/2018年/日常の現実の中での選択/言動ではなく心の在り方が選択/4~6月にある選択/7~9月は最初のテスト/孤独感との闘い/
2018/1/15 月例セミナー:新年メッセージ |
このメッセージのいいねポイントは |
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大きな選択が2回くる |
①感情の動きそのものが流れを決める
宇宙大靈としてお話をいたします。皆さん方のこの地球の流れにおいて、今はとても大きな変化の時期であり、この変化が一人ひとりの心によってもたらされること、宇宙の流れは流れとしてありますが、皆さん方自身の心によってどの道を選んでいくか、どの流れに入っていくかが変わっていきます。
変化の時期であり、変化があるとしても、皆さん方から見た場合、ただの選択になります。自分がどちらを選択するか。この選択ということは、具体的に何をすることを意味するのか。実際にはこの選択は皆さん方の言動でそのまま決まるわけではありません。その時の自分の根本的な思い、根本的な願望、本質的な意識、そこがかなり強い影響を与えていきます。
たとえば目の前に困っている人がいたとき、その人に何かしてあげたい、困っている人を手助けしてあげたい、そのように思っても何もしないでそのまま素通りしてしまう人。何かしてあげたくてもできることはないので仕方なく過ごして通りすごしてしまう人。してあげたいことをいろいろと話をしたり、お互いでいろいろ問題点を調べたりした上で、自分にできることはないので諦めて何もしない人。何かできることがあると思って、自分なりに考え、自分なりに必要と思うことをやってあげて、それでそのまま去る人。本当に相手が困っていて悩んでいるということがすぐに分かり、自分ができることをいろいろと考えた上で、相手のためにできること行なってそのまま離れていく人。見た瞬間にすぐに何かしてあげようとして手助けしてあげる、自分が何かしてあげたので少し感謝の言葉を期待している。そして感謝の言葉が得られたら、よい気持ちになって離れていく。何かしてあげることがすぐにできると思って自分にとって良いと思うことをやってあげた、やってあげたから当然感謝してくれるはずだ、でも感謝してくれないと、せっかくやってあげたのに、という不快感が身体の中に残り、あの人は常識がない、この人はモラルがない、そういう思いで離れていく人。いろんな人がおります。このそれぞれの心の動き、その心の動きが、実際には皆さんの流れを選択したことになります。
したがって実際の言動そのものだけで決まるわけではなく、心の在り方、これが実際に皆さん方の流れを作り上げていく。今の例で言った時に、この流れを決めるポイントは、自分は人のために何かするという意識を本質的に、いわゆる無意識や潜在意識のレベルで身につけているかどうか、頭で考えてから行動するのではなく反射的にすぐに、良いことと思わずに何かしてあげる。こういう意識になっていれば、ある意味では高いレベルの流れに入ることができます。
しかし頭で考えて、何かしてあげたい、してあげた方が良い、いろいろ議論している段階においては、心からの奉仕にはならなくなり、頭で考えた人たちだけが進む一つの流れの中に進んでいきます。またせっかく何かしてあげたのに、何もお礼も言ってこない、こういう意識の人は極めて低い意識の人と同じレベルになっていきます。
基本的に自分の言動をすべて評価してもらう、認めてもらう、感謝してもらう。そういう意識だけで行動をとっているために、意識としてはかなり低いレベルの意識になってしまいます。したがって、良い流れに向かう場合は、何も考えず、感謝もお礼も考えることもなく、ただその人のために必要と思うことをしてあげる。ただ困っていると、悩んでいるように感じたので何か手伝ってあげる。ただこうやって、その人のためにしてあげている場合、流れはある意味ではよい流れということができます。
したがってただ言動だけを見て、この人があの人にこうしてあげたとか、このような言葉を与えたとか、外見的な言動だけですべてを判断することはできません。いっけん良い行動したように見えても、心の中では自分のことばかりを考えていて、感謝・お礼を言ってもらうことを前提としていた場合は、まったく違う方向へと進んでいきます。
そういう意味において、実際の自分の心の動きが必要であリ、心の動きによって時空が分かれていく。これが一番の大きなポイントであるために、見かけの言動ではなく、頭での理解でもなく、心での在り方、これによって時空が分かれていく。これが皆さん方の実際の時空を選択する状態になります。
皆さん方の日常の生活の中で、特に親しい人間関係、家族とか夫婦、兄弟、あるいは親密にしている友人たち、こういう人の間での心の動きが特に今年は顕著になっていきます。家族、兄弟、親友、こういう人々は何らかの意識で、いわゆる期待する、当然してくれると思っている、当然同じ価値観だと思っている、自分と同じように相手も考えていると思っている、こういう意識の人がとても多いために、この部分のかなり大きな分類が行なわれております。家族や兄弟、夫婦、親友であったとしても、同じような行動をとっていたとしても、心の在り方がまったく違っている場合があります。
いっけん二人がうまくいっているような人間関係に見えても、片方が仕方なく合せていた、もう片方がいつも強く言ってくるので仕方なくそれに合わせていた、あるいは片方がもう片方にすべてを合わせ、委ね、依存していて、すべて片方の言うとおりにしていた。こうやっていっけんうまくいっているような人間関係に見えても、心の在り方から見たとき、不自然な心の在り方という場合があります。
心の在り方が対等ではなく、どちらかが主導権をとっている、どちらかが支配的な心を身につけている。こういう心の場合はやはりこの2人の関係も少しずつ離れていくことになっていきます。そういう意味において夫婦、家族、兄弟、親友、同僚、こういう良い人間関係という枠の中でも、それぞれの心の在り方によって別れてしまう、別になってしまう、こういう力が動き出していきます。
したがって、今年このような現実が現れてきたとき、まず自分とその相手はこれまでうまくやってきた、これまで仲良くやってきたと思っていても、本当に良かったのかどうか、いわゆる相手がイヤイヤ自分に合わせていた、本当は異なる価値観なのに仕方なく片方が譲って合わせていた。こういう場合には、今まではそれでもうまく進んでいきましたが、今年はこの二人の分裂的な波動が動き出していきます。
この分裂的な波動が動き出し、お互いが別々の関係に入ろうとするとき、ここが皆さん方にしっかり理解していただきたいところですが、お互いの考え方、心の在り方が別であったとしても、良い人間関係を続けていく、これが一番のポイントになります。
これまでは心が同じという勝手な勘違いをして、主導権をとっているもの、支配権をとっているものが勝手に同じ仲間だと認識して、一瞬にしておりました。実際には、無理やり合わせていた方、相手の言う通りにしていた方が、本当に一つの同じ心ではなく、ただ利用されていたり、ただ操られていたにすぎません。周りから見れば良い二人、良い人間関係、良いグループ、そのように見えるかもしれませんが、実際には心の在り方はまったく異なっております。
今年はこの部分にエネルギーが入っていき、それぞれを別にさせていく。別にさせたときでも、そこで喧嘩したり別れたり別になるのではなく、お互いに一人の個性のある人間として認め合う。お互いに一人前の人間として理解し合い、その人間としてお互いにこれからも関係を続けていく。どちらが良くてどちらが悪いかという価値観ではなく、両方とも正しいこと、両方とも自分の生き方において、両方共が正しいこと、これを理解する必要があります。
これからの流れにおいて、 一人の考え方がほかの人にもまったく同じということはほとんどあり得なくなっていきます。どうしても同じ考え方の人、同じ意識の人、同じ境遇の人を、 一つの枠にはめようとする意識がありますが、その意識は通用しなくなり、実際には一人ひとり考えが異なり、発想が異なり、一人ひとりの方向性も違っていること。それがはっきりと分かるようになっていきます。
したがって、自分と異なる価値観、異なる言動をとる人がいたとしても、それでも相手を許し、相手を認め、一緒に仲良く過ごす。この行動の在り方が要求されていきます。皆さん方は今年、その生き方を身につけていく必要があるでしょう。これまでは親しい人との間において、同じことをする、同じ意識で同じような生き方をする。それで同じ仲間として、安心感を手にすることができました。
しかし、これからは、特に今年は一人ひとり考え方が異なり、価値観が異なり、方向性も異なる。それでも喧嘩したり別れたりするのではなく、同じ人間として普通に接していく。ただ生き方が異なるだけで、生き方を一緒に合わせる必要はないこと。それを本当に理解し、一緒に生きていくやり方を身につけていく必要があります。
今年の一年の流れにおいて、およそ 4月から6月ぐらいに今のような人間関係のところに少し疑問が出てきたり、ギクシャクしてきたり、親しい人の間でいわゆる喧嘩のようなものを起こしたりする時期があるかもしれません。その時にうまく関係をとれるように相手を認め、尊重し、価値観が異なっていたとしても、お互いに認め合う、お互いに絶対に排除することはなく、お互いに尊重し合い、お互いの人生を援助している。これができるようになると、6月以降はとても良い流れへと進んでいき、いわゆる第四密度に近い流れへとさらに入っていくことが可能になります。
この4月から6月の間に現象化する親しい人たちとの間での対立、喧嘩のようなもの、争い、こういった時期をうまく乗り越え、6月をうまく過ごすことができるようになると、7月以降は新しい時代に向けての最初のテストのようなもの、最初の一つの学びが現れてきます。いわゆる人それぞれが自分の価値観をもっている、自分の生き方を身につけている、それをお互いに尊重し、認め合う流れにいった時に、とても強い孤独感、自分のことは自分にしか分からない、誰も自分のことは分かってくれない、本当の自分のことを理解してくれる人がいない。こういう強い孤独感が襲ってきます。
この7月から9月ぐらいにかけてはこの孤独感との戦いが始まっていきます。この強い孤独感を感じたとき、自分で落ち込んだり、あるいは他人に当たったり、他人のせいにしたりせずに、むしろ自分が自分の人生をちゃんと作り上げていく。これまでは周りに流され、人に合わせ、社会の流れに動かされてきました。しかし、6月、7月以降は周りの影響を受けて生きるのではなく、自分が自分の主導で動いていく。自分が動くことによって周りが変化していく。自分が行動することによって周りが動いていき、自分と同じ意識の人が近づいてくる。こういったことが段々感じられていきます。
したがって孤独感を感じ、 一人で黙っていると、いつまでも孤独感のままでずっと一人で過ごすことになります。孤独感を感じながらも自分の人生をしっかりと自分で作り上げ、生きていく。自分のやり方、自分が自分らしい生き方を率先して行動していく。そうすると、この行動した波動によってどんどん自分と同じような波動の人が近付いてきて、一緒に何かを始めたり、一緒に行動したりするようになっていくのです。
行動しないと誰も近づいてはきません。したがって孤独感を感じ、一人でいると、ただ孤独になったまも時間が流れることになります。しかし自分がしたいこと、望んでることを行動していくと、それに合わせて人が近づいてくる。そしてもっと大きなレベルへと広がっていったり、お互いにできることが増えたりしていく。こうやって新しい流れへと進むことになります。
したがって今年は4月から6月までの間における心の動きと、7月から9月までの間に起こる言動、これによって皆さん方の流れが大きく変わっていきます。今の時点においては皆さん方の流れがどうなるのかは、まだ決まってはおりません。これからの皆さん方の言動によって異なり、心の在り方によって異なっていきます。皆さん方がぜひ自分に正直、素直になって、本当の自分らしい生き方を進めていく。自分一人だけであったとしても、自分が満足できる自分らしい生き方をする。ぜひその道に進むことを望んでおります。
それでは全体メッセージはここまでにします。
※個人アドバイスは省略します。