や混乱、トラブルとなって現れてくるのです。
いろいろ起こるトラブルや問題がそういう人間の心から起きたとなかなか認識することは難しいかもしれません。しかし偶然単なる事故が起こるとか、偶然災害が起こるということは有り得ず、すべてこの人間の心の甘さや弱さ、隙について現れてくる現象といえます。一人ひとりが日頃から注意をし、気を付けておけばそういう人には結局わざわいが起こることはありません。
一人ひとり自分の心をあまり見ることなく、見過ごしていたり、誤魔化していたり、知らんふりしているとその人が禍に巻き込まれていきます。したがってわざわいに遭いやすい人、わざわいに遭わない人がそこで現れてきます。普段から自分の心に意識を向け、なるべく誤魔化さないようにする、細かいところも注意して見逃さないようにする、こういう風にして生きている人は大きなトラブルに巻き込まれることはないでしょう。しかし常に誰か他の人にやらせる、自分は知らんふりして気が付いた人にやらせようとする、こういう意識でいると自分自身がトラブルに巻き込まれていきます。
結局自然の災害と思われるようなことでも人間がそれを起こしていること、また偶然事故に巻き込まれるのではなく、巻き込まれるべき人が事故に巻き込まれていること、そういったことが分かるようになっていくでしょう。今年そういう現象が起こる度に自分と向き合い、自分は自分に対して素直であったかどうか、正直であったかどうか、自分がしなければいけないと思ったことはすぐ自分で行なったかどうか、知らんふりして他の人にやらせようと済ませていなかったかどうか、そういった自分との戦いを行なうことになるでしょう。
自分と向かって正直に素直に生きている人、常に私からやりますという気持ちを持っている人、そういう人は事故に巻き込まれることなく、普通に一年を過ごすことができるでしょう。それではアドバイスをしていきます。
Aさんの十三のサイクルに入るためのアドバイス、あなたは日常生活において常に何か問題があれば解決しようという気持ちを強く持っております。なるべく事前に問題を解決し、多くの人がその問題に合わないようにしようとする気持ちを持っております。この気持ちがあれば常に新しいサイクルへと意識を向けることができます。この新しいサイクルに意識を向けていても実際にそのサイクルに入るかどうか、その段階になるととても難しい試験が常に起こされていきます。優しいことや分かっていることはできたとしてもそれだけでは十三のサイクルにははっきりと入ることが難しく、自分を犠牲にしてでも他のために尽くすことができるかどうか、自分が場合によっては無駄になったとしても他の多くの人が進化するために必要なことを行なえることができるかどうか、これが難しいテストとして現象化されてきます。あなたの場合でも常にその葛藤が心の中で起こることになります。その時に最終的にどういう選択をするか、それが十三のサイクルに入るかどうかの最終的な問題となって現れてくるでしょう。
Bさんの十三のサイクルについて、あなたは心の中で平安を求め、平安の中に安住することを考えております。もちろん平和な考えや安定はとても大切ですが、そこにただ安住することばかりを考えていると十二のサイクルにはまってしまいます。やはり少々嫌なことがあっても、少々辛いことがあっても自分を変えなければならない、自分を成長させなければならない、この意識が必要とされます。嫌なことでも面倒臭いことでも自分から変わろうとする意識、安定が少し乱れたとしても自分が進化成長するためには自分の努力を優先させる、こういう意識が必要とされます。この意識があれば十三のサイクルをしっかりと見極め、そのサイクルの中に入ることができるでしょう。
Cさんの今年の流れについて、あなたは意識レベルが少しずつ上がってきており、昨年の後半くらいから物事に対する考え方をかなり変えることができてきました。そのやり方を完全に身に付けていき、自分は本当の宇宙の一員として進化しなければならない、進化することが当然である、そういう意識が高まってきて自分に対しての成長を強く求めていくと、意識レベルを高めていくことができ、今年一年のあなたの成長の仕方によってはかなり高いレベルへと自分の成長を持っていくことができるでしょう。そのためにはただ意識レベルだけを高めるのではなく、人間関係について高いレベルの人間関係とはどういうことか、何を以って高いレベルの人間関係というのか、その人間関係を高い意識レベルで捉えていくこと、高い意識レベルの人間関係を考えた時、高い意識レベルに合う人と、高い意識レベルに合わない人がだんだん感じられてきます。したがってもし自分の意識レベルを下げようとする人が来た時、自分はどう接するか、そういったことが今年の一年の流れに入ってきます。人間関係においてもし問題が起こる時は、自分の意識レベルと相手の意識レベルに違いがある時に、自分はどう接したら良いのか、相手に合わせると自分が下がってしまう、自分の意識レベルを大事にすると相手が気分を害してしまう、こういう狭間の中でのトラブルが何回か起こってきます。それをうまく切り抜けるような人間関係の意識レベル、それを自分なりにうまく見つけられるように、解決できるように持っていってください。
Dさんの今年の流れにおいて、あなたは今年いろんな角度から自分を見ることにより、自分の能力や才能について深く考えるようになります。自分は何ができるのか、自分の特性はどこに特徴があるのか、自分の能力について考えることが多くなってきて、そして本当の自分の能力を高めようとする動きに入っていきます。自分の能力を自分なりに感じ、それを高めようとする時、常に邪魔が入ってなかなか練習できないように、うまく長く続かないようにさせる状況が現れてきます。これはこれまでのあなたのつくり出した心のエネルギーから起こされる現象であり、それに負けないことが重要な鍵を握っています。自分を諦めさせようとしたり、やる気をなくさせる現象が起きたとしても決してそれに負けないこと、それに負けずに努力し続けること、何とか自分の能力を磨こうとすること、その意識を失わないでください。どんなに時間がなくなったり、状況が悪くなったとしても自分をしっかりと目覚めさせる練習を怠ることなく続けていけば、あなたは自分の新しい能力を目覚めさせることができるようになります。それによってあなたが求めていた自分の内面を輝かせ、力を使うこともできるようになります。自分との戦い、それにぜひとも負けないで学びを深めること、ぜひそれを専念できるように持っていってください。
Eさんの十三のサイクルについて、あなたの日常の生活において自分で安住しようとしている波動、これで良いという波動がどこに潜んでいるかを見つけていく必要があります。あなたは心の中では常に自分を高め、より進化させようとする、もっと良いものを見つけようとする、そういう意識を持っております。ところが少し油断をするともうここで良いとか、ここまでやったから大丈夫という甘い心が時々顔を見せてくるのです。全体的には進化を求めていながらもその時々の状況に応じて妥協したり諦めてしまう状況があるのです。一般に新しいサイクルに入る時期が近付いてくるとこういう魔がやってきて、あなたを新しいサイクルに入らせないようにさせているのです。したがってそれに気付かずここで止めておこう、ここで良いと思った瞬間に次のサイクルに入ることができなくなり、また同じことを繰り返してしまうのです。あなたがもうそろそろここで良いとか一瞬でも、あ、ここでやったから良いと思った時はほとんどが次のサイクルに入る直前の段階です。そこでの大きなテストの時に魔が入ってきて邪魔をしようとするのです。これからはそのサイクルの切り替わりの時に本当にそれを超えれば新しい意識になる、新しい段階に入る、そう感じた時は妥協することなくさらに追求し、突き進め、自分が変わるような感じの、意識レベルが変わるような感じにまで先へ進んでみる、ぜひそれを徹底できるようにしてみてください。
Fさんの十三のサイクルにおいて、あなたは普段の生活においてとても明るく常に自分に満足のいくような生き方をしております。したがって自分としては普段からそんなに制限をつけたり、あまり捉われることのない意識で過ごしております。これは十二のサイクルとは必ずしも言えませんが、ただ進化を弱くさせる波動になっております。十三のサイクルは進化が前提となっているために常に高い自分へ近付いていく、自分を高いところへ導いていく、こういう意識から生まれて進めていきます。したがって自分自身を十三のサイクルに入れるためには、日常生活において自分を高い意識レベルへと導いていく、自分自身が高い波動へと入っていく、そういう意識が必要となります。自分を高いレベルに引き上げるためには自分自身が努力をすること、誰かに依存したり、任せるのではなく、自分自身が努力し自分自身が自分を成長させることによって自分が上がっていく、自分でやるという意識がとても重要です。この自分でやる、自分から始める、これが十三へのサイクルの鍵であり、これをしっかりと身に付けることによって自分の十三のサイクルが現れてくるでしょう。
Gさんの十三のサイクルは、あなたには常にいろんな不安や恐れ、心配が周りに漂っております。何かをするにしても何か不安を感じたり、失敗や恐れ、不安の中での意識が付きまとっているのです。この不安や心配、恐れ、これが十二のサイクルであり、それによって進化させなくしているのです。あなたを進化させなくしているのは不安、心配、恐れ、そういったものの波動であり、それと戦うために結局は安全なことだけを行なう、分かっていることだけを行なう、そういう行動になってしまい、それが十二のサイクルになってしまいます。したがってあなたにとっての十三のサイクルは不安や恐れ、心配を一切つくることなく、意識することなく、明るい未来だけを考え、その中に飛び込んでいく勇気、失敗しようとも恐れることなく自分から挑戦する気持ちで新しいことにどんどん入り込んでいく、この意識が必要となります。不安や恐れに負けることなくそれ以上の喜びがあること、それ以上の喜びが手にできること、それを信じて新しい流れに思いきり挑戦していく、常にそういう気持ちを持つようにしておいてください。
Hさんの十三のサイクルにおいて、あなたにとっての十二のサイクルは自分の世界が自分ではっきりと見えていて、自分の世界の中ではある意味では完結しています。自分の十二の世界は安定しておりうまくいっている、自分の考えの中ではとても整理がついている、こういう意識であなたの十二の世界であり、自分がその世界を捨てて十三のサイクルに入るためにはある意味では自分の考えそのものをつくり直す必要があります。日頃の自分の考えそのものが十二の考え方そのものになっているために、考え方そのものを変えなければならないのです。その考え方というのは自分自身がつくり上げた自分の考えの世界そのものを一度つくり直す必要があるでしょう。私はこう考えている、これが私のもの、これが私の世界、それがことごとく十二の世界の賜であるために、一度それをつくり変えていくのです。そして私がやったという意識ではなく皆がやってくれた、天がやってくれた、あるいは宇宙がそう仕組んでくれた、そのような謙虚さが要求されており、常に自分自身よりも周りのエネルギーが私を動かしている、周りのエネルギーのお陰で自分は生かされている、この謙虚な気持ちを身に付けていくと十二のサイクルが次第に消えていき、そして十三のサイクルが現れてきます。謙虚さ、これを常に意識しながら新しい自分の世界をつくり変えるようにしてみてください。
Iさんの十三のサイクルは、あなたは心の中ではとても暖かく人のことを考え、自分は他の人にどう接することができるかを考えております。心の中では常に他の人の平和を考え、優しく接しようとする気持ちで溢れています。それを言動に移す時になぜかうまく言動が噛み合わず、せっかく心の中で思っていたことや感じていたことがうまく言動に現れてこないのです。これは自分が心の中で思っていることとそれを言動に移そうとする時に大きなギャップが生じており、言動に移す時に自分の中で身に付けてきた自分なりの不安や心配、あるいは行動することへの恐れ、こういったものが無意識のうちに入り込んできて、良い行動を取ったとしてもどこかで何か引っ張ろうとする、誰かそれを否定しようとしたり、どうせ駄目だと思ってしまったりする、いろんな思いが行動に現れています。そのために他の人の平和や良いことを考えていても結果的に複雑なエネルギーが行動に入ってしまい、相手はその複雑なエネルギーを感じてしまい、素直に良いことや平和なこととして受け取らない人が出て来るのです。これはあなたの本心ではなく、あなた自身は本当は良いことだけを考え、相手のために行動しているのですが、相手の行動になって現れる時にはなかなかうまく現実化されていかないのです。これは十二のエネルギーのネガティブな面を現しており、十二のサイクルは平和を求めようとするばかりに平和でない不安や恐れを一杯身に付けてしまうのです。仲の良い友だちというエネルギーをイメージすると仲の悪い友だちが引き寄せられてくる、仲良くしようと思うと仲が悪くなった時のエネルギーが引き寄せられてくる、人と楽しくやろうと思う時に人と楽しくないエネルギーが近付いてくる、こういう二極のエネルギーが常に付きまとってしまい、これが十二のサイクルのネガティブな特徴になるのです。心の中で良いことを思えば思う程反対のエネルギーを引き寄せてしまう、これが十二のサイクルの欠点であり、あなたはそれをそのまま言動に映しているのです。十三のサイクルに入るためにはこの二極のエネルギーを完全に克服する必要があるのです。良いことや仲の良いことや楽しいことを考える時に、否定的な思いを一切持たないで心から楽しめるような面白さ、不安を持って人間関係を楽しくしようとするのではなく、どう思われても良いからただ楽しいことを考える、否定されたり、変に思われるということを一切考えることなく本心から人間と交流する楽しみを感じている、このように初めから本心で人間と付き合いたいという気持ちがあれば二極のエネルギーが現れてくることはなく、十二のサイクルにはまることもありません。したがって心の中で平和や楽しいことを考える時、本当に本心から人間とのかかわりを楽しく思っている、否定されたり、変に思われるという不安を一切持つことなく、ただその人と一緒にいるだけで楽しい、そういう楽しさを身に付け、それによって十三のサイクルの中に入るようにしてみてください。
Jさんの十三のサイクルについて、あなたが日常はまっている十二のサイクルは、自分自身をしっかりと保とうとしてもどうしても魔が入ったり、駄目になったりうまくいかない状況が出てしまいます。うまくいかない時に自分はダメだ、私は何をやってもうまくいかない、ついこう思ってしまい、それによって自分は諦めてしまったり、それ以上続けることをしなくなってしまいます。この何かがあってできなくなる、もうやめてしまう、これもある意味では十二のサイクルであり、十二のサイクルは安定調和を求めていながら、一旦安定調和が乱れると、もう乱れたままでそれを安定と思ってそのまま過ごしていく、こういう傾向があるのです。本当の十二で安定したものを夢見ながら実現できない時、十一であっても十であっても九であっても、それを安定と思ってその事態で、その状況で過ごしていく、これが十二の魔になります。したがって十三のサイクルに入るためには、この十二の魔、十二でない状態であってもそれを平和、調和と思ってしまい、そこに案じてしまう、この意識から脱却し、やはり十二の完全なる調和を経て、その先の進化まで自分を高めていく、できない自分はできない自分として分析しながらも、自分を責めることなく、それを正しく把握した上でできることを考え、そして自分を常に高めようとする、この自分を高めようとする意識が十三の意識になります。そこで良いと自分に妥協して甘んじるのではなく、常に一歩高めようとする意識で自分を十三の元に導いていってください。
Kさんの十三のサイクルにおいて、あなたの十二のサイクルにおいては自分が一定レベルまで何かを成し遂げた時に、それ以上できるかそこで良いかを自分で考えながらほとんどのケースがそこで留まってしまい、そこで安心してしまう状況があります。何かを成し遂げようとする、そして成し遂げる直前まで来た時にそこでもう大丈夫、ここまでやったから良いという安心感が出てきます。完全にそれを乗り切り、次のレベルにまで行こうとすることがあまりなく、ある程度そこまでいった段階でそこで自分で留まってしまうのです。これも十二のサイクルの典型的な例であり、完全にそれを乗り切り、十二を完全に分かった上でさらに一つ上に行くという段階に進めなくなっています。自分を妥協させたりそこで安住するのではなく、一歩先にまで上がってみて何か新しいものを見つけようとする、完全にクリアしてみてもう一度自分の行なったことを反省してみる、さらに良いことがあるかどうかを自分で見極めていき、さらに一つ上の段階へと引き上げていく、こういう意識が必要となります。それによって一歩先に進むことができ、十三のサイクルの中に入っていけるでしょう。
Lさんの今年の流れにおいて、あなたの今年の流れの中に自分自身のやるべきこと、自分の存在価値や自分の内面についての葛藤が何度かやってくるでしょう。このままの自分で良いのかどうか、自分はこれからどこに向かうのか、何をするのが本当の自分なのか、そういったことで自分と向き合うことが何度も訪れてきます。常に自分を考える時に肉体的な自分を自分と思わず、自分の魂、あるいは魂の内面の本当の自分に目を向けてください。本当の自分に向き合った時に、その本当の自分が今やろうとしていることは何なのか、そしてそれは今毎日あなたが生活しようとしていること、それ自体が本当に必要なことであり、肉体を持った一瞬一瞬がとっても大事な経験であること、それがはっきりと分かってくるのです。この内面の自分に目を向けない限り、自分は何のために何をしているのか、どうしたら良いのか、この問題を解決することはできません。人間の自分だけを考えているといつまで経っても回答は得られないのです。自分の内面の深いところに意識を向け、深い自分が何をやろうとしているのか、それを何とか見つけようとしてください。そして内面の本当の自分と接することができた時、今の日常生活のすべてに意味があり、すべてが必要であること、この日常生活を一生懸命生きること、楽しく生きること、明るく生きること、元気に生きること、これがとっても大事であることに気が付いてきます。今年ぜひ自分の内面、本当の自分と触れ合い、そして本当の自分の気持ちをわずかでも感じてみてください。そうすればあなたの今年の問題はすべてクリアに解決されていくでしょう。
Mさんの十三のサイクルにおいて、あなたの十二のサイクルは言われたことだけを行ない、それで安心してしまう、決まったこと、分かっていること、それだけを行なうことによって良しとする、これがあなたにとっての十二のサイクルになっています。自分から新しいことにチャレンジするとか、自分で新しいことを生み出していく、こういったことがなかなか難しいために、決まった流れを自分で見つけてしまう、その中に入ってしまう、言われたことだけ分かっていることだけで済ましてしまう、こういう流れにはまってしまうのです。したがって十三の流れに入るために分かっていることでももう少し新しいことに取り組んでみる、これまでとは違う要素を入れてみる、新しい観点でやり直してみる、そういう一工夫を入れてみてください。何か一つ工夫するだけで十三のサイクルが見えてきます。同じことの繰り返しではなく、何か一つ新しいことをやってみる、そういうことを繰り返すことによってだんだん十三のサイクルが見えてきて、自分なりのやり方が分かるようになっていくでしょう。
Nさんの十三のサイクルにおいて、あなたの十二のサイクルはあなたが自分で正しいと思っていること、自分でこれは良いと思っていることがなかなか人に通じなかったり、人には理解されない場合があったりします。あなたの中では完結し良いこととなっている、これはあなたにとっての十二のエネルギーであり、自分の中では平和で安定したマインドを動かすことができます。しかし現実を見るとそれがうまく動かない、現実の中では通用しないという状況が現れてきます。したがってあなたにとっては現実そのものが十三のサイクルであり、自分が十三のサイクルに入るということは現実をしっかりと見て現実に合わせる意識を持っていく、現実に適合したマインドを身に付けていく、これがあなたにとっての十三のサイクルになります。ただ現実を見る時に本当に自分にとっての十三のサイクルなのか、それとも自分に単なる惑わしや自分の波動を下げるための波動として現れたサイクルなのか、確かにこれを見極めることも必要でしょう。したがってまずあなたが現実に合わせようとする時に本当に自分の意識レベルを高める方向の十三のサイクルなのか、それともただ単に自分を不安定にさせ、自分を破壊させ、混乱に落とすだけの波動なのか、この見極めが必要となります。そして自分を混乱させるだけの波動の場合は、それをうまく切り抜けるやり方を身に付ける、そこで争ったり反論するのではなく、所詮それは意味のない波動なので無視しておきそのままかかわり合わないようにする、しかし自分を進化させる方向のサイクルであれば、積極的にそこに意識を向け自分を変え新しいサイクル根に合わせるようにしていく、こういったやり方が要求されてきます。ぜひ自分の考えを周りに合わせていき、十三のサイクルに合うことをしっかりと見抜いてそこに向かっていく、そうやって十三の流れに入っていってください。
Oさんの今年の流れにおいて、あなたが学びを始めてから少しずつ意識を高めていき、少しずつ少しずつ波動を上げてきました。しかしまだまだこの波動の成長が先に進める必要があり、さらなる意識レベルの学びが続いていくでしょう。油断するとなかなか成長できない状態になってしまい、せっかく身に付けたり学んだことが役に立ちづらくなってしまいます。自分が身に付けたこと、自分がしっかりと取り入れたことを使えるためにも、日々の意識の持ち方やトレーニング、そういったことにもう少し意識を向け、自分の意識レベルを下げないようにする、できれば意識レベルをもっともっと上げるために自分をもっと修練させトレーニングしていき、波動を上げるように持っていく、それが要求されていきます。今年の流れ、油断すると意識レベルの変化がそれほど進まなくなってしまいます。何かの一つの感情的なトラブルによって一気に波動が進まなくなってしまう傾向があるために、なるべくそういった状況に合わないようにすることが大事でしょう。それによって自分を常に高めていけるように意識を持っていき、今年一年でできるだけ周りとうまく接しながら高い意識レベルへと持っていく、ぜひそれを身に付けるようにしていってください。
Pさんの今年の流れにおいて、今年はあなたにとって新しい波動にいくつか出会うことになるでしょう。これまで自分の中で整理しようとしていたことがなかなかうまく整理できませんでした。今年新しい波動に合うと同時に自分の中で整理できるものが少しずつ現れてきて、自分なりの見方、自分なりの生き方がはっきりと見えるようになっていきます。そして自分のエネルギー的な方向性ややるべきこと、それが少しずつ明確になってきて、これまで以上に具体化した流れを見ることができるようになるでしょう。自分を高めるために日々の練習に加え常に高い波動と接していく、高い波動を意識することにより自分の方向性が明確に見えてくる、そうやって自分の新しいエネルギーをつくり上げるようにしていってください。
Qさんの今年の流れにおいて、あなたは日常の生活のスタイルにおいて自分の意識や自分の思いの中に閉じこもってしまい、その思いや意識が自分の世界すべてのように感じられる状況があります。そうなると完全に自分の世界の中に入ってしまい、自分しか見えなくなってしまう状況があります。これを少しずつクリアにするためにいろんなエネルギー的な変化が訪れてきます。今年はあなたのその意識が変化する方向に向かうために、場合によっては今まで自分と思っていたものが自分でないように思われたり、自分らしさがだんだん消え失せていくような感じになったりするでしょう。それを不安と思わず、あるいはおかしくなったと思うことなく、そういう意識の変化によってあなた自身が新しい段階に入っていく、自分と思っていた意識がむしろ本当の自分の意識へと変化していく、そういう時期がこれからやってくること、それに伴って不安や心配が起こるかもしれませんが、そういったことにこだわらず、大きな観点で自分の流れを見ていく、そういう今年の流れを理解し、うまく自分を合わせるようにしていってください。
Rさんの十三のサイクルにおいて、あなたにとっての十二のサイクルは自分を成長ざせようとしてもいろんな状況で成長させる場ができなく、時間がなかったり、余裕がなかったり、あるいは忘れていたりといういろんなことによって進化が難しい状況を繰り返してきました。自分自身はどこかで何か焦っている、何かしないといけない、何かしようという気持ちがありながらもそのままでそこから先に進むことがなく、つい何もできないで終わってしまう、こういう状態の連続でした。これは十二のサイクルのまたネガティブな状況から起こされていきます。十二のサイクルは安定や調和を求めていますが、逆に十二がないと安定できない、不調和、不安定という思いが強くなるように動いていきます。したがって完全でないと何か不安定、一定レベルまでいかないと不安定というこういう不安定な要素ばかりが付きまとってしまい、結局十二のエネルギーからつくられた不安定のエネルギー、不十分というエネルギー、駄目というエネルギーが常に付きまとってしまうのです。このエネルギーに負けずに十三のサイクルに入るためには、十二でないと駄目、つまり何かのレベルに達していないと駄目とか、何かができないから駄目とかこうしないと駄目とかいう制限や駄目という意識、それをすべて取り除きどのような状態であっても今が完全であること、今で十分であること、今の自分に問題ないこと、それを理解することが必要となります。人間のつくった基準に合わせる必要はなく、人間のつくった基準で十二のエネルギーを動かすとおかしくなってしまいます。あくまでも自分の心からつくられてくる波動で安定すること、調和することが大事であるために、駄目とか不十分、あるいは未熟とかいう波動を一切取り除いていき、自分は完全であること、これを心から理解する必要があるのです。そして完全でありながらもその質的なもの、その個々の波動を高めていく、そういう意識が十三のエネルギーになります。完全であるからといってそこで安住するのではなく、その質を高めようとする、さらに極めようとする、これが十三の波動であり、今は完全であるけれどもさらに高いものへと自分を導いていく、さらに質的に良いものを求めていく、こういう意識で十三のサイクルの中に入っていってください。
Sさんの十三のサイクルにおいて、あなたは十二のサイクルとして自分なりにまとまっている自分の考えや自分のアイデア、自分のパタンについては理解されております。自分で理解している範囲、自分でまとまっている範囲が十二のサイクルであり、まとまっていないところ、分かっていないもの、新しいものがあなたにとっての十三のサイクルになります。したがって自分を高める際に分からないこと、やるべきこと、先へ進むこと、それをうまく取り入れ、その中に自然に入っていくことにより十三のサイクルが動き出していきます。ただ自分が分かっていることで安定し十二という安定のままで何らかの不足感ややるべきこと、次へのステップという意識を持っていると十二のエネルギーのままで次に進むことになり、十三のサイクルではなくなってしまいます。したがって自分が分かったこと、思っていることを完結させるのではなく、これを常に修正できるような気持ち、常に変更し新しい考えに持っていける気持ち、こうしないと十二のサイクルのままに留まってしまうのです。自分のつくり上げた考えをそこで留めることなく常に変更できるようにして、新しい考えに移していく、それによって十三のサイクルに入っていきます。ぜひ自分の考え、それを常に柔軟な考えに保っておいて十三の流れに入るように持って行ってください。
今日は皆さん方の今年の流れや十三のサイクルについてのアドバイスをしていきました。今年はこの場所においてもいろいろと予想外の状況が起こったりしていくでしょう。しかし根本は人間の意識の未熟さや単純な考えから現象化されていきます。すべて人間側の問題であり、人間が意識を高めることによって克服できること、それを理解し一人ひとりが自分から注意をして自分から修復していく、自分から現実を変えていく、常にそういう気持ちを持つようにしていってください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。