/才能/魂は成長を望んでいる/他人に尽くすことで才能が開花する/強い力を身につける/努力で魂は目覚める/事故や災害も宇宙から見れば計画とおり/どのような現象も心から受け入れること/魂の望みに合わせて生きる/
2015/8/24 宇宙交流会 |
このメッセージのいいねポイントは |
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才能は自動的に開花するわけではない |
①幻想や夢の中で生きているスピリチュアルな人
私たちは光のハイアラーキーの仲間としてお話をいたします。皆さん方の人間としての才能や特徴、また皆さん方の魂における才能や特徴、これはまったく別のものになっております。魂は魂の世界において進化の流れを進めており、魂から見た場合には進化の流れにそって肉体をつくり上げていきます。しかし皆さん方は今の肉体がすべてであり、肉体が生まれて肉体がなくなるまでの人生という期間の中ですべてを解明しようとします。
肉体に意識を向けた時、自分の人生の中でどういう才能を使い、どのように人々に奉仕をし、人間としての有意義な人生を体験していくか、そこに意識を向けることになるでしょう。こういう人間の意識が今、少しずつ変化してきており、いわゆる新しい地球、アセンションした新しい世界に入っていくと、この人間の意識が少しずつ変化していきます。この肉体という与えられた期間だけを自分、あるいは人生と思う意識がなくなっていき、あくまでも自分の本質が魂であり、魂を磨き成長させるために肉体という人生を体験していること、肉体は魂のためにあり、肉体を使って魂を進化させ、目覚めさせていくこと、ここに人生の目的があるということがはっきりと分かるようになっていきます。
魂は自分の進化成長を常に考えていきますが、人間という人生をつくる時、避けることができないのが魂が身につけているカルマになります。人間としての流れの中で他になしたことが自分に戻ってくるというこの法則を受け入れていき、自分に戻ってくる体験を通して魂がさらなる進化成長をなそうとしていきます。魂が自分の進化を進めようとして肉体を通して新しいことを体験していく、しかし最終目的は魂を成長させることであり、常に魂が目覚めるべきもの、魂が新しい力を身につけることが目的になっていきます。
魂から見た時、一番必要な力は人を思う心や人を愛する心、人のために尽くす心、こういったことが一番魂にとって大事な力であり、これはどんな魂でもどの肉体人生においても最優先される能力になります。他のために最善を尽くして奉仕をしていく、人々のためにできるだけ相手のことを考え、理解し、その人のためにしてあげようとする、こういう尊い心が第一に優先される力になります。
この慈悲や愛の心は本質的な人間の能力ではありませんが、魂として身につけるべきとても尊い能力になっていきます。この慈悲や愛として魂が身につけた能力は、どのような肉体をとっても必ず肉体を通して現すことができます。今皆さん方が肉体を通して身につけていく愛はこの肉体を終えた後でも魂がしっかりと保持しており、新しい肉体をつくる時に今備えている愛からスタートすることになります。
この魂が身につけるべき慈悲や愛は、とても大切な能力であり、どの魂も優先して先に身につけるように人生をつくり上げていきます。この才能を開花させるためには本当に人のために尽くす、自分のことよりも他人を優先する、この自分よりも他人を優先するという力は魂にしっかりと刻み込まれていき、どの肉体人生においても必ず大きな力を発揮することになります。
魂が目指す次の能力は、魂自身が自分自身を生かし前進させる強い力を身につけようとします。自分自身がしっかりと成長の流れに入っていく、自分を厳しく見ていき、耐え忍んだり、自分自身を強くさせるような能力を身につけようとします。勇気や自分を耐え忍ぶ心、自分自身の修練、鍛錬を通して心の強さを身につけていく、これもとても大切な能力であり、ここで身についた能力はそれ以降のすべての肉体人生にそのまま使うことができます。
今の自分を見ていて心が弱い、すぐに諦めてしまったり、耐え忍ぶ力が弱く、すぐに諦めてしまう、すぐに弱音を吐いてしまう、こういう人はこの魂の能力が未熟な状態であるということを理解し、自分が強くなる必要があります。それが自分だと勝手に決めつけて弱い心のままで人生を終えてしまうと、結局魂は弱い力のままでまた次の肉体をつくることになります。
したがって自分が弱い人間、心が弱くすぐに諦めたり、何でも人にやらせて自分はやろうとしなかったり、こういう心をもっている人はぜひ自分で力を身につけ、忍耐力や精進する力、自分自身を前に進める力をできるだけ身につけるようにしていってください。魂が次に身につけようとする能力は、本来の個性を生かすという力であり、どの魂もすべて個性があり、自分の魂の個性を自分で見つけ開花させ、目覚めさせていく、これを魂は喜びとし、自分だけの力を表に発揮できるように磨いていこうとします。
この魂の個性からくる力は、自分では何が自分の力なのか分からない人が多いでしょう。この魂が個性として磨いている力は、必ずしも今の日本語ですべて説明することはできず、人それぞれ異なっており、今の皆さん方の頭で理解できるような言葉で説明することはできません。人それぞれまったく異なっており、どのように言葉を使ったとしても本当のその人の能力を言い当てることはできないと思ってください。
ただ自分が感覚的に何かこれは自分が得意であるとか、自分はこういったことができるという心の中で感じているもの、他の人が興味をもっていなかったり、やろうとしてもなかなかできないのに自分は要領良くすぐできる、あるいは自分は感覚的にすぐに分かる、こういったものを自分の魂の能力ということができるでしょう。この魂がもっている能力は基本的には自分だけの能力であるために、これを磨き開花させるのも自分にしかできません。
誰かに育ててもらうとか、誰かが目覚めさせてくれるということは期待しないようにしてください。自分で取り組み自分だけのトレーニングの仕方、自分だけの目覚めさせ方があるからです。自分でしかできないということを理解した上で、その上で自分で努力していく、自分で目覚めさせようとする、この力が必要になります。どこかの場所に行けば自動的に能力が開くとか、誰かと会えば自動的に思い出す、こういう何かをすることによって自動的に目覚めるという夢を多くの人間が心にもっておりますが、そんなことは絶対に起こらないということを理解してください。
多くの人はあまりにも幻想や夢の世界に惑わされており、できるだけ楽をしようとする悪の心で自分が動かされていることを気づいていません。特にこういうスピリチュアルな学びをしている人にその傾向が強く、努力しないですぐに神になれる、楽をしてすぐに素晴らしい人間になれる、そういう願望をもっている人がとても多く存在しています。時々そういう才能をもった人が素晴らしい活躍をする場合がありますが、そういう才能をもっている人は基本的には魂レベルで長い長い修行を得て才能を開花させる時期にたまたまきていることを意味しています。
まだまだ魂レベルでそこまで達していない人はまず魂が目覚めるように自分が努力する必要があります。楽をして能力が身に付くということはまず考えないようにしてください。どのような天才的な人でも実際には修行を重ねたり、トレーニングを重ねてやっと使えるようになっていることが多く、実際魂もそのように設定しております。どんなに素晴らしい才能をもって生まれてきたとしても、それを使えるようになるためにわざと厳しい修行を通したり、厳しい先生のところで学んだりすることによって目覚めるようにつくられているのです。
いわゆるお釈迦様やイエスにしても、実際には普通の人の何百倍も何千倍もの修行をすることによって能力を手にし、そしてコントロールできるようになり、人のために使えるようになっているのです。ほとんど努力することもなく、ただ黙っていて才能が開花したという人はほとんど存在しておりません。ただ常に夢を見ている人の中でそういう能力を身についたかのように勘違いしている人が時々います。
本当は自分の才能ではないのに勝手に才能だと思い込んで、周りの人にいろいろ見せたり現したりしていて、周りの人もすごいすごいとその人を褒めることによって、本当に自分は素晴らしいのだと勘違いしてしまい、そのまま勘違いした人生を進み続け、途中で気がついてももう元に戻ることもできず、自分の能力も否定することもできず、結局は人並み以下の人生に終わってしまう人が多く存在しております。必ずしも夢の世界にしがみつかないようにしておいてください。
今地球が多く変化してきており、新しい次元の歪みからさまざまな光線や光が入ってきております。この歪みから入ってくる光によって皆さん方の現象界においていろんな問題やトラブルも起こっているでしょう。いわゆる事故が起きたり、災害や天災が起きたかのように見えたとしても、宇宙から見れば計画通りに地球が進化しており、新しい地球に向かって着実に姿を変えてきているのです。
皆さん方の観点から見ると、不幸な状況が相次いだり地球の環境がどんどん悪化するように見えているかもしれません。しかし新しい世界の目から見た時、これまで見えなかった古い地球の人々が少しずつ新しい地球から見えるようになっていき、もっと良く人間を見ようとして不要なものを取り除いていく、新しい地球に入るに際して必要でないもの、波動が合わないもの、むしろ妨げになるものを次々と取り除いているのです。
それが皆さん方の世界から見ると、まるで破壊現象のように感じられているでしょう。破壊ではなく新しい地球に合わせているだけであり、一番皆さん方の破壊すべきところが皆さん方の考え方、皆さん方の信念体系そのものにあります。考え方を変えていく、日常のあり方や自分の生き方、人生の生き方そのものを変える必要があり、大きな大きなサイクルの中にシフトしていっている、それを受け入れ、大きな宇宙の流れに合わせていくとすべてがうまく展開していき、新しい地球の中に入っていくことができます。
日常的に起こる現象を否定的にとらえていると、新しい地球に入ることが難しくなってしまいます。どのような現象もすべて心から受け入れていってください。日常の現象のすべてをそのまま受け入れていき、すべてを新しい地球の流れの一環として大きな心で受け入れていくと、流れがどんどん速くなっていき、新しい地球へ新しい地球へと進むことができます。
しかし日常の現実の中で感情や概念に惑わされ、感情に惑わされたり、他人の言動に惑わされたりしていると、古い地球のエネルギーが戻ってきてその人の流れを妨害することになります。皆さん方の感情が動いたり、概念が動き出したりしている時はほとんどが新しい地球に入るのを妨害している力で起こされており、すべてを受け入れあるがままの現実を受け入れていくと、それらが自然に流れていき新しい地球への妨害がなくなっていきます。
この現実をすべて受け入れる、あるがまま受け入れるという心もとても大事な力であり、この力もぜひ身につけておいてください。現実をそのまま受け入れる、あるがままの現実を受け入れ、感情をしっかりとコントロールするということによって自分の慈悲や愛の力が強くなっていき、その分多くの人を愛することができるようになるでしょう。
皆さん方の今の世界で起きているさまざまな現象も、新しい地球に進んでいる一つの流れから起こされてきます。ただすべてをただ受け入れている方が良いかどうかというと、人によっては何もせずにそのまま受け入れていくと余計に悪化していく人もいるでしょう。いわゆる依存心や自分自身の力が弱い人、すぐに人に利用されたり、あるいは人に利用されることを求めている人の場合は、ただ黙ってそのままに任せていると、どんどん自分の流れがおかしくなっていく場合があります。
したがって現実というものをしっかりとすべて受け入れるという心と、自分を利用とするものや足を引っ張ろうとするものに対してはすぐに見抜き騙されないようにする、こういう心も必要となってくるのです。この区別がおそらく難しいでしょう。一見優しく自分の心を何でも分かってくれるように話してくる人が、実際には巧妙に自分を利用しようとしていた、コントロールしようとしている場合があります。
逆に何でも強く反発してきて、一見自分の成長を止めているように見えても実際にはそれによってその人自身を強くさせ、前に進ませようとして魂が仕組んでいる場合があったりします。したがって常に自分の魂を感じながら、現実をしっかりと見抜きながら自分はこのまま任せた方が魂にとって良いのかどうか、自分の力をしっかりと発揮して自分で前に進むという方が自分にとって良いかどうか、常に魂と相談して前に進むということ、これをはっきりと身につけてください。
魂と相談して魂が望む方向へ進むということ、これが大事なポイントであり、いわゆる新しい地球ではそれが普通の生活の仕方になります。魂が何を考えているか分からない、魂の気持ちが分からないという人はまず魂とつながり、感じようとしてください。初めから感じようともせずに分からないという人があまりにも多く、自分が何もしないでただ否定する人はおそらくこの人生において望むものを手にすることはできないでしょう。魂に意識を向けてみる、魂を感じてみて、魂が望むことを何とか感じとっていく、ぜひその力も身につけるようにしていってください。
Aさんの魂において、あなたのこれまでの魂の流れにおいて、あなたの魂はいろんな世界の状況においても決して揺るぐことなく自分自身を確立する、この能力を常に磨くことを前提として進んできました。どういう社会においてもどういう場面や状況においても、惑わされず、自分自身をしっかりと確立させ、本来の自分を常に保っている、これがあなたの魂が身につけてきた力であり、それをさらに強く維持しようとして今回の人生をつくっております。今回の人生の中でどういう環境であろうとも、どういう状況であろうとも、決してそれに惑わされず魂自身をしっかりと保持しておく、見た目の環境や周りの状況に惑わされず、常に同じ自分をしっかりと感じ、魂を感じ、魂を成長させるように体を使っていく、これが今の目標になっております。あなたがこのぶれない自分をどんどん身につけて、完全にどういう状況であろうとも常に変わらない自分をつくることができた時、あなたは本来の魂の能力をそこで使えるようになっていき、どんな状況であっても魂の本質的な個別の才能を発揮できるようになっていきます。そのためにもまずさまざまな環境において常にぶれない自分、いつも変わらない本当の自分を表現できるようにしていく、これを身につけるように学びを進めていってください。
Bさんの魂において、あなたの魂はこれまでの多くの人間の形態の中で尽くすということを常にテーマで学んできました。この尽くすという波動を学ぶために自分が何かに尽くす、これは場合によっては組織的なものであったり、あるいは対人であったり、見えないものに対するかもしれませんが、さまざまな形態や状況に対し尽くすということを学んでおります。この尽くすということを学ぶ時、魂は無条件にどこまで尽くせるかを修行で身につけようとしております。無条件に尽くすということを学ぶために、何かに尽くしたり、何かを行なった時に感謝してもらう、褒めてもらう、認めてもらう、必ずこういう心が現れるように仕組まれております。この感謝してほしい、認めてほしいという心はすべて嘘の心であり、あなたがそれらの心に負けずに無条件で尽くすことができるかどうかを魂が仕組んでいるのです。したがって心の中であの人は認めてくれない、あの人は分かってくれない、あの人は褒めてくれない、こういう心が沸き起こった時、それは嘘の心であり、わざと無条件に尽くすためにつくられた心であり、その心に惑わされないこと、その心の声に耳を傾けず自分はただ尽くす、そこに意識を向けていくこと、これが今回の人生のテーマになっております。この尽くすという力、ぜひこれを身につけていき、魂がさらなる進化の流れに入っていくのを手伝っていってください。
Cさん、あなたの魂の流れにおいて、今の肉体においてあなたは閃きを感じとり、それを具現化するということを身につけようとしております。あなたの魂はこれまでの肉体人生の中でひらめきを感じとるということを何度も体験してきました。これまで身につけてきたひらめきを感じとるという能力が、マスターの世界を感じとるというところまでは身に付いてきましたが、まだまだそのレベルを上げていく必要があり、まず今回の人生において宇宙のマスターをどこまでひらめきとして受け取れるか、特にあなたに関係している宇宙のマスターが6人存在し、それぞれの閃きをどこまで感じとれるか、それが今回の目的になっております。あなたがもし6人の宇宙のマスターの閃きを感じとれるようになると、次の肉体においてついに天使や神の閃きを感じとれる肉体をつくることになります。しかし今回6人の宇宙のマスターの閃きに達しなかった場合は、その続きを行ない、さらなる閃きを感じとれるように人生がつくられていきます。あなたが感じとった宇宙のマスターの閃きをどのようにして自分が具現化していくか、特にあなたの感じとった閃きはこれまであるような普通の情報として伝えたり、あるいは何か教えるというようなやり方で表現するわけではありません。もっと別の形態の使い方があり、それも学んでいく必要があります。自分自身で感じた閃きをどう使っていくか、それを感じとりながら自分の本来の能力をさらに高めるようにしていってください。
Dさん、あなたの魂の流れの状況において、これまで身につけてきたいわゆる才能という観点で魂を見ていくと、つながりという波動の学びを続けており、このつながりというレベルをどの次元までコントロールできるようになっていくか、つながりという波動をどの程度繊細に使いこなしていくか、それが今回の肉体の目的になっております。つながりという意味は生命のつながりであると同時に心のつながりも含まれていきます。心のつながりは魂のテーマとしてとても大きなテーマであり、人間の解釈している心とは違う意味の心を理解する必要があります。今の人間の世界では心というと、ある意味では感情的なつながりを意味する人がいますが、あなたの魂が身につける心のつながりは、感情ではなく魂の本質そのもののつながりを現していきます。この魂の本質のところに魂の本質から出てくる一つの波動があり、それが肉体を通してうまく表現される波動になっております。この魂の核のところから肉体に合わせて表現されている一つの波動を心と呼んでおり、この魂の本質から感じとれるそれぞれ魂の波動、そのそれぞれの魂の心をあなたがつないで感じとっていく、これを魂が能力として身につけようとしております。今はある意味では植物的な世界においての心を感じとり、魂をそのままつなぐことができますが、動物や人間の世界における魂の心をうまく合わせることができず、それが今回の学びに入っております。動物の場合の心の感じ方が植物とは異なっており、一瞬一瞬の変化が早くなっていきます。植物の心はまだ安定した状態が長いためにそれをその心を感じとることは比較的に容易にできますが、動物世界に入るとその変化が早くなるためにその心にずっとつながり続けることが困難になっていきます。しかしまず何とかして動物の心につながってみる、これを成し遂げる必要があるでしょう。動物の心につながった後、人間の心に入っていきますが、人間の心はさらに困難になっていき、その人の魂の本質的なところがとても微細な振動数で動いており、肉体の脳とはまったく別の周波数を放出しております。人間の肉体に意識を向けたり、人間の心や感情につながろうとすると、本来の魂の心にはまったくつながらなくなってしまいます。したがって人間の魂の心につながるためには見かけや概念や普段の人間をすべて忘れることが必要であり、その人の魂そのものを感じとっていく、そこから人間の心の魂の心につながっていく、そうやって自分の魂の心のつながりをつくり上げていくのです。これは魂が何度も何度もいろんな肉体を通して身につけており、今回の肉体ですべてを達成するとは考えておりません。しかし自分がそれを意識してそれをトレーニングしようとするとおそらく今の肉体の人生の中で達成できるかもしれません。魂のレベルにおけるつながり、ぜひ取り組むようにしてみてください。
Eさん、あなたの魂の力において、これまでの肉体人生の流れの中で、あなたの魂は常に一定方向を求めて成長を続けてきました。その一定方向というのはあなたの内なる光をどうやって表現していくか、あなたの内なる光というのは魂が本質的に備えている光であり、この光は幻を見ている人に真実を見せていく、幻想に取りつかれている人に真実を現していく、夢を見ている人に夢から覚めさせるという、そういう光の光線を身につけているのです。これまでの肉体人生でこの光を目覚めさせようとして、いろんな幻想の中にいる人々や夢に惑わされている人々の中で生まれていきながらも、それを何とかして目覚めさせ、夢から覚めさせるような働きをしようと行なってきました。魂のこれまでの人生の多くがそうやって目覚めさせる流れをつくりながらも、なかなかうまくコントロールできず自分自身も夢の中に入ってしまったり、自分自身が幻想の中で体験することを長く行なってしまいました。そのために本来の自分の光がまだ眠っており、まず自分で自分を目覚めさせることが必要になってきています。今回の人生の流れにおいて、夢や幻想の中で生きていきながらも自分の魂を目覚めさせ、魂がしっかりと動き出すことによって自分が夢を見ていたことや、幻想を抱いていたことに自分で気づき、自分で気づいた時に魂の光が表に出ていき、今度はそれをうまく使いながら他の人が夢を見ていたり幻想にはまっている人を本来の正しい流れへと導いていく、こういう役割が現れるようになっていきます。ただこれからの流れで十分に注意をしていただきたいのは、これから新しい地球がいろんな姿を見せていきます。これまで現実と思っていたことから新しい地球の姿が見えるようになっていくと、人によってはこれからくる新しい地球を夢や幻のように感じていきます。あなたはこれからくる地球が真実の地球であり、決して幻想や夢でないということをしっかりと自分の魂の光で見抜くことができます。しかし今の第三密度の世界において幻想や夢にはまっている人は、第四密度の世界を見てもそれを今の幻想や夢のままで第四密度の世界を見てしまうために、すべてを夢のままで継続することになり、本当の第四密度の世界を見ることができなくなってしまいます。したがって今、幻想や夢を見ている人をまず一度目覚めさせ、それから改めて新しい地球の本当の姿、それは見方によっては幻想や夢のように見えてきますが、決して第三密度での夢や幻想の世界ではないこと、それを正しく見抜く必要があるのです。そうやって自分自身が正しい幻想や夢の違いを見抜いていき、正しく現実をしっかりと生きていく、新しい地球の姿を正しく捉え、正しく機能できるようになる、そうやって自分自身の本来の光を表に出すようにしていってください。
Fさん、あなたの魂の流れにおいて、あなたの魂は一つの才能をもって人間をつくってきました。この一つの才能というのは、あなたの意識の中に直観的に何かを感じとって、それを具現化させるという力を与えられております。この直観的に何かを受け取り具現化させるという力ですが、今の自分としてはまだ何も目覚めていないという意識に入っているでしょう。この力が目覚めるためにいくつかの条件が設定されており、まずいろんなことに興味をもって不得意なことにも挑戦したり、どんどん新しいことをやってみたりするという、こういう意識が必要になります。あなたの基本的な意識は安定したものを求める、安全な道をいくという意識になっており、これを変えていき、どんどん新しいことに、慣れていないことに挑戦していく、こういう意識によって才能が少しずつ表に出されてきます。さらに自分自身としては何かすぐに結果を出してしまいたいという心があり、落ち着いて何かをするということが少し不得意になっております。しかし何かを始めたら落ち着いて時間をかけてでも最後まで成し遂げる、この力をぜひ身につけてください。この何かを成すために時間をかけてでも最後まで自分でやり遂げるという力が自分の能力を目覚めさせていき、それによって自分が何かを感じたらそれを具現化するという一環した流れをつくることができます。この自分に制限されている力を人間の力で努力し、身につけることによって、自分が何かを感じてそれを具現化するという才能が動くように仕組まれております。したがって自分の不得意なこと、苦手なことにどんどん挑戦して自分の本来の力を表に出せるようにしていってください。
Gさんの魂の流れにおいて、今までのいろんな人間の体験の中で、今それらの人間を通して身につけた能力をすべて一つにして、新しい自分の姿になろうとしている時期に入っております。今さまざまな自分のエネルギーを、あるいは能力を一つに合わせるという時期において、いろんな現実的な問題が表に現れております。いわゆる自分の不得意な人や苦手な能力、苦手な力、そういったものに対し抵抗を示すことがありますが、本来それらを感じとった人間的な力や能力は、すべて自分自身の才能や能力を一つにしようとする意識からつくられております。したがってまず自分の苦手な人や嫌な人、波動が合わないという人でも高いレベルの意識にもっていき、とにかくその能力をつなげてみる、いわゆる魂のレベルで良い部分をつなげてみる、これが重要になってきます。低い方の波動に意識を向けてしまい、それで反応して逆に低いエネルギーを受け取ってしまいがちですが、できるだけ低い方には意識を向けず、つながることなく、高いレベルの魂の波動でつながり、そこでつながっていく、このやり方を身につけてください。これを行なわない限り、あなた自身の魂の統合が完成せず、自分の新しい能力が目覚めるのも難しくなっていきます。常に高いレベルで人間の魂を見ていき、そこで自分とつなげていく、これができるようになると、自分の欠けていた部分の力を自分のところに統合させることができ、これらが統合することによって自分の本来の能力が使えるようになっていきます。あなた自身がそれによって開花する力は、自分自身のこの世界における全体像とその裏にある神がつくった青写真的なもの、それを感じとり、裏の世界の原理と現れているこの世界の真実、この関係が分かるようになっていき、その中における自分のやるべきことや一人ひとりの成すべきこと、それが感覚的に感じとれるようになっていくのです。そのためにもすべてを統合する力が必要であり、全体に大きく意識を広げていく、ぜひこの能力を磨くようにしていってください。
皆さん方の魂の力について説明をしてきました。まだまだ皆さんには言葉で言うことができない世界があり、今説明したのは許可のあった一部にしか過ぎません。皆さん方がさらに学びを重ね、意識レベルを上げていくと、さらなる高いレベルの情報を手にすることができます。今の情報をすべてと思わず、さらに自分自身を高め、高いレベルの力を引き出せるようにしていってください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。