/カルマ評議会/支配のカルマ/支配されて悔しいという心は支配する心と同じ/日本人の上下関係による支配関係/しきたりや伝統で人間を支配/
2015/9/22 特別セミナー「魂のカルマ浄化」 |
このメッセージのいいねポイントは |
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支配力に負けない心を身につける |
①支配の力より良心で動く
カルマ評議会としてお話をいたします。皆さん方のカルマのお話をいたします。今の皆さん方の人間としてのカルマについて、一人ひとりは自分の魂のカルマ、自分に関与しているカルマだけを気にしていることと思われます。しかし私たちカルマカウンセルから見た場合のカルマのエネルギーは、もっと大きなレベルのカルマであり、いわゆる人種というレベルや社会、思想的なもの、惑星的なもの、あるいは銀河レベル、こういう大きなレベルでのカルマを対象にしております。
皆さん方は自分の個人のカルマと向き合いながら、実際には日本人としてのカルマや地球人類としてのカルマを浄化している段階になります。したがって本来は自分個人のカルマを浄化して自分が楽になるという意識ではなく、この人類や日本人という民族、そのレベルで抱えているカルマを皆で一緒に浄化していき、これらのカルマがなくなるまで皆と一緒に浄化し続けていく、そういう大きな気持ちでとらえていただくと、私たちの作業もやりやすくなっていきます。
今日は一人ひとり確かに個人的なカルマを抱えておりますが、まず大きなレベルで見たカルマを対象にして、それらと取り組みながら個人のカルマにも目を向けていこうと思います。今この地球人類自身が抱えている深刻なカルマがあります。この人類の初期の段階から持ち込まれてきたカルマであり、いかに相手を支配し、自分が優位に立つか、こういうエネルギーが初期の頃から流れており、それによって支配する、支配される、このカルマのエネルギーを延々と続けております。
日本人でさえも、やはりこの支配する、支配されるというエネルギーは深く入り込んでおり、西洋人のように直接的に表に出た支配関係ではなく、むしろ外からは見えない精神的なレベルでの支配関係、周りのものに見つからないようにして支配する、気づかれないようにして支配するという、こういう支配関係のエネルギーが日本に深く流れております。
皆さんの家庭においても、家庭の中の本人だけ、いわゆるいじめられたり、親から陰湿なことを受けながら他の兄弟には気づかれていない、こういったようなのもこの種の支配のエネルギーに相当します。まず地球レベルでもっている支配、支配されるという強力なエネルギー、まずここに皆さんと一緒に取り組み、少しでも地球における支配関係が取り除かれるように、あるいは皆さん方自身が支配、支配されるという悪循環から逃れるようにする、このワークをしていこうと思います。
自分のこれまでの人生を省みながら、自分が何か支配されていた、言うなりにならざるを得なかった、言う通りにしなければならなかった、そういう時やそういう相手をイメージしてください。そういう経験がない人は自分が見たり聞いたり、あるいは空想で支配関係をイメージしても構いません。自分が支配された側、あるいは支配した側、どちらでも構いません。何らかの支配のエネルギーを思い出し感じてください。
支配していた側のエネルギーを感じとっている人は、本当に自分が心から支配したかったのかどうか、自分は支配したことによって心からの喜びを感じていたかどうか、相手をコントロールすることにより何らかの罪悪感、申し訳ないという気持ちが出てこなかったかどうか、それを感じとっていき、本当は支配したくなかった、申し訳なかった、悪いことをした、そういう良心に意識を向けてください。
支配するという力より良心の力を強くしていき、つい相手をコントロールしようと思っても良心の力が強くなり、いや申し訳ないから支配するのは止めよう、かわいそうだから止めよう、良心の方が支配する力よりも強くなるようにもっていってください。これからのあらゆる日常生活において、つい他人をコントロールしようという状況がやってきた時、まず良心が動き出し、いや支配するのはやめよう、お互いに納得してお互い合意の上でお互いで解決していこう、こういう気持ちになるように良心を動かしていってください。
支配されていた側のエネルギーを思い出した人、支配されていた側のエネルギーでもうそれが染み付いてしまっている人、支配された時を思い出しながら、自分はどんな気持ちだったか、支配された時不快感を感じた、なぜ不快感を感じたのか、本当は自分が支配する側になりたかったのに、支配される側になってしまった、つまり支配されるという波動は支配するという波動と同じ波動なのです。
支配されるという体験は支配することによってつくられてきました。支配されて悔しい、こう思う人は支配を目指しているのです。支配されてもそこに悔しさが出てこないようにする、支配という波動ではなくただそれをすることに意味があった、支配ではなくそれを体験すること自体に意味があった、支配されたとか誰かにコントロールされていた、誰かの言うなりになっていた、こういう気持ちを取り除いてください。
ただそれをすることだけに意味があった、支配されたのではなくただそれを体験する必要があった、こうやって心を変えていき、支配という概念、支配されているという意識を取り除いていってください。もう自分の体には支配する、支配されるという意識がなくなり、そういう思いも沸いてこない、ただ必要なことを体験していく、そういう意識に変えていきます。
これから宇宙から浄化のエネルギーが入ってきますので支配に関するあらゆるエネルギーを浄化していってください。
また日本人の心の中に入っていきます。他の人には気づかずに当人同士だけで分かる支配、表面化せず心の中だけで支配関係をつくり上げ、相手をコントロールし言う通りにさせる、こういう見えない心でできる支配関係、日本人のカルマとして根深く入り込んでおります。年上の人と年下の人の間に自動的につくられる上下関係、親と子や上司と部下、上と下の人間が存在するだけで自動的につくられる心の支配関係、これを感じていきます。
同じ人間でありながらなぜか年齢だけで支配関係が現れてしまう、経験年数の違いだけで支配関係ができてしまう、これが日本人のつくり出した支配関係です。この心の支配関係を取り除くために、自分が支配する側、いわゆる上司や先輩、先生、いろんな上にいる立場として下のものにどう関わっていたか、命令口調で話す、言うなりにさせようとする、いろんなことを思い出し、自分の心を感じていきます。
自分が無意識のうちにつくり上げたコントロールする側の意識、これをしっかりと見つけていき、自分よりも年下の人や未熟な人、若い人をむしろ育てていく、そういう人々に正しく教え、正しく導いていく、そういう意識に変えていってください。自分のために利用するのではなく、若い人、未熟な人、分かっていない人に正しく教え導いていく、こういう意識へ変えてください。
自分が下の側の立場であった時、年上の人、上司の人に対してどういう心をもっていたか、いつも利用されている、言うなりになっている、その人がくると言う通りにしないといけない、自動的につくられてしまう支配される側の心のエネルギー、これを感じていきます。つい心が小さくなり、言う通りにしないといけない、こういう心が見つかったら、そういう心が沸いてくるのは自分が有利になれない、自分が主導権をとれないという意識から自分に何らかの不安や制限、問題を感じているからです。
つまり自分が上に立ちたい、自分がコントロールしたいという意識がそこに隠れているために、自分が不利な条件になると不安を感じてしまうのです。心の中にある自分が上になりたいという意識をどんどん取り除いていき、単純に自分は言われたことはする必要があること、すべきことをただしている、単純にそう切り替えてください。命令されたとか、上に合わせているのではなく、自分はそれをする必要があること、単純にそういう意識に変えていきます。
宇宙から浄化のエネルギーがやってきます。心の内面で起こってくる知らず知らずにつくられてくる上下関係、この支配関係のエネルギーを浄化していきます。日本の場合はしきたりや伝統、こういうものによってつくられたカルマ的なエネルギーがあります。しきたりや伝統を守らなければいけない、しきたりや伝統という項目を持ち出してきて、結果的に人をコントロールしていきます。
自分の有利にさせるために、しきたりや伝統を持ち出して相手を自分の言うなりにさせてしまう、しきたりや伝統を出して、いわゆる年長者や年上の人が有利になるように、経験ある人が有利になるように事態を進めようとする、これも日本のカルマとしてつくられたエネルギーになります。家族間でも似たようなエネルギーがあり、やはり年上の人や年長者が支配権をとってしまう。
ここを見ていきながら、しきたりや伝統、あるいは決まりごとがあったとしても、あくまでも人間が人間をコントロールするのではなく、ある程度決まりや原則をしっかりと理解し、それは結果的に人間関係を良くするためにつくられたルールであること、基本的なしきたりや守りごと、決まりごとは社会や人間関係がうまくいくように仕組まれていること、それを受け入れていきます。
ルールや決まりごとを守ることによって人間関係がおかしくなるのであれば、そのルールや決まりごとはもう時代には合っていないと思ってください。その時にはまた新しいルールをつくり変える、あくまでも人間関係を良くするために社会と人間との関わりを良くするためにつくられた決まりごとであるために、人間関係に問題が起こるということは決まりごとそのものを変える必要がある、そうやって柔軟にルールを見直していきます。
古いルールにしがみつくのが日本人の悪いカルマとして残っております。何でもかんでも決まりを古いまま守り通すのではなく、柔軟な心で運営していく、そういう風に意識を変えていってください。
決まりごとやルール、家庭における一つの序列ややり方、そこにおいて違和感のあること、自分が常に疑問を感じていたこと、それがあればそれを素直にルールそのものを見直して新しいやり方にしていく、自分はそういう風に運用していく、そういう心に変えていってください。宇宙から浄化のエネルギーがやってきます。社会や家庭との関わりにおいて、知らず知らずつくられてしまった上下関係やコントロール、そこに浄化のエネルギーを入れていってください。
地球や日本のレベルで見た大きなカルマのエネルギーを浄化していっております。これらのエネルギーはとても強く根深いものであるために、今この瞬間に軽くなるわけではなく、今日一日できるだけ自分の意識で変えられるように続けていってください。ただそれとは別に皆さん方個人で自分のカルマのエネルギーを浄化したい、自分の家庭や社会、会社との関わりにおいて、もうカルマを手放したいと感じている人はそのテーマを思い出し、反省したりざんげしたりしながら宇宙から浄化の光を引っ張ってきて、カルマのエネルギーを浄化していってください。
一人ひとりメッセージで特に大事なカルマを伝えていきますので他の人は自分のペースで自分のカルマと向き合い、表に出し、意識し、本当に理解した後、浄化のエネルギーを引っ張ってきて浄化していってください。
Aさん、あなたの魂のレベルで抱えているカルマに、家族との関わりにおけるカルマが強く残っております。これまでの多くの人生において家族ということが常に、いわゆる中途半端な状態で人生が終わっておりました。家族の全員が幸せを手にするという段階には達することなく、どうしてもそれぞれ意見が異なり、一つにまとまらず、うまくいこうとすると周りの環境が合わなくなってしまう、こういうことの繰り返しでなかなか一つになった家族を体験することができないまま人生が続いております。まず家族を一つにしたいという執着を捨ててください。家族を一つにしたいという心が執着であるために、まずその思いを手放すことです。一つにしたいという思いがあれば一つにならない人生を何度も体験することになります。家族という形をとっていても一人ひとりの魂を尊重する、一人ひとりの魂の人生を尊重する、そういう風に意識し、ただ家族という単位でそれぞれ異なるエネルギーを体験していること、それを受け入れていけばどのような意見の食い違いや魂の成長が異なっても、家族という一つの形態の中で異なる学びをすることができます。この執着という意識をしっかりと感じて、家族のカルマのエネルギーを浄化していってください。
Bさん、あなたの魂の波動に、自分は自分のことをしようとしてもなかなか自分のことが進められない、やりたいことをやろうとしても自分のペースでできない、これがこれまでのいくつもの人生で続いてきたカルマになっております。自分のやりたいこと、したいことがなかなか思い通りにできない、これは自分が何かをやろうとした時に自動的にすべてがうまくいく、いろんなことがあったとしても自分は常にうまくいく、これを思い描いていてその通りにいかなくなると、うまくいかない、うまくいかないという意識をつくり上げてしまいます。このうまくいかないという意識をつくり上げたことによってうまくいかないという現実がつくられてきます。これはカルマといってもある意味ではとても珍しいカルマであり、人に何かをして戻ってくるカルマではなく、自分の現実や社会そのものに対して思ったことが戻ってくるカルマとして体験を続けております。したがってまずこのカルマを浄化するためには、実際には自分は自分の思い通りに好きなように全部できていること、うまくできていないという現実そのものが実際には自分の思い通りに進んでいること、すべての現実が完璧にうまく進んでいること、これをはっきりと受け入れてください。これを受け入れた時、すべてが自分の思い通りに進む、このエネルギーが動き出していき、自分にとってできないと思っていたことがすべてできるように変わっていきます。自分の現実そのものに対して制限をつけていたカルマのエネルギー、これを取り除き、すべては魂の完璧な力で現実化されている、これを受け入れて流れを全部自分の手元に戻すようにしていってください。
Cさん、あなたの魂のカルマにおいて、あなたの魂のカルマにとても根深いカルマがあります。人に対していろいろ何らかの行動を起こす時、本当にその人に幸せになってもらいたい、その人に役に立ちたい、その人のために何かしたいという強い心が魂のレベルで身に付いております。あなたの魂は人のために奉仕することを望んでおり、それをこれまでの人生で常に行なってきました。この魂が求めている喜びは、それを行なったことによる自分自身の魂の喜びであり、自分が何か他の人に奉仕をしてその人が本当に光に包まれ、光に包まれたことによる喜びというよりは、ただ自分が何かしたことから得られる喜びに意識が向いております。そのために自分の喜びは自分でつくり上げた喜びになっており、必ずしも相手の魂の喜びにはつながっていない場合があります。相手の魂が本当に喜びを得るためには、相手の魂の光が本当に輝くこと、自分の魂の喜びではなく相手の魂の喜び、これがとても重要になります。これまでのいろんな人生において相手の魂ではなく、ただ自分が喜びを感ずる、これを続けてきており、それによって自分のカルマのエネルギーが常に動き始めております。相手の魂が本当に喜びを感じているかどうか、これを深いレベルで感じとれるようにもっていくことです。表面的にただ想像するのではなく、本当に魂の深いレベルでその人が喜びを感じているかどうか、それを自分が感ずるまでは自分は喜びを感じられないようにすること、ただ何かをしてあげたということだけで喜びを感ずるのではなく、魂の喜びを感じてから初めて喜びとなる、そこまでもっていくことにより、このカルマのエネルギーを浄化させることができます。自分の奉仕のエネルギーを純粋なものにもっていくために、魂の奉仕のエネルギーを浄化のエネルギーで高いレベルへ引き上げていってください。
Dさん、あなたの魂のカルマにおいて、家庭におけるそれぞれの動きの中で、自分自身が家庭のために奉仕し、家庭のためにいろいろ行なっても何か心が喜びを感じとれない、家庭のためにいろいろ行なってもそれが喜びにならない、こういうカルマがあります。これはこれまでの人生でつくられてきたカルマですが、自分が反対の立場でいわゆる家庭の中で自分が自分の満足できることをしていて、家庭を支えている他の人たちがただ家庭のためだけに奉仕をしている、自分はそこに直接は向き合うことなく、自分の好きなことをしていた、そういう人生のカルマが入ってきており、自分が逆の立場で体験してきたことが今現象化されております。自分が家庭のためにいろいろやっているのに、自分は楽しくない、あまり感じられていない、そういう気持ちそのものを取り除いてください。単純に自分は必要なことを家庭でやっている、それをどう評価されようとも、どのように思われようとも、そこに意識を向けずただ自分は普通に家庭のために行なっている、そういう意識にもっていき、あまり寂しさや不快感を感じないようにすることです。もしそこに何らかの寂しさや不快感を感ずると、またそれがカルマをつくってきて、また逆の立場で体験する状況がつくられていきます。今の状況をただ体験しておき不平不満を感じないようにしておく、そうすることによって家庭のエネルギーを少しずつ浄化していき、自分が嫌な思いをすることもなくなっていきます。初めからこれを自分が喜んでやっている、今の状況を楽しんでやっている、そういう意識で体験していくと、カルマのエネルギーは完全になくなることができます。
Eさん、あなたのカルマのエネルギーとして、あなたは遠い遠い昔から同じようなパターンを繰り返しているものがあります。自分がいろんなものに対し表面的に理解して、分かった感じになり、それで終わらせてしまう、深く入り込むことはせずに表面的に分かって納得し、そこで終えてしまう、こういう思考の使い方があり、これがかなり以前から何度も繰り返されております。表面的に理解する能力は優れているためにある程度表面の世界で過ごす時には十分に問題なく過ごすことができます。しかし深いレベルでの知性が要求される状態になると、自分がそこに追いついていかない場合があります。これは単純にカルマのエネルギーから起こされており、能力とかそういう問題ではありません。これがなぜカルマのエネルギーかというと、あなたが人を判断する時に表面的に優れている人を見ると良いと思ってしまう、深く理解している人でなくても表面的に素晴らしければその人を良いと思ってしまう、こういう意識の傾向から表面だけで人間関係ができるようにつくられてしまいました。いろんな人を見る時、表面ではなく深いレベルで知ろうとする、むしろ深いところにその人の本当の人間像が隠れている、そういう風に意識をもって深いところを知るように意識をもっていくと、自分も深いところを探れるようになり、表面だけではなく深いレベルで人間を見る力が養われていきます。意識を変えていき、深いレベルで物事を見るようにしていく、そうやって自分の魂のカルマを浄化していってください。
Fさん、あなたの魂のカルマとして、あなたがいろんな人と関わり合う時、自分の意見を正しく言おうとしても先にいろいろ言われてしまうと、それに合わせてしまう、自分個人の意見があっても他の人が強く言ってくるとそれに合わせてしまうというカルマがあります。これは以前の人生の中で常にあなたよりも上の人があなたに強く言ってくるとそれに合わせてしまう、自分が被害を受けないようにするために、辛い目に合わないようするために常に誰かに合わせ、問題を起こさないようにする、そういう意識からつくられたエネルギーになります。このエネルギーを浄化するために、自分が言おうとしたこと、言いたいこと、そういうものが沸き起こってきた時、相手をうまく見たり、良い関係を保ちながらその中で自分の意見を正しく言ってみる、本当の言いたいことを自分の表現で言ってみる、こういう練習を続けていくことです。ただ黙っていてもこのエネルギーは変わることはないために、自分の方から表現していく、その時相手に勝とうとか、相手の上になるという意識は一切持たないでください。あくまでも対等な立場で意見を言っていく、もし自分が上になる、有利になろうとして話をしていくと、このカルマは余計に強くなってしまいます。したがって常に対等でただ正しいことを発言していく、こうやってこのエネルギーを浄化していってください。
Gさん、あなたの魂のカルマに、自分はどんどん本当の能力を目覚めさせて本当に自分のやりたいことをやっていきたい、自分の能力をどんどん目覚めさせて先に進んでいきたいという意識があります。これがなかなかうまくいかないのは過去の人生において、他人の可能性を否定したり、他人の可能性をつぶした経験があり、それによって自分の能力が認められない、やりたいことがあってもできないという現実がつくられております。したがって今この人生において自分の能力をもっと発揮したい、もっと才能を開花させたいと願っているのであれば、他の人の才能を目覚めさせていく、他の人の良いところ、素晴らしいところをどんどん認めていき、それを育てていく、こうやって他の人の才能を育て目覚めさせることによって自分の才能もうまく使えるようになっていきます。他の人の人生の邪魔をすると自分の人生も邪魔されてしまい、うまく進めなくなってしまいます。できるだけ関わり合う人すべてにおいて人生の流れをうまく進めるようにアドバイスしていく、手伝っていく、そういう意識を常に持つようにしていってください。
Hさん、あなたの魂のカルマとして、家庭におけるさまざまなエネルギーが関与し、それによって自分でいろいろと悩んだり、苦しんでいる場合があります。カルマとして見ていくと、親子の間のカルマ的なエネルギーがあり、これはこれまでの人生の多くのケースが親子の間で問題を抱えておりました。最初の頃は親とこの間である程度うまくいっていた時期があり、場合によっては執着的な関係で依存する、お互いに依存関係でお互いが強いつながりをもっていたという時期がありました。しかしこの依存があまりにも強くなり過ぎたために、そこで少し離れさせようとする意識が動き出し、依存から離れて自立、独立するという力が動き出し、わざと依存から離れて独立、自立する、この時に片方か独立、自立しながら、もう片方は依存のエネルギーでしがみついてくる、こういう状況が何度か続くうちに、依存と自立のぶつかり合いが常に起こり、自立させようとしながら支配したり、うまくその人を良い方向に導かせようとしながら実際には相手が反発したりする、こういうエネルギーがつきまとってきました。今これらのエネルギーを浄化するためには、親子の関係において正しいエネルギーの使い方、それは依存でもなく、支配でもなく、人間としての自立を認めながら正しく育てていく、正しい方向性を指し示しながら自分の足で歩いていけるように育てていく、こういう親子の関係が望まれております。ただこれをエネルギーで浄化するためには、自分自身が日常の行動の中でつい支配的になってしまうところ、ついコントロールしがちな部分を見つけたり思い出したりしていき、その時になるべく相手を生かすようにもっていく、相手を育てる方向にもっていく、そういう意識に切り替えあくまでも相手を尊重するやり方で育てていく、こうやってエネルギー的なものを良い関係に修復するようにもっていってください。
Iさん、あなたの魂のカルマで見ていくと、家庭の中のいろんな人間関係において、自分自身がいろんなことを行なっていても、魂の喜びがなかなか感じられない、多くの人のため、家族の人のために意識を向け動いても、魂の喜びが感じられないという思いがあります。つまり自分は何のために行動しているか、何のために毎日作業しているか、常にそこに満足のできない状態があります。これがカルマ的なエネルギーであり、これまでの人生の流れにおいて、いくらやっても評価されない、ちゃんとやっても評価されない、こういう意識がつくられてきました。自分自身は他の人が何かやっている時ちゃんと認めてあげる、分かってあげるという意識で接しようとしていますが、実際にはそれがちゃんと分かっていなかったり、正しく評価していなかった場合があります。自分としては他の人のことをよく見ている、よく分かっていると思っても実際には正しい評価にはなっていないのです。そのためにそれが戻ってきて自分がちゃんとやっていても正しく評価されないという感覚で戻ってくるのです。家族やいろんな人間関係において、一人ひとりのやっていることを丁寧に見ていき、それぞれがどれだけ良いこと、正しいことをやっているか、どれだけちゃんとやっているかを感じとってください。自分が見ている以上に本当はもっとちゃんとやっていた、もっともっとやるべきことをちゃんとやっていたということに気がついてきます。そうすると自分のこともだんだん評価されるようになっていき、毎日の作業が一つひとつ他の人からいかにも役に立っているような感覚で見られるようになっていきます。他の人の行動の一つひとつを丁寧に見ていって、自分自身の見方、自分自身の一人ひとりの見方を変えるようにしてみてください。
Jさん、あなたの魂のカルマとして、今現れてきているカルマは、まだ家族や友人との関わりの中で出てきているカルマになります。それはまだ自分がうまく表現できない、まだ自分の思っていることをちゃんと表現できないという意識の中で少しずつ自分が表現を身に付けていき、本当の思いを表現できるようにもっていく段階のカルマになります。したがってこれに関しては誤解されない表現の仕方、正しい表現の仕方を身に付けていき、本当の自分を理解してもらうように努力をしてみることです。これからだんだん大きく成長していき、自分の意識も広がり、社会に入っていくと、別のカルマが動き出してきます。いわゆる社会でのやり取りの中で自分を正しく見てくれない、本当の自分を分かってくれないという意識がだんだん強くなっていきます。これはあなたがこれから大きくなるに従い、一人ひとりの本当の考え、本当の考え方、それを正しく見るようにしていけばそういう状況が改善されていきますが、ただ表面的に感じていく、相手の意見や考えをただ表面的に受け入れていく、こういう状態で過ごしていくと本当の相手とのつながりがうまくできず、自分自身も理解されない、表面的なことしか分かってくれないという状態になっていきます。なるべく深いレベルでその人の考えを理解できるようにする、そういう意識で学びを続けていってください。
Kさん、あなたの魂のカルマにおいて、あなたは今のレベルの魂のカルマの現われとしては家族の中でいろんな家族のエネルギーを感じながらも、自分がそれらのエネルギーに負けることなく自分の魂の個性をしっかり発揮していく、こういう時期に入っております。したがってカルマ的に見ればあなたの個性が失われるような方向、個性が発揮できない方向へと動いていく可能性がありますが、あなたはそれに負けることなく自分の個性を発揮する方向へと動いていくでしょう。この自分の個性を発揮する方向へ動こうとすると、家族の他の人との関係が難しくなったり、いわゆる自分を認めてくれない、自分のことを分かってくれないという状態がつくられていきます。自分の個性を発揮しようとすればするほど家族からは自分のことを分かってくれないという意識が広がっていくのです。今はそれをただ体験する必要があるために、しばらくは自分のことを分かってくれないという意識の中で体験していきながら、だんだん自分が確立してきて自分の意識が明確になってくると、本当に自分の特質、本当に自分のしたいことがだんだん形作られていき、それを自分は進めていくことになるでしょう。自分のやりたいこと、したいことがおのずと見えてきて、そこに意識が向かっていくと、それを実現させようとする力動き出し、あなたの魂はそこへ導かれるように動いていきます。自分の特質を発揮させる、自分の才能を発揮させるために、夜星空を眺めてみたり、自分の世界を大きな世界と感じてみて自分の思いやいろんなことをただ表現してみる、いろんなことをやってみて自分の才能を開花させるようにしていってください。
Lさん、あなたの魂のカルマとして、あなたのこれまでの人生の多くが、人との関わりの中で魂が進化してきながらも、それぞれが多彩な人種、幅広い人種や人間たちとの交流を続けております。いろんな人間たち、いろんな人種たちとの関わりの中で少しずつあなたの魂がつくられていき、今のこの人生においてはこのさまざまな国々の人々と関わり合いながらもだんだん自分を見失ってしまった状態にあります。いろんな人々の魂に触れれば触れるほど自分が分からなくなってくる、自分はどういうのが良いのかが分からなくなってきて、あるべき方向を見失ってしまう、こういう状態になっております。これはこれまで関わり合った人々において、自分がただ自分の楽しい目的のためだけに接していた、自分の喜びのために接していたという状況があり、それによって実際には自分自身は本当の自分の必要なことやためになることが得られてこなかったというカルマがつくられております。ただ表面的に楽しかったというエネルギーによって本当の核の部分が自分でも見つかっていない状態になっているのです。これをうまくもっていくためには、いろんな人との関わりにおいて、いろんな人のより深い部分、単なる表面的なやり取りや普通の人間関係ではなく、深いレベルで感じとろうとする、本当にその人と自分はどういう関係なのか、その人と自分を魂でつなげているものは何なのか、こういう深いレベルで感じとれるようにしていくと、だんだん自分自身の深いところも見えるようになっていき、それによって自分自身の魂が深いレベルで目覚めていきます。これからいろんな人との関わりにおいて深いレベルで自分との関わりを感じてみる、こうやって魂のエネルギーを修復していき、新しい自分の魂の目覚めを行なわせるようにしていってください。
Mさん、あなたの魂のカルマとして、これまでの人生の流れにおいて、自分自身は良いことや楽しいこと、人のためになることを感じていながらも、実際にやろうとするとうまくいかない、やりたいことをいろいろもってきても、実際に始めるとうまくいかないというカルマがあります。これはこれまでの人生の流れの中で、いろんなチャンスがありチャンスを手にしてうまく進ませようとする時に、常に妨害が入り、それができなくなる、こういう状況が何度も続いておりました。せっかく何かを始めようとしても思い立った時、それができなくなってしまう、このカルマはあなた自身が強い権力をもっていた時、他の人が何かをしようとする時につぶしてしまったという経験があります。自分が権力を持ち他の人が素晴らしいことをしようとすると、それをつぶしてしまう、こういう魂のエネルギーにより今自分が何かを始めようとするとうまくいかない、うまく進めないという現実を体験しております。したがって自分がそのエネルギーをうまく浄化するためには、他の人が何かをしようとした時にどんどんそれを認め、喜びとして受け入れていく、他の人が新しいことをする時に協力してあげる、こういう積極的な意味で他の人が前に進むのを手伝っていく、そうすることにより自分自身の何らかの新しいチャンスを自分で手にして自分が前に進めるようになっていくでしょう。
Nさん、あなたの魂のカルマとして、人間関係の中で常に誤解されてしまう、うまく説明しようとしても誤解されてしまい、ついには仲たがいしてしまう、こういうカルマのエネルギーがあります。以前の人生の流れにおいて、親しい人と同士で集まっていた一つの人間関係の中で、誰か一人の悪口や根拠のない表現によって急に仲が悪くなってしまう、せっかくの良い仲が誰かの策略によって仲が悪くなってしまう、こういった人間関係を体験したことがあり、それによって自分自身が素直に行動しようとしても何か悪く言われてしまう、ちゃんとやっても正しく見てもらえない、こういうエネルギーが常につきまとっております。このエネルギーを浄化するためには他の人が何かを行動したり、ちゃんとする時にその人を正しくなるべく見ようとする、いわゆる噂や聞いたこと、間接情報で判断するのではなく、直接本人から確認する、本当にその人のことだけをしっかりと理解していく、こうやって噂や情報や余計なことに惑わされない意識をつくり上げることです。こうやって直接本当のことだけを手にして本当の情報だけで行動できるようにすると、自分が誤解されたり、嫌な噂で言われることもなくなっていきます。正しい情報とだけ接していく、そういうエネルギーに変えていってください。
Oさん、あなたの魂のカルマは、いつも自分自身の能力や自分自身の性格、いろんなところに意識を向け、どうして自分はなかなか良くならないのだろう、なんで自分は変わらないのだろう、いつもこう思う傾向があります。あなたの魂はとても複雑な魂の構造であり、単純にすぐにいろいろ変化するという状態ではありません。あなたの魂はある意味では実験的な要素も入っており、普通の人の魂とは異なる仕組みを含んでおります。そのためにむしろそれを割り切って受け入れていき、私はこういう人生なのだ、この人生は私だけの特別なもの、そう理解してこの人生を楽しめるようにもっていってください。いろんな意味において他人と比較することはすべて当てはまることはありません。魂のつくり方がまったく異なっているために、あなたの人生と他の人の人生はまったく比較できない人生といえます。カルマとして見ていくと、そういう意味においては常に自分に嫌悪感、あるいは自信がない、自己否定する、このエネルギーが常につきまとい、自分は他の人よりも劣っている、自分は他の人よりもできないという意識が古来からつきまとっております。この部分の意識を浄化していき、本当は自分は自分の特別な魂で十分に活動している、自分の魂をさらに輝かせ本来自分だけの人生を素晴らしい人生につくり変えていく、こういう意識に切り替えて自分だけの魂の人生を楽しむようにしていってください。
Pさん、あなたの魂のカルマは、あなた自身は魂をかなり成長させ、魂を高いレベルに引き上げようとしていろんな学びを続けております。これまでの魂のカルマとして身に付いているものは、いわゆる自分と他人との関わりの中で本当の自分はどう見られているのか、本当の自分はちゃんと機能しているかどうか、常にここに意識を向ける状態がありました。魂はいろんな自分をつくりながらも常に自分はどう思われているか、どのように機能しているかに関心を向けておりました。今回の人生をつくる時これまでの魂のカルマを考えながら、自分自身がどう思われているか、これを特に意識させようとして自分自身の一番できないところ、自分自身の不得意なところ、それを自分ではっきりと分かるようにつくりながら、それを自分でどう評価していくか、こういう人生がつくられていきました。自分のできないところ、不得意なところを明確にしてそこで自分自身を確認していく、常に自分に目を向けておく、こういうつくり方になっているのです。このエネルギーを浄化するためには、いろんな人間関係において自分をどう見るかではなく、自分が他の人のために何ができるか、自分が他の人のためにやってあげられることは何なのか、こうやって自分から他の人に働きかけること、それによって自分の魂のカルマはだんだん浄化されていき、自分を高いレベルへと引き上げることができるようになります。
Qさん、あなたの魂のカルマとして、あなたの魂は常に奉仕や人のため、人を成長させるために魂が活動してきました。ただこの数々の人生の流れの中で人のためという意識と、本当にその人が自分に良いものとして反応したかどうか、常にこの部分でぶつかり合いが起こっており、自分自身が良きものとして行動しても相手からするとやり方が気に入らない、あるいは言い方が気に入らない、いろんな面において受け入れてくれない状況がありました。こういうカルマが戻ってきており、今の人生の中で言葉や表現、いろんなところにおいて自分と他人との問題がつくられるように現れております。自分としては丁寧に優しく表現したつもりでも、相手は何か怒られている感じになったり、うまく受け取られない場合があったりします。自分の表現と相手が感ずる表現にかなりの違いが現れている、こういう状況が現実に入ってきます。このカルマを浄化するためには自分が本当に人のために何かを行なっている時、言葉だけではなく何らかの光や愛のある輝きで包み込んでいく、言葉だけではなくエネルギーそのものとして相手を癒し、愛し包み込んでいく、こういう意識で接したり話したりしていくと、相手は言葉だけではなくあなたのエネルギーそのものを感じとっていき、それでいろんな状況が改善されていくでしょう。
Rさんの魂のカルマにおいて、あなたの現在のカルマは、いわゆる家庭という一つの波動が少しずつ自分の世界の波動へと切り替わっている最中であり、自分自身がある制限から解放され、自分の世界の中にだんだん入っていく段階のエネルギーをつくっております。カルマという観点で見れば自分の性格的なことや自分の考え、あるいは親子などの関係において、つい出てしまう気に入らない表現や、つい出てしまう自分のくせのようなもの、それによって家族や身内に対して何か違和感を感じてしまう、自分に入っているさまざまなものが家族に対して違和感を感じてしまう、こういうものがカルマとして入っております。これはこれまでの人生の多くの中で家族の中でつくられた一つのエネルギーであり、家族の中の嫌なものが自分が受け継いでしまったという思いが強く入っており、それによって自分を否定してしまったり、自分を良く思えない意識がつくられているのです。このカルマを浄化するためには、家族の嫌な面を受け継いだとか、良くない面を自分が受け継いだという意識を取り除くことです。むしろ少しでも良い面を見つけていき、良い面を受け取っている、おかげで良い面を使うことができている、そういう意識へ切り替えていき、良くない面は浄化していくことによって良い面だけを使うことができるようになっていきます。今はその家族のエネルギーがただ主体となって現れていますが、これが次第に自分の世界に入っていき自分の世界が動き出していくと、家族ではなくていろんな人間関係の中で理解される、理解されない、仲間にされる、仲間にされない、こういうカルマが動き出していきます。いろんな人間関係の中であまり好みや感覚的なもので接するのではなく、深いレベルで人間関係をつくり上げていってください。
Sさんの魂のカルマにおいて、あなたの魂のカルマで、いろいろ深いレベルをワークしてきておりますが、根深くはびこっている一つのコントロールのエネルギーや、あるいは他人との関わりの中である意味では一つのコントロール、言う通りにさせる、言う通りにされる、そういうことに伴う強力な不快感やそこに現れてくるさまざまな感情、この部分がカルマのエネルギーとして現れております。コントロールする、しないという状況そのものよりも、そこにまつわる感情的なもの、したがって実際にコントロールされていなくてもコントロールという表現だけで不快感を感じてしまう、こういうそこに伴う感情的な動きがカルマとして体に染みついております。これはこれまでの多くの人生の中で何らかの人間関係、コントロールする、されるという人間関係の中で特に強力的に自分に関与したもの、強い印象を与えたもの、本当に支配される、あるいは支配することによってつくられた強い感情、この部分が残っており、それを浄化するために現実がつくられております。したがって現実で現れてくるコントロールのエネルギーはコントロールに意味があるのではなく、コントロールという状態によって表に出てくる感情的なもの、ここに意味があるために、コントロールそのものではなくコントロールにまつわる感情を手放していく、不快感や罪悪感、いろんなものを手放していく、こうやってコントロールの感情そのものをうまく浄化するようにしていってください。
最後にもう一度浄化の光を宇宙レベルで引っ張ってきますので、自分が感じた手放したいカルマのエネルギー、本当に自分の魂から浄化したいものをしっかりとイメージして、そしてそれが体からなくなっていく、良いことをすることによってそのエネルギーが解放されていく、それをイメージしてください。
宇宙から浄化のエネルギーがやってきます。カルマのエネルギーがだんだん浄化され、もう自分はカルマに負けない、もうそのエネルギーに動かされることなく新しい自分として生活していく、それを心のレベルでしっかりもってください。それでは休憩をとります、有難うございました。