/日本人の心/個性を生かして社会を成長させる/社会が成長しなければ平和ではない/現状維持ではなく成長させること/怒られないようにする人間関係は平和ではない/注意されるのが苦手な日本人/本当のことを言い合える人間関係へ/本当のことを言われても大丈夫な強い心を/
2016/2/15 宇宙交流会 |
このメッセージのいいねポイントは |
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否定的な心でつくられた日本人の平和 |
①現状維持の人間関係は個性をつぶす
アルテミスの波動としてお話をいたします。皆さん方が日本人の心の徳質についてお話をしておりました。嫌われたくないとか、相手を大切に思う、思いやりをもつ、こういう心の働きと自分が確立できていないという心の現状、これらについての意見がありました。日本人が周りの人を大切にする、人間関係を大事にするという思いは、これは必ずしも悪いことではありません。
やはり人間関係が平和で仲良く、お互いが楽しく過ごすことは社会生活の上で重要な働きになります。ただ社会を維持しようとするばかりに個性を否定する、個性を認めないという過度な社会の意識になってしまうと、逆にそれは社会が個人をコントロールするエネルギーとなって動いてしまい、結果的に人を非難する、人の悪いところを指摘したり、人がうまく個性を発揮できない方向へと働きかけてしまう、こういう状況が動き出していきます。
一人ひとりは個性が与えられており、その人にしかできない能力がまた与えられております。その人にしかできない能力というのは社会のために必要な能力であり、決して個人のため、個人の自慢のためにあるわけではありません。個性というもの、あるいは特別な能力というのは社会で使える能力のことを言っております。
社会や人間関係を大事にしようとして個性を否定したり、特殊能力を否定するのは逆効果になってしまい、結果的に社会が成長できなくなってしまいます。したがって社会が平和で仲が良かったとしても、必ず成長している必要があり、社会そのものが成長していないという時は必ず個性を殺している、個性を認めていない、個人の能力を受け入れていないという現実が潜んでいるということがいえます。
社会が仲良く安定しながらもさらに成長していく、そのためには個人は個人として能力を発揮し、個性を生かし、なおかつお互いの人間関係がうまくいく、これが理想的な社会における人間の在り方になります。こういう観点で見た時、今の日本の人間関係を見ていくと、一見社会のことを大事にし、お互いの人間関係を大事にしようとしておりますが、実際には社会や人間関係が成長する、進化するということを認めていない意識がとても強くあります。
お互いの仲が良い関係があると、この仲の良い関係をそのまま継続させようとする、社会が安定して平和であると、この安定した平和な状態を持続させようとする、このようにして進化を伴わない現状維持の平和や安定をただ望んでいることになり、結果的に個性を認めていかない、個人が成長しないという現実が現れてくることになります。
日本人が個人を認めない、個性を認めない、個人の能力を認めないというのは社会を現状維持のままで留めておきたいという意識からつくられるものであり、社会そのものを安定したままで成長させよう、さらに例えば自分と同じ仲間たち、家族にしても友人関係にしても仲の良いままでさらに成長させよう、こういう意識があまりない状態に個性を失わせる現実がつくられてしまいます。
したがって各自の人間関係や家族や会社においても、仲の良い関係をさらに発展させていく、お互いの人間関係をさらに良いものへと発展させていく、現状維持で留まるのではなく、さらにより良くもっていこう、こういう意識がある時はそれぞれ個性や個人の能力がもっと発揮されていき、結果的に個人を認めながら社会も発展するという現実が現れることになります。
日本人は相手のことを考え、失礼がないようにする、悪く思われないようにする、こういう意識が強くありますが、いわゆる否定的な考えからつくられた平和や安定感であり、怒られないようにする、嫌われないようにする、喧嘩しないようにする、こういうしないようにするという平和が根本にあるために、完全な良い平和のエネルギーではありません。
常に不安や恐れ、心配が伴う平和になっており、喜んで皆で元気に自由に表現できる平和とは根本的に異なっております。悪く思われないようにする、嫌われないようにする、怒られないようにするという意識を取り除いた本当の良い人間関係が必要となります。そのためには人間関係をもっと大きくしていく、お互いの関係をもっと発展させ、もっと喜びが溢れるようにする、もっといろんなものでつながった良い関係にもっていく、こういう成長、発展を前提にした人間関係、今のままで良いというのではなく、もっともっと良い価値観をつけ加えていって、もっと良い人間関係にしようとする、こういう意識が根本的に要求されてくるのです。
そういう意味において今の日本人の人間関係は、否定的なエネルギーでつくられた人間関係であり、発展を認めない、現状維持のままでつなぎ止めておく、こういう人間関係を前提にしているために、結果的に自分の個性を発揮できず相手の個性を認めることもできず、個性を引き伸ばす力も入っていない人間関係になります。
もちろんこの人間関係は第三密度の人間関係であり、この人間関係にこだわっている人は第三密度の人間たちに引きずられてしまい、第四密度に昇ることが難しくなってしまいます。したがって第四密度の人間関係を目指す人は、発展的な人間関係を常に意識しておく、自分の個性がどんどん発揮されていきながら、他の人一人ひとりも個性が発揮されていく、一人ひとりが能力をどんどんましていき、お互いの人間関係がさらに大きなもの、発展的なものへと成長していく、常に人間関係は広がっていき、いろんな人々とのつながりが増えていく、こういう意識を伴った人間関係、常に発展性のある人間関係が第四密度の人間関係になります。
もし閉鎖的な人間関係、限界のある人間関係を求めているのであれば、その意識を完全に変えていき、常に発展的な人間関係へと切り替えてください。いつも同じ人とばかり会話をしている、同じ人とばかりでつながりをつくり、このつながりが切れることを恐れている、自分の限られた人間関係だけで満足し、この小さな人間関係だけですべての会話やすべての話題をもってこようとする、こういう人はどうしても限定的な人間関係に制限されてしまい、第三密度の意識から抜け出せなくなってしまいます。
自分にかかわり合う人間が自由に変化してもまったく気にしない、すべて受け入れていく、自分と親しかった人が急に離れていったり、また知らない人が近づいてきたとしてもすべて受け入れていく、こういう臨機応変な人間関係を築いていくと、逆にどんどんその時、その時に必要な人が現れてきて、そして必要な関係が終わればまた次の関係へと移っていく、こうやって必ずしも限定していない人間関係がつくられていきます。
第四密度の社会に入ればその時その時に必要なグループがその時だけつくられ、またテーマが変わると全然別なグループがつくられてきて、そこで動き出していく、また別の話題になれば別の人々が集まってそこで完結させていく、こういう臨機応変な集まりが常に動き出しており、決して決まった人間関係、決まったエネルギーで留まっていることはありません。
そのためにまず人間関係というものを限定させないこと、自分と接する人々を固定化させないこと、話題も固定化させることなくいろんな話題に自分が入れるようにしておくこと、そうすると話題ごとに異なる人間関係がすぐに現れてきて、自由な人間関係、執着のない不安や恐れのない明るい人間関係が動き出していきます。
日本人は安定を求めておりますが、限られた世界での安定という意識がとても強く、いつも決まった人、いつも決まった話題、決まった条件における人間関係を好んでおり、これは閉鎖的な人間関係、発展性のない人間関係になります。今までは発展性のない人間関係でも平和をつくろうとするために、お互いにあまり問題のない話題を決めておく、失礼のない言葉を選ぶ、何か気になったらやわらかく表現しながらも分かってくれなければ分かってくれないでそのままにしておく、こういう風にして狭い人間関係を大事にしてきました。
これからの第四密度の社会においてはそれは通用しなくなっていき、発展性のある人間関係、広がりのある人間関係が要求されていきます。今皆さん方は第四密度に向かうに従って、ここでの集まりの形態や話題、人間関係、それぞれが第四密度的に変化を起こしていきます。ただ多くの人がそれに気づかずどうしても第三密度的な人間関係を続けようとする意識が強いために、いつも同じ話題になってしまう、いつも同じ観点で、同じテーマで、同じような話になってしまう、こういう傾向がとても強くあります。
まずここで学んでいる皆さん方自身がその意識を変えていき、同じ人であったとしても話題をどんどん変えていく、またあまり慣れていない人や初めての人に対しても積極的に話しかけたり、いろんな話題を出してみて、いつもとは違う話題でも十分に入っていけるようにしておく、そういう意識を常にもっておき発展性のある人間関係を構築できるような準備を進めてください。
自分たちが急にやろうと思ってもなかなか難しいところがありますので、まずここで練習をしてあまり閉鎖的でない人間関係、決まった人間関係ではない広がりのある人間関係をぜひつくっていただき、第四密度の人間関係へと発展させていただきたいと思います。
②意識の定着が不安定な状態
銀河連盟からお話をいたします。皆さん方の今の時空は、非常に不安定な状態になっており、さまざまな他の時空とすぐにつながったり離れたりしやすい状態になっております。今の皆さん方の時空の場合、皆さん方の意識がどんどん下がっていけば、あっという間に第三密度の時空の流れに進んでしまい、しかし皆で本当に気づき常に注意して高い意識、高い意識で毎日を過ごしていけば第四密度へと確実に進むようになります。
今の現実は瞬時にして第三密度に落ちたり、またすぐに第四密度に戻ったりする、非常に不安定な状態になっており、一人ひとりが本当に注意すべき状態になっております。今のこの現実において常に自分の心をしっかりと保持し、隙をつくらず、騙されず、常に注意をしながら高い意識レベルを保持していく、これができれば第四密度へと進むことができるでしょう。
しかし油断をしてつい波動が落ちてしまっても、それに気づかず先へ先へ進んでしまうと第三密度の時空の中に入ってしまいます。皆さん方自身が第三密度の時空か第四密度の時空かを知ることはとても難しいでしょう。いわゆる現実的にはほとんど変わっていないために、自分で気づくことはとても難しいと思われます。第三密度や第四密度というのは、あくまでも意識レベルに対応した時空の世界であるために、必ずしも目で見える現実ではありません。
そのために同じ現実を共有しながらもある人は第三密度、ある人は第四密度という状態になっております。今のこの不安定な状態を確実に安定した状態へもっていくために、自分自身がいわゆる本当のことを言われてもそれを大事に受け入れていく、決して怒りを出したり、相手のせいにしたり、また指摘し直すとかいう、そういう行動をとるのではなく、自分が何を言われても一切反論しないような心、それを受け入れ自分自身が自分の心を変えていき、新しい現実の流れに入ろうとする心、常にその心を身につける必要があります。
やはり日本人は言われるのが苦手という人がとても多くあります。お互いに平和な心を維持しようとして、良いことしか言わない、相手が気になったり、相手に嫌われることは言わないという文化であるために、逆に本当のことを言われると急に怒りが出てしまう、普段言われたことのないことを言われると落ち込んでしまう、こういう人がとても多いのです。
やはりこれは第三密度の心になってしまいます。言われたときに向きになって言い返す、この心を何とかして直していき、何を言われても平気でむしろ相手に感謝をするくらいの心を身につけていく、こういう愛の心が必要とされます。日本人は平和的な民族、平和的な社会と言われますが、あくまでも否定的な心でつくられた平和な社会であり、やはり怒られたくない、嫌われたくないという平和をつくり上げております。
本当のことを言っても大丈夫、何を言われても大丈夫、そういう強い心が必要であり、こういう強い心でつくられた真の平和、これを目指す必要があるのです。皆さん方一人ひとりがそれをしっかりと受け入れていき、どのようなことを言われてもそれをしっかりと受け入れていく、決してむかついたり、反論したり、言い返すことなくしっかりと自分の問題として受け入れていく、こういう心を身につけて正しい心の平和、肯定的な心から成り立つ平和、強い心を身につけた平和、これをぜひ確立するようにしていってください。
Aさん、あなたの心の平和において、やはりどちらかといえば、あまり怒られないようにする、平和を壊されないようするという否定的なエネルギーでつくられた平和をつくり上げております。本当のことを言われてもしっかり言われてもまったく気にしないというレベルにもっていくためには、もう少し強さが要求されるでしょう。本当のことを言われてもまったく気にしないという意識レベルを身につけていくために、いわゆる親しい仲でどんどん言ってくる人、本当のことをどんどん言ってくる人をむしろ歓迎し、そして自分の心を強くしていちいち落ち込まないようにする、動じないようにする、これが身についてくると、だんだん他の人も心から受け入れるようになっていき、強い平和をつくることができるようになります。ぜひ強い心を身につけて肯定的な平和をつくり上げていってください。
Bさん、あなたの場合は、本当のことを言うとか、そういうことで平和が乱れるのではなく、むしろ権力で言ってくる人やあるいは何でもルールとか、習慣とかいう理由で自分をコントロールしようとする人、そういう人と一緒にいると平和のエネルギーが乱れてしまい、自分の平和が平和でなくなってしまいます。ルールや地位やいろんなもので平和をつくり上げようとする人がいると、自分が平和ではなくなってしまう、これは平和という世界が、ある人はルールや一つの序列、一つの地位のオーダーで平和を感じている人があなたにとっては平和とは感じなくなっている、こういう平和の違いがあります。あなたがこの平和を自分の良い平和につくり変えていくためには、まず自分自身が何らかの形で自分の平和の基準をつくり上げている可能性があります。こういう基準が自分にとっての平和である、これが本当の平和である、この平和の価値観が実際にはつくられており、これが他の人の平和の価値観とぶつかっている現状があります。この自分でつくった平和の価値観が本当の第四密度の平和の価値観と少しずれているところがあり、それが結果的に自分に序列やルールのオーダーとなって戻ってきています。したがって自分のつくり上げた平和という価値観を本来の第四密度の平和の価値観と対比させていき、修正する必要があるでしょう。自分の平和の価値観を第四密度の平和の価値観とうまく合わせることができるようになると、自分自身の平和の基準がかなり明確になっていき、いろんな序列やルールの平和がやってきたとしても、堂々と正しいことを言って、そして自分はそれに負けない平和の心を築くことができるようになっていくでしょう。
Cさんの心の平和において、あなたの心にある平和はやはりお互いの人間関係の優しさや、自分をどう思ってくれているか、自分を大切にしてくれているかどうか、自分のことを認めてくれているかどうか、こういったことでの人間関係がつくられております。基本的に自分のことをどう思ってくれているかという意識がとても強いために、他の人が自分にしてくれる行動の反応一つひとつが大きなエネルギーを動かしていきます。自分がどう思われているか、自分がどのように扱ってくれるかに意識を向けるのではなく、まず自分が相手に何ができるか、自分ができることは何なのかをまず見つけていってください。相手からどのようにされようとも自分はこれをこうし続ける、相手からどのように嫌われたり無視されようとも自分はこれをし続けていく、このエネルギーが必要となります。あなたにとって今の周りからしてもらえる第三密度的な平和を本来の第四密度の平和にもっていくために、自分の方から良いことをし続けていく、周りからどのように思われ否定されても良いことをし続けていく、ぜひこのエネルギーをつくり上げ、それによって第四密度の平和を導けるようにもっていってください。
Dさん、あなたの心の平和において、あなたの心の中には自分なりの意見や思いがある程度確立されており、自分なりの正しさや価値観が存在しております。それと同じくらいに又人間関係を大事する心も身についており、人間関係を大事にしながらもある程度正しい方向をお互いに進んでいこうとする心が身についております。その意味においては、必ずしも第三密度という平和ではなく、ある程度第四密度に近いレベルの平和を身につけております。ただどうしてもやはり傷ついたり、お互いが否定し合ったりする恐れがあるために、この不安や恐れでつくられた平和が染み付いており、これが第四密度になかなか入りきれない状態をつくり出しております。人間関係がある程度壊れても、無視されても、否定されても、あまりそこには意識を向けることなく、それでも相手を大切に思い必要なことは必要なこととして言い続けていく、こういう行動が身についてくると第四密度の平和を確実につくり上げることができ、自分を大切にもっていきながらも相手を大切にもっていく、こういう第四密度の世界を堪能することができるようになっていくでしょう。
Eさん、あなたの心の中にある平和において、やはり小さい頃から染み付いた一つの平和の世界があり、自分にとっての安心できる空間、自分が心で安定を感ずる空間が存在しております。そしてその空間は自分が安心できる空間であり、自分が否定されていない、受け入れられている、認めてくれている、分かってくれている、こういう価値観でつくられた平和感が染み付いております。これを前提にしているために嫌われるとか、否定されるということにかなり敏感になっており、少しでも自分に対して否定的な言葉があると、自分がすべて否定されてしまうような感覚になってしまいます。この辺の意識をやはり変えていく必要があり、人から注意されたり言われたことは単なる一つの事実として捉えておき、自分そのものが否定されているわけではないこと、単なる一部の事実がそうであるということであり、それを自分で注意して自分で変えていく、こういう意識が必要であり、これを完全に身につけていき、何を言われてもその時はそれを注意しておく、自分が全否定されているわけではなく、言われたことをしっかりと受け入れていく、これを確立させていき、どのような表現やどのようなことを言われてもほとんどしっかりと受け入れ、いちいち落ち込んだり自分の平和を崩したりしないようにしおく、これが確実にできるようになると、あなたの心にも第四密度の平和がつくられるようになっていくでしょう。
Fさん、あなたの心の平和において、あなたの心にはある意味ではマイペースとか、自分のペース、自分でつくり上げた自分の世界というものがつくられており、あまり人の言葉に惑わされたり、すぐに心が揺れ動いたりすることがあまりない心の状態になっております。ただ自分自身の方向性や自分の人生そのものに関わることになってくると、かなり過敏な反応を示すようになり、やはり自分のやっていることが少し否定されたり、自分の考えていることが否定されたりした時にむきになってしまう心があります。やはり今の自分の考え方や自分の信念にしがみついている、自分の考えたことが平和という意識で、そこにしがみついているという平和感があります。自分と同じような心の人は平和感を感じ共存できますが、自分の平和感と異なる人が来たときには、不安定しか感じないために、どうしてもお互いの平和がつくりにくくなってしまいます。やはりこれも第三密度的な平和の心になってしまいます。自分の心の平和感にもう少し柔軟性をもたし、自分自身もいくらでも変えることができるようになること、今自分がつくっている平和が100パーセント正しいというわけではなく、これを又臨機応変に柔軟に修正できるようにしておく、新しい真理や新しい宇宙の法則を知ることによってさらに本来の平和へと修正していく、また自分よりもよく分かっている平和の真理を身につけた人に出会った時、その心を感じながら自分の心も修正していけるようにする、こういう柔軟性のある心の平和をつくり上げていくとあなたも第四密度の平和をしっかりとつくり上げることができるようになっていくでしょう。
Gさん、あなたの心の平和において、あなたはいろんなことに心が過敏に反応してしまうところがあり、普通の言葉でも必要以上に自分のことを強く意識してしまう心があります。そのために自分が確立しようとしてもすぐに自信がなくなったり、すぐに気が変わったりしてしまう傾向があり、どうしても心自身が不安定になってしまい、安定できない状態になっております。第四密度の心の平和を身につけるためには、自分自身を大きな意識で捉える必要があります。いろんな人の言葉を受け入れながらもただ表面的に愛想良くしたり、表面的に接するのではなく、本当に相手の言おうとしていること、何度も確認したり、本当に深いレベルで理解しようとしながら、その本質的な相手の心と自分の本質的な心をしっかりと見ていき、そしてお互いが共存できるような平和をつくり上げていく、こういう働きが必要となります。表面的な平和ではなく本質的なレベルでの心の共存、まったく異なる心の人がいたとしても、それを受け入れ共存できるような平和感、これがあなたにとっての第四密度の平和になっていくでしょう。
Hさん、あなたの心の状態において、いろんな人とのかかわりの中であなたの心はいろんなレベルに合わせることができます。心の状態がさまざまなレベルで合わせることができ、そういう意味においては柔軟性のある心と言うことができます。いろんな人に心を合わせることができても、必ずしも相手を信じているとか、相手が分かっているとう意味ではなく、とりあえずいろんな人の心を感じとれる、いろんな人の心を察することができる、そういう意味であり、本当の心の核心でつながっているわけではありません。したがって今はあくまでも相手の心を感じとるというレベルでのお互いのつながりであり、これを第四密度のレベルにもっていくためには、相手の本当のところ、本音のレベルや深いレベル、そういうレベルで自分の心も合わせていき、それで嘘偽りのないお互いの心のつながりをつくり上げていく、自分と違和感があるように思える人でも、深いレベルで見た時に、本当は同じ価値観であったりすることがあり、そういう人を受け入れていく、こういう心をつくり上げることができた時、あなたにとっての第四密度の平和となって構築されていくでしょう。
Iさん、あなたの心の平和において、あなたはある意味では柔軟性があり、いろいろ人に合わせ、うまく人と馴染む環境が身についております。このいろんな人と柔軟に合わせる心は確かに今の基準では良い心と判定されますが、宇宙的に見れば第三密度の心の平和になります。場合によっては形式的になってしまったり表面的になってしまう傾向があり、それでただ人間関係を楽しく良いものでつないでおく、ただ人間関係をつないでおくというレベルの平和であり、本当の相手の苦しいことや悩んでいること、本当の核心で困っていること、そこにはなかなかつながりにくい人間関係になります。やはり本当の深いレベルでつながり、深いレベルで相談に乗ったり、深いレベルで解決したり、深いレベルで相手の本当の問題を指摘してつくり変えていく、こういうレベルが第四密度の人間関係になります。そういう意味において表面的な関係ではなく深いレベルでのつながり、深いレベルでお互いをしっかりと理解し合える、そういう人間関係を構築できるようにしていってください。
Jさん、あなたの人間関係において、今はやはり仲良しとか、良い、楽しい人間関係、お互いに切れないようにして良い状態を持続させようとする人間関係、このエネルギーで人間関係が続いております。今はその時期でもあるために、これを否定することはできません。今はこの人間関係を体験しながらも、一人ひとりがどういうレベルで人間関係を続けているのか、その深いところを感じとる練習をしてみてください。いわゆる単に表面的に付き合っているだけなのか、表面的にただ楽しみ、ただ面白ければ良いのか、それとも本当に深いレベルで相手の悩みを聞いてあげたり、深いレベルで相手を何かもっと良いことにもっていこうとか、もっと注意して正しい行動をとれるようにもっていくとか、深いレベルのことを考えているかどうか、それを感じとれるようにして、必要な時には深いレベルでも話をしてみる、これがだんだんできるようになっていくと第三密度的な人間関係から第四密度へ移りやすい人間関係へと変えることができるようになっていくでしょう。
Kさん、あなたの今の人間関係において、あなたの場合はある意味ではカルマ的なエネルギーが主に現れてきており、いわゆる人間関係において閉ざしてしまう部分と、本当に心でつながりたいという気持ちのエネルギー、こういったものが複雑に絡み合って表面化している人間関係になっております。ある意味では自分と親しい人を求めていきながらも、常に何らかの恐れや不安、心配が伴っており、本当に信頼できるかどうか、本当に自分とずっと接することができるかどうか、常にそこに意識が向かってしまいます。これは一つのカルマ的なエネルギーであるために、これを体験していきながらもこれを否定的に思わず、強くエネルギーをつくり上げていってください。人に対して否定的に思わずに、むしろ積極的に良い人間関係を目指していく、自分から否定したり逃げたりするのではなく、良いと思ったら自分の方から近づいていったり、自分の方から良い働きかけをして良い人間関係をつくり上げようとする、こういう意識をつくり上げていき、これまでとは違う人間関係をつくれるようになっていくと第四密度の人間関係へと発展させることができるでしょう。
Lさんの心の平和において、あなたは本来人間関係を楽しみ、人間関係を楽しむ中でお互いを生かし合う、成長し合うという心の波動をもっておりました。ただスピリチュアルな学びを始め、スピリチュアルに意識を向けた時に、これまでのカルマのエネルギーが表に出てきて、これまで隠れていたカルマ的なエネルギーが人間関係の中に現実化されてきました。それと共に楽しんでいた人間関係の中にさまざまな人間関係が入り込んできて、いわゆる気に入らないとか、否定されるとか、無視されるとか、また自分だけが好まれるとか、いろんな学びのエネルギーが動き出しております。だんだん自分で意識してコントロールできるようになってきているために、少しずつ第三密度の人間関係から離れつつあります。しかしまだまだどうしても弱いところがあるために油断すると第三密度のエネルギーに負けてしまいます。したがって自分で理解しているやり方をしっかりと進めていき、常に自分で気がついたらすぐに修正するというやり方で第四密度の人間関係へと進めていってください。
今日は日本人がもっている人間関係の平和、特にネガティブなエネルギーでつくられた平和という人間関係を扱ってきました。今の日本人は良い人間関係をつくろう、良い社会をつくろうとしている思いがありますが、ほとんどが嫌われたくない、壊されたくないという否定的なエネルギーでつくられているために、発展性のない人間関係になっております。
ぜひこれを発展性のある、相手を生かす人間関係、広がりのある人間関係へと切り替えていくように意識を向けていってください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。