2011/6/27 月曜交流会
日本人が崩壊してきている
①他を生かすという生命原理
私たちはアルファーオメガという領域からお話をいたします。私たちは銀河連盟の中のある領域を治めており、この領域において宇宙における調整やバランスを取る役割を行なっております。私たちはこの領域において宇宙の仕組みを学びながらさらに大いなる宇宙の大原理、また、生命についての探求を続けております。
大いなる宇宙において学びを続けている時、この惑星に関する情報を耳にしました。はるかなる遠くの惑星、地球と呼ばれている星において大きな変革が起こり初めており、その変革が宇宙そのものを根本的に変えてしまう可能性があるという話を耳にし、私たちもこの惑星のところへと意識を向け、そして観察しておりました。
この地球という惑星を時系列的に調べていき、地球の磁場を確認していくと、磁場の影響がとても強く宇宙の領域に影響を与えており、このまま地球の磁場を放置しておくと宇宙そのものがバランスを失うということが明らかに確認されました。
宇宙においてこの地球の磁場の異常は放置できない状態にまで歪み続け、もう自分の力では元に戻せない領域に入ってきております。私たちがこの領域においてデータを集め、磁場の状態を確認していたころ、まったく別の存在たちがこの地球へ大挙として押し寄せ、さらなる磁場を強く歪ませ、自分たちの手によってこの磁場を自由に操れるように目論むという仕組みが動いていきました。
その当初から宇宙のいろんな存在たちがこの惑星に意識を向け始め、宇宙自身の歪みの原因がここからきているということを理解していきました。いろんな宇宙の仲間たちが意識を向け始めた頃、すでにこの星の内部の磁場はほとんど修復できないくらいの異常なレベルになっており、これをどのようにして修復するかが大きなテーマになってきました。
この地球の磁場の異常さを調べていくうち、この地球の本来の目的がまったく別のところにあることが理解されてきました。この地球という惑星はただの進化の場としての惑星ではなく、まったく別の役割を内部に秘めた惑星になっておりました。
多くのものがこの地球はただの生命進化の場であると思っていろんな生命を集めてきては生命進化の実験を重ね、より良い生命をつくろうとそれぞれが自分たちの知識を使い、経験を生かして優秀な生命をつくろうと目論んでおりました。
特にこの惑星は初期の段階において不安定な状態をかなり長く維持していたために、生命にとってかなり不安定な状態を経験することになり、それによりエネルギーレベルの低い状態でかなり維持していくという状況がつくられていきました。
エネルギーレベルの低いレベルで進化をずっと保っていく、そういう状態が長く続いたために中々思うように進化することができず、生命進化を促進させようとするものたちは途中で諦めたり、別の星へと移動する状態になっておりました。
それ故にこの星は他の星へ移ることなく残されたものたち、進化を見放されたものたちというエネルギーで進化が進むことになりました。この地球の波動はそれによりさらに進化が遅くなり、進化を促進させる根本の波動が中々地球に定着しない状態になっておりました。
この地球に進化の嵐がやってきたのは、いわゆるアトランティスと呼ばれる時代においていろいろの生命の鍵を持ったものたちが地球にやってきて、この地球における生命を次から次と新たな方向へと導き出していきました。多種多様な生命形態が現われ、それまでの停滞していた生命の進化とはかなり異なる速度で生命が進化を進めることになりました。
この新しい生命活動による進化は地球全体の波動にも影響を与え、地球自身のエネルギーレベルが少しずつ上昇する傾向にもなっていきました。しかしそれまでのゆっくりとした進化の流れに比べ、アトランティスにおける生命進化の早さは急速に早くなり、これが地球における生命のエネルギーのバランスを崩すことになりました。
古くからの生命進化の流れを進むものと、新たに生命進化の流れを速めるものとの間にかなりの摩擦が起こり始め、同じ惑星では共存できない状態になっていきました。このずれは地球全体に広がっていき、あちこちで生命進化の異なるものたちの間で摩擦が起こり、エネルギーの衝突が起こり始め、結果的に互いの生命を損傷し合うという現象が起こり始めてきました。
アトランティスにおいて共存できなくなった生命のものたちは、結局お互いの生命を奪い合うという形で幕を閉じ、新たなる生命進化の場へと切り替わることになりました。今この地球においていろんな生命が生存しておりますが、ほとんどの生命はアトランティスの崩壊以降に進化が進んできた生命たちであり、ある意味では強く生き残ったものたち、新たなる生命として生まれ変わったものたちが中心になっております。
今人間と称して知性的な活動を行なっている生命や、まだ動物的なレベルで進化を続けている生命もあります。いろいろの生命が広がり生存している中において、人間という生命形態は意識レベルにおいて本来の生命活動とは矛盾する方向へと意識を広げてきております。
本来の生命活動は生命進化の法則にのっとり、お互いに生かし合う、お互いに生かし合いながら大きな生命をつくり上げていく、こういう生命進化の原理において、人間は自分の生命維持のために他の生命を犠牲にする、他の生命よりも自分の生命を大事にする、こういう意識が定着し、まるで自らを自分で痛めつける環境をつくり出しております。
この宇宙における生命進化の原理として他を生かすことのできない生命はいずれ滅びることになります。生命は生きるという本質的な能力を身に付けておりますが、それは今の人間の意識から見た場合には生きるという風にとらえられているに過ぎません。本来の生命エネルギーは生かすというエネルギーであり、他の生命を生かす、他の生命を生かすために自分が行動する、生命が動きを与えられたのは他の生命を生かすために与えられたもの、これが宇宙における生命の原理となります。
他を生かすため、他を生かすために自分が動く、この生命の原理をこの地球でしっかりと定着させ、残っているのであれば地球は本来の流れを取り戻し、正常な磁場のエネルギーに戻り、お互いの生命が生かし合う場として復活することになるでしょう。
しかし今この時点において地球における生命は自らが生きるために他を犠牲にするという真逆の生命原理にのっとっており、それによって地球は自らが崩壊しそうになっております。この地球における生命原理が根本的に狂わされてしまったのは、地球に大挙としてやってきたものたちが自分たちのためだけに地球を使おうとしたところから波動が変化していきました。
自分たちのためだけに地球を自分のものにする、こういう意識により地球における生命の意識が次々と変化していき、自分のために地球を利用する、自分のために相手を利用する、こういう意識が広がっていき、あっという間に地球における生命ほとんどすべてがただ自分のために他を利用するという波動へ変換されてしまいました。
こういう生命の意識を本来の生命原理の意識に戻そうとしても、本来の生命原理に戻すのはとても困難な事態になってきております。他の生命のために自分が生かす、生かし合うというエネルギーをつくり出すためには自分が本当に他を生かすという波動を根本的に身に付けながら、それを信じて行動するということが必要になります。
ただ単に行動するとか、分かったふりをするという行動ではまったく波動は変わりません。本当に他の生命のために自分が生かされている、自分は他の生命を生かすために存在している、これを根本的に信ずることより波動が変化していくのです。
地球の人々は今の時点では大多数の人がひたすら自分一人で何とか生きよう、他の人を利用してでも自分が生きるという意識になっており、他を生かすという意識の人はそんなに多くはありません。したがって今この時点において地球の生命原理はほとんどが反対の波動になっており、宇宙から見れば地球だけがまったく逆方向に回転している状態になっております。
他の多くの星々が正常な進化の流れに向かって動いているのに対し地球だけが反対に逆方向へと進んでいるのです。わずか一つ逆方向の星があるだけでも宇宙全体から見ればバランスを崩していき、逆方向の動きによって宇宙がまとまって進化することができず、宇宙全体が不安定な状態へと引きずり込まれております。
したがって地球における今の進化の状況をただ放って見ておいたり、そのままにしておくことはできず、逆方向への進化を何とかしてでも正常な方向へと変えなければなりません。しかし地球の生命進化の流れを本来の方向に直すためには、まず人間の意識を根本から変えなければならず、そのためには人間の形をして強力なエネルギーを放出している人間という種族を何とかしてでも修正する必要があるのです。
今の時点において人間の意識レベルを戻すのはとても困難であり、本来の生命原理に戻そうとしても、誰一人信ずるものはなく、手助けしてくれるものもおらず、むしろ悪いものだと思われてしまい、他を傷つけ合うのが当然であるのかのように攻撃をしてきます。
どのような現象であろうとも攻撃する、相手の生命を破壊する、生命力を弱める、こういう行為は宇宙ではあってはならず、どのような状態であったとしても他の生命を生かすというのが宇宙の原理になります。地球における人々は正しい人間であるかのような顔をしながら、他の生命を傷つけたり、攻撃したり、破壊したりしてそれを正当化するために宗教、哲学、場合によっては宇宙の法則などという名前を出しながらも他の生命を破壊しております。
今のような状態が続くと、地球の人々は自ら崩壊することになるでしょう。それは神が人類を攻撃するとか、地球が人類に反撃をするとかいう意味ではなく、人類が自らの愚かさによって自らの攻撃的な力によって自滅するのです。
この地球において人類が自滅し、姿を消したとしても人類によって歪められてしまった地球の波動そのものが瞬時にして戻るわけではありません。他の多くの生命や地球の磁場を正常に戻すためには、地球の人類そのものが行なわねばならないのです。
人類が地球を歪めた以上、地球の歪みを戻すのは人類の責任になっており、人類でしか戻すことはできません。したがって、人類をすべて自滅させるということは結果的に修復不可能になり、地球自身がどうしようもできない状態になってしまいます。
そのために地球自身は人類を自滅させることは望んではおりません。地球が自分で生き残るためには人類に修復してもらう必要があり、人類に罪や罰を与えても根本的な解決にはならないのです。人類が目覚め自分たちの力で流れを修正していく、自分たちの力によって本来の磁場を戻していく、これが必要となるのです。
私たちは宇宙の遠くから地球を眺め、磁場を観察し、この反対に動いている地球をどうにかして本来の流れに戻そうと常に意識を向けております。私たちの意識を受け取ってくれる人類はほとんどおりません。むしろ多くの人間はまったく別の宇宙の波動を喜んで受け取っております。
アセンションができるように、自分が助かるように、自分一人でも良いから新しい次元に行けますように、こういう思いを持つものたちが次々と宇宙へと波動を放出しており、それに応えるかのように邪悪なものたちがやってきて、どんどんその波動を流していきます。
こうすればアセンションできる、こうすればあなたは助かる、私たち宇宙人が救ってあげる、このようなメッセージにより曲がった人間たちをさらに苦しめようとしております。今の地球の状態において本来の銀河連盟や宇宙の仲間たちが、地球の人間に本当の情報を与えるということはほとんどなされておりません。
多くの情報が地球人類の自己中心的な意識によって宇宙に呼びかけられ、その自己中心的な波動に応じた宇宙の仲間たちがやってきて、地球の人々に一番もっともらしいメッセージを与えております。アセンションをはじめ、多くの情報が地球の人間が喜びそうな意識に基づいてただ流されております。
地球上におけるアセンションの情報が山ほどあり、実に多くの人が情報を手にしているにもかかわらず、その内容がまったく別であり、一貫性がないことを理解していることでしょう。それは宇宙の計画が違うとか、宇宙の存在によって違うという意味ではありません。
人間のエゴであり、欲している人間の意識レベルがそうさせているのです。本来銀河連盟におけるアセンションの計画や流れは明確なものであり、いろんなバリエーションがあるわけではありません。しかし本来の銀河連盟の計画はほとんど人類には流されておりません。
どのような正しい情報を与えようとしても人間側のエゴによって変換されてしまい、正しい情報にはなっていないのです。そのために、皆さん方によく理解していただきたいのですが、今書物として出されている銀河連盟の計画やアセンションの情報はほとんど間違っています。
人間によって勝手につくられた妄想が多く、ほとんど銀河連盟の真意を反映しているものではありません。元々銀河連盟の計画は地球だけに関与しているわけではなく、宇宙レベルの危機的な状態として眺めており、地球人だけを救おうとか、地球人のためだけに何かをするという発想はまったくありません。
この宇宙におけるバランスをどう取り戻すのか、宇宙全体の生命をどう本来の流れに戻していくのか、その観点で地球を眺めているに過ぎません。確かに地球人類が今アセンションという時期において意識を高め、新たなる波動の世界に入る時期に来ていることは確かであります。
しかしだからといって何かをすれば救われるとか、どこかに行けば助かるとか、何かを身に付ければアセンションできるということはまったくありません。どのようなイニシエーションや活性化をしたところで他を生かすという波動を持っていない限りそもそもそ生かされる資格がないのです。
自分ひとりでも生きようとしているものに宇宙は、救いのエネルギーはやってきません。アセンションばかりを気にし、好き放題のことをやって、自分だけがまさしく上であるかのような意識を持っている人がたくさんおります。アセンションという言葉に興味を持ち、どんどんスピリチュアルな世界に入ってきている人が次から次とエゴを強くさせ、まるで自分が救われる、他のものたちは皆愚かでアセンションできない人間、そのように決め付けている人がたくさんおります。
本当に愚かなものたちです。スピリチュアルな世界に入っているものほど愚かなものが多く、自分だけが助かろうとしているのです。むしろスピリチュアルな世界にまったく関与していない人間たちが本当に他を生かし合い、家族で仲良く分かち合おうとしている人がたくさんおります。
他を生かそうという意識のないものが生かされる道理はありません。アセンションとは何であるのか、本来は地球を生かすために行なわれる現象です。今地球が大混乱の中に入っており、地球自身の生命原理が人間によって破壊されようとしているのです。地球における生命原理を正常な方向へと戻そうとする、そのためのアセンションなのです。
人間が助かるとか自分が助かるということがアセンションではありません。今人間が何を行なっているのか、自分たちは何のために地球にやってきたのか、本当にそこの根本のところを理解していただきたいと思います。
②他を生かすことにより真理が手に入る
私たちは宇宙において真理の普及に精を出している仲間たちです。宇宙において真理を知ろうとするものに私たちは近づき、真理を手にできるように働き掛けていきます。私たちが地球にやってきた時、地球における真理という意味が私たちのもたらそうとしている真理とはまったく異なることに驚きました。
私たちが手にしている真理はこの宇宙において宇宙の生命、進化、そして自分はどこに向かうのか、これらに対する回答として真理が存在しておりました。この地球に来た時、私たちは真理という名前を使いながらこれを利用しているものが実に多いことに驚き、真理は単に他を見下ろすためのツール、真理を知っていることにより自慢をしたり、他の上にいるという証を得ようとする道具、真理を手にしていることにより他の人々をコントロールし、自分の好きなことを行なえる、このようにして真理は利用され、手にしたものたちが次々と真理を悪用し他の人間たちを陥れているのです。
本来真理を手にするものは他を生かそうとし、他のために自らが真理の普及のために動き回り、少しでも真理が広がるように仕組みをつくっていきました。この地球に関してはまったく逆であり、真理は自分だけの中に留めておき、むやみに人には教えない、高額な金銭や特別な関係によってのみ真理を教えてあげる、実に傲慢な人間たちが真理というものを手にしながら、自分の満足のために利用しておりました。
真理という尊いものがこのように歪められ、波動が下げられてしまったことに実に悲しくなり、私たち自身この地球には近寄れなくなっていました。私たちがこれまで地球の人々と直接関与して本当の真理を述べたことは一度もありません。
本当の真理を述べようとする時、多くの人間たちの意識が急に優越感やエゴ、あるいはどう利用するか、そういう意識が動き始め、自分たちだけのものにしようとする目論みがすぐに現れてきました。そのために私たちは真理を述べることができず、そのまま去ることが普通でした。
私たちが去った後人間の意識に応じてエゴに満ちたものたちが集められ、いかにもこれが真理ですという誤った情報を伝えていきました。今の地球の人間がいつ私たちの本当の真理を手にすることができるのだろうか、いつどの人間たちに私たちの真理を公開できるのだろうか、ひたすらそれを待ち続けております。
地球の人々はもう取り返しのつかないくらいに宇宙の真理から離れております。自分たちが知っている真理というものは宇宙においてまったくの間違った情報であり、まったくかけ離れたものであるということを理解しておいてください。他を生かすという生命原理を知らない限り、宇宙の真理は手にすることができません。
他を生かすという意味を理解できない限り、真理はまったく理解できないのです。自分は他の生命のためにある、他の生命を生かすためにある、これを理解できない限り真理は何一つ理解できないでしょう。これから地球においていろんな変動が起こるでしょう。
その変動の一つひとつは他を生かすために自分は何ができるのか、自分は他を生かしたかどうか、それを確認する現象といえます。自分だけが助かろうとして必死になるのか、他を助けるために必死になるのか、いろんなことが観察されていきます。
アセンションできるのかできないのか、それはその時の自分の行動によって自らが悟るでしょう。他を生かそうとしたか、他を助けようとしたか。前回の大きな地震においても表向きは他を助けようとして多くの人々が行動をしておりました。本当に心から助けようとして協力し合ったものたちもたくさんおりました。
私たちはそこで見た他を救おうとした心をしっかりと確認しております。しかしそれに負けることもなく、ただ救うふりをした、自分の名前を売るために自分が善人だということを分かってもらうために、何か行動を起こした、こういう人もたくさんいるのです。
結局は被害者を利用しているに過ぎません。本当に助けようとしているのではなく、困った人を利用して自分が善人であるという証を得ようとしているのです。こういう人々もしっかりと記録に残されております。これからも同じような現象が起こるでしょう。本当に命を救おうとしている人と、命を救うふりをして名前を売ろうとしている人、たくさん現れてくるでしょう。
アセンションはそれによって行なわれてくるのです。他を助けようとする気持ちがどれだけ心に身に付いているか、今の地球の多くの人々が自分が助かること、家族が助かること、友達が助かること、そればかりに意識を向けております。どのような生命であれ命あるものすべてを救うという意識がまだまだ身に付いておりません。
どの生命なら助けるがどの生命なら無視する、生命に差をつけているのです。確かに進化した生命と進化が未熟な生命では、生命の価値は異なるということも一つの根拠としていえるでしょう。でも本来は生命の進化状態がどういう状態であろうが生命を救おうという気持ちは同じなのです。生かす、生命を救う、ぜひこの根本を理解していただき、そして生かすということによって真理を手にする、本当の地球の役割は生かすという波動を定着させること、これを人類が学び人類が身に付けること、これに他なりません。
地球における人々がぜひ生かすという真理に目覚め、それからが始まりであること、仮にアセンションしたとしてもそこから始まるということ、アセンションが目的ではなく、最終地点ではないということ、生かすことによって初めて生命進化の流れに入り、そこから始まっていくということ、ぜひそれを理解するようにしておいてください。それではメッセージを与えていきます。
Akiraさんの生命の働きに関して、あなたの生命力はこの地球においてある時はとても強く生命をいたわり、生命を進化させ、生命がうまく機能するように働き掛けていきます。また同様にその時の気分によって急に生命に関して無愛想になったり、生命から目を背けたりする場合もあります。この生命に対するムラ、これがあなたの一つの課題になっています。良いところだけを見ていくとあなたは生命に思いやりがあり、慈しみ、とても良い生命のエネルギーを出している、そう表現することもできるでしょう。しかしそれは自分が良い波動の時であり、自分が何かうまくエネルギーが回っていない時は、むしろ生命に対して不快なる波動を投げつけてしまったり、無視してしまう傾向もあるのです。ムラを無くしていく、常に一環して生命を称えていく、生命をしっかりと維持していく、こういう気持ちでムラの無い生命に対する接し方、生命に対してのいたわり方を完成するようにしていってください。
今日は宇宙における生命原理と真理についてお話をしました。宇宙のレベルから見た時、地球の人々が学ぶべきテーマはたくさんあります。実にたくさんあります。しかしこの多くの知らせたい情報が地球の人々にとってはほとんど関心がなく、ただアセンション、救われたい、あるいはオカルト的な知識、そこにだけ集中しており、宇宙で教えたいことと地球人が知ろうとしていることに接点がほとんどありません。
そのために宇宙の大いなる教えを中々地球人に伝えることができず、うまく人類が進化できない状態になっております。ぜひもっと宇宙に意識を向け、宇宙の生命、宇宙の真理に意識を向け、接点をつくり上げていけるように望んでおります。それでは少し休憩をとります、ありがとうございました。
③日本の土台が崩れてきている
私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。今のこの日本における状況において、ある意味ではとても危険な状態に入ってきております。日本という国の場のエネルギーがとても不安定な状態になっているのです。こ場のエネルギーが不安定というのは必ずしも天変地異や地殻変動のことを言っているのではありません。
日本人としての土台のエネルギーが崩れてきており、これまで日本人として支えてきた場のエネルギーが破壊されてきているのです。日本人として共通に持っていたもの、日本人としての土台、この部分がどんどん崩れてきており、日本人としての共通の意識がなくなってきているのです。
これまでは日本人としての本来の心のあり方、行動のあり方、意識の持ち方、家族や兄弟における繋がり、こういったものが日本人のベースに存在しておりました。それによってお互いをいたわる、助け合う、親切にする、人間関係のほとんどはこの場を大事にして同じ場の中で相手を許し合う、いたわるという環境が出来上がっていたのです。
ところが日本におけるこの場がどんどん崩れていき、場がなくなると同時に日本人が大事にしてきた、いたわり合う、許し合う、大事にし合うという波動そのものが破壊されてきているのです。この流れでいくと日本人のベースにあった場のエネルギーが破壊されてしまい、単なる個人だけの波動になっていきます。
場のことは考えず、日本人としての意識も持たず、ただ自分の好きなことをする、これによって人間関係はどんどんおかしくなっていくでしょう。信頼していた人から裏切られる、誰も信用できなくなる、家族さえも仲間ではなくなってしまう、こういう意識により一人ひとりが孤立していくのです。
そうすると日本を支えてきたお互いを許し合う、いたわり合うという波動はすっかりと消えうせてしまい、一人ひとりの競争意識によって社会が動いていきます。これは人間関係をさらに悪化させ、家族であろうが、兄弟であろうが敵として見なすようになってきます。
いたわり合うのではなく、競争する、無視する、こういう意識によって一人ひとりがどんどんバラバラになっていくのです。これはあってはいけない流れであり、ぜひ日本人としての場を大事にし、日本人としての共通の場の中で生命を生かし合う、いたわり合う、ぜひこの場を維持し続けていただきたいと思います。
せめて心ある人々だけでも場を大事にし、そしてお互いを許し合う、この波動をぜひ広げていっていただきたいと思います。それではここまでにいたします、ありがとうございました。