/心と肉体/弛緩と緊張/精神集中は肉体をリラックスさせる/瞑想はマインドを動かすが精神集中は動かさない/
2018/6/4 月例セミナー |
このメッセージのいいねポイントは |
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瞑想は精神集中させない |
①肉体は弛緩状態を保持すること
光のハイアラーキとしてお話をいたします。心や精神を集中させる、あるいはリラックスさせる。こういったことを使いながら、肉体と心をコントロールしていくやり方を学んでおりました。一般に皆さん方が心のパワー、あるいは精神のパワーを使うとき、いわゆる集中力、心や精神を集中させるというやり方が重要になってきます。
自分自身をコントロールするというテクニックにおいても集中力が必要であり、自分に対して集中力を身につけていくと、外部に対しても集中力を使って影響を与えることが可能になっていきます。そのためにまず、自分の意識や精神を集中させて、自分をコントロールしていく、あるいは自分の心をコントロールしていく。このやり方を身につけていく必要があります。
自分の意識や精神を集中させ、それによって心をコントロールしていく。精神を集中させようとしても、精神そのものが雑念がすぐに湧いてきて集中できない、精神が常に雑念に負けてしまい、いろんな世界につながってしまう。こういう人がいるかもしれません。
精神を集中させるとき、雑念やいろんな思いが巡ってきたとしても、気にしないという意識のもち方を学ぶ必要があります。何かに集中しようとするとき、いろんなアイデアが頭に浮かんでしまう。別のことを考えてしまう。そういう風に集中できないようになったとしても、それと戦うのではなく、むしろそのままにしておき、雑念が湧いてきたり、いろんな邪魔が入ってきたとしても、そこに意識を向けるのではなく、集中したいことにひたすら意識を向けていく。つまり頭の中においては、いろんな雑念、いろんな思いがやってきたとしても、そこに意識を向けず、無視しておく。そして自分が集中したいことに意識を向けていく。このやり方を学んでください。
雑念が湧いてきたり、いろんな思いが沸き起こってきたとして、雑念や思いをなくそうとするとよけいにそこに力を入れてしまい、雑念や思いが強い影響力を与えるようになってし。まいます。沸き起こってくる雑念や思いを無視しておく、意識を向けないようにする、そのまま放っておく、そして自分が集中したいことに意識を向ける、そこだけを考えるようにする。こういうやり方で雑念に負けない意識を身につけてください。
もともと人間はいろんなところに思いがつながっていき、いろんなことを考えてしまい、何か一つのことに専念しようとしても、それにまつわるいろんなことが頭の中で動き回っていきます。人によってそうやって次々といろんなことを考える、アイデアを飛ばしていくというのが好きな人、得意な人がいるかもしれません。
次々と考えていく、いろんなところに発展させていく。それはそれで楽しい思いがあるかもしれませんが、それだけではなく、何か見つけなければならない、結論を出さなければならない、決めなければならない、そういう時はいろんな思いを巡らすことが目的ではなく、自分が思考の対象として考えているものから、何かを決める、何かを決定させる、そこに向けての意識を働きかける必要があります。
その時にさまざまなアイデアが頭に浮かんできたり、関係ない思いが沸き起こってきたとしても、それを無視する、そこにつながらないようにする、そういうやり方によって結果的に集中したいところだけを意識し、常にそこに戻ることができるようになります。
したがって何か集中したい時、いろんな思いが頭に浮かんだり、いろんなところにつながったとしても、すぐに自分で気づき無視していく。それ以上かかわらないようにしていく。こうやって本来の集中すべきことだけに意識を向けている。この練習を続けるようにしてください。
いろんな雑念が湧いてきても、いろんな思いが沸き起こっても、そこに負けずに、必要なところだけを意識するようにしていく。これがうまくできるようになっていくと、今日、皆さんが練習したようなことがかなり現実的にできるようになっていきます。
目で見えるものをそこにつなげていき、動かしたり、大きくしたりしていく。あるいは現実に自分の意志を使って現実に変化を与えるように意識を動かしていく。これも練習の頻度によって、皆さん方は本当にいつかできるようになっていきます。はじめは数回だけやってあきらめてしまう人が多いかもしれませんが、おそらく10回、20回ぐらい練習すれば、そのうちに少し変化が起こってくる、本当に自分の思った通りに動き始めていく。これが実感できるようになっていきます。
今の皆さん方の普通のレベルでは、20回ぐらい練習すれば、ほとんどの場合、何らかの変化を感ずることができるようになります。そしたある程度、その変化のポイント、どういう意識をもったりどのように心を動かすと、変化していくか。だんだんそれが分かるようになっていき、自分でコントロールしながら、物質に影響を与えることが可能になっていきます。
自分が自分の世界の中で、自分の思い通りに変化を起こさせることが可能になっていきます。ここまで自分で確認できるようになっていくと、次は誰が見ても変化が起こっていき、ほかの人が見ていても変化を起こせるようになる。こういう次の段階に進むことになります。
この次の段階というのは、さらに練習を積み重ね、 20回、30回、40回、それだけ毎日また自分でトレーニングを続けていくと、必ずどこかの時点で本当に物質が動く、物質を変化させる、こういったことが可能になっていきます。
基本的に練習すればどんなことでも可能になっていきますが、練習しないで身につくということは本当にありません。練習しなければ何もできないまま時間が過ぎ去っていきます。したがって自分なりに練習時間や、練習の頻度、それを決めていき、自分がやりやすい時間帯で、自分がやりやすいテーマで、意識をコントロールしていく。こういったことを行なうことによって、本当に物質世界に影響を与え、自分は高いレベルでいろんな現象を見ることが可能になっていきます。
皆さん方がこうやって何らかの自分の特性を目覚めさせ、それを働きかけることが可能になっていく。そういう意識が身についてきたとき、その皆さん方の意識のレベルに応じて、いわゆる奇跡的なこと、不思議なことができるような許可が降りてくる場合があります。
皆さん方がそういうほかの人に影響を与えるぐらいの力、それを自分でコントロールし、実際にできるようにしていくと、いつかの段階においてはさらに自分のトレーニングした度合いによって、本当に自由にいろんなことができるようになっていく。そういう風にして、自分自身を成長させていくことができるようになります。
初めからできないとか、あきらめてしまうのではなく、できれば毎日練習を進めてみる。毎日自分で挑戦し、変化を起こせるようにしていく。こういう気持ちをもっておくようにしてください。
やればできる、いつかできるという気持ちをもっているだけで、かなり進み具合が早くなっていきます。いちばん理想的なのは、今すぐにでもできるはず、今、それを行なえるはず、そういう確信に近いものもっていれば、そのように力が働きかけていきます。
しかし心の深いレベルで、本当は信じていない、本当は奇跡は起こらない、そういう意識をもっていると、現実的に変化は難しくなっていき、変えようと思っても、変えることは困難になってしまいます。したがって常に自分の力で変えていく。自分がもっている力を目覚めさせ、それによって世間を支えていく。こういう意識をしっかりともって、トレーニングを続けていき、外部に影響与えることができるようにしてください。
皆さん方の心のリラックス、精神のリラックスという観点で調べていき、自分の精神を使って心を静かにさせる、心を落ち着かせることによって、外部に働きかけることが可能になっていき、自分の心の波動を使って、ほかの多くの人々の心に影響を与えていく。こういう仕組みによって、自分の精神で自分の心をコントロールすると、ほかの人の精神にも影響を与えることが可能になります。
ただそのときにほかの人の言動を変えようとか、ほかの人に影響を与えようとか、そういったことを考えないようにしてください。皆さん方ができるのは、今日練習したのと同じような感じで、何かに影響を与える、何かを変化させる、これを行なうことによって人々の意識を変えていったり、人々そのものがより幸せな流れに入るために何をどうもっていくか。常にそこに意識をもって、自分の力で他人の人生を変えるというやり方ではなく、自分の力でその人を真理の方向に意識が向くように手伝っていく。その人自身の意識がスピリチュアルな方向に動いていくように手伝っていく。そういう気持ちで自分の力をうまく使いこなせるようしてってください。
それではアドバイスをしていきます。
※個人アドバイスは省略