/宇宙の7光線/奇跡/スピリチュアルな人と超能力者/肉眼で見えるわけではない/心の目で見る/一般の人に心の目で見ることを教える/知識では心の目は開かない/超常現象を体験してもアセンションできない/超常現象と意識レベルは無関係/
2017/10/22 富士五湖ワーク |
このメッセージのいいねポイントは |
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肉眼ではなく心眼で見抜くこと |
①一般の人に心の目を説いていく
私たちは宇宙の仲間としてお話をいたします。皆さん方が一緒になってワークを行ない、新しい宇宙の光線をこの地球の人々へ届けることができたことを喜びとしております。皆さん方が学んだ7つの光線は新しい宇宙の光線として学んでおりますが、宇宙そのものは同じ7つの光線で振動を起こしております。ただ皆さん方の地球や地球人類の意識において、すべての光線をそのまま受け取れる状態にはなっておりません。地球の進化や人間の進化の状況に応じて、受け取れる光線のレベルが異なってくるのです。
したがって宇宙そのものは7つの光線で振動していても、人間の意識が未熟な場合は低いレベルの7つの光線しか受け取ることができません。人間が進化することに応じて獲得できる光線のレベルが上がっていき、皆さん方はこれから新しい光線のレベルを手にすることができるのです。もちろんこの新しい光線を手にすることはできない人もいるでしょう。
皆さん方の物質世界から見たとき、この変化に気づく人はまだ少ないと思われます。ただいわゆるインディゴの魂とかクリスタルと呼ばれている魂の人々は、主にこの新しい光線を感じていき、新しい光線を受けることによって目覚めることが多くなっていくでしょう。
このような、差別的な言葉を使うと、今の人々はすぐに差別するように意識を身につけてしまいます。皆さん方がこのスピリチュアルという世界の学びにおいて、特に注意すべきことがこういうところにあります。今は地球と人類の進化の変化の大きい時であり、一人ひとりの意識レベルも異なっており、一人ひとりの魂も異なっております。一人ひとりが受け取れる宇宙の光線のレベルも異なっております。
スピリチュアルな人によっては高い意識の人ばかりを相手にする人もいるでしょう。あるいは新しい魂の人たちだけを相手にする人もいるでしょう。情報として面白く、新しいことが大好きな人にとっては、新しい光線や新しい魂にとても強い関心をもっていくでしょう。しかし宇宙の観点から見たとき、一番大事なのは普通の人々であり、何も分かっていない人、目覚めていない人、古い習慣や古い学びに執着している人、こういう人こそが一番大事な人たちなのです。
新しい魂や波動の人は自然と目覚めていくでしょう。確かに手助けは必要ですが、新しい人たちに新しい手助けを与えて救われる人と、何も分からずに普通の人間として生まれてきている人を目覚めさせるのでは、その意味はまったく異なってきます。ある意味では新しい魂の人を目覚めさせるのは簡単ともいえるからです。やはり一番難しいのは普通の人々であり、普通の意識の人、普通のレベルの人、こういう人の目覚めがとても難しい状態にあります。
本当のスピリチュアルな人々たちが教えるのはこういう普通の人々ですが、残念ながらそういう普通の人々が目覚めるための状況としてはかなり悪い状態にあります。すぐに新しいこと、面白いこと、エネルギーを使ったこと、こういうことに関しては新しい魂の人がどうしても多く集まってきます。したがって、普通の人々を目覚めさせるためにはエネルギー的なことや魂の話をしても難しい難しい状態にあります。
どうやって普通の人を目覚めさせていくのか。普通の人々はある意味では昔ながらの宗教的なことに興味をもつ人もいるでしょう。あるいは逆に物質的なことだけに興味をもつ人がいるでしょう。昔ながらの宗教に依存している人は、その宗教の世界で奇跡を見たり、奇跡を体験すると、そこですぐに信じる場合があります。本来、それは正しい方法ではありませんが、ある意味では一つの新しい意識にもっていくためにはどうしてもやむを得ない場合があります。
これまでも宇宙の仲間たちが、マリアやイエスの姿をわざと作り信じさせたことがあります。日本においても神がかり的な人をわざと現せたりして、それを皆が信じることによって一つの世界をつくったこともあります。ただこのようなやり方は普通の人々にとってはただの奇跡だけに興味をもち、奇跡を行なわない人を信じない、神とは思わない、信用できない。こういう意識を強くしてしまい、奇跡ばかりを求めるようになってしまいました。
また、物質的なことだけに興味もっている人の場合は、自分の目で何かを見る、いわれる不思議なこと、宇宙船のようなもの、宇宙人のようなもの、そういったことを直接自分の目で見ることによって信じる。こういう方法もありました。これまでも多くの状況において不思議なことを体験させることによって信じさせることを行なってきたこともあります。これが人類全体に良い影響を与えたことは一つもありませんでした。
やはりそういう体験をした人を特別な人間と思ってしまったり、自分も同じ体験をしようとして信じられないようなことをトレーニングするようなことが起きたりしてしまいました。いわゆるしょせん今の地球人類の意識レベルがそういうレベルだということができます。宗教的な奇跡を信ずる、あるいは物質科学で解明できないものを目で見ることによって特別なものを信ずる、こういう人たちばかりであり、自分自身の心の中そのものを感じて、自分の心で信じていく、本物か偽物か、光か光でないのか、それを心で見分けるということがまだできていないのです。そういう人に対してどのようにしてスピリチュアルな世界を具現化していくか。それがずっとテーマになっておりますが、今の地球人類はいくら時間がたっても本質的なところが変わっておりません。
皆さん方は少なからずスピリチュアルな現象を信じているでしょう。でも実際にはほとんどの人は体験として大きな体験は行なっておりません。天使や神を見たという人は一人もいないでしょう。現実にそのような体験はほとんどをありえないのです。仮に神や天使を目の前に見たとしても、そのように見えるように皆さん方の背後のものや私たち宇宙の仲間たちが現したものであり、本当の神や天使が人間の前に現れることはありえないのです。
皆さん方はそういう体験をしていないにもかかわらず、何かを信じて、自分の心を信じてこれからの新しい世界を作ろうとしております。いわゆるスピリチュアルな人というのは、体験のレベルとしては普通の人と何も変わらないのです。不思議な現象を体験したわけでもなく、自分が奇跡を起こせるわけでもなく、常にスピリチュアルな存在と一緒にいるわけでもありません。
それでも皆さん方は何かを信じている。そういうスピリチュアルな世界を信じている。それによって意識レベルを上げることができました。一般の人々は同じように何も体験しておらず、皆さん方と同じレベルでありながら、まったく意識レベルが上がってきません。本当に見ないと信じない、体験しないと信じない、そういう人たちばかりだからです。
おそらく皆さん方が一般の人にいろいろ教える場合でも、でも私は何も見えない、何も聞こえない、そういってくる人がいるでしょう。皆さん方もどう答えていいか分からなくなって困るでしょう。皆さん方自身も何も見えず、何も聞こえていないからです。
ただ皆さん方は心の目で見て、心の耳で聞いているのです。そして確かなものを心で感ずることができるのです。でも普通の人は心の目で見ることができず、心の耳で聞くこともできず、何も信ずることができません。
皆さん方は一般の人に対し、どのようにして心の目を開いていくか、どのようにして心の耳を開いていくか、それがテーマになってくるのです。ほかの人の心を開くためにどうするか。一人ひとりやり方が変わってくるでしょう。ただ一つ注意すべきことは、知識で心の目を開くことはできないということを理解してください。スピリチュアルな勉強を重ね、知識をいっぱい身につけても、心の目を開くことにはならないのです。
むしろ知識が多くなればなるほど、知識にしがみついてしまい、心の目で見ようとする力が育ってこなくなるのです。皆さん方は相手を見ながら、この人の心の目はどうやったら開くのか、それを見つけていく才能が必要とされます。ある人は人生相談で心の目を開く人もいるでしょう。インナーチャイルドやセラピーで目を覚ます人もいるでしょう。病気になったり仕事に失敗したりして目を開く人もいるでしょう。
とにかく皆さん方に誰かがやってきたとき、何か困ったとき、苦しんでいるとき、悩んでいるとき、これは一般に心の目が開くべき状態になっていること。心の目が開くべき状態にありながら、本人が目を開こうとせず、ひたすら何かにすがっている。そういう時に皆さん方がうまくカウンセリングをしたり、正しいセッションを行なったりすることによって、心の目を開くことができるようになったりします。それが皆さんのやるべき仕事であり、もし自分のところに誰かがやってきて、何か相談ごとをしてくる、悩みごとを言ってくる、それはその人が目を覚まそうとしている時期なのです。
その時の話をよく聞いてあげながら、知識で解決しようとせず、その人の心を感じてください。本人がどこに目を向けようとしているのか。多くの人は本当の自分を見ようとしておりません。特に自分の弱いところ、自分の欠点、それを自分で見ようとはしません。でも心の目を開くときの一番のポイントは、自分の弱さを認めることなのです。
自分の弱さを認めること、そこにいろんなものが隠されています。人間関係のあらゆる問題、自分自身の隠れた能力、自分が信じているもの、否定しているもの、いろんなものがその弱いところに影響を与えているのです。皆さん方はそれを見抜き、正しくその人を目覚めさせていく。自分の弱さやいけないことをしっかりと認めさせ、どう解決していくか、そのためのトレーニングを進めていってください。
スピリチュアルな人というと、まるで超能力者のようなものを連想する人がおります。皆さん方は超能力者を目指しているわけではありません。特別な存在を目指してるわけでもありません。またスピリチュアリティや意識レベルが上がったとしても、超能力者になれるわけではありません。超能力者と意識レベルはまったく別であるということをはっきりと理解してください。
いくら不思議なことを体験できたとしても意識レベルが上がるということとは無関係なのです。不思議な人がすべてアセンションできるわけでもありません。不思議なことができることとアセンションも無関係なのです。そういったことに惑わされないようにしてください。自分は何も見えない、何も聞こえない、皆さん方自信もそれをはっきりと認め、理解する必要があります。そして皆さん方のところに何も見えない、何も聞こえないと言って集まってくる人がたくさんいるでしょう。同じ仲間なのです。自分だって見えていないのです。ただ心の目で真実を見る。心の耳で真実の言葉を聞いているのです。
心が違うだけであり、意識そのものはそんなに変わっていないのです。皆さん方は目覚めた心をもっているのです。この目覚めた心が皆さん方の財産になります。普通の人は心が目覚めておらず、目で見ないと信じない、耳で聞かないと信じない、そういう人たちばかりなのです。そういう人を相手にして、いかに心の目を開き、耳を開くようにしていくか、それが皆さん方一人ひとりの役割であるのです。それをはっきりと理解するようにしていってください。
これから宇宙の仲間たちが一人ひとりにエネルギーを入れていきます。
※個人メッセージは省略します。