20180108 of Central Sun Ascension Report

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2018/1/8 特別セミナー:観音力

このメッセージのいいねポイントは

観音のできることを理解して円満になる



①世俗な望みは叶わない

観世音菩薩としてお話をいたします。観音という響きが皆さん方にどのように伝わり、感じられ、自分のものとして使いこなせるようになるのか。一人ひとりの波動や意識が異なるため、一人ひとりに合わせて観音が繋がり方を工夫し、つくり、一人ひとりの中に入り込んでいきます。

観音は本来、人間のすべての苦しみ、すべての悲しみを体験し、人間がどのような痛みや苦しみを感じようとも、その痛みやつらさはすべて分かっており、すべて理解することができ、すべての痛みを感ずることができっます。人間のあらゆる悲しみ、あらゆる苦しみを体験し、人間のすべてのつらさ、悲しみ、そういったことを理解し、なおかつそれを乗り越えるためにどうあるべきか、どのようにして苦しみを克服していくか、その智慧や解決方法を伝えていく、そういう働きを行なっております。

今の地球人類から見たとき、観音という存在は、ある意味では女神のように感じたり、天女のように感じたりするかもしれません。しかし西洋的な天使と根本的に異なっているのは、観音はいわゆる菩薩。菩薩というのはまだ修行中の身であり、如来を目指し、如来として本来の天の確かな存在している確立するための修行をしております。

観音菩薩といわれているのは、人間に奉仕をし、人間の痛み、苦しみを感じながら、それを乗り越えるために人間に奉仕をしていく。そうすることによってさらなる人間の痛み、苦しみを理解し、感じ取り、克服できるように、菩薩自身も強くなっていく。

菩薩が強くなり、如来になるためには人間の痛みを理解し、人間の痛みを解決するための努力をなし、そしてさらなる人間の痛みにも耐えることができるように智慧を授けていく。そうすることによって菩薩がさらなる高き波動へと変わっていくのです。

菩薩はただそのまま人間に奉仕しているだけでは如来になることはできません。本当の人間の深いレベルでこだわってるもの、人間の深いレベルでしがみついているもの、そこを見抜き、そのこだわりや執着を人間そのものに見せていく。人間そのものが自分の心の深いレベルにある自分自身の執着、それを見抜き、感じ取り、それを手放すようにしていく。こうやって人間の本当の苦しみの原因となっているものを見つけ、感じ取り、人間と共に克服することによって菩薩自身も成長を成していくのです。

したがって菩薩が如来へと進化していくためには、人間の深いところにある執着、痛みや苦しみの原因となっている執着をいかに見抜いていくか、それをいかに人間に伝え、教えていくか。これが大きなポイントになります。

したがって、皆さん方が観音とつながり、観音に何かを願うとすれば、自分自身の中にある執着、しがみついているもの、守ろうとしているもの、手放したくないもの、それが何であるかを観音から聞き出す。あるいは見せられる。現実の中で感じ取る。こういったことによって、自分が自分の一番の執着のものを見つけて自分で克服していく。そこに観音が手伝うことになります。

観音力、観音の力という言葉があります。古代においてはさまざまな苦しみが人々を悩ませていました。何かにすがりたい。そういう気持ちをとても強くもっておりました。しかし、皆さん方はもうその時代を通り越しており、今は苦しみの原因をある程度理解しております。

健康を意識して自分の健康に注意する。少しでも人のために何か役に立つことをしようとして、余裕があれば、人のために何かしてあげる。いろんな意味において、以前の時代よりも少しでも自分らしく生きることができ、苦しみを感ずる度合いが減ってきております。

しかし皆さん方にとっての苦しみは別のレベルの苦しみになってきており、ほとんどが精神的な苦しみ、心の苦しみが大きなテーマになっております。良い人間として生きるためにどうあるべきか。世の中で自分らしく楽しく生きるためにどうあるべきか。その種の苦しみを体験しており、生きること自体も苦しみはかなり減ってきております。

昔の人々は病の苦しみ、災難の苦しみ、暴力、そういったものの苦しみをとても多く感じており、貧しさ、貧困の苦しみも多くの人が感じておりました。したがって古代において観音にすがり付いていた思いは、今はなくなっております。

観音信仰とか観音力を使って自分が助かるという意識もかなり減ってきています。そういう意味において、この現代において観音に何かしてもらう、観音の力で助かるという意識の人はかなり減ってきています。しかし、実際に皆さん方は観音とつながり、観音の力の使うことができます。今の皆さん方から見たとき、観音の力で一番よく使えるものは、やはり心の癒し、心の活性化、意識レベルを上げるためのアドバイス、そういったことに役に立つことができるでしょう。

自分が何か苦しみを感じている、精神的な痛みを感じている。その時に観音とつながり、観音力を使って自分の身体全体に癒しのエネルギーを流してみてください。自分の心を癒してくれたり、場合によっては肉体の病を癒してくれることも可能になります。

病が観音の力で癒せるかどうか。十分に癒すことが可能になります。病の原因の大部分が心の在り方、あるいはエネルギー的な不摂生、そういったものによって病を引き寄せた場合、その部分によって観音の力によってエネルギーの浄化や肉体の浄化を行なうことができます。もちろん自分の身体、自分の肉体に浄化として使うことができますが、ほかの人に癒しを行なっている場合は、ほかの人の癒しを行なう前に観音とつながり、観音力をうまく使いこなすことによって、ほかの人の癒しに使うこともできるでしょう。

肉体および精神、心、どの領域においても、苦しみがある時、観音の力によってその苦しみを取り除き、癒しを行なうことはできます。ただすべてのものに必ず原因があるために、どのような病であったとしても、必ず何らかの原因は見つけるようにしてください。何も原因を見つけずに、ただ具合が良くなるように、ただ元気になりたい、そのように祈りを捧げても、場合によっては何も効果がない場合があります。

効果がないのは自分で原因を見つけようとしていない場合、あるいは自分に非があるのに人のせいにしている場合、このような時は、残念ながら観音そのものは何もしない場合があります。あるいは自分自身の問題であること、自分が反省し、素直になること、そういったことが必要であるというメッセージ。そういう思いを伝えることがあります。

したがって何も効果がない、何も変わらないと感じた時は、自分に何らかの原因がないかどうか、自分には間違いがなかっただろうか。それを自分なりに感じ取るようにしていってください。

あと、皆さん方がよく使える観音の力としては、いわゆる人間とのかかわりや、関係の中に入っていて、良い縁で人と巡り合う、これは意外と観音の力をうまく使うことによって現実性が高くなっていきます。観音の世界から見たとき、一人ひとりにつながる縁のある人がすべて見えております。

どういう人と契約をして、どういう人との出会いが約束されているのか、それを見抜くのはとても簡単であり、観音の力をもってすれば、皆さん方が願っている人、出会いたい人を知ることは容易にできます。ただ出会うべき人がすぐ近くにいたとしても、本当に出会えるかどうかは別問題になります。そこは観音の力ではなく、お互いの力が必要となります。すぐ近くまで行ってもお互いに気づかない、観音の力によって2人を連れてきたとしてもお互いに何も気づかないという場合があります。

その時はやはりいわゆる、魂の目で人を見ていく。これが一番の効果のある手法になります。皆さん方は人の目で人を見ているために、どうしても好き嫌い、自分の好み、いろんな先入観が作られてしまい、正しく人を見ることができなくなってしまいます。もし出会うべき人と本当に出会いたいのであれば、人の目で見るわけではなく、心の目で見るようにする。

心の目で見るというのは、見た目や言葉遣いに惑わされず、その人の深いレベルのところ、いわゆる表に見えていない内面の世界、言葉遣いの裏に隠れているその人の本質的なもの、そこをなんとか見抜こうとしてください。間違っていてもはずれていても構いません。まず練習が必要となります。

見かけや言葉使いに惑わされず、その人自身はどういう波動なのか、どういう心なのか、どういう魂なのか、そこをなんとか見抜こうとする、見つけようとする。こういう意識が必要となります。こうやって自分が魂の目で人を見ることができるようになってきたとき、皆さん方の希望する人、出会うべく人、そういったものを観音が連れてきたときに、自分の感覚でいすぐに分かる場合があります。この人は観音さまが連れてきた人だ。あるいはこの人は約束されていた人だ。魂の目で見たとき、こうやって分かる場合があります。

ここにいる人のほとんどの人は実際にはすでに契約している人と出会ったり、契約している人と出会っても何も感ずることなくお互いに無視して、ずっと話もしないまま今に至っている。こういう人がほとんどになっております。いわゆる人の目で見て、私の好みではない、私のタイプではない。こういう意識が働き、先入観で拒否を行なっております。

魂の目で見たとき、実際には本当に約束した人、契約した人が目の前にいる。表向きは自分の好みとは異なる。表向きは自分の求めていた人と違う。そういうかもしれません。でも、それこそがある意味では本当に皆さんのテストになっております。自分の好みで本来の約束した人を無視するか、それとも先入観に惑わされず、やはり約束した人と出会うか、このテストが常に行なわれていると思ってください。

多くの人が富、豊かさについて観音を呼ぶ場合があります。もっと豊かになりますように。もっと富が得られますように。こういう言葉で観音を呼ぶ場合があります。観音が皆さん方に与えることができる富は、仕事のチャンスを与えたり、あるいは仕事につながる人を連れてきたり、自分のビジネスがうまくいくような人を連れてきたりする。こういう感じで観音は皆さん方の豊かさを増やそうとしております。

しかし、多くの人はすぐに富が手に入ること、努力せずにすぐに豊かになること、こういうことをかなり考えている人が多いために、地道にコツコツと努力して富を増やすとか、まだ未熟な人をうまく育てていき、その人がよい心に育ち、富を増やせるぐらいの立派な人格を身につけ富にするというところまで待つことができず、すぐに才能ある人、仕事のできる人を望んでしまう。こういうことによって、せっかく観音が連れてきた人を皆さん方が無視したり相手にしなかったりしている場合があります。

基本的に観音が連れてくる豊かさや富は、そういう人を皆さん方が育てたり、仲良くしたり、地道に努力することによって豊かさが少しずつ大きくなっていく。こうやって人間関係を通して豊かになる。それが観音式の豊かさになります。

皆さん方が求めているようなすぐに豊かさが手に入る、すぐに大きな富が手に入る、これを望み、さらに真剣に求めたのであれば、観音とは異なる別のものがそれを満たすようにして、現実化させていきます。別のものが満たす豊かさや富は一時的に大きな富や大きな豊かさを手にすることができますが、おそらく半年以内にすべてがなくなり、場合によっては以前よりもさらに豊かさがなくなった状態へと下がってしまう。こういう現実が訪れることになります。

この別のものにつながってしまうというのは、いわゆるせっかちな人、すぐに実現させたい人、結果だけを求める人、本当の観音を求めてるわけではなく、効果だけを求めている人、こういう人に別のものが入ってきて、そして一時的に豊かさ、富を与えてくる。しかし、時間がたつにつれ、手にした富や豊かさが次々となくなっていき、場合によってはさらに悪化していく、こういう富のエネルギーが動いていきます。

したがって本当の富を手にしたければ、すぐに大きな富を手にしようとせず、時間をかけてでも努力を重ねていく、人を育てていく、コツコツと積み重ねていく。そういう意識で富を増やすようにしていってください。

また観音がよく行なえる効果としては、家族や友人の人間関係において、少しでも円満になる、幸せが広がる、これも観音の得意な働きになります。ただこの人間関係が良くなり、円満になるというのは、何もしなくても円満になるとか、何もしなくても幸せになるという意味ではありません。自分の方から積極的に人を幸せにしようとする、自分の方から人を豊かにさせようとする。そういう心で活動した時、それがうまくいく、本当に良い方向に動いていく、こういう状況として観音の力が動いていきます。

したがって何もせずにただ、思いだけ、良くなりますようにと思っていても、現実は何も変わることがありません。自分の方から働きかけていく、人間関係が良くなるように、楽しくなるように働きかけていく。そうすれば、なぜかうまく進んでいく。これが観音式の円満の作り方になります。

このような観音の効果は、皆さん方も十分に使いこなすことができます。皆さん方が練習した観音の力を使うやり方をエネルギー的にサポートをしていきます。

観想で観音をイメージする。その部分の練習がありました。今、自分なりに感想、観音をイメージするということをやってみてください。観音が一緒になってサポートを行なっていきます。

無理して観音の姿を作ろうとせずに、そのまま現れてくる観音の姿、自分が感じやすい観音の姿に意識を向け、自分なりの観音をイメージしてかまいません。

イメージができてきたら、「念被観音力」を自分のペースで唱えてみてください。声に出しても心の中で唱えてもかまいません。エネルギーが一体化してきて、体が動くようになったら、合わせて動かしてみてください。

自分なりに言葉に出したいことや、唱えたいものがあれば、観音と共に唱えている感覚で唱えてみてください。


※個人アドバイスは省略します

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