20150104 of Central Sun Ascension Report

/天の世界/天への扉が閉じようとしている/イニシエーションが大事/個としての自分に早く目覚めること/金の亡者たち/心の自由がない日本人/家族の意識の変化/

2015/1/4 公開チャネリング

このメッセージのいいねポイントは

金銭的執着をはずし心を自由にすること


①天国の扉が閉まりつつある

天の世界より、天の言葉を伝えにきました。天において大きな計画が進められており、この地球の人々がこの流れにどのように入っていくか、この地球の人々の意識がどこまで天の意識に近づいてくるか。今年はそれに向けてさらなる試練が訪れてくるでしょう。皆さんにとっての試練を人間の意識からすれば試練とは感ずることなく、ただに毎日の生活をただの仕事であり、ただの過程かもしれません。しかし魂の見方からすると毎日の一つひとつが試練であり、魂から表現されてくるテーマや課題、カルマ的なものや執着によって身につけてしまった克服すべきテーマを日常生活に表現させておき、それを一人ひとりの理性を使って対処し、理性を使って乗り切り、そして賢く生きることによって意識レベルが上がり、テーマを克服することができます。

しかし理性を使うことなく、ただ目先の欲に囚われ、ただ欲しいものをねだり、ただ自分をよく見せようとして嘘をつき、他人を惑わす生活を続けていくと、天の波動にはまったく近づくことなく、いずれは天への扉が閉じてしまい、天の中に入ることが困難になってしまいます。

今、皆さん方の地球においては2015年の1月という時間軸ですが、天の計画においてはこの時間はほとんど意味がありません。単に人間世界の時間軸を確認するためだけに使われており、天の計画はこの時間軸を使ってはおりません。天における時間軸ではまったく異なる時間軸が使われていて、人間的な表現を使っていくと、天の扉の閉まる5分前、あと5分で天の扉が閉まってしまうという時間になっております。

天の扉の5分というのが皆さん方の幻の世界でどれだけの期間になるのかは一人ひとり異なっており、皆さん方の時間軸で表現することはできません。天の時間軸の5分というのも、皆さん方がイニシエーションを受け次のイニシエーションの段階に入るまでの時間がおよそ1時間と思ってください。今、一番目のイニシエーションの者が2番目の段階に入るのに約1時間、2番目のものが3番目の段階に入るのに約1時間、おおまかにこういう時間軸でとらえると、あと 5分で天への扉が閉じてしまいます。

イニシエーション受けていない者はこの残り5分で大至急イニシエーションを受けた方が良いでしょう。もっともイニシエーションを受けるための資格が備わっているかどうか。十分に自分の人生を客観的にとらえることができるようになり、他人を自分として見ることができるようになり、自分が心からすべきことは奉仕すること。これらに目覚めてイニシエーションの資格が備わることになります。

今のこの地球においては、このイニシエーションの魂の数がまだ予定よりもかなり少なくなっているために、実際に天の世界でどのような修正や変更が行なわれるのか。あるいは少ない人数のままで次のサイクルへと入っていくのか。いろんな調整や準備が進められております。

皆さん方の物質的な世界においては、この残り5分で大幅な破壊が感じられてくるでしょう。新しい時間軸に入るために時間軸そのものが切り替わる必要があります。この時間軸の切り替えは皆さん方からすれば単に概念の崩壊、信念の崩壊としか表現できないでしょう。この概念や信念の崩壊というのは多くの人が集団という意識レベルで、共同や集合という意識レベルで自分自身を認識し、自分の進化を進めてきました。したがって多くの人にとっての時間は集団的なもの、集合的なものになっており、皆と同じ時間軸、皆と同じ時間という意識を前提にして自分の生き方や考え方が備わってきました。

これから皆さん方が入っていく新しいサイクルは、こういう集団や皆と一緒という時間軸ではなく、一人ひとりが自分の進化のための時間軸に入っていきます。それゆえほかの人とも時間軸が異なっていき、自分は自分の時間軸で人生を進め、ほかの人はほかの人の時間軸で進めていく。そのために自分に必要なものは自分の人生に必要な情報だけであり、自分の人生に必要がないもの、自分の人生に必要な環境が自分のために用意されていきます。皆と一緒に、すべて社会や皆と一緒という考え方は新しいサイクルには存在しておらず、むしろ新しい社会は人間一人ひとりの個別の時間軸をサポートするように働いていきます。

新しいサイクルにおける動物たちも、果物や野菜も、一人ひとりの異なる時間軸のために動き出し、一人ひとりのために異なる奉仕を行なっていきます。したがって皆が同じ流れで、皆が同じ価値観で一緒になって進化するという考えは新しいサイクルでは受け入れられず、そういう考えに染まっているものは新しいサイクルに入れなくなってしまいます。自分は自分の時間軸で自分の人生を生きる。ほかの人はほかの人の時間軸があり、ほかの人の人生を生きている。自分がこれから奉仕するのはほかの人一人ひとりの人生のために奉仕をすることになります。

これまでの皆さん方は同じ価値観で奉仕をしようとしてきました。自分にとって役に立ったから同じものをほかの人にも薦めてあげる。自分が喜びを感じたから同じ喜びをほかの人にも与えよう。こうやってこの数千年、皆さん方は概念をつくってきました。これからは自分の感じた喜びは自分だけのものであり、ほかの人がその喜びを感ずるかどうかはまったく分からない。ほかの人が喜びとして手に入れたものが自分の喜びになるのか、とれも分からない。そういう異なる価値観の中でお互いに奉仕えおする。それがこれからの奉仕になります。

皆で同じものを感じ、同じ喜びを得るという意識はもう古いものになり、むしろ進化を行なわせないようにさせてしまい、古いサイクルに取り残されてしまいます。たとえ家族であっても兄弟であっても、一人ひとりの時間軸が異なっていき、一人ひとり価値観が異なり、興味も異なり必要なものも異なり、奉仕できるものが異なってくるのです。これまで集団というところで安心していた日本人はとりわけこの意識を根本から変える必要があります。これまでは皆と同じ、皆と一緒という意識で自分を守ってきました。この皆と一緒という意識によって進化が遅れ、個性を潰され、本来の新しいサイクルの条件からかなり取り残されています。

日本人は早く個としての自分に目覚め、皆に合わせるのではなく自分だけの生き方、皆と一緒ではなく自分らしい生き方、この個性をもった自分に早く目覚めていく必要があります。日本人が目覚める個性は、現在の地球の個性とはかなり異なる個性を期待しております。今のこの地球上における個性は、個性を生かして儲ける、個性を生かして目立つ、個性を生かして皆から注目される、こういう個性に意識が集中しているために、まるで個性が金銭を得る1つの能力かのように認識されています。それは個性とは異なり、今の人間たちが勝手に作り上げたビジネスの要素といえるでしょう。

金銭になるものだけを個性として評価し、より美しくより優れており、より注目され、何とかして金銭に変えようとする。こういう個性は必要とされておりません。日本人がこれから目覚めさせる個性は、そういう個性ではなく、本当の天の心を表現してほしいのです。今、この地球においては天の世界が見えなくなっております。どこにいっても争いがある。どこへ行っても闘いがある。どこに行ってもエゴが目立ち、いかに自分が目立ち、儲けるか。いかに人の良いものを盗んできて自分のものにするか。そういう考えばかりがこの地球を広めております。それゆえ地球は汚れた世界になっており、天の光がほとんど感じられておりません。

日本の人々に行なっていただきたいのは、一人ひとりが天の心を表現することです。天の心を表現するといってもそれをビジネスに生かすとか、儲けるとか目立つという意味で個性を発揮するのではありません。そういう個性を言っているのではなく、一人ひとり天の心をもっており、一人ひとりがその天の心をそのまま素直に表現していくこと。自分のもっている天の心、それをただ表現することなのです。必ずしも金銭のことを考えるわけではなく、目立って注目されて人気者になるための能力でもなく、ただ天の心を表現してもらいたいのです。

ただ無邪気に、自由奔放に生きている人、親から見たらとても厄介な子供で、将来が不安になるでしょう。でもまさしく天の心を表現しているのです。言ってはいけないことを人前で何でもすぐに言ってしまう。恥ずかしい。なんという子供だろう。全然言うことを聞かない。親から見たらまるで躾ができていない、イヤな子供のようにみられるかもしれません。でも本当は天の心を十分に表現しているのです。

家庭を顧みず、ただ自分の好きなことに没頭し、金銭をいっぱい使って自分の世界で何かを一生懸命に行なっている。家族から見たらとんでもない役立たずで、まるで家庭を崩壊させるためにただ金銭を無駄遣いしている。そう思われるかもしれません。でも天の心をそのまま表現しているのです。いろんなところに遊びに行って、自然と話し、いろんな人々と話し、いろんな動物たちと友達になっている。人々から見たら人間嫌い、まったく人間に馴染みがない、使えない人。そう思うかもしれません。でも天の心を表現しているのです。

一人ひとりが自分の天の心をそのまま表現すると、本当にどれだけ素晴らしい社会に変わっていくか。多くの人がそれでは生きていけない、食べていけない、そういう考えをもつでしょう。まずそういう概念を崩壊させることが必要であり、ぜひ皆さん方にこの概念を崩壊させていただきたいのです。今のこの地球上の人間の中で、本当にお金のことを心配して生きている。お金がないとダメだと思って本当に困っている人。実はほんのわずかなのです。

いわゆる文明国のほとんどがそうですが、文明国の人間そのものがこの地球上においてはほんのわずかであり、ほとんどのこの地球上の人間は、毎日生きることが精一杯の暮らしを行なっております。金銭を蓄えて金銭の豊かさを手にしようと考えている人は、皆いわゆる先進国と呼ばれている人だけであり、それ以外の多くの人々は金銭を貯めて富を蓄えるという意識をもっておりません。今日生きるために、今日必要なものを手にする。そういう人がほとんどなのです。金銭がないとやっていけない、金銭が大事だ。これらは皆先進国の人間が身に付けた、とても強い金の亡者のエネルギーです。

そして先進国が地球を旅するとき、それほど発展していない国にいくときは、この金銭のエネルギーをあちこちにばらまいてきます。先進国の人々から金銭を手にした人は、金銭が大事だという洗脳を少しずつ受けていきます。本来は金銭がなくても生きられるように仕組まれております。しかし金銭がないと生きていけないという意識を身に付け、これを信念として過ごしていくと、本当に金銭がないと生きていけない人生に変わっていきます。金銭がないと生きていけないのは神のせいでもなく、天のせいでもなく、人間のつくり出した世界です。人間がつくり出した世界であるために、これを崩壊させるのは人間でしか行なえないのです。

神や天の力によって今の経済システムを変えてください。あるいは神や天の力によってこの貧しさを取り除いてください。こういうお祈りを何万回も何十万回も唱えても、何一つ神や天はできることがありません。人間がつくり出した貧しさであり、人間がつくり出した経済システムであるために、これを変えるのは人間だけなのです。まず自分たち自身から、せめて自分の人生は金銭を気にしなくても生きていける。必要な時に必要なものがやってきて、必要な人が手伝い、協力し合って生きることができる。これに戻る必要があります。

この金銭について皆さん方がもっている金銭の価値観を崩壊させるために、今年はいろんな現象が起こるでしょう。この金銭にまつわる現象が何度も襲ってきて、いかに金銭という悪魔に人間が支配されているか。本当の悪魔は一人ひとりの心の中にある金銭を追い求める心。これが本当の悪魔であり、皆さん方はこの金銭のために心が動かされ、人生が狂わされ、天から離れていっているのです。天が見えなくなってるのも心の中にあるに金銭の悪魔によって、天から離れているのです。心の中の金銭の悪魔を思い出し、完全につながりを断ち、金銭のエネルギーに惑わされない、十分に自分は生きていける。

金銭を否定する意味ではありません。必要な時に必要な金銭が入ってくる。儲けようとして入ってくるのではなく、必要なときに必要なものが入ってくる。この必要なものが入ってくる金銭がちゃんと与えられたもの、ちゃんと自然の仕組みから自分に入ってくるものが入ってきている。そう認識している人は金銭を正しく使うことができるでしょう。儲けようとして、ほかの人よりもたくさん儲けようとして仕組みをつくり、本当に儲かった儲かったと大喜びしている人、これは金銭の悪魔に心がのっとられているのです。

金銭そのものの問題ではなく、金銭をどのように思っているか。それによる違いであり、天の心をもって金銭を使っている人には何も問題はなく、金銭はむしろ人との間をうまく関係を取りもっていく良いツールになるでしょう。この金銭にまつわるいろんな考え方を今年1年でいかに修正できるか。金銭に囚われたり、金銭に騙されたりするのではなく、自分が金銭をコントロールしていく。金銭をためて、安心しようとするのではなく、必要な時に必要なものが入ってくる。常に自分には必要な時に必要なものが入ってくるために、人生には何一つ心配するものがない。こういう信念が本当にできたとき、自分の金銭は天の心とつながり、天に生かされ、天の思いのとおりに豊かさを感ずることができます。

心の自由という言葉も見えないテーマとして存在しております。日本の人々は一見自由に生きているように感じられており、毎日自由に好きなことをすることができる、そのように感じているでしょう。しかし天の世界から見たとき、日本人の心はとてもいびつになっており、何かに乗っ取られており、牛耳られており、個性さえも発揮できずに完全にいびつな状態になっているのです。自由な心はほとんど見ることができず、何かの制限の中で行なっていること、それを本人は自由と思っているのです。

本当の魂を自由に使っているわけではなく、心も自由に表現しているわけではなく、いろんなところで今はこれはしてはいけない、こういう時にこういうことを言うのは不謹慎だ、それは失礼だ、それはちょっと違うでしょう、あなたそれはおかしい。いろんなところで心を束縛する言葉が使われており、この見えない束縛によって日本人の人の心はとてもいびつになっているのです。まったく自由な心ができておらず、概念、思い込み、また社会の見えない制限の中でなんとか生きようとしているのです。これは自由な心の生き方ではなく、明らかに不自由な生き方となっています。

自由に表現できない、自由に発言できない、常に周りの人のことを考え、余計なことは言わないでおく、失礼なことを言わないでおく、こういう意識になっております。日本人の社会を変革させるために、この見えない制限、見えない束縛を少しずつ取り除く必要があります。今の新しい子供たちがこの役割を行なっていくでしょう。親から見れば常識がない、マナーがない、相手のことを考えていない、場を読んでいない、相手の心を察していない、いわゆる空気を読んでいない、失礼、こういう言葉が次々と若い子供たちに投げかけられていくでしょう。

しかし本当は子供の問題ではなく、親の問題であること。親が自分たちの制限を子供に押し付けようとしているのです。自分たちがこういう制限で生きてきた。だからあなた方もこういう制限をちゃんと守りなさい。こうやって自分たちの制限を無理矢理に押し付けようとしているのです。昔の日本の文化でつくられた制限には好ましくない制限もたくさんあります。

一見ほかの人のことを考えて、相手に失礼のないようにするという行為は、見方によっては美学であり、美しさがあり、とても良いものですが、本来そういう美学はほかの人から言われて身につけたり、あるいはルールとして身につけたするものではなく、自分から心で理解し、自分で行なうものが本当の美学になります。

誰かに教わるものではなく、無理矢理強制的に指示されるものでもなく、ルールとして決まっているのでもなく、ただ自分が感じてこの人にはこうしてあげた方がよい、この人の前ではこれは言わない方がよい、こういう時はこうした方が良い。これが一人ひとりの美学として自分が身につけていく。それがとても尊いものであり、教えられたり伝えられたり、強制されて身につけたものは必ず破壊が生じてきて、無理矢理身につけたものを破壊させる動きが行なわれていき、結局どこかで教わったものをすべて破壊させ、いっさい守らない、従わない、言うことを聞かないという行動に移されているのです。

したがって無理矢理強制的に礼儀を教えるのではなく、自分で考え自分で身につけるように導いていく。そもそもなぜ礼儀が必要なのか。その時に、失礼だからといって怒鳴り散らしたり、不愉快だからといって相手を責める、自分が恥をかいたからといって相手を責める、こういうやり方をすると、いくら相手がおとなしくなったとしても、実際にはそれは全部自分に戻ってきて、自分が表現できないという人生を歩むように仕組まれていきます。

自分が不快感を感じた、恥をかいた、そういう状況は不快感を感じたという自分に問題があり、恥をかいたという自分の意識に問題があるために、相手の問題ではないのです。恥をかかされたくないという心をもっているために、わざわざ恥をかかせるために子供が言葉を出しただけであり、言われたくないという心をもっているから子供がそれに反応し言われたくない心を見せようとして、何かを言葉として発していく。子供のせいで恥をかいた、子供のせいで惨めな思いをした、こういう現象は存在していないのです。

自分が少しでも良い心を見せようとしていたとき、素直な子供がそれに反応し、悪いところを見せる言動をとってしまった。すべて間違った考えをもってる人の問題であり、子供の問題ではないのです。では何もしないでそのまま子供の自由にしてあげれば良いのか。もちろんそれも異なっており、正しい生き方、正しい考え方を伝えていく必要があります。

まず物事の正しい考え方、それを親がしっかりと伝えていくのです。しかし日本人の教え方はある意味では非常に下手であり、正しく教えるということができなくなっています。いわゆる学校教育の弊害であり、知識として身につけたやり方しかしらないために、知識を伝えることを教えることと勘違いしているのです。正しい考え方は知識で伝えることはできません。自分が正しい考え方をすることにより、子供がその考え方を参考にしていく。子供を正しい考え方に導くためには自分が正しい考え方を身につける必要があるのです。

自分が正しい考え方を身につけていくと、子供もその考え方を真似るようになっていきます。しかし自分が正しい考え方をできずに、ただ怒鳴り、ただ知識だけを見せても子供の心に響くことはなく、結局は親と子の間で溝が広がるだけになっていきます。まず親が正しい考え方を身につけていく。これに取り組むようにしてみてください。


日本の人々が天の心を素直に表現し、正しい考えを身に付けていくだけで、かなりの変化が現れてくるでしょう。まず自分が天の心を表現し、正しい考えを身につけ、金銭にとらわれない生き方をしていくだけで、家庭は大きく変化していきます。少なくとも純粋な子供はその刺激を受け、より天の心を発揮できるようになっていくでしょう。大人の世界では金銭と同時にいわゆる見栄やプライド、いろんな余計なものが社会で動き回っており、恥をかかないようにする、おかしく思われないようにする、できるだけ良い家庭であるかのように見せようとする、いろんなことが行なわれていきます。

もちろんこういう考え方そのものが古いサイクルの考えであり、これからの新しいサイクルではまったく通用しません。新しい世界に入っていくためには、まず一人ひとりの時間軸が異なっていき、家庭というルールから離れていき、一人ひとりが個別の人生を進めていきます。しかしだからといってただ1人生きるわけでもなく、むしろ今まで以上にいろんな人とのかかわりが必要となってきます。

これまでは家族という単位で生計を共にし、家族ですべてを感じてきました。人生のすべてが家族であり、自分の人生を生きることが家族の中で大事なこと、家族が一人ひとりの人生を大事に生かそうとして協力し合い、家族という単位ですべてを完結させてきました。新しいサイクルにおいてはこの家族の仕組みが変化していくでしょう。もうすでに家族の関係が崩壊してきております。これまでのような家族の形態がどんどん破壊されていき、1人の人がいれば2人の人がいれば、3人の人もいる。1人や2人で家族を維持するという形態は困難になっていくでしょう。

いずれはこの家族という意識が大きく変化していき、お互いに協力し合うという1つの集まりがつくられていくでしょう。いわゆる自分と共に暮らすのに良い人、近くに一緒にいて、良いエネルギーを維持できる人、そういう人たちが少しずつ集まり出し、肉体の遺伝からつくられる家族とは異なり、ある意味では魂の波動や心の波動によってつくられる家族が現れてきます。血のつながりではなく魂や心の波動としての家族が現れてきて、本当の心の安らぎを手にすることができるのです。

本当の魂を感ずることができる。こういう新しいスタイルがつくられていくでしょう。今そこに向けての変化の時期であるために、肉体的な遺伝にこだわっている人には破壊しか感じられてこないでしょう。しかしもうすでに肉体的な人のつながりから離れていき、ほとんど家族と縁のない人は逆に心や魂のつながり合う人を見つけ、そういう人と一緒に活動する。あるいは本当の人生の伴侶としてお互いに協力し合う。そういう人が現れてきます。

これまでいろんな面において血のつながりで考えていた人生が、本当の魂や心の観点で人生を考えるようになります。そしてこの心や魂でつくり上げられる1つの新しい集まりはさらに同じような集まりを引き寄せ、だんだん大きな集まりへと膨らんでいきます。これが新しい生き方の基本になっていき、新しい価値観と新しい社会のルールが出来上がっていき、お互いに喜びをもって協力し合うスタイルが出来上がっているのです。

今すでに家庭の中にいて、今の家庭が自分の心の置き場がない、心の落ち着く場所がない、この家庭には違和感がある、そう感じてる人は必ずしも今の家庭に執着することなく、魂や心が合う人と家族をつくっても何も問題はありません。むしろ今の物質的な家族にこだわっていると、自分の心がどんどん古いサイクルに入っていき、新しいサイクルに入れなくなっていきます。家族に対して柔軟な考えを身につけていく。臨機応変に人間関係を考え、場合によってはその日だけ重要な人間がたまたまやってきて、重要な話を聞く。でも二度と会うこともなく、人生においてたった一度だけの出会いに人生を変えるぐらいの情報をくれた。こういうような関係がこれからだんだん現れてきます。

家族の中で結果を出すとか、家族の中で回答を引き出すという考えではなく、もう物質的な家族から意識を大きく広げていき、いろんな人との交流の中に自分の人生を進めていく。まずこういう方向性を頭にもつようにしておいてください。ただだからといって、今うまくいっている家族をあえて崩壊させる必要はありません。今、家族がうまくいき、皆が仲良く、一体感を感じている、なんでも相談でき、金銭的にも余裕があり、皆で協力し合っている。こういう家族を無理に崩壊させる必要はなく、こういう家族はこういう家族で十分に新しい家族をつくることができます。

物質的な家族の形態でもそれぞれの個性を発揮させ、それぞれが天につながる心を表現していると、それでも家族の形態がどんどん進化していき、より発展した大きな家族が出来上がっていきます。したがってあえて何かをするとか、こうしなければならないという意味ではなく、今、純粋に自分の心を見ていき、自分が一番落ち着く家族の形態が何なのか、今、落ち着いている家族があればそれが自分の家族であり、自分が何か落ち着かないとすれば落ち着く家族をつくり上げていくのです。

それは自分だけの家族であり、ほかの人にも通用することはないために、自分がうまくいったからといって無理にほかの人を誘う必要はありません。ほかの人はほかの人の心の安らぐ場所が存在しており、自分と同じとは限らないのです。一人ひとりはこうやって心の安らぐ場所を家族としてつくり上げていく。この方向にも意識を向けておいてください。

今日は皆さん方が今年の流れの中で重要な方向性を決めるポイントを伝えていきました。天につながる心をしっかりと身に付け表現できるかどうか。個性をちゃんと発揮して自由な表現ができるかどうか。金銭的なエネルギーに巻き込まれず、必要なものが必要なときに手に入る。こういう富のエネルギーにつながることができるかどうか。自分の心の拠り所となる本来の家族、それをしっかりと自分のを心とつなげることができ、つくり出すことができ、そういう同じ波動の人を集めることができるかどうか。これらが今年、皆さん方がぜひ身に付けてもらいたいエネルギーになります。

これらがうまく自分のものとをすることができれば、天国の扉へと入ることができるでしょう。しかしこれまでの価値観に染まっていて、これまでの生き方を続けていくと、天の扉に間に合わず、また古いサイクルを続けることになります。皆さん方が十分に天の扉に間に合うように、天界からのサポートのエネルギーが流されてきます。天からやってくるエネルギーを身体で感じ、心で感じ、魂で感じてください。

心を自由にさせ、自分が身に付けてきた概念、思い込みを自分で見つけていき、もう不要な概念はどんどん手放していってください。心が自由になる方向へ、自分の考えが向いているかどうか、ほかの人が自由な心になるようにほかの人を感じているかどうか。

なんでも金銭で考え、金銭にとらわれていないかどうか。天界からのエネルギーで肉体を完全に充満させ、魂と完全に1つになり、心を自由にしていく。このエネルギーをずっと保持できるようにしておいてください。


天の世界から皆さん方と心のつながりができたことを喜びとしております。ぜひ皆さん方の学びが知識ではなく、心で身につけていく。自分のものにしていく。そういう学び方へ、天とのつながりをより強くするようにしていってください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。

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