/サナトクマラ/カルマ/勝者と敗者の意識構造/優越感/
2017/7/17 特別セミナー:他の星でのカルマ |
このメッセージのいいねポイントは |
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競争意識のカルマが根強く支配する |
①下の者に愛を差し伸べる
サナートクマラカウンセルとしてお話をいたします。皆さんの星々におけるカルマのエネルギ、アセンションに向けてのカルマのエネルギの浄化というテーマでワークを行ないます。さまざまな星々での体験、経験をもってこの地球にやってきました。それぞれの星々で良いエネルギを身につけ成長してきた人もたくさんおります。
それと同時に学び成長するために代償を行なってしまったこと、罪や汚れを身につけてしまい、成長するのに歯止めとなってしまっているもの、そういったカルマとしてのエネルギを身につけて地球に入ってきた人もおります。本来地球は地球の中で身につけたカルマを解消する、これが原則ですが、他の星において完全に解消できなかったものはこの地球において解消することになります。
一般論として今この地球に人間として生まれているものの大部分は、これまでの星々において競争意識、敗者に対する情け容赦ない切り捨てる意識のようなもの、弱いものを下に見て、強いものが良しとする意識、こういったものを身につけている人がとても多く存在しております。
したがって多くの人に共通する、こういう勝者と敗者、勝者が敗者に対する優越感、こういったような意識は多くの人が浄化する必要があります。したがって個人のメッセージを与えている時、他の多くの人はこの共通してもっている勝者と敗者の間の意識構造、弱いものを下に見る、能力のないものをさげすむ、勝てば良い、強ければ良い、上であれば良いという意識、この意識の浄化を一人ひとりが自分の力でやっていただきたいと思います。
もちろん一人ひとりどの部分が問題なのか、何が欠点なのかは人によって違います。今日は皆さんのハイヤーセルフやガイドのものたちも一緒にワークを行なっていくために、自分で自分の心に聞いてみたりしてください。自分のもっている弱さ、問題点、心の歪み、そういったものはどういうものなのか、自分の心に問いかけ、自分で感じたこと、思い当たることを自分で浄化していく、この浄化するというやり方ですが、ただなくなるとか、きれいになるという意識で浄化はできません。
一番好ましい浄化の仕方は自分がすでに誰かに対してもっている意識、誰か特定の人に対して下に見る、優越感を感ずる、つい強気に出てしまう、相手が謝るまで許さない、こういったような自分の意識を見つけていき、相手に対して心から謝罪する、自分が謝る、自分から愛の手をさしのべ相手を包み込んでいく、こういったことが要求されます。
それも普段の自分では絶対やりたくないこと、絶対したくないこと、絶対目の前で謝ったり相手を許すことができないこと、そういったことを積極的に自分の中で行なっていく、できれば行なうだけではなく現実にそういった行動をとっていく、こういうことがとても強い効果として浄化の作用をもたらしていきます。
自分の中で思い当たることを次々と見つけていき、そしてワークをしていく、これも同時に行なうようにしていってください。では個人の情報を読み取っていきます。
Aさん、アセンションへの障害となっているカルマに二つの種類のものがあります。一つは大きな流れにすぐに負けてしまう、強いもの、主流となっているもの、本流となっているものにすぐに負けてしまい、正しい、正しくないに関わらず大きな力に負けてしまう、これによって周囲の状況に常に影響されてしまい、自分が正しい道を進めないというカルマがあります。もちろんこれを乗り超えるためには、周りの全員が違っていても自分の心の信念に従う、自分の中の正しさに従う、この行動をとる必要があります。もう一つのカルマは家族や親戚、あるいは地域社会における心の在り方であり、どこまでを自分として認識するか、一人ひとりを他の人間として見るのか、自分自身として見るのか、この部分における意識の持ち方にカルマが働いております。これまでの他の星々では自分と他人、家族や親戚でも自分と他人という意識が常に動いてしまい、自分は自分、他人は他人という位置関係の中でエネルギの共存、統合が難しい状態が続いておりました。本当に家族や地域の人々の心と完全につながり、すべてを自分と同じ存在にする、一体感を感じ一つの心を感ずる、これはアセンションに向けての大きな力になります。これを自分の力でつくり上げていき、一つの心として自分のエネルギがつくられた時アセンションに向う大きな力があなたの中で動いていきます。一つの心を目指してカルマの浄化に取り組んでいってください。
Bさんの他の星々でのカルマのパターンに複数のパターンがあります。その中でも強いパターンのエネルギは、自分が常に何かから逃げている、自分が逃げているという意識が染み付いてしまい、得体の知れない何かから常に逃げているという意識があります。何から逃げるのかは特定されずに、ただその時その時の状況によってそれが現れてきます。場合によっては自分を攻撃するもの、場合によっては自分を差別するもの、場合によっては自分を仲間はずれにするもの、その時によって状況が変わりますが、ただ同じパターンとしてそこから逃げていく、これは他の星からもってきた強いパターンとして染み付いております。これを解消するためには逃げるのではなく、積極的に自分から取り組んでいく、問題や欠点、困っていることがある時に自分から肯定的に考え、ポジティブに考え、クリエイティブに考えて自分が挑戦していく、こういう意識が必要となります。逃げるという意識構造は暗黙のうちに自分は下であり、自分は力がなく、自分はできないという意識構造から自動的に逃げるという行動が生まれていきます。この根源にある意識を変えていき、自分はできる、やらなければならない、新しいことをつくり出す、自分から始まっていく、こういう意識を自分でつくり出していき、自分から率先して挑戦していく、前に向かっていく、つくり上げていく、こうやってこのパターンから抜け出ることが要求されていきます。また別の大きなパターンとして人間関係において常に何らかの不信感を感じてしまう、どんなに仲の良い人、どんなに良い関係でも何か不信感、嫌な点が感じられてしまう、そういう力によって自分自身を遠ざけてしまう傾向があります。この不信感、何か嫌な感覚がする、これもいろんな星々の体験の中で染み付いたパターンですが、どこかで自分勝手なところ、自分が優位、自分が上であるという意識がまたこの構造を複雑化させております。自分は自分で自分のままで良いという意識、これが他人とのつながりを複雑にさせてしまい、何か自分と他人との関係がうまく維持できない状態をつくり上げていきます。こういう人間関係の状態を改善するために、一人ひとりが本当は良い心の持ち主であること、自分と接する人は自分と同じ悩みがあり、自分と同じ心のレベルであり、お互いに協力し合う必要があること、どちらが上でもなく、どちらが下でもなく、接する人は常に同じ心のレベルが同じであること、それを理解して同じ目線でやり取りする、この意識をつくり上げる必要があります。またもう一つの大きなカルマのパターンとして、何か一つ言われるとそれで全部が落ち込んでしまう、一つ言われたことが大きな問題としてとらえられてしまい、全否定してしまう、こうやって一つのネガティブなことに強く反応しすぎるところがあります。これも必要以上に自分の意識を下げる働きをしてしまうために、回復するのに時間がかかってしまう状況があります。単なる事実は事実としてとらえていき、必要以上に深刻にならないこと、必要以上に自分を責めないこと、この意識が必要とされます。これらのパターンを解消していくためにも自分自身は本来もっと良い心の持ち主であること、ただ表現がうまくない、単に表現がヘタなだけであり、心そのものは本当は良い人間であること、そのために表現の仕方、話し方、心の表現の仕方を学んでいき、表現の仕方で改善できること、それを自分なりに取り組んで努力し改善するようにしていってください。
Cさん、あなたの他の星々でのカルマのエネルギとして、この地球において最初にやってきた時に強く反応した一つのパターンがあります。星々によってまったく違う人生を歩んできたために、この地球においてもまったく違う人生を体験し、その度ごとに自分自身がやっていけるかどうかという恐怖が襲ってくる、このパターンが出来上がってしまい、新しい環境、新しい場所や新しい人、そういった時に強く反応するというパターンがあります。新しい場所や新しい人、新しい仕事、新しいことに挑戦する時に強く反応してしまう、これが一つのパターンがあり、自分自身の余計な不安や心配がかなり強力に働いてしまいます。また、次のパターンとして人間とのやりとりの中でついムキになってしまう、いろんな話の進み方や論理の展開によってだんだん熱くなってくると何とかして自分の言うことを説得しようとしたり、何とか相手よりも正しいということを表現しようとして、強くなってしまう、熱くなってしまう、こういう傾向があります。なるべく会話において感情を出さずに、事実を事実としてただ表現する、あるいは常に相手の心を思いやった優しい扱い方や、相手を思いやる意識、こういったことが要求されていきます。自分自身の心の深いところで寂しさが常に存在しているために、何か自分が否定されたりすると、この寂しさがおかしな形で現れていき、自分は強くなろうとして相手に強さを見せようとする、自分の本当の強さを表現しようとして荒々しくなってしまう、これは本来は自分自身の寂しさや心の弱さから現象化されております。この部分を浄化し解消するためには、素直な自分に戻り、素直な自分をただ表現する、これができないことや弱いこと、分からないことであったとしても、素直にそのまま表現する、あえてそれを強く表現したり、上からの表現の仕方をするのではなく、優しく優しく素直にそのまま表現する、この表現の仕方を学んでいき、常にいろんな人と対等な関係で接することができるようにしてみてください。
Cさん、あなたがこの地球に来た経緯において、多くの喜びを感じております。さまざまな星で戦士として活動したあなたの魂の歴史の中で、特にその星をアセンションにおいて勝利に導いた側の体験を多く身につけております。そのために暗黙のうちに勝つ、勝利する、自分が正しい流れに入って必ず勝利するという意識が無意識の中でつくられております。この戦って勝利するという無意識のエネルギは、今においても常に自分が正しい、自分の直感、自分の感じたことは正しいという風に現象化されていきます。確かにそういう側面もあるかもしれませんがあなたがこの地球に来て今学んでいるのは、今までの自分のやったことはすべて正しかった、すべてうまくいったという意識をある意味では修正するためにこの地球の学びがつくられていきました。必ずしも自分の思いのすべてが正しくはないこと、自分の感じたことや直感がすべて正しいわけではないこと、今それを学んでいる最中になります。これまでの星々ではそれですべてうまくいきましたが、地球はそういう状況ではなく、本当にどちらか分からない、正しいのか正しくないのか、正しさの裏に含まれている間違い、間違いの裏に含まれている正しさ、いろいろなものが巧妙に巧妙に入り込んでおります。気がついたら自分の心がだめになっていたり、逆に周りがうまくいかなかったりする現象が起こされていきます。この非常に難しい多様化する価値観を学んでいき、どの方向が本当に正しいのか、何をするのが本当に正しいのか、それを学んでいるのが地球での状態になります。カルマという観点から見た時、常に自分は正しい、いつも正しい結果を生む、この意識構造そのものをもっと柔軟にもっていき、正しいか正しくないかはその時その時に判断する、すべてを正しいと思うのではなく、場合によっては間違っているかもしれない、この謙虚さを身につけ常に天の観点から見た時、本当はどうなのかと自分自身を客観的に見ることができる姿勢、これを身につけるのがこのカルマを浄化する方法になります。自分を客観的に見ながら現実を客観的にすべてを公平のレベルで見ていき、本当に自分の進む道はどこに向かっているのか、それをそのまま単純に客観的に感じていく、こうやって自分の中の常に正しいという意識に捉われないようにして判断していく、この心を身につけて自分自身の勝者の浄化を行なうようにしていってください。
Dさん、あなたの地球に来るまでの星々での体験において、複数の混乱した人生のエネルギパターンがあります。特に大きなパターンとして、自分の能力の至らなさや能力の低さを常に大きく感じとりながら、そこを何とかして強くなろうとして強引なことをしながら結局うまくいかなくなってしまう、こういったことがこれまでの人生で大きく現れております。自分の能力がうまく発揮できない、他のものに対して低い、こういう意識があり、それを何とかして克服しようとして無謀なことをする、場合によってはマジック的なことをする、すぐに効果ができるものを行なおうとする、これがすべて逆効果になってしまい、本当の力にはならず見せかけの強さだけを得たような感覚になり、結局はそれがうまくいかずに自分自身をさらに落としてしまう、こういった人生を何度か体験しております。このエネルギパターンが心に染み付いているために、何か自分が弱さや欠点があると瞬時にして回復する、瞬時にして強くなる、あっという間に良い人間になる、そういった意識構造を身につけるように動いていきます。しかしこれはあくまでも見せかけのごまかしであり、本当の自分の力にはなりません。自分が本当に強くなる、本当に力を身につけるのは一つひとつの積み重ね、時間をかけ、地道な作業を何度も何度も繰り返して心の深いレベルで身につけていく、こういう辛抱強さや努力、忍耐、こういったものこそが本当の力になってきます。この本当の強さを身につけることなしにすぐに強い力を手にする、あっという間に強くなろうとする、それによる失敗が何度も行なわれております。このパターンを浄化するためにも一つひとつのことを根気強く時間をかけ、ゆっくりゆっくりと自分のものにしていく、この作業を忘れずに行なう必要があります。また別のエネルギパターンとして、人とのかかわりにおいてどこかで自分もできる、自分の方が上である、本当は自分が分かっているという根拠のない自信が自分の中にあります。ただ単純にそう思っているだけであり、その根拠はどこにもありません。にも関わらず自分の方が上である、自分の方が分かっている、自分の方がしっかりしている、こういう意識が身についており、いつの間にか他の人を下に見ていたり、自分の方が上である評価を身につけております。この部分の浄化を行なうために、まず謙虚さを身につける必要があり、他の人の素晴らしいこと、他の人の良いことを素直に認めていく、素直に褒めていく、素直にその力を受け入れ尊重し、自分もその力を何らかの形で努力して身につけようとしたり、相手から教えてもらおうとする、こういう謙虚さや素直さが要求されていきます。こういったことを日常の中でトレーニングしながらこの部分のエネルギの浄化を行なうようにしていってください。
Eさん、あなたのこれまでの星の流れにおいて、共通しているパターンがいくつかあります。まず大きなパターンとして人間とのかかわりにおいて常に最後は一人ぼっちになってしまう、いろんな人とのかかわりや協力関係、グループや団体の関係があったとしても、最後は一人ぼっちになってしまう、このパターンが身についております。この一人ぼっちになってしまうというパターンをグループの中にあってもどこかで自分の方が本当はよく分かっている、もっとこうすればうまくいくのにどうして皆はしないのだろう、なんで皆はそういう間違ったことを支持するのだろう、こういう意識によって常に自分が他の人と分離するエネルギをつくり出してしまいます。他のメンバーを否定したり非難するということは、逆に自分が孤立するエネルギをつくり出していきます。そのために自分が一人のエネルギパターンを身につけて一人の状態をつくり出していきます。グループの中によって他の人々を批判するということは結果的に自分が一人になる、このエネルギをつくっているのと同じ状況になるのです。したがってこのカルマを解消するためには他の人を認めること、グループの中における一人ひとりを尊重し認めていく、同じ心の持ち主同じメンバーとして受け入れていく、そうすればグループの同じメンバーとして認めてもらうことができます。しかし他のメンバーを否定すると結果的に自分が一人の流れの中に入っていきます。また他のカルマのパターンとして、一通りの流れがありうまくいっているように見えても最後に失敗するというパターンがあります。流れがあり準備立てて同じようにやっていても、最後の段階で間違ってしまう、最後の段階で失敗してしまう、肝心なところでうまくいかないというパターンがあります。これはいろんな人々に対して批判したりネガティブに思ったり、あるいは人の成長を阻害するようなことをしていた時に、それが最後の段階で全部自分に戻ってくるパターンがつくられているからです。他の人に対して否定的に思ったこと、ネガティブに思ったことは最後にすべて戻ってくるようにあなた自身が設定しているために、一番最後の時にすべて戻ってきて逆に自分がうまくいかなくなる、こういう現象がつくられているのです。したがってこれを解消するためには決して他の人を否定的に思わない、他の人を判断したり否定せずに、他の人の言動をすべて認め許していく、そうすることによって自分のパターンを解消することもできるでしょう。ただ今現在もっているエネルギもすでにあるために、自分の今のサイクルの終わりの時にそれがすべて戻ってきて、うまくいかなくなるという現象が訪れてきます。これをうまくもっていかせるためには、何かやっていることや、あるいはこれから何か始めることを想定していき、実際に行動し、そしてそれを短期間で終わらせるようなサイクルをつくっていく、その短期間のサイクルの一番最後にうまくいかないというエネルギがすべて戻ってきてうまくいかなくなる、始めからそのサイクルをつくりうまくいかなくなるというエネルギをすべて現象化させてしまい、それ以降二度と人のことに関して判断、非難しないようにする、そうすればこのエネルギパターンはそれで解消されることになるでしょう。自分でわざとサイクルをつくってわざと失敗するようにつくり上げ、それを最後にする、こうやって新しい流れをつくり出して進めるようにしてみてください。
Fさんの他の星々からのカルマにおいて、自分の才能に自分で素直に評価できず、認めることができず、つい間違った見方をしてしまうというパターンがあります。元々これまでの星の流れにおいて、いろんな地位や役職についていても、その地位を正しく使ったり、役職で正しい活動をするということが常に難しい状態により、その地位を否定してしまったり、逃げ出してしまったり、途中で諦めてしまったりした言動がありました。自分自身はその地位でしっかりとやり遂げる、その地位を完成させるという意識をもっていても、何らかの失敗やうまくいかない時、作戦がうまくいかない時、結果がうまくいかない時に必要以上に自分の才能を否定してしまい、本当は自分はこの地位に合わなかったんだ、自分はこの仕事には適してなかったんだ、こういう意識がつくられてしまい、自分で自分のおかれた立場を否定してしまう意識がつくられていきました。それによっていろんな仕事や地位ややるべきこと、そういったところに入っても何らかのうまくいかないことや失敗したこと、間違いによって自分の能力を否定してしまい、本当はこれは自分ではない、自分の能力ではないと思ってしまう意識が染み付いております。この部分を解消するためには、あくまでも自分の能力は努力によっていくらでも成長し、努力によって高まっていくこと、地位や一つの名前は単なる固有の名前だけであり、自分自身がそれに合うかどうかは自分が学び進化成長し、自分でその地位を獲得していく、つくり上げていく、単純にそう考えていき、劣っているとか向いていないという意味ではないこと、自分が不適格であるかのような意識を持ったとしても、それをさらに学び、成長し、能力を高めていく、常にこういう前向きな意識をもっていればこのパターンはなくなっていきます。しかしできないという意識が強すぎると努力する意識も弱くなってしまい、いつの間にか地位や名前に負けてしまうカルマが襲ってきます。したがってそういったものに負けずに自分がさらなる努力をし、能力を高めていく、こうやってこのカルマのパターンから抜け出すことが必要になります。また別のパターンとして、人間関係においてどうしても安易な道、楽な道を常に選ぼうとする傾向があります。危険を犯すことよりも安全な道、いわゆる安全人間関係、楽な人間関係、そういったものを求める傾向があるために、どうしても人間関係の幅が狭い人間関係になってしまいます。あまり危険を犯さずに安全な人間関係を選ぼうとするために、ごく普通の良い友達ばかりを相手にしてしまい、ちょっと自分と違うタイプや異なるタイプにはなかなか馴染めないという意識があります。この狭い人間関係がまた一つのパターンになっているために、これを自分の力で解消していく必要があります。一見やりづらいような人であったとしても、話をしてみたり、自分から取り組んでみたり、自分から新しい意識の流れの中に入っていく、そういう挑戦的な意識をもって人間関係をつくり上げていく、こうやってこのパターンを抜け出し新しい人間関係をつくり上げるようにしてみてください。
Gさん、あなたのこれまでの星々でのカルマのエネルギにおいて、強さと弱さ、強力なものと弱いもの、この間におけるエネルギに一つのパターンがあります。自分自身が強さを発揮できる時はとても強く力を発揮し、弱いものに対しても強さをアピールする、しかし自分が弱い立場にある時には謙虚に小さくなってしまい、強さのあるものに対して従順になる、この強さと弱さの一つのパターンがあります。強い時には弱いものに対し強く接する、弱い場においては自分が弱さを発揮して強さに負けていく、これが星々でのパターンとしてつくられてしまい、その時その時の状況によって強くなったり弱くなったりを繰り返していきます。この意識構造を浄化するためには、強さや弱さはあくまでもその時々の一つの現象に過ぎず、一つのただの位置関係やただの仕事の関係、ただの人間関係、そういったところで行なわれているただの関係に過ぎず、そこを強い弱いというエネルギで動く必要はありません。しかしどうしても何か強い弱いという意識が動いてしまい、それによってどちらかを選んでしまう状態がつくられていきます。なるべく強い弱いという意識ではなく、どちらでもない中間的な意識で対等に接する、単なる役職や仕事の関係の場合は、その関係だけを理解しながら対等に接する、こうやってこのエネルギを構図を修正していく必要があります。また別のカルマのパターン、人の悲しさや辛さ、人の弱いところに意識を向ける傾向があります。本当に弱い人の心が分かる、辛い人の心が分かる、悩んでいる人の心が分かる、これも一つのカルマのパターンとして心がつくられております。辛い人、悲しんでいる人、苦しんでいる人が分かってくる、何で苦しんでいるのか、何に迷っているのか、それが本能的に分かる、これもある意味ではカルマのパターンであり、そこに反応する、そこに反応した後自分はどう行動をとるか、相手のために何かしてあげるのか、同情してあげるのか、ただ見ているのか、いろんな行動パターンが選ばれていきます。そこの行動のパターンの時にいろんな意識が動いてしまい、この人には何もしない方が良い、この人は親身になって相談してあげた方が良い、いろんな心が動いていきます。もちろんこれは悪いわけではありませんがいろいろ感情が動いてしまうと自分もそのエネルギに巻き込まれてしまい、いつの間にか自分自身の心が不安定になってしまったり、自分の心を維持することが困難になったりする状態があります。つまり必要以上に感情に入り込まないこと、必要以上にネガティブなエネルギに入っていかないこと、必要以上にネガティブな世界に興味をもって入り込みそこから抜け出せなくなってしまう状態があります。そういったところに十分に気をつけ、単純にその人のために良い行動をとるのができれば構いませんが、気がついたら相手のエネルギに負けてしまい、自分の心がコントロールできなくなってしまい、自分の心が不安定になってしまう、こういう風になって後で自分を責めたり後悔してしまうことがあります。したがって低いエネルギ、弱いエネルギに意識を向ける時、必要以上にその中に入りこまず、常に客観的に冷静に対応し、自分自身の心をおかしなエネルギに負けないようにする、この心も続けることによってこのカルマを解消することができます。またもう一つのカルマのパターンに、上下関係や親子関係、何らかの関係において自分の理想としている関係と現実がうまく合っていない時に、どうしても矛盾を感ずると、それを自分自身が問題として提起して、それによって問題が複雑化し余計に混乱してしまうという状態が現れております。本来のあるべき上下関係、本来のあるべき親子関係や本来の上下関係をどう認識するか、それと自分の考えから来る正しい関係は何なのか、これを解決しようとして余計に問題を複雑化させてしまい、解決できなくなってしまう、このカルマのパターンもつくられております。これも実際には自分の信念、心から来るものが必ずしも正しいとは限らず、もっと柔軟な考えで本当に良いものを皆と一緒につくり上げていく、こういう大きな観点で取り組み、全体的に見て良い方向を自分で現実化できるようにしてみてください。
Hさん、あなたのこれまでの星々でのカルマにおいて、常に戦いながらも戦いに疑問を持ち、戦いから抜け出して戦いを避けてしまう、このエネルギパターンがあります。いろんな星々において戦う、争う、論争する、そういった状況がある時にそこから逃げ出してしまう、勝ち負けとかそういう意識をもそもそもそういう場そのものが嫌になってしまい逃げ出してしまう、このエネルギパターンがあります。戦いそのものもそうですが、話し合う、お互いに理解し合おうとする、そういう必要な努力する~話し合いであったとしても、もうそこから逃げ出そうとする、面倒臭くなる、継続する意識がなくなってしまう、こうやってそこから去ってしまうエネルギが身についております。いろんなところにおいて最後まで納得するまで話し合うとか、決着をつける、完成させるということが何か自分にとって抵抗があり、途中で止めてしまうという感覚が身についております。この途中で止めてしまう方がある意味では楽かもしれませんが、基本的に人間が身につけるべきエネルギはサイクルを完了させる、最後までやっていく、何かを成し遂げる、この完成させるという力が必要であり、途中で投げ出したり途中で止めると、止めるというエネルギばかりが膨らんでしまい、最後まで完結させることがとても難しくなってしまいます。したがってこのエネルギパターンを解消するためには、何かを始めたら最後まで完了させる、何かを話し合い始めたら話し合いがお互い納得するまでとことん話していく、何かをお互いで協力してやり始めたら完成するまでお互いで協力して続けていく、こうやって最後まで完了させる、成し遂げるという力を身につけていく必要があります。またもう一つのパターンとして、人間関係の流れにおいて相手の気持ちを育もうとする、理解しようとする意識がなかなか身につかないというパターンがあります。これはカルマのパターンというよりも何かの制限によって身についてしまったエネルギですが、元々これまでの星々の流れにおいて、何かを一人で行なうこと、自分のペースでやること、独自でやることに慣れていたために、相手の心を理解して協力するとか、相手の身になって考えて相手に合わせるというのが難しいエネルギになっております。しかし地球においてはこれが今要求されているために、自分のやり方を追求するというのは、今のこの地球においては難しい状態になっていきます。したがって今この地球でなすべきことは相手のペースを理解し、相手に合わせてみる、相手と話し合って相手との間でもっと良いものをつくり上げていく、相手の心を理解し相手と共に新しいものをつくり上げる、こういったことを率先して行なう意識をつくる必要があります。それを行なうためにも今までの自分の意識を変えていき、自分から人間の心の中に入っていく、そういう意識でカルマのパターンを抜け出すようにしていってください。
Iさん、あなたのこれまでの星におけるカルマのパターンに、人とのかかわりの中で正しさ、どちらが正しいのか、どちらが上なのか、こういう正しさの根拠を常に考えながらも、結局は分からないまま進んでいき曖昧にしてしまう、あやふやにしてしまう、結論を出さないままにしてしまう、こういう状態が続いておりました。本当は何が正しいのかを見極めたり、どちらが正しいのかを見極めたり、方向性を正しく知ることが目的であったとし~、いつの間にかそこを曖昧にしたままでどうでも良くなったり、あるいは決着をつけなかったり、正しさが分からなくてもそのまま止めてしまう、終えてしまうという状態が続いておりました。正しいものを見極めようとする、そういう場にあった時に本当に何が正しいのか、何が間違っているのか、どれが良いのか、それを明確に理解する意識を身につける必要があります。ただその場だけを楽しむ、その場が面白ければ良い、その場が良ければ良いという意識ではなく、始めにつくった問題意識をそれを完了させる、問題の解決をしていく、これが重要になります。問題としてつくられてしまったエネルギは問題が解決するまでそこに残っていきます。したがって解決しないままただ自分は面白かった、楽しかったで終わったとしても、そのエネルギは完了することなく残り続けることになります。このエネルギはまた何が正しいのかという新しい場をつくり上げ、正しさを認識するまでエネルギが動いていきます。したがってまたそこで正しさを認識しないまま、ただ終えてしまうとまたエネルギが残ってしまい、また次の問題をつくり出していきます。ただその場が楽しければ良い、面白ければ良いという意識ではなく、問題としてスタートしたものはその問題を解決する、問題を終了させる、こういう意識をもってそのエネルギを終了させるようにしてください。また別のパターンに、自分が何かに取り組み努力し成し遂げようとしていても、すぐに諦めてしまう、何かやろうとして取り組んで止めてしまう、この継続力や持続力、ここに一つのパターンがあります。自分が計画的に何かを始めようとしても途中で止めてしまう、これはパターンとしてつくられているために、同じような現象が何度も起こるように仕組まれていきます。これを解決するためには小さなことでも構いませんが、小さなことを始めて完了させる、始めからできることを行ないそれを行動に移して完了させる、こうやって何かを始めたら完了させるというところまで進めていき、小さなことでも完了させるというエネルギをたくさんつくることによって大きなことを完成するというエネルギに発展させることができます。したがって始めから欲張らずに小さなことでできることをつくり上げていき、それを完了させ、完了させたというエネルギをどんどん増やしていく、こうやってこのエネルギパターンを解消するようにしていってください。
Jさん、あなたの他の星々でのエネルギとして、自分の信念で行なったことがうまくいかなかった、自分の正しさを信じて行なってもうまくいかなかった、このエネルギパターンがあります。特に前の星において大きな命を預かり、大きな命のために信念をもって正しいことを行なったことが結果的にすべて間違っていて、多くの命を失うことになる、この時の自分に対する自分を責める心、罪悪感、こういったものがかなり強く心に染み付いております。そのために何か自分の信念にそって正しいことをする時に、本当にそれで良いのかどうか迷うことがかなり強く行なうようになってきました。自分の信念に従って正しいことを行なう、その時に襲ってくるさまざまな不安や恐れ、あるいは間違ったらどうしよう、できなかったらどうしようという思い、こういったものがすべてパターンとして繰り返されてきます。これを解消するためにはそもそも正しさとは何のか、この宇宙の仕組みはとても複雑であり、正しいことを実現して命を落とすということが普通に何度も行なわれております。正しいことをするということと命を救うということが宇宙では一つではないこと、まずこれを理解する必要があるでしょう。人間はどういう状況であっても死ぬべき時に死ぬように設定されております。どのような状況であろうとも命がなくなる時はその時であり、それがその人の寿命になります。したがってそれは自分のせいではなく、罪悪感をもつ必要はなく、それそのものがその人の人生であること、それを受け入れる必要があります。そういう見方をすればその人が死ぬべき時に死ぬようにもっていったことは、ある意味では正しい行動にもなるのです。正しいということをどう理解し、どのようにその人の人生に貢献するか、とても難しいテーマですが、最終的には正しいことを行なうということ、正しいことを行なった時には罪悪感を持たないこと、正しいことを通す強い信念を持ち続けること、まずこれを身につけ罪悪感やさまざまな意識から解き放つようにしておいてください。また別のカルマのパターンに、自分の人生と他人の人生のかかわりにおいて、自分が他の人の人生にどうかかわり合っていくのか、他の人のために自分が行なった人生で自分にとって良くない時に、それは良い人生なのか、自分が他の人の人生のために良いことをしても、自分が良くない人生になった時に宇宙はそれを良いとするのか、悪いとするのか、こういったことで悩んでしまうことが何度かあります。自分の人生を優先するのか、他人の人生を優先するのか、これもとても大きな問題となって宇宙があなたに問いかけていきます。どの命も大切ですが宇宙から見れば他人の命のために自分の命を捧げることは尊いことであり、それはネガティブな意識ではなく、犠牲でもなく貢献しているという意識になります。ただ問題なのは自分よりも価値のある命、そういったものがあるのかどうか、自分よりも価値のある命に命を捧げる場合は良いですが、自分よりもある意味では価値のない命、それに捧げることはどうなのか、命に価値のあるなしがあるのか、いろんなことを考えていった時、実際には魂レベルで考えないと分からない状況が出てきます。魂レベルで見た時に最終的にその人の寿命がそこまでであればそれはそういう人生であり、自分の命がそこまでであればそれは自分の人生になります。魂のレベルから見てその人の命、その人の寿命やその人の人生、それを読み解くことができるようになっていくと、自分が捧げるべき価値があるのかどうか、そういったことも自然に分かるようになっていきます。すべてを魂の観点で大きな観点で見ていく、そうすれば心の迷いから戻れることができます。これまでのさまざまな星々でつくられてきたカルマを一人の命、一人の人生、そういう狭い見方での命からさまざまな問題を抱えてきました。この個別の命で見るのではなく、魂という大きな観点で見た時、これらの心の迷いが解消されカルマ的なエネルギもかなり減ることになるでしょう。
Kさん、あなたのこれまでの星々におけるカルマのパターンに、言って良いことと言って良くないこと、言わなければならないこと、言う必要がないこと、この言葉の扱い方についてのいろんなカルマのパターンがあります。言うべき時に言えなかったり余計なことを言ってしまったりする、あるいは一つの言葉で傷つけることがあれば、一つの言葉で相手を癒すこともできる、さまざまな経験をしながらさまざまな言葉のパターンをつくり上げてきました。あなたの場合は言葉に意外と強い力を秘めており、言葉一つで人を勇気づけることがあれば、言葉一つで相手を傷つけることもあります。それだけ言葉に強い力をつくり上げており、その言葉の威力によっていろんな人の人生の流れに介入したことがあります。このパターンが今回の人生にも入っているために、言葉の中の優しさ、厳しさ、いろんなことが人間関係の中で現象化され、現れ繰り返されてきます。このエネルギパターンを解消するためには、もちろん良いパターンをたくさんつくり上げていく、相手を勇気づける、相手をネガティブな状態からポジティブな状態へと変えていく、相手が落ち込んでいる時に良いエネルギ状態をつくり上げていく、常にこういうよい言動だけを意識していき、そこだけに集中できるようにする、これが一つの方法になります。しかしどうしても何か言わずにいられなくなる、言っておきたいことが出てくる、言う必要があると感ずる、そういった時には表現の仕方を変えたり、相手を重んずる心をもって優しく接したりする、いろんな言葉使いが重要になってきます。言葉使いを工夫しながら常に相手に対して良い反応ができるようにしていく、こうやってこの言葉のパターンを解消するようにしてください。また別のパターンとしていろんな人々の地域の流れにおいて、地域ごとに違うエネルギのパターンがあなたにさまざまな影響を与えていきます。その人々がもっている地域のエネルギやグループ、一つの集まり、群れ、いろんなもののエネルギがあなたに影響していき、それが自分にとって不快感を感じたり、良い感覚を与えたり、さまざまな感覚を与えていきます。自分としてはそこまで意識が及んでいないかもしれませんが、一人の人間に対して何らかの価値観を感ずる時、実際にはその人のもっている地域や家族やグループや団体や集まり、何らかの大きなエネルギがその人のエネルギをつくり上げており、それに反応するあなたの意識があるのです。そういうグループや集まりのエネルギに反応する、これがあなたの特徴であり、そのグループや集まりに反応した時に自分はどういう意識をもってどう反応するか、そこでカルマが動いていきます。そういう似たような人すべてを何か嫌になってしまったり、同じような系統の人々が好きになったり、そういうグループとしてのエネルギに興味を持ったり違和感を感じたりする、これが一つのパターンとしてつくられているのです。したがってそういう根拠のない一人ひとりに対する何らかの感覚や思い、好き嫌いやそういった状況を感じられた時に、その人そのものではなくグループや集まりや団体、家族、そういったもののエネルギをあなたが感じていること、その人の固有の問題ではなく大きなグループでのエネルギの状況としてただ把握しておく、そうやってその人個人に意識を向けずに大きなエネルギを感じ、あまりそこに価値観を入れたり惑わされたりしないようにしながら、自分を保持しエネルギに負けずに自分をしっかりとその場で保持しておく、自分の世界を自分の力で保持し、エネルギに負けないようにする、こうやって自分が自分をうまくコントロールできるようになれば、それらのエネルギパターンに負けない一つのエネルギ場がつくられていきます。こうやってこのパターンからうまく抜け出るように練習をしてみてください。
Lさん、あなたのこれまでの星々でのカルマのパターンに、自分は何らかの努力や才能を使ってうまくいきながらも、ある程度うまくいってからそこで大きな失敗をする、ある程度成長し順調にいきながら最後で失敗してうまくいかなくなってしまう、こういう経験を何度か繰り返したことがあります。この最後で失敗するという一つのエネルギは、いわゆる調子に乗ってしまう、このままで良いと思ってしまう、途中で努力を怠ってしまう、こういう意識によってうまくいっている時に本来はもっと学び、もっと努力し、さらに注意をする必要があった時に、うまくいっている時にもうそこで学びを止めてしまったり、そこで意識が散漫になってしまったり、あるいは現状維持で良いと思ってしまう、それによって落ちてしまうという状態がつくられていきました。したがってこのパターンを解消するためには、うまくいっている時や成長している時、流れに入っている時は、その学びのペースや努力をさらに継続させる、さらにもっともっと良くなるように努力していく、こういう意識が必要となります。うまくいったから良いと思って手を抜くと、そこで落ちてしまうというパターンがつくられてしまうために、油断するとあっという間に下がってしまうのです。怠りなく努力をし続けていく、さらなる研究や学びを続けていく、そうやって油断しないように心がけをしてみてください。さらにまた別のパターンとして他の人を見ていて他の人が何かうまくいかない時に、何かしてあげたいという気持ちが沸いてきて何かしよう、しようと思いながらも、結局どうして良いか分からずそのままにしてしまう、困っている人や悩んでいる人、いろんな人がいた時に何とかしてあげたいという心が強く反応しながらも結局動けないである、これはこれまでの星々でつくられたパターンとして心に残っております。もちろん今はそれを何とか行動に移そうとして努力し、何らかのできることを行なう状態が少しずつ動いております。しかしまだ完全にこのパターンが消えているわけではないために、この現象はこれからも何度か訪れてくるでしょう。目の前で困っている人、悩んでいる人、苦しんでいる人がいる、どうして良いか分からない、その時にまず何で困っているのか、どうしてほしいのかを何気なく聞いてみる、厚かましく聞くのではなく相手の身になって優しくやんわりと聞いていき、少しずつ少しずつ相手の心の中に入っていく、こうやって相手の心をなぐさめたり、うまくもっていくような方法を身につけていく、これが今学んでいる最中になります。あなたの場合は少し良いと思うとどんどん入っていってしまい、逆に相手を傷つけてしまう傾向があります。そこを自分で注意し一気に入らないようにする、少しずつ相手に身になって相手の心に応じてゆっくりゆっくり相手の世界の中に入っていく、こうやって相手のためになることを行動に移していく、これを身につけていきこのパターンを解消できるようにしていってください。
Mさん、あなたのこれまでの星々での体験において、強さと弱さ、勝者と敗者、このエネルギが体の中にあります。いろんな面における戦、戦いを経験しており、それぞれ勝者としての立場、敗者としての立場を何度も体験してきました。勝者としての喜び、敗者として悔しさ、両方体験しております。しかし今はこの勝者、敗者の意識から卒業していき、そもそも争いそのものをうまくもっていくためにはどうするのか、争わずに平和的に過ごすためにはどうしたら良いのか、今はそこにテーマが向かっております。そこに意識は向いていてもやはり心のレベルで勝者と敗者、このエネルギのパターンは時々現れてきて、つい勝者側に意識を向けてしまったり、あるいは敗者側に意識を向けてしまう傾向があります。このエネルギパターンを卒業させるためには、勝者側の立場になりながら勝ってもおごらず、勝ってもうぬぼれたりせずにそのまま冷静にしておく、敗者になったとしてもそこで悔しさやむなしさを感ずるのではなく、そのままのただの敗者としての認識だけにしておく、こうやって勝者になっても敗者になっても感情が動かず、それ以上の余計な心が動いていかない、これが完全にできるようになればこのエネルギパターンを卒業することができるでしょう。また自分の志の流れにおいて、自分がつくり上げた志をどこまで高め、どこまで維持できるのか、これに対してのカルマのパターンがあります。これまでの星々において志を掲げ、そこを高めている時に邪魔が入るとムキになって戦ったり、どうしても自分の志を高める方向に意識を向け、そこだけにやっきになってしまう、それに妨害するものに対して強くあたってしまう、こういったことがありました。今も同じような意識をもつ時がありますが、自分の志を掲げ高めようとしている時に邪魔が入ったり妨害があったとしても、それを許す、そこを必死になって戦ったりするのではなく、単純に一つの現象としてとらえ相手を許し、うまくもっていきながらも志のレベルをさらに継続させ高めていく、こうやって自分の志を高める流れにおいて、妨害があったり邪魔があったりしたとしても惑わされず、そこに意識を向けることなく、順調に志を高めていける、こういった心を身につけることによってこれらのパターンを解消することができるでしょう。
Nさんのこれまでの星々のカルマとして、戦った時の優越感と負けた時の悔しさ、このエネルギが強く入っております。戦いだけではなくいろんな状況における感覚もそうであり、上に行ったときの喜びや優越感と下にいった時の悔しさ、そういったものがいろんな局面に現れてきます。その意味においてどういう状況においても、上か下か、強いか弱いのか、この価値観が動いていき常に勝者側にいこうとする、上にいこうとする、この意識が動いていきます。このカルマを解消するためには本来ただの現実としてそういう役割が演じられているわけではなく、単にそういう状況だけであること、価値もわけなくただの現実であること、それを受け入れていきあまり負けたとか勝ったとか強いとか弱いとか、知っている、知らない、そういった価値観を持たないこと、ただの現実として理解していく、こういう意識をもつことによってこのパターンから抜け出してください。また別のパターンとして、人間関係の中でやはり自分に対して良い思いをもっている人や自分に対しての心が本当に打ち解ける仲間、理解し合える人、そういう人だけを良い人間として判断し、それ以外をあまり興味を持たない、それ以外の人には関心を向けないという意識があります。本当に分かり合える人たちだけを相手にして、そうでない人ははじめから相手にしない、この意識が染み付いているために自分に対して好意的な人には良く接することができますが、自分に対してネガティブなイメージを持った人や正しく接してこない人には徹底的に無視してしまう傾向があります。これも一つのパターンであり、本来はどんな人に対しても優しく普通に接していく、たとえ自分に対して否定的、反論的であったとしても普通に接する、こういったことを行なうことによってこのパターンから解消するようにしてください。またもう一つのパターンとして、組織や仕組み、大きな流れのサイクルがある時にどうしても自分の立場を理解し、自分の立場で自分の良い方向にもっていかせようとする、大きな流れであっても小さな流れでも自分のペースで流れをつくり上げようとする、こういう意識があります。これは必ずしも良い悪いというものではなく、ただのカルマのパターンですが、いわゆる自分のペースでうまくいかない時にものすごく嫌な気持ちが沸いてしまう、自分のペースが保たれない時に強い不快感を感じてしまう、これがパターンとして何度も現象化されていきます。自分のペースでうまくいかなくても、それはそういうサイクル、そういう流れであるために流れを尊重する、自分個人の感情ではなく流れを受け入れ流れに合わせていく、この感覚を身につけ、自分自身のうまくいかないカルマを解消するようにしていってください。