/日本人の精神性/縄文文化/弥生文化/自国以外の国には無関心/日本でのやり方は他国では通用しない/意識の根本にある縄文時代の精神性と弥生時代の精神性/平和思考の縄文と対決思考の弥生/表現力が弱い日本人/天皇が大きなカギ/第四密度で動き出す/
2018/2/17 宇宙交流会 |
このメッセージのいいねポイントは |
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太古からの精神性を底辺にもつ日本人 |
①世界に通用する精神性へ高めること
光のハイアラーキとしてお話をいたします。日本人の考え方や行動、精神性、日本人のもつ特殊性などについて話がなされておりました。今のこの地球という一つの世界において、日本人という民族はある意味では数字的にはわずかな数字ですが、影響力としては大きな影響力をもっております。
ただ、日本人そのものの意識がそういう観点で見ておらず、世界全体を見渡している日本人がそれほどを多くはありません。ほとんどの日本人は自分の周りだけ、あるいは自分の国だけで精一杯であり、日本の国以外の国々に関してはほとんど意識を向けていない状態になっています。
したがって日本以外の国に関してはほとんど無関心、意識していない、どうでもよいという感覚になっております。ほかの国も確かに同じような意識で自分の国のことしか考えていないところも多いですが、ただ一部の国は日本の国に対して強く意識しているところがあり、それによっては日本をどのようにして支配するか、日本を自分たちのものにするためにどうしたらよいか、それをかなり以前から考えている国もいくつかあります。
今、日本はほかの国に対して意識するときは、旅行に行く人は観光というところで意識したり、ビジネスをやっている人は市場という意識でほかの国を見ていることになります。国民性や協力関係、交流という観点でほかの国を見ている人はそれほどを多くはありません。
したがって、日本人の意識そのものもほかの国にあまり向いておらず、何らかのきっかけを通してほかの国の情報を見るしか方法がありません。そのために日本人はほとんどが日本人同士で会話を行なっており、日本人同士で交流、日本人同士で考えて結論を出すというやり方が普通になっております。
そのため、日本人同士で行なわれている会話や考え方、人間関係、これが世界的にも通用すると勘違いしている人がほとんどになっております。実際には、ほかの国、細かくいえば民族や人種、それごとに接し方がかなり異なっており、この地球にはさまざまな人種、さまざまな種族や部族が共存しており、その人種ごとによって考え方や行動パターンが異なっております。
しかし今は、民族というよりは国という単位で見ることが多く、国で見ていても表面的な国の状況しか把握できず、実際どのような接し方、どのような宗教で、どのような文化で、どのようなやりとりが行なわれているのかがほとんど理解されておりません。
今は国際的な意識が求められており、そろそろこの時期における日本人の意識レベルとして、ほかの国々における実際の様子をもっと深く理解する時期に入ってきていると思われます。特に日本の近隣の諸国、韓国や北朝鮮、中国、東南アジアの国々、太平洋の島々、ロシア、この日本を取り巻く国々における基本的な情報は理解しておくいる必要があります。
日本人はほとんどほかの国を意識していない状態ですが、意外とほかの国々は日本を意識していることが多く、日本とどういう協力関係を作ることができるか、日本とどのようにうまく接していくか。そういった点に関して興味をもっている人もたくさんおります。
日本人の今の精神性について、もともと日本人固有の本質的な精神的な意識があります。これはレムリアやムー大陸の頃から受け継がれてきている日本人の根本的な意識性ですが、どこかで同じ仲間として信じられる、ほかの民族よりは自分たちの民族同士が理解しあえ、お互いに信用できる、そういう意識を身につけております。
それに対し、日本人以外の民族に関しては、どこか信用できない、何か危険、騙される、こういう意識を身につけていることが多くあります。元々レムリアやムー大陸の頃から日本人の元になっている民族同士が仲良く暮らしていたころ、ほかの民族との間の戦いや騙しあい、さまざまな状態によって、同じ民族だけで平和的に友好的に暮らすという意識が強く身についてきました。
やはりほかの民族は信用できない、騙されるという意識を強く身につけていき、同じ民族同士で信ずることができる、仲良くすることができる、こういう意識が普通になってきました。縄文と呼ばれている時代においては、島的な意識が少しずつそこで強くなっていき、いわゆる閉じこめられた精神性に進んでいきました。
同じ民族だけが信じられる。これが一つの島の意識として定着していき、同じ地域に住んでる者同士で信頼できる、協力できる、仲良く暮らすことができる。こうやって文明を少しずつ進化させていきました。
弥生といわれる時期に入ったころ、異民族が次々と日本の中に入ってきて、縄文で築き上げた信頼し合える関係がことごとく破壊されていきました。あまり戦うことを好んでいなかった縄文の人々は短期間で弥生と呼ばれる者たちに征服されてしまい、いつの間にか日本の歴史は外からやってきた異民族たちが日本人として定住し、縄文として生存していた者たちを追いやる、ほかの地域に追いやるかあるいは無視するという形で異民族たちが中心的な役割をなしていきました。
この異民族が入ってきたとき、縄文の頃にはなかった新しい発想が次々と現れてきて、いわゆる裏切り、信用できない、無視する、野蛮、いろんな概念がそこに入ってきて、文明の違いによって差別する意識も身についてきました。
この弥生と呼ばれる新しい民族は、だんだん中心的な力を身につけていき、今の都市的な制度を作り上げていき、都市を中心にして栄える、経済が栄える、文明が栄える、そういう土台を少しずつ作り上げていきました。そしていつの間にか主導権をとって統治国家的な世界へとを発展させていき、完全に日本という土地が新しい異民族の者たちの主導権の中で動かされることになりました。
今普通に日本人と呼ばれている人は、弥生のDNAの持ち主と縄文のDNAの持ち主の混合かあるいはどちらかが優勢的な形で民族を作り上げております。縄文系のDNAの強い人はあまり戦うことを好まず、ただ合わせる、相手の言う通りにする。難しいことや変わったことに手を出さず、おとなしく平凡に過ごす。こういう縄文的な意識が身についております。
弥生的な意識の人々は、戦って勝ち取る、中心にいく、権力を手にする、支配する、こういう意識で日本を進化させてきました。しかし、もともと縄文と弥生の民族の違いはほとんど表に出ることなく、そういう状態があることすらも知らされず、自然と弥生として入ってきた異民族たちが完全に日本を支配する状態が続いております。
日本におけるさまざまな戦いの歴史はすべて弥生の者たちが作り上げ、弥生の者たち同士の戦いでもあり、弥生の者たちが日本を支配するために仕組まれた一つの計画といううことができます。このDNA的なものが今でも日本の人々に深く影響を与え、基本的に縄文の時の、あまり争わず平和に過ごすという意識と、戦って勝ち取って優位な立場を得る、一度有利な立場を手にしたら二度と離さない、こういう弥生的な発想が巧妙に入り混じって、今の日本人をつくり上げております。
したがって、日本人の精神性という観点で見た時、縄文的な精神の在り方と弥生的な精神の在り方を混在させたものが今の日本人の精神構造に近くなっております。この縄文と弥生を組み合わせたような精神性というのは、なるべく戦わず争わず、仲良く過ごそうとする縄文の精神性は、結局めんどくさいことは行なわず、言われたら言われた通りに行ない、あまり相手とぶつからないようやり方を採用していく。これが縄文のときの意識の表れになります。
弥生としての意識の現れは、勝ったものが主導権をとり、力関係で主導権を権る、どんな理由であろうとも、力で手に入れたものはすべて自分たちの有利に進めていく。こういう意識が弥生の精神性になります。
したがって縄文と弥生の精神性が複雑に絡み合ってくると、普段なんでもないところでは平和を愛し、仲良く平凡に暮らしますが、戦わなければならない時、勝負しなければならないときは勝ちにこだわり、勝った者がすべての力を手にする。負けた者はすべて相手の言うなりになる、ただ相手に合わせてしまう。こういう意識構造がつくられてきました。
それゆえに何も問題がなければ平和的に仲良く暮らしますが、問題があると勝った者がすべてに勝り、すべて勝った者に合わせる、この複雑な精神構造が身についております。
これを今後どのように日本の発展のために変化させていくか。これから日本も世界の国際化に合わせて進化していく必要があります。日本だけで発展することはできず、アジアだけで発展することも難しく、世界全体を常に見ていく必要があります。
世界全体を見ていくとき、それぞれの国とうまく対等に交渉し、対等に話し合い、結論を出していく。こういう交渉術が必要になります。日本人は対等に交渉するということが苦手であり、自分たちの要求を出す場合も相手がうまく良い返事を出すように内容を作り替えたり、相手に合わせたやり方で戦略を立てていくケースが多くあります。そのためどこかで相手に譲ったり、相手の言う通りにしてしまう意識が動いていきます。
かといって日本だけが有利になるように、日本のペースでやろうとしても、相手は受け入れることはしないために、やはり相手が了解し、日本も上手くなるようなレベルで良い場所を見つけていく必要もあるでしょう。
ただ正しいことだったとしても、日本人はそれをうまく表現することができず、結局表現がうまくできないために説明することもあまりせず、ただ、結果だけを伝えたり、簡単に説明するだけに終わってしまうことがとても多くあります。これからの地球での共存共栄において、日本人はやはり感じたことや思っていること、考えていることを正しく表現する能力は身につけていく必要があるでしょう。
今の時点においても正しいコミニケーションはとても難しく、ほとんどが相手に譲歩する、相手に合わせるという形式で契約することが多くあります。そのために相手からすれば、日本に対しては強く出れば大丈夫、大きい声で言えば大丈夫という意識も身についてきて、日本に有利な条件を作ることが困難なっております。この部分の意識の在り方を日本人自身が反省し、正しいやり方を見つけ、正しい方法で諸外国と接していく必要があるでしょう。
日本の意識の状態において、古来、日本は天皇の光を信じ、天皇の光を受け継いだ民族としての自負をもち、天皇に対して強いつながりの意識をもっておりました。しかし今は、天皇はただの象徴であり、実権がなくなってきて、天皇に対する想いがほとんどなくなっております。日本の天皇の権力はほとんどなくなっていますが、シンボルとして残されており、このシンボルというのは、日本にとってはとても良い意識ということができます。
本来、天皇は神のような存在であり、むしろ神の代理人のような形で日本を統治している、そういう感覚が作られておりました。天皇をしっかりと理解し、受け入れ、天皇を神の代理人として扱っていく。この意識が身についていれば、日本はもっとうまくエネルギーが変わったかもしれません。
しかし、今は天皇をしっかりと認知することができず、扱いも非常に難しい扱いになっております。国がどのように天皇を扱おうとも、皆さん方自身は天皇しっかりと理解するようしておいてください。本来、天皇の仕組みは日本だけではなく、この地球そのもの、世界における神とのつながりの場所として設定された役割になっております。
日本だけの天皇ではなく、世界に貢献する天皇の波動をもっております。しかし、今は封印されていて、日本でさえもうまく天皇の光が流れていかない状態に変えられてしまいました。この日本における天皇の光を復活させ、本来の神の代理人として天皇をしっかりと崇めていく、この意識が戻ってくれば、日本民族はまた輝き出し、日本民族は強い精神性でいろんなことに挑戦することができるようになるでしょう。
今の段階においては極めて難しい問題が多いために、おそらく日本民族は、まだしばらく今のような精神性、天皇を自慢することもできず、天皇を尊敬することもできず、ただ国民だけが頑張るという意識状態に落とされております。
宇宙の計画では、いずれ第四密度の意識波動がだいぶ定着してくるころ、この世界の国々の状態も変化していき、第四密度のエネルギーで再編成されると、日本と天皇の波動は大きな変化を起こすことになります。まだ決定していないこともあるためにあまり言うことはできませんが、日本の人々が天皇と常に心を合わせ、意識をつなげておくと、日本の歴史はかなり変わることができます。
今のままだと日本の人々はほとんど変わることはできず、エネルギーも意識も低いまま第四密度の世界に入ることになります。自分たち自身で本来の天皇の尊厳を復活させ、日本の土地に定着させていく、この活動が重要になっていきます。この天皇の波動を確実に活性化させ、皆さん方とつなげていくと、天皇の波動が日本全体に広がり、それによって日本自身が大きく変化を起こしていきます。
日本が変化を起こしていくと、自然と世界にも影響を与えていき、世界が新しい発想、新しい感覚で日本を見ることになります。まだ、これについては決定していないことが多いために、どうなるかは分かりません。それでも日本に対して敬意やさまざまな良い思いをもつことは間違ってはおりません。できれば皆さん方が正しく日本を復活させ、エネルギーも復活させ、良い関係でつながっていけることを望んでおります。
それではアドバイスをしていきます。
※個人アドバイスは省略