2011/9/12 月例セミナー
神から愛されている
①低い波動に魔が入った
私は大国主の命と呼ばれていた光の仲間です。今日は皆さん方の魂のレベルで執着的な波動、しがらみとも呼ばれる不都合な波動を取り除くというワークのためにここにやってきました。皆さん方の心の奥底に住み着いてしまった否定的な波動、もう自分ではどうしようもできずにまるでこびりついてしまったかのように付着し、安易な方法では取り除けないもの、そのようなかなり根深い波動を調整するためにやってきました。
一人ひとりの心の奥底を見た時、なぜここまで根深い波動になってしまったか、それをしっかりと見ておく必要があります。一人ひとりに事前に思い出していただき、ある程度自分で意識できるように準備をしてもらいました。なぜそのような心ができてしまったのか、まず多くの事柄に関して、自分の心を浄化するというのはある意味では辛い作業であり、多くの人は自分は立派で、素晴らしい心の持ち主、自分は良い人という思いを持っています。
それ故に自分の心にはネガティブなものはなくすべてが良いものであり、自分が目を向けるべきネガティブなものは存在しないという思いがあります。それ故自分の心が歪んだり、波動が低くなったとしても、そこに目を向けずに良いというところにばかり意識を向け、良くないというものは目を向けないようにする、そうすることにより自分は常に良い人であり続ける、他人の心を見る時はむしろ他人の欠点を指摘し、自分の方が優れている、他人は劣っている、こういう意識をつくり上げます。
これによって常に自分が良い人間、他人よりも良い人間という意識を持ち続け、自分は順調に学んでいる、成長していると信じていきます。自分を反省する気持ち、自分を自分でしっかりと見つめ直すという時間がほとんどなくなってしまい、他人の欠点ばかりを責める、自分は良いところばかりを見ていく、このような心の傾向が普通になってしまい、いつの間にか自分の心の中の執着的な低い波動をそのまま放って置くことになります。
この自分の心の中の低い波動に魔が入り込み、見えない奥底で自分の心の中で大きくなり、だんだん心を左右するくらいに育っていきます。それでも自分は、自分は良い人間だと信じたいために、低い波動には目を向けることをせず、ひたすらより良いもの、より高いものを求めようとします。
自分が他の人よりも上にいく、高いものを手にするということにより自分がさらに上に行った感覚を得てしまうのです。しかしいくら高い波動を手に入れようとしても心の中に醜い波動がある限り、高い波動になることは決してありません。
まず自分の心をしっかりと見つめ、浄化し、ネガティブな心をきれいにしない限りはいくら美しいものや高いものを求めても心の中で育つことはないのです。一人ひとりの心の中に芽生えてしまった低い心、邪な心が何であるか、一人ひとり自分で見つめてもらい、自分で自分を何とかしよう思っております。
まず一人ひとりに事前に調べてもらった自分の低い波動のところ、自分の手放したいものをもう一度思い出していただき、それをしっかりと直視する、それをしっかりと見つめるところから始まります。まず二、三分、自分の選び出したものを頭の中で整理していただき、本当に自分の心の波動の低いものが何であるのか、今それを光に変えたいものは何であるのかをよく思い出しておいてください。
今思い出してもらっているものを一つひとつ分析していきます。それを今まで放置していた理由は何だったのか、見て見ぬふりをする、見ないでそのままにしておく、それを見ると自分が嫌な人間だと思うために知らないふりをしている、いろんな理由があるかもしれません。
まず皆さん方にしっかりと理解をしていただきます。心の中に一見邪悪な心があったとしても皆さん方自身は邪悪ではありません。そういう波動が心の中にあったとしても皆さん方自身は完全なる光の存在なのです。邪悪な心はいろんな場を通して人間という生命形体を通して皆さん方一人ひとりがなすべき役割を果たすためにつくられているものです。
その一環として一見邪悪と思われるようなエネルギーも必要な時があります。その邪悪な心をしっかりと見つめ、邪悪とは何であるのか、その邪悪な心はどういう性質を持っているのか、どこからやってきてどこに向うのか、邪悪な心を分析していきます。それが心の中に入ってきた原因は何だったのか、優越感を得たい、他をコントロールしたい、いろんな心からそういったものが引き寄せられてきます。
邪悪な心は心の中にある否定的な波動というよりは、己(おのれ)を良しとする思い、他を低くさせようとする思い、このような思いが邪悪な心をつくり出していきます。己を高しとするこの思い、まずこれを徹底的に取り払うことが必要です。己を高しとする思いは他の人との競争心をあおり、常に比較競争の中で他を裁き、優越感を得たいとする流れを続けることになります。
この流れに平和はありません。こういう意識を持っている限り平和な波動は育っていかないのです。己を高しとするのではなく、むしろ多くの人が素晴らしい波動を身に付けている、素晴らしい役割を演じている、自分も同じように他の人と成長していく、常にそういう謙虚な気持ちが必要となります。
謙虚さを失わず、他と争うことをせず、心を良い状態にして人々と接していく、常にそこに目を向けてください。己を高しとする波動によって皆さん方の低い波動がつくられたのであればまずその部分を修復していきます。
皆でアファーメーションを唱えていきます。
私は神の波動によって創られました。一人ひとりが神の波動によって創られました。一人ひとりが神の美しさを現しております。一人ひとりが神の能力を現しております。お互いが協力し合うことにより素晴らしい社会が出来上がります。私は謙虚に他人の能力を認めていきます。私の中にある優越感が消えていきますように。他を低く見る波動が消えていきますように。神の力により実現させ給え。
また低い心の波動の中で自分に価値がない、自分はできないという波動によって自分の心が低くなっているものもおります。自分は何をやってもだめだ、常に自分が価値がない感覚がする、自分だけだめな人間であるような感じがする、こういう思いによって言葉使いがいつも自分を低くする言葉に出たり、卑屈になったり、反抗的になったり、あるいは見栄や虚栄心によって常に繕う心が出来上がったりしてきます。
こういう心によってだんだん腐ったような波動になっていき、いつの間にか魔が入り込んでしまいます。自分の価値を誰も認めてくれない、せっかく頑張ってやっているのに評価してくれない、こういう思いが多くの日本人にあります。自分を評価してくれる人を他の人に求めてしまう、特に地位や権威のある人に評価してもらう、こういう気持ちがある限り心は腐ったままになっていきます。
自分から他の人を認めていく、認めてもらうことを 考えるのではなく、他を認めることを行なっていく、こういう意識の転換が必要になります。自分が価値がない、認めてくれない、こう思っていてもできないという波動ばかりを集めてしまい、余計に自分ができない心を強くしていきます。
自分は自分でしっかりと強くさせる必要があります。自分の心を強くさせることができるのは自分だけであり、他の人の力で自分の心は強くはなりません。自分で自分を認めていく、自分で自分を強くする、常にこの意識が必要です。他の人に頼ったり、他の人に認めてもらうものを望むのではなく、自分で自分を正しく評価していく、もし自分の心にそういう心があれば自分の心を自分でしっかりと評価する方向へと変えていってください。
自分の心につい卑屈になったり、自分を卑下してしまう心があれば、そこに意識を向けてそのエネルギーをしっかりととらえておきます。宇宙の神々からの光により皆さんが愛され、皆さんは自分で自分をしっかりと評価できるように大きな心へと変化していきます。
アファーメーションを言います。
私の心は偉大です。私の心は他の人を照らします。私の心は宇宙を照らします。どのような局面であっても私は光を放ち続けます。それによって他の人の心が輝くのが楽しみです。もっともっと多くの人の心を輝かせたい。そのためにも私自身が大きく輝いていきます。神が私を祝福していることに感謝を感じております。私は神から十分に愛されています。この愛を他の人に渡してあげたい。私は強く生きます。
皆さん方の魂レベルでのエネルギーの調整が進んでおります。
Ayuさんのワークにおいて、魂の深いレベルでいろんな影響を与えている状況がありました。両親からの影響と土地の状況による波動により中々自分の本音を表現できないという状況がつくられておりました。その部分において修復が進んでおります。修復を感じたら自分は正しく表現していく、必要な時に必要なことを表現する、それをしっかりと演じていくようにしていってください。
Yasuさんのワークにおいて、魂の奥深いところで人間関係に対して何かつい反応してしまう状況、感覚的に反応してしまう波動がありました。今そこに向けての調整が進められております。自分の経験や感覚的なところで反応してしまうところを相手の立場にしっかりと合わせ、相手のことを思いながら反応していく、相手に必要なことがしっかりと行なえるように反応していく、その方向へと意識を変えることができます。自分の経験よりもむしろ相手のことを考えた発言、そういう方向へと変わることを感じていってください。
Tamaさんのワークにおいて、魂のレベルで常に悲しんでいる波動がありました。何か自分の存在がちっぽけな感じがする、分かってくれていないという波動です。この部分の修復を行なっております。自分を小さい人間と感じている時は、実際には多くの人が素晴らしい魂、素晴らしい心だという反映でもあります。自分の心を中心に見るよりも多くの人が素晴らしい心、素晴らしい働きをしている、そこに意識が向くようになってくると、他の人の喜びや成功をそのまま自分の喜びや成功と感じるようになっていく、このような調整が行なわれております。他の人の大きな心を自分が受け入れるようになってくると、それだけ自分の心が大きくなっていくのです。他と比較して自分を大きくするよりも大き
い他人をそのまま認めていく、そうやって自分を大きな心にするように意識を持っていってください。
Mayuさんのワークにおいて、あなたの魂の波動の中にどうしても自分では何かできないもの、他の人はできるのに自分はできない、こういった波動の部分が目立っておりました。他の人はすぐできるのに私はいくらやっても中々できない、この部分を調整していき、そういう比較の波動がなくなるように進んでおります。まず何かができる、できないというのもその人それぞれの個性であり、比較できるものではありません。したがって、できる、できないという状況ではなく、むしろその能力を生かして何を具現化したか、世の中に何を貢献したか、そこで見るように意識を変えてみてください。自分がどういう能力を持っているか、他人がどういう能力を持っているかという比較ではなく、むしろそれで
何をなしたか、何を残したか、それが人々の平和になることに結び付いているかどうか、人々の愛と平和に結び付くような言動して何が行なわれているか、その観点で見るようにしてみてください。
Isaさんのワークにおいて、あなたの魂の深いレベルに基本的には自分は大丈夫、自分は十分にやっているという波動があります。自分はしっかりとやるべきことを行ない、自分の世界ではしっかりと行なえている、これは一見良い波動のように思われますが、ある意味では自分の見逃していることや見ていないこと、避けているところでもそのままで良い、それで十分と思ってしまう状態でもあります。すべてをただそれで良し、完全、と思って過ごしてしまうよりは、やはり本当にそれで良いのかどうか、常に反省をしたり、もっと細かく見たりする意識も必要となります。そうしないとただ自分で勘違いしていたり、思い違いしていたりする場合が起こるからです。常にまた振り返ってみてそれで良
いかどうか、完璧かどうか、思い違いしていないかどうか、そういう意識で自分自身を見つめるようにしてみてください。
Hatsuさんのワークにおいて、あなたの魂の核に相当する部分にかなり根深い波動が残っております。いろんな人間の対応の中でどうしても気になる所、どうしても自分とは合わない所、何か本質的に無理だと思う所、そういう波動に対してつい避けてしまう、会わないようにする、無視する、こういう種類の波動があります。どうしても自分とは無理なところはもう避けてしまう、これは普通の人間として多くの人が身に付けている波動ですが、これをそのまま放っておくとそれがしっかりと心の中に染み付いてしまい、ただ避けておけば良い、無視しておけば良いという意識へと固まってしまいます。何とかして対処する、何とかしてこれを良い方向へと修復していく、この発想が常に必要なのです。そ
のまま放っておいて自然に良くなるのを待っていても良くなることはまずありません。やはり自分で意識を向け自分で行動しない限り変化していかないのです。したがって自分が放っておいたもの、それを見つけ出し、そして直面し、しっかりと対処して解決していく、そういう方法によって心のシミを取り除いていく、ぜひ勇気を持って進んでみてください。
Naoさんのワークにおいて、魂の波動の部分にやはり人との関係において、つい自分と比べて自分のことや他人のことにいろいろ思いをめぐらしてしまう傾向があります。自分は自分、他人は他人という領域と、またでもその中で協力し合うところ、そういったものを理解してどこまでお互いに協力し合い、どこまでは自分の世界、相手の世界なのか、これを見極めていく必要があります。自分が相手のことで気になった言動があったとしても、相手の言動はどうしようもできません。そのまま許していく、ただどこまで許すことが可能なのか、明らかにどこから見ても天に逆らい、神の意志とは違うと感じた場合、自分はどうするのか、ここにおいてもやはり一人ひとりのトレーニングが行なわれており
ます。そこで何か自分が相手に対して言ったとしても相手自身がそれを受け入れてくれない場合があります。受け入れてくれない場合、それはまだ準備が出来ていない、あるいは言うべき時期ではなかったということになります。受け入れてくれなかった場合、まだ時期が来ていないということを素直に認め、ただ相手を尊重してあげる、相手の学びのレベルを理解してあげる、そういう大きな観点で常に見るように養っていってください、
Haruさんのワークにおいて、あなたの魂のある領域において人との関わりの中で時々自分が嫌になったり、自分がまったく価値がないかのように感ずるところがあります。しかしこれは完全に見方が違っており、あまりにも相手のことを信用したり、相手を信ずるところからそう思ってしまいます。相手の表現をすべて信じている段階において、まるで自分が至らない人間であるかのように思われてしまう、これを少し修復する必要があります。相手の表現したことは事実として理解しておき、だからといって内容を信ずる必要はありません。誰がどう言おうともそういう事実を口に出したということだけを理解しておき、その考えに合わせるかどか、同意するかどうかはまったく別問題になります。自分は
自分の尺度、自分の考え方、自分の認識の仕方があり、それをいちいち変えていく必要はありません。自分の認識の仕方をしっかりと保ち、いちいち揺れ動かないこと、自分らしさをしっかりと保っておくこと、そうやって自分が他人の波動に壊されないようにしておいてください。
Akiさんのワークにおいて、あなたの魂は深いレベルで傷ついているところがいくつかあり、自分の人生に対して自分はどうなるのか、常に自分の人生そのものと照らし合わせて考えていく傾向がありました。いろんな問題が表面化するたびに自分の人生はどうなるのだろう、そういう感覚で捉えております。自分のことをそうやって自分の大きな流れで見ることは大事ですが、しかしそれを否定的に考えたり、駄目であるかのように考える必要はありません。そうすると本当に自分の流れがうまくいかない状態になってしまいます。あくまでも自分はしっかりと光の道を歩み進んでいる、それを前提にして考えていき、どのような事態が起ころうともぶれることなく正しい道を進んでいく、常にそれを心で
しっかり持って前に進むようにしていってください。
今皆さん方のアドバイスをしながら一人ひとりの魂や心の波動を見ていきました。今言ったことにもう一度意識を向け、魂レベルで自分の波動が変化するのを感じてもらいます。もう一度最後の調整の波動のエネルギーを流しますので、この最後のエネルギーを感じながら魂レベルでエネルギーが変化していくのを感じていってください。
ではアファーメーションを言います。
宇宙の大神様へ、我が魂にエネルギーを頂き感謝を申し上げます。宇宙の大神様の力により我が魂は救われました。新たなる時代に向け、神の力を頂きました。この力を世の人々のために、地球の国々のために、ぜひ生かしたいと思います。宇宙の大神様に救われ、身も心も喜びを感じております。一人ひとり感謝の言葉を述べていただきます。宇宙が平和でありますように。
②腐った心を修復
私たちは大和の神としてお話をいたします。日本の人々が西洋文明の影響を受けて心が堕落し、個人主義に陥っていき、物質文明の虜になってしまいました。心も物質化してしまい、物質がすべてであるかのように物質を手に入れることが幸せであるかのように思っていきました。
日本人の心を虜にしたこの物質、この物質に完全に意識が向いてしまい、日本人の人を見る目がおかしな感覚へと変わってしまいました。物質的なもので人を評価し、物質的な観点で人を見る、心の目で他の人の心を見ることができなくなってしまっています。
この腐ってしまった日本人の心を修復するために皆さん方少しでもできることをやっていただきたいと思います。まず一人ひとり自分の心が日本人として日本人の心すべてと繋がっている、すべての日本人の心が自分の心と繋がっている、まずこの意識を今つくっていってください。
自分だけではなく他の多くの人の喜びや悲しみ、苦しみも感じてくる、いろんな人の喜びや悲しみ、苦しみ、それぞれ感じてくる、多くの人が迷っている、どこに向うのか、自分は何なのか、迷っています。多くの迷っている日本の心に皆さん方から光を送り届けていただきます。
まず自分は本当の日本の神に愛され、光を受けている、この意識をつくってください。自分は日本の神に愛され祝福を受けている、自分の心を神からの愛と祝福で満たします。そして自分の心を通して他の人の心に意識を向け、迷っているものや苦しんでいるもの、悲しんでいるものがいたらこの神の波動をどんどん流していき、愛と祝福を広げていってください。しばらく自分の感ずる心へとこの波動を広げていってもらいます。
皆でアファーメーションを唱えます。
私たち日本人は太陽の光と共にいます。この太陽の力により人々の心に光を流します。苦しんでいるものに光を与えます。悲しんでいるものに光を与えます。迷っているものに光を与えます。日本人としての使命をしっかりと覚えておきます。この光を常に私から流していきます。私に迷いはありません。私に苦しみはありません。私に悲しみはありません。すべての人々の心にこの太陽の光が満たされますように。
それではここまでにいたします、ありがとうございました。