201401112 of Central Sun Ascension Report

2014/1/11 愛のカウンセル

心の中の調和と大きな調和を共存させる

このメッセージのいいねポイントは

①自分の中の調和を不特定多数に広げるのが愛

地球に住む子供たちへ、私はアルファセントリ(ケンタウルス座α)、あなた方を心から支えるためにこの地球に奉仕を行なっております。この地球はさまざまなヘルパーたちによって支えられており、宇宙のヘルパーたちが皆さん方をしっかりと見守り、進化を手助けしております。

私たちは数多くのヘルパーのメンバーの一人であり、皆さん方が愛のカウンセルとして学ぼうとしているグループのメンバーでもあります。これから愛のカウンセルとして皆さん方と接する場合、私を含め多くのヘルパーたちがここで話をすることになるでしょう。今日はまず皆さん方と繋がりをつくりながら、この場をあるべきエネルギーにつくり上げ、深いレベルの愛を学び、一人ひとりが素晴らしい新たなる人間として蘇ることを目指していきます。

まず愛のカウンセルという名前が使われております。この名前はとても意味が深く、宇宙においてもある役割を持ったグループになっております。この地球のようにいわゆるアセンションという状態に達した惑星に対し、本当の愛をどのように見つけていくか、本当の愛に目覚め気づき、手にするためにどのようなサポートが必要なのか、そういったことを見つけていき、それぞれの惑星が愛に目覚め、愛を手にして新たなる世界に入っていけるようにサポートを行なっているメンバーになります。

そのためこの地球に限らずさまざまな領域においてアセンションする星を見つけては、そこにおける愛をいかに目覚めさせようとするか、皆で協議を行ないながら活動を行なっていきます。私たちはこの太陽系の領域に関して常に愛の目覚めを行なってきました。

地球に限らず、火星や木星や他の惑星においての目覚めの時期に働きかけ、そして無事にアセンションへと進ませた経験を持っております。ただこの地球においてはこれまでのパタンとはかなり異なる側面を持っているために、今まで身に付けてきた知恵があまり役に立たないこともよく理解しております。

この地球はかなり特別なエネルギー場としてつくられており、皆さん方の人間としての特質もかなり特殊な形態を身に付けております。そのためにまず皆さん方の心をしっかりと見抜き、一人ひとりの心に合わせて愛を説かねばならない状況を理解しております。

一人ひとりが異なる波動の中で経験を進めているために、全員に共通する話が難しくなっているのです。一人ひとりは外見は普通の人間という形をまとっていますが、実際には皆さん方一人ひとりのエネルギー体はかなり特殊につくられております。魂レベルでかなり異なっているだけではなく、肉体をつくり出す仕組みそのものが人によって異なっており、それによって感情の使い方や思考の使い方が一人ひとり異なっているのです。

そのために家族であっても考え方が違っていたり、感情の使い方が違っている、兄弟でもなかなか話が合わない、こういう事態が起きているのです。このように同じ家族でも同じ兄弟でも感情の使い方がまったく異なる、こういう経験は地球だけのものであり、私たちにとっても学ぶべきテーマがたくさん入っております。

皆さん方の日常生活において心がどのように動き、自分で心を管理し、心を使って人間関係をつくり上げていくか、それについて多くの人が悩み、傷つき疲れていることでしょう。自分の心でありながら自分の心をコントロールすることが難しい。自分の心であるのに勝手に心が動き出してしまう。

本当に心から愛すべき人、心から信頼すべき人がいても行動に移すとひねくれた行動をとってしまう、まったく理解できない言動が普通になっています。この地球における心の動き、これがとても重要であり、この宇宙における問題を解決するのもこの心から始まってきます。

私たちの存在するこの宇宙にはいろんな仕組みが存在しており、なかなか単純には解明できない構造になっております。この宇宙の仕組みを端的につくり出したのが皆さん方の心といえるでしょう。この心をコントロールするのが難しい、しっかりと心をコントロールしようとしても一瞬にして心が変わってしまい、魔のような状態になってしまう、皆さん方の宇宙がまさしくそういう状態なのです。

多くの光あるものたちが協力し合い、素晴らしい宇宙にしようと思っても一瞬にして破壊されてしまったり、一瞬にしてまったく反対のエネルギーになってしまう、なぜこうなってしまうのか、それを解明するためにも皆さん方の心はとても重要な鍵を握っております。

私たちは愛のカウンセルのメンバーとして皆さん方と共に学び、成長しようと思っております。皆さん方の一人ひとりの心を見ながらこの心を愛に満ちた心にどのようにもっていくか、心が愛だけで満たされた素晴らしい心にするためにはどのような話が良いのか、それを考えながらお互いに学んでいこうと思っております。

この地球にはこれまでさまざまな聖者が現れておりました。いわゆる悟った人、真理を手にした人がたくさんおります。それらの多くが男性という形態によって得られ、女性がなかなか悟ることができなかった。女性は悟ることができないのか、こういう本質的な疑問が起こってくるでしょう。

女性はある意味では初めから理解しており、分かっている。女性はそれだけで完成した姿を現しており、女性は本質的に完全な状態を維持しているのです。完全な女性がなぜ女性同士集まると破壊が起こるのか。なぜ女性同士が集まって平和にならないのか。ここに大きな秘密が隠されております。

女性の本質が何であるのか、女性は本来自分の心の中で平和をつくり上げ、自分の中で十分に満たされた感覚を手にすることができます。自分の心の中で平和をつくり上げ、この平和を維持しようと思っているのです。そのために多くの女性は自分の心の中の平和を正しいものと思い、自分の感じている平和を維持しようと周りに働きかけていきます。

自分の心の中に存在している明確な平和、明確な調和、これを何とか実現しようと思っていくのです。そのためにもし女性が力を手にした時、その力を使って自分の平和を実現させようとします。権力を手にした人、金銭を手にした人、いろんな意味において力を手にした人は、この力を使って自分の感じている調和を実現させようとします。

それらによって実現される調和が本当の調和になっていくのかどうか。女性が心の中でつくり出した調和はしょせんは自分の心の中の調和であって、社会の中の調和とは一致していないのです。自分の心の中の調和は自分の世界の調和であって不特定多数の人が存在する社会とはまったく異なるのです。

本来は不特定多数の人が調和に満たされた状態、こういう調和を生み出すことが必要であり、それをどのようにしてつくり出していくのか、自分の心の中にある調和を不特定多数の人が満足できる調和へどのように持っていくのか、これが大きな学びとなるのです。

したがってまず自分の心の中にある調和は、しょせんは自分の調和であって不特定多数の人の調和ではないということをしっかりと理解するところから始まっていきます。まずこれを認めない限り先に進むことができず、自分の心の中の調和にずっとしがみ付くことになるでしょう。

そしてたまたま権力や金銭を手にした人は、自分の心の中の調和を実現させようとして力を使って他の人に実行させるように移していきます。しかし不特定多数での調和のある社会をつくるためには、権力や金銭を使うと余計に調和が乱れてしまい、本来の調和をつくり出すためには何らかの別の力が必要となります。

自分の心の中にある調和を不特定多数の人の調和にもっていく力、これを愛と呼んでいるのです。したがって自分の心の中の調和に愛がなければ、不特定多数の人の調和のある社会をつくることはできないのです。また自分の心の中の調和を不特定多数の人の調和のある社会にもっていくための愛が強い人は、本当に不特定多数の人の調和のある社会が実現されていくのです。

自分の心の中の調和を不特定多数の人々の中で実現させるための力は愛そのものであり、権力や金銭はまったく必要としていないこと、まずこれをしっかりと理解しておいてください。したがって、女性的な調和を具現化させようとする時は、いかにも愛というものが必要な要素であり、愛を具現化させることによって自分の心の中の調和を不特定多数の社会に具現化することができる、愛とはとても素晴らしい力を持っているのです。

したがって皆さん方はこの愛というものを実際どうやって学び身に付け、そして調和のある社会をつくり上げていくのか、それを一緒に学んでいこうと思います。ここにいる皆さん方はそれぞれ心の中に調和をつくり上げています。自分の考える調和で構いません。こういう風な調和があれば皆まとまるのに、こうしてくれたら皆が平和になり調和をつくれるのに、そう思っている自分の調和の世界があります。

もちろん未熟な心の持ち主の場合は自分を中心にした調和を考える人もいるでしょう。自分の言う通りに何でもしてくれる人々が調和をつくり出すと思っている人もいるでしょう。どのような形態でも構いません、とにかく自分の心の中に自分なりの調和がつくられております。

この自分の心の調和をそのまま具現化させた場合に大体おかしな人間関係がつくられていきます。自分の心の中の調和をそのまま具現化させるといわゆる自分勝手な行動をとることになり、他の人のことを考えていない、自分のことしか考えていない人間関係がつくられていきます。

そしてトラブルを起こし、友達と喧嘩したり、友達と二度と会わなくなったりする経験が現れてくるでしょう。そしてそういう経験を通して自分勝手なことはもうやめよう、自分のことだけを考えるのではなく他の人のことも考えていこう、こうやって他の人の心を考えるようになっていきます。

このようにして自分の心の中にある調和を具現化させようとするたびに人間関係の衝突が起こり、そして反省し良い人間関係をつくるために工夫をしながら努力を重ねていく、このようにして自分なりに自分にふさわしい調和のある社会をつくろうとします。

このように自分の心からはじまる調和を広げていく時、だんだん調和という概念が自分の心の中でうまくいかなくなってきます。自分の心の中では男性であろうが女性であろうが、権力があろうが権力がなかろうが、大人でも子供でも皆が同じ調和の中で楽しく過ごしている、こういう調和を心の中で感じていながらも、実際にそういう社会をつくろうとしてもなかなかそれがつくられていきません。

どうしても社会的に力を持っている人、権力を持っている人は自分の調和の中に入り込むことができず、自分よりも権力の弱い人だけが自分の調和の中でおさまってくるのです。つまり自分が社会で調和をつくろうとした場合、自分よりも力の弱いものたちが自分の調和をつくる人間関係となり、自分よりも力の強い人は自分の調和の中には入ってこないのです。

そのために一見調和をつくったように見えても、自分の調和としては弱い調和になってしまい、いつの間にかうまくまとめることができなくなったり、自分が力を発揮できない時はバラバラになってしまったり、どうしても自分の調和を保つことができなくなってしまいます。

自分の心の中で感じている調和を社会の中で具現化させ、これが大きく発展していくためにはどのようにしたら良いのか、それを考えた時、自分よりも力のあるもの、自分よりも権力のあるものが自分の調和の中でまとまっているとどんどん広がっていく、調和をつくる人々が増えていく、そういうことが分かっていきます。

しかし自分の調和の中に自分の力よりも大きな力を持つものを取り込み、大きな調和をつくるということが実際にはとても難しく、逆に自分自身が大きな調和の中に吸収されてしまい、自分の調和が破壊された状態になってしまいます。自分の調和をどのようにして維持したら良いのか、自分だけの調和を維持しようとすればするほど自分だけの小さな調和になってしまい、大きな調和には発展しなくなってしまいます。

それでも諦めることなく自分よりも大きな力を持つ調和の中に自分が入り、吸収されそうになりながらも、吸収されることなく自分の調和をしっかりと維持し破壊されないようにしておく、自分の調和をしっかりと保持しながら大きな調和の中で維持しておく、こういったことができるようになってくると大きな調和の中で自分自身の調和をしっかりと維持することができる、自分の調和と大きな調和を共存させることができる、これが皆さん方にとってのはじまりの段階になります。

このレベルの愛を身に付ける人、このレベルまで達した人がまず最初の段階のレベルといえるでしょう。まず皆さん方はこのレベルの愛を身に付けることを目標にしてください。自分の心の中の調和をしっかりと保持しながらも大きな調和の中で一つの調和をうまく共存させていく、これが最初のレベルの愛であり、このレベルにまで達するといろんな愛の仕組みが分かってきたり、新しい愛の傾向が目覚めてきたりします。

この交流会では皆さん方の愛のレベルをしっかりと見ていきながら、このレベルに達した人はしっかりとその愛のレベルを認め、さらなる愛のレベルへと引き上げるように導くことになるでしょう。これまでの光のシステムにおいてはイニシエーションという言い方で光のレベルを皆さん方に教えてきました。

この愛のレベルに関してはイニシエーションではなく、皆さん方の愛の器そのものがある意味ではレベルを現していきます。皆さん方の愛の器がどのようなレベルにまで進化したのか、そういう状況で皆さん方を見ることになります。まず第一段階の愛の器、これを皆さん方は目標としてうまく調和をつくり出していく、これを理解しておいてください。

この第一段階の愛のレベルを身に付けるためには自分自身の調和を保持すると同時に自分よりも大きな調和をしっかりと認め、そしてその調和を乱すことなく自分自身の調和と共存させていく、こういう意識が必要となるために、いろんな愛の資質が要求されることになります。

まず自分のつくり出す調和のメンバーそれぞれに対し、しっかりと心を見抜き感じ、心の調和を保持できるようにしておく、さらに自分よりも大きな愛の器の人に対して自分がその一部のメンバーとして共存できるようにもっていく、こういう関係がしっかりと身に付いた時、愛の器の最初のレベルが完成したということになります。

今の皆さん方の現実社会でこれを実現するのは困難と思うかもしれません。なぜならば自分よりも大きな愛の器の人間とその人がつくり出す調和を見つけることが難しい、たぶんそう感ずることになるでしょう。しかしそれは今までそういう観点で人間を見ていなかったからたまたま見つけることができなかっただけであり、もう皆さん方は今日から意識が変わり愛についての考え方も変わっていくでしょう。

そうすると今述べたような観点で心の調和や愛を見ることができるようになります。そうするといろんな人を見た時、その人の心を感じながらその人の愛のレベルがなんとなく分かるようになっていきます。そうすると自分よりもはるかに素晴らしい愛の持ち主が現れた時、その人の周りの人間関係や調和が感じられてきて自分もそのメンバーとして協力したい、自分よりも大きな愛の人の手伝いをしたい、そういう感覚が心から沸き起こってくるのです。

そうすると自分自身の心の調和を保持しながらも大きな愛の器の人の調和を協力してつくり出していく、こういう意識が動いてきて大きな調和を現実で目にすることができるようになっていくのです。皆さん方がそうやって愛のレベルを少しずつ高めていき、自分の調和の社会を大きくしていくと本当の愛のことが理解されてきて、地球自身が必要としている愛と調和の社会が実現されるようになっていくでしょう。

皆さん方はこれまでいろんな学びをしてきて十分に知識を手にしてきました。光を学び、光の世界に入るためにはある程度知識やトレーニングが必要でしょう。しかし愛の世界に入り愛の器を大きくするためには、知識ではなく実践が必要となります。実際に直接人間と接し、実際に直接会話をし、直接協力し合う、いろんなことが要求されてきて、知識だけでは愛の器はまったく変わらないのです。

実際に何かを行動する、実際に愛の手助けをする、そういうことが必要となるのです。そのために愛の器を大きくするプログラムとしては、ただ単に頭で考えるだけではなく、何かを行なうこと、何かを実践し、そして他の人の多くの心を見つけ、心と繋がり、心によって愛を広げていく、こういうことが必要となります。

皆さん方がこれから愛のカウンセルのメンバーと共に一緒に学ぶと同時に自分の心をよく観察し、そして他人の心に目を向ける意識を磨いていく、そうすることにより自分の愛の器が分かってきて、どういう時にどういう言動がふさわしいのか、どうすると自分と相手が心で繋がり心の調和がつくられていくのか、このように学びを進めていくことになります。

当然皆さん方の中で大きな疑問が出てくるでしょう。そもそも愛とは何なのか、自分の心の調和を不特定多数の人の社会にまで広げる力を愛といいました。不特定多数の人のつくり出す調和とはどういう調和なのか、自分とは異なるいろんな心の持ち主と調和をつくり出していく、その力を愛と呼んでいます。

本来自分の心と合う人、あるいは自分がいわゆる仲の良い人は自分の心とうまく交流することができ、同じように喜び、同じテーマでウキウキし、同じことで会話のキャッチボールができる、苦しみを共に分かち合い、一緒になって学びを進めていく環境、こういう状態があれば愛のある人、愛が交流できる人という風に感じられてくるでしょう。

これはいわゆる人間的な愛と私たちはいうことがあります。人間的な観点で見た場合の心の繋がりが人間的な愛であり、私たちがここで述べる愛は宇宙的な愛、高次元の愛ということになります。それは自分の心とはまったく異なる心の人に対して繋がりをつくる力、自分の心とはまったく性質の異なる人でも心で繋がる力を宇宙的な愛と呼んでいるのです。

たとえばまるで会話の接点がない、まるで交流すべきところがない、全然話が噛み合わない、そういう心の持ち主同士でもうまく繋がり調和をつくることができる、これが宇宙的な愛というものです。この宇宙的な愛を身に付け、自分の心の中にたくさんつくり上げることにより、不特定多数の人々としっかりと愛で繋がることができ、不特定多数の調和のとれた社会をつくることができるのです。

自分の心と異なる心の持ち主とどのようにして繋がりをつくり、どのようにして調和をつくり出していくのか、今日はまずそれが皆さん方にとってのテーマになるでしょう。しばらく皆さん方グループで実際どのようにして心の異なる人々とうまく繋がりをつくり、調和をつくり出していくのか、少し話し合ってみてください。それでは一度メッセージを終わらせていただきます、ありがとうございました。

②見知らぬ人でも親しい人と同様に接すること

オリオンの愛の使者としてお話をいたします。先ほど皆さん方に自分の内なる愛の調和と自分と心の波動が異なる人との愛と調和についてのお話がありました。皆さんにいろいろ考えていただき、いかに自分の心とかみ合わない人と調和をつくり出していくか、いろんな意見を聞いておりました。

確かに仕事というシステムによって人に奉仕をしたり、交流をすることは可能になるでしょう。仕事を通していつの間にか親しくなり礼儀をわきまえて相手の身になって考える、これは一つの方向性として愛をつくるやり方にはなります。また元々不特定多数の人と接するためにはそれなりの常識やマナー、相手のためを思う心や思いやりや親切、こういったことが必要となり、たとえ知らない人であったとしても、初めての人であったとしても礼儀を尽くして相手の身になって考える、こういう気持ちが大事になります。

初めての人であったとしても親しい人でも、そこに区別をつけないということです。多くの人は親しい人、分かっている人には心から接し、初めての人、今まで会ったことのない人にはつい警戒心をつくったり、不安や恐れをつくり出していきます。この不安や恐れを表現する限りどうしても愛には進まなくなってしまいます。

したがって見知らぬ人、初めての人、まったくかかわりのなかった人でも思いやりやいたわりを持って優しく親切に接すること、これが第一条件になります。今日から皆さん方はこれを実際に行動に移していただきます。初めての人でも明るく元気に挨拶をしてみる。

まったく知らない顔の人でも相手のことを考え、礼儀を尽くし丁寧に話をしていく、何か困っている人がいたら何か尋ねてみる、悩んでいる人や苦しんでいる人がいたらちょっと話しかけてみる、このように初めての人でも自分が昔から知っている友達のように接してみること、これが宇宙的な愛をつくる第一歩になるのです。ぜひ今日からそれを実践し、自分の心の中に愛の器がつくられていくのを感じていってください。

Aさんの今の愛の状態は、元々社会の一般的な人に対しては常に何らかの公平な感じで接し、差別化することなく平等に接するという意識が身に付いております。そういう意味においては宇宙的な愛を育むのにはとても良い意識にあると思われます。しかし心の中の安心する調和がどこからもたらされるのか、まだこれを感じていない状態にあります。今までは外側に対して自分がつくり上げてきたものを評価してもらったり認めてもらうことによって心の安らぎを覚えることができました。しかし心の中の調和という感覚は人間関係の繋がりからもたらされることになります。家族やパートナーとの間で心の繋がりをつくり、自分自身がいつどのような状態にあっても心の中で調和を感じている、心の中で愛を感じている、これが大事になるでしょう。ぜひこの心の調和と愛、これを実感できるように身に付けていってください。

Bさんの愛のレベルは、あなたの周りの多くの人に対しあなたはなるべく良く接しようとして常に気をつけております。悪く思われないように変に思われないように接していく、こういう思いによってある意味ではうまくまとめて多くの人と接しておりますが、ところどころどうしても自分の未熟さやいたらない点があると、そこで急に意識が下がってしまったり、何か指摘されるのではないか、何か注意されるのではないか、いろんな思いが沸き起こってきて、正しい人間関係がつくられなくなっていきます。つまり不特定多数や多くの人に対しては何か失態しないように、何か指摘されないような意識がつくられてしまい、常に間違えないように、怒られないようにするという動きになっており、そのため外側に向けて大きく愛をつくるという妨げになっております。自分よりも外の心の世界に対してしっかりと自信を持って自分から目を向け自分から相手のために何かを考えていく、自分のことではなく相手のために何かできることを考えようとする、まずこういう心をしっかりと身に付け、外側から不安や恐れを感じないようにもっていってください。

Cさんの愛のレベルは、自分のやることでいつも精一杯になっており、なかなか相手の心に意識を向けることができない状態が続いております。まず自分自身が何とかしなくては、自分がちゃんとしなくては、こういう意識になっているために他の人に働きかけるというのが余裕がない状態になっております。まずあまり自分自身をちゃんとしようという思いに執着しないことが必要でしょう。もっと気楽に考えていき、楽な姿勢で人間関係をつくってみてください。自分にあまり意識を向け過ぎると逆に緊張したエネルギーが周りに流れていき、周りが緊張した状態であなたと接することになります。それが逆に自分にとってうまくいかない現実をつくり上げていくのです。したがってまず自分自身の中から張り合う心をなくしていき、気楽な心で大きな心で周りを見ていく、自分からいろんな人に自然な心で接していく、まずこうやって自分の心をリラックスさせて接することができるようにもっていってください。

Dさん、あなたの愛のレベルは、自分自身の心についていつも目を向けており、いろんなレベルにおいて自分の心と格闘を続けております。自分に目を向けることは良いことですが、できないことばかりに意識を向けると逆にそれが強く現れてしまい、その部分が他人に感じられやすくなってしまいます。自分の心を反省する時も客観的に感情を入れずに楽な感覚で自分の心を見ていってください。そして周りの人に対しても客観的にいろんな人を見ていき、どういう良い心があるのだろう、この人はどういうところがあるのだろう、客観的にそれぞれの心の良いものを見つけていく、こういう姿勢を身に付けていくとだんだん自分の心が楽になっていき、周りの人々にも良い影響を与えるようになっていきます。

Eさんの愛のレベルは、あなたの心の中に何か補充してもらいたい、何か自分の足りないところを補ってほしいという部分が存在しており、心の空白がそのまま言動に現れてきます。それが他の人から見た時何かあなたに足りないものがあるかのように感じてしまいます。まず自分の心の中の空白を自分自身で埋めることが必要となります。自分がしっかりと完璧であり完全な心である、これを自分自身で認めていき、自分は十分に自分を補える力を持っている、自分で自分を満たすことができる、これが身に付いてくると自分の心が十分に満たされていき、それによって他の人の心を満たすことができるようになっていきます。自分が他の人の心を満たすことができるようになってくると他の人があなたの心を十分に大きく成長させるように働きかけてくるでしょう。

Fさんの愛のレベルは、あなたの心の領域にとても素晴らしく輝いている愛の部分があります。それは一度その人の価値を認めた時、しっかりとその人の価値を認め尊重し、その人をしっかりとたたえていく、尊敬していく、こういう心を身に付けており、何か知らない人でも素晴らしい心を見つけると大事にして認めてあげる、これは自分とは異なる心の人を認めるのにとても大事な働きになります。これをうまく使いながら自分の調和と違う人がいたとしても何か素晴らしいところを見つけたり、その人らしさを認めることによっていろんな人と繋がりをつくることができます。ぜひこの部分を発展させていき、いろんな心の人々と繋がりをつくれるようにもっていってください。

Gさんの愛のレベルは、あなたの心にはとても寛大な心があり、少々心が合わなかったり自分とずれていてもその人を認め、尊重する心が備わっております。心の領域においては相手を十分に許し尽くす波動が身に付いています。ただ愛という観点から見た時、本当にその人のために自分がどこまで尽くすことができるかどうか、その人の悲しみや苦しみをどこまで自分が実感し感じ相手のために尽くすことができるか、この部分において弱いところがあり、どうしても難しくなるとできなくなってやめてしまったりする傾向があります。したがって最後までその人に尽くす、こういう愛をぜひ身に付けるようにしてみてください。

Hさんの愛のレベルは、あなたの心の中に多くの人と接しながらお互いに平和を築きあげたいという心があります。いろんな人と繋がって平和をつくり上げていく、これを願っておりそこに向けていろんな働きかけを行なっております。それでも最終的には自分の心に合う人ばかりが周りにやってきて、いろんな意味で自分の心での学びが進んでおります。この学びを続けていきあなたがだんだん自分の心について理解できるようになり、自分の心がそのまま人を集めていることに気がついてきた時、自分の心についてのコントロールができるようになり、これを機会にして心がまったく異なる人が近づいてくるようになります。つまり今自分の心によって近づいてくる人をしっかりと接し、自分の心を変えることができると自分の心とまったく異なる人々が現れてきて、そういう人々との間で新しい人間関係をつくり上げていきます。その時に一人ひとりが自分に何らかの成長をもたらすこと、自分の心の波動と異なる波動が自分に気づきをもたらすこと、常にそれを感じながら新しい人々と接するようにしてみてください。それによって大きな宇宙の愛を身に付けることができるでしょう。

Iさんの愛のレベルはあなたの心の中にはさまざまな調和の仕組みがつくられており、その時々の状態によって自分の心の中の調和が変化していきます。いわゆる交わっている人々や接する人によってそれぞれ調和が異なっており、自分の心の中で決まった調和というものが必ずしも確立されておりません。接する人によってすべて調和の形態が変わってきます。これはある意味ではいろんな人と調和をつくれるという意味でもありますが、自分自身の調和が本当は何なのか、自分はどういう調和を求めているのかが自分でも分からなくなっている状態といえます。したがってまずはいろんな人と調和をつくりながらも本来自分の心が求めている調和は何なのか、自分はどういう調和が一番落ち着き自分にとって成長をもたらすのか、これを考える必要があるでしょう。自分自身の心をしっかりと見て心に合う調和を見つけ出した時、次のレベルへと上がっていきます。

Jさんの愛のレベルは、あなたの心の調和の中に見知らぬ人が入ってきたとしても、ある意味では表面的にうまく付き合える心が身に付いております。どんな人でもある程度表面的に付き合い普通に接することができる、ただだんだん親しくなってくると自分の心の調和の中に取り込もうとする働きが現れてきます。そうすることによっていつの間にか見知らぬ人を自分の調和の中に引きずり込んでしまい、相手の調和が乱されてしまいます。したがってそれぞれ他の人の調和をそのまま認めながら、他の人の調和を尊重しながら、うまく自分との距離感を保っていく、こういう新しい調和のとり方を身に付けていき、それによって宇宙的な愛を学ぶようにしていってください。

Kさんの愛のレベルは、あなたの心の中にさまざまな人間とのかかわりにおける調和はある程度つくられております。しかし自分の心の中からつくり出される自分自身の心の調和がうまく築かれておらず、それによって常に何らかの不安や心配、何か充実しない心が現れてきます。自分自身の心の中が必ずしも調和で満たされていないために、これがそのまま人間関係に現れることがあり、それによって周りが何か不安定な心を感じたりしていきます。自分自身の心の調和をまず完成させるために、自分の心が何を求めているのか、自分の心の調和がどういうものなのか、そこをしっかりと見つけていき、まず自分の心の調和を完成させることを目指してみてください。

Lさんの愛のレベルは、あなたは多くの人に対して平等に接する心が身に付いております。それによって見知らぬ人でも区別することなく、同じようなレベルで接することができます。自分の心の中の調和を見た時、やはり自分にとってやりやすい人とやりにくい人が現れてしまい、自分にとって良い人はどこまでも深いレベルで接することができますが、自分にとって合わない人が出てくると徹底的に無視してしまう傾向があり、これによって不調和がつくられていきます。自分の心の中の調和をつくる場合でもやはりその中で合わない人でもうまく繋がりをつくっていく、そういう人々との間も宇宙的な愛を身に付けお互いの成長をつくり上げていく、ぜひこの心を身に付けるようにしていってください。

Mさんの愛のレベルは、自分の心の中の調和はある程度自分で認識しており、この自分の心の調和を実現させようといろんな人と接していきます。ただどうしても心の波動が合わない人やまだ心が理解できない人に対しては、無意識のうちに差別化してしまったり無視してしまう傾向が現れてきて、これが自分の心の調和を無意識のうちに乱す言動がとられていきます。一般に見知らぬ人や自分の世界と違う人を無視したりした時に自分の心の調和自身が乱れてきて、何か自分が嫌な思いをする、楽しくない思いをする、こういう現実がつくられてきます。したがって自分の心の調和の中で何か嫌な体験をした時は自分が見知らぬ人々に何かしていなかったかどうか、心の合わない人に何かしなかったかどうか、これを見ていくと自分の心をもっと客観的に見ることができるようになっていきます。

まず簡単に皆さん方の今の愛の状態を説明してきました。これを出発点としてこれから自分の心の調和と大きな世界における調和、これをうまく確立させ宇宙的な愛をうまく具現化できるようにもっていってください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。





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