2011/7/18 月曜交流会
間違わないようにすると不安を引き寄せる
①不安や恐れを出さない
私は恐れという波動です。人間の意識に関与し、恐れという思いを出すようにつくられた波動です。我らはこの人間の心に関与し、心の働きを鈍くさせる役割があります。不安、恐れ、心配、このような波動により心の動きが鈍くなり、感受性が低くなり、判断能力が鈍り、行動が限定されてきます。
恐れという波動により、心が動かなくなり人間の行動が限定されていきます。心は自由にいろんな光や波動を使うように働いています。しかし恐れという波動を認識すると心の動きが鈍くなり、判断力も鈍くなり、限定された行動になっていきます。
我らが心に住みつき始めたのは、人間の生活を脅かす存在が現われ、その存在たちが人間をコントロールするためにつくり出しました。最初の人間には不安や恐れはキャッチできず、まったく影響を受けない心になっていました。
そこへ新たなる人間たちがやってきて、初めからいた人間たちをコントロールするために恐れという波動を特定の人間たちに影響を与えるかのように洗脳し始めていきました。それ以来人間の心に恐れが住みつき始め、この恐れはとても強い力を持ち、急速に他の人々へも伝わっていきました。
恐れの波動は人間の全ての働きを鈍くさせてしまい、脳の働きも鈍くさせます。地球の多くの人々が恐れを身に付けてしまい、そこから逃れることのできない生活を普通に過ごしております。この宇宙には進化した星が無数に存在し、その進化した星においては恐れという波動はまったくキャッチできない状態にあります。
つまり恐れの波動があったとしてもそこに住む住民たちにはまったく波動が合わず、認識されない状態にあるのです。恐れという波動は心に影響を与えるレベルではかなり下の方のレベルにあります。波動の低いレベルであり、心を成長させ低い波動に感じないようにしていけば恐れは感じなくなります。
多くの人が生きること自体に恐れや不安を身に付けています。お金がないと生活できない、食べ物がないと生きていけない、友達がいないと寂しい、仕事がないと生計を立てられない、いろんな意味において恐れという波動が心の中に入り込んでおります。
そしていわゆるネガティブという波動にはことごとく恐れや不安がまとわりついております。間違ったら恥ずかしい、失敗しないようにする、こういう意識によって失敗しない、間違わない、こういう生き方が身に付き、常に正しいことをしようという働きを身に付けていきます。
しかしこうやって身に付けた正しい行動は失敗しないようにする、間違わないようにするという生き方であり、常に不安を伴っているのです。不安や恐れを伴わない生き方というものは初めから恐れを前提にしないことから始まります。
失敗しないようにする、間違わないようにする、恥をかかないようにする、こういった恐れは常に反対の波動をつくり出していきます。多くの人間がいわゆる否定的なエネルギーに不安を繋げてしまい、否定的な言動のすべてが恐れや不安を呼び寄せております。
そうして否定的な言動を取らないように教えておりますが、実際には不安や恐れを一杯引き寄せる働きをしております。間違ったらどうしよう、失敗したらどうしよう、これによってすでに恐れのエネルギーがやってくるのです。今地球の人々が恐れや不安をしっかりと理解し、その学びを進めていくと本当に恐れや不安をまったく持つことのない生き方を選ぶことになります。
不安や恐れをまったく持つことのない生き方、それは恐れを手放したというわけではなく、恐れにコントロールされない、恐れに利用されないという生き方が基本になるのです。多くの人は間違わない、失敗しないでやる、こういう思いを持っているために、すでに間違う、失敗するという波動が呼び寄せられてきます。
不安や恐れを学ばない人は初めから不安や恐れを考えることもなく、エネルギーを引っ張ることもしません。単純に一人ひとりの言動を客観的に見て客観的に判断しているだけであり、不安とか恐れは何一つ出てくることはありません。不安や恐れをまったく出すことなしに生活を普通に行なう、これはとても難しく、毎日家族でのいろんなお話や他の人との話し合いにより心で不安を感じたり恐れを抱いたりしていきます。
しかし本当に必要なのは後悔、心配や不安を出さないようにする、初めから負けないようにする、この力が必要となるのです。不安や恐れの力はとても強く、人間の考えている以上に影響力をもたらしていきます。不安や恐れによりいろんな人からの波動が飛び交い、そして大きな争いにまで発展してしまう、こういったことが普通に行なわれております。
この恐れを自分で見つけていき、自分で解決する必要があります。新しい地球に入り込むためにはこれらの恐れを持っていく必要はありません。すべてを手放し、すべてを良い方向として理解していくのです。
Meguさんの恐れを調べた時、あなたの恐れは大いなる世界からの光に対する恐れがあります。自分が何か光に向って進もうとしても今歩んでいる道が光かどうか分からない、光でなかったらどうしよう、光として生きるとはどういうことか、これらに対する恐れがあります。これらの恐れは多くの人間がつくり上げ身に付けてきました。しかしもうこの恐れを学ぶ時期は終わろうとしております。もうこの恐れを手放さなくてはなりません。自分が従っているもの、進んでいる道、これが光かどうか分からない、こういう考えを根本から無くす必要があります。恐れを抱かないためには、正しい正しくないにこだわらないこと、自分で決め付けないことが重要です。正しいことだけを選ぼう、間違ったことはしない、こう思っていると間違ったことすべてに恐れや不安のエネルギーが繋げられていくのです。間違ったりしても気にせずに常に自分の良いと思ったことを選んでいく、正しい道というものを教えられてそこを歩くのが目的ではありません。自分の歩いた道が正しくなるように歩いていくことです。したがってその不安や恐れを解消するために自分は自分の基準で常に最善の道を歩いている、これが間違った道とか、別の道という考えがまったく存在せずに、自分の現実がすべて正しい、現実で起こることはすべて正しいこと、これを理解し受け入れることが必要となります。
Reiさんの恐れ、あなたの恐れには人との信頼、特に裏切られることに対しての恐れがあります。信頼していた人に裏切られる、この裏切りということがとても強い恐れを現していきます。この恐れを解消するためにはそもそも人間関係とは何かということを理解する必要があります。出会う人はすべて決まっており、決まった人と出会って決まった条件でやり取りをする、これが本来の流れであり、誰と出会うか、どこで出会うかは予め決まっているのが普通です。したがって人間から出されてくる不安や恐れは本当は意味のないものであり、自分のなるべき時になる状態へとなる、これが基本なのです。したがって自分の選択したこと、選んだことはすべて自分にとって正しい、それを自分に納得させるようにしていってください。
Takaさんの恐れ、あなたの恐れは普通の人々の恐れとはちょっと変わっていて、ある意味では自分がどんどん大きく膨らましてしまった恐れと言えるでしょう。始まりは本来の恐れのエネルギーを人間の心に与え、心を鈍くさせることが目的でした。途中でこの働きが変化していき、あなた自身のマインドのパワーを使うことにより、どんどん新たなる恐れや不安へと変化していく、これが感じ取られたために、できるだけ多くの恐れを与えるようにしようとするものたちが集まっております。したがってどのような理由で恐れを抱くかはあまり意味がなく、ただ単純に恐れを出させるというのが目的となって干渉してきます。これに対処するには自分の苦手なもの、不得意なものに意識を向けずに逆にそれがうまくいくこと、成功していること、ちゃんとやっていることに意識を向ける、不安を伴わずに本当のことを心から信ずると、それが現実をつくり出していくのです。不安から出された思いは何一つ現実化しません。しかし完全に不安を取り除き自分の喜びに満ちた気持ちで考えるとそれは実現しやすくなるのです。ぜひ自分の力で行なうようにしてみてください。
Naoさんの恐れを見た時、あなたの恐れにはいくつかのタイプがあり、それぞれが別々にあなたに影響を与えてきます。特に強い波動は、自分の価値が認められなかった場合の恐れ、正しく認識されない、分かってくれていない、理解されていないという、この思いが不安や恐れをつくり出し、これが大きくなって存在しております。これらの波動に影響を受けないようにするには、自分の心の中で何らかのしがらみについているものがどれだけあるか、周りの人から言われたこと、学んだことの中で自分が身に付けてしまった恐れや不安をしっかりと理解し、それらを手放していくのです。毎日の言動の中でつい押し寄せてくるいろんな不安や恐れ、それに心を奪われることなく、むしろ良いもの、発展するもの、成長するものという感覚で見ていき、その不安のエネルギーをあたかも喜びであるかのような感じでみていく、これによって不安や恐れのエネルギーは波動を変えていきます。喜びの波動に変化していき、心を小さくさせることが起こらなくなっていくのです。ぜひよく見つめ、自分の心をしっかりとコントロールできるようにしていってください。
Akiさんの恐れのエネルギーは、あなたの恐れは自分自身をしっかりと保持するための恐れと言えます。周りの人には理解されていない、分かってもらえない、でも自分はしっかりとやっていく、この考えがあり、それによって自分のエネルギーが動いていきます。周りから言われたことの恐れや不安、それが常にエネルギーとしてまとわり付き、影響を受けております。この影響をなくすことはとても難しいのですが、ある意味ではそれらの思いを自分のエネルギーでないものとして客観的に見ていく、自分とは関係ないエネルギーとして対極的に見ていく、それによってそのエネルギーとの繋がりが弱くなり、自分の頭から離れていくことになります。どのような恐れの波動がやってきてもただ客観的に見ていく、それによって自分を高めるようにしてみてください。
皆さん方の恐れを見てみました。それぞれ自分の心の中に恐れを感じ、恐れのエネルギーをしっかりと認識してください。宇宙からの変容のエネルギーが現われ、皆さん方の恐れの波動を調整していきます。心の中の恐れをしっかりと見つめ理解し、認識してください。光よここに来たれ、人々の心にある恐れを変容させたまえ、ここにいる人々の心の中の恐れを解放したまえ。心は自分のものとなり、不安というものの所有物ではなくなりました。しかし不安を引き寄せるとまた元に戻ってしまいます。決して不安や恐れを抱くことなく、口に出すことなく、新たなる心で過ごすようにしていってください。それでは少し休憩を取ります、ありがとうございました。
②隠れた能力を目覚めさせるには
私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。皆さん方の一人ひとりの隠れた能力、これを目覚めさせるためにどうしたら良いのか、こういう質問がありました。一人ひとり自分だけの能力を持って地球にやってきております。それは自分だけにしかできない能力であり、他の誰とも違う能力になります。
この能力がどのようにして目覚め、どのようにして使うのかは人によってまったく異なっております。また今の人生で開花するとも限りません。基本的には地球に来た時にその本来の能力を発揮させる時期を想定しており、その時期に合わせて学びを進めているのです。
したがって基本的には毎日の現実をしっかりと受け止め、愛を身に付け、神との繋がりがつくられれば、その能力が目覚め使えるようになります。どのような能力においても、まず光をしっかりと使えるようになること、神の意志を感じられるようになること、そして愛を身に付け、愛を持って能力を使うこと、これらが必要となります。
皆さん方の場合でも一人ひとり能力を身に付けております。しかし今この時期にそれが目覚めるのかどうかは決まってはおりません。ただ今の地球の状況を見た時に一人ひとりの目覚めが早く進み、そして能力を使えるようになることはとても意味のあることと言えます。
能力をうまく使うためには光をしっかりと使いこなし、神に繋がり、愛を持って行動する、これが前提条件であり、これらを身に付けることによって能力が開花するのです。光をしっかりとコントロールする、神の意志に繋がり、愛を持って行なう、これをいつ身に付けるのか、これは人間に任されており、決まっていることではありません。
人間がどのように愛を身に付けていくのか、どのようにして光をコントロールしていくのか、これはまったく決まっていないのです。したがって人間の進化に応じて能力が変わってくるのです。今のこの地球を良い流れに持っていくためには、一人でも多くの人が目覚め、能力を使えることが必要となります。
一人ひとりが愛を持って行動し、光をコントロールし、神の意志によって動く時、その人の能力が目覚め、そして地球に大きな影響を与えていく、多くの人がこのように行動すれば地球は急速に変化し、素晴らしい地球の姿が見えるようになるでしょう。
ただ今の人間の意識レベルを見た時、すぐに多くの人が目覚めるということは難しい状態といえます。ここにいる皆さん方だけでもそれを理解し、自分の能力を早く身に付けようとしている人がいれば、それは素晴らしいことといえます。一人ひとりがどういう能力を身に付け使えるのか、今そこに光を当てていきますので、自分がどういう能力を使えるのか、どのようにして使うのかを感じてみてください。
Meguさんの能力は、あなたの本来的な光が輝き出し、それによって人に光を流せるようになると、あなたはその光で人を照らし、その人の良いところ悪いところが見えるようになっていきます。自分の光を照らすことによりその人の光が見えるようになってくる、しかしそこでも大きな試練が必要とされます。仮に光でないものを見たとしてもそれを口に出さないこと、自分だけの意識に留めておき、自分は光だけを見てその人の光と接していく、この意志の強さが必要とされます。光を出すということと、光でないものを見たとしても一切口には出さない、この能力がしっかりと身に付いた時にあなたの本来のものが動き出していきます。
Reiさんの能力では、魂のレベルで明らかに相手の波動を感ずることができ、相手がどういう人生を進み、どういう人生を流れていくか、これを魂レベルで感ずることができます。魂レベルで感じたものを自分の意識で理解するためには魂との繋がりをしっかりとつくり上げる必要があります。魂との繋がりが不完全であれば、他の人のエネルギーを不完全に解釈してしまい、常に間違った判断を下すことになってしまいます。したがって自分自身がまず魂としっかりとした繋がりをつくり、自分の魂からの情報を完全に受け取る、これができて初めて他の人の人生の流れがしっかりと感じられてくる、そういう能力になります。
Takaさんの能力に関しては、あなたが感じるスピリチュアルな波動、特に一人ひとりの背後に感ずるスピリチュアルな波動が、とても大きな影響力を持っていて、その人の流れ決めている、その人の選択に影響を与えている、こういうものが感じられるようになってきます。その人が何か大きな分岐点に来たり、大きな現実に来た時に背後に何かを感じ、その背後の何かによってどこへ向うのかが感じられてくる、あなたはそれを感ずるだけで変えることはできません。他の人の個人の現実であるために介入はできないのです。しかし確実にそれを感ずることができます。あなたがこの能力を身に付け使えるようになると、他の人が悩んでいたり、困ったりした時に、その背後のエネルギーを見ようとすると、それが見えてきて、どうしたら良いのかをアドバイスすることができるようになります。そのためにはその人の背後のエネルギーを明確に見ることができる、背後を見るためには正面からだけ生きていたり、正面からの話だけを持っていくのではなく、別の角度、反対の角度、いろんな側面から物事をとらえるという意識が必要になります。人間の見方や物事の見方を正面の一つだけではなく、いろんな方面から見ていく、これを身に付けることによりその人の背後のエネルギーが感じられるようになっていきます。自分の見る力を多面的な面から見るようにしていってください。
Naoさんの能力を見た時、あなたが瞬間的に何かを感じたり、何かをキャッチする、何かを頭で感ずる、そういった時に確実にあなたに向けられた波動があり、これをあなたが感じていることが普通になります。初めのうちは自分の妄想、自分の考え、自分が思ったものとして認識しますが、次第にリアルな思いが現れるようになると単なる自分の思いではなく、明らかに他のところから送り込まれてきた、他からのエネルギー、これが理解されるようになってきます。そうすると他から来たエネルギーを分析し、どこから来て何を言おうとしているのか、これを感ずることができるようになり、これを発展させていくとテレパシー的な意識として使えるようになっていきます。まずは何らかの思いやビジョンを明確に受け取る、これを発展、成長させて、テレパシー的に使えるようになる、この能力があなたにあります。これを活性化させ、正しく使うためには、見たことや感じたことを正しく分析する、感情や主観を入れずにそのまま正しく認識する、これが大事になります。自分の主観や感情が入ると、たちまちにして内容が変化してしまい、テレパシーではなく自分の妄想の中に入っていきます。感じたものを自分の波動と切り離し、ただそのまま感じ取る、そのまま受け入れていく、そういう練習をしていってください。
Akiさんの能力は、あなたが人間一人ひとりに対して感じたこと、思うこと、これがとても強い影響力を与えるようになり、自分が単に思っただけで実際にその人はそれを行動するようになる、自分が念じているとその通りにその人が進んでいく、こういう能力が育っていきます。これは実際には自分が思うとその通りに行動するのではなく、その人の行動することが何らかの形で現れてきて、自分が思ったかのように感じていきます。単にビジョンがくるとか、何かを感ずるというものではなく、あたかも自分が考えたかのようにして脳の中に現れてきます。そしてその通りに現象化が進むために、あたかも自分が思ったこと、考えたことが現実化するように見られていきます。この能力を身に付けるためには、メンタルの強さ、マインドの強さが要求されます。ただ単に思うというレベルではなく、しっかりと正しく思う、認識する、考える、この能力が必要であり、これらを養うことによって見えた思いが自分の思考のエネルギーと一つになって考えたかのように形つくられていきます。ぜひメンタルを強くして思考のエネルギーを強化していってください。
皆さん方に与えられた能力は、本当は時間がかかったり、今回の人生で身に付くかどうかは分からない能力といえます。しかしここにいる皆さん方はこれらの能力を使いこなすことにより、人々に大きな影響力を与えていくことができるでしょう。そのために少しでも能力が目覚めるように、皆さんに覚醒のエネルギーを流していきます。ぜひ光を使いこなし、神の意志に従い愛を持って能力を開花させるようにしていってください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。
20110719 of Central Sun Ascension Report
