/現実化/一人ひとりの現実/心の状態で現実が変わる/表面的な心とハートの心と魂レベルの心/表面的な心で現実を確認/深いレベルの心でハイヤーセルフの思いを受け取る/自分の思いとハイヤーセルフの思いを統合させる/
2015/11/2 宇宙交流会 |
このメッセージのいいねポイントは |
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三つのレベルの心を使い分ける |
①自分の思いと魂の思いをうまく統合させて現実化する
私たちは光のハイアラーキーの仲間としてお話をいたします。今日は現実化というテーマで話し合っておられました。皆さん方が体験している現実という空間は、あくまでも一人ひとりの心のエネルギーが放射されたものであり、最終的には自分一人ひとりの空間になります。いろんな人と同じ場所にいる時に、同じ現実という風に皆さん方は思っておりますが、実際には同じ現実ではなく一人ひとり自分の空間で共同の空間をつくり上げていることになります。
一見同じ現実にいるように見えても一人ひとり考え方が異なり、現実から受ける印象も異なり、体験している現実の側面も異なっております。一緒にいるということだけで同じ現実という風に勘違いしていることが多いですが、実際には同じ現実ではないこと、それをまず理解しておいてください。そういう現実の状況において、自分の現実をいかに自分の望んでいる通りに映し出していくか、そのためには心の在り方がいかに自分の本当の心とうまく合っているか、それが一番のポイントになります。
現実は皆さん方の心の現われですが、ほとんどの人は自分の心がどうなのかまったく分かっておりません。そのために心の状態を現実という空間を通して皆さん方に見せているのです。多くの人は心を別のものとして理解し、現実は現実、心は心として分離させておりますが、実際には自分の現実が自分の心そのものであること、まずこれをしっかりと理解してください。
したがって現実は自分の心の現れであるために、現実を否定する、現実が気に入らないというのは、そもそも自分の心そのものを否定していることになります。まずは自分の現実を自分の心の現れとして受け入れていく、しかし現実は心を現している状態ですが、その心を見ることによって自分で心を改善していく、自分の心を現実で感じながら、これを教訓として心を入れ替え、良い心にすることによって現実を良いものにしていく、まずこういう考え方が成り立ってきます。
しかし心を良い心にしてもすぐに現実が変わるわけではなく、心の状態がどのようであっても現実は現実で一方的に進んでいるように感じられていくでしょう。皆さん方の心という働きには、皆さん方の頭で感じている心の部分と、皆さん方のハートの部分で感じている心の部分、また魂の部分で感じている心の部分があります。皆さん方の頭で感じている心の部分は、その時その時の変化を感じとり、現実の変化を受け入れて自分の心が動いていきます。
したがって頭で感ずる心というのは変化を感じとっているところであり、これは常に心が動き、変化、変化の心でいろんなものを感じとっていきます。ハートで感じている心はもう少し落ち着いている心であり、深いレベルになってきた自分の本心のところ、表面には出てこない深いレベルでの自分の心であり、これは現実で一瞬一瞬変わる心とは別に、あまり変化することない自分の深い心のレベルにあります。
これがいわゆるハートのところで感じている心であり、この深いレベルで感じている心が少しずつ現実に反映されていきます。しかしそれとは別にもっと深いレベルの心があり、それは魂の部分につながっている心になります。基本的にその人の人生そのものを動かす心、人生そのものにつながっている心であり、この魂につながっている心がいわゆるこの現実を映し出していきます。
したがって皆さん方が体験しているこの現実は、この深い魂のレベルの心から放射されていくものであり、これは人生の流れをつくり上げていく、あるいは自分の深いレベルの心が望んでいるものを映し出していく、そういう働きと思ってください。皆さん方はこの表面的な心と、深い心と、さらに深いレベルにある心の三つの心を同時に使っておりますが、一般にはその時その時の変化を瞬時に感じとり、すぐに機嫌が変わったり、すぐに違和感が出てきたり、喜んだり、こういう表面的な心をかなり日常的に動かしております。
この心は必ずしも現実に反映するものではなく、逆に現実を通して受け入れていく、現実を確認し、それを取り入れるという働きがこの表面的な心になります。ハートのレベルの心はこの深いレベルの心に存在していきながら、表面的な変化を受け入れながら、本質的なものを認識して深いところにもっていく、表面的な変化をいろいろ楽しみながらも奥深いものだけを取り入れていく、こうやって深い本質的なものを取り入れる働きを行なっていきます。
現実化をつくり出すさらに深い本心に近い心というのは、人生の流れを左右する大きなところに関与していきます。頭で感ずる心が表面的な心で感じとり、楽しい、楽しくない、一瞬一瞬を感じとる心ですが、深いレベルにある人生に影響を与える心は、人生そのものの流れを常に動かしており、体験してきたことや体験すべきことを考えながら、人生の流れを深いレベルで変えていきます。
この深いレベルにある心は、皆さん方の肉体の人間の脳で感じとることはできません。いわゆるハイヤーセルフやモナド、いわゆる高いレベルの自分が関与してきて、人間的な意識はほとんど関与することはできません。ただもし皆さん方が現実を変えたい、もっと現実をこういう風にしたいと願うのであれば、この深いレベルの心につながり、自分の思いを深いレベルの心に伝える必要があります。
基本的にハイヤーセルフやモナドの世界では、皆さん方の人間の脳で考えたことを受け取ることはほとんどできない状態にあります。脳の世界ではなく深い本当のレベルの世界であるために、あくまくでも本当の深いレベルでの自分の心がハイヤーセルフやモナドと交流を続けていきます。この現実に自分が関与したい、自分も現実をつくる一員になりたいのであれば、この深いレベルの心につながり、深いレベルの心に自分の意志を表明していく、こういうことが大事になります。
表面的に望んでいることではなく、ハートのレベルで人類のためにこういったことをなしたい、社会のためにこういうことをしたい、世の中に役立たせるためにこういったことをしてみたい、こういう深いレベルの思いがあり、本当に光が入っていて愛が入っていて、人類に貢献するものであれば、それはより深いレベルの心に反映されていき、それが現実の流れに影響を与えていきます。
したがってまず自分が何かを望むとすれば、まずハートのレベルで本当にやりたいこと、現実化したいことを感じていき、それをより具体的に確かな方法でハートで感じていく、そしてどうやって現実化するか、どのようにもっていくかをハートを通して本当の心で本気で考えていく必要があります。このハートのレベルで本当に考え、本当に実現しようとする力がより深いレベルの心に通じていき、それが現実化を行なわせていきます。
現実化をするためにはこの深いレベルでの思いが必要であり、表面的な思いだけでは現実化することはできません。自分の深いレベルで世のために人のためにこういうことをしたい、これをつくりたい、これを実現したい、こういう深い思いがそこに宿ってくると、それがだんだんより深いレベルへと影響を与えていき、現実に現れるようになります。
表面的な願望だけでいろんなことを考えても、深いレベルの心につながっていなければ現実化することはありません。ただ自分が単純に思っていること、単純に願っていること、それは頭のレベルで感じているものは行動に移すだけで実現できるものがたくさんあるでしょう。深いレベルでなくても表面的なレベルで自分が行動することによって実現されるものはたくさんあります。
表面的なレベルの心で実現させていく、これはこれで世の中にとって良いもの、人にとって良いものであれば、その人の心にその成果が入っていくでしょう。ただそれが本当に個人的な願望や個人的な欲望だけで現実化させたとしても、それは深いレベルの心に通ずることはなく、いつかは現実化とは関係ないレベルで自分の現実の世界から消えることになります。
自分が本当に望んでいるもの、本当に願っているものが何であるか、これを本当に考えていき、ぜひともこういったことをこの地球上で実現させたい、ぜひこういうことをこの地球上で現したい、こういう深い思いがあり、何年も何年も努力をして実現させようとする心があると、その心は次第に深いレベルの心に反映されていき、必ず現実化する方向へと動いていきます。
仮に今回の人生で現実化できなかったとしても、この深いレベルの心は次の人生にも伝えられていき、今回の人生で実現できなければ次の人生で実現されるように伝えられていきます。したがって深いレベルで自分が望みをもつこと、現実化したいという心をもつことはとても良いことであり、それはそれでしっかりと感じて行動し、実現へ向けていっていただきたいと思います。
一般に日本人はいろんなことを考え過ぎてしまい、自分個人のしたいことがうまく現実化できない傾向にあります。自分が何かを現実化しようとしてもいろんなことを考えてしまい、あの人はこう、この人はこう、ここではこう、あそこではこう、現実化と関係ないところに心がどんどん動いていき、結果的に余計なエネルギーをいっぱい引き込んでしまい、逆にそれで現実化できなくなってしまう人がたくさんおります。
本当に現実化したいというものがあれば、あまり余計なことは考えずに、最終的なものだけをしっかりと心の中でつくり上げてください。何かがうまくいっている、自分の願っていること、自分が現実化したいことだけをしっかりと望むことです。その時に他の人がこれをするとか、他の人がまた自分のために何かするとか、そういったことは一切考えないようにしてください。
他の人を現実化の中に入れるとまず現実化することができなくなります。他の人をコントロールすることはできないために、他の人を現実化の中にもってくることは不可能なのです。したがって自分が何か現実化を望む時は他の人間が誰もいないこと、純粋に自分と自分のやりたいことだけがその中に入っている、こういう思いをもつことです。
他の人を巻き込むことなく、ただ自分がやりたいことだけを素直にしっかりと心の深いレベルでつくり上げていく、これが行なわれれば現実化はうまく進むことができるようになります。なるべくシンプルに単純なものほど現実化しやすくなります。しかしいろんな条件を入れすぎると現実化が難しくなります。現実化することに不可能とか絶対できないということはほとんどなく、必ずいつかの段階で現実化されていきます。
つまり今回の人生では無理だったとしても、次の人生、あるいは次の次の人生、だいぶ後になったとしても必ずいつか実現されていきます。今回の肉体の中で実現させようとするとまた別の状況になってしまい、今の自分の肉体の人生がどこに向かっており、自分はどういう意味をもって肉体をつくったか、それを思い出す必要があるからです。
今回の人生でできるとことと、今回の人生ではできないことがあるために、それを見極める必要があります。一般に今回の人生でできないことは、自分の今までの時空の流れの中でまったく関与することがなかったこと、まったく自分の現実に一つも関与していなかったこと、それはかなり難しいかもしれません。ただ自分自身が何らかの挑戦によって流れを変えていく、自分の意識の変化や自分の努力によって流れを変えた時は、不可能のように思えた現実化が可能になることもあります。
したがって完全に諦める必要はなく、一見これまでの自分の人生では有り得ない現実であったとしても、そこに向けて努力を重ねる、そこに向けて深いレベルの心をしっかりと動かし、それを確信して進むようにしていくと現実化することも可能になっていきます。特に自分の方で現実化を強く思わず、ただ現実を受け入れていく、毎日の現実をただ受け入れ、それをただ体験していく、こういう人の場合は、受け入れる現実一つひとつを完璧なものにつくり上げていってください。
ただ体験するとか、ただ現実を過ごすのではなく、良いもの、完全な秩序の状態へともっていく、この意識を強くしてください。体験するにしてもただ漫然と体験するのは体験したことにはならず、何の成果も人生に与えることはありません。ただ過ごすのではなく、できるだけ秩序をつくり上げる、できるだけ良い状態にもっていく、この意識が必要なのです。
そのためにはただ現実を過ごすという人は、できるだけ良い現実につくり上げていく、できるだけ美しい現実、できるだけ質の高い現実、常にそういう現実をつくるという意識をもってください。たとえ受け身の現実だったとしても、こういう心ですべてを完璧な現実にしようとする心があれば、その人は高いレベルで現実をつくり出すことができるようになります。
したがって皆さん方としては、深いレベルの心につながって自分の人生を自分の力で現実化させていくやり方と、ただ現実を受け入れながらもそれを完璧な現実、より質の高い現実へと自分でつくり上げていく、こういう二つのやり方があり、そのどちらも皆さん方の自由意志に任されております。ただ一般に皆さん方の魂やハイヤーセルフが望んでいる現実の方向があり、そこに向かうためにはどうしても深いレベルの自分の心につながる必要があります。
表面的に感ずる自分の心ではなく深いレベルで自分の魂やハイヤーセルフにつながり、そこで現実化するものを感じとっていく、現実化すべきこと、現実化する必要性があるもの、それを感じていき、そこに向かって自分の方から現実をつくり上げていく、これはとても良い現実の進め方になります。そういう意味において自分の深いレベルの心を感じとり、自分はどこへ向かうのか、自分は何をなそうとしているのか、常にそれを感じとれるように意識をもっていってください。
Aさんの現実において、今のあなたの現実化の流れは、ハートのレベルの心で動いている意識が現実につながっていき、ハートのレベルの願っていることや思っていることが現実に現れてきます。この場合の現実は自分自身のカルマ的なエネルギーの浄化と、自分の進むべき方向性が自分自身の魂のあるべき方向へと進む方向、それに合わせた現実になっていきます。この現実の特徴は、本当の魂の深いレベルのやりたいことがなかなか表面では感じとれないために、あなたの頭で意識していることと、深いレベルの心が願っていることが一致していないことがあります。そのために時々自分の頭で考えたことが深いレベルの心とは違ったりすることが多く、その時に自分にとって好ましくない現実、良くない現実として現れてきます。したがって頭で感じとる現実を深いレベルの心へと向けていき、深いレベルの心が何を求めているか、それを感じとれるように練習を進めていってください。
Bさんの現実化において、あなたの現実化のエネルギーは今は魂の流れでそのまま動いております。まだあなた自身がこの魂の流れに関与することができず、ほとんどあなた自身の思いは現実には反映されておりません。あなた自身の思いを現実化させる方向へもっていくためには、深いレベルの魂に意識を向けていく必要があり、そのためにはやはり瞑想やワーク、ヒーリング、いろんなことを行なって少しでも魂のレベルに意識を近づけていく、自分の普段の現実が本当に魂からつくられてくるという実感を感じとる、そういったことによって深いレベルの魂につながっていき、現実に関与することができるようになります。いろいろ実際的なワークを進めるようにしていってください。
Cさん、あなたの現実化のエネルギーは、魂のレベルからくるエネルギーが六十パーセントくらいであり、ハートの心から動かされる現実化の力が三十パーセントくらいであり、そして残りはその時その時の直観や感覚、その時のフィーリングなどで影響を与えている力になります。したがって大きな流れは深いレベルの魂から起こされていきますが、残りの約四割程度は自分の力で現実に影響を与えていきます。自分がこれは本当におかしいとか、本当にこうすべきだ、こうあった方が良いとハートのレベルで強く思うこと、強く感ずることは現実に影響を与えることが時々あります。いわゆるハートで思ったことが人生にうまく合っている時は現実化しますが、いくらハートで思っていても本来のあなたの魂の流れと違う場合には現実化することはなく、そのままただハートに留まることになります。したがってハートで強く感じたものが自分の人生の流れに沿っているかどうか、それを自分なりに見抜ける力が必要となります。そして本当に自分の人生の流れに合っているものは何とかしてハートの思いを実現させる、必ず実現させるという強い力が必要となり、それによって本当に現実化か進むことになるでしょう。
Dさんの現実化において、あなたの心の働きは、四割くらいが頭、マインドのレベルで動いており、三割くらいがハートの心、残り三割が深い魂につながる心のレベルで動いております。したがってあなたの人生を動かしている力は、三割くらいが動いている程度であり、実際にはマインドの力がかなり現実に影響を与えております。これはあなたの望んでいる通りに現実化が行なわれているかというと、必ずしもそういうわけではなくマインドの力によってあなたが現実を感じとっているだけです。つまりあなたの感じている現実は、マインドで感じた現実であり、それは自分が人を見てどう感じた、現実を見て私はこう感じた、あの人の行動を見て自分はこう感じた、こうやって現実をあなたが感じたことが現実として理解されていきます。人生の流れとしての深いレベルになかなかつながらず、あなたにとっての現実は自分がその時感じたものが現実となっているのです。この現実の認識そのものを変えていき、現実を体験して感じたものは単なる感覚、感じであり、そこに意味はないこと、そこから必要なものだけを受け取り、自分にとって必要な愛や徳をどこまで身につけていくか、自分が現実に影響を与える愛はどこまで使えるか、そういった時に頭を使い、そして良いものをハートに落としていく、こういう働きが必要であり、マインドの使い方があまりにも現実をただ体験するという意識に強くなりすぎています。現実をもう少し客観的に感じとり、ただ感じていく、そうやってマインドの力を弱くしていき、そして深いレベルの魂に近い心に意識を向け、それを感じとっていく、そうするとその深いレベルの心の思いが現実にだんだん現れやすくなっていき、本当の自分の人生の流れが表に出やすくなっていくでしょう。
Eさんの現実の在り方において、あなたの心の動きは現実をある程度客観的に感じとりながら、それを本当に意味のあるものと意味のないものとに分析していき、必要なものだけを自分の心の中に取り入れていく、こういう働きが行なわれており、現実を動かすには良い心の動きになっております。あなたの人生を動かしている深いレベルの心は、あなたを常により高いレベルの現実に引き上げようとする意識で現実を進ませております。したがってあなたが動いているこの現実の流れは、常に高いレベルにシフトすることが可能な現実を常に体験しており、あなたが現実を体験しながら、そこで身につけた愛や徳や知恵、またその時他の人に働きかけたいろんな力、それによってハートに良いエネルギーが蓄積されていき、蓄積された量によって現実が高いレベルへとシフトするようにつくられております。したがって現実化の流れとしてはとても好ましい現実化の心で動いておりますが、自分自身の表面的な部分に関与する心、いわゆる現実をこうするとか、もっとこうありたいという心の部分は、あまり意識されていないために、強く現実を変えるということはあまり得意な心にはなっておりません。したがってもし見た目の現実を変えようとするのであれば、まず周りにいる現実をしっかりと感じとり、そこから自分の心を見ていく、自分のどういう心がこの現実に影響しているのか、今体験している現実を感じながら自分の心はどうだったのか、自分の心と現実をうまく感じとっていき、それが分かってくると自分の望んでいる現実をつくるためにはどういう心の状態を常にもっていくか、そのためにはハートのレベルの心をどのように維持していくか、それが分かってくると自分が望んでいる現実に合ったハートの心をだんだん見つけることができるようになり、それによって現実化を自分の力で行なえるようになっていきます。ぜひこのハートの心をうまくつくることによって現実を変えていく、このやり方に挑戦してみてください。
Fさん、あなたの現実化の方法において、自分の心というものにまだ自分であまり分析ができておりませんが、今のあなたの現実は八割程度が深いレベルの魂の心で動いております。この深いレベルの魂の心は、今はあなたの人生の流れにおいての基本的なことを身につけ、いずれ必要となるさまざまな知識やさまざまな体験を行なうために今の現実が動いております。したがって今の段階では自分が心の深いレベルで何か感ずること、自分がやってみたいことや学びたいこと、そういった挑戦したいことを次々と感じとれるようにしていき、それをすぐに行動で動かしていく、本当にその場所に行ってみたり、調べたり、感じたりいろんなことをして体験していく、そうすることによって深いレベルの心に自分の意識がつながっていき、だんだん自分の思っていることがそのまま現実化に反映できるようになっていくでしょう。
Gさんの現実化において、あなたの今の現実化の流れは、基本的には深いレベルでの魂の心が現実化のベースをつくり上げております。この深いレベルの現実化の流れが単純ではなく、いくつもの現実化の流れが並行して動いており、どの現実化に分かれていくかをその時その時の状況で変化している状態にあります。つまり深いレベルにあるあなたの現実化の流れそのものが、いろんな選択肢があり、中にはアセンションの流れに確実に向かっている時空もありますが、今の流れからなかなか変われない時空もあれば、油断をすることによってなかなか成長できないという時空があったりします。しかしそこをうまく引き上げていくのがあなたのハートのレベルにある心であり、ある意味ではあなたの場合はハートにある心がそれをコントロールしている状態といえます。今の時空から落ちないように少しでも上に引き上げようとする心がハートにある心であり、ハートのレベルでは時空を上げよう、上げようとする働きを行なっています。また表面的な心のレベルが時々自分の思いとは違うことを行なったり、自分の心の隙をつかれて感情が動いたりします。その時にうまくハートの心と一体化すれば、そこで落ち着きを取り戻し、現実をうまくコントロールすることができます。したがってこれから常にハートにある心を前提として表面的な心がどれだけ動こうとも、常にハートの心でコントロールする、これがうまくできるようになると、あとはそれによって根本的な流れが常にコントロールされていき、絶対に下がることはなく、ただ上がるだけの時空の流れに入ることができます。ハートの心をしっかりと感じとり、それを自分の本当の心と思うようにしていってください。
今日は現実化の仕組みと皆さん方の特性について話をしていきました。ぜひ一人ひとりが皆さん方が魂の望んでいる良い時空の流れに進み、良い現実として体験することができるように願っております。それではここまでにいたします、ありがとうございました。