20180626 of Central Sun Ascension Report

/イニシエートとしての活動の仕方/何が奉仕か/世のため人のため/社会での秩序のレベルを上げていく/すべてを分かってもらおうとしないこと/

2018/6/26 光の交流会

このメッセージのいいねポイントは

世俗の価値観に負けずに奉仕すること



①目先の幸せに騙されないうこと

光のハイアラーキとしてお話をいたします。光の道を歩んでいる者たちが、普通の人々、世俗の人々の中でどのように奉仕をし、導き、意識を高める貢献をすることができるか。これらに関しての質問がありました。

イニシエートとして光のレベルを高め、世のため人のために奉仕をしようとしている人と、世俗の中で世俗的な快楽、世俗的な楽しみを追求しようとする人に別れております。いわゆる世俗の人々は世俗の基準、世俗の価値基準が存在しており、楽しければよい、おもしろければよい、儲かればよい、有名になればよい、そういう単純な価値基準で自分たちの言動を決めていきます。

しかしイニシエートにとっての価値基準は世俗的な基準ではなく、快楽による基準でもなく、まったく別の価値基準が存在しております。そしてその価値基準は世俗の価値基準とはまったく異なり、意識レベルを上げること、魂の輝きを増すこと、自分のためよりも世のため人のためのことを考えていること。

ただこの世のため人のためという価値基準がまた難しく、世俗的な価値基準による世のため人のためではなく、社会的な奉仕として、社会的な秩序を守る方向性としての、世のため人のためになります。したがって言葉として、ただ世のため人のため、という言葉だけを使ってしまうと、人々が喜ぶこと、人々が快楽に向かうこと、そういった方向が世のため、人のためとして定着している価値観のよう思われてしまいます。

しかしイニシエートにとっての世のため人のためというのは、社会の秩序を維持する、またできれば秩序のレベルを引き上げていく。ただの秩序という言葉だけを使ってしまうと、権力のあるものに従うとか、昔からの習慣、伝統に従うとか、そういったものだけが優先してしまう秩序になってしまいます。

そういう古いしきたりや秩序に従うのではなく、光の世界から見た秩序、光が強いものに合わせる、光が強いものというのは、智慧あり、自分なりの理性を身につけ、人々を豊かにする何らかの力をもっている。そういうものにうまく合わせていくのが光の世界の秩序になります。

この全体的な秩序を理解し、そこに向かおうとする。そこに向かうに従い、光を意識する者たちが皆、その光の秩序を理解し、お互いに光の秩序を保とうとする。それによってイニシエートたちの志が一つになり、イニシエートたちの方向性に一般の人々を合わせるように働きかけていく。こういうことによって、一般の人々が秩序を守る流れに入っていく。

一般の人々も、それによって何らかの知性や理性、道理が身についていき、おのずと自分たち自身から秩序を守る方向へと活動をしていく。こういったことになるのが理想的な在り方になります。そこに向けてイニシエートたちは具体的にどのように行動していけばよいのか。

はじまりは、世のため人のため、自分以外の人を幸せにするためという単純なところから始まっていくでしょう。どうしてもイニシエートでない人は自分の快楽、自分の喜び、自分自身が豊かになることを考えていきます。イニシエートはまずそういう人々に対して、自分の快楽や自分の利益、自分の豊かさを追求するのではなく、社会全体としての秩序、社会全体としての豊かさ、人々がお互いに生か合う。自分の富を求めるのではなく、ほかの人を豊かにさせようとする心。多くの人がこうやってほかの人を豊かにさせようという心をもっていれば、お互いに生かされ、お互いに良い生き方をすることができます。

したがってイニシエートでありながら、普通の人々の中でいきていくためには、このように自分の豊かさではなく、相手や社会としての豊かさ、自分の進むべき道だけではなく、まだ分かっていない人、気がついていない人にいろいろと教え、導き、方向性を示していく。こういった活動が求められていきます。

やはりこういう場でやりにくいのが、兄弟、親子という関係になるでしょう。親は子供を育て、導いてきたという意識があるために、子供が真理を理解し、子供が光の方向性を見つけたとしても、それを親に教え、親が受け入れるということはとても難しいといえるでしょう。

親は親としてのプライドがあり、親としての威厳があるために、子供からいろいろ注意されたり、子供から指摘されても、それを素直に受け入れることができない親がたくさんおります。そのために親に何らかのアドバイスをするというのは難しくなってしまい、兄弟だけ、あるいは自分よりも下の者たちに対して、何かを教えていく。何かを導くということが現実的にできるやり方になるでしょう。

ただ魂の世界から見たとき、親自身が自分の間違いを正す、自分の方向性を正すために自分の子供をを招き、子供から指摘してもらうことによって自分で気づき、自分で本来の方向に進んでいく。そういう目的のためにわざと子供をつくっている場合があります。

魂のレベルではそのように子供をつくっているといっても、人間の方では理解していないことが多いために、現実的にはうまく進むことは難しいといえるでしょう。多くの親の場合、子供から指摘されると反発したり、場合によっては攻撃したり、危険な目に合わせたりする場合があります。

そういう意味において子供と親とのかかわりにおいて、導く、正す、アドバイスをするというのはとても難しい状態になるために、自分たち自身でどこまで話せるのか、どこから危険な状態になるのか、それを理解しておき、あとはその時々の意識状態に応じて受け入れられる範囲内で少しずつ話していく。そういうやり方をとることになるでしょう。

親ではなく、友人あるいはそんなに親しくない人の場合は、それほど時間をかけなくてもある程度理解される場合がある。特に自分に最近近づいてきた人とか、以前から近づいてきてもあまり詳しい話をすることができなかった人、そういう人たちには少しずつ真理のようなものを教えていくやり方も必要になる場合があります。いわゆるわざとそのようにつくられた場合があり、真理を知っている者にわざと近づいていって、真理を手にしようとする。何も分かっていない者が分かっている人のそばにいって真理を教えてもらう。こういうやり方は普通に行なわれております。

したがって自分から見て、何かこの人は少し通ずるものがある。あるいはスピリチュアルな学びを受け入れることができる。そう感じた人にはいろいろと話しかけてみることは価値のある言葉になるかもしれません。

いきなりいろんな話をすると、多くの場合、失敗することが多いために、最初は一気に話そうとせずに、すべてを話し、分かってもらおうとせずに、最初は現実的な問題だけ、今本人が抱えている問題だけで考えたときどうなるのか、どのような克服法があるのか。それを見つけ、それだけをアドバイスしていく。そういうやり方になれるようにしてください。

はじめから一気に全部教える、全部分かってもらおうとすると、ほとんどの場合、失敗を重ねることになります。したがってはじめから一気に全部教えるとか、全部伝えるということは期待しないようにして、理解できる範囲内で止めておく。本人が分かったレベルで満足し、それだけで受け入れていく。こういう意識を身につけるようしていってください。

個人のアドバイスしていきます。


※個人アドバイスは省略

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