20150713 of Central Sun Ascension Report

①一人ひとりが家系の集合体

私たちはこの地球という人間意識の流れの中で家柄、家系、この家系にまつわるエネルギーの体験をしている意識の集合体です。元々この私たちの意識は人間の進化の流れの中で最初にある人間の意識から生み出され、そこから独自性をもって進化成長を続けてきました。最初につくり上げた人間の意識は自分の親や自分の子供という思いがとても強い人間であり、自分の直接的なつながりをもつものだけを大事にし、自分と直接的なつながりをもたないものはあまり大事にしないという意識がありました。

この最初のエネルギーが次第に強くなっていき、一人の人間からつくられた意識が次第に強く強く働きかけ、家族、親戚にも伝わっていき、いつの間にか代々伝わる家系のエネルギーとしてつくり出されてきました。元々のこのエネルギーはオリオンからはじまっており、その時の人間の意識による独占的なエネルギーが家系という仕組みをつくり上げていきました。

この家系というエネルギーを体験する中でそれぞれの人間の意識レベルに応じて巧妙に変化していく仕組みがつくられていき、それぞれの家系の仕組みもうまく多様化していき、次第にそれぞれの家系の中に巧妙に入り込んでいき、一度その家系の中に入ると二度と出ることができないような仕組みとしてつくられていきました。このオリオンのエネルギーが地球という星にもたらされるまでにはかなりの長い時間がかかっております。

直接的に地球に来たわけではなく、さまざまな星々を経由してこの地球に入ってきました。地球の人間は初期の段階においてはそれほど家系というものに執着しない意識の持ち主でした。しかし他の星々からいろんな人種が地球に集まってきた時に人種ごとの争い、人種ごとの競争が激しくなっていくに従い、同じ人種、同じ民族という意識がだんだん強くなり、この家系というエネルギーと人種、民族というエネルギーが巧妙に結びついていき、今のような人種主義や民族主義、そして家系という仕組みが複雑かつ巧妙につくられてきました。

この家系という一つのエネルギーはそれぞれが独自に進化するようにつくられており、各家庭においてそれぞれの家系にまつわるさまざまなエネルギーをもってきて、いわゆる日常の言動、心の在り方、感情の表現、さまざまなところに働きかけるように仕組まれてきました。皆さん方が生まれる時にいわゆる両親のDNAを受け継ぎ、それで自分自身の細胞をつくり上げていきますが、その時すでにこの家系のエネルギーが入り込んできて、それまでの家系のエネルギーがその人間にうまく入るように仕組まれていきます。

皆さん方の認識では先祖からのカルマ、あるいは先祖でのまだ完了していないエネルギーや不浄なエネルギー、そういったものが今現れてきて、それを浄化することによって家系がうまくいく、こういう風に説明されております。人間的な見方からすればそのように見えるかもしれません。しかし私たちの目から見た時は人間という物質的な存在はほとんど意味がなく、興味もありません。

この家系という一つのエネルギーそのものが主体であり、中心であり、家庭というエネルギーを保持するために人間を使っているに過ぎません。このつくり出された家系というエネルギーは、どんどん広がりすべての人間の中に入り込み、すべての人間を操るためにはとても良いエネルギーになっております。人間を操るためにいろんなものたちが工夫し人間をコントロールしようとしております。

典型的なのは宗教という世界であり、宗教を使って人間をコントロールしていく。これはこの地球においてほぼ成功しており、地球人がこの宗教の束縛から逃れることはほとんど不可能でしょう。また金銭というエネルギーによって人間は支配されております。ほとんどの人間がこの金銭というエネルギーの奴隷になっており、金銭がないと生きていけない、金銭がないと何か人間としての価値が低い、金銭をたくさん扱える人間が優れた人間である、こう思わせることに成功を遂げております。

国家というエネルギーも人間をコントロールするためにかなり成功を勝ち取っております。意味のない「国」というものをつくり上げ、どの国に属しているか、どの国とどの国が仲が良く、どの国とどの国が仲が悪いか、こういう幻を人間に見せることにより、人間は完全に国家に支配され、国家のために働き、国家に左右された生き方を行なっております。このように人間をコントロールするためにはさまざまな試みが行なわれており、かなりのものが成功を勝ち取っております。

人間そのものは本来どうでも良く、人間をコントロールできることに喜びを感じているのです。同じようにこの家系というエネルギーも人間をコントロールするのにとても役立っております。人間の目から見た時には家柄やあるいは氏族、あるいは貴族やどこか家柄の良いところ、そういう見方によって良い家柄、悪い家系、いろんなものをつくり上げていき、それによって自分たち自身の価値観を比較しようとしております。

いわゆる先進国はこの家系という仕組みでうまくコントロールされており、家柄を保持する、家柄を守る、その家としての伝統を保持する、そういう気持ちで自分たち自身を支配していきます。まだまだ人間をコントロールしているエネルギーはほかにもありますが、いずれにしてもこの地球の人間はそういうさまざまな別のエネルギーでコントロールされているだけであり、地球人類そのものは一人として本当の自分を生きているわけではありません。

全部別のエネルギーに動かされており、別のエネルギーの観点で物事を考え、行動をとっているに過ぎません。ただ今この地球自身がアセンションという流れの中で新しい波動の地球に変化しようとしております。それと共に金銭や国家、民族、さまざまな価値観がこの新しい地球の波動では生き残れなくなってきています。しかし完全にそれらが崩壊するためには人間が自分たちでつくり上げた価値観そのものを自分たちで破壊するしかありません。

国という意識をしっかりとつくり上げ、国にしがみついているものたちはこの国自身を自分で破壊させない限り、国のエネルギーから出ることはできないでしょう。金銭のエネルギーにコントロールされている人は自らの手で金銭のエネルギーを破壊させない限り金銭の呪いから抜け出ることはできないでしょう。それと同様に家系にしても自分たち自身で家系のエネルギーを破壊させない限り、家系の呪いから抜け出ることができなくなるでしょう。

今地球が新しい地球の波動に向かうにつれて、国家や金銭、文化、民族、さまざまなものが次々と破壊されていき、いずれは地球人類で一つの国、地球人類で一つの文化、地球人類で一つの民族、そういう価値観へと変化していくでしょう。そこに向けて家系のエネルギーも変化していきます。元々はそれぞれ出身の星があり、それぞれの家族のはじまりがありましたが、そこには本来意味はなく、一番地球人類にとって大事なのはいずれは一つの家族になり、皆が同じファミリーであり皆が同じ仲間であること、いろんな星々からいろんな血縁やいろんなDNAをもってきてもそれを全部合わせて一つにして、一つの素晴らしい家族をつくり上げていく、それがこの地球での目的になります。

すべてが一つの家族になった時、この家系というエネルギーは役割を終えこの地球から立ち去ることになるでしょう。したがって皆さん方一人ひとり、あるいは一つひとつの家庭を見ていく時、他の家庭と自分の家庭を比較したり、あるいは他の家庭を見て自分の家庭とは違うという意識をもっている限り、家系のエネルギーはつきまとっていきます。

他の家系と比較する、自分の家系の中で自分と他の家族を比較する、いろんなことが行なわれていきますが、そこに意識を向けていると家系のエネルギーを余計に強くしてしまい、家系のエネルギーをアセンションさせることが難しくなっていきます。すべての家系が一つに統合され一つの家族となる、ここがこの地球の一つの目標地であり、そこに向けて今進んでいる最中なのです。

したがって日本においても日本人の家系という仕組みがこれからどんどん破壊されていき、いわゆる他の国の人々との家系、他の国の人との結婚によって家系がどんどん複雑化していく、地球レベルの家系へと広がっていく、そういう展開になっていき、長い間日本で保持していた家系がまったく違う展開へと進んでいくでしょう。しかしその時それでも日本の家系にこだわったり、今での自分たちの家系を大事にしているとそのカルマが余計に強く現れてくるのです。

自分たち自身の家系にしがみつく量によってカルマの現われが変わっていき、あまり自分たちの家系に執着していない人、あまり家系を大事に見ていない人は逆に家系のカルマはそれほど強くない傾向になります。完全にゼロになることはありませんが、それでも家系のエネルギーは弱くなっていきます。家の家系を守る、家系をずっと続けなければならない、そう思っている人は家系のエネルギーを呼び寄せていき、家系のエネルギーがずっとつきまとうことになります。

やはり一家の主、家を継ぐべき息子、そういったものは家系の意識が強いために家系のエネルギーの影響を強く受けていくでしょう。あまりそういう家系に執着せず、自由にいろんな世界で行動している人は実際家系のエネルギーも次第に弱くなっていき、いずれはすべての家庭が自分と同じ仲間である、どの家系も皆同じ仲間であるという意識に入っていき、一つの家系へと近づいていきます。

今多くの人が先祖からのカルマというもので悩み、少しでもエネルギーを解消しようとして工夫を行なっております。この先祖からのカルマ、先祖からの影響というものは確かに皆さん方から見れば先祖、何世代か前の執着的なエネルギーがいまだに家系に影響を与え、自分の行動を通してそれを見せてくる、このように感じられていくでしょう。

こういうカルマ的なエネルギーをなくすために、ヒーリングや浄化、あるいは特別な方法を使って少しでも高い波動へとシフトさせていく、そういうことを試みたりしているでしょう。そういうさまざまな方法が悪いわけではなく、それはそれでエネルギー的な浄化が行なわれたり、カルマ的なエネルギーが軽くなることもあるでしょう。しかし本質的なところはそういうエネルギー的な浄化だけではなく、一人ひとりのDNAにまつわるさまざまな影響として、先祖のさまざまなエネルギーが今の自分につながっており、今の自分そのものが先祖たちからの総合体であること、自分そのものが先祖からずっと続けられている総合的な人間であること、それを自覚する必要があります。

今の自分を単なる自分という意識だけでなく、自分の両親やそれにまつわる先祖たちの経験したすべてが今の自分を通して現れている、これをはっきりと自覚し認識すると逆にカルマ的なエネルギーが処理しやすくなっていきます。多くの人は今の自分は自分、先祖の良くない影響が時々自分に現れてきて自分を怒りっぽくさせる、急に嫌な言動をとらせる、これは先祖の良くないエネルギー、こういう風に解釈していくでしょう。

しかしそうではなく、今の自分そのものが先祖のエネルギーすべてを集約したものであり、先祖の怒りや嫉妬、先祖から持ち越されている執着的なもの、それを全部含めて今の自分という存在であること、ある程度それを認識する必要があります。先祖の影響で悪いことをしてしまうのではなく、先祖のエネルギーそのものが今自分の姿をつくっている、自分そのものが先祖そのものであること、その上で正しい行動をとる、正しい考え、正しく生きるために正しいことを行なおうとする、そういう気持ちがとても大事なのです。

自分自身が先祖から続けられてきた人間の集合体であり、時々怒りを覚える、これは先祖から持ち越された自分の姿であり、怒りが沸き起こってきたとき自分がそれに対処していくのです。怒りが沸いてきたけどここは怒る必要がなかった、何も相手に非難する必要性はなかった、相手を許しておこう、自分を許しておこう、もう怒りのエネルギーは出さないようにしよう、こうやって自分自身に言い聞かせていくのです。

これをカルマと称してなくそうとするのではなく、自分自身として受け入れていき自分が変わっていく、怒りの部分を自分が出さないように努めていき、自分で自分をしっかりと変えようとする、こういう気持ちがとても大事なのです。自分がすべての現われであるということを認識しそれに基づいて行動をとる時、仮に怒りの心が出てきたとしてもそれは自分自身であり自分の中に怒りの心がある、この怒りの心、瞬時にすぐに出てきていろんな問題を起こしている、自分でこの怒りのエネルギーを処理したい、いわゆるもう怒らないようにする、すぐに感情に出さないようにする、それを自分自身で受け入れ向き合っていき、自分で直そうとして努力していく、こういうことによって本当にこのエネルギーを変えることができるのです。

皆さん方からすれば執着的な強いエネルギーでありなかなか変わらない、父親もそうであり子供たちもそうであり皆そうだ、なかなかこの癖は治らない、そのように思っている人もいるでしょう。でも本当はいくらでも治せるのです。もう治らない、誰かに何かヒーリングしてもらう、そう思っていると本当にそういう方法でしか処理できなくなってしまいます。

自分で自分をコントロールする、こういう強さが必要ですが、ある程度自分で自分のエネルギー的な影響を受け入れ、気づき、修正しようとしている時、必ず光が流れていき、その光によって闇の部分が目覚めていき、本来の自分の姿へと戻っていくのです。皆さん方からすれば家系のエネルギーはとても強く複雑で、自分一人では対処できない、そういう風に思っているかもしれません。しかし本当は自分で変えることができ、変えられる力をもっており、いくらでも自分が先祖の影響を受けずに生きることも可能なのです。まずこの真実を受け入れそれを前提に行動してみてください。

自分自身がこれまでの先祖からのエネルギーをすべて一つにした存在であること、しかし自分の力によって変えることができる、これを受け入れさらに自分自身が強く生きることができるようになっていくと、自分自身のエネルギーを新しいエネルギーと変えることができるのです。

今皆さんに宇宙からある一つのエネルギーが流されていきます。一見、浄化のようなエネルギーですが、浄化というよりはこの家系のエネルギーそのものをある程度、皆の、自分という意識とうまく絡み合わせ、自分は先祖から受け継がれてきた集合体であること、それを完全に受け入れながらも、自分自身が新しい流れの中に入っていくために、この先祖からの過剰なエネルギー、先祖でつくり上げてしまったさまざまな過剰なエネルギー、執拗に執着したり、執拗に他の家系と比較競争する、執拗に戦おうとする、そういう家系にまつわるかなり面倒なエネルギーに働きかけていき、もうそういう家系同士の争いに意味がないこと、今は家系が一つになって地球人類が一つになる時期であること、それを家系そのものに教えていき一つになる方向へと導いていきます。

宇宙からのエネルギーを今感じていきます。宇宙からのエネルギーを体全体に浸透させ、肉体の細胞一つひとつに入れていき、細かいところでもこの宇宙のエネルギーを入れていってください。このエネルギーを家系のエネルギーに流していき、先祖から影響を与えている自分自身の家系のエネルギーにこの宇宙からのエネルギーを入れていき、地球の一つの家系に向けて正しく進化成長するように軌道修正していきます。

これまでは分離分離で家系のエネルギーが進んできましたが、むしろすべての家系を統合させ一つの家族、地球自身が一つのファミリーとして構築できるように統合のエネルギーを家系に入れていきます。家系にまつわるさまざまなエネルギー、今現在家族や家庭で何らかの家系にまつわるエネルギーが影響を与えている場合、そこにもこの光を流していき、家系のエネルギーを分離から統合へと変換させてください。

家系のエネルギーが分離から統合へと反転し、分離するために働いてきた家系のエネルギーが統合へと変換されていく、分離から統合へと家系のエネルギーが反転していく、それをしっかりと意識して家系のエネルギーに入れていってください。一人ひとりの意識も統合へ意識を変えてください。家族の統合という意識だけではなく、人類としての統合、民族としての統合、地球人類が一つになっていく、そういう統合を感じていき、いずれは一つの家族になる、そのエネルギーをしっかりと自分の家系に入れていってください。

それではここで一度休憩をとります、

②家系を守ろうとする強い執着

皆さんを宇宙の仲間として迎え入れるために、もうこれからの宇宙の時代において不要なもの、宇宙の流れにおいて必要でないものを手放していくワークを行ないながら、家系のエネルギーとのかかわりについて説明を行なっていきます。まず光のエネルギーを身体に引き寄せながら青い光で自分の肉体を包み込み、金色の光で先祖からのエネルギーをすべて光で浄化していき、純粋な金色に反応するところだけを自分の中に取り込んでいく、今の自分をつくり上げている集合体が先祖からの金色の光に反応するところだけを自分の集合体にもってきて、反応しないところは自分の集合体からエネルギーを弱くし外していく、そういう感覚で自分のワークを進めていってください。

Aさん、あなたの先祖からの家系のシステムにおいて、途中でさまざまな家系からの否定的なエネルギーが妨害として入ってくることがありました。他の家系から入ってくる否定的なエネルギーが影響を与えはじめた時、かなり古くからこの家系を見ていたエネルギーがそこで強烈に働き出し、他の家系からの影響を受けないようにするために強いエネルギーを外に出していきました。その時にこの強いエネルギーを外側に出すという力が強力に働き過ぎ、それによって家系という一つのエネルギーが守る、排除するという力を強くして今の家系に流れてきました。家系そのものを維持する上で、守る、排除するという強さがずっとつながり、それによって家系を維持できるように動かされております。この家系のエネルギーのシステムはまだしばらくは機能するかもしれませんが、地球自身の波動がこれからどんどん高くなっていくと排除するという力が逆に家系にとって良くない状況をつくり出していきます。地球自身が統合の流れに入る時に排除するという力は統合に噛み合わないために、地球の統合の流れとぶつかってしまうのです。そのためにはあなた自身がまずいろんな家系のエネルギーをも受け入れていく、いわゆる親族やいろんな仲間たちの思いや感覚、愛情をそのまま受け入れていく、そういう気持ちを強くすると排除するというエネルギーより今あなた自身の力でそのエネルギー反転させることができます。したがってこれからのあなたの流れにおいて、排除するという強いエネルギーを感じた時、むしろ自分はそれを統合へと変えていく、受け入れ、いろんな良きエネルギーを自分が統合していく、そういう強い心をもって統合に向けた一つの家系のエネルギーを保持できるようにしていってください。

Bさん、あなたに集まってきた家系のエネルギーは、ある意味ではただのシンボルであり、あなたにとってはそれほど重要な意味はもっておりません。元々宇宙における家系のエネルギーは弱い仕組みであなたを地球につれてきました。地球の流れに入る時に地球人類のつくり上げた家系のエネルギーに巻き込まれていき、その流れで進んできました。しかし今徐々に地球の波動の高まりに応じて自分自身も本来の自分に戻ろうとしております。あなたにとっての家系というエネルギーは物質世界における家系のエネルギーというよりは、宇宙の仲間たちとのつながりであり、自分の出身の星や星の仲間たち、またこれまでいろいろつながりをつくったいろんな星々の仲間たち、そことのつながりの方が強い影響を与えてきております。したがって物質的な人間との間におけるカルマ的なエネルギーはそれほど気にしたり深刻なものではなく、むしろそれが地球のエネルギーだということを感じ、地球のエネルギーの状態をそのままただ受け入れることを望んでおります。この地球のエネルギーに入り込むことなく地球のエネルギーに惑わされず、本来の自分の宇宙での流れ、そこにだけ意識を向けてください。そうすればあなたが宇宙で代々身に付けているさまざまな能力や、あるいは仲間たちとのつながり、そういったことに目覚めていき、本来の宇宙の能力も復活できるようになるでしょう。したがって今の自分を肉体レベルの家系から宇宙レベルへの家系と引き上げていく、そういう意識で取り組むようにしていってください。

Cさん、あなたの身体に流れている家系のエネルギーの仕組みにおいて、これまでのさまざまな先祖からのエネルギーやいわゆるカルマ的なエネルギーが家庭で現象化されております。家庭の一つひとつの現象にこれまでのカルマ的なエネルギーが現れておりますが、それを否定的なものとして認識することなく、ただのエネルギーとして受け入れてください。否定的なエネルギーと思うと本当に否定的なエネルギーとして動き出し、消えることが難しくなってしまうのです。否定的なエネルギーと思わずただのエネルギー、ただ先祖から受け継がれているエネルギーと認識し、ただそれを体験しているだけ、先祖たちがそれを体験して完了できないままただ今に至っている、今その分を自分たちが体験することにより無くそうとしている、ただのそういう認識で日常を過ごしていくと体験するごとにそのエネルギーが無くなっていきます。ただこれを良くないエネルギー、好ましくないエネルギーと認識すると体験しても消えなくなってしまい、良くないという意識によってまたカルマがつくり出されてしまいます。したがってむしろ体験することによってどんどんエネルギーが無くなっていく、たとえ家族間のエネルギーで不愉快なところや不快な現象があったにしても、一つひとつ体験することによってエネルギーが軽くなっていく、そう認識して決して不快感を出さないようにすることです。相手の言動を見て不快感を感ずるとそのエネルギーがまたつくられてしまい、また体験する現象が必要となるのです。したがって家族間においてどのような現象が起きてもすべて喜びをもって受け入れていく、そうすればいつかは必ずエネルギーが無くなっていきます。しかしそこに意識を向けまだなくならない、まだあるという意識があるとまたそれが生き返ってきます。したがってあまりそこに執着せずむしろ新しい良い人間関係をつくり上げていく、新しい家庭をイメージしそこに向かっていく、そういう意識で家系という一つの仕組みからうまくシフトできるようにもっていってください。

Dさん、あなたの今の家庭においてそれぞれの親からかなりしつこい影響が今に及んでおります。あなたから見れば今の家庭や家族、それぞれがとても強いエネルギーで悩まされ動かされているように感じているでしょう。この家系にまつわるエネルギーは根深い感覚をもっておりますが、それぞれの家系において一番大事な時やいわゆる生き残りをかけるような大事な時期に家系を守るために家柄を守るためにもの凄く動き出したエネルギーが残っており、ある意味ではそれがしがみついている状態になっております。家系を守ろうとするエネルギーは実際にはその当時の自分だけを守るエネルギーに変わっているために、本当の家系を守るのではなく当時の自分だけを守るエネルギーが未だに残っていてそれが他のものに悪影響を与えている状態になっています。このエネルギーをあなたの今の状態で少しでも良くするためには、まずあなた自身が大きな心をもって一度受け入れていく、はじめから否定したり拒否したり、そこから逃げるのではなく、一度だけまずすべてを受け入れてみることです。しかしそれを受け入れると心は痛み、辛くなり、あまり喜びは感じられないでしょう。それでも一旦受け入れ不愉快に思わず否定的に思わずただ感じてください。さまざまな家系のエネルギーを自分の心でしっかり受け入れ、何を望んでいるのか、本当は何を求めているのか、ただそれだけを感じてください。良い悪いとか否定するとか逃げるのではなく、どういう思いなのかを感じていくのです。その時に出てくる思いが助けてほしいなのか、それともまだ懲らしめる、やっつけるという思いなのか、その感覚を感じてみてください。まだ攻撃的なエネルギーが強い時はそこに愛や許し、いたわりをもって少しでも攻撃的な思いがなくなるようにもっていく、だんだん許しの心が出てきてあまり攻撃的でなくなってきている時には愛や許しをもって心を大きくするようにもっていく、相手を許し、相手を許せるようにもっていく、そうやってあなた自身の心をうまく使ってそのエネルギーに影響を与えるようにもっていくのです。そうすればあなたを通してそのエネルギーが変化していき、あなたの努力によって家系のエネルギーそのものを変えることができるのです。先祖や以前のエネルギーと思っても今現在あなたが接しているエネルギーであり、今のあなたがそれを変える力をもっているのです。自分に何か良くない影響があると思った時には自分がそれを直す力があるということ、それを信じて自分の力をうまく使ってそのエネルギーを良い方向へと変容させていく、今回限りで十分に良いエネルギーになるようにもっていく、そういう意識で取り組んでみてください。

Eさん、あなたの今の家庭におけるエネルギー的な影響として、先祖的な影響のエネルギーがありますが、比較的近い世代の影響であり、強いように見えてもあなたの力で変えることができるエネルギーになっております。あなたに影響を与えているこのエネルギーは、その以前の家系のエネルギーにおいてとても生活するのに困難だったものたちが何とかして生き残る、何とかして自分だけは助かるという意識でしがみつくような感じであなたの中に入っております。そのためにとにかく自分が何とかして生き残っていく、どういう状況であっても何とか自分が生き残る、こういう強いエネルギーをあなたに与えており、あなたがそういう強さを受け入れれば受け入れるほどなぜかむなしくなったり、無力になったり、やる気がなくなったり、自分にはまったく反応しない状態をつくり出していきます。これは影響を与えている生き残るという強いエネルギーが実際にはただあなたにしがみつき、ただあなたに影響を与えているだけになっており、あなたはそれを感じてただどうしようもできない、何にもできない、ただこのままいく、こういう感覚になっているのです。この影響をうまく反転させるために、まず自分の世界を大きくもっていってください。あなたは自分の肉体だけを自分の世界、自分の意識として感じ、小さな肉体のレベルで自分の世界をつくっております。自分の世界を大きく認識しそこでいろんなものを感じてください。そうすると影響を与えているさまざまなエネルギーを感じとることができ、その中で助けてほしい、あるいは言う通りにしてほしい、いろんなエネルギーを感ずることができます。そういう他のエネルギーにつながった時、まず自分がしっかりとした強い光を呼び込んできてしがみついてはいけない、人に頼ってはいけない、自分で解決すること、何でもかんでもすぐに逃げて人のせいにするのではなく自分で解決すること、そういう思いをしっかりと伝えてください。すぐに逃げて都合の良いようにいろんなことを言ってくるエネルギーが影響を与えて入るために、そういうものに強く言い聞かせ自分で自分のことをしっかりと行なう、しがみつくのは良くないこと、そういったことを光と共にしっかりと与えていき、そしてあなた自身もいちいち不満や何かを発するのではなく自分のことは自分で責任をとって行動していく、いちいちごちゃごちゃ言うのではなく、正しい行動をとっていく、そういうことをしっかりと行なっていくことです。それによってあなたの体を通してさまざまなものが目覚め変容していき、それぞれが自分の正しい流れの中に入っていきます。自分の世界を大きく感じながら自分の体を通して他のものたちに目覚めるように導いていく、そういう強い心をもって接していってください。

Fさん、あなたの先祖とのつながり、家系のエネルギーという現実において家系にまつわるさまざまなエネルギーに一つの特殊な傾向が現れております。さまざまな家系という仕組みの中であなたの場合は先祖たちの特殊な動きによってどの家庭もなぜかうまくつながらない、それぞれの家系の仕組みが次へとうまく伝わっていかないという仕組みがつくられております。ある良い家庭があったとしても、そこから次の家庭にうまくつながることができず、そこで途切れてしまう、こういう仕組みが成されていてそれぞれの家庭が独立したような状態になっております。これは良い見方をすれば良くないエネルギーを次に持ち越さないように仕組まれたということもできるでしょう。しかしそれと同時に良いものも待ちこされなくなってしまい、基本的に先祖たちからのエネルギーがうまく伝わらない仕組みになっているのです。ある意味では守ってくれる人がいないという言い方もできるでしょう。これをうまく流れる方向へもっていくためには、執着的な思いで子供たちや周りを見るのではなく、それぞれが自律した一人前の人間として見ていく、それぞれがしっかりと精神的な自立や意識的な自立を行なって正しく生きている、それを信じていきながらそれでも遠くから必ず意識を向け暖かく見守っていく、どんなに自立しても常に意識を向けておき遠くから見守っていく、こういう意識をつくり上げるのです。そうすれは良いエネルギーだけはしっかりと続いていき、尚且つそれぞれは自立して行動していく、この両方のエネルギーをうまく保持することができます。ただ良くないところに意識を向けてしまうと良くないところのエネルギーがそれぞれ個別に働きかけてしまい、家族で良くないものを共有するのではなく、一人ひとりは個別にそのエネルギーを受け取り個別に影響された言動をとるようになっていきます。したがって個別という意識ではなく自立して良いものだけをしっかりと影響を受けていく、こういう意識で多くの家族の仲間たちを見守るようにしていってください。

Gさん、あなたの家系というエネルギーにおいて、一人ひとりの家系とのつながりが複雑に現象化されており、家系といっても一人ひとりの現われがまったく異なっております。いわゆる家系としてのエネルギーを強く受けている人がいれば、家系というエネルギーからかなり離れていきこれからの新しい地球に向かっている人、あるいは家系におけるカルマ的ものを多く引き受けている人、それぞれが別々の家系のエネルギーを請け負っております。あなたはその中で自分自身は家系とのつながりを保持しておきながらも、だんだん執着的な家系のエネルギーから離れていき、人類としての家系の方向にシフトする方向へと進んでおります。したがって家族という意識よりは人類という意識へと少しずつ変化していき、あまり家族との接点を強くもたないような流れに入っていくでしょう。ただ自分が家族という意識を強くするとどうしてもそのエネルギーが入ってきて、家族の影響を受けたエネルギーの中で過ごすことになります。したがって自分がどこまで家族という意識を受け入れ、自分が今後どのように地球の流れの中に入っていくか調度今その分岐点のところにあるとも言えるでしょう。今後の自分のあり方をどうもっていくか、家族とどう向き合うか、それを感じながらこれからのアセンションの流れにうまく意識を向けていってください。

Hさん、あなたの家系という一つのエネルギーにおいて、あなたは家系の中でもかなり特殊な部分のエネルギーをもってきております。あなたの本来の家系というエネルギーは、流れを大事にする、時代を超えても流れを大事にするというエネルギーがずっと家系に入っておりました。あなたはそこから出てきましたが実際の自分の現実の流れにおいて、本来の正しさ、自分としての正しさ、これをいかに確立してこの家系の流れに利用していくか、取り入れていくか、それが今あなた自身のテーマになっております。家系のエネルギーでずっと保持する光を維持しながらもあなたは正しさを自分なりに身に付け、うまくできればこの正しさを流れとして残していく、うまく残せなかったとしても自分自身が正しさを基準に行動していき、行動で示していく、そういったことを成し遂げようとしております。自分自身が家系という流れの中で正しさと向き合い、正しさと家庭をうまくつなげていく、そういう方向で保持しようとしているのです。自分の役割をうまく認識しながら家系の流れのエネルギーをうまく自分の中に取り入れ、しかも残せること、これがあなたにとって今行なえる家系のワークになっていくでしょう。

Iさん、あなたの家系の仕組みにおいて先祖たちからのさまざまな影響をもってきている中において、自分自身の存在というものにとても強く意識が向いております。さまざまな先祖の影響を受けながらも自分はどこまで単独で、どこまで自立して自分自身をつくり上げていくか、先祖からの影響を受けながらもどこまで単独の自分をつくり上げることができるか、それに挑戦しているエネルギーになっております。これはある意味においては先祖の影響を受けながらも先祖とはまったく異なる自分自身をつくり上げていく、先祖ではできなかったものをあなたがつくろうとしている、そういう可能性を持った波動になっております。先祖ができなかったことをあなたが成し遂げていく、そのためにまず常に相手を気にして自分の行動をとっていたという先祖の意識をあなたはそれをそのまま受け入れるのではなく、自分が正しい基準で行動することによって自分の生き方を進めていく、相手の顔色を見たり、相手の反応を見て変えるのではなく、自分の基準で行動していく、これがあなたに与えられている一つのテーマになります。家系で流れてきた相手に応じていろいろ変えてしまうとか、相手によって答えが変わってしまうという生き方ではなく、しっかりと自分自身の判断で行動する、こうやってあなた自身が自立することにより家系のエネルギーを一旦修正させ、あるいは終わらせ新しい流れの中に入ることができます。自分自身の行動の基準を新しくつくり上げていく、それで家系のエネルギーがかなり変わっていくこと、そういう意識を身に付けるようにしてみてください。

Jさん、あなたの家系のエネルギーにおいて、あなたの家系で多くのエネルギーがぶつかり合い、衝突し合って常に相手をへこませる、相手を黙らせるという波動が先祖から受け継がれてきました。そのためにあなた自身のエネルギーとしてはどうしても暴力的な言い方や強い言い方に弱い、恐れる、不安になる、近づきたくない、こういう反応が現れてきます。こういう強引に言ってくるエネルギー、これは先祖の代でつくられ蔓延した一つのエネルギーとも言えます。このエネルギーを受け継ぎながらもあなた自身はそのエネルギーに負けることなく、正しいことは正しいと主張する、ただし強く暴力的に言ってくるとどうしても弱くなってしまうために強く暴力的に言われたときはなるべく自分はその影響を最小限にしようとして、まずエネルギー的に影響を受けないようにする、どこまで強く言われたとしても自分のエネルギー的なものは壊されないようにする、そういう意識が働くようにされております。あなた自身の今回の人生のテーマにおいて、家系のエネルギーは家系のエネルギーとしてただ行動で感じていく、しかし自分自身はそれに惑わされることなく自分自身は本来の生き方を進めていく、こうやって家系のエネルギーとある意味では闘いながらうまくそれを交わし、自分はそれに負けないようにしていく、本来の自分の生き方を進めていき強引な力に負けないようにしていく、こうやって自分自身をつくり上げていくと、それであなた自身の家系のエネルギーがある意味では弱くなっていき、あまり影響を受けなくなっていきます。ただいつまで経っても強引なエネルギーや強いエネルギーが嫌だ、苦手、不安という意識をもっているとそのエネルギーは常につきまとうことになります。したがってあまりそういったものに対して過敏に反応したり、すぐ不安や恐れを出さないようにしておき、普通にただ接することができるようにもっていってください。

Kさん、あなたの家系のエネルギーとして見ていくと、あなたの体に流れている家系のエネルギーは、それぞれの家庭における一人ひとりの役割がうまく異なって働くように設定されております。一人ひとりの役割が異なるために本来は別々の働きをするように動かされておりますが、ただ自分自身があまり意識していないとこれまでの家系のエネルギーに強く動かされてしまい、先祖たちの影響を強く受けた言動になってしまいます。したがってただ黙って行動するよりは何らかの自分の考えで、自分の思いで自分の基準をもって行動するようにしていくと、それぞれが別々の働きを行なっていき、それによって強い家系のエネルギーを分散させて処理することができるのです。したがってそれぞれがあまり意識を向けずにただ流れに任せていると強い家系のエネルギーが残ってきますが、それぞれが意識的に行動していくと家系のエネルギーを分散させていき、それぞれの働きによって少しずつ家系のエネルギーが消えていきます。あなたはその中で特に執着的な感情や執着的なもの、それに対してそれを粉砕するために冷静に判断して、冷静にアドバイスしていく、冷静に分析していく、こういう働きをもっております。冷静に接し冷静に扱っていく、そうすることによって家系のエネルギーを少しでも分散させ、エネルギー的に弱くさせ少しずつ消滅させることができます。いろんな問題が起きた時に常に冷静に判断していく、そういう姿勢を保持できるようにもっていってください。

Lさん、あなたの家系のエネルギーにおいて、先祖から持ち越されてきているエネルギーの特徴にかなり我の強いものたちのいた時代があり、それがかなり強い影響を与えておりました。時代の流れによって弱くなってきたエネルギーと、お互いにぶつかり合ってまた強くなるエネルギーがあり、それが微妙にかかわり合いながら今に継続されております。このエネルギーによって一家の主としての意識を強くさせようとするエネルギーと、素直に言うことに従うというエネルギーが動いており、それが常にどの時代でも影響を与えております。中心となって大きな影響力を与えるエネルギーと、素直に言うことを聞くエネルギーがあり、それぞれがある意味ではうまく働く場合と衝突する場合が現象化されてきます。あなたはこのエネルギーの流れの中でこれをうまく統合させる役割をもっていると言えるでしょう。強い力と柔軟な力をうまく統合させる、それは状況に応じてはうまく働きかけ強い影響力で周りを導き、また状況においては素直に従いうまく周りをまとめていく、こういう二種類のエネルギーを使い分ける力を身に付けることです。それぞれ良いところをうまく使い、両方の良いところを柔軟に使いこなせるようにしていく、こうやってエネルギーを統合させ自分自身のエネルギーの中に構築すると、あなた自身が家系で持ち越されてきたエネルギーの良いところを自分のエネルギーの流れの中で完成させることができます。このように柔軟な二つのエネルギーをうまく使い分けることができるようになると、それをうまく発展させて新しい地球の流れにもっていくこともできます。あまり家庭という意識に惑わされず、常にその時その時にこの二つのエネルギーをうまく使い分けていく、そういう自由に使い分けることができるようになっていくと、あまり低い波動に惑わされず高いレベルでもこのエネルギーを良い方向へと使うことができるようになります。そういう意味においてこれからの地球においてもうまく使えるように自分なりに工夫しながらエネルギーを高めていってください。

Mさん、あなたに流れてきている家系のエネルギーにおいて、さまざまな家系のエネルギーが入り込んでいながらもその中であなたに影響を与えているのは、自分の本来の流れを自分の手でうまく引っ張ってきて、自分で進んでいく、こういう自分の力で前に進むという力が家系のエネルギーとして受け継がれております。この自分の力で前に進むというエネルギーは、それに影響を与えていた家系のエネルギーが常に周りに惑わされる、周りに動かされる、自分でうまく進めないという家系のエネルギーがあり、それに打ち克つためにあなたのところにエネルギーを集めあなたが自分の力で前に進めるように仕組まれてきたものです。家系としては以前の家系において常に周りに動かされる、周りの影響を受ける、周りの言うなりになる、この辛いエネルギーを反転させ何とかあなたが自分の力で自分の自力で前に進めるようにする、このように仕組まれているのです。そういう意味においてあなたは自分で考え自分で行動すると必ず道が開ける、自分でしっかりと進むことによって前に進んでいく、そういう風に流れがつくられております。したがって誰かを頼りにするとか、誰かに合わせる、誰かにやってもらうという意識ではなく、自分で道を切り開いていく、常にこういう生き方によって自分の人生をつくることができ、またそのエネルギーがこれまでの家系のエネルギーすべてを反転させ良い状態へと導くことができます。自分の力で前に進んでいく、ぜひそれを完成させ家系のエネルギーを反転させるように導いていってください。

Nさん、あなたの家系のエネルギーにおいて、かなり以前の家系の代からのエネルギーが流れてきており、いちように常に何らかの不平不満をもつ家系がありました。どの家系の時代においても必ず誰かが不平不満を述べている、その不平不満によって家系が常に暗くなってしまう、家系の力が弱くなってしまうという流れが続いておりました。あなたはこの家系のエネルギーを受け継ぎながら、これを新しい時代に向け反転させるためには、まずあなた自身の持ち越されている家系のエネルギーの中に本質を見抜くという家系のエネルギーが隠されて保持されております。本来これまでの家系において本質を見抜く力を身に付けた人はおりませんが、常に本質を見抜くという力そのものは家系に流れております。ただこの本質を見抜く力を具現化させるものが現れず、常に本質を見失い表面だけで、見かけだけで、噂だけで進むという人間が現れて本質につながることができない波動で進んできました。しかしあなたの家系そのものは本来本質を目覚めさせるという家系を保持しており、あなたがそれを表に出す人間として選ばれております。したがってあなたの場合は見かけや表面、噂、そういったものに惑わされず、いかに本質に辿り着くか、いかに本質を感じて表現し本質を表していくか、それを具現化することによって隠されていた家系のエネルギーを表に出すことができます。あなたがそれを具現化し表に出していくと、これまでの家系のエネルギーを反転させることができ、またそのまま新しい地球の流れに進むこともできます。本質を見抜く、ぜひそこに意識を向けそれを具現化できるようにもっていってください。

Oさん、あなたの家系のエネルギーにおいて、あなたの家系の特徴はある意味では極めて優秀な家系のように思われております。これまで多くの人々からあなたの家系は立派である、優秀であるという意識によって家系が保持されてきました。これまでのあなたの家系はただそれを維持するためだけに家系がつくられておりました。一人ひとりが優秀かどうかは抜きにして家系が優秀であるというエネルギーを保持するために人間が役割を行なってきました。この家系が優秀であるというエネルギーを保持する力が今は弱くなっており、家系を優秀にするという力はほとんど具現化できない状態へと下がってきております。これは元々以前の先祖の段階において元々ある人間が無理矢理自分の家系が優秀であるという波動をつくり上げ、強引にそれを周りに言い聞かせ自分もそれを信じたところから家系が優秀であるというエネルギーがつくられ、常にそれに引っ張られるかたちで家系が進んできました。しかし今そのエネルギーが弱まっていき家系が優秀であるという力が弱くなっていて具現化できなくなっています。ただそれでも家系が優秀であるということを信じているものたちによっていろんなエネルギーが動き回っております。あなたはその流れにおいて真実の道へ進むために、まず家系そのものに本来優秀も何もないこと、ただの家系の流れでありすべては人間がつくり出したもの、本来あるものではなく人間がつくり出したものによって家系の優劣を競っていること、その事実を受け入れていき、これまでの先祖たちには感謝やいろんな思いを持ちながらもまた否定することなくそれを受け入れながらも、自分自身はそういった価値観に惑わされずこれからを正しく生きていく、正しい家系をつくり上げ正しく家系を維持し、ただ正しい流れを進んでいく、自分はそういう意識に徹することが必要となります。今はこの家系は優秀であるという意識が徐々に徐々に消えていっておりますが、完全に無くなることはありません。まだしばらくは残っていくでしょう。それに応じて家庭内にさまざまな現象が起こっていきます。そこにしがみつくエネルギーとそれを破壊させようとするエネルギーが常に動き回っております。家系が優秀であるという意識があると必ずそれを破壊させるエネルギーがやってきて家系を崩壊させていくのです。この二つの力が常に動き回っていき、その狭間で人間がいろんなドラマを動かしていきます。あなたはなるべくそのドラマに巻き込まれないようにするために優秀とかそういったものにこだわらないこと、ただ家系を感じながらもそれを受け入れながらも、自分自身は正しい道を進んでいく、そういう意識によって自分自身の流れを自分の手でしっかり進めることができるようにもっていってください。

Pさん、あなたの家系の仕組みにおいて、これまでのいわゆる先祖からのエネルギーにおいて、一人ひとりの人間の中に正しさについて常に考えながらも行動に移せない人間が存在しておりました。それぞれの家系や先祖の流れにおいて正しさと向き合いながらもそれにうまく行動が追いついていかない、行動に現せられないというものたちが存在し、結果的に周りに負けてしまう、結果的に意に反したことを行なってしまう、分かっていても正しいことができない、こういう人間たちのエネルギーが影響を与えております。これが今のあなたにも影響を与えていて、正しいと分かっていてもつい別のことをやってしまう、理解はしているのだけれども常識をとってしまう、あるいは周りを気にして周りに合わせてしまう、こういったことが影響を与えております。あなたがこのエネルギーをうまく乗り切るためには正しいことを正しいとしてしっかりと行動に移す、たとえ家庭内や周りから違和感を感じたりいろんな意見があったとしても正しいことを正しいと徹する、これが必要になってくるのです。確かにいきなりそういう行動をすると、周りとうまくいかずいろんな問題をつくり出していくでしょう。いきなりすべてを合わせる必要はありませんが、まずは正しいことを口に出していく、口に出したからには少しずつ行動に移していく、こういう強さを身に付けていくと正しいことを行動するという強さだけが家系の中に残って保持されていきます。そうするとあなたを通して流れる家系のエネルギーは正しいことを行なうという強さだけが良いエネルギーとして消化され、いずれアセンションしても正しいことを行なうという強さだけがアセンションの流れの中に導かれていきます。

Qさん、あなたの家系において先祖からのさまざまなエネルギーの影響を受けながらもあなたの今の家庭においてはこれがさまざまな形で具現化され、あなたの体を通して現象化されております。特にあなたの体を通して現象化される特徴は、これまでの家系のエネルギーの中に家庭を一つにしようとするために何らかの根拠、何かがあって一つになる、いわゆる誰かを中心にするとか、何かをまとめるとか、何かの根拠のあるものを一つにして家庭が存在するというエネルギーが常にあなたの家系を通して流れてきました。そのためにあなたの家庭においても家庭の何か核になるものや中心になるもの、何かが必要となり、それがあることによって家庭と認識できる、それがないと家庭とは認識できないという波動が残っております。あなたはこれを具現化するために家庭の中心にあるもの、核となるもの、家庭の本質となるもの、何かを求めようとして常にそれを求める心が現れております。この本質が何かそれがあれば家庭という意識が存在しているために、それがむしろ現れない現象をつくり上げてしまい、常にそれが何なのか、何があると家庭は一つなのかを考えさせる、常に考えさせるという状態で家庭がつくられているのです。したがって本来はそういったものがなくても家庭は一つ、核となるもの、一つになるもの、中心となるもの、それがなくても家庭は一つである、そういう意識が出来上がってくると何かが必要とか、家庭はこうあるべきという意識がなくなっていき、その持ち越されたエネルギーは役割を終えることになります。したがってこれまでの家系のエネルギーを反転させるためには、むしろ核となるものや中心となるもの、本質的なものがなかったとしてもこれで立派な家庭である、十分に家庭のエネルギーが維持できている、それを受け入れ納得できた時にこれまでの家庭のエネルギーが反転し、十分にどんな状態でも家庭として認識できるエネルギーがつくられていき、これはこれからの新しい家庭のエネルギーの中に入り込んでいきます。どういう状態であってもそれは家庭である、そういう家族である、それを認識できるような心を身に付けてみてください。

Rさん、あなたの家系の仕組みを見ていくと、あなたのこれまでの家系の流れの中で多くのものたちが常に競争したり比較したり、いろんな争いをつくったりする流れで家系が進んできました。そういうエネルギーを受け継ぎながらも今回のあなたの肉体のエネルギーにおいて、あなた自身がそういう比較や競争、お互いの混乱というエネルギーに巻き込まれないようにするにはどうしたら良いか、なるべく争いや混乱に入らないようにするためにどうするか、常にこれを考える人生になってきました。いろんな意味で比較や競争の波動が近くに押し寄せてきてもあなた自身がそれに巻き込まれないようにうまくかわしていく、うまく逃れていく、こういう意識で人生を進めてきました。この意識をうまく使っていき混乱や破壊やいろんな現象が近くに来たとしても、巻き込まれないようにうまくやり過ごしていく、これがうまく完全にできれば家系を通して流れてきたさまざまな混乱や競争などのエネルギーに巻き込まれずに、そのエネルギーをうまく消化させることができます。ただその時には否定的な思いでかわしたり、否定的な思いで避けるのではなく、すべてをただ良い思いであるいは何も意識せずに交わしていく、そういうやり方を身に付ける必要があります。不快感をもってかわすと必ずその現象が繰り返されていきます。したがって不快感を持たずにうまくかわしていく、そういうやり方を身に付けていき、これ以上家系のエネルギーを持ち越さないように工夫をしてみてください。

Sさんの家系におけるエネルギーは、あなたの家系にさまざまな特徴をもつ波動がうまく絡みあって今のあなたの体の中に流れてきております。その中でも特徴的な波動はお互いの人間関係の中で主導権をとる、どちらが主導権をとるか、この主導権をとるというところに敏感に反応する波動があり、常に家系の中で誰が主導権をとるか、どっちが主導権をとるか、それによって心が揺れ動く波動がつきまとっております。この主導権をとるという波動をこれからの流れにうまくもっていかせるためには、自分が主導権をとる、あるいは主導権をとられたという認識を一度消していき、主導権に惑わされないこと、仮に主導権を握られたとしても、それはその人の役割でありその人に任せる、自分が主導権をとりたくなったとしても主導権をとったという意識をもたずにただ自分がやるべきことをやっていく、このようにして主導権という意識を取り除いていき、ただ役割を行なっていく、そのまま現実に合わせ現実を認めていく、そのようにすると主導権のエネルギーが少しずつ体から消えていき、主導権のエネルギーがなくなり、ただそれぞれが役割を行なうというエネルギーへと変換されていきます。この主導権のエネルギーをさらに浄化させるためにも、ただそれぞれが必要なことを行なっている、主導権をもっているのは本来のあるべき宇宙の神々たちであり、人間一人ひとりには本来主導権はないこと、それをはっきりと理解してこのエネルギーをうまく手放せるようにもっていってください。

皆さんの家系のエネルギー、家系の仕組みを説明した中において、それぞれが今新しい流れに向けての役割を担っております。単なる家系のエネルギーの浄化ではなく、これまで続いてきたエネルギーそのものを本質的に変える時期に来ていること、それを理解してこれからの新しい流れの中にうまく入っていくようにしていってください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。

ページトップへ