2011/7/25 月曜交流会
正しい祈りと間違った祈り
①自分は他人よりマシ、という慢心の心
私たちはアルテミスの仲間としてお話をいたします。この地球の流れが急速に変化してきており、新しい地球に向けての流れと、これまでの地球の流れとが分かれてきており、多くの生命がこの流れの分離の間にあり、どの流れに向っていくかを選んでおります。
多くの生命はそれぞれが持つ固有の周波数があり、その固有の周波数に応じて自分に見合った流れを選んでいきます。人類そのものがどの流れに向うかはこの人類の根本的な周波数に依存することになります。今の人間としての基本的な周波数はこれまでの流れから新しい流れに向うことを望んでおります。
新しい流れに入ろうとする人類の意識と、これまでと同じように好きなことをする、これまで手にしたものを手放すことなくずっと快楽を手にしていたい、いろんな人間の思いがあり、新しい波動に向おうとしている本来の人間と、それをさせないようにしている執着的な人間がおります。
本来の意識の周波数を持っている人間たちは、これまでの人間の意識とは決別し、新しい地球の中に入ることを望んでおります。しかしこれまでの人生において自分が身に付けてきたもの、手にしたものを手放すことができずに手にしたままにしてただ人生を過ごそうとしているものがたくさんおります。
手にしたものは必ずしも財産や名誉というものばかりではなく、すぐ不安になってしまう、すぐ心配してしまう、自分はできない人間、このように自分自身が身に付けた波動そのものが執着的になっており、それを延々と持ち続けようとしている人がたくさんおります。
地位や名誉に限らず被害者意識や不安や恐れでさえもそれを手にして自分のものと信じ込んでいる人はこれからもその流れを続けることになります。新しい次元の中に入るにはこれまで身に付けてきたものを本当に手放す必要があり、それらとはまったく異なる意識レベルへと向うことが必要となります。
しかし多くの人はそれをどうやって行なうのか、どうしたらこれまでの意識と分かれることができるのか、それができずに困っていることと思われます。今日はいろんな時間的な条件から、自分の正しい思いを次のサイクルに影響を与えることができるという状況にあります。
正しい思いをしっかりとこれから来たるべきサイクルの中に入れることにより、サイクルを自分でコントロールしていく、自分でコントロールできるサイクルの中に入っていく、こういったことが可能になっていきます。これからのサイクルに自分がある程度意志をつくり出し、そして自分のつくり出した流れに入るように持っていく、それに向けての儀式的なワークをしていきたいと思います。
皆さん方の言葉では祈りという言葉がありますが、祈りは人間が言葉を通して宇宙や神、自然に何らかの思いを届け、その思いを神や自然のものたちに理解してもらいながら良い方向へと進ませるように持っていくもの、これをお祈りとするならば、これから行なうのはそれをもっと明確に方向性をつけてより確実なものへとワークをするという儀式的なものになります。
しかしそのためには一人ひとりの意識がかなり明確に働く必要があります。まずリラックスしながらこれまでの自分の人生をいろいろと思い直してみてください。常に自分が身に付けている執着的な考え方、口のきき方、行動の仕方、誰かに何か言われたら本能的に反応する自分の心の動き、いろんなものを思い出してみてください。
自分が何か本能的に口に出したり、本能的な行動をすることによって問題が起きたり、相手に不快感を起こしたりしたことを思い出していってください。自分の言動によって他の人が不快感を持ちトラブルが起こる、これはお互いが同じ波動を持っており、お互いが同じゲームを続けているのです。
何か口からすぐに出てきた反応と、それを聞いて不快感を感ずる反応、両方とも同じエネルギーを持っているのです。そしてそれを持っている限り同じ現象が何度も起こります。これを不快感を感じないようにするには、不快と感ずる自分の思いがどこからきているのか、なぜ不快感を感じたり、なぜそういう言動をとってしまうのか。
自分自身の心を見つめていく時、まず自分はそんなに悪い人間ではない、自分はそんなにひどい人間ではないということを前提として考える人がたくさんおります。すべてが相手が悪く、自分はそんなに悪くはない、こういう意識を持っている限り、この問題は解決しません。
ほとんどすべての問題は自分は相手よりましだという思いから起こされていきます。自分は今、目の前にいる人よりも良い人だ、目の前にいる人よりは正直で正しい行動をしている、こういう思いを持っているとそういう思いが心の中にあるということを見せるために同じような人間が近づいてきて、その波動をぶつけてくるのです。
素直に自分に人よりもましだという思いを持っているということに気が付き、それに執着しないことが必要となります。これからの新しいサイクルにおいては今もし持っている波動をそのままにしておけば、また同じことが次のサイクルでも繰り返され、同じ人間関係を繰り返すことになります。まず今、心の中にしっかりと思い出し、自分が本当にこれまで問題を起こしてきたこと、それを一つひとつしっかりと見つめていってください。
この宇宙を創りなしたまいし神々、我がアルテミスが心を込めてお願いをいたします。ここに馳せ参じている人間たちの心を浄化し、次のサイクルにおいて少しでも一人ひとりが自らの心に気が付き、同じ過ちを犯さないように、同じサイクルを繰り返さないように進むことをお祈り申し上げます。
願わくば神の力により一人ひとり自らの心に目覚め、心にしっかりと意識を向け、心をコントロールし、衝動的な軽はずみな言動を取らないこと、習慣的な自分の心に任せるのではなく、相手のことを思い、相手に不快感を与えないように一人ひとりが心から気を付けていく、このようないたわりと思いやりの心に目覚めることを願っております。
大いなる神の意志に従い、一人ひとりが自らの心に気が付き、執着的な波動を置いていき、新たなる波動の世界にて清く目覚め、新しい光となって生まれ変わることを望んでおります。
皆さん方一人ひとりも大いなる神に向かい、自らの心をしっかりと表に出して、神々に対してお祈りや誓いの言葉を述べてください。
今、この地球においていろいろなところで平和への祈りが行なわれております。平和への祈りという人類の行動があちこちでとても多く行なわれておりますが、本当に神に届くものはわずかでしかありません。平和の祈りと口で唱えておきながらもただ形式だけであったり、義務であったり、仕事であったり、それによって自分が良い人間であるかのような証を得るためにやっているものが多く、祈りのエネルギーとしては必ずしも十分なものではありません。
しかしすべてが世俗的なというわけではなく、ほんのわずかでありながらも神に繋がる素晴らしい祈りを捧げているものもおります。今この場において今世界で行なわれている非常に多くの祈りの中から、本当に良いお祈りだけを選び出し、その祈りのパワーを増強させて神々の世界に送り届ける儀式をしたいと思います。
皆さん方は常に神聖な波動を保ちながら、自分の心を信じ、神聖なる世界を信じ、地球の人々も全員が神聖な波動の中にいる、それをしっかりと信じておいてください。
我がアルテミスより大いなる神々にお祈りを申し上げます。ここに集まるものどもが心を開き、心を清くして神々にお願いを申し上げようとしております。
願わくばこの地球で平和に対し、幸福に対し心から真剣にお祈りをしようとしている人々がおります。どうかその人々の心を察し、彼らの祈りを聞いてくださるようにお願いを申し上げます。この地球の心正しきものたちの心を今ここに集めてここにいるものたちの力を使い、そのパワーを増強させて神々の世界に届けてまいります。
皆さん方はこの地球の良き人間たちだけの心を感じてください。良き人間たちの祈りを感じてください。
この地球の人々すべてが本当に平和になっている、本当の幸せになっている、この感覚を身体で感じてください。地球上の人類すべてが幸せな心を身に付けている、これを感じて感じた波動をそのまま神の世界に送り届けてください。
神々の世界からのお言葉がきました。皆さん方から届けられた地球の人々のお祈りを受け取りました。地球の人々が幸せに、平和に生きる波動が送られ、私たちと繋がることができました。この幸せや平和の波動を地球の人々に戻すワークをいたします。
一人ひとりが本当に心から人間が好きである、人間が大好き、どんな人間でも愛することができる、特定の人間や一部の人間だけを愛するのではなく、どのような人間でも心から愛することができる、それを心にしっかりとつくり上げ、その中に入ってください。
私はすべての人間が大好きである、私はすべての人間が大好きである、私はすべての人間が大好きである。人間の世界に神の波動が入ってきています。人を差別し、自分と他人を分離させていた波動を少しでも和らげ、なくし、現象化されないように神々のパワーが流れてきております。ぜひ自分の心の中から分離させる波動を少しでも消していってください、そしてすべての人間が大好きである、心から感じてください。
人間たちは自分を良く見せようとして戦い、相手を倒し、自らが良しとする証拠を得ようとします。もう人間が戦う時代は終わりを迎えております。他を叩きのめす時代も終えております。他を下にして自らが上がっていくという時代も終えております。
これからは協力し合い、助け合い、お互いに慈しみを持って大きなものを共同でつくり出していく、その世界に入っていきます。新しい自分のサイクルが今どんどんエネルギーが入っていき、つくられ、今その流れに自分が向っているのを感じてください。
今自分が向っているのは人々が助け合う流れ、喜びを分かち合う流れ、そこに向っているのをしっかりと感じてください。皆さん方が新しい流れにまた少し近づき、方向を修正させ進んでおられるのを喜びとしております。しかし新しい流れに入ろうとしてもついこれまでの流れに戻ったり、目を向けてしまったり、あるいは逆に新しい世界に不安や恐れを感じてこれまでの世界に戻ってしまう人がおります。
これまでの世界に決別し、新しい世界に入るためには心の病を本当になくし、もう不要なものを手放すことです。俗にイナーチャイルドと呼ばれている小さい頃の自分、自分自身の足を引っ張っている自分のエネルギー、これによって自分自身が前に進めなかったり、新しい世界に進めなくなっている場合があります。
一人ひとり、小さい頃の自分はどんな人間だったか、いつも何に恐怖を感じていたか、自分にとって不安や否定的な気持ちになったのはどういう時だったか思い出してみてください。
Shigekoさんの小さい頃の波動に自分のやることがいつも無視されたり、認めてくれなかったり、頭から否定されたりすると、そこでやる気がなくなったり、自分自身が否定されたりするような感覚を身に付けておりました。まるで自分を無視したり、否定するような言い方をされると、自分自身が本当に波動が低くなってしまい、自分が価値がない人間であるかのように思ってしまいます。この自分は自分ではあっても本当の自分ではありません。克服すべきエネルギーとしてたまたまその波動と学びをすることになったのです。今はほとんどそれに打ち克ち、自分は自分の力で克服しようとして切り抜けてきました。しかしそれでも小さい頃の痛みや苦しみはまだ残っており、同じような言い方をされると
一気に自信がなくなったり、やる気がなくなったりしてしまいます。自分の小さい頃に意識を向け、もう役割は終わったのだよと言い聞かせ、自分自身は充分に愛されており、力があり、パワーがある、今は充分にそのエネルギーからは開放され、大きな大きな素晴らしい自分になっている、それを心の中でつくり上げていってください。
Takayukiさんの波動には、小さい頃は親との関係の中で自分自身が何故こういう言い方をするのか、何故こうやってはいけないのか、自分の日常の言動についていろいろ言われることに反応し、常に何故なのだろう、どうして駄目なのだろうと考えてしまう自分がいました。疑問を持った段階で思考が動かなくなりそこで留まってしまい、発展性のある考え方ができなくなってしまうのです。それにより親から言われる言葉一つひとつが自分の考え方を狭められてしまい、大きな考え方、より広い考え方ができなくなっていました。小さい頃の自分をしっかりと見つめ、もうそんなことは必要ないのだよ、今は自由に何でも考えて良いのだよと、言ってあげ自分自身が開放されるように、自分はいろんな考え方
を自由にできるように意識を変えていく、そうやって小さい頃の自分を変えていってください。
Shogoさんの子供の頃の自分を見た時、心の中の自分はとても愉快に楽しいことを考えていながら、人と一緒になって話す時にどうもうまく話せない、うまく話そうと思ってもうまく話せない、これがどんどん自分にとって嫌になり、そのうちに話すよりは考えることが好きなってきた、いろんなことを考えている、そういう自分があなたの中にあります。小さい頃の自分をしっかりと見た時、いろんなことを考えている、でもそれは楽しくしようと話してもうまく話せなかった、こういったことが背後に隠れております。そんな自分をしっかりと抱きしめ、許し、そしてそれで良いのだよと心から思ってあげることが必要です。自分自身の心の中の苛立ちや不安、できないことへの不安や苛立ちを解消さ
せ、特にそこに意識を向けないようにする、自分は自分の普通の生き方を喜びとして受け入れていく、そこに意識を向けるようにしていってください。
Tamamiさんの小さい頃の自分は、親からいろいろ言われることに反発したり、気に入らなかったり、むかついたりしてしまう、そういう思いが段々蓄積され大きくなればなる程段々親との関係がうまくいかなくなってしまう、それにより寂しくなり、孤独感を感じてしまう、あなたの中の小さな子供は孤独感という波動の中で寂しく存在しておりました。そんな小さな自分をあなたは両腕で抱え、許し、認めてあげることです。そういう自分をそのまま認めてあげ、それを強い力へと持っていくことが必要です。あなたはそれ故に強い心を身に付けることができました。いざとなれば一人でいろんなことをすることができる、その強さを身に付けてきたのです。自分自身を許し、認め、そして新しい流れにつく
り変えていく、この強さのエネルギーは自分をしっかり導く強さとなっております。そしてこれからの流れにも充分に合うことができるでしょう。そのためにも小さい頃の自分を許し、手放し、もう小さい頃のことは否定的に思わないようにする、意識しないようにする、そうやって新しい流れに進んでいってください。
Akiraさんの小さい頃の波動では、あなたの中に楽しみを求め、見つける子供が存在しており、いろんなところから楽しみを見つけようとしております。自分だけの楽しみでもあり、周りにとっても楽しいもの、いろんなものを見つけようとして目を向けていました。しかしそれを誰にも分かってもらえず、評価もされないため、喜びを分かち合うことができませんでした。せっかく見つけてきた楽しみが他の人にはまったく理解されてくれない、その時のむなしさややるせない気持ちがあなたの中に残っております。誰かに分かってもらえる、理解してもらえるという波動はもう手放していき、自分が認めればそれで良いこと、自分で分かればそれで良いこと、これをしっかりと身に付けることが必要です
。小さい頃の自分をしっかりと見つめ、一緒になって同じ目線で遊んであげ、もういいんだよ、充分に楽しいことだね、そして理解してあげ、自分で自分をしっかりと認めてあげるようにしていってください。
今皆さん方の心の中にもう一度にイナーチャイルドのエネルギー、波動をしっかりと思い出し、理解し、見つめてみてください。大いなる光の神々よ、我がアルテミスの名前に従い、ここにいるものたちの子供の頃の波動を再調整し、このものたちがこの世において苦しみとならないように、これらの波動に影響されずに喜びをもって生きることができるように、エネルギー的な調整をお願いいたします。
一人ひとりがしっかりと宣言をしてください。皆さん方が少しでも新しい次元に向うことができるように総合的な再調整をしておきます。それでは少し休憩を取ります、ありがとうございました。
②現実は心
私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。今日は皆さん方の心の波動に応じて新しい世界に向けてのワークが行なわれていきました。皆さん方の心の中にはいろんな世界が存在しています。一つひとつが自分の世界でありながらも、その世界をすべて自分が管理しております。
自分が悲しくなった時、心の中の悲しい世界が動き出し、そして自分をとことん悲しませようとして動いていきます。自分が喜びを感じている時、喜びを感じる世界がどんどん大きく成長し、もっと大きな喜びを得ようとして動いていきます。
心の中にはいろんな世界があり、そしてそれらはすべて自分のものとして感じております。いずれはこの心の世界が単なる心の世界ではなく、現実の現われであり、現実そのものであるというのを理解する時がくるでしょう。現実がそのまま自分の心である、それを理解した時、心の中に悲しみや苦しみがある時、そこに意識を向け、焦点を向けると余計に苦しさが強くなってしまう、つまり苦しい世界をどんどんより苦しくさせてしまっていく、そういったことに気が付いてくるのです。
自分が苦しい世界に意識を向け、パワーを強くしていては現実は苦しくなるばかりになります。自分の心は結局は現実と同じであるということ、自分がどこにどうただ意識を向けているのか、それが違うだけであり、実際には心は現実そのものである、それが分かった時に現実をどのようにして生きるか、心をどのようにしてコントロールするか、そういったことが少しずつ理解されるようになっていくでしょう。
皆さん方が新しい世界に向うということは、心を自分でしっかりとコントロールできるようになり、でも現実にあるものを心でしっかり受け止めていく、これがうまくできるようになることを意味します。世界を平和にしようとしても心が平和でなければ世界は平和にはなりません。
心はこの世界をそのまま受け入れることができる、ただそれだけをしっかりと理解するようにしておいてください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。