2011/10/13 特別セミナー
女性らしさ、男性らしさを理解すること
①日本古来の女性性を蘇らすように
私は天照皇大御として現れていた存在です。今日は男性性、女性性というエネルギーについて学びをされております。今の皆さん方の時代において男性性、女性性という波動を偏った見方で見ておられる状況が続いております。本来はどの人間も両方のエネルギーを保持し、肉体的な男性、女性とは関係なくその本質的な波動を扱うことができました。
男性であっても女性性を扱うことができ、女性であっても男性性を扱うことができました。常に両方のエネルギーを使いこなし、それによって自分自身が成長していく、このように仕組まれておりました。
西洋文明が日本に入ってきてからこの日本人の持っていた認識が破壊されていき、西洋人の宗教的な考えが日本の文化の中に入り込み、そしていずれはそれが強力な力を持ち、そして日本人を支配するという状態になってきました。西洋社会でつくられた男性性、女性性という波動はとても強力であり、日本人のつくり上げてきた数千年の伝統や文化を次々と破壊していきました。
西洋人の認識している男性性、女性性は極めて低い波動であり、男性から見れば女性を支配する、女性を利用する、自分の都合の良いように女性を扱っていく、こういう波動が根本に入っております。
また女性性のエネルギーとしては男性に見てもらえるように気を引く、着飾る、注目を集める、こういう波動が入っており、常に女性と男性との間でお互いを意識しながら相手を利用する、自分が勝ち取るという波動を入れております。日本においては男性、女性の間にそのような価値観は本来存在しておらず、お互いが協力し合い、一つのものとして機能するという意識がありました。
西洋文明がこれらの意識を破壊しつくしており、今においてはそれが普通の男性性、女性性という状態をつくり上げております。皆さん方には本来の男性性と女性性に目を向けると同時に、変えられてしまった西洋的な認識を取り除き、その影響を受けにくいようにして本来のエネルギーが機能するように調整をしていこうと思います。
自分自身の中の男性性と女性性、まずそれを見つめるところから始まります。男らしくしなさい、女らしくしなさいという言葉が使われ、何が女らしいか、何が男らしいかをイメージとしてつくり、そこに向かうという学びが続いておりました。
女らしくする、男らしくする、確かに言葉としては間違ってはおりません。しかしこの女らしくするということが綺麗に着飾ったり、まるで男性をうまく目を引いたり注目されるかのように振舞っていく、美しい身のこなしでさえも男性の前で特にそれを使い、男性がいない時には自由に行動する、こういう意識が西洋から入ってきたものです。
本来の日本においては目の前に男性がいようがいまいが、また誰も人間がいなかったとしても、自分一人であったとしても、女性らしい仕草、そういったものが要求されていたのです。男性においても同じように、力強さを自慢する、自分が一番であるのを目指していく、こういったことが西洋から入ってきて、競争心を強く一番を目指していく、これが今世の中に浸透しております。
しかし本来は競うこともなく、他の人が誰もいなかったとしても男らしく生きるということは日本に存在しておりました。精神力を強く高め、自分に打ち克つ、すべて自分を中心となし、自分の良心に従って正しく生きる、この男性像は一人でも行なうことができました。
そして自分の中の男性性、女性性それぞれが競い合うことなく単独で十分に機能することも可能でした。現代においてこの間違った男性性、女性性のエネルギーに左右されることなく、本来身に付いているもの、女性性は常に他を生かし、他との調和の中で全体が生きるようにもっていく、男性は自分の役割をしっかりと見極め、正しくそれを行ない、自分の信念に従って行動していく、これをしっかりとそれぞれの人が目覚めさせ、開花させる必要があります。
自分のハートチャクラに意識を向け、魂からの波動を感じていきます。生命を育みすべての生命あるものを愛し、生かし、慈しみを持っていく、いろんな異なるバイブレーション、波動を持つ生命をすべてそのまま愛し、大いなる和としてつくり上げていく、この女性性の波動を魂から引き出し、自分の体全体に浸透させてください。
次に魂から自分の良心に従って正しく生きる、常に正しさを進めていって自分自身が中心のところで位置している、邪なるもの、自分を混乱に陥れるものが来ても揺るぐことなく、自分の正しさを追求していく、この男性性の波動を引っ張ってきて、自分の体全体に広げていってください。
この男性性と女性性の両方の波動を完全に自分のものにして、天の意を汲み取り正しく生きること、人の和を尊重し、天に沿った美しい和をつくり上げていく、これが自分の男性性と女性性のエネルギーによって両方のエネルギーを使うことによって成されていきます。
自分の新しい男性性、女性性のエネルギーを目覚めさせ、両方うまく使うことによって天の道、人の道をしっかりと歩いていく、これを心に刻んでおいてください。
Aさんの波動を見た時、これまでの人生において女性性の波動を大事にしようとしながら実際には社会の通年の女性の波動に影響を受けておりました。やはり強く上から言われると言うなりになってしまう、パワーに圧倒されてしまう、これが日本人のつくり上げた女性性の波動になっております。この影響が根強い状態となって残っておりました。その部分を修正しなるべく影響を受けないようにされております。これからはそういうパワーに屈しないで自分の心で正しいと思うことを行なう、心の良心に従っていく、そうやって自分自身の男性性と女性性の統合をはかっていってください。
Bさんのワークにおいて、自分自身が身に付けていた女性性、男性性、特に女性性の波動において優しく、他人に対しても丁寧に接する、日本的な女性性のエネルギーとして構築されております。また日本的な状況により男性につい利用されてしまう、言うなりになるという波動もありました。これは女性性の弱さを利用された結果になっております。自分をしっかり守る、自分の都合の悪いことは受け入れない、自分の命を大事にする、この女性性の力を強くすると同時に、全体の状況を見て正しい方向へとしっかり進んでいく、この男性性パワーも修復されました。これからはそういう意味で自分をしっかり守りながら正しい方向へと進んでいく、そういう意識で自分の男性性、女性性の統合を進めていってください。
Cさんのワークにおいて、女性性のパワーの中に大きな和をつくり上げていく、皆で仲良く良い状態を維持していく、こういう女性性のパワーが自分の中の男性性のパワーで歪められ、うまく機能しない状態にありました。その部分を修正し自分の男性性、これは自分が優位に立つとか自分が上に行くという男性性ではなく、常に比較することなく自分は自分の道を歩き続ける、正しくあり続ける、こういう男性性の波動を維持することにより女性性のエネルギーが壊されないようにする、女性性のエネルギーも大事にしていく、このように修正されておりました。したがって今後は自分は自分で正しく進んでいきながら、さらに大いなる和をつくるための女性性を活性化させていく、こうやって両方の統合を進めていってください。
Dさんのワークにおいて、これまでの男性性の波動として家庭を維持するために自分が根本的なことを維持し、面倒を見て、崩壊しないようにしっかりといろんなものを見ていく、こういう社会通念での男性性の波動が根本にあります。これを今後の流れで修正をしており、進むべき道が光の道であるように、天の道であるように常に働き出し、男性性のエネルギーが天に向かい、正しい道に向って進んでいく、このように修正されていきました。それによって家庭を見る場合でも常に方向性が一定であり、ぶれることなく、常に天に向って家族皆が進んでいく、このようなエネルギーに修正され、そういう意識を持って自分の心の中の男性性と女性性のバランスを取っていってください。
Eさんのワークにおいて、男性性のパワーとしてこれまで時々力で押えるという状態が行なわれたことがありました。最終的には力で決めてしまう、これを男性的な波動として使ったことにより、男性性が常に力によって動き出すという状態になっておりました。その部分が修正指され、男性性のエネルギーを力やパワーではなく、本来のあるべき姿、正しき道、そういったことによって存在していく、他の人に対しては常に優しさや愛の観点で見ていく、こういう男性性と女性性のバランスに修正されていきました。したがって今後は常にバランスを取りながら、本来のあるべきものに意識を向けて進んでいく、そうやってバランスを取るようにしていってください。
今皆さんにアドバイスした観点をもう一度思い出し、自分の魂から男性性、女性性の波動を引き出してきて、うまく自分で男性性と女性性のバランスが取れるように自分の体で統合、調和が取れるようにエネルギーを使い分けてみてください。それではここで休憩を取ります、ありがとうございました。
②破壊された和の断片を拾い集める
私は宇宙のヤマト姫(倭姫)でございます。宇宙のヤマト姫と呼ばれていますが、日本においては直接的な繋がりはそれほどありません。ただ私の属する集まりで日本人に親しまれている存在はいます。しかし私はその存在よりは別の空間からお話をしていきます。
したがって、必ずしも日本の文化とか日本人の意識には捉われていないということを理解していてください。私たちの世界においては今大変なことが起こっております。この宇宙レベルにおいて新たなるサイクルがやってきており、このサイクルに合わせるために、これまでつくり上げてきたいろんなシステムを再構築する必要が出てきているのです。
皆さん方が地球という星において日本という場において守られ、つくられてきた考え方や生き方、哲学のようなものがほとんどすべて再構築されていくでしょう。自分たちがこれまで正しいと思っていた考え方、生き方が通用しなくなり、まったく新しいものへとつくり変えられていくのです。
日本の人々は他の人の心を大事にし、その心を生かすためにいろんな文化、伝統が築き上げられてきました。この素晴らしい日本の生き方ですらも今変わる時期がやってきております。大きな観点から見ると、日本の人々は日本人という一つの民族、人種の中で育てられてきました。他の民族との間のやり取りやぶつかり合いというものをそれ程は強く行なっておりませんでした。
そのために他の民族とのやり取りの中で、民族同士で行なうエネルギー交換、受け入れるものと提供するもの、この区別が付いておらず、すべてを受け入れてしまう、一方的に押し付けてしまう、こういう波動をつくり上げてしまい、民族同士の和というものがほとんどできない状態になっております。
日本民族は和というものを大事にするように運命付けられております。日本の人々の和という意味ではなく、他の民族、他の人種や宇宙におけるいろんな生命との和が必要なのです。日本人という民族の中での和は大分うまく進みましたが他の民族や宗教という観点で見た時、この和がうまく進んでおりません。
日本人はそこに意識を向ける必要があります。他の人種、民族、宗教や国家というレベルで和を成し遂げるためには何が必要なのか、今これが求められているのです。他の宗教や他の民族は考え方が異なる、発想が異なる、行動の仕方が異なる、もちろん文化や伝統も異なる、その中で和をつくり上げるにはどうするのか、これが皆さん方に今与えられているテーマなのです。
国際的にもいろんな問題が起こるでしょう。人間関係においてもいろんなことが起こるでしょう。これらはすべて自分と異なる人々との和をどうつくり上げていくかというテーマから起こされております。一方的に誰かに合わせれば良いとか、こういう時にはこういうルールで行なう、といったやり方が通用しなくなっていきます。
まったく宗教が異なる人々同士を和でまとめるにはどのようにするのか、相手を生かすということを前提にしなければなりません。相手の文明、伝統、生き方を大事に尊重してあげる、その上で一人ひとりがうまくいくように役割をなしていく、これが大いなる和に繋がっていきます。
私は宇宙のヤマト姫としてこの宇宙における壮大な生命を、和をもってまとめております。しかし宇宙を和でまとめるといっても何かを指示したり、何かのルールをつくっているわけではありません。それぞれの文明は何かを命じられているとか、ルールを守っているということはまったくありません。
むしろ私の存在を知ることなく、それぞれの文明は自分たちがうまくできるように、自分たちのやり方で文明をつくり上げていきます。しかし実際にはすべてヤマト姫の範囲内にあり、私の考え方一つひとつがすべての文明に入り込み全体として見事な和をつくり上げているのです。
これから地球もその仲間に入っていきます。そして宇宙の壮大な和の中に地球も入り、また宇宙の中で新しい和をつくり上げることになります。皆さん方の星において今は和をほとんど維持されておりません。かつて日本の人々がつくり上げた和という波動は、今は次々と破壊され壊され維持できなくなっております。
しかし私はそれぞれの破壊された和の断片を拾い集めており、そしてこれをまた大きな和につくり上げようとしているのです。破壊された和の断片をすべて私の手の中に集めており、いつかこれを使う時期が来た時に皆さん方と共に大いなる和をつくろうとしているのです。
今日は皆さん方とお会いできた証として私が手にしている大いなる和の断片を皆さん方に渡していきたいと思います。まず私のエネルギー、天から感じられるような私のエネルギーを感じてください。皆さん方を包み込んでいき、そして皆さん方が和をもってすべてがうまく調和を保っていく、和によって喜びや平和が築かれる、こういう思いを心に持ってください。
その心の中に大いなる和の断片を置いていきます。日本の人々はこの地球における人々すべて和で包み込み、一つにする役割を持っております。これまでは日本という閉じた国の中でまず和をつくり上げ、この和のエネルギーを基本にして地球全体へと広げていく、地球上に広がった和のエネルギーをさらに太陽系レベルへ広げ、そして宇宙へと広げていく構造がつくられております。
皆さん方はまず家庭に和をもたらし、会社や社会に和をもたらし、そして国から地球へと和をもたらしていく、その一員となるようにつくられております。大和の心を復活させようとしております。
宇宙の大神様、大いなる和の波動をこの人間たちの心に入れていただきありがとうございます。この人間たちが和の心を広げ、この日本の国に、地球という星に広がり、さらには太陽系、銀河系へと広がっていくのを願っております。皆さん方の心に大和の心を入れておきました。お話をしていきます。
Aさんの心に新たなる大和の心が入りました。この心は自分とは馴染みのないもの、違和感のあるもの、そういう人間の心に対し反応し、どんなことがあっても受け入れていく、自分の好みや感情が動いたとしても受け入れていく、このような強い和の心が入っております。いろいろ思いがあっても受け入れていく、ぜひそれによって和をつくり上げていってください。
Bさんの心には、常に新鮮さが感じられる、和をつくると段々馴染みのものや決まったメンバーで固まってしまうことがあります。そう固まらないように常に新鮮さや若々しさ、新しさが感じられ、同じ人とずっといたとしても何かの新しさが感じられる、そういう和のエネルギーが入れられております。常に何かの新しさを感ずるように意識を持っていってください。
Cさんの心には、新たなる和をつくる時の流れとして、常に毎回違うやり方で違う方法で和をつくり上げていく、和をつくるつくり方そのものが毎回異なっている、つまりただ同じやり方で一定のやり方で和をつくるということではなく、その時その時の人や状況に応じて和のつくり方が異なってくる、和のつくり方自体がいろいろ異なり、それらを合わせることによって大きな和が出来上がってくる、和というエネルギーそのものを和としてつくり上げていく、こういう和のエネルギーが心に入れられております。和をつくるという観点で和を見ていってください。
Dさんの和の心には、光の世界からの仕組みにより和をつくる時にその和に必要な天のサポートが入ります。和をつくる時の天のサポートが確実にうまく入ってくる、常に天のサポートにより和が生き生きとしてくる、こういう和の波動がつくられております。人間的な価値観の和ではなく、天から見た場合の和の波動がつくられてくる、これを考え、一つひとつの人間の和の中に天界の仕組みや天界の和を感じ取っていってください。
Eさんの心の中には、一人ひとりが和をつくる時にこれまで抱えていた一人ひとりの和に対する不安や恐怖、恐れ、そういったものを見抜き、それらを希望や喜びに変えていく、和に対する不安や恐れを喜びや幸福に変えていく、こういう特性を身に付けた和の波動を入れることができました。したがってまずあなた自身が人々と和をつくる時に、気になることがあったり目がいったとしてもそれを喜びに変えていく、幸せに変えていくという観点を持ち、常に良い方向へ和をつくり上げていく、そういう幸せな和を常につくり上げていってください。
皆さん方が心の中に刻み込んだ大いなる和のエネルギー、ぜひこれをこれからの時代のために使いこなし、いずれは大いなる和の世界で皆さん方と共に喜びを分かち合いたいと願っております。それではここまでにいたします、ありがとうございました。