/第四密度の日本/独自性と普遍性/見本となるもの/個人と全体の双方を尊重する/
2018/1/8 宇宙交流会 |
このメッセージのいいねポイントは |
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協調しながら独自性が求められる日本の方向性 |
①自立と国際貢献を意識すること
アルテミスとしてお話をいたします。皆さん方の今のこの日本というエネルギー場は、特殊なエネルギーとして形作られており、これからの日本の流れにおいても重要な役割をもって進んでいきます。この地球そのものが新しい地球に向け、どの国も、どの人種も、どの宗教も、それぞれこれまでとは異なるエネルギーに変わってきており、新しい地球に見合ったそれぞれのエネルギーを身につけてきております。
この日本という一つのエネルギー場は新しい地球における新しい日本のエネルギーを身につけ、その役割を出そうとしております。これまでの日本という国の役割のエネルギーは、いわゆる世界の中においても中立的なエネルギーを保ちながら、独自性を内に秘めている。いわゆるの国々ともあまり激しい対立を行なわないようにしながら、協調性を前提にして良い関係を作ろうとしながらも、内面の状況においては、しっかりとした強いもの、伝統的なものや日本らしさというものを大事にする。こういうエネルギーの動きで、これまで進んできました。
第四密度という新しい地球に入るためには、この日本のエネルギーも根本的に変化する必要があります。第四密度で要求される日本のエネルギーは独自性を根源にもちながらも、この独自性が日本独特のものとして認識されるよりも、ある意味では一つの模範的なもの、目標となるもの、先へ行くものという意識のエネルギー場に変わっていき、ほかの国々から見たときに参考となる、目標となる、手本となるような国のエネルギーして動き出していきます。
まだ今の日本は、ほかの国から見たとき、必ずしも手本、見本というレベルにはなっておりません。どうしてもそれぞれの意識、学校教育や昔の人々から聞いた話など、そういったものによって日本というイメージが必ずしも良いエネルギーの塊ではなくなっております。
その部分のエネルギーの質の変化が行なわれていき、だんだんどの国から見ても見本となる、手本となるようなエネルギー。日本という国の一つの良さは、日本という国自体にあるというよりは、日本人の心の中にもっている一つの波動、それは必ずしも争いを好まず、人々の一人ひとりの個性を尊重しながらも、何かつながりを感じ、お互いの関係や社会、一つひとつの役割も感じられてきて、その役割を尊重する。どの地域でもどの国でもどの人種でもそれぞれの役割を尊重する。
したがって、自分と異なる民族や国家やルールがあったとしても、あえてそこに意識を向け、否定しようとしたり、破壊しようとする意識はまったく動かず、そのまま尊重し、そのままにしておく。こういう意識が日本人の心の深いところに備わっております。
そういった意味で、本来の日本人の心を表に出していけば、ほかの民族や文化、伝統を尊重し、そこに介入しない、自分たちは自分たちの伝統や民族、自分たちのしきたりを大事にしながらも、ほかのそれぞれの国の宗教、伝統、文化も尊重し、そこに介入しない、否定しないという心が備わっております。
第四密度に向かうに従って、この部分の深い心が少しずつ表に出てきて、これがほかの国を生かす、ほかの民族、ほかの伝統を生かすという動きに変わっていき、いろんな国々 、いろんな宗教、いろんな人種があっても、それぞれを受け入れていく。それぞれを尊重し、協力関係をもっていく。こういう流れに進んでいきます。
ほかの国々や民族も同じような考えを口に出す人はおりますが、実際に一緒に生活するとなると、とてもう困難が伴ってきます。やはり長い間つくられた伝統や文化は、ほかの異なる文化や伝統を受け入れることはとても難しく、頭で考えている理想の状態が現実化するのにはかなりの時間や問題を伴っておりました。しかし日本という国や日本の心の中には、そういったものも受け入れていく、あえて対立しない、あえて喧嘩しないという心があり、それによって異なる文化、異なる宗教の人がいたとしても、お互いにうまく共存できる、一緒になって協力体制をくむことができる。こういう流れが進んでいきます。
したがって日本の本来のこの力を表に出し、第四密度の日本を完成させるためには、皆さん方一人ひとりが自分の中にある本当の心、異なる民族や人種や宗教、異なる地域、異なる考えの人がいたとしても尊重し、認めていく。自分がそれを受け入れるという意味ではなく、異なる意見であるということをただ受け入れる。自分は自分で自分の意見、自分独自の考え、自分独自の信仰をもっていたとしても、それは自分の世界であり、ほかの人はほかの人の思想、信仰を認める。これが家族や兄弟、身内であったとしても、一人ひとりの異なる生き方を尊重する。これが深いレベルの日本人の心の中に眠っております。
ただ日本という国は、長い間、思想的な一つの洗脳のような状態が続き、上の者の言うことに従う、皆が同じことをしないといけない、ルールは守らなければいけない、こういう意識が長い間、日本の人々に入ってきて、この意識が完全にその人の思想の中に入っている人々もたくさんおります。したがって深いところでもっている個性を認める、思想を認めるという波動のすぐ上のところから、皆、同じでなければいけない、同じことをしなければいけない。皆、同じように生きなければならない、こういう洗脳された部分がかなり強く残っております。
今の時代、特に皆さん方が第四密度に向けて活動する場合、この部分が一番のテーマになってくるでしょう。これまで日本としての常識、日本人としての常識を身につけた流れにおいて、皆で同じ、皆が同じことをする。こういう風に教わってきた人の意識を変えていく必要があります。
まず自分から変わるのはもちろんですが、家族や友人、親しい人、会社の仲間、そういう人々の間で皆で同じことをするという行動形態から、一人ひとり自分のやりたいことをやる、自分の本当にしたいことを行なう、こういう流れへと進むことになります。
しかし、ここで一人ひとりが自分のしたいこと、自分の望んでることを行なっていくと、途端にすぐに皆がそういう行動をとってばらばらになってしまう、組織が成り立たなくなってしまう、家族が一つでなくなってしまう、こういう状態に入ってしまうのも日本人の悪い特殊性ということができます。
何か一つほかの人が新しいことをやると、すぐに自分もそれを真似する。誰か一人が自分独自の生き方をしたとすると、では自分も好きなことをしよう。こうやっていっけん一人ひとりが自立しているように思われますが、実際はまったく間違っており、ほかの人と同じことを自分が行なうということを継続させているに過ぎません。
ほかの人が自分の好きなことをしているのを見て、じゃあ自分も好きなことをしよう。結局これまでの日本と同じで、皆が同じことをするという意味においては同じことをしているに過ぎないのです。
誰かが好きなことをしたら自分も好きなことをする。これは単なるマネであり、本当に自分らしく行動しているわけではありません。ういった意味で、まだ日本人の自立性に幼稚な部分が残っており、まだまだ未熟なレベルにあるということができます。
本当の自分らしい生き方は単純に全体性を否定したり、社会性を否定したり、協力体制を否定することではなく、社会や全体、協力関係を認識しながらも、自分らしく生きる、自分独自の自分のやりたいことをやっていく、こういう要素が必要とされるのです。
自分個人のやりたいことをやるからといって、すぐに全体性や社会性、モラル、こういったことをなくそうとするのは、それはかなり間違った考えになります。したがってこれからは一人ひとりの生き方、一人ひとりの人生を進めるように動いていったとしても、ある程度、社会性や全体性、協力関係、強調性、こういったものはやはり継続させる必要があります。これまで身につけてきた社会性、協力関係、これをうまく継続させた上で、さらに一人ひとりの個性、一人ひとりの使命や生きがい、人生を進めていくのです。
これは人によっては難しい生き方と思われるかもしれません。でも現実的にはそれほど難しくはなく、社会がその方向に進んでいることが十分に理解されていきます。会社の在り方にしても、社会の在り方にしても、人間の意識の進化と同時に社会も変化しており、自分なりに目覚めた人は自分に見合った職場や自分に見合った地域、自分に見合った人々が自ずと引き寄せられてきます。
したがって全体性や協調性を大事にしながらも、自分らしさ、自分の生き方をしたいと望んでいる人は、そういう場に見合った状態が自ずと集まってきて、自分の周りで現実化しやすくなっていきます。
自分にそういう新しい場が訪れてきて、現実化しやすくなってきても、多くの人はすぐにそこに入ることを行なわず、やはりこれまで身につけてきた概念で抵抗してしまったり、やはりこれまでの生き方を継続しようとしたりして、さまざまな心の葛藤が動いていきます。
皆さんが要領よく第四密度の光に進むためには、その時の心の葛藤をできるだけ抑えていき、与えられた環境をうまくそこに馴染んでいくようにする、自分が求めていた環境と合っていれば自然にその流れに入っていく。こういう生き方が要求されていきます。
これまでのように考え、考え、考えて、いろんな人と相談して、いろんな意見を聞いて、結局はやめるというやり方をするのではなく、自分が本心から望んでいたものが向こうから近づいてきたときは、そこに乗って見る、さっそく受けて入って見る、こうやってうまくいくケースがこれから増えることになります。そのときの判断力、勇気、こういったものも試されていくでしょう。
日本という国自身もそれを意識して国の方向性の舵取りをしていく必要があるでしょう。これからの国と国の関係もかなり変わっていきます。今は経済における協力関係、防衛や軍備に関する協力関係、こういったものが国としての大きな柱になっていますが、いずれ文化や伝統を大事にした協力関係、技術の提携や芸術の交流、そういった国と国の関係も重要な要素になっていきます。
日本はその分野において大きな貢献をすることができるでしょう。これまで日本の人々の中ではごく普通のもの、当たり前のものとして認識していた文化、伝統が、ほかの国々から見たとき、とてもユニークで、ぜひ利用したい、応用したい、その考え方や生き方をぜひ参考にしたい、そういう国々や民族が現れてくるでしょう。そういうところに日本も目を向け、協力していく。どんどんそれを与えていき、ほかの国々でもうまく活用できるように育てていく、広げていく、こういったことがこれからの日本において要求されていきます。
こうやって日本は日本独自の文化を大事にしながら、日本らしさを大事にしながら、ほかの国々とさまざまな面での協力関係をつくる。お互いの良いところを協力し合って、それぞれが発展していく。こういう国の流れに入っていきます。
今までの第三密度は力の強い者が、力の弱い国をコントロールする。特に軍備の力で弱いところをコントロールするというのが、第三密度の国の関係になっておりました。第四密度における国の関係は、軍備の力でほかの国をコントロールするということはいっさいなくなっていきます。したがって皆さん方が、第四密度に近づいているかどうか、それを感じる一つの材料として、力のある国、軍備をもった国が弱い国をコントロールしているかどうか、軍の力でほかの国をコントロールしていないかどうか、そういったところを見ていくと、第四密度に近づいているかどうかを見抜くことができるようになるでしょう。
国のことだから自分には何もできないと思うかもしれませんが、皆さん方でもやろうと思えばできることはたくさんあります。それぞれそういう疑問をもっている人同士で話し合ってみたり、自分が意見を出せる場合、それを表に出してみたりして、どんどん皆の意識を目覚めさせるようにもっていく。ただし上から教えるような感覚で話したり、説得するような感覚で話すと、必ずトラブルを起こしてしまいます。常に同じ目線で、相手の身になって会話する。この会話の姿勢をしっかり保持するようにしておいてください。
※個人アドバイスは省略します。